1 :
名無しさんだよもん:
葉鍵板にあるスレの半数以上が50レス以下。
それ、2ゲットだ!
空しい・・・。
確かに
4 :
名無しさんだよもん:2005/05/11(水) 21:39:02 ID:3THftLdC0
虚し過ぎる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
5 :
名無しさんだよもん:2005/05/12(木) 23:25:26 ID:arfG1lLb0
6 :
名無しさんだよもん:2005/05/14(土) 20:22:45 ID:3vCThCbv0
3年か4年ほど前、満員の京浜東北線の中でKANONの小説(真琴編)を読みながら、ぼろぼろ泣いてるおっさんがいた
それは痛い話であって、怖い話とは違う
ええと、このスレ再利用してみてもいいですかね?
1週間様子見てましたが、あまり需要も無いようですし。
現在の「葉鍵板にあるスレの半数以上が50レス以下」なようですし。
今から20時間以内にレスがなければOK
了解 <(´ー`)
12 :
名無しさんだよもん:2005/05/15(日) 22:25:48 ID:XP5ITKM10
つちへん阻止
特に実のある話が出たわけでもないので再利用OKと判定
再利用といったって
おお名無しさんのここがダメだよ葉鍵板スペシャル
とかそういうことされるんあら御免だけどな。
>>12 乙です(笑
>>13 ありがとうございます。
ガイドラインを思い起こしますね。
>>14 んー、まあそういうわけでもないですけどね>ここがダメだよ葉鍵板SP
しかし専属のチラシの裏にしようとは考えているわけで。
気が向いた時に、書きたいことを書きたいだけ書く、と。
義務とかそういうのではなくて。
テーマは設定しますが、それに沿ってつらつらと。
元々が脳内でまとまりきらずに放置されていたものですからして。
ええ。しかしある意味葉鍵板では怖い話かもしれませんよ?
なにせ、某カップリングについてですから。
いまさらあの話誰も食いつかないと思うが…
>>16 いえ、私が何となく書きたいものですから、気が向いたらへらへらやってみようかと。
別に誰に対して書くというわけでもないです。
強いて言えば自分に対して、でしょうか。
とどのつまりは自慰行為です。
書きたい時に書きたいだけ、書く。
書かないかもしれないけど、その時はその時で。
その結果スレが荒れようと落ちようと、それはまあそれとして。
書き捨ての出来る場が欲しい、というわけでございます。
さて……(´ー`)旦~~
そろそろあれですかね、黙認と言う事でよろしいでしょうかね?
過疎板の片隅で、駄コテが叫ぶ。
いや、叫びませんが。
過去ログ漁ってたら懐かしいAAが出てきたので、貼っときますですよ、お兄さん。
__ _
〃 へ ∧ヽ、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
l γノノリ))))) < あ、あたし、あたし、北川君のことが……っ!
ノ K イ l K \___________________
(λ))、" 。"ノハ)
)γ((〈`只´〉((
((〈__,))V||.V__)ゞ
゙ゝ、 ̄|。]つ〈_.〉
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
美坂チームに |
3000点 |
さてさて、では類型の改訂版貼りますですよ。
@アーキタイプ……原型。原作『kanon』という作品における、純粋な北川像。
同級生A。学食マスターや祐一とのやり取りなどでそれなりの性格は
うかがえるものの、それ以上ではない。
立ち絵や多少の出番があるというのみで、斉藤や石橋と同様の端役。
例えるならばRPGでの「道案内してくれる人」「アイテムくれる人」
より少しましな程度。最大の見せ場はあゆシナリオの人形探しであるが、
このことは付き合いの良さを印象づけこそすれ、「彼が掘り当てた」
というその事実もシナリオ上ではあまり重要性を持たない。
そのままのキャラとして動かすことは可能でも、端役以上にはなれない。
原作の定義はPC18禁版、全年齢版、コンシューマー版などで微妙に
異なるが、こと端役だけにそれほど大きな変化は生じないと考えられる。
Aノーマル ……通常の北川像。原型よりもう少しましで、等身大の友人キャラとして
認識される。この時、創作者や受け手は「学生時代の級友の記憶」を
フィードバックさせていることが多いと思われる。
このフィードバックによって形成される友人像とは、具体例を挙げれば
「明るく気さくな」「勉強・スポーツ共にそこそこ」「お調子者」などの、
良く言えばつき合いやすい、悪く言えば毒にも薬にもならない奴。
しかしながらその辺りの具体的な設定は、原作にほとんど存在しない。
その様な点では、同様の友人キャラ(住井、雅史、彰、大志ら)よりも
影が薄く、インパクトが弱いと言える。
また、原作での家族構成や内面の描写が希薄なため、SS等二次創作で
扱いやすくはあるが、中心に据えることが難しい。
多くの人はこのAか、Bとして北川を捉えているようである。
Bアドバンスト……発展型。原作以外の公式メディア設定を取り込んだもの。
「原作以外」としては原作者である久弥直樹氏の二次創作作品、
ビジュアルファンブック、公認アンソロジーやドラマシリーズ、
ノベライズ版、テレビアニメシリーズなどが挙げられる。
「潤」という名前を与えられ、妹がいることが判明し(これは準公式)、
アルバイトをやっており、香里とは三年(本編では二年)連続同じクラスで、
また香里にほのかな恋心を抱いているらしく描写されている。
それゆえ原発生的北×香ほとんどは、ここに触発されているかもしれない。
通常の北川萌えの多くは、このBとCに位置すると考えられる。
しかし、原作をプレイするのみにとどまり、@あるいはAで北川を認識する
人々に、これ以降の類型は理解できないと思われる。
Cヴァリアブル……可変型。原作以上の設定が様々に追加された北川。
一人暮らしを営んでいたり、両親は他界していたり、兄や姉がいたり。
アルバイトの具体的な内容やそれにまつわる人間関係、あるいは内面や
知られざる過去の描写があったりする。実は武道をたしんでいたり、
妙な特技があったりする。性格から来る情報通な一面も。
奇跡を起こすほどではないにしても、キャラクターとしての肉付けが
行われているタイプ。通常、北川を主とするSSを展開するのであれば、
こうした類推解釈や後付の設定は不可欠となる。
追加される設定には創作者によって幅があるが、「普通の少年」という
枠でくくれる設定。
カップリングが進行するのはこの類型に多い。
Dアナザー ……その他。@〜Cのいずれの類型にも属さない、または枠でくくれないもの。
ある意味もう北川やめちゃってます状態。
創作者の愛情が炸裂しているとも、あるいは暴走しているとも。
ギャグ系では、かおりんナックルをもらいまっくているうちに不死身の
肉体を得ている設定が多い。あるいは声優絡みで熱血主人公だったり。
