リポビタンD

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45名無しさんだよもん
功「楽しい想い出に……つらい想いを重ねることない」
功「想い出はキレイなほうがいいに限る。だろ?」
真帆「あ……ああ……」
真帆「あたし……あたし……」
真帆「はい……センパイの……言うとおりです」
真帆「そう……ですよね、きっと」
それは……決別の言葉だった。永遠に違えるという約束だった。
ほんの一歩ずつ踏み込めば、抱き締められたのに、ふたりはあえてそうしなかった。
いや、そうされたくなかったんだ……。
それはふたりが願ったつながりでなかったから。傷を隠すことも、見て見ぬふりもできないと悟っていたのだから。

功「イヴ……」
真帆「?」
功「残念だったな。それに、桜も見れなかった」
真帆「はい……」
功「……」
功「真帆、最後にいいか?」
真帆「……?」

功「ファイトぉぉぉ!」
真帆「いっぱぁぁーーっつ!」

………
……


真帆「木田センパイ」
木田「なんだ?」
真帆「やっぱりセックスしても、なにもないんですね……」
真帆「わかってたけど……」
真帆「さみしいな」
木田「……」