あなたの運命よ
初音、そのお兄ちゃんを
耕一さんを…
殺しなさい
2 :
名無しさんだよもん:2005/05/31(火) 00:50:27 ID:sMmMnrayO
2
3 :
駄スレ認定委員:2005/05/31(火) 01:21:51 ID:ZU++ZuY60
田中希駄スレ
そういやこんなネタもあったなあ。
さすがGA、SFアニメw
オーバー 「約束の扉をくぐりし者よ、我が名はオーバードーロ。汝は、我らへの問いを携えてここへ来た
のであろう。それの全てに答えを預ける」
ミルフィーユ 「これって、どんな質問にも答えてくれるってことですか?」
オーバー 「然り」
ミルフィーユ 「う〜ん…それじゃあですね、見たところ、男の人ば〜っかりですけど、むさ苦しいな〜とか、
汗臭いな〜とか、女の人にモテたいな〜とか、寂しいな〜とか…」
GAってそんなガチンコSFネタまでやってたのか……野尻も関わるわけだなあ
去年末の津波の時おもいっきり幼年期の終わりを思い出したぜ
ってもう半年前かよ、早!
7 :
名無しさんだよもん:2005/06/03(金) 01:12:18 ID:Ce4Hy7gL0
7
11
9 :
名無しさんだよもん:2005/06/04(土) 22:30:33 ID:EQYD9NaT0
CAMEDIA C-770 Ultra Zoom と xD-ピクチャーカード TypeMシリーズにおける
機能の制限についてのお知らせ
2005年 5月 25日
CAMEDIA C-770 Ultra Zoom と xD-ピクチャーカード TypeMシリーズにおける
機能の制限についてのお知らせ
平素より、弊社製品に格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。
CAMEDIA C-770 Ultra Zoom におきましてxD-ピクチャーカード Type M シリーズをご使用になられた場合、MPEG4の画質
モードに音声を録音する動画撮影ではご使用いただく事が出来ません。
MPEG4以外の画質モード、若しくは、音声録音を行わない動画撮影、又は静止画撮影は問題なくご使用いただけます。
お客様にはご不便、ご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます。何卒、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
現象の回避方法
CAMEDIA C-770 Ultra Zoom にxD-ピクチャーカード Type Mシリーズをご使用にて、動画撮影される場合は、下記条件
の何れかに設定してご使用いただくようにお願い申し上げます。
1.画質モードを "SHQ"、"HQ"、"SQ" のいずれかに設定する。
若しくは、
2.ムービー録音を"オフ"に設定する。
ttp://www.olympus.co.jp/jp/support/cs/DI/Info/c770uz/diif20050501.cfm オリンパス、xDピクチャーカード「Type M」でC-770に機能制限
〜音声付きMPEG-4動画記録が不能
オリンパスは25日、Type MシリーズのxDピクチャーカードと「CAMEDIA C-770 Ultra Zoom」の組み合わせで、MPEG-4形式
での音声付き動画記録機能が利用できないと発表した。
Type Mは、大容量化技術MLC(Multi Leve Cell)を採用したxDピクチャーカードの新シリーズ。現在、3月発売の1GB品
が市場に出回っており、オリンパスブランドの型番は「M-XD1GM」、富士写真フイルムでは「M1GB」。容量表記の行頭に“
M”の文字が入るのがType M、容量表記のみが従来シリーズ。
ttp://dc.watch.impress.co.jp/cda/compact/2005/05/25/1597.html
10 :
名無しさんだよもん:2005/06/05(日) 13:37:41 ID:VuQdmius0
11 :
名無しさんだよもん:2005/06/05(日) 21:38:14 ID:TdrwVESY0
ひょっとしてこのスレはハヤカワSF版じゃなくて創元SF版だったのか。。。
12 :
名無しさんだよもん:2005/06/11(土) 15:56:14 ID:vGtIcK9o0 BE:363766289-##
へヘ ヘへ ヘへ
/〃⌒⌒ヽ 〃⌒⌒ヽヽ , '⌒⌒ ミ丶
観鈴 観鈴観鈴 〈 〈 ノノノハ))) (((ハ)))) 〉〉 〈(.(.ハヽヽ 〉〉
観鈴朕 観鈴観鈴観鈴観鈴 |ヽ||´ ∀`|| ||´∀` ||丿 ∩||´∀ `||/|
観鈴観鈴 観鈴観鈴 観鈴観鈴 ⊂[リ∨╂リ]⊃ [リつ╂リ]⊃ ヽ[リ╂∨リ]⊃
観鈴観鈴 観鈴朕 観鈴朕 リ /リリリリリつ リ/リリリリリ リリリリリ 从
観鈴朕 観鈴朕 観鈴朕 (_ノ し(_) し ヽ.)