奇跡を起こしたり。他のヒロインと過去に出会っていたり。祐一にも
劣らないヘビーな過去を持っていたり。実は人間じゃなかったり。
ここまで来るとすでに二次創作というより、翻案と呼ぶべきかもしれない。
あるいは、三次創作とするべきだろうか。
以上です。
Dにつきましては以前も指摘がありましたように、類型そのものから切り離しておくべきかも
しれないとも考えました。
しかし、「通常以上」という北川像もまた強い印象を残しているものですから、そのまま残しました。
また以前本スレでご指摘いただきました部分は改訂したつもりではありますが、例によって
叩き台でありますので色々と突っ込み、再考する余地はあるかと思います。
何せ、前の時から2年半ほどが経過しておりますため。
特にDを巡る事情は微妙に変化しているかもしれませんね。
ま、ま。とりあえず今宵はこの辺で。
そしてまた、メンテ替わりに過去ログ貼るデスよ。
>177 名前:おおさか@つちへん ◆Fok/OOSAKA 投稿日:02/12/11 19:46 ID:IgdQ5yFz
>えー、色々あるかとは思いますが
>>142さんへとりあえずひとつ。
>
>私が展開しているのは、あくまで
>
>・北川×香里の可能性を模索すること
>・その比較対象としての各シナリオ
>・祐一(あるいは、俯瞰したプレイヤー)視点ではない
>・そもそもがくっつく、くっつかないの色恋沙汰
>・あくまで比較であって、その結果を優劣に結びつけるつもりがない
>・「相沢祐一というキャラクター」「栞のジレンマ」も、いずれも北×香のための枕
>
>ですから。
>そしてここは北川スレであり、香里スレでも主人公スレでもシナリオ討議スレでもないですので。
>そして、まだ全て終わっておりません。
>以上の点をお含みください。
更にここは北スレでもない罠。
>191 名前:おおさか@つちへん ◆Fok/OOSAKA 投稿日:02/12/11 22:59 ID:N+Zr5ujr
>
>そのうえで確認しておかねばならないことですが。
>私が主張し、また現在良いように書いております北×香観は以下のようなものです。
>
>・ シナリオ的には栞シナリオ、本編ハッピーエンド後(栞生存、美坂姉妹の関係修復
>・ 栞と祐一は恋人同士
>・ 北川と香里は……(言いっこなし・笑
>・ 名雪は共通の良き友人(祐一への恋心を全て吹っ切れたかどうかは微妙。少なくとも表面的には平静
>
>これまで少々あやふやだったかもしれませんでしたが、これで統一してしまいましょう。 >
>少なくとも私が「北×香」と言った場合には、デフォルトで上記の条件であるものとします。
>これをさも一般的なものとしようとしたところに今回の混乱の原因があるようですね。
>
>北×香を論じる以上、北川にはノーマル以上の要素が不可欠になります。
>そのためには類型B以上の北川を描くしかなく、そのうえには何らかの要素を付加し、独自の解釈を
>押し進めるしかありません。そしてそれは、恐らく北×香を主張(これが議論的であるということでしたら
>採用)されている人間の数だけ存在すると思います。
>むろんそのパラレルワールドの中には他の方の条件と合致するものもあれば、相容れないものもあるかと
>思います。例えば、私と
>>142さんのように。。
>
>私が先に展開したのは、あくまでも私の主張です。皆さんに理解していただくために広げている風呂敷です。
>ある意味私自身が納得するために論を展開しているもので、その正当性を呼ばわるものではありませんし、
>また他者をおとしめたり、ないがしろにする意図は毛頭ありません。
>「ご指摘願います」とは申しましたが、それは新しい見方や論理の陥穽を突っ込んできただくためのもので、
>議論を望むものではありません。
>しかし意見を募った時点で既に議論であるというのであれば、私がいまやっていることは不適切であり、
>これを行うに際して言葉が足りなかったと思います。
>.194 名前:おおさか@つちへん ◆Fok/OOSAKA 投稿日:02/12/11 23:17 ID:N+Zr5ujr
>>>.192
>そういう意味では上で「北川と香里は……」と言っていることでお察し下さい。
>
>もうそれこそ最燃や北川スレの無かった頃から何度も何度も言っているのでほとんど忘れてましたが、
>
>私は北川萌えです。
>より正確には、北川×香里萌えです。
>更に言えば、北川×香里になりかかって閉塞している世界萌えです。
>
>なかんずく結ばれそうで結ばれない、良いところで邪魔が入る。周りはみんな良い奴らで、主人公はぱっとしない君で、
>んでもってヒロインは高嶺の花で、でも二人とも恋愛には非常に不器用で、時間軸を忘却したようなその世界の中で
>意地っ張りなヒロインが少しずつ、少しずつ主人公のことを意識してゆく、そんな世界萌えです。
>
>二人が結ばれる、すなわち恋愛が成就するようになって始めて時は刻まれ出し、世界が崩壊します。
>すなわちそれは物語の結末にほかならず、しかしそれを望みながら終わって欲しくはなく、かくしてエッシャーの >
>無限階段の如き世界はエイエソに続くのです。
>
>ある意味それは私の望む「えいえんの世界」にほかなりません。
>
>まっこと、まことに業深きものでございます(笑
いやはや全くで(笑
このうえで香里や祐一、あるいは結局具体的に出ていない「栞のジレンマ」について、
さらには恋愛論とかラブコメ観とかツンデレ概論とか必要になるやもしれません。
しかしそれらも前例に漏れず風呂敷になる悪寒。
まあボチボチと逝きたく思います。
はい、今日も手前定規に風呂敷風呂敷。
>978 名前:おおさか@つちへん ◆MIKOz50k 投稿日:02/05/17 01:12 ID:RK4x7cRC
>とりあえず書いたので、貼っておきます(笑
>
>で、北川のことでしたね。
>ウィスキーなぞやりつつANGELIAかじりながらつらつらと考えますに、やはり似ているんでしょうね。
>決して一線級になれないところとか、情けないところとか(笑
>そして、ラブコメ厨であるところの自分にとって、ラブコメの主人公として理想的な世間の扱いが
>あったところ、でしょうか。
>北川が香里に惚れているのは本編中の微妙な描写や、各種ムック、また久弥氏の同人誌でも明かです。
>しかし、それは何と高嶺の華なのでしょうか。
>香里は確かにいい女です。歴代のヒロインにも負けません。例えば『めぞん』の響子さん、『きまぐれ☆
>オレンジロード』のまどか、『星くずパラダイス』の、りな。いずれ劣らぬ徒花様の名花なれど、
>彼女らはいずれもフリーでした。冴えない主人公達にもチャンスはあったのです。
>けれど、栞ハッピーエンド以降(出てきませんが)を除くと、本編中の香里は常に栞という愛憎にまみれた
>呪縛の中にあります。とてもではないですが、北川が入り込む余地は無さそうです。しかし、それだから、
>それだからこそ燃え上がるのです。
>障害があった方が、愛は強く美しくなるのです。
>それもまあ、ふたりの間に愛が芽生えての事ですけれども(笑
>北川の前途に、幸あれ!
