「他の人質を確認するでござる」
先ほどヌワンギとやらが言っていたエルルゥ…あの様子だと他にも何人か捕らえられているようでござる。
ヌワンギの様相を見ていたら何とかしてやりたいと思ったでござるよ。
「で、出来れば助けたいんだな。で、でも何人が何処に居るかぜんぜん解らないんだな」
確かに、某たちは全く情報をつかんでいないでござる。
それに変にそのようなことを探っていては不審に思われるかもしれない…
「ど、どうするんだな?どうやって情報を集めるんだな?」
A その辺の兵士に聞いてみる
B はるかに聞いてみる
C ヌワンギ同様この国に潜入した者を探してみる
Bで
拙者たちは一通り仕事を終えてボーっとしているはるか殿にさりげなく聞いてみた。
「はるか殿、先ほどヌワンギとやらが言っていた『人質』とはどういうことでござるか?」
「ひ、ひどい言いがかりなんだな。御堂将軍様がそんなことするはずないんだな」
はるか殿は少し宙を見上げて何か考えてから思い出したように言ったでござる。
「……ん、多分『獣人教化政策』のことかな?」
「何でござるか、それは?」
「確か時々国境付近に居る他国の国民を『特別に招待』して将軍様のすばらしさを知ってもらうべく
『温情あふれる教育』が施されるって政策だったと思う…」
「なるほど、なるほどでござる」
「真意を理解していない他国から『拉致』だとか『洗脳』だとか言われてるけどね…」
「す、すばらしいんだな、他国の国民にも積極的にこの国のよさをわかってもらおうとするなんて信じられないんだな」
「是非ともその教育施設をみたいでござるよ…よければ教えていただけないでござるか?」
A 「…ごめん、場所は秘密にされてる」
B 「……ここから3キロ離れた軍事基地の地下らしい」
C 「…実はこのテレビ局の地下深くに施設があるらしい」
Bで
「……ここから3キロ離れた軍事基地の地下だったと思うよ」
軍事基地…しかも地下でござるか…
「だから一般の人が入るのは無理、残念だったね」
二日後に放送が、三日後には攻撃が始まるでござるよ
出来れば放送の混乱に乗じて助け出したいでござるが…
「ど、どうするんだな、このままじゃまずいんだな」
確かに…放送は二人一緒に居なければいけない以上
二手に分かれるわけにもいかないでござる
某はどうすればいいでござろうか…
A エルルゥ殿には悪いが今回は救出を断念するでござる
B ヌワンギの国の人を探して協力を求めるでござる
C 放送までにバレないように基地に潜入してエルルゥ殿を助けるでござる
B
個人的にうたわれが好きなので救いが欲しい。
ざく、ざく、ざく
ざく、ざく、ざく
某たちは某国とヌワンギの国との国境付近の山を歩いているでござるよ
「本当にこのあたりを探索していれば会えるのでござるか?」
「か、確証はもてないんだな、た、ただこの国の地形と軍事基地の位置関係からすれば。
ヌ、ヌワンギみたいにこの国に侵入するにはここが一番適しているんだな」
「それでこのあたりを歩いていれば会える可能性が高い訳でござるか…」
「た、ただ誰も助けに来ていないのなら無駄なんだな」
あまり可能性は高くないでござるが…やるしかないでござる
ざく、ざく、ざく
ざく、ざく、ざく
そうやって某たちは無駄かもしれない行進を続けたでござる
暫くして
「あの三人は?」
「い、いたんだな、よかったんだな」
雑木林隠れたおそらくヌワンギの国の人たちを見つけたでござる
2人まで選んでください(オボロは固定)
ドリィ グラァ ハクオロ カルラ トウカ カミュ クロウ ベナウィ ウルトリィ
犯しやすそうなトウカとカミュで。
トウカとベナウィでお願いします
「くそっ、ユズハを探さなきゃいけないのに」
「落ち着けオボロ殿、ここであせってもしょうがない」
「トウカ、カミュが空から見てみようか?」
「いや、万一見つかるとまずいのでは…」
「ど、どうやら道に迷っているようなんだな」
「とにかくコンタクトをとるでござる」
某たちは小太刀二本持った青年とどこかうっかりしてそうな女武士と巨乳で黒い翼を生やした少女たちに話しかけた
「お主たち、もしやヌワンギの仲間でござるか?」
「…!なんだお前たちは?まさか御堂の兵か?」
「ち、違うんだな、ぼ、僕たちは味方なんだな、話を聞いて欲しいんだな」
拙者たちは自己紹介をしてお互いの状況を説明しあったでござるよ
「……そうか、二日後にそんなことを」
「カミュ、ユズっちたちのことが心配だよ…」
「とにかく二日後に放送途中で大混乱がおきるからその隙にユズハたちを助ければいいんだな」
「そうでござる、某たちも皐月ちゃんを助けなければいけないでござるからこれ以上のことは出来ないでござるが…」
「……ああ、あんたらも大変なんだろ」
「こ、混乱はしていても、ぐ、軍事基地なんだな、大丈夫なのかな?」
「大丈夫だよ、カミュたち、こう見えてとっても強いんだから」
「某たちはその軍事基地の近くで放送まで隠れておく、お主らは?」
「ぼ、僕たちは放送まで味方のふりをするんだな。み、御堂の近くだから不審に思われるとまずいんだな」
「そうか…お互いに健闘を祈るぜ」
「お主たちも無事で」
(ユズハ…無事でいてくれよ)
お互いに打ち合わせをして某たちは別れたでござる
A 某たちがテレビ局に戻るとはるか殿から皐月ちゃんが歌う曲について聞かれた
B 某たちは定められた宿舎に戻り、とりあえず眠りについた
C 鶴彦たちが宿舎で眠るころ、御堂は皐月を部屋に呼び出していた
A
某たちは山から宿舎に戻る途中で一旦はるか殿に挨拶をしようと思ったでござる
テレビ局ではるか殿を発見……?はるか殿が珍しく困った顔でうなっているでござるよ
「……う〜ん、なかなかいい曲がないなぁ」
「どうしたのでござるか、はるか殿?」
「…ああ、宿舎に戻ってなかったんだ。実はさ、喜び組の湯浅さんに歌ってもらう曲なんだけど
この国って文化統制されてるから歌える曲が少なくて困ってるの」
「そ、それなら皐月ちゃんが得意な曲を歌ってもらえば、い、いいんだな」
「そうでござる、そのほうが皐月ちゃんの高い歌唱力が伝わり、ひいては御堂将軍様のすばらしさが全国民に伝わるでござる」
「…なるほどね、じゃあ湯浅さんには『得意な曲を歌って』って言った方がいいみたいだね」
「そうでござる、是非ともそうして欲しいでござるよ」
助かったでござる。変にこの国の国歌などでも歌われては効果は半減するでござるよ。
確かアニメ雑誌に書いてあった情報によると皐月ちゃんの得意な曲は…
A デカルチャーといえばこの曲『愛・覚えていますか』
B 『Routes』(ゲームの「ルーツ」のOP)でござる
C 何故か『鳥の詩』でござる
チメイドの高いC
致命度?
「歌わせる曲は鳥の詩でいいと思うでござる」
「鳥の詩?聞いた事ないなあ」
「そ、そんな事ないんだな!エロゲーのOPとしては…」
「エロゲ?」
「い、いやなんでもないでござるよ!」
(…いきなりエロゲーのOPなんて言ったらはるか殿が引くかもしれぬ)
(ご、ごめんなさいなんだな、迂濶だったんだな)
「そう、これは日本で局地的ブームを起こした名曲でござる!」
「局地的?どこの?」
「そ、それはでござるな……」
「アニソンかなんか?」
「いや、アニソンというか…なんというか…」
(こ、今度AIRはアニメ化するから間違ってはいないんだな…)
「まあいいよ。問題はどんな歌かより、どう心に響くかだから」
「そうでござるか。では皐月ちゃんに歌わせるのは鳥の詩という事で」
「うん。それでOK」
よし!これで後は放送まで待つだけでござるよ。
「あ、明日の事なんだけど」
「まだ何かあるでござるか?」
「うん。明日は放送前の下準備があるから付き合ってよ」
(ど、どうするんだな?)
(まあ、作戦決行は明後日。明日は暇ができるし、もう放送までの打ち合わせもほぼ済んだでござるし…)
「構わぬでござるよ」
「そう、わかった」
「では某達はこれにて…」
「待って」
「む?」
宿舎に帰ろうとする某達にはるか殿は一枚の紙を渡したのでござる。
それにはこう書いてあったのでござるが…
A もう嘘つくのはやめたら?
B 明日の午前中、面白い事が起こるよ
C 御堂将軍の裏の顔、知りたくない?
D おならぷう
A
その紙にはこう書かれていた。
「もう、嘘付くのやめたら?」
「こ、これはどういう意味でござ…」
そこまで縦が言いかけると、はるかはさらにメモを取り出し書き始めた。
『ここからは筆談にしようよ』
(まさか、バレていたでござるか!?しかし今更…よし!)
「おお、そういえば予算の打ち合わせがまだだったでござるな」
縦はすぐに頭を切り替え、はるかと筆談を開始した。
(筆談で話すという事は、まだ某達の事を誰にも言っていないかもしれないでござる)
わざとらしくそう叫ぶと、縦もメモに書き始める。
『口で言えないような事でござるか?』
「ん〜それだと少し高いかな」
『兵士に聞かれたら私の命も危ないからね』
『そんな言い方をするという事は、もしや…』
『いいよ、無理しなくて。君達も外から来た人でしょ?』
「いやあ、その予算だとスタッフの数が足りなくなるでござるよ」
『気付いてたでござるか?』
『なんとなく、ね。私もスカウトされたクチだし』
『スカウト?』
『私は元々日本の雇われプロデューサーだったんだけど、
ある日いきなりこの国の人にスカウトされたんだ』
「ん、なら大道具の予算を削って…これでどうかな」
『私も面白そうだからつい誘いに乗ってこの国に来たけど、なんか様子が変なのに気付いてね』
『では御堂はやはり…』
『ん〜どうだろ。さっきはああ言ったけど私も立場上そこまでは踏み込めなくてね』
「人件費をここまで切り詰めて、と。いかがでござるか?」
『じゃあ証拠はまだ掴めてないと?』
『そう。上辺だけは従ってるふりし続けてきたけど』
『テレビ局の人間でも解らない事があるのでござるか?』
『テレビ局だから、だよ。マスコミには裏の面は隠す。これはどの国でも同じ』
『なるほど…』
「まだ高いね。撮影費用も少し下げてみない?」
『私もそろそろ日本に帰りたいしね。なんだかこの国やばそうだし』
「いや〜厳しいでござるなあ、それでは放送時間が足りなくなるでござるよ」
『では、某が知ってる情報を一部話すでござるよ』
鶴彦ははるかに自分がやってきた事を一部を除いて書き記した。
『ふんふん、軍の命令で3日以内に…失敗したら総攻撃かあ、怖い怖い』
『いや、全然怖がってるように見えないでござるが…』
『性分なんだ、気にしないで』
「これならギリギリ予算内で制作できると思うけど…どう?」
『獣人を拉致していたってのも、君の言い分だと本当っぽいね』
『それはおそらく事実でござろう。某も詳しくは見てはおらぬが』
『で、どんな作戦でこの国を引っくり返すの?』
『それはまだ言えないでござるよ』
鶴彦がはるかに言っていない事が一つだけある。
それは皐月の歌が国家転覆の引き金になっているという事だ。
これはもしはるかが嘘を付いていて、裏切り者をあぶり出す役だったら…
というのも想定して敢えて言わなかった。
『ま、当然だよね。賢いと思うよ』
『すまないでござる』
『いいっていいって。それに…』
『私も今度の番組で将軍に聞いて見るつもり。この国の真実を』
「おお!これなら明日にでも撮影に行けるでござるよ!!」
『しかし、それでは貴殿も』
『どうせじっとしてても3日後には危ない目に合うんでしょ?』
『それはそうでござるが…』
『それならやりたい事やってから危ない目に合うほうがいいんだ、私は』
(はるか殿…最初見た時は何考えているか解らぬ曲者だと思っていたが…)
『なかなかに肝が座っているでござるな』
『単に自分に嘘を付きたくなかっただけだよ』
「じゃあ、この企画でスタートという事で」
「お互い良い取引きでござった。これなら放送に間に合うでござる」
「ではまた後日!」
「うん、また明日ね」
こうして縦&横ははるかと別れた。
「なかなかのめ、名演技だったんだな」
「まさかはるか殿が洗脳されてなかったとは…」
「作戦内容話してしまったけど、だ、大丈夫なんだな?」
「彼女は嘘を付けるタイプではないと信じたいでござる…それに」
「そ、それに?」
「某達の事を密告するのなら、一度我々が彼女と別れた時に兵士達に伝えているはずでござる」
「な、なるほどなんだな」
「とりあえず今日は宿舎に戻ろうでござる」
「お、お腹ペコペコなんだな」
こうして縦横コンビの潜入作戦第一日目が無事に…
A 終わった。次の日の朝に時間が飛ぶ
B 終らなかった。夜中に突然騒ぎが起きた
B
拙者たちは宿舎に戻り、荷物を置いて夕食をとったでござる。
ちなみに今晩のメニューは豚丼でござった。
「牛丼が食べられるのはいつの日でござろうか……」
「ぶ、豚丼も慣れればそれなりに美味しいんだな」
食事を終え、与えられた宿舎の部屋でテレビを見たでござる。
「やはり、娯楽作品はほとんどないでござるな」
「ど、どの番組も御堂を褒め称える内容ばかりなんだな」
ニュース・ドラマ・ドキュメント・教育番組etc…どれも
あからさまに「御堂将軍の『地上の楽園』は最高である」などと言われているでござる。
適当なところでテレビを消し、入浴した後某たちは寝ることにしたでござるが…
ドンドンドン
突然ドアが激しくノックされたでござるよ
ドアを開けると血相を変えた兵士が入ってきたでござる
「ど、どうしたんだな?」
「何かあったのでござるか?」
A 「脱走だ、湯浅皐月が脱走したから皆で捕まえろだと」
B 「テロだ、国内の不穏分子がこの建物の中に立て篭もりやがったんだよ」
C 「火事だ、国内の不穏分子がこの建物に火をつけやがった」
c
「火事だ、国内の不穏分子がこの建物に火をつけやがった」
そういえば何やら焦げ臭い匂いがするでござる。
「とにかくお前たちも早く建物から出ろ!」
「わ、わかったんだな」
「承知したでござる」
某たちは急いで適当な荷物だけを持ち部屋から出たでござる。
幸い火元の一回のボイラー室と某たちの泊まっていた部屋は離れていたお陰で
無事に脱出することが出来たでござる
「おい、消火班急げ!!!」
「こっちはもうすぐ鎮火する、そっちはどうだ!?」
「こっちはまだかなり燃えている、応援をよこせ!!!」
「今行く、もう少しであらかた収まりそうだ」
どうやら鎮火してゆくようでござるな
「い、いったい誰がこんなことをするんだな?」
「何だお前ら、知らないのか…ああ、この間亡命してきたってのはあんたらか」
某たちは側にいた兵士に聞いてみたでござる。
「将軍様に楯突こうって愚かな連中が時々こういうことをしやがるんだよ
今日ヌワンギとか言う奴が変な放送しやがったから調子付いたんだろうな」
「そんな連中がいるのでござるか?」
「ああ、奴らは……」
A 将軍様に地位を取られた元首相の水瀬秋子の娘、水瀬名雪とその一派だ
B 将軍様に地位を取られた元首相の古河早苗の娘、古河渚とその一派だ
C 将軍様に地位を取られた元首相の神尾晴子の娘、神尾観鈴とその一派だ
想像つかんがAで
a
「ああ、奴らは将軍様に地位を取られた元首相の水瀬秋子の娘、水瀬名雪とその一派だ」
「水瀬秋子?確か数年前までこの国の首相をしていた人物でござるな」
「あんたらの国にも政権交代の事ぐらいは伝わっているだろうよ」
「た、確かに、秋子氏の時代には、ぼ、僕たちの国とも国交があったんだな」
「まああの時代は俺のような軍人には冬の時代だからな、それに比べりゃ今は天国だぜ」
「某たちは『現在の国際情勢の緊迫化から一時的に政権を御堂将軍に譲る』とニュースで知らされたでござるが…」
「大体はそうだが、実際は御堂将軍様達があの軟弱な水瀬秋子から頂いたってわけだ。まぁいろいろと教えてやるよ」
その兵士の話によるとこのようでござる
数年前までの水瀬秋子が政権を取っていた時代は軍縮・国外との協調路線だったでござるが
数年前、秋子氏の政策に不満を持っていた御堂をはじめとする軍部が突如クーデターを起こし政権を奪取。
そして水瀬秋子は今も御堂の城に囚われているらしいということでござる。
その際に水瀬派の軍人達が当時幼かった水瀬名雪を連れ去り逃亡
以来今まで水瀬支持者の国民の支援を受けて国内に潜伏し、時々今のようなテロ活動をしているのでござる。
「俺たち軍人にとってはまさに『地上の楽園』ってわけさ」
ヒソヒソ(こ、これはどうするんだな?)
ヒソヒソ(やはりここは明日にでもコンタクトを取ってみるでござる)
某たちは…
A とりあえず今夜は別の宿舎に移り、明日の朝探すことにしたでござる
B まだ付近に火事を起こした名雪派が居るかも知れない、某たちは名雪派を探し始めた
C 「…実は俺がその名雪派なんだよね」なんと某達の正体に感づいたのか目の前の兵士が名乗り出たでござるよ(兵士の人物指定)
b
いいかげん「ござる」やめれ。
なに分けの分からんことを
へぎょ〜〜〜
このスレ「某〜でござる」とか言ってるのトウカじゃないの?
トウカはござるなんて本編で一度も使ってないんだが
う〜ん、トウカのセリフには「ござる」ってつけてないと思うんだが
縦のほうは普通に語尾に「ござる」ってつけてたよな?
縦の語尾には「ござる」が付くが、一人称は“某”でなくて“拙者”のはず。
まあ今更そんな事言っても仕方ないんで、素直に続きキボン。
「まだ近くに名雪派の兵士がいるかもしれないでござる、少し探してみるでござるよ」
「そ、それがいいかもしれないんだな、あ、明日にすると下準備で忙しいかもしれないんだな」
拙者たちは火事のあった宿舎のボイラー室から人気の少ない雑木林の方に歩いていった。
「こっちでござるか」
「た、多分逃げたのならこっちなんだな。お、落ち葉の乱れ具合からち、近いんだな」
こんな夜にわずかな明かりでそこまで解るとは…やはり蔕麿はすごいでござる
「…?あの小さな光は?」
「き、きっと名雪派の兵士なんだな」
拙者たちは僅かに漏れている光源のほうへ速度を上げていった
「…!と、止まるんだな」
「どうしたでござるか蔕麿?」
「む、向こうも、不審に思って辺りを警戒し始めたんだな」
「やはりただの軍人ではないということでござるか」
「き、危険なんだな、こ、こっちに来るんだな」
拙者たちが発見した兵士は油断無く銃を構えこちらに歩いてきたでござる
「……誰だ?」
拙者たちの前に現れた兵士は…
A 蝉丸
B 光岡
C 宗一
D リサ
E 醍醐
Bで
よりにもよってセ○ィロスかw
オタク二人組ならバッチリFF7ネタ決めてくれるだろうな
拙者たちの前に現れた兵士……それは
「「セ、セフィ○ス?」」
それは何処からどう見てもFF7のラスボスセ○ィロスにしか見えなかったでござる
「……答えろ、お前たちは何者だ?」
銃を突きつけられているというのに拙者たちは思わずFF談義に花を咲かせてしまったでござるよ
「な、懐かしいんだな、め、名作だったんだな」
「拙者はクラ○ドのレベルが8でクリアしたでござるよ」
「……お前たち、俺を無視するな」
そういうと目の前のセフィロ○は刀を抜き目の前にみせつけたでござる…が
「『心無い天使』は厳しかったでござる」
「や、やっぱり倒されると空飛ぶイカになるんだな?」
「お前たち…御堂の手のものではないようだが…」
刀を突きつけられてもFF7の話をしていた拙者たちにセフ○ロス殿はすっかり警戒を解いたようでござる
「はっ、こんな話をしている場合ではなかったでござる、ええとセフィ…」
「……光岡悟だ」
「拙者は縦王子鶴彦というでござる」
「お、横蔵院蔕麿なんだな」
「拙者たちは拉致された湯浅皐月ちゃんを助けるためにこの国に潜入したでござるよ」
「……その様子だと俺達の素性も知っているようだな」
「お主は元首相水瀬秋子支持派の兵士でござろう」
「それだけ知っているなら話は早い、俺達のアジトに来てくれないか」
「ね、願ってもないんだな」
拙者たちはセフィ…もとい光岡殿について行きアジトに案内されたでござる
A 拙者たちは抵抗運動のリーダー水瀬名雪と話をしたでござる
B 名雪殿は眠っていたので実質的なリーダーである光岡殿と話をしたでござる
C 名雪殿は眠っていたので参謀である美坂香里殿と話をしたでござる
b
こうしてみるとFF7なんて懐かしいな。
最後のセフィロスが飛行状態でシドがお荷物になったのを思い出したよ。
光岡殿に案内された建物は山中のちょっと開けた場所に建てられた小屋だった。
明かりをつけると奥のベッドには少女、おそらく水瀬名雪殿がぐっすりと眠っている。
「すまない、名雪様は一度寝るとテコでも起きない。代わりに俺が話を聞こう」
拙者たちは二日後に御堂の番組で国内に大混乱がおきること。
それに合わせて拙者たちが皐月ちゃんを助けること。
同時にオボロ殿たちが囚われた人たちを救出すること。
そして三日後には某大国から攻撃が始まってしまうことなどを光岡殿に話したでござる。
「だから、光岡殿には番組の最中に御堂を倒して新政権の樹立を宣言して欲しいでござるよ」
光岡殿は少しの間目を閉じて考え、決意したように話し始めたでござる。
「俺は数年前、御堂が軍部を率いてクーデターを起こしたとき
一部の支持者と当時幼かった名雪様を連れて逃げることしか出来なかった…」
「以来地下に潜り細々と今晩のような抵抗運動を続けていたが……クーデター以来の同志も少しずつ消えてもはや俺一人だ」
「……とうとう決起するときが来たようだ。現在の政権は御堂の悪い意味でのカリスマで持っている…必ず倒してみせる」
「た、頼むんだな、絶対倒して欲しいんだな」
「失敗すれば攻撃が始まり…無関係のこの国の国民も大勢死んでしまうでござる」
「…ああ、任せておけ」
「そ、それじゃ僕たちは帰るんだな、あんまり遅いと不審に思われるんだな」
「はるか殿に頼んで光岡殿たちが登場しやすいよう舞台を整えるでござるよ」
あらかたのことを打ち合わせて拙者たちはアジトを出て、代わりの宿舎に戻ったでござる
A そのころ、御堂は皐月を部屋に呼び出していた
B そのころ、ユズハ達は兵士たちに陵辱の限りを尽くされていた
C そのころ、囚われの水瀬秋子の元へ御堂が面会に来ていた
C
…ジャラ、ジャラ
足枷を付けられボロボロの服を纏った女性…元首相の水瀬秋子は牢に繋がれていた
御堂に政権を『譲った後』『心労がたたり入院』したことになっている彼女はずっと牢に入れられていたのだった。
……キィィ、バタン
この特別牢を訪れる人間はただ一人である。
「ケッケッケェ、久しぶりだな、水瀬秋子さんよ」
「御堂……」
「今夜もお前の支持者…おそらく光岡だろうよ、チマチマと火事なんか起こしやがったぜ」
「…………」
「いつまでもご苦労なことだぜ、まったく」
そういいながら御堂は秋子の豊かな胸を鷲掴みにし、無遠慮に揉み始めた
「…っ、やめなさい」
「何今更言ってやがるんだ、もう何度も俺様に抱かれたくせに」
「…………」
牢に入れられてから数年間、もはや数え切れないほど秋子は御堂に陵辱されていた。
「しかしお前も強情だな、俺様を新たな夫にして正式に政権を譲ればこんな目に会わずにすむのに…」
「……どんな目に遭っても私は貴方を夫になどしませんし、政権も譲りません」
「けっ、まぁ勝手に言ってろ。どうせ光岡一人じゃ何も出来ないからな」
そういうと御堂はボロボロの服を剥ぎ、乱暴に下着を脱がせ、秋子の肢体を弄び始めた
「ゲーック、相変わらずいやらしい身体だぜ、もう反応してきやがる」
どれだけ心で拒否しても何年にもわたる陵辱の中で、秋子の身体は御堂の責めに敏感に感じるようになってしまっていた。
涙をこぼしながら御堂に身体を汚される間、祈っていることはいつも同じだった。
(……名雪、貴方は無事でいて……)
そして牢屋での望まぬ情事の中、夜は更けてゆく…
A 翌朝、縦と横は打ち合わせのためにテレビ局へ向かった
B 翌朝、縦と横は朝食の最中で、御堂の特番が明日放送されることを知った
C 翌朝、横と縦は朝食の最中に、今日の予定を立てていた
C
A
なんでCだけ縦と横が逆にw
「拙者はもう充分でござる、残りは蔕麿が食べるといい」
「あ、ありがたいんだな。いざと言う時のためにエネルギーを溜めておくんだな」
両方横でなくてよかった。
そんな事を考えつつ、配給された朝食を食べながら
縦と横は今日の予定を立てていた。
「やはり敵を知り己を知れば百戦危からずでござる。
番組作成の準備という事にして御堂将軍の周囲を探るのは……」
「そ、それならまず己のほうを知ったほうがいいんだな。
はるかプロデューサーのほうをじっくりと調べたほうが……」
「味方ならば拙者はヌワンギの国の3人が気になるでござる……」
「そ、それもいいけど水瀬名雪に直接会ってみたいんだな……」
そうして食卓の上が綺麗に片付けられた頃、今日の予定が決まった。
A.御堂将軍の周囲を探るでござる、の巻
B.はるかプロデューサーと打ち合わせるでござる、の巻
C.ヌワンギの国の人たちが気にかかるでござる、の巻
D.起きている水瀬名雪が見たいでござる、の巻
「は、ハットリくんとは懐かしいんだな」
「実は拙者、これを出す機会を狙っていたでござる」
Bでいこう
数時間後、拙者たちはTV局ではるか殿と打ち合わせをしていた。
表向きはいかに将軍様を称える番組として高い完成度を目指すかの会議でござるが
実際は筆談で現状についていろいろと話しているのでござる。
昨日と変わらぬマイペースな微笑を見せるはるか殿だったが
これは彼女流のポーカーフェイスなのかもしれないでござる。
「か、カメラの台数がやっぱり厳しいんだな。アングルが片寄るんだな」
『水瀬名雪が生きていて、支援組織にこれを立てる準備が出来ているようだ』
「ん、それなら思い切ってこっちとこっちにもカメラを置こうか?」
『噂には聞いていたけど、やっぱり反政府活動も盛んみたいだね』
「しかしそれでは今度は電源が確保出来ないでござる」
『隣国の活動もあるようだし、何とかなりそうでござる』
「ちょっと待ってね、今計算してみる」
『そうだ、こっちでもひとつ伝えておく話があるよ』
そしてはるか殿はこう書いたでござる。
A 午後から湯浅皐月さんと打ち合わせする事になったよ
B 隣国から密入国した人たちが捕まったよ
C 軍部のほうで協力してくれる人が秘密裏に連絡をくれたよ
D ヌワンギが処刑されたらしいよ
Cでいけ!
d
ヌワンギ、28秒差で一命を取り留めたか。
しばらく、ヌワンギの命を賭けた選択肢争いが繰り広げられます……逃げて〜ヌワンギ逃げて〜〜
『軍部のほうで協力してくれる人が秘密裏に連絡をくれたよ』
『それは本当でござるか!?』
『うーん、前から似たような連絡はあったんだ。
翻意のある人を探るためのオトリかもしれないから
あんまり真面目にとりあっていなかったんだけど
どうやっても3日後に総てが決まるんだったら
ちょっとぐらい危ない橋を渡ってみるのもいいかなってね』
『す、すごい胆力なんだな、世が世ならひとかどの武将なんだな』
『それで接触してみた感触が大丈夫そうだったんで伝えたんだ。
ふたりがどんな計画を立てているのかは知らないけど
軍内部の人の協力があればきっと助かるんじゃないかな?』
『確かに魅力的な申し出でござるが……』
『関係ないけど私って筆談ですごい量を話してるね。
これなら日本に帰っても速記屋で食べていけるかな』
『……』
『……』
『ん、冗談だから。それでどうするかは決まったのかな?』
A 『拙者たちはその人に接触することにするでござる』
B 『で、でもさすがにタイミングが良すぎて怪しいんだな』
A
A
同じ選択とは言え、1秒差ってのは初めて見たな(・∀・;)
拙者達はその軍内部の協力者と接触する事にしたでござる。
はるか殿も道案内の為取材と偽って付いてきているでござるが
まあ皐月ちゃんの歌の事さえばれなければ大丈夫でござろう。
今は協力者と待ち合わせの約束を取りつけた酒場にいる所でござる。
「はるか殿、何故こんな場所で待ち合わせしたでござるか?」
「ん、向こうの希望なんだよ。本部の近くだと仲間の軍人が見張ってるから」
「モグモグ…こ、この唐揚げも美味しいんだな」
「蔕麿、つまみばっかり食べてんじゃないでござるよ」
「あ、いいよいいよ。どうせ全部経費で落とすから何食べても」
そう言ってるはるか殿は既にウォッカやテキーラを10杯くらい飲んでるでござる…
(ど、どうして全く酔わないんだな?)
