葉鍵音楽演奏スレッドvol4

引退理由と引退の撤回について
表題の件につきまして、皆様にお話させていただきたいことがあります。
かなりの長文となりますが、お付き合い下さい。
大きく分けて「引退理由の説明」と「引退の撤回・復帰に向けての決意」
の二つの章の形で記述させていただきます。

・引退理由の説明

まず始めに、私が引退せざるを得なくなった経緯をお話しいたします。

私のとある知人（男性：以下Aさんとします）が、私に関して以下のような噂を流しているそうです。
その事について、昨年末にスタッフの方々にも事の次第を問われました。

まず噂の背景として、Aさんには恋人（以下Bさんとします）がいます。
以前私はAさんBさんと三角関係でした。

その噂の内容とは

１．私がリストカットを盾にBさんの同情を誘い、家に連れ込んで事に及んだ
２．その時Bさんに、私がファーストサウンズ準備会を始めた理由を話し
　　その内容が「自分がトップとして崇められるような場所が欲しかったから」というものだった

ということだそうです。

仮に上記の内容が本当のことだとしたら、私はとても嫌な人間ですし
こんな動機で、しかもそれを隠してやっていたとすれば、許されることではありません。
でも、準備会は葉鍵のファン活動として始めたものですし
（詳しい動機は準備会コミュニティに置いた「設立趣旨書」にまとめてあります）
噂２のような突拍子もない内容の噂だけでしたら無視しても良いものです。
ですが、この架空の動機を噂１のような状況で話したというのが
噂の信憑性を増す要因として働き、広まっているそうです。

この噂についてモデルになった事象はありますが、事に及んだ以外はどれも微妙に違っています。
●自傷した時とBさんが私の所へ来てくれた時には時間的なズレがあるので関係ない
●リストカットではない（切ったのは腕で軽い自傷程度。Bさんにはその傷跡を見られただけ）
●Bさんが家に来てくれたのは同情ではない（先日Bさんに確認しました）
●私がBさんに喋ったのは「FSは自分の大切な居場所です」という内容

噂１に関して詳しく背景を説明しますと
まず、ある日Bさんとメッセンジャーで話をしていて
BさんがAさんを選ぶだろう、と私が確信した出来事があり
その際辛い心を紛らわせるために、カッターで腕を軽く切りました。
そのことは次の日Bさんと直接会って話をした時に腕を見られてバレました。
（なお、傷はごく浅いものなので、致命傷でないことは見ればわかります。傷も数日で消えました。）
そして、話が終わって別れる時に、Bさんから
やっぱり私の思いは受け入れられない、という旨を告げられ振られました。

その後、私が逆転する出来事があって
（これはBさんの中での心境の変化なので、詳しくは私にはわかりません）
Bさんは恋人であるAさんに私の家に行くことを告げた上で、
Bさんの方から私に会いに来てくれました。
その時Bさんは、Aさんと私どちらを選んでも後悔しないと言ってくれました。
Bさんが私の所へ来てくれたのは、純粋に私の思いが通じた結果だと思っています。
（その後少しまた色々あって、最終的には、BさんはきちんとAさんを選んで終わりました）

Aさんの立場からすれば、噂１のように見えたかもしれませんが
誤解ですとしか言いようがありません。
それに、私とBさんが二人で決めてしたことに対して
一応当時から付き合っていたとはいえ、その日の第三者であるAさんに
私とBさんの間でどういうことがあったかや、どういうやりとりをしたかなど
三人の関係に決着がついた後になってまで色々と言及されるいわれはないと思います。

以前Bさんとのことで決着が付いた時、Aさんから
「お前がやったことを周りの人間にリークしてFSを潰し
コミケスタッフにも顔が利くからコミケに参加できないようにして
（同人生命を奪って）お前を実家に送り返すこともできるんだぜ」
と言われていたので、FSを潰そうという意図もあったんだろうと思ってしまいます。
実際Aさんは、FSの当日スタッフを手伝ってもらいっている私の友人達に話をしていました。

以前上記のことを言われた当時は、私がダメになってしまわないよう
わざとそういう脅しをかけることでFSなど背負っているものを認識させ
立ち直らせようとした彼なりの激励の言葉なんだと思っていましたので
昨年末に噂について聞いたときは「本当にそういうことする人なんだ」と思ってショックでした。


仮にAさんの言っていることが事実だとした場合
私はものすごく最低な人間です。
私が陰で人にそう思われるだけならまだ耐えられます。
彼に誤解を抱かせてしまった私の責任でもありますし。
でも、この噂を放ったまま準備会を続けると
FSに協力してくれている人達まで
「あんな最低な男を持ち上げてやってる馬鹿な奴ら」
というレッテルを貼られ、後ろ指を指されることになります。
そんなことはとても耐えられません。
なので、協力してくださった人達のためにも
きちんと弁明しようと決心をしました。

噂がどこまで広がっているかわからない上（一部では定着しているそうです）
今後同じようなことがおきないよう、弁明は関係者に周知できる
ある程度開かれたmixiなどで行うしかありません。

でも、もし弁明したとしても
（そもそも多くの人は私の動機など気にしないかもしれませんが）
噂にある内容は第三者のいないプライベートの場での発言ですので
言った言わないの水掛け論にしかなりませんし
どちらかの言い分を支持する人達が出て、人が二つに分かれるというか
周りの人達がお互いを良く思わないような事態になってしまいます。