観鈴朕 観鈴朕 観鈴観鈴 観鈴観鈴観鈴観鈴 観鈴観鈴観鈴観鈴朕
観鈴朕 観鈴観鈴 観鈴観鈴観鈴観鈴 観鈴観鈴観鈴観鈴朕 観鈴観鈴観鈴観鈴朕
観鈴朕 観鈴観鈴 観鈴観鈴 観鈴朕 観鈴朕 観鈴 観鈴 観鈴朕 観鈴
観鈴朕 観鈴観鈴 観鈴朕 観鈴 観鈴朕 観鈴朕
観鈴朕 観鈴観鈴 観鈴朕 観鈴観鈴観鈴 観鈴朕
観鈴朕 観鈴観鈴 観鈴朕 観鈴観鈴朕 観鈴観鈴観鈴 観鈴朕
観鈴朕 観鈴観鈴 観鈴朕 観鈴観鈴朕 観鈴朕 観鈴朕
観鈴朕 観鈴観鈴 観鈴観鈴 観鈴朕 観鈴朕 観鈴 観鈴朕
観鈴観鈴朕 観鈴観鈴観鈴観鈴観鈴 観鈴観鈴観鈴観鈴 観鈴観鈴観鈴観鈴朕 観鈴観鈴朕
観鈴観鈴朕 観鈴観鈴観鈴観鈴観鈴 観鈴観鈴 観鈴 観鈴観鈴観鈴観鈴 観鈴観鈴朕
翼人の正体がオーバーロードだった件について
月面の未踏であるはずの洞窟から、調査隊が死体を発見した。
すぐさま地球の研究室で綿密な調査が行われた結果、驚くべき事実が明らかになった。
死体はどの月面基地の所属でもなく、世界のいかなる人間でもない。
ほとんど現代人と同じDNAを持った生物であるにもかかわらず、
「彼女」には翼が生えていた。
謎は謎を呼び、一つの疑問が解決すると、何倍もの疑問が生まれてくる。
同じ頃、全くの偶然から、高野山に「彼女」とほぼ同じDNAを持つ即身仏が発見された……
スレ違いなんだが、「葉鍵を継ぐもの」スレがみあたらなかったのでこっちに書いてみた。
ちょっと後悔している
15 :
14:2005/07/17(日) 23:18:07 ID:NKPt+Bno0
目欄が残ってるのに気がつかなかった。
半月以上スレが進んでないことに気がついた。
_| ̄|○
記憶や人格などの情報をコンピュータに「ダウンロード」することが可能となった21世紀の半ば、
ソフトウエア化された意識、<コピー>になった富豪たちは、コンピュータが止まらないかぎり
死なない存在として、世界を支配していた。その<コピー>たちに、たとえ宇宙が終わろうと
永遠に存在しつづけられる方法があると提案する男、岡崎朋也が現れた。
朋也は、「幻想世界」にてコピーとして暮らした際にある洞察を得たという。
そして、その洞察から導かれる「真の不死」を彼ら大富豪の<コピー>に提供するというのだ。
自分は18人目の生身の岡崎朋也……
ただし「喧嘩のやたら強い女の子と一緒に暮らす岡崎朋也」のため、
19人目もしくはそれ以上になりつつある
……であり、自分の過去には先行する全ての自分が含まれる、と。
13個の光の玉を同時に持ち、「幻想世界」で構成された母である娘との記憶を持ち、
医者に正気であると保障された朋也の真の目的とは……
地球の衛星軌道に忽然と謎の小惑星が出現した。
〈ポテト〉と名づけられたその小惑星に、すぐさまアメリカを中心とする
調査隊が派遣された。
調査隊の報告は恐るべきものだった。〈ポテト〉は巨大な宇宙船であり、
しかも内部に保存されていた資料から見て、"未来の地球人"の手になるもの
だったのである。しかもその資料には、これから起こる熱核戦争の結果
までもが詳細に記されていたのだ
黄金週間明け、ことみは学校から消えた
"アメリカでの研究生活を始める"それが朋也達になされた説明だった。
しかし、実際に彼女が向かったのは〈ポテト〉である。「超弦理論による
17次元空間における非重力歪曲測地線:超常空間の視覚・構造化と確率
集合へのアプローチ」父母の研究を引き継ぎ、図書館で書かれたその論文に
より、彼女は「最後の切り札」として〈ポテト〉に送り込まれたのだ
〈ポテト〉に残された資料は、ここが、未来の地球……より正確には、
僅かにずれた平行宇宙にある地球の未来……から来たものであること、
そして微かな違いはあるものの、これまでの歴史は我々のものと一致し、
核戦争による破滅を避ける材料がないことを示唆していた。そしてもう一つ、
ここは、〈ポテト〉自身よりも長い、無限とも思えるほどに永い〈道〉の