(案外タダ酒が目的で酒場を待ち合わせ場所にしたのかもしれぬ…)
「あ、次はスピリタス頼んで」
「ス!スピリタスはアルコール96度の最凶の酒でござるよ!!」
「一回飲んでみたかったんだ。平気だからたの…まなくていいよ。残念」
「ん、どうしたでござるか?」
はるか殿の目線を追うと酒場の入口に一人の男が立っていたでござる。
彼が軍内部の協力者でござるな?彼の名は…
A 犬飼俊伐
B 九品仏大志
C 醍醐隊長
D 少年(moon.)
B
「フハハハハハハハ!!」
その男は店に入るやいなや突然笑いだした。
「き…貴殿は!」
「だ、だ、大志さんなんだな!」
「フフフ…久方ぶりだな、同志鶴彦に同志蔕麿よ!!」
「あれ、もしかして知り合いだった?」
「知り合いなんて物ではないでござるよ」
「そ、そうなんだな、ジャ○アン風に言えば心の友なんだな」
「我輩もまさかこのような異国の地でまた巡り会えるとは思わなかったぞ。さて…」
「久しぶりだな河島はるか!我輩は九品仏大志!いずれ世界を征服する男だ!!」
「あ、これは大志殿なりのジョークだから気にしないでいいでござるよ」
「解ってるって。って昨日会ったばかりじゃない大志さん」
「はるか殿、このヤングメンは絶対悪い人ではないでござるよ」
「そ、そうなんだな。僕達が保証するんだな」
「我輩とこの二人は魂で繋がる同志!!」
「大志殿にはアニメ関連の色々な面でお世話になっているでござるよ」
「い、意見交換に新しいDVDの値段比較に…」
「秋葉やこみパでも頻繁に会うでござる」
「良く行くアニメショップでは、働いてた時もあるんだな」
「ふ〜ん。つまり大志さんもオタクって事?」
「フハハハハ、はっきり言うな同志はるか!その通りだ!!」
「そっちも否定しないんだね。嫌いじゃないよそういう性格」
「しかし何で大志殿がこんな場所で軍に…」
「それは後で話そう。まずはこちらの知っている限りの情報を伝えるとしよう」
大志は御堂軍の軍隊の配置や本部の内部見取り図、脱出経路等を詳細に伝えた。
「これだけの情報があれば奇襲も脱出も容易く可能であろう」
「す、凄いんだな…」
「どうしてここまで事細かに知っているのでござるか?」
「それだけではないぞ。御堂将軍の弱点も既に看破した」
「な、なんですと!?」
「御堂は…おそらく水に弱い」
「ほ、本当なんだな?」
「我輩は職務上御堂の近くにいるのだが…奴が風呂に入っているのを見た事がない」
「しかしそれだけでは…」
「さらに、水を飲んでいる所も見た事がない」
「そ、それは奇妙なんだな」
「そして…雨が降っている時は絶対に外出しないのだ。
まるで濡れるのを極端に嫌がっているように」
「なんかジャ○ラみたいだね」
「は、はるか殿…なんで○ャミラを知ってるでござるか」
「御堂をテレビ局に呼び出すのだろう?
それなら何か水をかける仕掛けを用意しておくといい」
「もう知っていたでござるか?」
「同志はるかから大体の事は聞いている。
どんな作戦を決行するまでは知らなくて聞けなかったが…」
「大志殿、それは…」
「同志鶴彦、蔕麿、耳を貸せ」
「なんでござるか?」
ヒソヒソ(皐月ちゃんの歌を使うのであろう?)
ヒソヒソ(そ、そこまで知っていたでござるか?)
ヒソヒソ(我輩を誰だと思っている?オタクなら考える事は一つであろう)
ヒソヒソ(や、やっぱり同じ結論に達した訳なんだな)
ヒソヒソ(実は我輩も皐月ちゃんがこの国に来た時に決意したのだ、御堂を失脚させると)
ヒソヒソ(では大志殿も皐月ちゃん萌えでござるか?)
ヒソヒソ(いや、我輩は今でもあさひちゃん一筋だ。それは変わらぬ)
「いつまでナイショ話してんの?」
「やや!これはすまんでござるよ」
「そういえば同志はるか、芳賀玲子という女性がそちらで働いているな?」
「うん、キャスターとしてね。部署が違うから話した事はないけど…」
「彼女は我輩の大切な同志だ。おそらく拉致されて無理矢理働かされているのだろう」
「拙者も思い出したでござる!確かこみパで…」
「こ、コスプレイヤーをしてた女の子なんだな」
「ん、わかった。玲子さんにも私から言っておくよ」
「うむ、宜しく頼む」
「で、大志さんは何故軍に入ったの?」
「そうでござった!拙者もそれが気になってたでござる」
「ぐ、軍の全ての配置や地図に御堂の弱点まで知ってるなんてふ、普通じゃないんだな」
「では説明しよう!だが…」
「だが?」
「その事を話すにはまず我輩とあさひちゃんの
甘く切ない失恋話から語らねばなるまい…」
以下1462行に渡り省略。
「…という訳なのだ」
「は、話が長すぎるでござるよ!!」
「ん…もう終わった?」
「ね、寝てたんだな?」
「つまり要約すれば、和樹とあさひちゃんの駆け落ちが発端なのでござるな?」
「その通りだ。流石縦王子、情報を整理する頭脳のキレは衰えておらぬな」
「拙者を試したでござるか?…相変わらずでござるな大志殿」
「我輩はあさひちゃんと同志和樹の駆け落ち事件以来、すっかり生きがいを無くしてしまった」
「その気持ち、良く解るでござるよ…拙者も一度はオタクを止めようとさえ思ったでござる」
「ある日、絶望の日々を過ごす我輩に衝撃的な事件が起こった」
「事件でござるか?」
「そうだ。我輩はそれでいてもたってもいられず、この国へと降り立った」
「そ、それでどんな事件があったんだな?」
「うむ、実は…」
A 御堂から我輩を喜び組専属マネージャーとしてスカウトすると手紙が届いたのだ
B あさひちゃんが誘拐されてこの国にいるとの情報が入ったのだ
C 実は同志和樹がこの事件に絡んでいると聞き、調査に参った
D 御堂が次に狙っているのはオタク文化の支配なのだ
Bだと普通だな。
Dで。
>>585 >「だ、だ、大志さんなんだな!」
『大志』の読みは「だいし」じゃなくて「たいし」な。
「…御堂が次に狙っているのはオタク文化の支配なのだ」
「どういうことでござるか?」
「く、詳しく教えて欲しいんだな」
「御堂は現在の閉鎖的・軍事拡張路線だけでは行き詰ってきたと考えたのだろう
資金面・そして己の思想を広めるためにオタク文化に目を付けたのだ
世界の…特に日本の優秀なアニメ・ゲーム・漫画のクリエイターを引き抜き
言うことを聞かなければ拉致して御堂を賛美する作品を作らせるつもりのようだ
オタク文化の中心である日本の作品のレベルを下げ
自国の作品を輸出することで潤沢な資金を得て、さらに己の歪んだ思想を植えつける…
ということを考えているらしい」
「そ、それは困るんだな、なんとしても止めなければならないんだな」
「皐月ちゃんや玲子殿もその計画の一環として拉致されてしまったでござるか…」
「ふむ、我輩が持っている情報は十分に提供したつもりだが…他に何かやることはないか?」
「そうでござるな…」
A 御堂を倒した後のことを考えて各部隊の指揮官に根回しをして欲しい
B 囚われているという元首相の水瀬秋子を救出して欲しい
C 先日番組ジャックをしてつかまったヌワンギを救出して欲しい
B
某と拙者なんかの一人称間違いならともかく
こんなつっこまなければあまり気付かれないレベルなら
ほっとけばいいのにな…哀しい習性か
別に間違いを指摘することは問題ないだろ。
指摘の仕方に問題があるわけでもないしな。
>>595 だから指摘をここで書くだけで
ウザがられるんだよ
そういう指摘は愚痴スレに書いた方がいいと思われ
指摘するなら敬語使って
もしもし、申し訳ありませぬが○○の箇所が間違っておられますよ
次回からお気を付けくださいねとでも書け。
もしもし、申し訳ありませぬが間違っているところを指摘するレスより
>>593-598のようなムキになってそれに噛み付く輩の方が見苦しく存じます。
どうぞあなた方の大好きな愚痴スレにお戻りになられるようお願い存じ上げます。
いいように遊ばれているように気づけよおまいら
>>593 とりあえず過去ログ見て来い。
突っ込むのはかまいやしないんだ。
次回から直せるものならむしろ言った方がいいぐらいだ。
だがそれでグダグダとストーリーに対して文句言うのが問題だと分からんか?
プッ7時間も経ってから何言ってんだかw
>>600 レス番間違えてないか?
というか
>>593-599は全部くだらん挙げ足取りなのは確かだが
あくまでつっこみに対するつっこみであって、
「ストーリー」に文句言ってる奴は一人もいないぞ?
指摘するのは構わないが的確で正しい指摘をしてくれ。
「囚われているという水瀬秋子氏を救出して欲しいでござる」
「し、新政権を立てるときに、ひ、人質にされたりすると困るんだな」
「囚われている場所などは解るでござるか?」
「ふむ…確か水瀬秋子氏が囚われているというのは獣人たちの地下牢の奥の特別牢だ」
「そ、そんなところに大志殿はは、入れるのだな?」
「通常は御堂しか入れないことになっているが…番組での混乱中なら問題ないな」
「良かったでござる、それなら一緒にヌワンギが言っていたエルルゥたちも助けてくれないでござるか?」
「う〜む……しかし我輩一人では限界があるぞ」
「し、心配無いんだな、じ、実はヌワンギの国からエルルゥ達を助けに来た人がい、いるんだな」
「番組の混乱中に基地に入りエルルゥを助けることになっているでござる
その人たちと一緒に救出して欲しいでござるよ」
「なるほどな…それなら可能だ、そのエルルゥ達を助けに来た人達のことを詳しく教えてくれ」
「り、了解なんだな」
…………………
「じゃあ作戦は次のとおりなんだね」
「番組前にスタジオに光岡殿達に隠れてもらって本番がスタートするでござる」
「……ん、スタジオに隠れやすくて奇襲しやすい場所を確保しとくよ」
「ほ、本番中に皐月ちゃんを使って大混乱を起こしその隙にみ、御堂に水をかけるんだな」
「そして光岡殿に御堂を倒してもらい新政権の樹立を宣言
あわせて我輩たちが水瀬秋子氏、エルルゥたちを救出すればいいのだな」
「…じゃあ今晩はもう遅いし解散する?」
「了解でござる」
「そ、そうするんだな、明日に備えて休むんだな」
「我輩も準備をすることにしよう」
計画を立てて拙者たちは解散したでござる
A その晩、皐月は御堂に部屋へ呼び出されていた
B その晩も、地下牢でエルルゥ達は兵士達の相手をさせられていた
C 翌日、拙者たちは朝からテレビ局で最終調整をしていたでござる
C
さっさといこう
>>602 あ〜スマン。説明不足だ。
以前に、突っ込みに対する批判が出た理由はストーリーに言及してグダグダ言ったことから。
今回のように単発の突っ込みに対して
>>35 >>513 を引っ張ってきてまで筋違いのツッコミを入れてることに対しての批判をしたんだ。
誤解するのも無理ない。スマン。
次の日の朝。拙者達はいよいよ御堂を打ち倒す計画の
最終調整をテレビ局で行っているでござるよ。
「…じゃあここで皐月さんに歌わせるんだね?」
「そうでござる。ここで鳥の詩を生で流すんでござるよ」
「おっはよ〜」
「あ、玲子さん。今日はよろしくね」
「オッケー!この仕事が終わればやっと日本に帰れるのよね」
「そうでござるよ。玲子殿も色々大変でござったな」
今日の御堂特集番組は玲子殿が総合司会をする事になったでござる。
はるか殿が昨日の内に事情を話しこちらの作戦も伝達済みでござる。
「じゃあ玲子さんは先にスタジオ入りしといて」
「あいよ〜」
「そういえば、光岡殿はもう来ているでござるか?」
「ん〜まだ。どこ行ったんだろうねぇ」
「むう、光岡殿がいなければ御堂を打ち倒すのが難しくなるでござるよ」
「ま、まずいんだな!」
「おお、どこに行ってたでござるか蔕麿」
「た、大志さんと連絡を取っていたんだな」
「して、大志殿はなんと?」
「み、御堂と喜び組がもうこちらに向かっていると。予定より早すぎるんだな!」
「なんですと!?放送予定はゴールデンの時間帯ではなかったでござるか?」
「それが御堂が浮かれていて早くテ、テレビ局に行きたいと言い出したんだな」
「くっ、御堂のワガママのせいでこっちの予定が…」
「ん、わかった。私に任せて。」
「はるか殿!何か策があるでござるか?」
「策ってほどじゃないけどね」
「して、どうするでござるか?」
「まずはね…」
はるか殿の策はこうでござる。まず御堂将軍が来たら
昼のワイドショーとかの内容を一部変更して御堂に生放送でインタビューをして足止めする。
次に御堂特集番組も放送時間を長くして2部編成にする。
1部は夕方、そして2部を予定通りゴールデンの時間に放送するでござる。
全部生放送でやるのでかなり忙しくなりそうでござるが…
ちなみに2部の中盤て皐月ちゃんの歌を流し、同時に御堂を倒す予定でござる。
「セットの準備は大丈夫なのでござるか?」
「もうあらかたはね。間に合いそうになかったら他のスタッフも使っていいよ」
「い、いいんだな?別の部所のスタッフなのになんだな?」
「御堂将軍の番組の為なら何でもやるでしょ。今なら」
「そ、そりゃそうでござろうが…」
「で、肝心の番組の内容だけど…」
「予定変更でござるからな、どうするか…」
御堂特集番組の内容ジャンルをそれぞれ一つずつ下記から選んでください
最初に選んだのが1部、次に選んだのが2部の内容になります
A 真面目なドキュメンタリー
B 笑いもポロリもあるバラエティー
C 豪華景品付きクイズ
D 一流役者を起用したドラマ
E 豪華なミュージカルオペラ
CとB!!
Cで
>>609 良く読め、一つずつ選べと書いてある
といってももう608に両方選ばれちゃってるが
申し訳ありません、慌ててました
この後の大まかな話の流れは、
午前中〜御堂&皐月ちゃん達喜び組テレビ局入り
御堂を番組が放送可能になるまで足止め、
午後〜第一部・クイズ番組放送開始、
終了後第二部バラエティー番組放送開始
バラエティー番組の中盤で作戦決行、
歌を流すのと御堂退治を同時に行い
その裏側では大志やオボロ達が軍事施設に殴りこむ訳か。
なんだか凄く忙しそうだなw
あ、そういや縦と横も御堂の番組に
出演者として出ると書いてあったな。
「それじゃあ第一部は『豪華景品付のクイズ番組』で第二部は『笑いもポロリもあるバラエティ番組』って事だから」
「わ、分かったんだな」
「バラエティ番組の最中に作戦決行でござるな」
「…まぁ、そういうこと」
「はるかさ〜ん、御堂将軍様が到着なされました」
「ん、今行く」
とうとう御堂が来たでござる
「ケッケッケェ、今日は俺様の素晴らしさを存分に放映しろよ」
「…はい、先日の番組ジャックの汚名を返上できるよう努力します」
「ゲーック、上手くいったらもっと出世させてやるぜ」
御堂の後ろを歩いている女の子…間違いない、皐月ちゃんでござる
拉致されて以来外出が出来なかったせいか心持ちウキウキしているようでござる
(あ、あれが皐月ちゃんなんだな)
(やはり雑誌で見るよりずっと可愛いでござる、拙者の天使でござる)
皐月ちゃんに見とれていると御堂が拙者たちに話しかけてきたでござるよ
「おい、お前たちが最近来たっていう亡命者か?」
「は、はい、そうなんだな」
「御堂将軍様と共演できて至極光栄でござる」
「ゲーック、俺様の国家の素晴らしさを存分にアピールしろよな」
「了解でござる」
「き、きっと上手くやってみせるんだな」
拙者たちは心にも無いお世辞を言って御堂の機嫌をとったでござる
「それじゃあお昼のインタビュー番組『玲子の部屋』が始まりますので御堂将軍様はスタンバイしてください」
(玲子殿、上手く時間を稼ぐでござるよ…)
A 『玲子の部屋』は終始問題なく放送されたでござる
B 『玲子の部屋』の途中で、御堂が玲子殿に突然セクハラ行為をしたでござる
C 『玲子の部屋』の途中で、玲子殿の質問に御堂が怒りだしたでござる
A ここら辺は難なく進もう
tomattyatta
「こんにちは、本日の『玲子の部屋』は特別に御堂将軍様がゲストです」
「ゲーック、今日は俺様の国家の素晴らしさを存分に語ってやるぜ」
「…始まったでござるな」
「ん、この間に光岡さんたちに来てもらわないといけないね」
………
「…そういう訳で現在では私も御堂様の下で働かせてもらっていますがこの国は最高ですね」
「ああ、その通りだ、そこのところを分かっていないバカどもが多くて困るがな」
………
インタビューも中盤に差し掛かったころ、ようやく光岡殿と名雪殿が来てくれたでござる
「すまない、遅れてしまったな…変装して人目を避けていたせいで時間がかかった」
「ま、間に合ってよかったんだな」
「それじゃあ第二部のスタジオに隠れる場所を用意したから案内するね」
「ああ、分かった。御堂を倒した後名雪様に暫定政権の発足を宣言してもらう」
その時、光岡殿の隣に立っていた名雪殿がつぶやいたでござるよ
「…ねぇ、光岡さん、今回の事が終わったら、お母さんに会えるよね?」
そういえば名雪殿はもう何年も母親と離れ離れになっているでござるな
「……きっと会える、いや、会わせてみせる」
「…うん、私頑張るから」
「そろそろインタビューも終わるからさ、あたしについてきて」
光岡殿たちははるか殿に案内されて第二部用のスタジオにいったでござる
「本日はありがたいお話をしていただき感謝の言葉もありません」
「まぁなんだ、将軍として当たり前のことをしたまでだぜ」
「『玲子の部屋』も終了したようでござるな」
「つ、次はクイズ番組なんだな」
「はるか殿、次のクイズ番組の題名は何でござるか?」
「ん〜っとね……」
A 『平成御堂教育委員会』
B 『御堂クイズダービー』
C 『パネルクイズアタック御堂25』
「って全部有名なクイズ番組に『御堂』と付けただけのパクリではござらんか」
C
「パネルクイズアタック御堂25だよ」
「あのオセロとクイズを融合した番組でござるな」
「か、解答者はどうするんだな?」
「ん、今集めてる」
「今ですと!?そんな悠長な事やってていいんでござるか?」
「仕方ないよ。何しろこのクイズ自体本来は放送しない予定外の番組なんだし」
「確かに…御堂が早く来なければ予定通りバラエティー1本で済んだでござる」
「そ、その解答者はどこで集めるんだな?」
「ん、観光客」
「まだこんな危険な国に観光で来る粋狂な者がいるのでござるか!?」
「表向きは洗脳や拉致はやってないクリーンな国で通ってるからね」
「なるほど」
「その実、拉致されて二度と国に帰れない人もいるけど」
そう言ってはるかは次のクイズの段取り台本を読んでいる玲子に目をやる。
「やはり玲子殿も…」
「さっき聞いたんだけどね。コスプレ大会で優勝した景品がこの国の旅行券だったらしいよ」
「べ、別に観光客から呼ばなくてもぐ、軍人やスタッフ使えばいいんだな?」
「やるからにはね、やらせはしたくないんだ私」
「たとえ時間繋ぎの番組といえども手抜きはしない、という事でござるか」
「まあ、そんなとこかな」
「プ、プロ根性なんだな」
「それで、解答者は何人集めるのでござるか?」
「解答者は4人で、その内2人は君達だから…あと二人だね」
「二人でござるか…」
「今空港でスタッフがクイズに出たい人を募集してるからそろそろ…」
「はるかさーん、たった今空港で二人誘い終えたそうです」
「ん、わかった」
「これで解答者も揃ったでござるな」
「ゲーック、貴様ら何の話してやがる?」
そこに玲子の部屋の放送を終えた御堂が口を挟んできた。
「こ、これは御堂将軍閣下!先ほどの放送は素晴らしかったでござるよ」
「そ、そうなんだ…じゃなくてなんです、でした、でしたんだなですなあ」
「蔕麿さん、無理に口調変えないほうがいいよ」
「ん?その台本はクイズ番組か?」
「そうでござる、この後偉大なる将軍閣下の番組の余興として放送するのでござるよ」
「ほぅ、面白そうだな…よし、俺様もそのクイズに出演させろ」
「ななななんですと?解答者としてでござるか?」
「当たりめぇだ」
「い、いくら何でもそれは…」
「いいですよ」
「はるか殿!よいのでござるか?」
「これは御堂将軍様の為の番組ですから。御大自ら出るのも視聴者に対し良いアピールになるでしょう」
「ヘッヘッヘ、話が分かるじゃねえか」
「但し」
「但しなんだ?言ってみろ」
「出る以上は御堂将軍といえども解答者の一人に過ぎません」
「おお、そりゃそうだな」
「ですので問題の正解やヒント等は将軍といえども教えられません」
「貴様…」
「………」
「は、はるか殿…」
「ゲーック!いいぜ、それで出てやるよ」
「解りました」
「今日の俺様は気分がいい。いつもなら即刻処刑してやる所だ、ありがたく思うんだな」
「ありがとうございます」
「んじゃ、俺様はテレビ局の中を見学してくるからな。しっかり働けよ」
そう言い残し御堂は去っていった。
「は、はるか殿、良いのでござるか?あそこまでつっぱって」
「出来レースにはしたくなかったからね」
「り、凛々しいんだな」
「それにもう彼の横暴も半日で終わるし」
「最後のわがままと思えば、安い物でござるな」
「はるかさーん、解答者が到着しました」
「来ちゃったね」
「どうするでござるか?御堂のせいで席が一つ埋まってしまったでござるよ」
「よ、呼んでおいて今更追い返すのも気が引けるんだな」
「ん…君達のどっちかだけを解答者として出す事にするよ」
「一人だけでござるか?」
「うん、それが一番楽だし」
「と、とりあえずその解答者に会いに行くんだな」
「うむ。それに何も知らない御人ならこの国の事情を説明しなければなるまい」
「じゃあ控室に行ってみよう」
縦と横のどちらがクイズ番組に
解答者として出演するか選択してください
1 縦
2 横
そして縦か横、御堂以外の
二人の解答者を選択してください
A 春原
B 国崎
C 和樹
D 耕一
E 宗一
F 浩之
G 健太郎
H 千鶴
I スフィ―
J 由騎
K あかり
L あゆ
M 観鈴
N あさひ
1とeとn
宗一キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━!!!
「…や、やっぱり僕より鶴彦が出た方がいいんだな」
「鶴彦さん、飛び級で大学卒業するほど頭良いんでしょ?人は見かけによらないね」
「解り申した、では拙者がクイズに出演するという事で…」
現在我々三人は控室に向かっている所でござる。
途中で相談した結果、知識量や頭脳を総合して
拙者が解答者として出演する事に決まったでござるよ。
「ひ、控室に付いたんだな」
「失礼します」
はるか殿が扉をノックして中に入り、拙者達も続いて入る。
部屋の中には高校生くらいのヤングメンが一人と
あさひちゃんがいたでござるよ。
…はて?今拙者は何と?あさひちゃんがいた?
もう一度見てみるでござる。うむ、この顔はやはりあさひ…
「なにっ!!!???」
「あ、あ、あさあさ、あさひひ、ちゃちゃちゃんがいるんだななな!!」
「な、何故あさひちゃんがこんな所にいるでござるか!?」
「あれ、この方とも知り合い?」
「いや、知り合いというか…」
「あさひちゃんは日本の声優アイドルだった人でござるよ」
「つ、鶴彦が皐月ちゃんのファンになる前にい、一番好きだったアイドルなんだな」
「ああ、桜井あさひね。その人なら私も知ってる。確か声優で初のオリコン連続1位を…」
「聞きたい事がある」
「へ?」
「いきなりなんでござるか?」
突然部屋の隅にいたヤングメンが話しかけてきたでござる。
「湯浅皐月という少女について教えてほしい」
「皐月さん?彼女なら…」
「知っているんだな!?頼む、何でもいいから教えてくれ!!」
「ど、どうしたんだな?興奮しすぎなんだな」
「あんたも今皐月ちゃんがどうの、とか言ったな?何を知ってるんだ?」
「ま、とりあえず落ち着こうよ」
「う…すまん。俺らしくないぜ」
「貴殿は皐月ちゃんとはどういう関係でござるか?」
「俺は…」
拙者達はこの熱いヤングメンから話を聞いたでござる。
彼の名は那須宗一。皐月ちゃんの同級生で、しかもプロのエージェントらしいでござる。
我々に続く第二の追撃増援として送りこまれたそうでござるが…
「…じゃああんた達が陽働部隊の?」
「知っていたでござるか?」
「ああ。海軍から既に先にこの国に潜入した連中がいると聞いていた」
「では、貴殿も外人部隊の一人として…」
「いや、エージェントだ」
「こ、こだわるんだな」
「それに俺は大統領直々の命令で動いている」
「だ、大統領!?」
「そうだ。今回この国に総攻撃を仕掛ける命令を出した大統領…」
「アレキサンダー・D・グロリアでござるか?」
「そう、通称アレックス。彼と俺は知り合いなんだ」
「だ、大統領と知り合いでござるか!?」
「別にこの国が壊滅しようが俺にはどうでもいい事だったんだが…」
「皐月さんが好きだから追ってきたんでしょ?」
「なっ!何言いだすんだあんた」
「顔見れば分かるよ。惚れた女の為、って顔してるもん」
「ち、ちげぇよ!俺はただ同級生が拐われたと聞いてだな…」
「まあ、そういう事にしておいてあげるよ」
「とにかく、俺は観光客として潜入し皐月を助けるつもりだった」
「そしたらたまたま空港でスタッフの呼び込みが聞こえたんだね」
「ああ。なんでも御堂将軍と喜び組が同時にテレビに出ると聞いてな」
「それで出演者として御堂達に近付くつもりなんだね」
「大統領からの命令は御堂の殺害だけだが…、俺はまず皐月の無事を確認したい」
「皐月さんなら向こうの控室にいるよ」
「本当か!?」
「本来なら面会不可なんだけど、君も御堂将軍を倒す仲間なら…私がうまく言って会わせてあげるよ」
「それは約束する!すぐに会わせてくれ!」
「わかった、じゃあ一緒に行こう。鶴彦さん、ちょっと待ってて」
はるか殿と宗一殿はそう言って部屋を出ていってしまったでござる。
そんな…拙者ですらまだ皐月ちゃんとは話してもいないのに…。
千堂和樹といい、拙者の好きなアイドルはどうしてこう…
待て。和樹?和樹はあさひちゃんと…ハッ!!