FSなど生音系を通じて知り合ってきた人達（具体的には音系マイミクのみなさん）は
Aさんも含め私にとって大切な人達です。宝物だと思っています。

そんな大切な人達がお互いにいがみ合ってしまうような状況になるのはもの凄く嫌でした。
ましてそのキッカケは私とAさんのプライベートの問題です。
他の人からすればそんな下らない理由で（もちろん私にとっては重大なことですが…）
周りの人達同士に溝ができてしまうのはすごく嫌です。
みんな仲良くして欲しいとは言えないかもしれませんが、せめてケンカはしないで欲しいです。

また、噂に対して反論するということは
AさんとBさんとのかつてのプライベートの関係を公にすることであり
Aさんが仕掛けてきたことにBさんを巻き込んでしまうということでもあります。
Bさんは今でも私にとって一番大切な人ですし
事実追求の波がBさんに及ぶことも考えられます。
Bさんは私のいない幸せを選んだのだし、今更私とのプライベートのことで
彼女に迷惑をかけることが嫌でした。
そして、たとえ今は嫌われてしまっていても
私の中でBさんが「障害」になってしまうこと
言い換えれば自分の「Bさんのことを大切に思う気持ち」や「二人の想い出」に
自分で泥を塗ることはしたくなかったのです。

噂を無視してFSを続ければ協力してくれる人達にまで不当なレッテルを貼られることになる。
でも自分が準備会を続けるために噂に反論すれば大切な人達を傷つけてしまう。

無視もできない、弁明もできない、そんな状況に追い込まれてしまって…。
それならいっそ、何も言わずに自分が引退しよう
そうすれば周りは平和でいられる。そう判断しました。

もちろんFSが無くなることによって傷つく人はいるでしょうし
自分自身の「やりたいこと」を捨ててしまうことになりますが
不毛な争いがおこる可能性はなくなります。
「理由を明かすと辞める理由が無くなる」とはこういう意味でした。

以上が、引退を決意するに至った経緯です。


・引退の撤回・復帰に向けての決意

準備会は、辞めても続けても、誰かを傷つけてしまうことになるので
一度はFSを大切に思ってくれている人達を裏切って
Aさんの立場、ひいてはBさんの平穏、そして将来的な周り人達の平和を守ろうとしました。

年末に噂が流されている事を知り
お正月中に引退することを決心して
それから心変わりするかなと思って半月ほど寝かせましたが
気持ちが落ち着いた後も引退の決意は変わりませんでした。

でも、mixiの日記で引退を公表した時、本当に終わってしまうんだと思うと
親しい人にしか伝えていなかった時よりももっと辛くなりました。

そして先日実家に帰った時、FSを始めた頃のことを思い出しました。

大学を卒業しても故郷に帰らず、遠く離れた所で一人暮らしをしようと思ったのは
やりたいこと（＝FS）があったからですし
FSは、ずっと「やりたいこと」なんてなかった自分が
22年かけてやっと見つけることができた打ち込めるものでした。

今までFSを一緒にやってきた人達
これからもFSを続けて欲しいと言ってくれた仲間
FSを楽しんでくれた・楽しみにしてくださっている参加者のみなさん
なによりまだ続けたいと思っている自分自身
を裏切ることはやっぱり嫌だと思いました。

一度全てを捨てなければ、そのことに気づけなかった私ですが
First Soundsは、まだ続けて行きたいです。

色々な方に迷惑をかけたくせに、厚かましいとは思いますが
恥を忍んで前言を撤回します。
もう一度、ファーストサウンズ準備会に復帰させてください。


これだけの説明では納得してもらえないかもしれません。
そんな方は、メールでもメッセでも電話でもいいです。
お叱りの言葉を下さい。わかってもらえるよう話をさせてください。

私みたいな不安定な人間は信用できないかもしれません。
分かり合うための努力はしますが
それでもダメだった場合は、無理に引き留めたりはしません。
FSを見限られても仕方ないと思います。

でもこれからは、途中で投げ出したりしないよう
色んな方にちゃんと手伝ってもらって
しっかりとFirst Soundsを作っていきます。
信用できるなと思えるようになってからで構いません。
いつでもサークル・一般を問わずご参加をお待ちしております。

これからも手伝ってくれる方々には
もしかしたら、私のせいで誰かに後ろ指を指されることがあるかもしれません。
そうならないよう、胸を張ってFSに関わってもらえるような
ステキなイベントを作って行きたいと思います。
また手伝ってもいいやという方は、手伝ってください。
お願いします。

今後の予定としては、まず11月と12月でずっと考えていた
準備会のこれまでと、今後の方針をまとめます。
同時に、ずっと落ち込んでいたために1月中にできなかった
FS3CDのプレス依頼（原稿はほぼ揃っています）と
FS2CDのショップ委託に取りかかります。
そして、3月中にFS4へ向けての活動予定表を作りたいと思います。
その時、改めて復帰宣言をしたいと思います。
それまで、もう少し時間を下さい。

また頑張ります。


追伸
葱オケについても、団員の皆さんとまた演奏会を作って行きたいと強く思いますが
まずは準備会でやるべきことをきちんとこなさないと示しが付きません。
なので、葱オケには戻りません。
団の外側から、皆さんの活躍と演奏会の成功を祈っています。