1 :
名無しさんだよもん:
「うぐぅ……」
うぐぅじゃないよ、なにそれ? かわいいと思って言ってるの? いい加減そのキャラやめたら
「キャラって、ボクは別に……」
キャラでしょ?
〜中略〜
ホント、馬・鹿・ね・っ!
バカアァン
うま…しか…ね?
わたし、祐一にとって、なんなのよっ!!
ねえ? 祐一にとって、わたしはなんなの……単なる、従姉妹なの?
ねぇ、教えてよ!! 祐一にとって、わたしはなんなの!?
祐一、祐一の方から、わたしにキスしてくれたことないじゃないっ!!
祐一の方から、わたしを抱き締めてくれたことないじゃないっ!!
わたし、祐一にいっぱい、アプローチしたのに……。それでも祐一は気付いてくれなくて……。
あの祐一の部屋のベランダでのことは、わたしの精一杯の勇気だったんだよ……
なのに、祐一は答えを出してくれなかった……。わたし、怖くなった。
もしかして、祐一は、わたしのことなんて、どうでもいいと思ってるんじゃないかって。
わたしは、だから怖くなった。『好き』って一言を、祐一に言えなくなった。
だって、拒絶されたら怖いもんっ!!
わたしの気持ちは、子供の時から変わってない。
だけど、祐一の気持ちは、わたしにはわからなかった。わたしは、祐一の昔の思い出しかもってない。
だから、祐一との新しい思い出を作ろうって、わたし、必死だった。
わたしも昔のわたしじゃなくて、新しい自分に変わろうって必死だった。
祐一の好きな女の子になりたいって思った。
でも、どんなに頑張っても、祐一がわたしをどう思っているのかわからなかった……。
わたし、こんなに祐一のことが好きなのに……
もしかしたら、わたしのこの想いは、祐一にとって迷惑なものなのかもしれない。
そんな風に、わたしは考えるようになってきた。
だから、やっぱりわたしは祐一といとこ同士でい続けようと思った
祐一にとって、わたしってなんなのか……。それを考えるだけで、怖かったから。
いとこ同士なら、こんな想いをしなくてもすむと思ったから……
わたし、このままでいいと思った……。わたし、このままでもいいと思ったのに……
でも、お母さんが死んで、わたしは本当に一人ぼっちになって……。
そしたら、このままじゃ嫌だっていう気持ちが湧いてきて……っ
そして、やっぱりわたしは、祐一のことが忘れられないんだって思ったの。
思いが抑えられなくなってきちゃって……っ
だって祐一は、わたしの初恋の人なんだもの……。ずっと、ずっと好きだったんだもの……
わたしは……わたしは……っ。祐一のこと、わたし、子供の頃から大好きだった。
だから子供の頃、祐一と別れるって聞いたとき、すっごく泣いたんだよ。すっごく泣いたんだから……っ
でも、祐一とは笑顔でお別れしたいと思って。
好きだったから、祐一にわたしの笑顔を覚えていて欲しかった。
そして、いつかまた、祐一に会えるって思って……
だからわたしは、祐一と別れるあの時、精一杯の勇気を振り絞ったんだよ。
雪うさぎをあげて、また会いに来てって約束したよね。わたしにとっては、あれは精一杯の勇気だった。
もしかしたら、祐一ともう会うことはないかもしれない。
でも、わたしはそうしても祐一が好きだった……。
祐一との繋がりを消したくなかった……っ。だから、約束をしたんだよ。
あれは、祐一にとって、ささいな約束だったのかもしれないけど……。
わたしにとっては、とても大切な約束だったの……っ
たとえ離れても祐一との関係を、唯一、繋げてくれる約束だったから……っ。
祐一があの約束に返事をくれなかった時、わたしは本当に悲しかった。
だから笑顔で別れられなかったんだよ……っ
でも……。本当に長かった……。祐一との再会までの時間は、わたしにとっては本当に長かった……。
わたしは、一生懸命に雪うさぎを作り続けた。いつか、この想いが祐一の心に届くんじゃないか、って……
でも、年を経るにつれて、こんなことをしても、意味がないんじゃないかって思えてきた……。
だって、こんな小さな雪うさぎに込めた想いなんて、
こんな大勢の人がいる世界で、祐一にだけ届くなんてありえないもの……っ
それでも、わたしはこの雪うさぎにすがるしかなかった……。あの約束にすがるしかなかった。
わたしにとっての、祐一との接点。それは、この雪うさぎと、あの約束しかなかったから……っ
そして、七度目の冬が来たとき……、祐一がこの街に引っ越してきた時……。
わたしの願いが、ようやく届いた……
雪の降る駅前で……。祐一がベンチに座っていた……。
祐一は最初、わたしのことがわからなかったみたいだけど……
わたしには、すぐにわかった。心臓が張り裂けそうだった。心が……飛び出しそうだった。
そして、これが最後のチャンスなんだって思った。神様がくれた、最後のチャンスなんだって。
わたしの気持ちを祐一に伝える、神様からの最後のチャンスなんだ、って……っ
だけど、祐一は、昔と一緒で、わたしの想いには全く気付いてくれなかった。
だからわたしは、祐一に行動で知らせようと思った。わたしの想いを……
でも祐一にとって、わたしはいつまでも、昔の従姉妹のままだった。
わたしにとっては、精一杯の勇気だったのに……。
祐一はわたしのそんな心に、気付いてくれなかった……っ
だから、わたしは怖くなったの……。
もしかしたら、わたしのことを、祐一はなんとも思ってないんじゃないか……。
だから、最後の賭けだった……っ
ベランダでのキス……。でも祐一はやっぱり、何もわたしに、示してくれなかった……
わたし、本当に怖くなって……。祐一の気持ちが、わからなくなって。
だからこのまま、いとこ同士の関係でいいと思った……
でも、お母さんが死んじゃって……
……わたしにだって、わかってた。祐一が、子供の時とは違うってこと。
でも、わたしには子供の時の祐一の思い出しかなかったんだもんっ。
北川くんと香里みたいに、子供の時から今まで、ずっと一緒にいられたわけじゃなかったんだもんっ!!
祐一との空白との時間……。それを取り戻そうと、わたしは必死だったんだよっ!!
そして、わたしも変わろうと必死だった。過去のわたしじゃなく、あたらしいわたしになろうと必死だった……
そうすれば、祐一はわたしに振り向いてくれるんじゃないか……。
従姉妹のわたしじゃなくて、新しいわたしなら。祐一は振り向いてくれるんじゃないか、って思ったの……っ
だから、髪型だって変えたんだよっ。わたしも、変わろうって……っ。
昔のわたしじゃなくて、新しい自分に変わろうって
だけど、それでも祐一はわたしを見てくれなかった……っ。
祐一は最後まで、わたしを見てくれなかった……っ
嫌いなら嫌いって、はっきり言ってよ……っ!!
わたしに気のあるそぶりを見せないでよっ!!
今、ここで、わたしのことが好きなのか、答えてよぉ……っ
そうしないとわたし、祐一のこと、いつまでも想い続けちゃうじゃない……っ!!
苦しいんだから……っ!! 想い続けているのは、とっても苦しいんだから……!!
うましかねーーっ!
わけわからんスレだ
ログインのいあーんバカンス思い出した
伊豆か。あれはいいものだ。
うま・しか・ね・っ…?
14 :
(ノ>ヮ<)ノ☆:04/12/18 20:14:31 ID:NNkx7h48
久弥スパイラルのよかーん♪
15 :
ポストマン ◆mGZfoq5fBY :
1000スレ突破記念火気庫ヽ( ´∀`)ノ ボッ