「そうだ!あさひちゃんがいたのでござった」
拙者と蔕麿は改めてあさひちゃんを見つめたでござる。
「へ、変装してるけど間違いなくあさひちゃんなんだな」
「こ、光栄でござる。まさかこのような地であさひちゃんに会えるとは…」
「あ…その…えとえ〜と」
「で、でも変なんだな?あさひちゃんは千堂和樹と駆け落ちしたはずなんだな」
「うむ、ワイドショーや女性週刊誌でもそのように報道されていたでござる」
「あ…その…和樹さんは…」
「そ、そういえばあさひちゃんは何でこんな国に来たんだな?」
「それも気になるでござる」
「そ、それは…その…え〜と…」
「言えないなら無理に答えなくてもいいでござるよ」
「じ、実は…」
A 和樹に浮気されて傷心旅行していた
B 行方不明の和樹を探してここに着いた
C アイドルとして復帰し、最初の仕事がこの国だった
D 実は和樹より大志が好きで、彼を追ってきた
B
「じ、実は…その…こ、これを見てください」
あさひが鞄から取り出したのはある漫画雑誌であった。
「むっ!この雑誌は!」
鶴彦はその雑誌の拍子を見るや否や表情を変えた。
「こ、心当たりがあるのかな?同志縦」
「うむ、これは最近発売された漫画雑誌で出来の良い漫画が揃っている事で有名でござるが…
実はそれ以外に「一部で知られているある特異な点がある事でござる」
「そ、それは?」
「…漫画の作者の詳細がほぼ正体不明か捏造された物である事でござる。
拙者の情報網で調べた限りで分ったのが…この出版社が所謂”在日企業”でこの国と繋がり
があった事でござる」
「在日ってことは…」
「うむ、御堂の戦略の一端である事は間違いないでござる。 で、それが千堂和樹と如何様な関係が?」
「こ、このページを見てください」
あさひが指し示したページにはある漫画が載っていた。それを見た縦と横は驚愕した。
「これは…ペンタッチや作風が違うが紛う事無き”千堂かずき”の作品!まさか…」
「はい…多分皆さんが考えている通りです…」
あさひはその事を思い出だしたのか目に涙を浮かべていた。そして、事の詳細を語りだした。
彼女が言うには今から3ヶ月程前に彼が突如失踪したのだ。最後の足跡は自宅に帰る前に彼女に
遣した電話のメッセージであった。警察も捜索をしたが見つからず。途方に暮れていた彼女に
差出人不明である小包が送られてきた。中身はこの雑誌と一枚の手紙。
手紙の文章はただ一文『千堂和樹は生きている』と。彼女自身もこの雑誌に描かれた彼の漫画を
見て彼の生存を確信し、様々な手段を持ってこの雑誌がこの国に関係している事を調べ上げた。
そして、彼女は藁をも掴む気持ちでこの国にやって来たと言う。
「ほ、他の作品を見たんだけどやっぱり行方不明の漫画がや同人作家が見られたんだな」
「うむむ…これは許し難い暴挙でござるな…」
「漫画って事はF地区のあの棟かな?」
いままで横でぼーっとしてたはるかが突如口を開いた。
「知っているのでござるか、はるか殿」
「風景とかの資料を送った事があるから多分、ってくらいだけどね。 それとあそこ夜中でも電気ついているし」
「お願いです!あの人を…助けてください…」
「あさひちゃんを我々から奪った憎き男でござるが…それ以上にあさひちゃんを泣かす者は許さんでござる!
心配は無用でござる。 拙者達に任せるでござる」
「はいっ!」
あさひはまだ涙ぐみながらも嬉しさから笑顔を溢した。
そして、番組の報道が始まった。まず──
A 御堂将軍を称える歌が流れた
B 解答者の自己紹介から
C 御堂の気に障った者がその場で処刑された
D その頃、大志は(視点変更)
E その頃、和樹は(視点変更)
F その頃、米軍は(視点変更)
A
無人のスタジオ。スポットライトで司会席だけが照らし出されているそこは、やたらと寂しく見えた。
司会席には――玲子殿。
「皆様、今晩は。本日は特別番組として『パネルクイズアタック御堂25』を放送致します。
タイトルからもお分かりのように…親愛なる指導者同志・御堂将軍閣下をお招きしての放送となっております。
国民の慰安にまで熱心に取り組まれる御姿に、私は感動を抱かずにはおられません」
「ゴニョゴニョ)さすがなんだな、ほぼアドリブであの長台詞を…」
「ゴニョゴニョ)…それより、あの特有の気迫のこもったアナウンサー口調をマスターしている方が驚きでござる」
「それでは…親愛なる指導者同志・御堂将軍閣下を称え、『閣下がいなければ祖国もない』を斉唱」
その瞬間、スタジオの周囲の暗がりにライトが灯る。そこには人、人、人。
ミリ○ネラの観客席のように渦巻く観客が照らし出された。
観客は一斉に立ち上がり、精一杯の声で賛歌を歌い始める。
「…凄いでござるな…」
圧倒されていた我々だったが…
「お前らは歌わんのか?」
「!!」
同じ控え室でモニターを見ていた我々であったが、屈強な衛兵を従えた御堂が…疑わしげな表情でこちらを見ているでござる!
A も、申し訳ない。新入りなもので…
B う、歌うでござる!なに、国威高揚の歌なぞ燃え系アニソンと変わらないでござる。
C 「閣下、入場のお時間です。準備を」 はるか殿、助かったでござる!
D ここは…おならぷう
>>631 今更遅いし細かい事と言われるかもしれんけど
>>627ではるかは宗一と一緒に部屋から出ていってるよ
d
「おならぷう」
さ、皐月…それはなんだ!?
いきなりこれでは訳がわからんだろうから、話を少し戻そう。
俺は宗一。この前の打ち切りもなんのその、
またもや出番を貰えた幸運な男だ。
俺ははるかさんに案内されて皐月がいる部屋にいるんだが…
「何だ、心配して損したぜちくしょう」
「でね、御堂将軍ったら本当にマツ○ンサ○バの格好して…」
俺はてっきり皐月が御堂にあんな事やこんな事されてると思い
必死で駆け付けてきたんだが…とんだ取り越し苦労だったなこりゃ。
つーか御堂が悪人だって事も気付いてねえだろこいつ。
「じゃあ御堂の奴はお前には何もしていないんだな?」
「うん。それどころか毎日広い部屋で寝られるし食事も美味しいし」
喜び組には破格の待遇って訳か?羨ましい…
「こんな事なら助けに来なくい方が良かったぜ」
「あ〜っ!宗一ったらひど〜い」
「うっせえ!俺だってお前がさらわれなきゃこんな国来なかったんだ!少しは怖がったりしろ」
「怖くなんかなかったよ。宗一が必ず助けてくれると信じてたから」
「皐月…」
「ラブコメの所悪いけど、そろそろ出番だよ」
「うおっいたのか!」
「皐月さん達も一緒に来てください」
「は〜い。宗一もクイズ頑張りなよ〜」
「おうよ!」
俺ははるかさんからこの後の段取りを聞いた。
クイズ番組にはとりあえず普通の解答者として出演して貰い、
その次に放送するバラエティー番組で光岡という男と共に御堂を倒す予定だそうだ。
縦王子から聞いた話ではその時に皐月が歌うそうだが、
それが作戦成功の要とはどういうこった?
俺も皐月がいきなり声優だのアイドルだのになったと聞いた時は驚いたが…
それで今は出演者が全員集まって控室で待機していたんだが、
なんか歌がどうのとか言って御堂と軍人達が騒ぎだしやがった。
その時だ。
「おならぷう」
「………」
その場にいる全員が固まった。
「あれ〜つまんなかった?これ日本で一番流行ってる一発ギャグなんだよ〜」
いや、流行ってねえし。むしろ今初めて聞いたぞそんなギャグ。
「ゲーック!なかなか面白いじゃねえか」
???面白い…のか?御堂のセンスって一体???
「早速後で使わせてもらうぜ、おいそれより貴様ら早く歌え…」
「御堂将軍、お時間でございます」
「チッ、仕方ねえ。まずは俺様から入るぞ。あの曲の用意しとけよ」
…なんだかわからんが、皐月のおかげで歌わなくてすんだらしい。
マツ○ンサ○バの話といい、
こいつどこまで計算してんのか天然なのかわかんねえ。
「御堂将軍のスタンバイできました」
「ん、じゃあカウント…4、3、2…将軍、どうぞ」
「それでは解答者の入場です」
ん?なんだこの歌は?
御堂め、冒頭だけじゃ飽き足らずにてめえが入場する時も
歌を流すのかよ!しかしこの歌は…
A 無難に喜び組の斉唱
B オ○ム教○原尊師みたいな洗脳ソング
C アニソン風。それもコテコテ70年代っぽい
D またもやマツ○ンサ○バ
E トランスやテクノ風。似合わね〜
F 誰彼のOPテーマ「旅人」
f
f
C
642 :
名無しさんだよもん:04/12/11 01:28:38 ID:suBc+v3U
第一次世界大戦後に生まれたと言う空中戦艦思想って何ですか?
まさか実際に戦艦が空を飛ぶ訳じゃ…
誤爆スマン
〜〜♪・♪〜〜〜♪
「ゲ〜〜〜ック!!みなのもの楽しんでいるかぁ!!」
御堂の入場と共に男臭いテーマソングが流れ出す……
「こっ、此れは……誰彼のOPテーマ「旅人」なんだな」
「むぅ、主役でもないくせに自分とこの主題歌で入場とは不届きでござるな」
「ねぇ……宗一、この人たち何言ってんの?」
「……ネタに本気で突っ込むなよ、いまさら」
「問答無用で主人公は俺だみたいな?」
「むむむむ……ひょっとして拙者らにも?ならば拙者、ピーチのEDテーマを希望するでござる……無論、OPテーマはあさひちゃんで」
「だっ、だめなんだな、EDはボクなんだな」
「何を言う、言い出したのは拙者でござるっ!当然権利は拙者にある」
「おっ横暴なんだなっ!!」
「ん〜〜?そろそろ次の人、入場準備して…・・・ちなみに将軍以外は禁止だってさ〜〜」
「むむむむ・・・…許すまじ、御堂っ!」
「むかつくんだな・・・・・・」
御堂が入場し自分の回答者席に座ると新たにスポットライトが入り口を照らした。
次に入場したのは……
A 縦と横が並んで入場、機会をうかがう
B 出番を待ち焦がれた宗一が紅白のアレの格好で入場
C ピーチのコスをしたあさひが入場
D ゴジラのきぐるみを来た皐月が入場
D 自分のテーマを聞きつけた蝉丸が怒り心頭で突然乱入
E なぜか鹿がいた
d
ってDが二つあるじゃねえか
下ね
orz……すまねぇ
「E なぜか鹿がいた」
いつかまた、ぼくらはスパイラルに迷い込む危険性があるんだね…
ちょっち期待w
念のため言っとくけど縦と横が一緒に入場しても
解答の権利があるのは縦だけだからね。
>>621-625あたりを参照。
細かいことをぐだぐだと…
「それでは入場するでござる」
「が、頑張るんだな、鶴彦」
拙者は横に応援されながら入場しようとしたでござる…が
何やら白髪で精悍な男が警備の軍人ともみ合っているでござる
「放せ!俺のOPを勝手に使って入場する御堂を許すわけにはいかないんだ!!」
「何を言ってるんだこいつ、大人しくしろ!!」
「生本番なんだぞ、とにかく取り押さえろ!!」
どうもスタジオに乱入しようとしている男がいるでござる
A そのまま蝉丸は警備の軍人たちに連れて行かれてしまった
B 蝉丸の乱入に気づいた御堂が蝉丸に銃を向けた
C 警備の軍人を振りほどいて蝉丸は御堂に詰め寄った
B
>>650 これは細かい事とは違うだろ。
確認事項だ。ちゃんと以前の話を読まないで
話を書いている人が最近増えてるような気がするしな。
何でも細かい事で片付けて煽れると思ったら大間違いだ。
まあ名前や一人称間違えてたのと
人数やキャラの配置間違えてたのを
一緒くたにしちゃいかんよな
前者は言われてから修正できるけど
後者は間違えたら取り返しがつかない
後者へのつっこみは細かいレベルじゃないと漏れも思うね
「よう、坂神…」
嫌らしい笑みを浮かべて御堂が銃を構えて乱入者に立ち塞がる。まるで懐かしい旧友と再会した雰囲気であった。
「くっ…御堂…」
対する坂神と呼ばれた乱入者は対照的に親の敵を見るような目で御堂を睨んだ。彼を押さえつけている軍人達
ですら思わず怯んでしまいそうなほどの鋭さで。
「また脱走か? 元気なモンだぜ。 いいのか? あの月代とか言うガキがどうなっても」
「くッ!」
「あの俺様とのプレイの視聴だけじゃ不満って訳か…なら次は精液便所がお望みってかぁ?」
「貴様ぁぁぁぁぁぁ!!」
坂神は獣の如く叫び、押さえつけていた軍人を振り払い御堂に突進する。
御堂は慌てる事無く引き鉄を引き正確に坂神の四肢を打ち抜いた。
「ヌオォォッ!!ガァ…く、クソォッ!!」
四肢からおびただしい出血をし、それを以って床を朱に染め上げて坂神は倒れこんだ。
そして御堂は彼に近寄り頭を足蹴にし、銃を突き付けて見下した。
「おい、悪態吐くのはいいが俺様に対しての侘びの言葉はどうした? 這い蹲って
『偉大なる御堂将軍閣下、この哀れなる私をお許し下さい』ってな。 大人しく殺されるのを
覚悟するんだったら無駄だぜ…分ってるだろ俺達は簡単に死ね無いって事を。 それとあのガキの事…」
己の敗北を悟ったのか、坂神はやがて細々と口を開いた。
「偉大なる…御堂将軍閣下…」
「何ぃ−!? 聞こえんなぁぁー!」
「『偉大なる御堂将軍閣下、この哀れなる私をお許し下さい!」
「ケッケッケ…いい様だぜ、坂神…そうやって屈辱に耐えながら悔しがる姿を見ると何かと五月蠅いお前を
生かしておいた価値があるってもんだぜ。 おい、コイツを特別反省室にまたぶち込んでおけ!」
「なッ!?」
その『特別反省室』単語に反応して坂神の顔色が蒼白に変わる。
「いいじゃねえか。 これから48時間休み無しで愛しの月代ちゃんの艶姿を見れるんだからよ。
最新版だぜ。 ありがたく視聴するんだな、ケーッケッケ!!」
「み…御堂ォォォォォォォッ!!!」
坂神は軍人達に引き摺られるようにしてスタジオから連れ去られていった。
そしてスタジオ中は気まずい雰囲気に包まていれた。
「おっと、手間をかけたな…さっさと番組をはじめろ」
御堂の一声でスタッフは慌てて動き出した。
御堂は乱入者によって番組が邪魔された事で別段気を害したようには見えなかった。
寧ろそれを余興のように楽しんでいるようだった。
「放送中断は?」
「大丈夫です、彼が乱入した時点で止めています」
「それでは皆さん、放送再開します。 3…2…1…スタート!」
「失礼しました。 先程、反乱分子がこの番組を破壊しようと乱入しましたが、偉大なる御堂将軍閣下の
活躍によって見事反乱分子を打ち倒しました。 引き続き『パネルクイズアタック御堂25』をお楽しみ下さい。
解答者のご紹介です。 エントリーNo.1は偉大なる御堂将軍閣下です。 人民の娯楽の為にご足労願いました」
玲子のアナウンスと拍手と共に御堂が入場して来た。
「ゲーック!今日は皆も楽しみな!」
「続いてエントリーNo.2、観光客でこの国にいらした桜庭モモさんです」
「よ、よろしくお願いします」
続いてあさひが入場。台本通りであったが先ほどの件の所為か少し緊張気味であった。
(あさひちゃんは偽名でござるか…賢明な判断でござるな)
「続いてエントリーNo.3、同じく観光客の那須宗一」
「皆、よろしくな!」
(No.1エージェントの割に本名とは無用心でござるな…自信家なのか単なるバカでござるのか…)
「最後にエントリーNo.4、偉大なる御堂将軍閣下に惹かれてこの国に尽くしてくれている縦王子鶴彦さんです」
「今日は人民の為に頑張るでござる」
「入場者の皆さんが揃った所で第一問を。まず──」
A クイズ番組はつつがなく終了。次のバラエティー番組へ
B 番組の第一問から見る
C 番組の最中に御堂が解答できなくてイライラしていた
ゲーック、Cだぜ!
『パンセ(瞑想録)という思想書を残した数学・物理学者は?』
「パスカルでござる」
「縦王子さん、正解です」
『映画、007ロシアより愛を込めての最初の邦題は?』
「007危機一発だ!髪じゃなくて発だからな」
「宗一さんも正解!」
『人気アニメ・カードマスターピーチの主人公を演じた声優の名前は?』
「あ…あたし…じゃなくて、その、ええと…桜井あさひです」
「モモさん正解です!」
「ふざけるな!なんで俺様が解らねぇ問題ばかりなんだ!!」
「ん〜ちょっとまずいかも」
クイズは只今19問目が終了、今の所鶴彦と宗一が6問、あさひが5問づつ正解し
御堂は2問しか正解していない。
というのも、御堂は全くの世間知らずで
出された問題のほとんどが解らないのだ。
「ふざけるな!軍か銃の問題を出せ!俺様の番組なのに俺様が正解できないとはなんだ!!」
「あ、あんな事言ってるけどどうするんだな?」
「やらせは好きじゃないけど…得意な問題くらいなら」
はるかとしても、ここで御堂の機嫌を損ねたら
次のバラエティー番組の進行に関わる。それは作戦の失敗を意味するのだ。
「よし、じゃあ次はこの問題を出して」
『アタックチャンス!!』
元のクイズと同じく、アタックチャンスは
相手のマスを消し、さらに自分の色に塗り潰す事ができる。
御堂は2問しか正解していないとはいえ
相手にアタックチャンス以外では絶対挟まれて取られる事がないマスの
隅の角を2つ取っている。次の問題に正解すれば逆転も十分可能だ。
(俺様は左上と右下の角を取っているから…正解して右上か左下を奪えばまだ勝ち目はあるぜ)
『では問題です』
(ここは空気読んで正解を御堂に譲るでござる)
(よ〜し優勝して商品貰うぞ〜)
(ええと…次も答えていいの?)
「この問題なら御堂将軍が正解するんじゃないかな」
『銃口径は6.5mmと小さいけど第二次大戦終結まで使用された旧日本軍の小銃は?』
(ゲーック!簡単じゃねぇか!三八式歩兵銃だ!!)
御堂は急いで早押しボタンに手を伸ばした。
その結果は?
A 見事に御堂が正解!
B 空気の読めない宗一が正解してしまう
C 緊張したあさひがボタンを押してしまった
D アクシデント発生!スタジオが停電した
d
B!
>>662 ドリフだ。「8時9分半だよ全員集合」の再来だ(w
貧しい国なんだね……
(今度こそ回答してやるぜ)
御堂はそう思いボタンに手を伸ばした…だが
フッ
突然すべての電源が落ち、スタジオは真っ暗になってしまった
停電の中で回答者やスタッフ達の声が飛び交う
「何だぁ!停電か!」
「く、暗いでござるよ」
「ゲーック、俺様の回答はどうなるんだ」
「おい、照明、なにやってんだ!」
「映像に使いすぎなんだよ、もっと節約できるようにつなげよ」
「電源の接触が悪かったんじゃないか?」
「とにかく、予備に切り替えろ!」
「よ〜し、これで再開できるはずだ」
「大変申し訳ありません、停電のため一時放送を中断してしまったことを深くお詫び申し上げます」
司会の玲子の声とともに番組が再開されたが…
A モニター画面に映ったものは皐月が入浴している映像だった
B モニター画面に写ったものは皐月が自慰にふける映像だった
C モニター画面に映ったものは皐月と宗一が性交している映像だった
a
CCCCCCCCCCC
何でそんな映像があるんだw
たしかこれって生放送じゃ……うわぁ。
考えられるのはスイッチの設定ミスで別チャンネルの映像に切り替わっちゃったことだが
将軍様を褒め称える番組の裏で普通入浴シーンは流さないよなw
あ、そうだ!
ヌワンギが攪乱目的で電波ジャックしたことにすればいいんだ!w
司会の玲子の声とともにモニターに映像が映し出された…が、そこには5×5のパネルではなく
何処かの豪華な浴室と一人の少女が映し出されていた。
モニターに映し出された少女…湯浅皐月は御堂に与えられた部屋の浴室で
湯船に入る前に身体を洗っている最中だった。
普段のツインテールを降ろしたセミロングの髪、形の良い乳房と
その頂点にちょこんと乗っているピンク色の乳首,そして少し薄めのヘアに隠されたアソコが
巧妙に設置されたいくつもの高性能カメラによってさまざまなアングルから鮮明に録画されている。
「ほんと、このお風呂って綺麗で大きいのよね、家とは大違いよ」
そうつぶやきながらモニターの中の皐月はスポンジにボディソープを染み込ませ身体を洗い始める。
たっぷりの泡を含んだスポンジが皐月の肩・胸・背中・お尻・太股・腕・秘部など体中を滑り
昼間の汗を落として白い石鹸の泡を舞わせていた。
「あ〜あ、あたしの胸もゆかりみたいに大きくならないかな…」
そうつぶやきながら皐月は泡まみれの自分の双乳を揉みしだいたりする
「やっぱり自分で揉むんじゃなくて、宗一にして欲しいな…」
ひとしきり揉んだ後、ふぅっとため息をついて洗面器に湯を張り、自分の身体に掛けて泡を洗い流した。
泡に隠された皐月の裸体が再びあらわになり
湯に濡れた肢体や下のヘアがペッタリと張り付いていたアソコが克明に映し出されている…
A ここでようやく画面が正常に戻った
B 調整作業が難航してまだ続きが放送されてしまう
C 「ダメー!!」思わず皐月が乱入してきた
A
ギャグかシリアスかどっちかにしろよ
蝉丸、月代… orz
>>676 そんな今更文句言っても遅い事は
チラシの裏か愚痴スレにでも書いてこい
「何だこの映像は!?」
「調整室、どういう事だ!!」
「解りません!いきなりカメラが勝手に切り変わって…」
こちらは裏方のスタッフルーム。
現在は突然写った皐月の隠し取り映像のせいでパニック状態である。
「ん〜さっきの停電といい、偶然とは思えないね」
「そ、それより皐月ちゃんが騒いでるんだな!」
「なんで私の裸が写ってるのよーーーーーっ!!」
「おい、CMだ!CM挟め!!」
「あ、画面が戻りました!」
皐月がブチギレてスタジオに乱入しかけたギリギリで、
映像が回復し元の5x5のパネルに戻った。
「どうやら最悪の事態にはならなかったようだね」
「もうなったわよ!!」
(皐月ちゃんをなだめてたから裸見れなかったんだな…残念なんだな)
その頃スタジオでは…
「おお…」
「ふ、ふぐぐ…」
「あ、あの…ええと…」
先ほどの映像で解答者達は混乱していた。
鶴彦は股間を押さえ、宗一は鼻血を出し悶絶している。
あさひはそんな二人をおろおろしながら見ているだけだ。
「え〜と…この場合どうすれば…」
「おい!!早くクイズの続きをやりやがれ!!」
「ひっ!?わ、解りました御堂将軍!」
御堂だけはこの状況でも騒いでいなかった。
何故なら童貞の鶴彦や宗一と違い、御堂はもう何度も女を抱き、
犯してきたので女の裸くらいで取り乱したりしないのである。
「それに俺様はあんな乳臭い娘より色気のある大人の女が好みなんだよ」
「御堂将軍?誰と話しておられるのですか?」
「なんでもねぇよ。それよりクイズの続きだ」
「わかりました!ですがどこから再開すれば…」
「ゲーック!決まってんだろうが!さっきの銃の問題からだ」
「ほ、他の解答者の皆さんもその条件でよろしいですか?」
「ふーっ!ふーっ!!」
(くうう、勃起しすぎて痛いでござる!こんなハプニングがあるなら録画しておけば…)
「お、おごご…」
(や、やべえ鼻血が止まらねえ。皐月の奴いつの間にあんなエロい体に…)
「あ、あのその…あたしはそれでいいです」
「どうやら満場一致のようだぜ?」
「に、二名ほど了解を得ていないような…」
「うるせえ!!いいから問題を言いやがれ!!」
「は、はい!では改めて…」
『問題。銃口径…』
ピンポーン!
「ゲーーーック!三八式歩兵銃だ!」
「大正解!!御堂将軍にアタックチャンスの権利が生まれます」
「ず、ずるいんだな!つ、鶴彦と宗一は答えられる状態じゃないのに」
「しかもあさひさんは銃の知識なんて皆無。こりゃさっきのハプニングを上手く利用されちゃったね」
「では御堂将軍、どの相手のパネルを塗り潰しますか?」
(あの隅を取れば鶴彦と宗一のパネルをほとんど俺様の色にできるな…)
「ゲーック!決まりだ!そこの右上のパネルを潰せ!!」
パネルの色が変わり、5x5の巨大パネルがどんどん御堂の色に変わっていく。
そして最後の一枚の色が変わろうとした瞬間。
「どうした?また故障か!?」
「違います!外部からの操作です!制御できません!!」
「ゲーック!!今度は何だ!!」
またもや巨大パネルが暗転し、別の映像が写ったのだ。それは…
A エルルゥ、アルルゥが兵士に凌辱されている映像
B 御堂が秋子を犯している映像
C ヌワンギが脱獄している映像
D 御堂のノンストップ無修正入浴シーン
E 何故か鹿の映像
DDDDDDDdddDDDD
御堂は風呂入れないんじゃ?
特別な液体とか合成映像か?