始点だったのである
そして、ことみは研究を開始した。町と、友達と、朋也を守るために
18 :
下巻:2005/08/05(金) 01:08:40 ID:1YhemTrW0
だが、その努力も実らなかった
資料に記された日からは少し遅れたが、結局、地球は狂気の核戦争により
壊滅したのだ。ことみが〈道〉の奥深くからの未来人の使者により
連れ去られ、その場に居なかったのは、幸いだったのかもしれない
〈道〉は、ことみの生み出した理論の応用だった。それは、超弦の狭間を
まっすぐ、無限遠まで伸びるものであると同時に、他の宇宙へのゲートでも
あった。直感的に、彼女は理解する。核戦争が起こらず、その世界のことみが
未来人の都市に行き、「私」がまた友達と一緒に暮らせる……そんな
「私が戻るべき世界」が存在すると
そして、その機会はやってきた
「私が戻るべき世界」の存在は、それ以上に圧倒的多数の
「私が行くべきではない世界」の存在をも意味する
チャンスは一度
それでも、ことみには確信があった
全ての演算が一点を指し示す
戻ろう、朋也くんのところに……
2004年4月、ことみは坂の下にいた
見覚えのある満開の桜並木
切り倒されたはずの桜並木
そう、彼女は失敗したのだ
ここは、「智代アフター」の世界だったのである
「えいえんはあるよ」「ここにあるよ」
みずかのキスと共に盟約は発効した。彼女が変異性ウィルスを
媒介に送り込んだナノマシンは、折原浩平の前頭葉に定着し
増殖を始める。マシンが臨界量を突破し、細胞構成を変化させて
波動関数の収縮因子を阻害できるようになるには数年かかるだろう。
だが、浩平が--正確には拡散中の浩平であるところの「ぼく」が--
その使い方をニューロンパターンに定着させるのは数ヶ月で
済むはずだ。
本来であれば、「死ななかったみさお」を選択するだけで
良いはずだったバブルメーカー先遣者は、地球人の持つ予想以上の
収縮能力によって失敗した。みさおとしての肉体を失った彼女
最後の試みは、兄である浩平の使われない脳神経への転移だった。
彼に収縮阻害能力を与え、それが十分使いこなせるように
なったところで、みさおを失ったトラウマから彼女を見つけ
出してもらう。無論、原理も知らずに収縮を行う地球人の彼が、
能力をそのように使うかどうかはに多世界解釈世界の住人である
彼女にとっても賭けだ。
だが、他のバブルメーカー達にこれを知らせ、地球を封じ込め
なければ、彼女達自身の可能性(=世界)が潰えるのも時間の
問題だろう。それほどまでに地球人の収縮能力は強力で、
なおかつその観測可能範囲(収縮を行ってしまう領域)は
日々増え続けている。
浩平が高校2年となった冬、盟約は発動した。
ぼくはみずかを(みさおを)発見し、彼女と共にえいえんのせかいへ
行った。地球における彼が、物理的に消えたわけではない。
だが、ぼくは如何に蓋然性が低い事象でも起こし、それを
収縮させるさせることができる。
「たまたま、誰も浩平の方を見ない」
「浩平を映すカメラはたまたま(浩平だけが写らないように)故障する」
「浩平はたまたま誰の記憶からも漏れ落ちる」
:
:
風が、彼女の知りえた情報を仲間に届けた。だが、ぼくとみずかが
そこに戻るには、地球人の目(=観測そして収縮)が多すぎる。
このまま、バブルメーカーによる援助、すなわち可能性空間の
パンクによる全ての収縮機能の無効化(全人類による永遠の共有)を
待つか、浩平とヒロインとの絆による現実への収縮(永遠の終わり)を選ぶか。
いくつもの、幾億もの、事実上無限といえる有限の可能性が分岐し、
そして収縮する。
それを決めるのは、「観測者」即ちプレイヤーである貴方自身である。
「えいえんは、あるよ」 彼女は言った。
「ここにあるよ」 確かに、彼女はそう言った。
永遠のある場所。
…そこにいま、ぼくは立っていた。
もしかして、本当に住人俺だけ?
そういうなって。
キスで発効つーと、むしろ「ブラッド・ミュージック」かと。
返事があるとは思ってなかったよ。ありがとん
「久遠」終わったんで、次は「ブラッド・ミュージック」読んでみる
24 :
名無しさんだよもん:2005/10/05(水) 22:44:01 ID:hwFD3faH0
_
r-、' ´ `ヽr-、
ィ7 /l: ハヽハ トヾ 駄スレを隠すことは、この俺が許さん!
'|l |'´_` ´_ `| || 信念に基づいて行動する。
| |´ヒ} ヒ}`! l| それを人は正義と言う。
__ノ゙). 从 l, _'_. |从 今俺が行ってることは、上げ荒らしではない。
,_'(_ ノ_ヽ ヾl.> - ,イ;リ 正義という名の粛清だぁ!
{ f:テ} {'f:テ}',/\ヽ--//ヽ
ヽ,r─‐ 、ィ .、、 i l>Y<! i '、 バーニング!
/ iゝ_ノ iヽ /l |l l ',
lンヽ/ムノじ
こうして、水瀬秋子の指揮したコンピュ・ドラマ「リア王」は大成功を収め、
彼女はその名声を不動のものとした。次作を模索する彼女の元に訪れたのは、
とあるSF作家だった。彼は提案した。
「私の小説をコンピュ・ドラマにしませんか?」
その作品は一流とされている。ただしそれは「SF界」という狭い範囲でだ。
彼は成功している。だが、それは「SF界」だけのことでしかない。
彼は言った。「作品を後世に残したい」と。
秋子は迷う。
これは、リア王の次作として相応しいものなのだろうか?
私だけでなく、リア王に関わった全てのスタップの名声を傷つけないだろうか……?
「了承(1秒)」
コンピュ・ドラマは従来の演劇と違い、役者がそのまま演じるものではない。
だが、秋子はある程度の配役を決め、それを重視するという手法をとっている。
イメージはあった。
「理性子には、佐祐理さん、あなたを」
「あはははーっ」
「この物語の要となる感性子には、舞さんを」
「はちみつくまさん」
「そして、親性子には……」
秋子の目が祐一を捕らえた
「産むの俺ぇーーーーっ?!」
26 :
おまけ:2005/10/06(木) 01:56:52 ID:xinuLO7M0
「佐祐理さん、舞。子作りしよう、子作り(ハァハァ)」
「あはははーっ」
「ぽんぽこたぬきさん」
クラナド中は俺も順列都市思い出したよ
渚の幻想世界での記憶って、ダラムの塵理論に通ずるような気がしてたな
つうか麻枝ってSF者だろ。毎回なにげにSF要素入れてくるし
まあ、ファンはそんなの無視してひたすら萌えに走ってるがなw
そういやMOONの頃からSFテイスト入れるのが好きな御仁だったね。
SFというと、涼元氏はまさにそのSF者ですね
しっかりしたSF + 萌え要素 ……む、俺のツボそのものかも
ブラッドミュージック読了。THX>22
これ読んでて怖かった俺は旧人類だな
書く材料はそろったが、纏める自信はちょっとない
いつ彼が生まれたのかは判っていない
彼が生まれたのは偶然で、他の単純な(しかし彼とは別の)生物と接触できたことも偶然に過ぎない
彼は、彼らとなり、その知能のため有利に増殖し、僅かに期間で地球を覆うかに思われた
だが、彼らは多すぎた。知能を持った多すぎる個体数のため、
彼らはその自重に耐えることができず、情報のブラックホールへと落ち込んだ
ベースとなる生物がまだ単純であり、使用できるイントロン領域が小さかったゆえに、
それを回避できるだけの変化もできなかった
地質学的年代でカンブリア爆発と呼ばれる生物の急激な多様化を残し、彼らは表舞台から消えた
取り付いた生物を種に、僅かに増殖する。同類と出会った時、情報を引き継ぎ一方だけが残る
それが、彼ら"ヌーサイト"の学んだことだった
主となる生物は移ろいながら、時代は過ぎる
地球の記憶を引き継ぎながら、彼らもまた悠久の時を越える
「余の最後の命である。末永く幸せに暮らすのだぞ…」
最後の翼人、神奈。人の形をした最後のヌーサイトが封じられた
柳也と裏葉は、神奈からの細胞を受け継いでいた。二人が変わらなかったのは、
作戦なのか、体質なのか、神奈の最後の願いなのかは判らない
いずれにせよ、二人はヌーサイトを保持し、記憶を子々孫々に伝えていく
高野山上空、やや不自然に空が歪む一点に、かつて神奈の形態をとっていたモノは封じられていた
僧兵たちによる隔壁は、ここをマクロな物質が通過することを許さなかったが、
細胞大のものが浸透することまで防げるわけでもなかった。
隔壁を越えて染み出したわずかなヌーサイト達は、何年かに一度、羽根となって各地に散り、
翼人を引き継ぐに足る者を探した
それは目的を果たせないまでも、地球の記憶を、人々の想いをイントロンに乗せて還ってきた
羽根には、発達した人間の文明が見出した、観察による時空間事象への影響とその数学的解、
すなわち、古代、彼らが犯した過ちとその回避に関する情報が含まれていた
1000度目の夏、観鈴は最後の夢に近づいていた。彼女は、これまでの幾人もの観鈴とは違う
往人が引き継いだヌーサイトの導きにより、エネルギーとして自らを観鈴に与えた
そして、晴子が、母として最後までみすずを支えた
「もうゴールするね…」
地球の記憶全てを受け継ぎ、みすずは変化した
「うちをひとりにせんといてやっ…。な、観鈴……観鈴ーっ…!」
翌朝、布団に横たえられていたはずの彼女は、パジャマを残して消えていた
母は、それが、観鈴の身に起きていた"なにか"の延長であることを悟った
最初の異変は河原崎さんだった。配達された牛乳が取り込まれないことが二日続いた
三日目以降は牛乳配達員がこなかったため、河原崎家になにがあったのか知られる事はなかった
佐久間リサイクルショップが回収を行わなくなり、武田商店の前にたむろする子供達が消えた
しのさいかのお見舞いが途絶えた。それが問題となる前にお見舞いの必要はなくなっていた
ハザードが日本中に広がる中、聖と佳乃は、チャーター機にてアメリカに向かった
カリホルニア州ラ・ホヤにあるジェネトロン社の完全隔離研究室で、姉妹は検体生活を送る
数日の後、聖に彼らからの問いかけが始まった。
----神尾……観鈴さんが最初だったのか?
/観鈴/は受け継ぐ者。最初ではない。彼女はすでにわれわれの一部として記号化している
----一部であるとは、よくわからないな
我々の*地球の記憶*が<<人格>>/観鈴/を活性化する。我々のレベルに参加したいと<<願う>>か?>
----わたしがきみたちの仲間になれというのか?
