ミスズの空、AIRの夏

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1593巻発売まで後20日記念兼保守 鍵姫外伝
「あゆちゃんのおかげで敵を倒せたよ。本当にありがとう」
「うん。それじゃあボクはこれで…」
これでやっと普通の生活戻れる。
そう思うと少しさみしいけれど、こんな危険な目に合うのはもうゴメンだ。
ここで縁を切るというのがベストだろう。
「じゃあ打ち上げどこでやろうか?」
「えっ!?」
予想だにしなかったミスズの言葉にボクは鳩が豆鉄砲状態だ。
「う、うちあげって?」
「うちあげっていうのは、学生さんが何かみんなで頑張った後にどこかお店に行くことだよ
 あっ、でもこの時間にお店に入ると補導されちゃうから、私の家家でもいいかな?美味しいたい焼きもあるよ?」

うぐぅ…、どうしてボクはこの手に弱いんだ…。
「たい焼き」という言葉につられて、またもミスズの部屋にいる。
「コラ〜、助っ人〜、アンタも飲まんか〜〜」
ミスズは酔いまくってる。未成年じゃないのかな?
「ヒック。コレはなぁ、ワタシがヒック特別にブレンドした『ゲルルンアルコルンジユース』や!」
それはそれは、秋子さんのジャムと同列にできる数少ない食物だと思う…。
「一気に飲め言うとるやろ助っ人〜」
「う、うぐ、…ぅ」
何かの魔法だろうか、体が勝、手、…に…。
「よし、ちゃんと飲んだな。次はミスズちんのちょっぴり恥ずかしいがおがお切ない過去の秘密を告白コーナーや〜!」
遠くなる意識の中、そういえばこんな話し方どこかで聞いたことあるな、そんなどうでもいいことを思いながら暗闇の底へと落ちていった。

>>142へと続く(?)