司会の玲子の声とともにモニターに映像が映し出された…が、そこには5×5のパネルではなく
何処かの豪華な浴室と一人の野郎が映し出されていた。
モニターに映し出された野郎…御堂将軍は自分がデザインした部屋の浴室で
湯船に入る前に身体を洗っている最中だった。
普段の生え際から逆立つセミロングの髪、形の良い大胸筋と
その中央にわっさりと生えている白色の胸毛、そしてかなり濃い目のヘアに隠されたアソコが
巧妙に設置されたいくつもの高性能カメラによってさまざまなアングルから鮮明に録画されている。
「ほんと、このお風呂ってのは命がけだが、垢がこびりついたままも嫌だからなぁ」
そうつぶやきながらモニターの中の御堂はスポンジにボディソープを染み込ませ身体を洗い始める。
たっぷりの泡を含んだスポンジが御堂の肩・胸・背中・お尻・太股・腕・秘部など体中を滑り
昼間の汗を落として白い石鹸の泡を舞わせていた。
「ゲーック、俺様の体も岩切みたいに水に強くならねぇかな…」
そうつぶやきながら御堂は泡まみれの自分の贅肉を揉みしだいたりする
「やっぱりこの国で研究するだけじゃなくて、先進国でも研究させてぇな…」
ひとしきり揉んだ後、ふぅっとため息をついて洗面器に湯を張り、自分の身体に掛けて泡を洗い流した。
泡に隠された御堂の裸体が再びあらわになり
湯を浴びた肢体がジュワーと湯気をたてて赤くなり苦痛にのたうちまわっている…
A ここでようやく画面が正常に戻った
B 調整作業が難航してまだ続きが放送されてしまう
C 「なんだこりゃー!!」思わず御堂が乱入してきた
c
おまいらこんな夜中に爆笑させるなよw
漏れも御堂は風呂入れんとつっこもうとしたが
もはやそんなのどうでもいいくらいワラタw
「なんだこりゃー!!」
そういいながら御堂がスタジオに乱入してくる。
「ゲーック!てめえら!さっきからこの俺様をコケにしてるのか!」
「ち、違います!画面が勝手に!」
「何!?どういうことだ?」
「わ、わかりません……」
スタッフが青い顔で言う。
その間にも御堂の入浴ショーは放映されている。
『それはこういうことだ』
と、突然画面が切り替わる。
「何!?貴様は……」
画面に映っていたのは
A ハクオロ
B 光岡
C 和樹
D 超先生
Cですよ
『それはこういうことだ』
モニターには一人の青年が映し出されていた
「大変です、第二調整室に男が立て篭もっています」
「男はF地区から脱走した『千堂和樹』のようです」
警護の軍人たちが御堂に慌しく報告する
『この放送設備は俺がジャックした、お前の痴態と拉致・陵辱の証拠を放送されたくなければ俺を日本に返せ!』
「せ、千堂和樹でござるか?」
「あ…あ、あなた?」
あさひが驚いて呟いたセリフを聞き、少し考えた御堂はニヤリと口元を動かし隣の回答席のあさひを強引に引き寄せた
「な、何ぃ!あさひ!あさひ!」
御堂に引き寄せられた女性を見てモニターの男…千堂和樹の顔に動揺が走る
「そういや部下からお前の妻が入国したと聞いていたが…事実は漫画よりも奇だな、千堂和樹」
ニヤニヤと笑いながら御堂はあさひの服を自慢の腕力で引き裂きさきだす。
ビリィ!ビリッビリッ!!
「いやぁぁ…やめて、やめてぇ…」
か細い抗議の声は無視され、たちまちあさひは全裸に剥かれ、御堂に羽交い絞めにされてしまう。
「ケッケッケ、この様子も放送するのか?千堂和樹?」
「やっ、やめろぉぉー!あさひに手を出すな!」
「それはお前の出方しだいだぜ、今すぐにそこから出てこのスタジオに来な、下手な小細工はなしだ」
そういいながら御堂は怯えるあさひの肌に己の掌を這わせ、慎ましく膨らんだ胸を揉み始める。
「……くっ」
しばしの沈黙のあと、モニターが元のパネルに戻り、千堂和樹が軍人たちに連行されてきた。
(あ、あさひちゃんが御堂に…しかし、拙者にはどうすることも出来ないでござるよ・・・)
「あ、あさひ!!!」
「か、か、和樹さん!」
再開を喜びあいたい二人だったが、あさひは御堂に羽交い絞めにされ、駆け寄ろうとした和樹は軍人たちに拘束された。
「お前は面白い漫画を描くと聞いているからな。特別にF地区で元通り漫画を描かせてやる……だがこれはペナルティだ」
そういうと御堂は羽交い絞めにしたあさひを赤ちゃんがおしっこをする体制に持ち上げて和樹に見せ付けた
「や、やめろ!やめてくれ!」
強引に太股を広げられ、秘部の奥までもが良く見えてしまう。
「さっきは俺様の裸を放送してくれたな…
そんなに放送したけりゃいいぜ、お前の妻とのプレイをたっぷり放送してやるぜ!」
ズボンとパンツを降ろしてあらわになった人間離れしたサイズの剛直
あさひを床に下ろし、まんぐり返りの体勢にしてふたりに良く見えるように剛直を沈めてゆく。
「ダ、ダメェーー!!!か、和樹さん、た、た、助けて!!」
「あさひー!!!」
しかしそんな和樹をあざ笑うかのように御堂はわざとゆっくりと剛直をあさひの秘部に沈めてゆく。
ろくに愛撫もされておらず全く濡れていない状態での挿入に、あさひは苦痛しか感じられなかった。
「い、い、痛いぃぃぃ!!!や、や、やめてぇぇ!!!」
根元まで深々と入ると、今度は乱暴に腰を振り始めだした
「ひぃ、いぁぁ!!いだぁ、い、痛いぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
快楽を与えるのではなく、ただ乱暴に相手を痛めつけるようなHを御堂は和樹に見せつけた。
ひとしきり腰を振りつづけ、あさひの膣肉を楽しんだ御堂が言う。
「それぇ、そろそろ中に出してやるぜ!」
「な、い、嫌っ!なな、中はやめてくださいぃ!お願いです!やめて下さい!」
だがそんな懇願を聞くはずもなく、御堂は容赦なくあさひの中で果て、精液をあさひの子宮奥に注ぎ込む
「い、いい、嫌ぁぁ…き、きょ、今日は危ない日なのに……」
「あさひ…」
「ゲーック、こいつらを連れて行け」
御堂がそういうと、陵辱され目がうつろのあさひと和樹は別々に連れて行かれた。
公開陵辱が終了すると、だいぶ気が晴れた御堂は回答席に戻った。
A クイズはあさひの代わりにはるかが入り続行された
B もう時間がなくなってしまったのでここで終了された
C よく分からないがクイズの優勝者は御堂とされた
c
「すまぬでござる、拙者達が至らぬばかりに…」
「いや、我輩も同罪だ…」
御堂の公開レイプが放送されて30分が経つ。
あの後うやむやの内に放送は終了してしまい、
結局御堂が優勝したという事になりクイズ番組は幕を閉じた。
現在鶴彦と蔕麿は大志と連絡を取っている。
大志はあの後和樹が拉致されている事を突き止めたが、
それと同時にあさひがこの国に来たと情報が入り
どちらを先に保護するか迷った結果、和樹を選んだのである。
だが大志が着いた時には既に和樹は脱走してテレビ局に
行っていて、その結果和樹は再度捕まりあさひは強姦されてしまうという
最悪の結末になってしまった。
「我輩が悪いのだ…あの時あさひちゃんを先に保護していれば…」
「大志殿…」
「いや!それ以前に後少し早く同志和樹を見つけていれば二人とも助けられたのに…」
「し、仕方がなかったんだな。あれは誰にも止められなかったんだな…」
「おそらくあさひちゃんはそちらの特別施設に運ばれる確率が高いでござる」
「うむ…罪ほろぼしにもならぬが、あさひちゃんも我輩が責任を持って助けだすと約束しよう」
「宜しく頼むでござる。では拙者はこれにて…」
「もうすぐ作戦決行か。我輩も準備しなければな…では、生きてまた会おう」
「はるか殿、バラエティ番組の準備はどうなってるでござるか?」
「ん、もうすぐ。少し大掛りになりすぎたからね」
「クソッ、御堂の野郎!あそこまでゲスな奴だったとは」
「君が那須宗一だな?」
「そうだが…あんたは?」
「俺は光岡悟だ。はるかから話は聞いていると思うが…」
「ああ、あんたが…俺も御堂を倒すのに協力するぜ。あんなのを見せられた後だしな」
「俺はスタジオに隠れて時が来たら御堂に奇襲をかける予定だが…」
「俺はこのまま出演者として次も出る。その方があんたも不意打ちしやすいだろ?」
「解った…では宜しく頼む」
「こちらこそ、よろしくな」
「じゃあ光岡さん、そろそろ隠れてください」
「あ、そういやはるかさん。俺まだバラエティ番組の内容もタイトルも聞いてないんだけど」
「この番組のタイトルはね…」
A 御堂フレンドパーク
B 御堂だよ!全員集合
C 風雲!御堂城
D 御堂のボキャブラ天国
E 御堂番付
ccccc
B
な、懐かしすぎる……傷だらけのローラー出るかな…
「風雲御堂城?」
「ん、そう。まあ風雲た○し城のパクリなんだけどね」
「知らねー。なんだそりゃ?」
「もうた○し城を知らない世代がいるでござるか…」
「風雲た○し城は、体を使って色々なアトラクションをクリアしていく番組よ」
「ああ、SAS○KEみたいなもんか?」
「さ、最後は戦車に乗って殿と水鉄砲で撃ち合うんだな」
「そう、それを見越してこれにしようと決めたのでござる」
「御堂に水を浴びせられればそれだけ倒すのが有利になるからね」
「ゲーック、俺様は次は何すりゃいいんだ?」
(噂をすれば影、でござるな…)
「御堂将軍、次は楽ですよ。将軍はただ天守閣に座っているだけでいいんです」
「将軍閣下が戦うのは最後の戦車戦だけでござるよ」
「そうか、そりゃ面倒臭くなくていいな。しかし、出場者は誰だ?」
「一応、ここにいる縦王子さん、横蔵院さん、宗一さんになっておりますが」
「ゲーック!少ねぇ!!仮にも俺様に挑戦するって連中がたった三人だと?」
「でも今から集めるとなると…」
「よし、俺様にいい考えがある」
「考え、でござるか?」
「捕まえてきた奴隷と漫画家を使え!!そうだな、人数は5名で十分だ」
「解りました、では手配します」
以下のキャラから5名、選出してください。
但し選択者一人につき選べるのは一名だけです。
五人選出されたらそこで打ち切りとなります。
選んだキャラが被ったら後から選んだIDの方がもう一度選び直せます。
ハクオロ エルルゥ アルルゥ
ゲンジマル サクヤ クーヤ
スオンカス ヌワンギ ハウエンクア
ドリィ グラァ カルラ
カルラ ベナウィ ウルトリィ
由宇 詠美 すばる 彩
クーヤ
一人だけ?よし、ヌワンギ。
↓次の方どうぞ
ハウ
武闘派で占めるか
すばる
間に合うか?ゲンジマル!
「手配完了しました。クーヤ、ヌワンギ、ハウエンクア、すばる、ゲンジマルの五名です」
「よーしよし、これでこのゲームも面白くなるぜ」
「ヌワンギ!?生きていたでござるか?」
「す、すばるってまさかあの新鋭漫画家の御影すばるなんだな!?」
「奴隷連中には優勝したら釈放、名誉市民として扱うと言っておけ」
「解りました」
「それと何でも好きな願いを一つだけ聞いてやる、ともな」
(全て嘘だがな…。優勝した奴は男なら後で処刑、
女なら俺様専用の肉便器にでもするか)
「ヒヒヒ…ガハハハハ!!」
「ど、どうしたのでござるのですか?」
「クックックッ…何でもねぇよ。じゃあ俺様は先にスタジオに行ってるぜ」
そう言い残し、御堂は部屋を出ていった。
「本当にけったくそ悪い野郎だな!」
「宗一殿、落ち着くでござるよ」
「そ、それで番組の進行はどんな風にするんだな?」
「ん、簡単。アトラクションを次々クリアしていけばいいだけ」
「おし、解りやすくていいぜ」
「元ネタだと一度失敗したら失格だけど出場者が8人しかいないからルールが変わるかもしれないよ」
「はるか殿、誰に話しているでござるか?」
「ん?誰だろうね…。で、残り3名になったら決勝の戦車戦」
「さっき言ってた水鉄砲で戦う奴だな」
「予定ではここでバック音楽に皐月さんの鳥の詩を流すつもりだよ」
「光岡殿の出番もここでござるな」
「それで、第一回戦のアトラクションは何にしたんだ?」
「まずはね…」
A キノコでポン
B 悪魔の館
C ジブラルタル海峡
D 街かどテレビ
b
えっと、クーヤ様も奴隷になってたって事は……
ハァハァ(*´Д`*)ハァハァ
「よくぞ生き残った我が精鋭達よ!」
「玲子殿、まだ誰も脱落していないでござるよ」
「そ、それに番組は始まったばかりなんだな」
ここは特設スタジオ内部。特別番組第二部の『風雲!御堂城』が
今まさに、放送したばかりでござるよ。
今は司会件攻撃隊長役の芳賀玲子殿が
熱弁を振るっているでござる。
しかし…。御堂が人数合わせの為連れてきた連中は皆個性が強いでござるなあ。
「ゲンジマル、余は怖い…。もうあの牢屋に戻るのは嫌じゃ…」
「聖上、このゲンジマルが必ずお守り致します」
「ヒヒヒ…優勝するのは僕だ…そして僕が皇に…」
「ハウエンクア!何をぶつぶつ言っているのじゃ!」
「貴様もクンネカムン右大将なら、聖上の為に優勝すると誓ってみせよ!」
(フン、知るもんか…マーマ…見守っててね…)
「クーヤ達はなんか相談しているな…だが俺の願いは一つ!エルルゥを助ける事だぜ!」
(もうすぐ処刑される所で運良く拾った命だ、全てエルルゥの為に捧げてやるぜ」
「うわ〜何だか強そうな人達ばかりですの、負けてられないですの!」
やはり彼女は最近デビューしたばかりの新鋭漫画家、御影すばるでござる!
彼女も捕まって漫画を無理矢理描かされていたのでござろうか?
「それではまず一回戦、悪魔の館のルールを説明します」
悪魔の館は鏡張りの迷路の中を抜けていき、無事ゴールすればクリアとなる
実に単純明快なアトラクションでござるな。
但し、迷路の中には二人の悪魔がうろついていて
悪魔に捕まって顔に墨を塗られたら失格になるのが
元のゲームのルールでござったが…。
「以上です。但し、悪魔に捕まっても失格にはなりません」
「どういう事なのじゃ?」
「実力がおありの方なら振りほどいて逃げても、戦って倒しても構わないという事です」
「ほう、それは有り難い」
「それぞれの悪魔に一人づつ出場者を捕まえるように命令してありますので、二名がここで脱落します」
「おい、一人『づつ』たあどういう事だ?」
「元々のルールでは一人づつ挑戦者が館に入っていきましたが、
今回は特別に全員まとめて入っていただきます」
はるか殿もまだ一回戦だから一気にサクサク行こうと言ってたでござるな。
「つまり、他の奴を囮にして自分がゴールしてもいいんだね?」
「ハウエンクア!何を血迷った事を言っておるのじゃ!」
「聖上、もしもの時はこのゲンジマルが盾になります。聖上はその隙に…」
「ゲンジマル…。心配せずともよい、余は見捨てたりせぬぞ」
「悪魔には殺したりはしないようにと命令していますが、抵抗した場合は怪我するかもしれません」
「ケッ、今更怪我ぐらいでビビるかよ。いいから早く始めやがれ!!」
「ではスタート!」
ゲームが始まったでござる。玲子殿の号令と同時に
次々と迷路の中に出場者がなだれ込んでいくでござるよ。
最初に飛び込んだのはヌワンギとハウエンクア、
次にすばる殿、遅れてクーヤとゲンジマルが
館に入っていったでござる。
我々鶴彦、蔕麿、宗一達は様子を伺う為少し後から入っていくでござる。
「全員入りましたね?では、悪魔の皆さんも行動してください!」
悪魔は一体誰なのか?二つ選択してください
A 岩切
B アヴ・カムゥ
C ムックル
D 坂下
E メイフィア
F エビル
G ポテト
H 高槻
I 舞
J 春原
K エビバーガー
GK
一つだけ。K!
C、K
遅れたorz
でもみんなエビバーガーを選んでるw
みんなエビバーガーが大好きなんだね!!
なぜにポテトw
海老バガって、ナニ?
変態魔王雅史と同様このスレが生み出した久弥のようなもの……へギョ〜〜
718 :
木田:04/12/13 14:08:52 ID:mquyihya
久弥見つけたぁっ!
よしっ!殺すっ!
「……まさか再び拙者のようなものが登場することが出来るとは」
彼の名前はエビバーガー、かつて藤田浩之とファンタジーな冒険をしたこともあるオリキャラである
ちなみに職業は何故かウィザードでハイレベルな魔法を使えたりもする
「今はただ選択の因果によりこの地に呼ばれた拙者の役割……はたすでござる」
エビバーガーは侵入者を一人捕まえようと通路の中でじっと身構えていた
……というより動けないのだが
「……来たでござるな」
誰かが自分の場所に近づいてくる気配、それを敏感に感じ取る
エビバーガーの前に現れたのは…
A 縦
B 横
C 宗一
D クーヤ
E ゲンジマル
F ハウエンクア
G すばる
E ヌワンギ
F
「くそっこっちも行き止まりだ!」
ヌワンギとハウエンクアは真っ先に館に飛込み、
勢いだけで迷路内を突き進んでいた。
「ヌワンギの行った方が行き止まりなら…、こっちが正解だね」
ハウエンクアはヌワンギと別方向の道を進み、順調に迷路を攻略していく。
「何だ、鬼なんてどこにもいないじゃないか」
ハウエンクアはもはや勝利を確信していた。
「フフフフフ、これなら一回戦勝ち抜けは間違いないね」
そして迷路の中ほどに差し掛かったあたりで、
突如開けた広い部屋にハウエンクアは入った。
「なんだいここは?広いだけで何もないじゃないか」
その部屋には奥にさらに先に行く通路が見えるだけで、
入り口と出口以外何もない。
「ハハ、無意味な場所だね。さっさと先に行かせてもらうよ」
「よくぞ参った挑戦者よ」
「ん?」
声が聞こえた。しかし声は聞こえど姿が見えない。
「拙者は挑戦者を一人拘束せよと命じられている」
「この時代がかった喋りかたはゲンジマルかい?いつの間に僕より先に?」
「貴君に恨みは無いが、これも与えられた任務故…参る!」
「いや、ゲンジマルはこんな声じゃないし大体何で僕を拘束…」
「ファイア」
「うわっ!?」
いきなり火炎がハウエンクアを襲った。
「ブリザド」
「な、なんだ?」
「サンダー」
「どこだ!どこから攻撃しているんだ!!」
さらに冷気、雷が次々とハウエンクアを襲う。
全てすんでの所で避けたが、
これでは避けるので手一杯で奥には進めそうもない。
「先ほどから拙者は既に姿を見せているぞ」
「嘘をつけ!?誰もいないじゃないか!!」
「貴君の眼は節穴か?出口をよく見るのだ」
「出口だと?…なっ何ぃ!!」
ハウエンクアは床に落ちている一つの食品を確認した。
それはどう見ても、パンに揚げた海老の擦り身を
挟んだハンバーガーにしか見えなかった。
「まだ名乗っていなかったな。拙者はエビバーガーと申す」
「ハ、ハハ…ハハハハハ…」
「この通り拙者はこの部屋を守っておる。先に通りたくば拙者の攻撃を見事抜けてみせよ」
「ヒヒ、ヒヒヒ、ヒヒヒヒヒヒヒ」
「やはり初級魔法では貴君らを止めるには力不足であったな」
「フフフ…ふざけるな!!どうしてただの食べ物が喋る?なんで魔法が使えるんだ!?」
「と、言われても実際に拙者は貴君の前に立ち塞がっておる。現実を受け止められよ」
「認めない!僕はこんな非常識なの認めないぞ!!」
「ファイガ」
「おわああああ!!」
今度はさっきの火炎とは比べ物にならないほど巨大な火の玉がハウエンクアに襲いかかる。
「無駄口を叩いている暇はないぞ」
「こ…この加工食品がああああ!!」
A 何とか避けきってMP切れを待つ
B そこに他の連中がやってくる(誰が来たかは次の書き手に任せる)
C そこにポテト登場
こんな朝方に続きが書かれてるなんて。Bでいってみよう
「ちくしょう!また行き止まりだ!これで何回目だ?」
「そこにおるのはヌワンギか?」
「誰だっ!!ってクーヤかよ」
「貴様!聖上に対してその口の聞き方は何だ!!」
「あ〜お守りのジジイも一緒かやっぱ。せっかく先行してたのによ」
ヌワンギはハウエンクアと同時に先行して館に入ったはいいが、
運悪く行く道行く道全部が突き当たりだった。そんな事をやってて
迷っている間に後からやってきたクーヤ&ゲンジマルに追い付かれてしまったのだ。
「ヌワンギ、貴様は無能か?確実に出口に行ける方法があるではないか」
「なんだとこのガ…」
ジロリ。
「…ではなくて、クーヤ様。その方法とは何でございましょう?」
(チッ、このジジイだけはどうも苦手だぜ)
「簡単じゃ。右なら右だけ、左なら左にだけ壁伝いに進むのじゃ」
「この方法なら時間はかかるが確実に出口に辿り着ける。流石聖上でございますな」
「迷路攻略の基本じゃぞ。こんな事も解らぬのか貴様は?」
「て、てめえ…」
ズドゥゥ………ン
「ん?何だ今の音は?」
「あちらの方角から聴こえたようじゃの」
「じゃあ向こうに何かあるって事か!」
ヌワンギはまた駆け足で先に行ってしまった。
「むう…余の話をまったく聞いておらぬな彼奴は」
「聖上、我々も参りましょう」
その頃ハウエンクアは…
「エアロ!」
「ウワーアアア!ヘブッ!!」
相変わらず先に進めずにいた。
今しがた風の魔法エアロで吹き飛ばされ
入口の壁に叩き付けられた所である。
「く、くそう。どうすれば…ん、あいつは!」
ハウエンクアの視界にヌワンギの姿が写った。
(これはチャンスだ!)
「エ、エビバーガー様!今こちらにヌワンギという最強の戦士が来ます」
「最強、だと?」
「はい、そうです。貴方様の任務は挑戦者を一人食い止める事ですよね?」
「そうであるが」
「でしたら僕のような小物より、最強と名高い戦士を食い止めた方がよいのでは?」
「確かにそれも一興だな…」
エビバーガーに迷いが生じたその時。ヌワンギが姿を現した。
「今の衝撃音が聴こえたのはここか?」
「奴です!奴が最強の戦士ヌワンギです!!」
「ん?ハウエンクアじゃねえか。てめえ誰と話してんだ?」
「貴君がヌワンギか!ではこちらも全身全霊を持ってお相手致す!」
「よし、今の内に…」
「おい、今俺の名を呼んだのは誰だ?ってハウエンクア!てめえだけ先に行かせ…」
「メテオ!!」
「「どわあああぁぁぁーーー!!」」
ヌワンギと部屋を出ていこうとしたハウエンクアに大量の隕石が降り注いでくる!
「フレア!!」
「あちゃちゃちゃちゃちゃ!」
ヌワンギは尻に火が付いてころげ回っている!
「ハァハァ、あぶなかった…けどこれで僕の勝ちだね」
エビバーガーがヌワンギを狙っている間に部屋を抜けたハウエンクア。
もはや襲われる事もないだろうと安心し先に進んだが…
「ぴこぴこ」
「ん?なんだこいつは?」
「ぴっこり」
ハウエンクアの足元で白い犬のような、動物のような、
なんだかよく分からない謎の毛玉が動いていた。
「気持悪いなあ…あっちへいけ!!」
ハウエンクアはその毛玉を蹴り飛ばした。すると…
「まったく…え?何?どうして?」
「ぴこぴこ…」
なんと毛玉が巨大化し、変形していく!
「そ、そんな!非常識だよ!さっきのエビバーガーといい、非常識すぎるよ!!」
「ぴこーーーーーーー」
「ヒィィ!助けてよマーマ!助けて!い、嫌だ、いやだあああ!マーマァァァァァ!!」
「ム、今ハウエンクアの叫び声が聴こえなかったかの?」
「爆発音が聴こえるのと同じ方向からですな…聖上、行ってみましょう」
クーヤ&ゲンジマルは声が聴こえた方へ進む。
すると、ヌワンギが一人で騒いでいた。
「ヌワンギ!こんな所で何踊っておるのじゃ!」
「バーロー、ちげえよ!!あれだ!あのハンバーガーが魔法使ってくんだよ!!」
「ヌワンギ…?可哀想にのう、ついに気が触れたか」
「ふざけてなんかいねえ!!現にだな」
「ホーリー!!」
「ほら使ってんじゃねええかあああああ!!」
ヌワンギがいた場所に白い聖なる力の奔流が落ちてくる。
ヌワンギは必死に逃げ回るが、もう避けるのも辛くなってきている所だ。
「聖上、どうやらヌワンギの言っている事に偽りはないようです」
「うむ、そのようじゃの」
「冷静に語ってんじゃねえ!てめえらはどうすんだ!?」
「余か?決まっておろう。当然…」
A 助けてやろう。加勢するぞ
B あれ(エビバーガー)を食う!!
C お主を盾にして先に進む
D おや?ハウエンクアが逃げてきたぞ
729 :
木田恵美梨:04/12/14 08:32:17 ID:HlNk814J
Aね。
BBBBBBB
3秒差でまじかる☆クーヤが見られなかったかorz
しかし木田家の者がこの前のスパイラル事件以来
普通に書き込みしているなw
「助けてやろう。加勢するぞ」
「確かに、ここは互いに協力してこの部屋を抜けることが先決です」
ヌワンギとならびクーヤ・ゲンジマルが身構える
「すまねえ、あんた達…俺もエルルゥのためにどうしてもこの部屋を抜けなきゃならねえ」
身構える三人を見てエビバーガーも構えなおす
(さすがに三人に協力されるとつらいな…)
(だいぶ魔力を使った…次で決める!)
「慈悲に満ちた大地よ、つなぎとめる手を緩めたまえ レビテト!」
その呪文を唱えると、今まで床に鎮座していたエビバーガーが宙に浮く
「大いなる風の精よ、わが手に集まりて力を成せ エアロガ!」
そしてエビバーガーは自分の後ろに強烈な魔法の旋風を生み出しクーヤ達に迫る
「な、何と!」
「飛んできやがったぜ!」
「くっ、味な真似を」
ゲンジマルが前に出て切り落とそうとするが
「魔空の時に生まれた黒き羊よ、現世の光を包め グラビガ!」
「くっ、ぐぁぁっ!!」
ゲンジマルの周りに強大な重力が発生し、動きを止めてしまう
「その身、その血を石としてしばし生を忘れよ! ブレイク!」
エビバーガーの奇襲によりかけられた石化魔法、その対象は…
A ヌワンギ
B ゲンジマル
C クーヤ
733 :
木田恵美梨:04/12/14 12:28:45 ID:HlNk814J
ここはBね。
「聖上、あぶない!!」
エビバーガーの放った呪文は無慈悲にもクーヤを狙ってきた。
だが、ゲンジマルがクーヤの前に立ち塞がり盾となって防いだのだ。だが…
「ゲンジマル!嫌じゃ!余を一人にしないでくれ!!」
「ヌワンギ殿…クーヤ様をお頼み申す…」
ゲンジマルは物言わぬ石像になった。その姿はまるで弁慶の死に様のように立派な立ち往生だった。
「じ、じじい…」
「ゲンジマルー!!うわあああぁぁぁ!!」
(辛い戦いであった…だが拙者も調子に乗り魔力を使いすぎたか)
「貴様ぁ…きさまぁぁぁぁぁ!!」
A ヌワンギがクーヤを抱え出口へ向かった
B 怒り狂ったクーヤがエビバーガーを食べてしまった
C ハウエンクアが逃げてきた
D 他のキャラが入ってきた(縦、横、宗一、すばるから指定、複数可)
B
選択した人が続きを書くのはOKなんだよね?
即興で続き書いてみた。
「エビバーガー!許さぬぞ!ゲンジマルを殺しおって!!」
「いや、殺してはおらぬ。エスナを拙者が唱えれば」
「えーい黙れ黙れ黙れ!ゲンジマルの仇だーーー!!」
クーヤのこうげき!
エビバーガーはすばやくよけた!
「待て!拙者が脱落させる挑戦者は一人のみ。もうお互い戦う必要は」
「聞く耳持たぬわぁ!」
「クッ、致し方あるまい!」
エビバーガーはトードをとなえた!
クーヤはヌワンギをたてにした!
「なっなにぃ!?ひええええ!!」
ヌワンギはかえるになってしまった!
「味な真似を!ならばっ!」
エビバーガーはポーキーをとなえた!
しかしMPがたりない!!
「なにっ!しまった!」
「余の胃袋でゲンジマルに悔いよぉーーー!!」
「む、無念…」
ぱく、むしゃむしゃ、ごくん。
エビバーガーをたおした!
「なかなかの美味であった。ゲンジマル、そなたの仇は取った…うぐっ!?」
クーヤの様子がおかしい。エビバーガーを食べた為体に変化があるようだ。
クーヤは
A 黒魔導士になった
B 白魔導士になった
C 赤魔導士になった
D 青魔導士になった
738 :
木田恵美梨:04/12/14 14:40:49 ID:HlNk814J
Dね!
一番扱いが難しい青魔導士を
選んでくれるとは…流石恵_w
「これは…」
クーヤは青魔導士にジョブチェンジした!
「おお!知識が…力がどんどん余の体に入り込んでくるぞ!」
「ゲロ?ゲロゲーロ!!」
「む?この技は…臭い息だと?」
「ゲロッ!ゲロゲロゲゲゲーッ!!」
「ヌワンギが騒いでおるな…危険な技なのか?では、蛙の歌!」
クーヤは青魔法蛙の歌を使った!
「ふ〜、やっと元に戻れたぜ」
「すまんのうヌワンギ」
「無茶しやがって…それよりもジジイはどうする?」
「そうであった!何かないか…」
クーヤは入り込んできた知識、思い付く限りの青魔法を検索した。
「むう、石化を治せる青魔法が思い浮かばぬ…」
「そんな…なんかねえのかよ!?」
「天使のおやつという青魔法があるにはあるのだが…」
「ならそれを唱えればいいじゃねえか」
「この魔法はアイテムの万能薬を勝手に使う魔法なのだ…」
「そうか…。そんなもん誰も持ってる訳ねえよな」
「すまぬゲンジマル…。そちの分も余は戦うぞ」
「俺もジジイに頼まれちまったからな…クーヤは責任持って守ってやるぜ」
仕方なく石と化したゲンジマルを諦め、
クーヤとヌワンギは先に進む。
「ママアァーッ!助けてえぇーっ!」
しばらく先に進んでいるとまた悲鳴が聞こえた。
「やはりあの悲鳴はハウエンクアであるな」
「行ってみようぜ」
クーヤ達が悲鳴の聞こえた方角に行くと、そこには巨大な毛玉があった。
ハウエンクアはその下敷きにされている。
「ハウエンクア!大丈夫か?」
「ああっ!聖上にヌワンギ!お願いだ、助けてください!」
「てめぇ!さっきは俺を身代わりにして逃げた癖に何調子こいてやがる!」
「お、重い〜っ!お願いします!足も舐めますし獄門島へでも行きます!だから聖上、お慈悲を!」
「ぴこぴっこ〜♪」
この毛玉の怪物はハウエンクアを気に入っているようだ。
このままハウエンクアを見捨てて行けば、毛玉はクーヤ達には何の危害も加えないだろう。
「おい、どうすんだ?こんな屑を助けるのか?」
「そうだのう…」
A 無論助ける。それが皇である余の勤めだ
B 当然無視する。ハウエンクア、お主の事は忘れぬぞ
C なんと?毛玉が余になついてきおった!
D よし、青魔法臭い息を毛玉にかけてみよう。ハウエンクアも巻き添えだがまあよかろう。
面白くなってきたな。Dだ
セフィ○スといい
FFの魔法を使うエビバーガーといい
青魔法といい、つくづくFFシリーズに縁がある話だなw
effect:臭い息
「はぁぁぁぁ〜…………」
クーヤが大きく息を吸い込み、続いて吐き出すと、彼女のさくらんぼのような可愛らしい唇からは、
「ぼわぼわぼわ………」
黒みがかった深緑の、なんとも形容しがたい色と
「……うがっ!? くせぇっ!!?」
たいへん芳しい香りをたたえた王者の吐息が吐き出された。
「ぴっこぉぉぉぉ!!?」
「うわぁぁっ! うわぁっ! なんだいこれは!!?」
緑の霧は扇状に広がっていき、クーヤの目の前で絡まりあってた一人と一匹を包み込む。
「ぴこ…………ぉぉぉ〜………」
「ああっ! あぁぁぁっ! 助けて! 誰か助けてマーマ………!」
「ぴ……」
「あ……」
しばし断末魔のうめき声が聞こえてきたが、少しするとそんな声も消えうせる。
「……どう、なっち、まった…………んだ?」
「余が知るか」
やがて霧が晴れたころ、物陰に隠れていたヌワンギが見たものは……
{A 毒 B 沈黙 C 麻痺 D くらやみ E 混乱 F ゾンビ G カエル H ミニマム I 死の宣告 J バーサク
K セイカクハンテン L セイベツハンテン M 早漏 N 不遇 O 魔王 P 吸血鬼 Q 般若の面 R 北斗神拳伝承者 S エイエソ逝き}
……化したハウエンクアとポテトの姿だった。
【ハウエンクアとポテトにバッドステータスを指定。それぞれ二つまで可】
予測つかんが芋にK
746 :
木田恵美梨:04/12/14 17:09:07 ID:HlNk814J
ハウエンクアにはDとJでお願い。
>>744 QってEと効果同じなんじゃ…(ドラクエ基準で考えると)
あとO、P、Rはクラスチェンジな希ガス。
むしろOの魔王を選択されていたらハウが雅史に変身ってか中から出てくるってか
……ハウの中の人って雅史?
そういやハウ公もかなりイッてるキャラだよなあ。
内なる狂気は魔王雅史に遠く及ばないがw
晴れてゆく煙から、ヌワンギたちの前にハウエンクアが現れた。
何故か二人を前にしても恐ろしい形相できょろきょろとしている。
「おい、大丈夫か?」
ヌワンギがそう声をかけると、ハウエンクアはいきなりヌワンギに襲い掛かり
渾身の力でストレートを放つ。
「なっ、ぐぎゃぁ!」
「ヒヒヒッィ、ヒアハハアアハハァハハァァァ!!!」
ハウエンクアのストレートを喰らって吹っ飛ぶヌワンギ。
追撃をかけようとするが何故かその攻撃は的外れな方にばかり向けられている。
「一体どうしたんだ、ハウエンクア?」
忠臣とはとてもいえないが様子のおかしなハウエンクアにクーヤが声をかける。
しかし、ハウエンクアはその声を聞くと今度はクーヤに飛び掛り。
今度は離さないように押し倒してマウントポジションを取る。
「ハ、ハウエンクア!余に何をするつもりだ」
ハウエンクアは構わず己のこぶしを振り上げ思い切りクーヤの顔面にぶつける。
女の子であること、自分の使えるべき聖上であることなどお構いなく本気で
いや、本気以上に力を込めて拳を振り上げては打ち下ろした。
「い、痛い!!やめろ、やめるのだ!!!」
何発もの拳がクーヤの顔面に叩き込まれたちまちに顔面は流血とアザに満たされてしまった。
片割れでこの暴行を冷たい笑みを浮かべて眺めている犬がいる。
「ぴこっ(あーあ、あのお嬢ちゃんのせいでハウエンクアとか言う奴バーサーカになっちまったようだな)」
「ぴこぴこっ(まぁ自業自得だな、俺の仕事は一人侵入者を捕獲することだがこの様子じゃ楽できそうだぜ)」
A その時、ヌワンギがおきて必死にハウエンクアを止めようとした
B その時、クーヤが青魔法で反撃を試みた
C クーヤは完全に失神し、ハウエンクアは勝利の雄たけびを上げた
Bで
クーヤ虐待スレはここですか?
>>735-736 普通に流れてるから今回はスルーしておくけど
「選んだ本人が書く」
のは、これまで暗黙の了解でNGだったと思う。
ん〜、別にそれはNGではないよ
書いた本人が選択するのはNGだが
まぁ、過剰にやりすぎる場合は問題出るし
過疎化が進んでない場合はまぁ控えた方がいい
「いい加減にせぬか!!」
ガブリ。
「ウヒッ!?アギャアアア!!」
なんとクーヤは殴りかかったハウエンクアの腕に噛みついた!
「チュウチュウ…」
しかもそのまま血を吸っている!青魔法「吸血」だ。
「お…おいそんなのありかあ?」
「ありなのだ!」
吸血は敵のHPを吸い取り自分の物にする青魔法だ。
殴られて腫れていたクーヤの顔はすっかり元に戻り、逆にハウエンクアが今は疲労しきっている。
「ハウエンクアよ…目を覚ますがよい!!」
クーヤはさらに青魔法を唱えた。その魔法は何か?
A 死の宣告
B エアロガ
C マインドブラスト
D 針千本
E ホーミングレーザー
F マイクロミサイル
G 溶解液
H マイティガード
I 石化ブレス
J アクアブレス
「おい!なんか明らかに兵器っぽい名前が混じってるぞ!」
「ええいうるさい!間違いなく青魔法である!!」
「…青魔法ってなんでもありなんだな…」
「なんでもありなのだ!」
「ヒャハハ! ヒャハハ! ヒャーーーーッハッハッハッハァ!!」
「あうっ! ぐぅっ! うぁぁっ!!!」
子どものケンカのように、力任せに、ハウエンクアはクーヤに拳を叩きつけていく。
いくらくらやみ状態でもこの距離でこの体勢。外すことはない。
体力と腕力の差。たちまちクーヤの顔面はボコボコになっていった。
「く……クーヤッ!」
とそこで、ヌワンギがボロボロになりながらも起き上がってきた。
殴られ続けているクーヤに向かって叫ぶ。
「青魔法だ!」
「な………なんだ!?」
「青魔法だ青魔法ッ! テメェ、青魔法使いになったんだろう!
なんか……なんか役に立つ能力を使え! 攻撃するんだ攻撃ッ!」
「と、突然言われてできるものではない!」
「馬鹿野郎! やらなきゃ死ぬぞ!」
「し、死ぬ……ぐぶぇぉっ!!!」
悩んでるうちにハウエンクアの拳が下腹に食い込んだ。
クーヤの口からクリーム色の液体がほとばしる。
(くっ……やるしかないのか!)
コマンド:
A キママゥパンチ
B 死のルーレット
C 月の笛
D フラッシュ
「……ってなんだそりゃ!? ロクなモンねぇじゃねえか!」
「仕方なかろう! 余はまだジョブレベル1だ!」
ち、遅れたか。
C
(余のMPにも限りがある、あまり魔法の無駄使いはできん…)
「ウガガガギゲゴガァ!!」
ハウエンクアはまたもや殴りかかってきた!
(む!そうだ、あれを試すか!)
「ここは、この魔法じゃ!マインドブラスト!!」
クーヤの掌から煌めく光が放たれる。
それはハウエンクアにまともに直撃した。
「ガ…?ギガ…ウガガ…」
ハウエンクアの筋肉が痙攣し、四肢が硬直していく。
「お、おい。今の魔法はなんだ?」
「マインドブラストは相手を麻痺させる青魔法なのだ」
「なるほど、理性を失った相手を黙らせるにはもってこいだな」
「さて、問題はこの後じゃの…」
「どうする?もうゴールは近くにあるだろうぜ」
「うむ…」
A このままヌワンギと二人でゴール直行
B ハウエンクアも担いで連れていく
C その頃、オタク縦達は…
D その頃、すばるは…
Bね。
761 :
木田恵美梨:04/12/14 23:08:22 ID:HlNk814J
急いでて名前を付け忘れたわorz
「もはやこんな所に長居は無用、さっさとゴールするのだ」
「よーし、さっさと行こうぜ」
「待て、ヌワンギ。そちはハウエンクアを担げ」
「あんだと!?正気かよ」
「このような醜態を晒してるとはいえ、奴はクンネカムン右大将。このまま置いてはいけぬ」
「しかたねえな…、どうなっても知らねえぞ」
「ぴこーっ!ぴここぴっこりぴぴこぴこーっ!!」
(おい!さっきから俺様を無視してんじゃあねえっ!!)
「む、毛玉の化物がこっちに来おったぞ」
「ぴこ!ぴぴぴぴここここぴっこりぴここー!!」
(俺様は誰か一人を捕獲するように言われてるんだ。そいつを渡す訳にはいかねえんだよ!)
「やかましい!もう一度臭い息!!」
もわぁ〜〜〜ん。
「ぴごっ!?ぴ、ぴびびごごぉ…」
「ヌワンギよ、今の内に逃げるぞ!」
「よっしゃ!うお、こいつ見た目より重いな…」
クーヤ達は麻痺しているハウエンクアも担いで
一気にゴールに向かい走り出した。
「ぴ…ぴご…?」
(うおお…俺の体はどうなっちまったんだ…?)
「ぴっぴここぴこー」
(仕方ねぇ、別の挑戦者を探すか…)
ちょうどその頃、御影すばるは…
「ぱぎゅう、今度は道が3つに別れていますの」
すばるはようやく迷路の中心あたりに出た所だった。
「どの道にいけば…」
左の道、真ん中の道、右の道。どれを通る?
「よし、決めましたの!」
この次の書きこみの下1ケタの秒数で選択が決定されます。
臭い息を再度浴びたポテトがどういう変化を遂げたかは次の書き手にお任せ致します。
下1ケタが
1、4、7ならすばるはゴール
2、5、8ならオタク縦達と合流
3、6、9ならポテトと鉢合わせ
そして0なら縦達と合流した上でポテトに襲われます。
アンデッドになる
さてどうなるやら
47秒…下1ケタは7ですね。
ではすばるは運良くゴールできたという事で
次の書き手の方、宜しくお願いします。
やべえ、結果的に縦か横か宗一の誰か一人が
一回戦で脱落するはめになる!これは波乱の幕開けだなw
新しい選択方式だな。面白い。
乱用されるようになったら問題だがな。
実はこの前の話で
浩之や龍二がりーぽん打ってる時に
既に一度やってたんだけどね>下1ケタで選択が決まる
ていうかここ以外のSSスレでは結構普通に使われてるんだけどね。
ただこれを「選択」と呼んで良いものか…
それも書き手の一つの選択だ。
乱用は避けてもらいたいのはもっともだけど。
「ゴールまで無事に辿り着けたな」
「うむ。ゲンジマルには申し訳ないが…」
「ん?おい!誰か来るぜ」
「やったあ!ゴールですの」
クーヤ、ヌワンギ、ハウエンクア、すばるの四人はゴール地点に着いた。
一名だけ自分の意思でゴールしてない者もいるが、
とにかくこれで挑戦者8名中の半分が二回戦進出の権利を手にいれた訳である。
「そのぴくぴく震えている方はどうかしましたの?」
「これは…まあ、色々あったんだよ。色々と、な」
一方、一番最後に迷路に侵入した鶴彦・蔕麿・宗一トリオは…
「な、なんでござるかこれは!?」
「爆発音や叫び声が聞こえたから来てみれば、これだ…」
鶴彦達は広間にいた。
ついさっきまでエビバーガーがハウエンクアやヌワンギ相手に魔法を使いまくった場所だ
壁や床は爆発や衝撃の余波で所々破壊されており、
部屋の奥の方に石像のような物が見える。
鶴彦は近くに寄って調べたが…
「むむ?このお方は…」
「さささ、さっき入口で見かけた奴隷の一人なんだな!」
「確かゲンジマルって名前の…」
その時館内にアナウンスが流れた。
「ゲーック!てめえら楽しんでるかあ?」
「この声は、御堂!」
「ここで重要な情報を教えてやる。有り難く思え!」
(そんな風に笑ってられりのも後数時間でござるよ…)
「いいか!既にクーヤ、ヌワンギ、ハウエンクア、すばるの四名はゴールした!」
「な、なんと!もう四人もでござるか?」
「この一回戦で勝ち抜けるのは六名。そしてゲンジマルは石となって事実上の失格だ」
「や、やっぱりこの石像はゲンジマルさんなんだな!」
「そして未だに館に残っているのは鶴彦・蔕麿・宗一の三名。だが二回戦に行けるのは後二名だ」
「ま、まさか…」
「この意味が分かるな?誰か一人は嫌でもここで失格になるんだよ!!」
「つ、鶴彦…」
「落ち着くでござる!」
「先着二名、早い者勝ちだ!二人がゴールした時点で後の一人は失格になる」
「まいったな…」
「せいぜい仲間割れしないようにするんだな!ケーケッケッケッ!!」
(ぬう、御堂め…おそらく我々が常に一緒に行動していたのを見越して煽ったでござるな…)
「どうする?俺はもしもの時は光岡のように裏方に回っても構わないが…」
「ま、待つんだな!何か匂うんだな」
「むう!この悪臭は…」
「あ、青魔法臭い息なんだな!」
「流石設定では魔法研究にも詳しい蔕麿でござるな」
「おい、説明的な台詞言ってる場合じゃねえ!来るぞ!!」
「ぴ…ぴこ…」
反対側の通路から臭い息の二重がけを食らい
完全に肉体が変貌してしまったポテトが現れた!
「ぬうう!この姿は一体!?」
「ぼ、僕らはこんな怪物戦わなくちゃいけないんだな!?」
ポテトの外見はどうなっているのか?
それぞれA〜D、1〜4、ア〜コから一つずつ選択してください。
A 虫のように小さく
B 普通の小動物程度の大きさで
C 人間と同じくらいの身長で
D 身の丈5メートルはある怪物で
1 全てを引き裂く牙と爪を持つ
2 何者をも寄せ付けぬ鉄壁の皮膚を備える
3 なんでも溶かす胃液を吐き散らす
4 音速で駆け抜ける鍛えられた足を生やす
ア ただの毛玉である
イ 蛙である
ウ オルトロスである
エ ギルガメッシュである
オ トンベリである
カ メタルスライムである
キ マネマネである
ク 猫耳裸エプロン眼鏡っ娘メイドである
ケ カードマスターピーチである
コ 鹿である
ア
D3ケ
この場合
>>775から「ア」を採用し
>>776からDと3を採用、
つまり身の丈5メートルで胃液を吐き散らす
普通のポテトって解釈で…いいのかな?
つーか
>>775ちゃんと読め
目の前には身の丈5メートル毛玉犬が立ちはだかっているでござる……が
「どうなっているでござるか?」
「か、勝手に苦しんでるんだな」
「訳が分からねぇ」
巨大な毛玉犬は何もしていないのに勝手に苦しみだし、腹が溶かされ酸のような液体を流しているでござる
すべての酸を流しつくしたのか毛玉犬は体中をとかされボロボロになり絶命してしまったでござるよ
懸命な葉鍵っ子の方々ならピンと来たかもしれないが
ポテトの腹に入っていた胃液は「なんでも溶かす」のである
もちろんポテトの胃袋も
そして床を溶かし、地面を溶かし、地球の中心まで沈んでいるのであった
……まあ胃液の量と地球の体積を考えればまったく問題は無いのだが
「これは…」
「ま、まさか『できすぎ』現象がおきるとは思ってなかったんだな」
「どうなるんだよ、これ」
こうなっては早い者勝ちでござる
「恨みっこなしということでいいでござるな?」
「わ、分かったんだな」
「俺も構わないぜ」
拙者たちは御堂に怪しまれないように本気で競争したでござる
そして残念にも失格になったのは…
A 横
B 宗一
C 拙者
B
身長5mでゲロ吐きまくるピーチ…
見たかったような見たくないようなw
お〜いこんなトコで訊くもんじゃないとは承知してるが、
誰か『まじかる☆さゆりん』の完全小説版の行方をしらんか〜?
今俺の手元にあるぞ?
……待ってくれ……もう少し……
やっと休日になるんだ……
生`
>>780 そんなもん見たら縦と横がショックで死にかねんぞw
「そこまで!勝者、縦王子鶴彦に横蔵院蔕麿!!」
「何とか勝ち抜けたでござる…」
「ひ、久しぶりに全力疾走して疲れたんだな」
「ちっ仕方ねえな…じゃあ俺も奇襲役に回らせてもらうぜ」
「ん。じゃあ私に付いてきて」
惜しくも敗れた宗一殿ははるか殿に連れていかれたでござる。
おそらく光岡殿と同じくセットのどこかに隠れて
最後の決戦の時に御堂を襲うつもりでござろう。
「つ、鶴彦、あ、あれ…」
蔕麿が指差した先を見るとそこにはたった今敗北したゲンジマル殿の石像が…
「なかなか良い格好で固まっているじゃねえか!
よし、これは椅子代わりにしてやろう。部屋に運んでおけ!」
「了解しました、御堂閣下!」
「御堂!!貴様ァーーーーーッ!!」
クーヤ殿が激怒し御堂に飛びかかろうとするが、ヌワンギ殿に止められたでござる。
「待て、クーヤ!」
「ええい離せ!あそこまで家臣を愚弄されて黙っていられるか!!」
「今は我慢しろ。耐えて、決勝で怒りを晴らすんだ」
「クッ……、解った」
「クーヤさん、あの方の様子はどうなりましたの?」
「ハウエンクアか…バーサク状態は何とか治った。だが…」
「助けてママ…何も見えないよ…怖い、怖いよ…ママ…!」
「暗闇状態がまだ治っておらぬのだ」
「んじゃああいつは二回戦は盲目のまま進めなきゃいけないって事か?」
「そういう事になるな…奴には悪い事をした」
「よくぞ生き残った我が精鋭達よ!」
おお、玲子殿がまた現れたでござる。
「では、このまま第二回戦にを開始します」
「なんだと!?少しは休ませやがれ!」
「残念ながら生放送ですのでまだ休憩タイムはありません」
「それで、二回戦はどんなゲームをやるでござるか?」
「二回戦では一人の挑戦者が脱落します。種目は…」
A 傷だらけのローラー
B 竜神池
C 自由への壁
D 戦場へかける橋
Bだな
「第二回戦は竜神池です」
竜神池でござるか!た○し城のアトラクションの中でも
特に有名でござる。ルールは簡単、
池に浮いている石の上を渡っていくだけでござる。
ただし中には発砲スチロールで作られた偽の石も混じってて、
それを踏むと当然沈んで池に落ちてしまうのでござるが…。
「これ、ヌワンギ」
「なんだ?クーヤ」
「この竜神池というのは、要するに池に落ちなければよいのかの?」
「そうだぜ。向こう岸までとにかく辿り着きゃあいいんだ」
「そうか!それなら、必勝の策が一つある」
「なんだ?」
「青魔法に、マイティガードというのがあっての」
「それがどうしたんだ?」
「この魔法はFF5仕様での、仲間全員にプロテスにシェルにレビテトが同時にかかるのだ」
「つまりどういう事なんだよ?」
「レビテトがかかるという事は…僅かだが体が宙に浮く」
「なにっ!!」
「偽の石を踏む事なく、確実にゴールできるのだ」
「それなら勝ったも同然じゃねえか!早速それ使えよ」
「だが…問題がある」
「なんだ?」
「マイティガードはMPを72も使う。しかも先の戦いでかなり魔力を消費したのでのう」
「そうか…せっかく貰った力は温存しておきたいんだな」
「うむ。だが誰かが確実に勝ち進まねば我等に未来がないのも事実…」
「じゃあどうするんだ?」
「そこで、魔力を絞り単体にマイティガードをかける」
「一人だけに、か?」
「そうだ。これならMPの消費も少なくて済む」
「それで、マイティガードを誰にかけるんだ?」
A クーヤ
B ヌワンギ
C ハウエンクア
D なぜか鶴彦
ここは堅実に、Aでお願いします
791 :
名無しさんだよもん:04/12/15 11:47:19 ID:SUMZnauG
「無論、余自身にかける」
「なんでえ、だったらわざわざ俺に相談する事ねえじゃねえか」
「一応、お前には言っておこうと思っての。エルルゥ…と言ったかの?奴の事は余に任せろ」
「任せろ?何がだ」
「もし貴様が途中で失格したとしても、余が貴様の願いも叶えてやるという事だ」
「どうやってだ?今の俺達は所詮ただの奴隷に過ぎないんだぞ!」
「余は…御堂を倒す」
「本気で言っているのかてめぇ!?」
「御堂は優勝した者は釈放、願いも聞いてやると言っていたが…あれは嘘だ」
「どうして嘘だって解るんだ?」
「余が収容施設からこのテレビ局に護送される途中での、軍人の一人が言ったのだ」
「なんだと…そいつの名は?」
「名は九品仏大志と言ったかの…。奴が言うには御堂の言う事は全て嘘、優勝した者は処刑するつもりらしい」
「んな…!!」
「我々の同志と力を合わせ、御堂を倒してほしいと言っていたのだ」
「その同志とやらは誰なんだよ?」
「解らぬ。そこまで話した時に護送車がテレビ局に付いてしまい、奴は戻っていってしまった」
「ちっ、同志が誰か解ればやりやすいのにな」
「ただ、去り際に御堂は水に弱いとも言っていたのう」
「決勝戦は水鉄砲で撃ち合うんだろ確か?」
「うむ。だからもしかしたらテレビ局の連中の中に御堂の弱点を知っててこの企画を立ち上げた奴がいるかもしれぬ」
「どこにいるんだろうな…」
「とにかく、余は御堂を倒さねばならぬ。ゲンジマルの為にものう」
「わかった。俺も協力させてもらうぜ!」
「有り難い。幸いな事に余が覚えた青魔法の中にはアクアブレスというのがある」
「アクア?まさか…水か!」
「そう、水の息である。大志という者の言った事が真実なら…」
「御堂を倒せるかもしれねえな!」
「CM終わりまーす。挑戦者の皆さんは準備してください」
「む、時間か。ではヌワンギ、機があれば他の挑戦者に声をかけよ」
「他の?というとあそこにいるメガネとブタ野郎か」
「そうだ。彼奴らは見た目は無様であるが、あの眼は…何らかの闘志のよいなのを感じる」
「俺にはただのガリデブにしか見えねぇがなあ…」
「上辺だけで人を判断してはならぬ。奴は何か知っているかもしれん、頼んだぞ」
「へぇへぇ、解りましたよ聖上殿」
「初めて聖上と呼んでくれたのう。フフフ」
「う、うっせぇ!さっさと行くぞ!」
ここは竜神池の前。
「まさかここまで再現するとは…」
「あ、あの池の濁り具合、石の質感、完璧にた○し城のまんまなんだな」
「では、改めてルールを説明します。挑戦者は一人づつ池に浮いている
石を渡ってください。向こう岸まで行けば三回戦進出です」
「但し、池に落ちたら失格となります。二人以上の失格者が出たら
サドンデスで何度でも挑戦してもらいます」
「では、第二回戦。竜神池スタートです!!」
司会の玲子殿の掛け声と共に、
まず最初の一人目のクーヤ殿が竜神池に挑むでござる。
「な、なんだかあの女の子光り輝いてるんだな」
確かに。しかもよく見ると僅かながら浮いているような…
「ゴール!クーヤ選手三回戦進出ー!!」
なっなんですと!?クーヤ殿は全く迷いもせずに一気に池を渡りきったでござる!
「い、いい度胸というか命知らずなんだな」
「今あの石を踏んだ時確かに石が沈んだように見えたでござるが…」
「では、次の挑戦者どうぞ!」
鶴彦、蔕麿、ヌワンギ、ハウエンクア、すばるの5名を
それぞれ↓の石の上で好きなルートを通らせてゴールへ導いてください。
ゴ
○○○
○○○
○○○
○○○
ス
選択を書く時はキャラの名前と通った道を
クーヤ 右中中右
という風に書いてください。ちなみに上記の例だとクーヤが通った道は
○○●
○●○
○●○
○○●
となります。
沈む石がどの石かは、
既に投稿してありますので
5人全員の通った道が書かれたら発表します。
それによって選択結果が判明します。
選択者一人につき何人分選んでも構いません。
では、キャラとルートを決めてください。
あれ?もういつ選択してもOKですよ。
よくわからんが
ハウエンクア 中中中中
五人全員だから、後四人ですね。
ヌワンギ 左中右右
後は鶴彦、蔕麿、すばるの三人ですね。
一人で何人分書いても構わないのですから
同じ選択者が一気に三人まとめて選択してもOKですよ。
鶴彦 中左中左
蔕麿 右右右中
すばる 左左中右
それぞれのキャラが通ったルートです。
○●○ ハウエンクア
○●○
○●○
○●○
○○● ヌワンギ
○○●
○●○
●○○
●○○ 鶴彦
○●○
●○○
○●○
○●○ 蔕麿
○○●
○○●
○○●
○○● すばる
○●○
●○○
●○○
「こういうのはねぇ………悩んじゃいけないんだよ! そぉらぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!」
と叫びながらド真ん中を突き抜けたのはハウエンクア。
その覚悟が見事だったのかなんなのか。
とりあえずゴール。
「フッ、ざっとこんなもんさぁ」
「さすがは余の部下だ」
「ちょ、ちょっとこういうのはニガテなんだな。け、けどがんばるんだな」
ぽよんぽよんと、鞠かなにかが跳ねるようにおっかなびっくり。
一段一段飛びながら進んでいく蔕麿。
運がよかったのか勘がよかったのか。何事もなくゴール。
「フゥ、フゥ、フゥ……助かったんだな」
「うむ、やはりお前は只者ではないようだな」
「?」
そして続いて……
「いきますのっ! 迷わず進みますの行けばわかりますの!
三番御影すばる! 出ますのッ!!」
とハウエンクアに負けず劣らずの勢いで走り出したすばる。
調子よくひとつめの石を飛び、二つ目に足をかけたところで……
ず ぶ っ …
「!?」
突然石からの反動がなくなり、かけた体重のままに沈み始めた。
(こっ、これは……まさか!? いきなり当たってしまったんですの!?)
格闘家としての驚異的な反射で瞬間、己の身に起きたことを理解したすばる。
これに対し彼女は……
A わかったところでどうしようもない。そのまま池に落ちた。
B 反射的に次の石に手をつき、ギリギリのところでブリッジ。キツイ体勢だがなんとか耐えた。
C 「問題はない! 15メートルまでなら!!」なんと池の上を走り始めた!
B
烈●王… ワロタw
実は選びたかったけれど、それだと石を踏まずに渡り切れてしまうのでやめたw
「ど、ど根性ですの!」
なんとすばるはそのままの状態で耐え、ブリッジ!
そして体の重心を変え素早く3個目の石に飛び移った!
「どうですの!災い転じて福とな…おっとっと」
しかし、重心を急激に変えたあげく無茶な飛び移り方をした為に
バランスを崩し、そのまま4個目の石によろけながら着地した。
「きゃあああ!!」
…そして、運の悪い事にその4個目の石も偽物だったのだ。
2つ仕掛けられた偽の石を両方踏んでしまった
不運な少女御影すばるは、今度こそ着水した。
「御影すばる選手、失敗です!」
「むう、彼女はなかなかの運動神経と評判の作家でござったが…」
「う、運が悪かったんだな」
「おい、ちょっと聞きてぇ事があるんだが、大志って奴を知ってるか?」
「貴殿は…大志殿の知り合いでござるか?」
「やはり知ってたか。俺はヌワンギ。実はクーヤから頼まれてだな…」
「次はヌワンギ選手の番です!準備してください」
「ちっ、俺の番か。ちょっと待ってろ。すぐ勝って戻ってきてやる」
「…なんでござろう?大志殿はここに来る奴隷達にも既に我々の事を伝えていたのでござるか?」
バッシャーーーーン!!
「おーーーっと、ヌワンギ選手失敗です!」
「ちっくしょおおおおお!!!!!」
「と思ったらもう負けてしまったでござる」
「いよいよ最後、縦王子鶴彦選手!」
「よし、拙者の番でござるな」
「お、おい、話があるんだ」
「ずぶ濡れで何を言ってるでござるか?まずこのゲームが終わってから聞くでござる」
「スタート!」
ドバシャーーーーーン!!
「鶴彦選手も失敗です!」
「てめえも負けてんじゃねぇか!!」
「う、うるさいでござる!」
「失敗した挑戦者が三人いますので、サドンデスゲームに持ち込みます。準備が済むまで数分お待ちください」
スタッフが池の石の入れ替え作業をしている。
番組的にはCMのまっ最中だ。
「それでだ、クーヤが話があるそうだ」
「クーヤ殿?あの少女でござるか?」
「そうだ。」
「お主、大志を知っているそうだな。余はアムルリネウルカ・クーヤだ。クンネカムン国の皇である」
「アムロがロリで寝る?何と言ったでござるか?」
「違う!…まあ余の事を呼ぶ時はクーヤでよい。お主が大志の知り合いだそうだな?」
「そうでござるが…では我々の事も知ってるでござるか?」
「多少は聞いておる。御堂将軍を打ち倒すつもりだそうだな?」
「そうでござる!では…」
「うむ、余もお主達の作戦に協力するぞ」
「かたじけないでござる!でも今は…」
「解っておる。あくまで挑戦者を装っていればいいのであろう?」
「勝負の時は決勝戦でござる。その時に御堂を一気に叩き潰すでござる」
「サドンデスの準備ができましたー!鶴彦、ヌワンギ、すばる各選手はこちらへどうぞ」
「了解でござる。ではクーヤ殿、後ほど…」
「うむ、ヌワンギも頑張るのだぞ」
「たりめぇだ!今度こそ勝ってやるぜ」
ヌワンギは新しい池を見渡した。
「なんじゃこりゃああああああ!?」
○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○
さっきより大きい池に計100個の石がビッシリ敷き詰められている。
「サドンデスは三人同時参加の早い物勝ちレースです!
石の上を渡り向こう岸まで渡ってください。二人がゴールした時点で終了です」
「よし、そういうのなら大得意だぜ!」
「しかし!今回は100個の石の内90個は偽物です」
「なんだと!?」
「さらに一人だけ、進行を妨害するおじゃま虫を用意しました」
おじゃま虫は
A 春原
B 岩切
C ササンテ
D 鹿
Dヘギョー
ここでB!
鹿キターー!!
>>794-802 今更だがなかなか手の込んだ選択のさせかたで
面白いと思った。こういう実験的な試みはどんどんしてほしい。
しかし何故アフリカ大統領スレw
>>807 すばるは漫画版限定だったかもしれんがちゃんと水上走ってるキャラなんだから遠慮しなくていいのにw
「大影流 疾風駿足」だったっけ? 使ってたとしてもちゃんとゴール直前で転んで沈んでた事だろうw
結局また転んでやりなおしの繰り返しでスパイラルするのか?
否、きっと御堂の中の人も鹿なんだよっ!!
……すでに漏れたちはスパイラルに取り込まれているんだyo!!
寝ても覚めても鹿ばかり…
ど う す れ ば い い ん だ
「鹿です!」
「鹿かよ!」
思わずその場にいた全員がズッコけ、誰かが三●村っぽいツッコミを入れる。
「鹿って……ここまで来て鹿かよ」
「鹿さんが何をするって言うんですの?」
「話によると我らの邪魔をするようでござるが……」
いぶかしむ一同。
「さて、鹿とは言ってもただの鹿ではございません!
皆様の期待を裏切らないものであることは保障いたします!
とはいえ……言葉を重ねてもわかりづらい!
早速登場してもらいましょう!」
という紹介と同時にどこからともなく。
スタッフが数人がかりで一匹の鹿を連れてきた。
その鹿は……
A 毛並みがつやつやしていて高級そうだった
B 鹿と呼ぶにはあまりにも大きすぎた
C ぶっちゃけ久弥だった
D メカっぽかった
E セミっぽかった
D
CCCCCCCCCCCCCCCC!!!!
メカ久弥ぁ〜〜っ!!
なにその久弥ふざけてんの?
「……」
見た目はAIB○のような鹿が現れ参加者一同声を発することが出来なかった。
「オイ!ありゃ鹿じゃねぇだろ!」
ヌワンギがツッコミを入れる。
「いえいえ、鹿ですよ。ほら角があるでしょ?」
「それだけかよ!」
「もちろんそれだけじゃありませんよ。何と!」
A 三段階変形が可能です
B 音速で走れます
C 水に落ちても錆びません
D 感じている感情を治せます
d
リアルリアリティなメカ久弥……
「感じている感情を鎮めることができます!」
「……………」
参加者らが声を発することができないのは同じだった。
「……なんだそりゃ?」
ややあって、ヌワンギが口を開く。
「それはですね……」
「いいぜ、後は俺が説明してやる」
「御堂!? ……将軍」
そこで会話に割って入り、マイクを奪い取ったのは御堂だった。
「感謝しろよテメェら……特別に俺様自ら説明してやる。
こいつぁこの国の最新技術の粋を結集して作られた……俺様の新しいペットよ!」
「ペット……?」
「その名も……坂神号!」
「な……ッ!?」
それの名を聞き、鶴彦の脳裏に先だっての光景が思い浮かぶ……
確か、スタジオに乱入しようとした男の名前…!
「ど、どういうことでござるか!?」
「ケッケッケ……」
御堂は新しいおもちゃを自慢する子供のように、上機嫌で説明を続ける。
「俺の昔馴染みに感じている感情を鎮めるのが得意な奴がいてな……こいつがまた鼻持ちならねぇ奴なんだよ。
……そういやテメェらはさっき見たかもしれねぇな……俺の番組を邪魔しようとした、アイツだよ。
この国に連れてきてから痛めつけたり連れの女を犯してやったり、それを見せ付けたりしてたんだがいい加減飽きてきてな……
そこで考えたんだよ。こいつをどうしてやれば俺様が一番愉快か、ってな」
「それで……」
「それで考えたのが、俺のペットにすることだ!
今まで俺を見下してやがったこいつを、今度は一生俺様が見下してやるのさ!」
「では……その鹿はもしや!?」
「そうだ! このロボ鹿に坂神の脳を移植……見事俺様の新しいペット、坂神号の完成ってワケだ!」
「…!」
盛り上がる御堂。それとは対照的に、ギャラリーは一気に引いた。
「そういうわけで…こいつのお披露目代わりにテメェらと一緒に遊ばせてやろうかと思ってな!
おい! 電源入れろ!」
「ハッ!」
御堂の命令に従い、科学者と思しき男がリモコンを何かで操作する。と、低い駆動音と共に今まで沈黙を保っていたメカ鹿の瞳に光が宿った。
『ウ…ッ…?』
目を覚ましたと思しきメカ鹿……坂神号は、二、三度首を振る。
『ココハ……?』
その声はもはやヒトのものではない。無機質な、合成音声だ。
「よぉ坂神、お目覚めか?」
御堂はそんな坂神号の前に立ち、努めてフレンドリーに声をかける。
『ミドウ……ドウイウコトダ、コレハ……?』
首を振り、己の体を確認する。……しかし瞳に映るのは生命の欠片も感じさせない、冷たい装甲のみ。
「テメェは俺様のペットになったんだよ。わかるかオイ? わかったのなら……跪け! ご主人様を見下すペットがどこにいる! オラァッ!」
『ナ!? グァ!!』
瞬間、御堂は取り出したスタンガンロッドで坂神号を打ち据えた。凄まじき電撃に体を射抜かれ、思わずその場にうずくまる。
「そうそう。それでいいんだよ……テメェは俺様の前で這い蹲ってりゃあなあ!!」
『ミドウ……キサマ。オレニナニヲシタ!!』
「わかんねぇ奴だなぁ。テメェはロボットになっちまったんだよ。ロボット」
「将軍、正確にはサイボーグです」
「おっとそうだったな……まぁどっちでもいいや。とにかくテメェはもう人間じゃねぇんだよ! 坂神!」
『ナ……ッ!?』
愕然とする坂神号。
「だが安心しろ……俺様は優しいからな。テメェがそんな体になった代わりに……月代だったか? テメェの女の待遇は良くしてやったぜ」
『ツクヨ……? ツクヨニナニヲシタンダミドウ!』
「ンなおっかねぇ声出すなよ。精液便所から通常房に移してやったんだからよ。今日からはマトモなメシだって食わしてやるぜ?
たとえば……特性坂神ハンバークとかな!」
『ナ…!?』
「ケッケッケ……何も知らずにあの娘、旨そうに食ってやがったぜ? 涙を流してな……テメェの男の肉をな!
傑作だぜこいつぁ! 共食い! 共食いだぁ! 天下泰平のこのご時勢、人間が人間を食ってんだぜ!? 笑いが止まんねぇぜ!!」
『ミドウ! キサマァーー!』
「動くんじゃねぇ!」
『グハァッ!』
そして…
A ゲームは始まった。
B 「外道め! 許せん!」クーヤ様激怒! 御堂に襲い掛かった。
C 「酷すぎますの!」義憤にかられたすばるが御堂に飛び掛った!
D 「お前の血は何色だー!」宗一がキレた!
…いかん。宗一は退場していた。
Dの選択肢はなしで。
B
ここまで外道な御堂を見たのは初めてだ…。
涙を流して人肉ハンバーグを食うってジャンプの封神演技であったなぁ
「外道め! 許せん!」
その光景を見せられ、我慢できなくなったのはクーヤ。
ゲンジマルのこともあって導火線が短くなっていた彼女の怒髪が天を突くのは早かった。
「あ? なんだテメェは?」
「貴様の所業、畜生にも劣る! アムルリネウルカの! クンネカムンの! シャクコポルの!
オンヴィタイカヤンの名の下に! 貴様は余が成敗してくれる!!!」
「なに言ってやがんだこの糞餓鬼は」
「黙れ外道! 食らうがいい! クーヤ必殺! アクアブレ……」
魔力を込め、必殺の魔法を今放つ!
A やったぜ直撃クリティカル!
B 直前、ヌワンギがクーヤを止めた。
C 直前、ハウエンクアがクーヤを止めた。
D 直前、縦横がクーヤを止めた。
E 御堂の早撃ちが炸裂。クーヤの脳天を銃弾が貫いた。
Aでいっちゃえ〜!
「ゲーック、み、水だと!」
クーヤのアクアブレスを喰らい狼狽する御堂
「御堂、もう一撃食らわせてやる!」
(このままいけば御堂を倒せるかもしれないでござるよ、しかし嫌な予感がするでござる…)
クーヤは渾身の魔力でさらに御堂にアクアブレスを放った……。
「な、何だと」
『ナゼオレガミドウヲカバウンダ……』
クーヤの放ったアクアブレスは御堂に届く前に突如間に入ってきた坂神号に阻まれてしまった。
先ほどの狼狽から立ち直った御堂が余裕を取り戻す。
「ケッケッケ、残念だったな。その坂神号は俺様を自動的に守るオートガード機能があるんだぜ…例え本人の意思に反していてもな」
『コ、コノッ…』
「さぁ坂神号、俺様の命を狙おうとしたふてぶてしい奴隷を倒しやがれ!!」
『イ、イヤダ、オレハタタカイタクナ…』
だが蝉丸の意思に反し坂神号は疾風のような勢いでクーヤに襲い掛かる。
「くッ、次の魔法を…いかんっ!間に合わない!」
弾丸のような体当たりを喰らい、押し倒されたクーヤを坂神号は金属の前後足で押さえつける。
「こ、このっ、離せぇ!」
『……モウイイダロウミドウ、ハヤクカイホウシテヤレ』
「何いってやがるんだ、これからが本番じゃねえか」
御堂がそう言うと坂神号の口が開き中から何か液体が垂れ流されクーヤの身体に浴びせあられる。
『コレハ……マサカミドウ!』
「そうだぜ、仙命樹だ、さぁ、お前の得意技を見せてやれよ」
「か…体が熱い……止められん…こんなときに……アソコがうずくなんて」
A 『オマエノカンジテイルカンジョウハセイシンテキシッカンノイッシュダ、オレガナオシカタヲシッテイル、オレニマカセロ』
B 坂神号は押さえつけたままで何もしなかった
C 坂神号がクーヤを開放すると、クーヤは狂ったように自分の身体をいじり始めた
D 仙命樹に発情してしまったクーヤが失格となり、次のアトラクションに移ることになった
うあぁ……とても選べねぇ。
次に任せたorz
C
「あ……あふぅ!!」
坂神号の脚から開放されたクーヤだが、立ち上がることはなく、地面に突っ伏したままなにやら身悶えしていた。
「う……う……うぁ……」
顔を真っ赤にし、何かを必死に耐えるように体をもじもじと動かす。
「ヘッヘッヘ……」
『…………』
だが御堂は何をするまでもなく、ニヤニヤと下卑た笑いを浮かべながらそれを眺めているだけだった。
「ぅぅ……ぁ……はぅ……っ……」
無意識のうちか、意識的にか、クーヤは少しずつ少しずつ自分の手を股間に這わせ、慰めている。
「お、おい……クーヤ……」
そんな中、いい加減沈黙に耐えられなくなったのか、ヌワンギが恐る恐るクーヤに声をかけた。
「…………」
御堂が特に反応を示さないのを見ると、意を決して一歩近づき、クーヤの肩に手を置く。
「だいじょ……」
「ああっ! や…やめろ! 余に触れ……あぁぁぁぁぁーーーーーーーーーっ!!!!!」
瞬間、気でも触れたような叫び声を上げ、クーヤは達した。
同時に股間がジットリと熱く濡れる……小便を漏らしたのだ。
あたりにアンモニア臭が立ち込める。
「おっ、おい…クーヤ…」
「いやだ…やめろ…見るな…見ないでくれ…」
普段の気丈さはどこへやら。怯えた子兎のような目で懇願するクーヤ。
「…おい坂神」
そこまで来て、満足したように御堂が口を開く。
「どうしたよ坂神。あの糞餓鬼、苦しそうだぜ…? お前の手で鎮めてやれよ…」
『ミドウ……』
「………おおっと! こいつぁいけねぇ! 忘れてたぜ!」
坂神号が唸ったところで、わざとらしげに御堂は喚声を上げる。
「いっくらテメェでもそのままじゃデキねぇよなぁ……おい、出せ」
「ハッ!」
御堂が近くの科学者に何かを命令すると突然、坂神号の股間部分のハッチが開き、その中から低い駆動音と共にひとつの…
「ひっ…!」
凶悪なフォルムを晒す、巨大な張り型が姿を現した。有に、大人の腕の大きさを超えている。
『ミドウ…マサカキサマ…!』
「そうだぜ坂神号……そいつを使ってやれよ。そいつをブチ込んでその餓鬼を慰めてやれよ……あぁ!?」
『ダガ…!』
「やめろっ! やめてくれへぇっ!!」
先に叫び声をあげたのはクーヤだ。
「そ、そんなもの…そんなものを入れたら壊れてしまうッ! 死んでしまうっ! や、やめてくれえぇっ!!」
恥も外聞もかなぐり捨て、クーヤは懇願した。
「へぇ…こいつは嫌か…」
「嫌もなにもっ! 死んでしまうっ! やめてくれぇぇっ!!」
「なら俺の相手をするんだな」
「なっ!?」
本題、とばかりに御堂の口調が滑らかになる。
「強制はしねぇ……お前の自由だ。お前が選べ……
坂神号のコイツをブチ込まれるか……それとも俺に奉仕して俺に慰めてもらうか……
テメェの自由だ……テメェが選択しろよ……」
悪魔の選択を、突きつける。
「くっ…」
「さぁ……どうする?」
A 坂神号を受け入れる。
B 御堂に奉仕する。
C 耐え切れず、ヌワンギが御堂に切りかかった。
D ここで縦横が動いた。
D
凄い展開になってきたな…
気持ち悪くなってきた
「み、御堂将軍様」
「さすがにここまでする必要ないのではござらんか?」
拙者たちは耐え切れず前に出てしまったでござる
拙者はもとより、武器も持っていない蔕麿も御堂には到底かなわないでござる
ここは御堂の機嫌をとって何とかしなければ……
「お前たち……そうか、これは俺様としたことが失念していたぜ、ケッケッケ」
いきなり御堂が拙者たちに下卑た笑いをむけてきたでござる
「お前たちも参加したいんだろ」
「な、なんとっ」
「違うでござる、拙者たちは…」
「隠すな隠すな、なるほど、確かに将軍様は国民のためになることをしねえとな」
そういいながら御堂は上機嫌で拙者たちをクーヤ殿の前に引っ張り出す
「俺様はさっき人妻を犯ったからな、今度は譲ってやるよ」
A 「そこのヒョロイ奴、お前が静めてやれ」
B 「そこの太った奴、お前が静めてやれ」
C 「もういい、二人で静めてやれ」
D 「あの…そろそろ次のアトラクションに移らないと時間が…」はるか殿が助け舟を出してくれたでござるよ
d
C
助かったぁ・・・(脱力
「どうする、お前ら。何ならふたり一緒に鎮めさせてやってもいいぜ…」
「あの…御堂将軍様」
拙者たちが御堂に迫れれて困っているところにはるか殿が助け舟を出してくれたでござるよ。
「…そろそろ次のアトラクションに移りませんと番組が遅れてしまいます」
「何だと、今いいところなんだぞ」
「ですが将軍様が決勝で見事に勝つ様子を放送がされないと視聴者もさぞ残念がるかと思いますが?」
「ふ〜む、それもそうだな。おい、お前たち」
御堂は手近な軍人たちを呼び出す
「こいつを月代の替わりに精液便所にしてやれ、何せ俺様の命を狙った重犯罪人だからな。
魔法を使うみたいだからギャグボールをかましとけ。いいか、24時間交代で犯し続けろ。休ませる必要はねぇ、これは命令だ」
御堂の鬼畜な命令に兵士たちがニヤニヤと返事をしてクーヤをつれてゆく
「はあぁぅ…やめてくれ……お願いだ……誰か助け…」
「へっへっへ、たっぷり可愛がってやるぜ」
「上の口が使えねぇ分下の口に注ぎ込んでやるよ」
「24時間だからな、早速護送車の中で犯っちまおうぜ」
「おい、これで次のアトラクションの人数はそろったんだろ」
「…はい、今クーヤさんが失格となったのでメンバーはヌワンギ・ハウエンクア・すばる・鶴彦・蔕麿です」
「それで、次のアトラクションは何なんだ?」
A ジブラルタル海峡
B 傷だらけのローラー
C やだぁわかんない
D 戦場へかける橋
B
傷だらけのローラーキター!
これたけし城の中でも最も難しいゲームの一つなんだよな
ローラーって、どういうゲームよ?
●傷だらけのローラー
1つのローラーの上に乗り、玉乗りのように坂を下っていく。
数あるアトラクションの中で最も難しいと言われた。
………うーん………
つーかリアルタイムで見たなら一発で分かるんだが。
SASUKEの一回戦の途中で回転するローラーに
しがみついて回転しながら進んでいく所があるだろ?
あのローラーを巨大にして、しがみつく代わりに
上に乗って玉乗りの要領で進んでいくのを想像してみれ。
竜神池、ジブラルタル海峡に続いてほぼ毎週出てた名物アトラクションだよ。
次のアトラクションの場所に移動している間、拙者たちの空気は悪かったでござる。
特に一緒に行動していたヌワンギ殿はひどく落胆しているでござる。
「すまねえゲンジマル、お前との約束を守れないで……」
それにすばる殿も御堂に怒りを燃やしているでござるよ。
「酷すぎますの、すばるは正義をみんなに知ってもらいたくて漫画を描いているのに。
この国では御堂将軍をたたえる漫画ばかり描かされてますの。それだけでなくさっきの行為…もはや許せませんの」
一人まだ目が見えないキ○ガイもいるでござるが…
「目がぁーー!!目がぁーー!!アハハアハヒハハアアアイアハアアァハァーーー」
「はーい、最後のアトラクションはこれ、『傷だらけのローラー』です。このアトラクションで決勝に進める3人が決まります」
みると坂道のセットに大きなローラーが置いてあるでござるよ。
「あのローラーに乗って坂道を上手く下ることが出来ればクリアです」
「途中でローラーから落ちてしまうと残念ながら失格ですよ」
「こ、このアトラクションには、な、何か妨害とかが仕掛けてあるのかな?」
「いいえ、これはた○し城の中でも最も難しいといわれたアトラクションなのでそういう追加の妨害はありません」
良かったでござる…が、それだけ難易度が高いということでござる。
拙者は運動は苦手でござるが何とかクリアしなければ…
「それでは、参加者の皆さん、スタートしてください!」
ヌワンギ・ハウエンクア・すばる・縦・横から
>698同様選択者一人につき一名合格者を選んでください
三人選ばれた時点で打ち切りとします
選んだキャラが被ったら後から選んだIDの方がもう一度選び直せます。
すばる
ヌワンギ
はう
縦
ち、ちょっと待って!
縦横両方失格!?一体どうなるんだ!?
いや、御堂がアトラクション決戦している場面で別行動出来るのは美味しいぞ?
縦横のうち一人でも成功したらあぶれたキャラは処刑なんだから、これしかないんでは?
「さて、これからどうするかでござるが…………」
「け、計画ではこの後の決勝戦で勝負を決めるんだな。まさに決勝なんだな」
現在我らはロケ場所の外れに来て、二人でこれからのことを話し合っているでござるよ。
先に言っておくとローラーは我ら二人の敗退。他の方々が決勝戦へと駒を進めることに相成った。
まあこれ自体は問題ござらん。どちらかといえば我らは決勝戦は自由に動けた方が都合がいいでござるからな。
「そ、そろそろ奇襲班とも最後の打ち合わせをしておきたいんだな」
「うむ。奇襲はタイミングが命。一瞬のズレが敗北を招いてしまうでござるからな。
そうであるな………そろそろ光岡殿たちと話し合っておく……」
「おい」
「わ! わ! びっくりしたんだな!」
「むぅ、いつの間に!」
我らが話し合っているといつの間にか件の光岡殿が我らの背後に立っていたでござるよ。
さすがは歴戦の猛者でござるな。我らに気配を悟らせないとは。
「み、光岡殿か。ちょうどいい。今から貴殿と最後の打ち合わせをしようと話し合って………」
「そのことだが………」
話を進めようとした拙者ではあるが、何やら光岡殿は難しい顔で
「少し困ったことになった」
「こ、困ったこと?」
「何事でござるか?」
「ああ。河島からお前らに伝えてくれと頼まれたんだが……」
A 雨が降りそうなんだ。
B 御堂がこの番組自体を疑いだしたんだ。
C 御堂が決勝戦で水鉄砲を使うのを嫌がっているんだ。
D 御堂がもう飽きてきて決勝戦を明日にしろと言い出したんだ。
Bだな。
「御堂が番組自体を疑っているでござると?」
「そうだ。クイズ番組での停電や千堂和樹の謀反、蝉丸乱入等の数々のアクシデントにクーヤの反抗…」
「確かに御堂本人からしてみればあまりにもトラブルにま、巻き込まれすぎでござるな」
「そ、それら一つ一つの事象は僕達がやろうと思って仕掛けた事じゃないんだな」
「うむ。我等にとっても全く予想外の展開でござるよ」
「しかも御堂は決勝に残った挑戦者まで疑いはじめている」
「どういう意味でござるか?」
「日本から来た亡命者や観光客だけ都合良く全員脱落して、
奴隷どもばかり決勝に残るのは出来すぎている、と」
「そ、そんな!ぼ、僕と鶴彦は本気で一生懸命頑張ったんだな!」
「お前達が真剣に種目に挑んだかどうかは問題ではない。問題なのはこの結果が御堂の気分を損ねたという事実だけだ。
それにこの短期間にこれだけのトラブルだ、回りの連中の中に敵が潜んでいると考えてもおかしくはあるまい」
「事実敵だらけでござるがな…拙者に蔕麿に宗一殿にはるか殿」
「そ、それに決勝に残った三人と御堂には知られてないけど光岡さんもなんだな」
「あのハウエンクアという御仁は味方かどうか解らぬでござるがな…何を考えているか解らぬ」
「クーヤが捕まり護送されていった時もあの男は笑っていたな」
「それで、今御堂は何をしているでござるか?」
「奴は今回りの全てを疑い始めている。これからテレビ局のスタッフに聞きこみをするそうだ」
「それはまずいでござる!万が一はるか殿が味方だとばれたら…」
「さ、最悪この番組の目的が御堂を倒す事もばれてしまうんだな!」
「冗談ではござらん!最初で最後のチャンスでござるのに!!」
「もしもの時は俺一人だけでも御堂と刺し違える覚悟はできている。だが…」
「うむ、御堂を倒すだけでは国民の洗脳は解けないでござるよ」
「そ、それどころか僕達も御堂を倒され逆上した軍人や民衆に殺されてしまうんだな」
「だからこそ、皐月ちゃんの歌をテレビで流し洗脳を解く必要があるのでござる」
「その為には絶対に放送を続けなければならない。今御堂がヘソを曲げて放送を中止したら全て終わりだ」
「だ、だったらこんな所でじっとしてる場合じゃないんだな!どうするんだな!?」
「蔕麿、落ち着くでござる」
「し、しかし、このままじゃ…」
A ここははるか殿を信じるでござるよ
B 仕方ない、拙者と蔕麿で説得に向かうでござる
C その事だが、宗一を御堂の偵察に向かわせた
D む、同志大志殿から連絡てござる。…なに、こんな事もあろうかと策を用意した!?
朝からおつです。
Dで
ちょっと待て、1 6 秒 だと!?
『安心しろ、同士よ』
「む!? この声は……」
とそこで拙者らの通信機から声が聞こえてきたでござるよ。
「こ、この声は……大志さんなんだな」
「大志殿か! 何か妙案があるでござるか!?」
『フッ、同士らよ……実に簡単なことだ。考えてもみろ。今御堂はこの番組の中に叛乱分子がいないかどうかを疑っている……
ならば、その疑いを晴らしてやるにはどうすればいい?』
「?」
「?」
拙者らは顔を見合わせることしかできなかったでござるよ。
『……貴様、何をするつもりだ?』
そんな中、光岡殿だけがなにかを感じ取ったのか、通信機の向こうの大使殿を問い詰めたでござる。
『だから言っているであろう……実に簡単なことだと。誰が叛乱で、何が罠か心配だというのなら………』
ガガガガガガガッ!!!!!
と、その時でござる!
拙者らの後ろ………ロケ現場から銃声が!
「なっ!? これは………!」
『その叛乱分子自身が出ていってやればよいのだ!』
「ゲーック! なんだ貴様!」
ロケ現場ではるかや玲子と一緒にいた御堂。
そんな御堂の背後十数メートルの位置で、硝煙を吐くライフルを構えた九品仏は立っていた。
「フッ、さすがは御堂……性根は外道に落ちようとも勘だけはいいようだな! 我輩が立てた完璧なる計画に勘付くとは!」
「ってこたあ、やっぱこの番組は罠か!」
「そうとも! 水瀬秋子様の栄光を再び取り戻すため、『すべて我輩が計画したこと』!
苦労したぞ………そこのプロデューサーを騙し、テレビ局を騙し、番組を準備し、観光客や亡命者まで巻き込み貴様をここに呼び出したこと!」
「ケッケッケ……そいつぁご苦労様だったな。だが残念だったな! オラァ!!」
御堂の号令とともに、無数の銃を構えた兵隊が九品仏を取り囲む。
「番組自体は結構楽しめたぜ………テメェもこんな馬鹿なことせずに真面目にテレビで仕事してりゃ売れたかもしんねぇのになぁ!!」
「フッ、計画とはずれたが……それでも御堂! 貴様の目の前で! 我輩が銃を構えているというこの事実!
この事実は変わらん! さあ貴様の部下に命令してみろ御堂! 我輩を殺せと命令してみろ御堂!
その前に我輩の銃弾は………貴様の脳天を貫く!」
「そう思うかぁ……?」
しかし御堂の余裕は崩れない。
「やってみろよ、ケッケッケ………」
「くっ………!」
(た、大志さん!)
(そういうことか大志殿! その身を挺して、御堂の注意を己に……!)
(い、急がないと! 急いで大使さんを助けないと大変なんだな!)
(待て行くな!)
(セフィ……じゃなくて光岡さん!)
(行くな! 今行ったらあいつの行動がすべて無駄になる! ここは耐えろ……耐えるんだ!)
(……くぅっ!!)
「どうした………? 撃たねぇんだったら………こっちから行くぜぇ?」
と言いながら御堂は巨大な拳銃を取り出し、一歩一歩大志へと近づいていく。
「…………ッく…………!」
「オラどうした…………? 十メートル切ったぜ…………? この距離ならまさか外さねぇよなぁ………?」
「………おお………」
九品仏は改めて銃を構え直し………
「おおおおおおおおーーーーーーーーッ! 同士和樹! そして…………あさひちゃん! 許してくれとは言わん!
だが…………だが! ……………………おおおおおーーーーーーーーーーーッ!!!!!」
ガチッ!!!
引き金を、引いた。
A 銃弾は御堂に直撃した。
B 坂神号が間に割って入った。
C 御堂の拳銃が先に火を吹いた。
D そして九品仏は蜂の巣になった。
C
「こんな事もあろうかと」どころか行き当たりばったりな策デスナ
乾いた音がその場に響く。
「がっ……!!」
ゆっくりと、その体が地面に吸い込まれていく。
「けっ。その程度の腕前で俺様とやり合おうとは片腹痛いぜ」
大志の体から夥しい血液が流れ出て行く。
倒れたのは御堂ではなかった。
将軍の地位についても御堂は強化兵、加えて銃の扱いは完全体である蝉丸をも上回る。
大志と撃ち合って負ける道理はなかった。
「お、おのれ……御堂……」
「俺が憎いか? 勝手に憎むんだな」
ぐりぐりと、倒れた大志の頭を足蹴にする。
(た、大志殿!?)
思わず縦が出て行こうとするが、光岡に腕を掴まれる。
(……駄目だ。今出てしまっては何もかもが水の泡! 辛いが……耐えるんだ!!)
光岡は小声でそう諭しつつも、体はわずかに震えていた。
「一ついい事を教えてやるよ。
てめーの力量も省みずにバカな事を考えてもバカを見るだけだぜ、この無能が」
御堂が足に力を入れる。
今にも息を引き取りそうな大志だったが、一つ行動を起こした。
笑ったのだ。
窮地も窮地、笑える状況ではないと言うのに。
「てめぇ、何がおかしい?」
「……ふはは。貴様が無能と言ったこの我輩よりも無能な貴様がだよ!!」
そして……
A 大志はそのまま息を引き取った
B 大志はダイナマイトを取り出した
C はるか達がこの機に乗じて御堂を倒せと皐月をつれてスタンバイ
Bで男の意気を見せつけてやれ!
A
大志は懐に隠し持っていたダイナマイトを取り出し、火をつける!
「あさひちゃん…万歳!!そして、この国と、住人に幸あれッ!!」
「何ッ!?貴様ぁぁーーーーっ!!!」
導火線を短く切ったソレは瞬く間に爆発し、辺りに轟音が響き、煙が巻き上がる。
「大志殿ーーッ!!」
「み、御堂はどうなったんだな…?」
煙が晴れ、そこには…
A 黒コゲの御堂の死体があった。
B 何もない…!?
C 煙の中から、外皮が焼け落ち、メカが露になった御堂が現れた!!
B
「何も…無い…?」
爆風の去ったその場所には…人体を構成するいかなるパーツも無く、ただ抉り取られた大地があるのみだった。
「まさか…本当に一片の欠片も残さず爆殺したでござるか…?」
光岡を見る。だがその表情はやはり『信じられない』といった顔だった。
「しょうぐーん!!」
御堂たちを囲んでいた兵たちが声を上げ辺りを見渡す。だが…
(何も無い…でござるな)
(そんなバカな…なんだな)
やがて兵たちも縦と同じ結論に達したのか、爆風の中心地を呆然と見たまま立ち尽くす。
「おお…貴方抜きでどうやってこの国を導いていったらいいのです、将軍!!」
(本当に…殺したと言うのか)
(な、なら計画を前倒ししないといけないんだな!早く連絡を…!)
「…勝手に殺すな」
その時だった。爆心地に一本の手が生えた。
その手は地面を掴むと力を込めながら肘を突き出し…
「しょ、将軍だ!将軍はご存命だぞ!!」
慌てた兵たちが砂糖に群がるアリのように手の周辺へと集まり、土をかき始めた。
(そ、そんな…?)
「…ゲーック…まさかここまでやるとはな、ナメてかかった自分が恥ずかしいぜ、ケッ」
兵をかき分け現れた御堂は、全身を土ぼこりで汚しながら…無傷だった。
「まったく…この糞餓鬼め」
そういって御堂は手にしたものを投げ捨てる。それは…
(大志殿!)
「将軍…よくぞご無事で」
感極まった兵隊が御堂に話しかける。だが…
「何がご無事、だ!」
その兵の顔に正拳が叩き込まれる。吹き飛ぶ兵。
「く…俺の服を汚しやがって」
(光岡さん…御堂は…)
(…考えがたいが…恐らくあの一瞬で御堂は足元に穴を開け…マイトを跳ね上げ、大志をフタにし…爆風を耐え切った…)
(大志殿…く、くぅっ…)
(まずいことになったな)
(え、で、でもこれでスタッフや出演者への疑いは…)
(いや…ここまでの屈辱を味わって御堂がこのまま番組を続行するか…?)
そういえばそうかもしれない…そんな考えが脳裡を掠める。
だとしたら…全てが水の泡。大志の意地も、あさひの、月代の、皆の涙も。
(どういたす?!光岡殿!?)
光岡を見る。
A ゆらり、と光岡が歩き出した。手には…抜き身の剣。
B こうなれば…止むを得ない。我々は退く。
C 成り行きを…見守るしかない。
D 「うおおおお!!」横が!!
A
「すまんな…ここで座して耐え忍ぶ…それが出来るほど俺の堪忍袋の緒は堅く締まってなかったようだ」
光岡殿がゆらりと歩き出す。幽鬼…といった風情。
「み、光岡殿…しかし、貴方がここで出て行っては…!」
一瞬考え込んだ光岡殿だったが…
「すまん」
と悔しげに呟き…消えた。
「な…どこへ…行ったんだな?!」
慌てて視線を前へ向けると…御堂を取り囲む兵の一人を既に切り捨てている光岡殿の姿があった…でござる。
「…光岡!?」
しかし御堂も負けてはおらず、懐から拳銃を引き抜き、光岡殿へ照準を…
「しゅっ…!!」
「速っ…」
思わず呟いてしまった一言。それもそのはず。御堂が銃を向けた瞬間、既に光岡殿は御堂の背後にいる兵を袈裟懸けにしていた。
「く…早く狙わんか!」
イラついた声で叫ぶ御堂…だがそれは叶わない。
「凄い…んだな」
次の瞬間には左、そして右。遮蔽物など何も無い状況にもかかわらず縦横無尽に跳ね、斬り、跳ねては、斬った。
「チ…下がれ!」
御堂の言葉に従い、兵たちが動きを止め御堂と光岡殿の間にいた兵士たちが道を開け…二人は対峙した。
「へ…光岡。テメエがなにか小賢しくチョロチョロやってたのは知ってたが…さっきの餓鬼もテメエの仕込みか?」
「さあな」
無表情にはき捨て、その刀をふり、血を払う。
「貴様…!」
御堂のそばにいる兵が不遜な物言いの光岡に銃を向ける。
「やめとけ、貴様の腕じゃ当てようったって同士討ちが関の山だ」
御堂は告げ、だるそうに銃口を向ける。
「さて…ショウ・ダウンといこうか、光岡」
(す、凄いんだな!このままならこのまま御堂を…!)
(いや、待つでござる。このままでは仮に倒したとしても、その後が問題…それに…見るでござる、彼の脚を…)
(…かすかに震えてるんだな。さ、さすがにアレだけの機動をしては、体が持たないんだな!!)
「何が起こってるんだ…一体」
爆風が確認できてから既に数分。状況を確認しようとしても、通信機は混戦しているようで通じない。
どうやら向こうの軍で大量の指示が飛び交っているようだが…
動くべきか…静観すべきか…
「あ、そうだ。光岡さんから『事態に急変あれば、これを』ってなにか指示書を預かってたっけ」
宗一は懐から和風な包みを開き、毛筆の文を読み進めた。
A 『独立せよ』
B 『殺御堂』
C 『お前がこれを読んでいる頃、俺は恐らくこの世にいない…』で始まる長文
D 『名雪様を連れ、逃げろ』
A 沈黙の艦隊キター
886 :
木田恵美梨:04/12/19 01:27:43 ID:0NJswJ/9
DDDDDD!
『独立せよ』
その命令は誰に宛てたものなのか。
ただ一文それのみだと言うのに、何故こうまで自分は心揺さぶられているのだろうか…
「もしかして…アレックスが介入を急いでいることを…読んで?」
アレックスが決断を早めれば、間違いなく物量の差で御堂は破れ、この国は解放される。
だがそれは新たな支配の始まりだろう。
ハッキリ言って自分にはこの国への思い入れも、前政権への愛着もまるで無い。
皐月を連れて還るためならば、この国など焦土と化してもいい…そんな気持ちだった。
無辜の民を傷つけてしまう後ろめたさが無かったわけではない…が、任務と言う厚化粧で心の皺を誤魔化していただけだった。
「そうだな…極東にもう一つ重要拠点を築きたいアレックスには悪いが…
光岡さんの描いた絵と…俺の流儀でやらせてもらうか」
走り出す。俺の読みが正しければ…!!
「おいプロデューサー!」
「…はい、なんでしょう」
銃を向けたまま後ろにいたはるか殿に御堂が話しかけたでござる。
「カメラを回しな。司会、お前はここまでの経緯を説明だ。
将軍のイチバンカッコいいシーンを国民に見せてやるんだよ」
「は…」
はるか殿が頷き、玲子殿とアイコンタクト。慌ててカメラを向けたカメラマンに向かって反逆者、現ると告げていく。
「正気か?御堂」
「ああ正気だ。…なんだ、お前まさか俺に勝つ気でいたのか?」
「ほざいたな御堂…坂神の無念…俺が晴らす!」
そう叫び、光岡殿が一気に間合いを詰める。狙いは…拳銃!
キィン!!という音をたて、御堂の拳銃が跳ね上がる。
「死ね!!」
返す刀で切りかかるが…
「甘ェよ!」
先程まで空手だったもう一方の手に拳銃が握られている…!
「く…」
無理やり軌道を変え、柄を当ててで二挺目の銃口を逸らす。そして発砲音。
光岡殿の頬に赤い筋が…!
「ほらほらほらほらっ!」
弾かれていた拳銃が再び光岡殿に狙いをつける。
「うぉぉぉぉ!!」
再び銃声。しかしまたしても弾丸は光岡殿の急所を仕留めるには至らなかったでござる。
キン!キン!光岡殿が神速の剣裁きで御堂の二挺拳銃を弾けば…!
ドン!ドン!御堂が常人離れした反射神経とリストで光岡殿を狙う…!
(無茶苦茶なんだな…日本刀と二挺拳銃でチャンバラだなんて…)
(…光岡殿…御堂の残弾が切れるまでどうにか凌いで下され…!)
そんな拙者たちの願いを他所に、神業と神業の激突は続いていたでござる。
「!チ!」
(チャンスなんだな!)
業を煮やしたのか御堂がほんの少し狙いを深く絞ったその瞬間…
光岡殿の刀が両拳銃を強く叩いた…!
「くお…!」
両手から拳銃が離れる。
「死ね…!!」
好機を見出した光岡殿が心持ち大きく振りかぶり…斬撃!
だが己に走る死神を前に御堂は…笑っていた。
(あ…ダメなんだな!光岡さん!!)
「ハ!」その瞬間、御堂の右足が光岡殿のこめかみに叩き込まれて…
「ソイ!」続けて電光石火の踵落としが決まっていたので…ござる。
支えをなくした人形のように倒れこむ光岡殿。
「へ…空手だからと甘く見たのがテメエの運のツキだ」
側近に目配せする御堂。慌てて側近は落ちていた拳銃を御堂に手渡す。
「さて、オマエは油断ならねえからな…死ね」
倒れこんだ光岡殿に御堂が拳銃を向ける…いかんでござる!
その時御堂の前に立ちはだかった者がいた。
A 縦だった
B 横だった
C 宗一だった。
D 皐月だった。
C
そしてロケ現場に銃声が響いた。だがその音は御堂の銃声ではなかった。その銃声の先には
宗一が一筋の硝煙を上げる銃を構えていた。その先には左肩から血を流す御堂がいた。
「ほう…あの『なすてぃーぼーい』とか言うガキか。本名で堂々と来るモンだから泳がせておいたんだが…
これが目的か? だとしたら狙いが甘いぜ」
御堂は意識を光岡に向けながらも宗一の銃の撃針が落ちた音がしたその瞬間、とっさに体を捻った。
その為に頭を狙ったはずの弾は左肩を貫いたのだ。
「くっ…まさかあの時点でかわされるなんて…」
「それともあの皐月とか言うガキの事か? 安心しろテメェも坂神と同じように改造して未来永劫あのガキ
の陵辱シーンを見せてやるぜ」
「けッ!もう勝った積もりか!この外道が!!」
そして宗一は2発目の弾を放つ。だが御堂はそれを難なくかわし、宗一に狙いを定めて発砲する。
そして二人は辺り構わず銃撃戦を繰り広げ始めた。流れ弾で負傷者が出、辺りは大混乱になっていた。
その中でも玲子とカメラマンは各々の仕事をこなしていた。
「ど、どうするんだな?」
「くっ、作戦は失敗でござるか?」
「んにゃ、予定変更」
そんな中はるかが伏せながら物陰に隠れていた二人に近づいてきた。
「予定変更でござるか?」
「ん。 この際だからこの番組を乗っ取って皐月ちゃんの歌を全国に流すの」
「そ、それはグッドアディアなんだな」
「んで宗一君には時間稼ぎを頼んでいるから。二人にも頼みたい事があるの」
「うむ。 で、一体拙者らはどう動けばいいでござるか?」
「うん。 まずは皐月ちゃんのいるテレビスタジオの死守。 流す間絶対に中に敵を入れない事。
そしてもう一人はクーヤちゃんの救出。 さっきは失敗したけどあの子の魔法が御堂打倒の切り札になる筈」
「うむ、しかと承知したでござる。それでは──」
クーヤ救出
皐月のスタジオ死守
※縦と横のどちらかを行かせて下さい。
そして、決勝まで生き残った三人は──
すばるは?
A 坂神号と対決
B すばるも時間稼ぎに。だが、兵士に囲まれていた
C 既に皐月のいるスタジオに
ヌワンギは?
a 逃げていた。いない
b ゲンジマルとの男の約束を守る為クーヤを助けに
c 気絶している光岡を起こしに
ハウエンクアは?
1 暴走。あたり構わず殺しまくり
2 なんと、御堂へと寝返った
3 「助けてー!ボクのアヴ・カムゥ!!」と叫んだら本当に来た
縦 クーヤ救出
横 スタジオ死守
すばる A
ヌワンギ B
ハウエンクア 1
ヌワンギ! 漢をみせろー!
テレビ局の奥まったあまり人の来ない一室。
クーヤはその部屋で兵士たちの陵辱の生贄とされていた。
3人の兵士がクーヤの身体を弄び1人はテレビ局の機材で録画している。
「おい、もっとしっかり腰を振れ!」
クーヤに騎乗位をさせて秘部を貫いている兵士が下からクーヤの太股を思い切り平手打ちする。
「んんっ」とギャグボールによりくぐもった悲鳴を上げると
あわててクーヤは兵士の上で自分の腰を上下させるスピードを上げた。
すでに兵士たちに注ぎ込まれていた精液とクーヤの愛液が
剛直にかき回されジュプジュプと淫乱な音を立てた。
「おいおい、今度は手がお留守だぜ」
そういわれると今度は左右の手に一本ずつ握られた剛直への奉仕を強める。
「おおっ、なかなか上手いじゃねえか。またその顔にぶっ掛けてやるぜ」
「しかしいいのか、まっすぐ収容所へ行かなくても」
「いいじゃねえか、命令通り犯してるんだから。
それよりここで映像を録画してあとで売ったほうがいい小遣い稼ぎになるぜ」
3人に陵辱され、その様子をビデオに撮られているクーヤの目にはもはや生気がなく。どんよりと濁った瞳をしていた。
「クソッ、奴らなんて事しやがる」
「どうにかしてあやつらからクーヤ殿を助けねば…」
拙者はクーヤ殿を救出しようとスタジオを走り回っていたでござる。
はるか殿から兵士たちが基地へ行かず部屋と機材を借りたことを聞き探し回ったのでござる。
途中で同様にクーヤ殿を探しているヌワンギ殿を合流して目的の部屋を見つけたのでござるが…
「イくぞっ、へへへ、またたっぷり浴びろ!」
クーヤ殿の手で奉仕されていた兵士が達し、クーヤ殿の体中に白濁液を撒き散らしたでござる。
「どうするんだ?奴ら夢中になってるとはいえ武器も持っているし4人もいるぞ」
「確かに、他の三人はともかくビデオを回している者はすぐに対応するでござろう」
A 「……俺が囮になる、クーヤを頼んだぞ」ヌワンギは悲壮な顔で申したでござる
B 「まずあのビデオを撮っている兵士を倒すでござるよ」拙者たちは突入の覚悟を決めたでござる
C 「……もう少し様子を見るでござる」拙者たちはとりあえず状況が変化するのを待ったでござる
C
えろ追加! えろ追加!(w
「よし、次は尻の穴を頂くとするか」
「おい、お前ばかりずるいぞ!俺はまだ手コキでしかイッてねえのによ」
「だったらしゃぶってもらえよ」
「バカ、御堂将軍から口のギャグボールだけは外すなと言われてるだろ」
兵士達の性欲は止まる事なく、クーヤはさらに犯され続けている。
「もう我慢できねえ!俺は行くぜ」
「ヌワンギ殿、待つでござる!」
「ふざけるな!これ以上黙って見てる事なんか俺にはできねえ」
(確かにこれ以上時間がかかれば計画にも支障が生じるでござる…)
その時、廊下から足音がした。
「ん?誰だ?」
「こんな場所に来るのなら見回りのスタッフか仲間の兵士じゃないか?」
「じゃあ俺が見てくる」
「仲間かスタッフなら適当言って追い返しとけよ」
「解ってる。侵入者なら…」
そう言った後、ビデオ撮影をしていた兵士が銃を手にして部屋の外へと出ていった。
「誰だ?」
部屋の外から兵士の声が聞こえる。
「なっ何!貴様は…うがっ!!」
兵士の叫びと同時に人が倒れる音が聞こえ、
その次の瞬間には部屋の扉が勢いよく開いた。
「な、何者だ!?」
入口に立っていたのは…
A 戦闘しながらこの場所に偶然付いたすばると坂神号
B 御堂と宗一の戦闘から抜け出してきた光岡
C 全身に返り血を浴び目に付く者を片っ端から殺しているハウエンクア
A
あまり目立ってないすばる救済
Aで
「あなた達!一体何をしていますの!?」
「貴様は…御影すばる!何故ここに!?」
兵士がそう叫ぶやいなや、すばるは突撃してきた。
兵士達はクーヤを犯していた上にこんな場所に敵が来るはずがないと油断していた。
そこに勝気が生まれたのである。
「うげっ!」
すばるはまず一番近い所にいた兵士を当て身で落とし、すぐに二人目の兵士に飛びかかった。
「貴様、抵抗するか!」
二人目の兵士は胸元に入れてあった軍用ナイフで切りかかった。
既に目の前まで接近されている以上、銃ではなくナイフで切りかかるのは正しい判断である。
「うわあああああ!!」
だが、次の瞬間兵士は天井に叩き付けられていた。
「大影流…流牙旋風投げですの」
「むう!あれは敵の勢いを力に変換する合気、でござるな」
「説明してる場合かよ!チャンスだ、今しかねえ!!」
「な、なんだ…なんなんだ!?」
最後に残った兵士は慌てて銃を取った。だが、彼は先ほどまでクーヤを犯していた。
他の二人の兵士は手で奉仕されていた為チャックしか開けていなかった。
だが、彼はクーヤの秘部を犯していた為ズボンとパンツをずり下ろしていた。
それが彼の最大の不幸であった。
グシャッ!!
「うぎゃぐべ△□○☆●※♪♯%&〜!!??」
鈍い何かを潰した音とに声にならない叫び声を上げ、三人目も倒れた。
隠れていたヌワンギが飛び出したのである。
「どうだ!必殺ゴウルデンボウル潰し…俺も散々やられたような気がするが、決まったぜ」
「ただのキン蹴りではござらぬか!」
「うっせえ!それよりクーヤを早く助けやがれ!」
「承知したでござる」
「すばる、どうしておめぇがここに?」
「ヌワンギさん!それに鶴彦さんまで…」
「クーヤ殿、しっかりするでござる!!」
鶴彦がクーヤのギャグボールを外す。
「き、貴様…」
その時、気絶していた兵士が銃を構えた。
「危ないっ!大影流奥技、地流走波ッ!!」
「ぎゃああああああ!!」
だが、それより早くすばるの手から衝撃波が飛び、兵士は壁に叩き付けられて再度気絶した。
「す、すげえ…っておい!なんでおめえがここにいるんだよ!」
「説明している時間はないですの!もうすぐ奴がここに…」
「…もう来たようでござるよ」
入口に機械の鹿が立っている。
「奴は…坂神号!?」
A このまますばる達の視点で進める
B その頃、スタジオを死守している横は…
C その頃、暴走しているハウエンクアは…
D その頃、施設付近で待機しているオボロ達は…
A
この勢いのままAでいこう!
ウィーン、ガシャ、ウィーン、ガシャ。
拙者たちの前に鋼鉄の鹿…坂神号が現れたでござる。
「あれは危険ですの、すばるがいくら投げても全然壊れませんの」
「ケッ、あんなポンコツ俺がスクラップにしてやるぜ」
振り返るとヌワンギ殿が兵士から拾い上げた自動小銃を構えているでござる。
「喰らいやがれ!」
引き金が引かれ何十発もの弾丸が坂神号に襲い掛かりそのボディに命中したでござる。
「何だよ!何で壊れねぇんだ!」
至近距離から自動小銃の銃弾を何十発も受けているのに、坂神号は平然としている。
坂神号は銀色の足をしならせしつこく銃を打ち続けるヌワンギに突進し体当たりをして北でござる。
「グハァツ!」
鋼鉄の塊の突進を受けてヌワンギ殿はその場に崩れ落ちてしまったでござる。
しかし、激しく咳き込むヌワンギ殿にそのまま止めを刺さず坂神号はすばる殿の方に向き直したでござる。
「どういうことでござるか?何故すばる殿を狙うでござる」
「…多分御堂の趣味ですの、優先的に女の子を襲うようプログラムされてますの」
「なっ!」
本人だけでなく、メカにまでそのようなことを…
先ほどのように猛スピードで突進してくる坂神号。
それをすんでのところで見切りかわすすばる。
こちらの攻撃が通じない以上、いつかは体力が尽きてやられてしまうでござる。
ウィーン、ピピッ
その時、坂神号の顔がこちらを向いたでござる、目線の先は……クーヤ殿?
