葉鍵板にはカズ世代が多いんじゃない?
さぁ、語ろうぜ!
因みに現在
三試合連続ゴール → 一試合ノーゴール → 三試合連続ゴール
で最近七試合中六得点
サカオタうざ
>>3 おまいもそんなZだZZだガノタくさいIDつけてないで、素直にキングを応援しなさい。
カズを日本代表にしれ
初芝げっと
7 :
名無しさんだよもん:05/03/19 23:27:49 ID:3tx+58V00
眠いなage
カズは華があるよな。
バルログを日本に帰化させよう
10 :
名無しさんだよもん:05/03/20 00:09:34 ID:G+XzMyIS0
うおおおお
大復活ーーー
11 :
名無しさんだよもん:05/03/20 02:05:17 ID:eY0NfzDM0
春原もキングカズに出会っていればもっと違う人生を歩めた
キングカズの活躍無くして、現在のKeyはあり得ない。
14 :
名無しさんだよもん:05/03/20 21:13:59 ID:gFI6D9zp0
誰か春原vsカズのSS書いてくれよ!
キングカズのあの言葉が無ければKanonはあそこまで売れなかった
16 :
名無しさんだよもん:05/03/20 22:28:14 ID:wYlhduVLO
外れるのはカズ、三浦カズ
カズを主人公にしたゲームを鍵で作れ
18 :
'ヽ/ヽ:2005/03/21(月) 19:46:00 ID:AMlJOlwp0
19 :
14:2005/03/21(月) 23:46:01 ID:f0ezvrHU0
>>18 うぉ、マジで書いてくれるんか。
待ってる
――そして十年の月日が流れた…
21 :
'ヽ/ヽ:2005/03/22(火) 10:49:52 ID:2RWceLCA0
1
「すまんな、試合の次の日の休みなのに…」
「いや、他ならぬテツさんの頼みですからね。でも、こんなに朝早くから何事なんですか?」
「…うむ、ちょっと見てもらいたい選手がいるんだ」
キィ…
「さあ、ついた。」
見るとそこには一つのグラウンドがあった。中では大人たちの草サッカーが行われている。
「あそこだ。」
テツがそう言って、ある一人の選手を指差す。
俺は目を疑った。
「うぉぉぉお〜!おっぱいドリブル!」ザッ
バッバッ
「イヤッホーッ!!おっぱいターン!」
ビュッ
「し…信じられない…。」
一人の少年が大の大人たちを次々と抜いていく。
「ドリブルのスピード、キレのするどさ、一流プレイヤーなみだ。…あんな小さな子が大人を相手に…。」
「それが、まだ小学生らしい。オレも初めて見たときはびっくりした。」
22 :
'ヽ/ヽ:2005/03/22(火) 10:50:38 ID:2RWceLCA0
2
―うわさを聞いてな。
ひと月ほど前から毎週日曜日になると大人たちの草サッカーにまじって“助っ人”として活躍しているそうだ。
パンテーラ・アマリージャ
その動きから『黄色いヒョウ』と呼ばれているらしい。
「そこでだ、“キング”と呼ばれる日本代表のおまえさんにだな……おい、どこへ行く?」
「あれだけの素材……テツさんの言いたいことはわかりますよ。」
「…ふふ。あいかわらず熱いやつだ。」
23 :
'ヽ/ヽ:2005/03/22(火) 10:52:01 ID:2RWceLCA0
3
ワーワー
「お…、おい?」
「え…?ウソだろ!」
グラウンドへ降りると、こちらに気づいた数人の大人たちが驚きの声をあげる。
「お…おいっ、本物だあっ!本物のカズだあーっ!」
「きゃあーっ」
「うふっわたし惚れちゃいそう」
「カズさん…(ポッ)」
群がる有象無象。
「うへぇっ。」
「カズだカズだ。」
「お…おいっ!?ちょっと待てよっ!どうしたんだよ?もうやめるのかよ――っ!?」
その他大勢を振り払い、グラウンドの中央に一人残された少年に歩み寄る。
「やあ、ゴメンゴメン。中断させちゃったな。」
不思議そうにこちらを見る少年。“カズ”と聞いても無反応かよチクショウ。
「でも、俺はキミとサッカーをしたくなったんだ。」
「えーっ。」
「マジかよ、おい?」
驚きの声をあげる
無理もない。日本代表のエースが一般人の子供とサッカーをしたいなんて言ったのだ。
「どうだい、俺と1対1で勝負しないかい?」
「えぇ、全然かまわないッスよ。そのかわり、僕が勝ったらエロ本買って下さい。子供は買っちゃだめなんて糞本屋に言われたんで。」
「あっはっはいいとも!洋モノでもSMでも何でも好きなのを選べよ!じゃあ、俺が勝ったら?」
「僕なんでも言うこと聞いてあげるよ」
「よーし、じゃあルールは簡単だ。このハーフラインの位置から俺を抜いて、ゴールしたらキミの勝ちということにしよう。」
「オーケーっス。」
「俺の名前は三浦知良。キミは?」
「陽平、春原陽平っス。」
24 :
'ヽ/ヽ:2005/03/22(火) 10:52:43 ID:2RWceLCA0
4
グラウンドの中央で対峙する。
「よしっ、さあこいっ陽平!!」
「へへっ、じゃあいくよ〜」
ドンッ
(はっ…、速いっ!!)