我々はすでにあなたの各部分を記号化し、多くのチームになおしている
あなたの<<魂>>を記号化しループを完成してもいい。あなたは我々の一員になるのだ
一時的でもいい。いまでもそうできる
----怖いな。きみたちがわたしの魂を内側から盗んでしまうのが
あなたの精神の全断片から許可をうけるまでは、最後のプロセスをスタートしないでおく
「お姉ちゃん……」
「どうした、佳乃」
聖への問いかけと同様、佳乃もまた彼らのコミュニケーションを受けていた
彼女は、この現象をおぼろげながらにでも理解する姉と違い、ただの女子高生だったが、
別の羽根による感染者でもある。理解は叶わぬとも、佳乃は彼らを十分に知っていた
「先に、行くね……」
佳乃は変化した。佳乃の後を追い、聖は最後のステップを踏んだ
堤防に、晴子が座っていた。夜明けが近かった
すっかり形を変えた景色に影が生まれだす。晴子だけがいた
これが観鈴の背負っていたものであることは明白だった
法則が変わりつつある
「観鈴、やろ?」
返事はなかった
「居候もおるやろ」
やはり返事はなかった
だが、晴子には判っていた。彼女がひとりっきりでないことは
暗闇の半球が移っていくあいだ、大地はとても静かだった
一日が発作的にはじまり、
長いグレー・オレンジの輝きを波のない大洋と動かぬ陸の上に投げかけた
光の同心円がちぢみゆく太陽から逃げてゆく
地球は、ふるえる長い溜息のあいだ、渦の中でもちこたえていた
時がくると、都市も、町も、村も、家も、小屋も、テントも、晴子のいた堤防も……
ぬけ落ちた繭のように、からっぽになっていた
ヌー領域はその翼をふりひらいた
翼がふれると、星々は踊り、祝い、燃える雪片となった
ディアスポラ読んだよ
俺の個人観境は幻想世界
イーガンは先に万物理論を読みたかったんだけど、
ディアスポラの方が先に借りれそう
幻想世界っぽいのか。楽しみ
んー幻想世界っぽいっていうわけではないのだが、なんというか、自由度があるというか……
まあじっさいにその目で確かめてみなされ。
万物理論よりも葉鍵と絡ませやすいのは事実w
限界まで達した人口過密に、窮極の解決策がもたらされた。
だれもが1週間に1日しか生きられず、残りの6日は"固定器"のなかで
過ごすことが義務づけられたのだ。かくして、曜日ごとに、まったく
ちがう世界が展開されることになった。だが、厳しい監視の目を
かいくぐって、曜日の壁をすり抜ける〈曜日破り〉があとを絶たない。
火曜世界の学生折原浩平は、(曜日破り〉の一員である。
曜日毎に7つの人格と7人の彼女を持つ彼に起きた事件とは。
緻密な構成で織りあげた傑作SFサスペンス。
・曜日(シナリオ)によって別人
・メイン人格におけるヒロインは長森瑞佳
・事件により、曜日世界にいられなくなった浩平は、
深層心理に隠れた8番目の人格"ぼく"となり、曜日世界から逃亡する
・不老不死でえいえん
・実は、月曜世界だけ彼女じゃなくて男
落ちたスレを過去にさかのぼって保守
ディアスポラ読み中。「個人観境は幻想世界」ってのはそういう意味だったのだなー
しかし、どうやって葉鍵と絡めよう
と保守(ぉ
レスがつかん
U*
そこは、原始的と思われた5次元生物が住みやすいようになっていた。
偶然……ではない。彼らこそがそれを行っているのだ
次元方向毎にそれぞれ1つの腕を持ち、ゆっくりとした動作をする彼らに、
架橋者オーランドが臨む。
何人もの、少しずつバージョンを変えたオーランドが、5次元生物に近づいていく
「貴方たちがトランスミューターなのですか?」
「(ヒトデ……)」
違うらしい
「そうでなければ……」
「変な人はあっちに行ってしまいました」
話がかみ合ってるのか、かみ合ってないのか微妙ではあるのだが、
そちらにトランスミューターの残した遺跡があるようだ
「もう少し話ができますか」
(>ヮ<)「風子惚れられてしまいましたっ」
それが元肉体人としての矜持なのだろうか、コピーを取らないオーランドを
ヒトデ型生物の元に残し、ポワンカレCZはトランスミューターを追った
あけおめ
今年もぼちぼちと変なのを書くつもり。暫くはディアスポラネタでしょうか
ことよろ