>.285 名前:おおさか@つちへん ◆Fok/OOSAKA 投稿日:02/12/18 16:08 ID:BavPdvSa
>>>.274
>私も同じようなもので。
>最初のプレイではまさに「気の良い友人A」で終わってしまいましたから。
>その時はあなたと同じように「モテそうだ」とは感じました。東鳩の雅史のように。
>ただ、「美坂チーム」発言などいくつかの言動から、香里に気があるらしいな、と漠然と感じていました。
>
>↓ここからは余録です(笑
>
>その後、外からの影響を受けて、私内での急速にスーパーストロングラブコメマシーン化することとなります。
>その発端ですが。某百質では「憶えていない」と書きましたけれど、先頃思いあたりました。
>やはりビジュアルファンブックである、と。
>名雪編や栞編、そして特別編集版での多くの記述が「北×香(可逆)」を示唆しているのです(少なくとも、
>私にはそう読めました)。
>
>特に、「女の子受けしそうだが不思議と浮いた話は聞かない」というような一文を目にすることによって、
>「そうか、北川は香里に片想いか!」とビビビとキました(笑 その瞬間、ただの良い奴だった北川が、
>私の中で「秘めた想い(笑)をつのらせる一途な奴」を追加させられたのです。
>本編の美坂さんはクールです。栞のことがありますから、なおのことナーバスです。なものですから、
>色恋沙汰では(疎いがどうかはともかく)つれない印象がありました。
>そのため、派生して私の中の北川には、さらに「報われない」属性が追加されました。
>
>その後は、多くのSSによってさらに補強がなされましたのは皆様ご存知の通りです(?
29 :
名無しさんだよもん:2005/06/02(木) 22:28:25 ID:PmTidexx0
age
サルベ乙〜ヽ(´ー`)ノ
乙とばかり言っているのもなんですから、既出発言で何か(考えが)浅いな、という部分をフォローしまふ。
>>21 A >同様の友人キャラ(住井、雅史、彰、大志ら)
何故春原が抜けているんだー!Σ( ̄□ ̄;)
いやでも実際凄いですよね。蔵のハイテンションな部分をほとんど一人で引き受ける、
究極の親友キャラにしてエンターテイナー(ただし、紙一重)。
実の妹は勿論、ちょっと影のある過去から実生活の描写、専用EDまで有しているほどの充実振り。
しかし、そのポジショニングはかなり、いやとてもとても二次創作でカリカチュアライズされた
(具体的にはDに属するギャグ系の)北川像に重なって見えるのですが。
>>22 B 久弥氏のSS(『if〜kanon another story』)によれば、北川は香里の携帯の番号を知っているけど
家の場所までは知らないとのこと。
また、学生の本分に関しては同氏の作品(『SEVEN PIECE"first snowV』")に「北川君の成績なら、
(大学受験)大丈夫よ」という香里の言及があります。
ちなみにこれらの作品は栞シナリオバッド(ひょっとしたら、他ヒロインのシナリオ)を前提としたアナザーで、
美坂チームは3年生に進級しています。
そのため、上記の条件が即北川の設定かというとそういうわけでもなく。
「非オフィシャル」であり、「多数発表されている他の二次創作群と同様」とことわられている通りです。
しかし、他の設定と競合しない限り、私はこの設定を尊重するものであります。
その他各メディアの設定に逐一言及するのは何なので以下割愛しますが、とりあえずもうひとつ。
北川君のアルバイトは小説版で言及されていますが、部活動については未詳です。
これは他のメディアでも共通で、とりあえずは帰宅部とするべきでしょう。
今日も酒呑んでふぉろー。
>>31 どうでもいいですけど「陰のある」ですね。全くこの酔っ払いは。
>>22 C これももっとカテゴライズというか細分化されるべきのなのかもしれませんが。
しかしそれは平均的な、すなわち世の主流な北川SSをカテゴライズすることに繋がる罠。
とりあえずここでの趣旨は北川をとことん掘り下げることではないですゆえ(そういうことは
充分なお題目のある本スレなり某板にまかせておきましょう)、そこまではやりませんが。
しかし大別すればそれら「追加設定」は内的要因と外的それになるわけで。
それぞれのどちらに比重を置いているのか、あるいはその幅がどれほどなのか。
その振り分けというか解釈によって、書き手氏の指向がある程度推し量れたり、あるいは
量れなかったりするわけですが。
>>23 D これに関しましては後ほど別項を設けられたらいいですなあ。
>>24 >・北川×香里の可能性を模索すること
結局のところ、これにつきますなあ。
で、前段たるこの辺りで纏めておかないといけないのですが。
要するに北川と香里が、お互いにそういうことを意識するような関係になるにはですね。
北川はこの際置いといて、香里がそういう精神的余裕を持つのは非常に限られた場合のみなんです。
ぶっちゃけ栞シナリオのハッピーエンド、この時にしか生じえないと極論しても良いと思われます。
その辺りは後ほどまた触れるといたしまして。
香里というキャラクターを掘り下げるためには、栞の存在は不可欠です。
そして、栞という存在を際だたせるためには、相沢祐一を避けて通ることが出来ません。
>>25でも言及してますが、私の理想とする北香の世界では、祐栞も決して切り離せないのです。
もちろん、他の可能性もあります。
「栞ハッピー以外」というのはすなわち栞バッドを意味するのですが、そのような状況において
「香里がそういう精神的余裕を持つのは」決してゼロではないでしょう。
しかし、その限りなく低い可能性も香里の克己心か贖罪に依存するしかないのですが。
その場合の主人公は祐一あるいは北川のどちらでもありえるでしょうが、それは私の理想とする
世界観や人間関係とは隔たります。
とりあえずは、理想論を推し進めることにいたしましょう。
今宵もヨッパライの独白こーなー。
>>25 私の趣味を突き詰めようとすると、どうしてもこの条件付けとなります。
「(言いっこなし・笑」というのは、あまりにアレなので明言しておきますと、「微妙な距離のまま」
とういうことになります。個人的には絶妙と言っても差し支えないかと思いますが(笑
つまり、北川潤は才色兼備な学年トップクラスの美少女にわずかながらとっかかりを作ったものの、
それ以上になれずまたそれ以上にもならず、また「それ以上」に踏み出すことを躊躇する状態。
対して美坂香里は。
香里はと言いますれば。
鑑みてみますに、美坂香里という少女の人生経験や人格形成において、妹栞とその疾患は
多分にして重度のウエイトを占めていたと思われます。懊悩やら決意やら逃避やら、
色々とあったことでしょう。――ま、この辺はまた後ほど触れますとして。
それらは長い間彼女にのしかかり、そして彼女を圧迫し、その圧力は臨界にまで達していました。
ところが起こるはずのない奇跡が起こり、その重圧は過去と共にあっさりと清算されてしまいます。
このことを、美坂香里自身への救済と考えることは容易です。
しかし、そうでしょうか? それだけなのでしょうか。
それほどあっけらかんと、トラウマの解消なり魂の救済なりは行われてしまうのでしょうか。