ババッ
(カズフェイント!)
(い…や、似ているけど俺のとは少し違う!!ボールも一緒にコントロールしている!!)
バシッ
「ここかっ!!」
「!!」
かろうじてボールに触れる。 完全にカットする事はできなかったが、抜かれることもなかった。
体勢を立て直すために間合いをとる陽平。
「うひゃーっ、危ない危ない!やるじゃん、お兄ちゃん!!」
再び対峙する。特に焦った様子もなく、むしろどこか楽しそうな表情を浮かべている。
「でも今度は――」
言うやいなや前傾姿勢で最高速のドリブルを始める。
「シュートまでもっていくよっ!!」
シュッ
「!!」
バッ
「何っ!?」
こ…これはっ!
「今度はクライフ・ターン!?」
25 :
'ヽ/ヽ:2005/03/22(火) 10:54:59 ID:2RWceLCA0
5
__ _ ..... _
,. -(",`ヘ´ ! ノ /`> 、 __
./("∠ゝ〜へ/ヽへヘ〜、(" )ヽ、
.// / / ! .iヽ,'ヽヽヽ`、 、ヽ(" ,) ヽ
/ / ,' ,' ! !.! ! l } .} ! l l ヽヽ| l lヽ
〃 l | { { _,./ | \!ヽ!ヽヽヽ | l l lヽ
! ! .! ! ヽ.ヘ _」,,_ヽ ノノ,⊥」,,!└--'l. l l l ヽ
LL⊥ !_ヽヘ.f;;i| |f;;;ソ| | |l. 、 ! l l ! `
! |__//|. `.u‐‐' ` `''゚ | ! !.! ! lヽ!Mノ
// l ヽ ~~~ .ノWレ l l l `、
././ ,ハW/ ` ‐ .. _ .. l | | | | |.`, `、
/ / / | | ,.f┘- ‐ ' }ヽ、l ! ! ! `、`、
/ ./ / i !, '´ ハヽ−'/ \ | |. l !. ヽ
/ i i < ! ` / , 彡、 l } \
【ことみちゃんの豆知識】
#クライフ・ターン
1974年のW杯西ドイツ大会で“空飛ぶオランダ人”と呼ばれたヨハン・クライフが見せた芸術的なフェイントなの。
26 :
'ヽ/ヽ:2005/03/22(火) 10:57:04 ID:2RWceLCA0
6
「シュートいただきーっ!!」
「くっ!!」
シュート体勢に入った陽平に向かって必死に足を伸ばす。
(大丈夫だ…まだ完全には振り切られていないっ!!)
ザザァッ
(届けっ!)
チッ
つま先がボールに触れる。だが、構わず陽平はその左足を振りぬいた。
ドッ
ボールは一直線にゴールへと向かう。
ゴール左上隅を狙った際どいコースだ。
27 :
'ヽ/ヽ:2005/03/22(火) 11:00:06 ID:2RWceLCA0
7
カァァン
「あ…りゃ〜!!」
ボールはクロスバーに弾かれてラインを割った。
「お兄ちゃんやるっスねぇ〜!!」
スライディングしたままの体勢で横たわっている俺の元へ駆けつけてくる。
「1対1でこんなに手こずったのは初めてだよ!」
「?」
「この辺では僕に敵う奴なんかいないからね。ま、無敗の王者ってヤツっスよ。」
得意そうに笑う。生意気な顔だ。殴りたくなってくる。
「そうか。それならキミにプレゼントをあげよう。」
「マジっすか!」
「あぁ。」
ボールを拾い、センターサークルの所までドリブルで移動する。
「何ですか?ビデオっスか!うわ僕興奮してきたよっ!…ってなんでもう一回1対1やるみたいなポジションにいるんすか?」
「その通り。もう一回だ。しかも今度は僕が攻めだ。」
「えぇっ!プレゼントはどうなったんすか!?」
「あげるよ。」
「じゃあ何で1対1なんて…」
「キミに、敗北をプレゼントしよう。」
「ははっ面白い冗談っスね!僕が負けるわけないでしょ。」
28 :
'ヽ/ヽ: