国立社会保障・人口問題研究所の出生動向基本調査に拠れば、20代前半未婚者の性交経験の割合は、1987年には男性52.7%・女性31.9%だったが、2002年には男性60.1%・女性55.7%となった。
他の年代も含めて、全般的には男性の方が性交経験率は高いようだ。
しかしこれを「童貞率」・「処女率」という言葉で表せば、この15年間で童貞率は7.4%、処女率は23.8%、それぞれ低下した事になる。つまり、童貞率と比べると、処女率は大幅に下がっているのだ。
これまた、他の年代も同様である。以下の表を見れば一目瞭然。性交経験率は男性が横ばい状態なのに対し、女性は調査年毎に上がっているのが分かる。
この時代、やはり処女は希少化しているらしい。しかし童貞が同じように減らないのは、どういう事だろう。もしかしたら処女が経験豊富な男性に、一極集中しているのかも知れない。
以上より結論。
この15年で処女率は、童貞率の3倍以上低下した。裏では処女の経験豊富な男性への、一極集中している実態が見え隠れしている。
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