勿論、祐一及び栞の視点で物語を俯瞰するのであれば、それは枝葉であって、「ヒロインの姉」は
それ止まりで良く、「仲の良かった姉妹は元通りになりました」、それで良いのです。
けれど、二次創作はその先を必要とします。少なくとも、その枝葉に手を伸ばしたのであれば、
「その先」はどうしても必要になるのです。ならなければならないはずです。
私はそう考えました。そう考えていました。
だから、北×香のSSを書く時にはそれが不可避であると思っています(勿論それは私が勝手に
そう考えているだけで、他の方はそうでなくとも一向に構わないのですが)。
……酒が切れてきました。
ちょっと走りかけましたが、まあええことよということで、以下次回。
与太の続きです。
救済だの贖罪だのと、なにやら話のタネが不穏な方向へ向かっておりますな。
しかしそれも無理からぬことと思います。
なんとなれば、他はどうあれ(しかし結局彼女も他にはあまり語るべき余地はありませんが)
香里が「姉であること」を放棄したのは、物語上の厳然たる事実でありますからして。
そしてまた、それは彼女を語るうえで避けるのことのできない過去でありますから。
しかし、心安らかなる「らぶこめ」を享受するのであれば、それは解消されているのが望ましい。
いやいや、解消だの清算だのとおこがましい言い方をしておりますが、少なくとも彼女の中では
克己されていてほしいのです。そうあってほしいのです。
以前にも、
>・ シナリオ的には栞シナリオ、本編ハッピーエンド後(栞生存、美坂姉妹の関係修復
と、こういう風に安直に書いております。しかし本編中のあの描写では、その辺りのつきつめがこう、
少々不足しているのではないかと思う次第なのです。
いや、栞は「お姉ちゃんを恨んでいません」というようなことを述べているわけですが、
そうそうあっさり片付くものなのでしょうか。あの香里が、それで納得するのでしょうか。
勿論、あの奇跡の一夜の当事者ならざる私には、その時そこで美坂姉妹が何を語らい、
また何を得たのか存じません。それはきっと素晴らしく、また喜ばしいことであったのでしょう。
それでも、美坂香里にはきっと潜在的に何かが不足していたのではないかと思います。
思いたいのです。少なくとも私は。
だから、栞に奇跡が舞い降りても、その先が語られるべきだと思うのです。
語られてなんぼの北×香でありますし、そうでなくてはそもそも成り立たないのです。
読み手の際にはうだうだと甘々、甘々、らぶこめ、らぶこめとお題目のように唱えている私ですが、
いざそれについて真面目に書こうとすると、どうしてもそれが念頭に浮かんでしまうのです。
困ったものですなあ(笑
さて今宵また些少なりとも。
>北×香を論じる以上、北川にはノーマル以上の要素が不可欠になります。
>そのためには類型B以上の北川を描くしかなく、そのうえには何らかの要素を付加し、独自の解釈を
>押し進めるしかありません。そしてそれは、恐らく北×香を主張(これが議論的であるということでしたら
>採用)されている人間の数だけ存在すると思います。
これまた持って回った上に謙譲しようとして、余計に訳が判らなくなっております。
まあ要は設定が不足しているので、イメージを膨らませないことには動かしようも無いわけでして。
そしてそのイメージにはやはり個人差があり、一口に北×香主義者といってもそれぞれの主義主張、
すなわち個々のイメージするキャラクターや追加する設定の幅は様々だということです。
で。これは北川だけに限った話ではありません。
サブキャラということでは香里も同様であります。
>>35辺りを書いていた時に「これは香里の類型も必要かもしれない」と考えました。
確かにこれはその通りで、北川だけ考察しても北×香的にはあまり意味が無いのですな。
そりゃそうです。恋やら萌えと異なって、「恋愛」たるにはそこから更に一歩なり余計に、前へ、確実に
踏み出さなければなりませんから。拝んでいるばかりでは意味がありませんから。
そのためには、相手が血の通わない偶像であっても困るわけです。
本日ここまで一応の結論。
香里にも類型化が必要であり、北×香たるためには香里もノーマル以上の付会が必要。
以上、あらあらかしこ。
さて本日は閑話。ここのところヲタ界で膾炙されております、ツンデレについて。
ツンデレ。
昨年辺りから見かける頻度が多くなっておりますこの言葉、例えば2典ですと、
>エロゲーヒロインの属性のひとつ。
>ストーリー開始時は主人公にツンツンした態度を取るが、なにかの
>きっかけでツンツンの中にも隠し切れない照れを見せる、あるいは
>反転して急速にデレデレするようになる女性。 あるいは、そのさま。
とこのように定義されております(→参照:
http://www.media-k.co.jp/jiten/wiki.cgi?%A1%E3%A4%C4%A1%E4#i18)。
あるいは、はてなダイアリーですと(→参照:tp://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C4%A5%F3%A5%C7%A5%EC)、
>例としてストーリー開始時は主人公にツンツンした態度を取るが、
>なにかのきっかけでツンツンの中にも隠し切れない照れを見せる、
>あるいは反転して急速にデレデレするようになる女性。
>あるいは、そのさまが該当する。
このようになっています。この辺りはコンセンサスでしょうか。
さらに「はてな」では、
>当初は現在のような「二面性を持つ」という意味合いは持たず、
>ツンツンからやがてデレデレに移行する、時間軸上での状態遷移のことを指す
>「ツン→デレ」であった。
この様にも記されています。二面性云々はともかくとして、この「状態遷移」は重要です。
重要な一要素と考えられます。
38 :
続き:2005/06/28(火) 01:46:26 ID:GZH4GTcP0
なんとなれば、「エロゲー」というものは「ヒロインの状態遷移」というロジックに
依存しているものだからです。
…………。
えー、飛躍しすぎました。少なくとも、VNLによって開拓された文学志向のエロゲーは
萌えだの泣きだの鬱だのを展開することにより、本来の目的であった「エロに至る過程」を
描き出すことに比重を置き始めます。目的と手段の逆転(いや、たとえそうであっても
目的は厳然としてそこに存していなければならないわけであり、昨今の葉鍵作品に顕著な
この逆転事象は寂しい限りでありますが)、それは「ヒロインの状態遷移」を描くこと
そのものであり、そのような作品の氾濫する現在では一構成要件であるツンデレが散見されるのも
また当然の帰結といえましょう。
しかし作品の派生や差別化、個性化などにより、その類型は果てしなく増殖し、
一口に「ツンデレ」といっても様々であります。
例えばツンデレスレ(→参照:
http://vip.bbspink.com/hgame/kako/1069/10692/1069218860.html)では、
>・【悪友タイプ】
>・【主人公嫌悪タイプ】
>・【素直になれないタイプ】
>・【厭世・人間嫌悪タイプ】
>・【高飛車・女王気質タイプ】
>・【規律重視・堅物タイプ】
と、このような類型が挙げられています。これはヒロイン主体の分類ですが、その他にも
遷移のタイプなどで分類できるでしょう。例えばツンデレ起点(笑)以前から主人公との
付き合いがあるかどうか、とか。
それ以前に、どの時点の反応をもってツンデレと認定するかどうか、などの問題もありますが
例によってここでそれらを追求することは余録でありますゆえ。
次回以降は葉鍵的に枠を絞りつつ、本丸へ迫りたいところであります。
やあ、しかし長い閑話になりそうですなあ(笑
北川君の春はいつになるのやら……。
酔った勢いだったので改訂しておきましょう。
こうやってどんどんどんどん内側に入ってゆくのを『東京忍者方式』と称します(笑
>>38 ……えー、飛躍しすぎました。
近来のエロゲー、とりわけLVNによって開拓された文学志向のエロゲーは、萌えだの泣きだの鬱だのを
展開することにより、前述した「ヒロインの状態遷移」描き出すことに比重を置き始めました。
この変化――メタ状態遷移(笑)――は奇妙な逆転を生じます。
そもそもエロゲー本来の目的はエロそのものであるのに、いつの間にか本来の手段であるはずの
「エロに至る過程」の部分が重要となっているのですから。
この目的と手段の逆転(
いや、たとえそうであってもエロゲー本来の目的は厳然としてそこに存していなければならないわけであり、
昨今の葉鍵作品に顕著なこの逆転事象は寂しい限りでありますが)、それは「ヒロインの状態遷移」を描くこと
そのものであり、そのような作品の氾濫する現在では一構成要件であるツンデレが散見されるのも
また当然の帰結といえましょう。
もとへ。もとい、もとへ終わり。
さて、ツンデレであります。
先に引いたデータベースなどでも、典型的葉鍵ツンデレキャラとして七瀬留美嬢が挙げられていました。
私もこれには異存ありません。
>>38の分類ですと【悪友タイプ】か【素直になれないタイプ】になりますか。
他に葉鍵的にということになりますと、梓や瑞希などが思い浮かびます。
いずれ劣らぬ典型的なそれという気もしますが、前者と後者にはひとつ大きな差異があるように思います。
差異とはつまりツンデレの始点です。
主人公、すなわち浩平との出会いが七瀬のツンデレプロローグであったのと異なり、梓や瑞希は主人公と
物語開始以前からの付き合いがあります。そして、明らかに開始以前のその時点から「ホの字」です。
ゼロから(七瀬の場合はマイナスから)二人の関係が形成され、ある時それが恋愛のそれに転ずる……、
エイエソの曲折などありますが、七瀬シナリオは明らかにこの型です。そして梓や瑞希もこの型ではあります。
が、彼女らの場合状態遷移の仮定をはしょって、どう「素直になってゆく」のか、そこに焦点を絞っているため、
より鮮烈な印象があります。すなわち、強ツンデレキャラです。
七瀬が弱(あるいは、無印)ツンデレキャラであるのは、同級生等の開祖以降えろげ・ぎゃるげというものが
おしなべてシナリオの可塑性を持っているためです。マルチヒロインが淘汰されてゆく過程――すなわち初期の
共通ルート内でのフラグ立てでは、特定のシナリオに突入するまでの印象がどうしても薄くなります。
そういう穿った見方をしなくとも、シナリオ初期におけるヒロインの恋愛感情はどうしたって意識されるレベルには
達していないでしょう。
「その過程こそがツンデレだ!」
というご意見も、もちろんあるでしょうけれども。
この辺りは下地というか前置きでありますから一旦留め置いておきまして。
さてではそれを件の男女に当てはめるとどうでしょうか。
というかそれ以前に、恋愛感情そのものが生じうるのかどうかというそのレベルの話のような気もします。
やあ、というかそれが本筋ではなかったのでしょうか。
本当にこれだからヨッパラ(ry
ちと補足。
強とか弱とかの対比があるからと言って、「それでは七瀬が梓に劣るのか」とか、そういうことでもないです。
ここでの強弱はツンデレの味わいと言いますか印象の度合いであります。萌えを構成する要件のひとつを
切り出しているだけで、それすなわちキャラ特性=優位性云々につながるわけではありませんので、あしからず。
更に閑話。
既に世のツンツンキャラも実に多様化しており、同じキャラでも人によってツンデレ認定の時点というのは
微妙に異なるでしょう。中には当初の意味合いでを逸脱しているものだってあるはずです。
例えば強気キャラや気丈なキャラが「何らかの条件」で弱気な一面を見せる、というような場合。
住人の多いアニメ実況ですと「ツンデレキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!」の滝レス状態となったりしますが、
はたしてそうでしょうか。いささか直情に過ぎませんでしょうか。
以前であれば「よろめき」とか意外な一面が、とかいうような場面もひっくるめてツンデレ認定されているような。
いや、別にだからといってそこで事細かに「ここはツンヨロ(ツンツン→よろめき)ですね」とか、「ツンモロ(ツンツン→
脆さ)キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!」とか区分しろ、と言っているわけではないのですが。
要は状態遷移が→デレとなった後はひたすらデレデレ、ヴァカップル状態となるのが本来のツンデレであったはずです。
しかし、「さ、さっきのは無かったことにしてちょうだい」といったような、ちょっとよろめいたけどまだ完全には
なびいていませんよ、もうちょっとツンツンしますよ、というような場合。上で挙げている事例はまさにこのような
感じですが、これは感情移行の最中であって、「ツンデレ」が完了していないわけです。
いや、まあしかしそのようなよろめきの繰り返し、感情の振り幅の推移を見守ることこそがラブコメの快感と
私は考えているわけでありまして。ある意味そのような不完全なツンデレ、それは――勝手に命名しますが――
「シュレーディンガーの恋」とでも言うべき状態であり、それこそが極上にして至高のそれを産み出しうる
土壌になるのです。
ゆえに、私は「ツンデレ萌え」というより「ツンデ」萌え。なのです。
いささか今さらという感はありますが。
とっぴんぱらりぃのぷぅ。
>私が先に展開したのは、あくまでも私の主張です。皆さんに理解していただくために広げている風呂敷です。
>ある意味私自身が納得するために論を展開しているもので、その正当性を呼ばわるものではありませんし、
>また他者をおとしめたり、ないがしろにする意図は毛頭ありません。
>「ご指摘願います」とは申しましたが、それは新しい見方や論理の陥穽を突っ込んできただくためのもので、
>議論を望むものではありません。
>しかし意見を募った時点で既に議論であるというのであれば、私がいまやっていることは不適切であり、
>これを行うに際して言葉が足りなかったと思います。
風呂敷というのは大風呂敷の略で、それすなちホラということですが。「広げるだけ」の与太ということでひとつ。
しかし何というかイタい理論武装ですな。ま、元来が理論ですらない気もしますが。
あと随分と及び腰であります。それというのも、この話題があまりに地雷であったためでして。
香里スレでは色々ありました。北川がキャラスレを獲得するまでにも、また紆余曲折ありました。
その辺りはヲチスレを参照……しても表面的な事例しか判らないでしょうね。マイナーキャラ(ここでのそれは
サブキャラだけでなく、例えば梓や志保といった当時一部に「のみ」根強い人気を持つと考えられたそれら)を
支持するということは、中期の葉鍵板に於いて相応の荒れや過疎を伴うものでしたから。
それは多分にゲリラ的であり、まさに地下活動そのものでありました。
ただし、上記の「過疎」や「地下活動」は現在のそれらと様相を異にします。
あえてそうするしかなかったという事情もありますが、しかし当時は他に選択肢もあったわけですし。
そのような意味で、ただただ荒廃のみが進む現状は寂しいものですし、また悲しいことであります。
しかし、あれほど勇ましくも熱心であった住人の方々はどこへ逝ってしまったんでしょうねえ。
彼らの守りたかったものが今のあれらのスレなのでしょうか。
だとすれば随分と寂しいことです。
いや、ま、今もこうして地下でうだうだとチラシの裏を書き殴っているコテもたいがいではありますが(笑
しかしいつまで経っても言葉の足りるということがありませんな。
困ったものです。
うほおい。約2週間振りの書き込みですよ、お兄さんヽ(´ー`)ノ
あの夏の頃からは、まさに隔世の感がありますな。
>>26 こいうことを書くから、るーみっく厨とか押井信者とか呼ばれるわけで。……否定しませんが(笑
なにより、らぶこめ厨である、この一点に集約されます。
らぶこめ。
ああ、この素晴らしい響き。
一口にらぶこめと言ってもその幅は広く、定義は様々ですではありますが、私が欲する人間関係・世界観は
そこに述べられているとおりです。
ヒロインは気が強いというか意志が強く、容姿端麗でおおむね成績優秀、でも基本的にはフリーです。
男性に免疫が無いわけではないですが、恋愛には奥手です。
で、主人公のMr.平均点(時々それ未満)はこのヒロインにぞっこんなわけです。
ここでこの主人公が「好きじゃぁあああああ」とトッシンすればそこでスマッシュ炸裂、非常にらぶこめ色の強い
作品になってゆくわけですが(それはそれで好きなわけですけれど
しかしこの場合、主人公君もその性格ゆえになかなか前に出れないのが望ましい。
どっちも信号黄色なのが望ましい。
そして壊れた信号機が理想なわけで。
その状態は可能な限り引き延ばされているべきで。
しかし全く進まないのは意味がないので、いつかは辿り着いてしまいます。
いつかは終わってしまうのですが。
カタルシスを経てクライマックスを迎えないと物語の意味はないのですが(除く801
それでも、いつかは結ばれていただかなくては困るわけです。
そうやって辿り着いて、デレデレ一辺倒なのも何ではありますが。
ツンツンばかりだと死んでしまうのであります(笑
夏の大祭から帰還するも、いまだ気忙しい毎日。
メンテまがいの書き込みなどしてみる残暑の(というのは暦の上だけな)候、ご機嫌(ry
いや、しかし今年は葉鍵が全然買えませなんだ(男性向け東鳩2だけは別格
車でGOのあれやこれや、サークルスレでお馴染みなあの方々の本などは後で委託で買えばいいや、
などというのは既に守りに入ってますでしょうか。
情熱が失せかけてますか?
いやしかしこんなご時世でもいまだにkanon本新刊とか出される方は偉いですよ。
まあ元来からして趣味の世界。強制も時流も何もあったものではないのですが。
贔屓のカップリング本が年々少なくなってゆくのは寂しい限りでありますねえ……。
では今日はこの辺で。
と思いましたが、とりあえずひとつだけ。
>>43 >非常にらぶこめ色の強い
『非常にスラップスティック色の強い』
何「赤い紅」みたいな形容やってるんだか(苦笑
45 :
名無しさんだよもん:2005/09/02(金) 03:09:33 ID:NTu41tEYO
サ
ル
ベ
|
ジ
>>45 うい。乙です。
いつまでも放りっぱなしでは困りますものね(笑
さて。一部で疑惑も持ち上がっているようですが、真偽のほどはどうあれ、良いネタが挙がったので
これを引き合いに出すことといたしましょう。
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1093725177/418 いやしかしこれが噂の念レスって奴ですかね。でも時と場所を選ばないのはどうかと思いますが(笑
ま、そう思われる方にはジサクジエンということで、そういうことにいたしまして。
>香里と祐一がくっ付く場合、どうしても栞や名雪の存在がネックになります。
これって重要です。とっても重要です。
何度も何度も触れている「栞のジレンマ」はまさにこれですから。
いずれまた大いに検討することもあるでしょうからここでは簡単に列記しますが、
・まず祐一が栞を選び(この書き方は微妙ですが)、その結果「奇跡」が起こり、栞が回復した時。
この時原則として美坂姉妹の関係は「夜の学校」から「姉妹の会話」を経て修復されています。
いわゆる栞シナリオです。
>>34-35みたいな部分とか名雪や他ヒロインとの関係とか色々ありますが、
この時点で
「香里に祐一への恋愛感情は生じるか?」
どうかというと、まず「ありえない」でしょう。形や経過がどうあれ、香里の妹に対する愛情は
確かなものであったはずです。そしてまた彼女自身、祐一と妹の間にある絆がどのようなもので、
それがいかに劇的であったか判っています。
さてそのうえで香里がこの二人の間に割り込むでしょうか? ぶっちゃけ、ありえません。
百歩譲って香里の裡にそのような感情が生じ、それを抑えきれなくなり、その結果妹への愛情と
その(邪な)恋愛感情の狭間で苦悩するかもしれません。それはそれで物語たりえるのかもしれませんが、
私は遠慮します。
何よりそれは私の信ずる"美坂香里"という人物の性向から既に逸脱している様な気がします。
まして、そのうえで祐一にことさらアタック(死語)をかけるような恥知らずではないはずです。
ああ、ですが「美坂香里」と「相沢祐一」というキャラ間に恋愛感情が発生する可能性はゼロでないです。
私はそれを否定しません。「関心を持たない」のと「排斥」は異なりますので、あしからず。
さて次に、
・祐一が他ヒロインを選び(あるいは栞を選んだけれど)、その結果栞に「奇跡」は起きなかった場合。
他ヒロインの場合。それは既に別の物語であるわけで、何ともアレな言い方ですが香里の出る幕は
ありません。実際、他シナリオに於ける香里の立ち位置は北川と同程度ですし。
ともあれこの場合まず間違いなく栞はその冬を越せず、存在を排斥するという暴挙に出ていたとはいえ、
「現実」へ直面した香里は間違いなく喪失感に打ちのめされることでしょう。
これは栞BADの際も同様と考えられます。そのダメージは計り知れないもので、私が思いますに
それは香里自身の人生に影響を与えるレベルであるかもしれません。
なんとなれば、香里は妹を愛していましたから。その理想となる姉たらんとしていましたし、
その境遇を救おうと努力していたはずですから。
いわば彼女のアイデンティティーは、ある意味栞によって規定されていたと言えるかもしれません。
その「喪失」は香里自身の喪失にほかならないはずです。
これほど皮肉かつ深刻なこともそうはないかもしれませんが、香里はそのようになるとして。
「香里に祐一への恋愛感情は生じるか?」
あるいはその逆は?
祐一について考えてみます。
他ヒロインの場合は問題外として、栞BADの場合。
これは
>>47の場合よりはまだ可能性が高いと思います(もちろんそれはパラレルな物語のそれぞれの
世界に於ける妥当性に関して言及しているのであって、個人的に「ありえない」とは思うのですが)。
この場合、祐一は栞に対して特別な感情を抱いていました。それは香里のそれと異なるでしょうし、
また経過という大きな差もありますが、それはともかく。
栞への感情故に祐一もまた喪失感に叩きのめされるでしょう。それはもう、そのまま後追いしかねない
勢いで。
さて、彼あるいは彼女がその喪失感を克服し(または克服しようとして)、「栞」というメモリーを
共通する者同士がその痕やら諸々を補ったり癒したりするべく結ばれる……という物語も考えられます。
それもありうるでしょう。嗜好がストライクな方には、垂涎のモチーフかもしれません。
しかし、私はこれを好みませんし、またここでの趣旨からは大いに外れます。
その他細かい条件やらパラレルが色々と発生しますが、
「どのようであれ栞の存在故に、香里と祐一が結ばれる可能性は低い」
と私は結論づけています。
そのため、もう一パターンこなしておきましょう。
栞と祐一が恋人同士である未来図。香里はそれを祝福こそすれ、嫉妬はしないはずです(独り身の
境遇について愚痴るかもしれませんが)。そこで祐一が栞を捨てて香里へ走るでしょうか?
あれほど(ベタベタではありますが、それゆえに・笑)ドラマチックな展開を経て、そしてそこで
培われた栞への想いを全てかなぐり捨てるほど、祐一にとって美坂香里という女性は魅力的に
映ったのでしょうか?
プレイヤーにはそう映ったかもしれません。そして、プレイヤーの空蝉は相沢祐一その人です。
だからといって、祐一と香里は結ばれるべきでしょうか?
「またまた、ご冗談を」
それは栞シナリオの展開を否定し、美坂栞というキャラクターを否定し、そして美坂香里自身の
アイデンティティーまで否定しかねません(BAD後の痕舐め合いはギリギリセーフ)。
それはそれでお好きに。略奪とかダークとか、そいう嗜好の方もおられるでしょうし。
私が突き詰めたいのは上のような状況で「少なくとも祐一と同等かそれ以上の妥当性を持つであろう」
北川についてですので。
はい、本日はここまで。効果的な燃料が投下されて良うございました。
しかしどちらの本スレも少なからずそういう話題が出るのは良い事でありますな(笑
BGM:普通の女の子なんてなりたくない
さて上の方が何やら騒がしいですが(というかそれの余勢をかっているわけですけれども)、
それはさておきまして一ヵ月半振りにうだうだやります。
まずはこの先しばらくのタネと言いますか、とっかかりのようなもので、某所より
『ツンデレ派閥図』をば。
大別
┣時間差ツンデレ派(時間経過と共に変化) ○
┣状況ツンデレ派 △
┗よく判らんけどいつの間にかツンデレ派
類別
┣素直にツンデレ派
┃ ┣不慣れ派(付き合って間もない) ○
┃ ┗色事に疎い派(場数がない) ○
┣素直になれない派
┃ ┣照れて殴っちゃうよ派 △
┃ ┗悪友派
┣仮面ツンデレ派
┃ ┣仮面ツンデレ社会派 △
┃ ┃ (立場またはプライド上公衆の面前でいちゃつけない)
┃ ┃
┃ ┣仮面ツンデレバレバレ派
┃ ┃ ┗仮面ツンデレ開き直り派 ※
┃ ┣仮面ツンデレ無意識派
┃ ┗無関心だって仮面ツンデレだよ派(無関心萌え派とは別個)
┣拒否反応萌え派
┗むしろ無関心にこそ萌えるよ派(無関心萌え派)
これを肴に、ひとつ。
つ[某鳩2の新キャラが著しく香里な件について]
閑話休題。
さてではちょっとこの派閥図を、北川×香里的に解釈してみましょう。
さし当たっては各項目の中で親和性の高いものを取りあげるといたしまして。
キーとなる項目に、記号を振ってみました。
まずは「時間差ツンデレ」。
>>37-41で考察しましたが、派生的に厳密な「ツンデレ」はこれを指すはずです。
しかし、その状態遷移の過程や完了をどこに置くかによって、その判断が極めて曖昧になる──
これも先に触れたとおりです。その結果、かなりの背景や描写を必要とした本来のツンデレが
どんどんと摩滅してゆき、いまや言霊が一人歩きし始めることとなりました。
例えば、次の「状況ツンデレ」が実際には状態遷移の一過程を切り取っただけであり、本質的には
何も変わっていないことからも、それは明らかです。
すなわち「時間的>状況的」であります。
三つ目の「よく判らんけどいつの間にかツンデレ」というのは、その通りよく判りません(笑
「いつの間にか」なのなら、それは単にデレはないのだろうかと。具体例を参照したいといころであります。
大別はそのようになりますか。
昨今はツンデレの枠を越えて「クーデレ」なる分類・属性もあるようですが
(→参照:
http://www.new-akiba.com/news/0510/11/05/)、これはツンツン分が摩滅した
弱ツンデレと言う事でしょうか。派閥図の類別で言うと「むしろ無関心にこそ萌えるよ派」みたいな。
いやいや、しかし上では「クールだけど二人きりだとデレデレ」と定義されています。
あと「素直でクール」とも。ナギーとか、心を開いた後の茜みたいなものでしょうか。
いわゆる無口系。懐かしの葉鍵板辞典的に言うと、「寡黙系巨乳キャラ」みたいな。
彼女らもいわゆる状態遷移を経ているはずですけどね。最初からデレデレって、あなたそんなハーレムな。
香里はクールですが、少なくとも素直ではないので非クーデレキャラと思われます(笑
大体、(色々あって)素直になっているからこそのデレであるはずですからして。
じゃあその辺りの壁って何でしょうね。それが次回以降のお題になりますでしょうか。
すみません誤爆します
>>52 おおう、誤爆感謝。
そして思い出したように、ひと月振りの続き。補足みたいな、蛇足みたいな何か。
厳密には「状態遷移」が前提となっているわけですから、おしなべてツンデレというものには
時間の経過が不可欠になります。初登場の時点で「ツンデレの予感!(゚∀゚)」というのはあっても、
「こいつぁツンデレ!」というのはありえないわけです(※)。
これは現在ヲタ業界で広く認識されている狭義のツンデレでも切り口の位置や幅、
その大きさが異なるだけで、本質的には同様です。
ただ時間的→状況的とその枠を絞る事によって(葉鍵板的はSS→シチュが同様であったように)、
よりお手軽に、そして何度でも萌える事が出来るようになりました。
デレになって「ツンデレ」が完了してしまうと、それ以降はそのデレを眺めてニヤニヤしたり、
転がったりが主な萌え方になります。
しかし私がそうであるように、本来らぶこめの肝は惚れるか惚れないか、ツンがデレに変わる
その瞬間の攻防というか温度差に対する一種の「ギャップ萌え」であったはずです。
この醍醐味を出来るだけ長く、繰り返し味わうために採用された、ツン→デレの「→」の部分を
抽出するという技法がすなわち今現在広く流布するところの「ツンデレ」であります。
このらぶこめ史観的技法の「発見」は、同時に表現方法の抽出と錬成であります。
それがどのような昇華あるいは精製を見せるのか、はたまた失敗ないし収縮に終わるのか、
興味深いところであります。
※註:しかし、原作付きの作品で該当キャラが既にデレ化しているのなら、それもありです。
あるいはまた、えろげぎゃるげを内包した原発生的ツンデレ作品はヒロインが主人公(すなわち、
観測者ことプレイヤーなり視聴者)に惚れる事を前提として作られているのであって、
原則的に初登場時ツンキャラであっても、それがデレに転ずるであろうことは容易に
予測しえるのでありますが。
ようやく、「観測者」についてふれることが出来ました。
ていうか単にサボっていただけですが(笑
そして限りない地の底でツンデレを囁く。というか本来は枝葉のはずなのですが。
で、そうでした考察でありました。大別だけやって宙ぶらりんになっていたのでした。
いやあ、この間にX-RATEDは発売になるわ第2回最萌がなし崩しに開催決定となるわで、
時の経つのは早いものでございます。
「素直にツンデレ派」というのは、ツンデレというよりも王道的らぶこめのヒロイン属性ですよね。
ここまで来ていると既に色恋沙汰が主題となっているわけで、旬が過ぎている感もあるのですが。
ちょっと蛇足。以前にも述べましたけれど、ツンデレを語る上で時間の経過は不可欠です。
しかし、近来の萌え業界ではツンデレを商品化すべく、近頃のアニメ並みにこれを切り刻み
圧縮し加工してキャラを修飾し陳列しております。
すなわち時間の経過を限りなく切り縮め微分しているわけで、文系の私には付いていけない
部分もあるのですが、それはさておき。
「(恋愛に)不慣れ」と「色事に疎い」どちらも同じように見えますが、その間には「恋愛の成就」
という、らぶこめ的には決して越える事の出来ない壁があります。しかし上はもう成就している
わけですから、ツンのピークはもう過ぎているか、あるいはもうツンツンすることが一種の
愛情表現になっているといいますか、もう「限りなくデレに近いツン」なわけです。
そしてそこから下へ行けば行くほどデレが薄まり、ついでにツンまで薄くなっていくわけですが。
「照れて殴っちゃうよ派」、これはギャグテイストのらぶこめに多い形態ですね。
香里がこれに属するように考えられるのは、ひとえにメリケンサックの功罪でございます、はい。
「悪友派」は北×香的に相応しくありませんが、個人的にこのサブヒロイン的立ち位置は
非常に好ましいですよ。例えば志保とか、梓とか。やあ判りやすい(笑
「仮面ツンデレ派」。これは上の素直系がある意味手も出しちゃいますよ、直情的ですよ、
というのに対してダディクールな、あるいはまだ近しくない、そんな時分の一断面です。
原作香里のひととなりを考慮するのなら、こちらの方が北×香の主戦場となるべきですね。
ではその仮面で一席、という辺りでお時間でございます。次は年越すんでしょうか。
それはまたそれで、乙かもしれません。
乙であります。
55 :
名無しさんだよもん:2005/12/15(木) 23:52:38 ID:wmrk/epe0
test
じゃあwindのアホ女こと彩を擁護してみてよ
>>55 サルベ乙です。
>>56 中の人も含めて色々とぶっちゃけたいことはありますが、ツッコミ方も含めて板違いですな。
ネギなりへ逝けば、相応の方がお相手してくださるでしょう。
ここは私のチラシの裏ですので。
最近の萌え界のキィ・ワードはツンデレですか成る程・・・
>>58 毎度。ご無沙汰です。
まあ私が勝手にピックアップしているだけですからして>鍵ワード
確かに今年はツンデレが席巻した感があるのですが、結局の所従来あった表現技法(あるいは、
萌え対象)に焦点を当てて抽出していただけですから、来年はまた別のワードが流行るのでしょう。
しかしながらツンデレはらぶこめの核にしてその妙味でありますから、もてはやされることが
無くなっても需要そのものは普遍です。
私は私で5年前から変わらない事をうだうだうだうだ繰り返しているだけですからして、
年が明けようと何も変わらないと思います。
今後ともご贔屓に。
そして、良いお年を。