拙者に抱きかかえられているクーヤ殿に向かって跳躍し、また例の仙命樹とやらを口から吐き出してきたでござる。
「危ないでござる!!」
とっさに拙者は右によけ、危ないところで仙命樹の液体をかわす。
まずいでござるよ、今またクーヤ殿があれを喰らっては。それでなくても先ほどまでの陵辱で体力を消耗していると言うのに…
しかしこのまま坂神号の追撃を振り切って戻るのは無理でござる、どうすればいいでござろうか……
「………鶴彦さん」
何とか打開策を考えている拙者に、すばる殿が決心をした様子で話しかけてきたでござる
「すばるが足止めをするですの、鶴彦さんはクーヤさんとヌワンギさんと一緒に戻って欲しいですの」
「すばる殿が足止め…………まさかすばる殿!」
拙者の恐ろしい想像はすばる殿の策と同じだったようでござる。
「さあ鹿さん、鹿さんの獲物はこっちですの!」
すばる殿はわざと坂神号の前に躍り出て挑発しだしたでござる。
手近な目標を再認識した坂神号は再びすばるに飛び掛り、あの忌まわしい仙命樹を浴びせようとしたでござる。
避けようとすれば避けられたはずの液体を、わざとすばる殿は身体に浴びたでござる。
「ぱぎゅうぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜、体が、おかしくなるですの…………」
ガクリと膝を付き、異常な性感に耐えようと身体を震わせるすばる殿
そのすばる殿に、坂神号が先ほどの極太の張り方を出し、ゆっくりと迫ってくるでござる。
「は、早くクーヤさんを連れて行くですの、御堂を倒せばきっとこの鹿さんも止まるですの」
「し、しかしすばる殿は……」
拙者が何か言おうとすると、すばる殿は精一杯の笑顔で拙者に言ったでござる。
「……ヒーローは、何時だって自分の身体を犠牲にして仲間を守るですの」
「すばる殿…すまんでござる、きっと、すぐに戻るでござる!」
拙者はボロボロのクーヤ殿を抱え、蹲っていたヌワンギ殿を引っ張って御堂の元に走ったでござる。
後ろから聞こえてくる、すばる殿の悲鳴を振り切って……
A そのころ、歌の準備を守るべく横は奮戦していた。
B そのころ、ハウエンクアは御堂の周りの兵を片っ端から殺しまわっていた。
C そのころ、宗一は御堂に苦戦を強いられていた。
B
Aだ
「うわぁぁー!!マーマ!マーマ!マーマ!」
ハウエンクアは狂ったようにその言葉を連呼しながら周りの人間全てを切り裂いていった。
彼が一度腕を振るうたびに人が胴体ごとハムの如く輪切りにされていった。その惨劇に辺り
の人間は戦っている御堂や、いまだ倒れている光岡の事など関せず逃げまとい、混乱している。
「こ、この獣人めが!死ねぇ!」
恐怖心を押し殺し、まれに反撃する人間もいるのだが…
「お前もか!お前も!お前も!お前も!お前も!マーマとボクを虐めるのかぁッ!!」
その敵意を受けてハウエンクアは銃を向けた軍人に向かって走り出す。そして銃撃を掻い潜り
「ひゃおぉぉぉ!シャァァァ!!」
雄叫びと共にその死神の鎌が振るわれ、男は言葉もなく肉塊えと形を変える。
「ハァ、ハァ、どこだ…ボクを虐める奴は…どこだぁぁぁ!!!」
そしてハウエンクアの目に映ったのは?
A 御堂
B 宗一
C 光岡
D 玲子
A
次スレの
>>1は
A 恵美梨スパイラルから選ぶ
B 現在進行形の楽園のお話から選ぶ
B
Who?
A 縦
B 横
C 御堂
D ヌワンギ
E すばる
F 宗一
G 皐月
H はるか
I 坂神(号)
J 光岡
K 九品仏
L クーヤ
M ハウエンクア
N 玲子
O ゲンジマル
P 「温情ある教育」を受けている方々
主だった面子はこんなところかな…
Pってやったらどうなるの?
んじゃ早速作ってみます
本気?
選んだ自分が言うのも何だけど…
一見明るく書いてるが実は残酷だな…
乙。
919 :
914:04/12/21 01:17:50 ID:wYV3zWg5
>・たとえ同じ人でも、一回選んだ選択肢をやり直すっていうのは「できない」からね。
久々にこの鉄の掟にぐっとくる自分がいた…。
何も言うことはないです、書き手さんおつかれ。
…後悔はしないさ。
ハウエンクアの目に映ったのは宗一といつの間にか復活した光岡と戦う御堂の姿だった。
その姿を見た瞬間、彼の脳裏には封印されていた過去の映像が蘇っていた。
「お前は…見つけたぞぉぉぉぉ!お前がマーマを!!マーマを!」
先ほど彼の心を占めていた狂気と恐怖心とは別の感情が彼の心の中に瞬間的に湧き上がった。
そして御堂と戦う二人の間へ割って入って、そのあらゆる物を切り裂く爪を振るった。
その爪は僅かに逸れたが御堂の腕を浅く切り裂いた。
「てめぇは!ほう、そんな隠し玉を持っていやがったとはな…益々楽しませてくれるぜ」
「お前は…ハウエンクアと言ったな」
突如乱入したハウエンクアに光岡が話しかけるが彼の眼には御堂以外の存在は映っていなかった。
「マーマの…マーマの仇!見つけたぞ!忘れたとは言わせないぞ!2年前のあの日を!!」
「2年前…はぁーあのウサギ耳の連中共と遊んでやった時か。 まぁ、あのでくの坊は少々楽しめたが
他が弱すぎたな。 まぁ、連中は顔だけは整っていたからその後は随分楽しんだがな」
まるで遊園地に遊びに行った思い出を語るように御堂はその時の事を語った。
そしてそれをハウエンクアは怒りに震えながら聞いていた。
「キサマ…!!」
「ああ、思い出したぜ。俺様にやられたあの時の若造か。 人がせっかく楽しんでいる時にうるさかったなぁ…
『マーマ!マーマ!』ってもしかしてあの時やっていたのがお前のお袋か? ケッケッケ…
自分のお袋が目の前でケツ振っていたのを見るのはどんな気分だ? あいつ自分の息子が
目の前にいるのに全然気付かず腰を振っていたぜ。 今頃精液便所でアンアン喘いでいるんじゃねぇか?
ケーッケッケッケ!!」
「ゆ…ゆるさないぞぉぉぉ!!」
その怒りが頂点に達したのかハウエンクアは我を忘れて御堂へと突っ込もうとした。
「喝ッ!」
だが突如、後ろにいた光岡が彼に向けて一声を放った。その気迫に思わずハウエンクアは我に返った。
「落ち着け…ハウエンクアとやら。お前の怒り、分らんでも無いがそんな様では奴の首は取れんぞ」
「ふ…そ、そうだったね…このボクとした事が」
落ち着きを取り戻したハウエンクアは改めて構え直し、御堂に対峙する。
「さぁどうする。 これで3対1だぜ」
「御堂…昔のよしみだ…降参するなら命までは取らんぞ」
「ケーッケッケッ!!お前ら…頭数揃えれば俺に勝てるとでも思ったのか?」
「何?」
「いいぜ、なら身をもって教えてやるぜ…外国人である俺がこの国を何故支配できたかを…」
すると、御堂の全身に赤黒い炎のような文様がまるで生きているかのように蠢き出した。
「何?これは一体何なんだ?」
「ケッケッケッケ…これが仙命樹の力を解放した姿だ…この姿になるのは久しぶりだぜ…」
「仙命樹の?そんな馬鹿な?」
「お前が知ねえだけだぜ、光岡。 無論、坂神も岩切も犬養の奴だってな…
この姿なら普段の数倍の力がひねり出せるぜ…さぁ、第二回戦と行こうじゃねえか!!」
「来るぞ!」
「わかってるさ!」
「来い!マーマの仇っ!」
御堂が3人に向かって突進していった。身構える3人そして──
A 光岡が剣撃が
B 宗一の銃撃が
C ハウエンクアの爪が
D むしろ即席コンビネーション
E 速い!御堂が先手を取った
D
照準を定めた宗一がすかさず御堂のボディめがけて銃弾を放つ。
しかし、流石に御堂は射線を読みきっており、難なく左へ回避する。
「甘エ!」
だが…その避けた先。常人離れした敏捷性で光岡が必殺の突きを放つ。
「遅いぜ、腕が鈍ったか!?光岡」
御堂はバックステップとスゥェーで余裕を持って突きを回避する。だが…
「ハァァァァァァッ!!」
光岡の頭上を飛び越え、ハウエンクアがその爪でもって御堂へ斬り付ける…!
「何ィ!」
伸びきった体では如何に御堂と言えども回避は出来ない。がら空きの御堂の体をハウエンクアの爪が切り裂く。
「ゲエエエエッ!」
しかしそれで斃れる御堂ではなかった。たたらを踏み、踏ん張る。
御堂が銃を前に向けたとき既に三人は距離をとりそれぞれの構えで身構えていた。
「ク…負け犬どもがハネッ返りおって…」
御堂が悔しげに3人を睨みつける。既に御堂の傷は癒えている。
御堂は指にかかった己の血をなめながら忌々しげに呟いた。
「バカども…十秒で倒してのけるわ!!」
そう叫ぶと、御堂は…軽く銃をハウエンクアへと放った。
「え……」
意表をつかれたハウエンクアは思わずその銃を受け止めてしまう。
「ハッ!!」
その瞬間ハウエンクアの顔面に御堂の拳が叩き込まれていた。
「な…!!」
鼻血と折れた歯を撒き散らし、ハウエンクアの体が宙を舞う。
「速い…これが仙命樹の真の力…?」
慌てて御堂が移動した方向へ向き直る光岡。だが…
「いない…!?」
その時既に御堂は宗一の背後へと肉薄していた。
「舐めるなよ小僧…この程度の距離、俺には目と鼻の先、ってヤツよ」
光岡とハウエンクアという接近戦を好む二人と共闘する以上、宗一も己の役目を遠距離からの援護と心得ていたはずだった。
だが…
「うがぁ!!」
宗一の右肩に、いつの間にか手にしていた御堂のナイフが突き刺さっていた。
うずくまる宗一を蹴り飛ばし、御堂は光岡へ向き直る。
「さぁ…次はオマエだな、光岡」
光岡とて五感全てを増強された強化兵。だが、今の御堂は圧倒的過ぎた。
しかし、光岡に怯えた気配はない。基本の正眼で御堂へ剣を向ける。
「気が触れたか…?光岡。今の俺にキサマごときが太刀打ちできると?」
「ああ…確かに今のお前に俺が勝ってる箇所などいくつもないだろうな、御堂」
無造作に御堂が間合いを詰めていく。
「だが…貴様は一つ勘違いをしているようだ」
「ああ?」
「……今の攻撃だけで、本当に彼らが無力化されたと?」
「何!?」
光岡の言葉に反応したのか、それとも背後の殺気に反応したのかはわからない。だが…
「ぐぁ!!」
倒れ伏した宗一が放った弾丸が、御堂の膝を打ち砕いていた。
「ハァァァァァァ!!」
顔面を血に染めたハウエンクアが御堂の脇腹を深く抉っていた。
「この…糞餓鬼どもが…」
ゆらりと光岡が御堂へ近づく。
「貴様は…俺たちを無礼た。…俺たちの背中に背負っているものの重さ、甘く見たな、御堂」
「キサマァァァァ!!!」
持ちうる最大速度で御堂が光岡へ殴りかかる。だが…
「はぁっ!!」
光岡の刀が煌き…
A 御堂の右手首が切断された
B 御堂の腹部に刀が突き刺さった。
C 御堂は突進の勢いそのままに刀を避け、逃走していく。
D 三人の得物が同時に御堂に炸裂した。
d
D
D
おお、三連続Dキター!
>>926-928 お前らの仲の良さはよくわかった。全員俺の妹とファックしていいぞ。
それはそれとして、
>>924下から5行目
>俺たちを無礼た
何って読むんだ?
な・める 【▼嘗める/▼舐める】
(中略)
(5)人を馬鹿にして無礼な態度をとる。あなどる。
「相手を―・めてかかる」
〔(5)は「無礼(なめ)」の動詞化〕
…らしい。
「宗一!ハウエンクア!一気に勝負を付ける!!」
「ここが正念場だな!」
「ママの恨み、今こそ僕が晴らしてやる!」
宗一は左腕に銃を持ち、
ハウエンクアは口に溜った血を吐き捨て再度御堂を睨みつけた。
「行くぞ!」
光岡の掛け声と共に、さらに三人は一斉に御堂に襲いかかった。
「ククク…」
だが、御堂は振り上げた腕を下ろし、攻撃を止めた。その姿は
構えるどころか腕を広げまるでまな板の上の鯉の如く無防備だ。
「勝負を捨てたか?御堂!!」
「もらったあ!!」
三人の攻撃は今度は見事に全て決まった。光岡の剣撃は胸を一文字に切り裂き、
ハウエンクアの爪は心臓を貫き、宗一の弾丸は御堂の脳天に命中した。だが…
「なんだと!?」
御堂の肉体はその次の瞬間には再生していた。
胸や足の傷は消え、心臓は再生し、頭から撃ち込んだばかりの弾丸が吐き出される。
「ヒヒヒ…これが仙命樹の真の回復力だ」
「馬鹿な…」
「てめえらに華を持たせてやろうと思ってな…少々遊んでやったぜ」
「そ、そんな…ママ、助けて…」
「さて、これでてめえらも満足したろ?じゃあおっ死にな!!」
その時!!
A 光岡が捨て身の特攻を仕掛けた
B 宗一も真の力を解放した
C ハウエンクアが囮になった
D クーヤ到着!青魔法が炸裂
d
「てめぇらの命もここまでだな…じゃあおっ死にな!!」
「くっ…!」
宗一は右腕をやられ、ハウエンクアは顔の傷もさる事ながら
今の超回復で精神的にやられてしまっている。
光岡が死を覚悟した、その時!
ガガガガガガガガガガ…
御堂の後ろから鉄甲弾やガトリング砲の銃弾の雨が襲いかかる。
御堂は素早くそれを避け
「ゲーック!!どこだ!?どこから撃ってきやがった!?」
と叫ぶ。
その刹那、回りで大爆発が広がる。
「なんだ!どうした!?」
「て、敵襲!敵襲です!!突然ミサイルが…」
御堂と兵士達の付近にミサイルやレーザー等の近代兵器が飛び交い、辺りはさながら戦場のようになった。
「アレックスの仕業か!?しかし総攻撃は明日のはずでは…」
「ホワイトウィンド」
宗一達の近くでそんな声が聞こえた。
「何だ今の声は?…おお!体が…傷が治っていく!」
白い風が宗一やハウエンクア達の回りを包み、傷付いた体を癒していく。
「マジックハンマー」
「一体何が起こって…いてぇ!」
混乱している御堂の頭上にハンマーが現れ、振り下ろされる。
「なんだこれは?ちっとも痛くねぇじゃ…うっ!力が…」
御堂の体から「気」のような物が放出され、何もない虚空に吸い込まれていく。
「ゲーッッック!誰だ!誰の仕業だ!!」
「うわあああ!助けてくれーーー!!」
どこからともなく降ってくるミサイルやレーザーの雨に
残された数少ない兵士達も混乱し、逃げ始めた。
「てめえら、待て!逃げると死刑だぞ!!」
「死刑になるのは貴様の方だ、御堂!!」
「どこだ!どこにいやがる!!」
御堂は辺りを見回すが誰も近くにはいない。
「ここだ。貴様の目の前におるぞ」
その瞬間、何もない空間から突然、そう本当に『突然』クーヤが姿を現した。
「クーヤだと!?貴様何故…」
言うやいなやすぐに御堂はクーヤに殴りかかる。しかし…
「ホワタアッ!」
「グゲゲエーーー!!」
それより速くクーヤの鋭い蹴りが顔面を蹴り飛ばして御堂を吹き飛ばした。
「せ、聖上じゃないか!」
「す、すげえ!」
「あの娘…格闘術まで身に付けていたのか?」
「くっ、もう効果が切れてしまうとはな」
「こ、小娘が…いつの間に?」
「ヌワンギ達に助けられてな…余だけ無理を言って先行させてもらった」
「グウッ、あいつらさっさと護送すればいい物を」
「ヌワンギと鶴彦は今頃スタジオ向かっているであろう。弱い者がいても足でまといになるだけだからな」
「てめえみたいなガキが何故ここまで戦える!?」
「青魔法のおかげだ」
「なんだと?」
「余は青魔法『バニシュ』で姿を消し、この場を撹乱させたのだ。貴様が一人になり孤立するようにな!」
「嘘をつきやがれ!あのミサイルやレーザーを撃ってきた仲間がいるはずだ!!」
「そう思うのも無理はなかろう…だがな、あの兵器も余が出したのだ」
「でたらめ言ってんじゃねぇ!!」
「でたらめではない。青魔法『鉄甲弾』『ガトリング砲』『ミサイル』
『マイクロミサイル』『レーザー』『ホーミングレーザー』。全て青魔法により出した物だ!」
「青魔法…まさかここまでの力があるとはな」
「そして我を失っている貴様から『マジックハンマー』で使った魔力を補給させてもらった、という訳だ」
「て、てめぇ〜〜〜!!」
「さらに言うとな、今の『回し蹴り』も青魔法だ」
「マジでなんでもありなんだな、青魔法…」
「御堂!余をあの時殺さずにおいた事を、地獄で後悔するがいい!!」
「このクソガキがあああああああーーーーーーーっっっ!!!!!」
御堂は激怒し、飛びかかってきた!
「甘い!アクアブレス!」
クーヤの手から水の泡が放出される。だが、御堂の皮膚に当たってもすぐに再生してしまう。
「ヒャヒャヒャ!もう水ですら俺様は克服したのだ!!」
(あの体駆ではもはやアクアブレスでも致命傷は与えられまい…
御堂を打ち倒すには大津波を引き起こす青魔法『大海嘯』しかない!!)
「お前達、頼む!もう少しだけ時間を稼いでくれ!!」
クーヤの次の一手は?
A マイティガードで仲間全員の防御力を上げる
B 万が一殺された時の為にリレイズをかける
C 天使のささやきで九品仏大志を生き返らせる
D 怪音波で御堂のレベルを半分にする
C
うおお、ホントに青魔法使いまくりだw
「う…む…」
「気が付いたか、大志?」
「こ…こは…あの世か?我…輩は死んだのか?」
「しっかりせい!」
バチーン!
「うおっ!?痛い…痛いという事は、我輩は!」
「そうだ、生きておる!」
「うおおおおー!これはあさひちゃんの愛の奇跡に違いない!!」
「違うわっ!余が青魔法、天使のささやきによりお主を蘇らせたのだ」
説明しよう!天使のささやきとは、FF7の青魔法で
味方一人にケアルガとアレイズとエスナを同時にかける青魔法の中でも最強の回復手段なのだ!!
「これをもっと早く思い出していればゲンジマルを石化から救えたのだが…」
「同志クーヤ殿、なぜ我輩のような者を生き返らせたのだ?」
「余が護送される時、お主の助言で御堂の計画に気付き、弱点が水というのも解った」
「…」
「さらにお主が言っていた同志に、余は窮地を救われた」
「窮地というと、どのような?」
バチーン!!
「ぬがあぁ!な、何故に!?」
「乙女にそれ以上詮索がましい事を聞くでないわ!とにかく、お主は余の命の恩人だ」
「クーヤ殿…」
「そんな恩人が、殺されたとあっては余としては生き返らせるしかあるまい?」
「我輩の為にそこまで…!この九品仏大志、受けた恩は必ずお返し致す!!」
「ならば、余の為ではなくお主自身の為に働いてみせよ」
「何?それはもしや…」
「お主が一番納得できるように、やりたい事をやれという事だ」
「クーヤ殿…!!」
「生き返った今言うのも妙だが、お主の仇も含めて御堂は余が責任を持って始末してやる」
「承知した!では我輩は…」
「うむ、生きて帰ってくるのだぞ」
「そちらこそ、ご武運を!!」
大志はクーヤに敬礼し、そのまま走り去って行った。
「クーヤ!いつまでかかってんだ!もう押さえきれないぜ!」
その頃宗一達は御堂と戦闘を続行していた。しかしどんなに攻撃を与えても
御堂の回復力に阻まれ、防戦一方の状態であった。
「奴は大志!?生きていやがったか!今度こそ死ねぇ!!」
御堂は巨体になったにも関わらず、器用に兵士が落としていった銃を拾い狙いを定めた。
「させるかっ!!皆の者、目を閉じよ!フラッシュ!!」
クーヤの体がまるで太○拳みたいに光り輝く!
「グゲゲーック!目がー目がああああ!!」
御堂はバ○スを間近で見たム○カのように目を押さえ悶えている!!
「皆、大丈夫か?怪我はないか?」
「おかげ様でな」
「聖上!僕はこの通りさ」
「しかし役に立つなあ青魔法ってのは。まさか死人まで復活させちまうなんてよ」
「これは余だけの力ではない。エビバーガーの力があってこそだ」
「どちらにせよ礼を言うぜ」
「礼には及ばぬ。それに、まだ役に立ったかどうかも解らぬからな…」
「うう…畜生、この便所の糞蛆にも劣る低脳どもがあ!!」
御堂が起き上がり憤怒の表情でこちらを見ている。
視神経にも回復能力が備わっているらしく、既に眼は見えているようだ。
「奴を倒した時、初めて余の力が役に立ったと胸を張って言ってみせよう」
「張るほど胸あんのか?」
バチーン!!
「いてて…俺の頬が張っちまったな」
「では、第2ラウンド開始といくかの!!」
A このままクーヤ・宗一・光岡・ハウ視点
B スタジオ死守組の横・縦・ヌワンギ視点
C 軍事施設奇襲組のオボロ・トウカ・カミュ視点
D あの世から生還した彼の向かう先は?九品仏大志視点
せっかく貰った命だ、無駄にするなよ!Dでお願いします
なんだなんだ、平日の朝早くからこの進みっぷりは。
945 :
名無しさんだよもん:04/12/21 11:19:11 ID:XitwUOs0
愚痴スレのカス共が五月蠅えな
九品仏大志だ、このままここに居ても戦闘の邪魔になると思いスタジオの方へ行こうとしたが…
「ケッケッケ、やるなぁ、特にそこの女。てめぇは侮れねぇ」
そういいながら御堂は懐から指輪を出して自身の太い指にはめた。
「?同志クーヤ、まずいぞ、御堂は魔法を跳ね返すつもりだ!」
あれはおそらくリフレクトリングのはず、御堂に常時リフレクがかけられてしまう。
「案ずるな、青魔法はリフレクの効果を受けないはずだ!」
構わずクーヤは詠唱を続け『大海嘯』を完成させた。
「今度こそこの大津波を食らうのだ!!!」
クーヤの発生させた魔力の大津波が御堂に襲い掛かる。
(確かにFF6の初心者の館でも『また青魔法は、リフレクではね返されないものがある。』
といわれるが実際は全ての青魔法が跳ね返されない。しかしあの御堂の余裕は…)
「な、何故だ!」
確実に決まるはずだった『大海嘯』、しかし御堂の前に光の壁が現れて『大海嘯』は同志達に襲い掛かる。
「うわあぁぁーーー!!」
魔力の大津波に我輩たちは打ち付けられてしまった。光岡殿は特にダメージを受けたようである。
「『リフレクトリング』……そうか、FF5か!」
「ゲーック、なかなか博識だな、九品仏大志」
「大志殿、どういうことなのだ?」
大波に打ち付けられせきこむクーヤが我輩に尋ねてくる。
「確かに青魔法は普通はリフレクの効果を受け付けない、だが青魔法がはじめて出たFF5ではリフレクが効くのだ」
「我輩もアポカリョープスと戦ったときには世話になった…奴にリフレクをかけマイティガードをラーニングしたものだ」
「そのFF5仕様のリフレクの効果がある『リフレクトリング』を装備している、奴に魔法は通じない」
「ケッケッケェ、ご名答だ。この国の博物館にあったのだが…なかなかどうして役に立つぜ」
「クッ、青魔法が効かないとは……」
A 「同志クーヤ、援護用の青魔法でサポートするのだ」
B 「全力であの『リフレクトリング』を破壊するのだ」
C 「同志クーヤ、我輩と一緒に来てスタジオを死守してくれ」
B
948 :
名無しさんだよもん:04/12/21 13:46:49 ID:Ekekm0qk
愚痴スレうざすぎage
あそこのスレのカキコが増えれば増えるほど
書き手にこんな展開はやめろと牽制できるつもりなんだろうが甘えっつーの。
これからもオレは書きたいように書くぜ(藁
愚痴スレの意向は汲まずにうざいうさいと言いながら、スレのチェックはしっかりしてるのな。
俺なんか行った事すらないわ。
951 :
名無しさんだよもん:04/12/21 15:02:35 ID:8hr0K0/Z
IDチェック厨うざすぎage
>>949 もう少し工夫したほうがいいと思うよ。
ポンとそこに煽り文を書いただけじゃ釣れないと思う。
次スレよろしく
まだ容量もあるし次スレ立てる必要はないだろ。
まあ970以降だな。
そんな訳で選択。新スレは
A 970を取った人が立てる
B 980を取った人が立てる
C 990を取った人が立てる
D 995を取った人が立てる
順当に? Aですかね
Dでギリギリの崖っぷち
「余の青魔法が通じぬとは……」
「ケッケッケ、残念だったな」
余裕の表情でクーヤに近づく御堂、だがその行く手を宗一・光岡・ハウエンクアが塞いだ。
拳銃を構えた宗一が大志に尋ねる。
「……あの指輪を破壊すれば魔法が通じるんだな?」
「ああ、間違いない」
「なら話は単純だ、先にあの指輪を壊す」
「マーマの敵を取る為にも、順番が大事だって事だね」
光岡が剣を振り、ハウエンクアが爪を構えた。
「ゲーック、今度こそ貴様らを皆殺しにしてやるぜ」
御堂が腕を振り回し三人に迫る。
「すまない、援護と回復は余に任せてくれ」
「当てにしてるぜ、MP切れには注意してくれよな、もう『マジックハンマー』は通じないんだから」
「あまり時間は掛けられんぞ、同志達、また応援がくるかも知れん」
大使は注意しながら、現在スタジオを死守している縦達やオボロ達のことを思い出した。
(同志縦と横は大丈夫だろうか、それに軍事基地を奇襲するあの三人は…)
A スタジオの準備が整いつつある中、縦達は兵士達からスタジオを死守していた
B ロケ現場に応援に出ようとする軍事基地に、オボロ・カミュ・トウカは潜入していた
C 地下牢での兵士たちの陵辱にユズハ達は身も心も壊されていた
A
スタジオを取り囲む兵士たち。
そして計画実行のため、それを受け入れない縦達。
「御堂よ、戦いはこれからだ。」
A 打ち切り
B このレスは無視する
当然B
やっぱりダメかw
しかしいくらなんでも御堂インフレしすぎ
このままでは執行者モード宗一を出さざるを得ないかも
???????
>>VPM4gwro
たかだかこの状況、この停滞程度で打ち切りを試みるとは、初心者か?
それにいちいち原作の強キャラなどいらん。青魔道士クーヤの例を見て分かるように、
このスレはキャラの強化も弱体化も自由自在だ。選択さえあればな。
さて、時は少し遡り縦がクーヤ救出に向かっていたその時、
別のスタジオではある準備が始まっていた。
その場をはるかが取り仕切る。
「まず作戦を確認。今向こうのスタジオで光岡さん達と御堂が戦ってる。
それを玲子さんがカメラ回してくれているけど、そこの回線をこっちに切り替える。
視聴者のほうは急に画面が切り替わってびっくりするかもしれないけれど、それはそれ。
そのときに皐月ちゃんの歌を流す。OK?」
皐月がコクリと頷いた。
「皐月ちゃんの歌で国民の洗脳を解く、これが第一目的。
そのためには……歌いきって貰わなくちゃ駄目。
鳥の詩は全部で約六分。せめてそのぐらいの時間は確保しなくちゃいけない。
多分この番組乗っ取りは御堂の側近にすぐばれる。
だから蔕麿に歌が終わるまでここを死守してもらう」
「りょ、了解なんだな」
横も頷いた。
この作戦、単純だが単純ゆえに難しい。
御堂の兵士達を一歩もスタジオに入れずに六分以上時間を稼がなければならない。
加えてこちらの兵力は横ただ一人。
せめて宗一か光岡がこの場に入ればもう少し楽だったのだろうが、
二人は御堂と戦うための重要な駒。こちら側に回す事は出来ない。
「番組の構成は私に任せて。そこはプロの意地もあるし即興でもなんとかやってみるよ」
欲を言えば歌のテンションが上がる頃に御堂が倒れてほしいのだが、
流石にそこまで求めるのは酷だ。
どちらにせよ歌で洗脳さえ解ければ御堂が倒れても国民の暴動は起きまい。
その後で再び水瀬秋子を担ぎ上げればいい。
「泣くも笑うもこれで決まるよ。覚悟は出来た?」
はるかの最終確認。
待ったをかけるものは誰もいなかった。
「それじゃ……作戦開始!」
はるかの合図と共に三人は行動を開始した。
横はすぐにスタジオを出て唯一の入り口の前に陣取った。
しばらく経つとスタジオから流れてくる鳥の詩のイントロ。
「は、はじまったんだな」
曲の開始イコール戦闘開始。
横は久しぶりに「太っちょの死神」などという懐かしい異名が頭によぎった気がした。
そして……
A 宴が始まる……
B 人質を助けようとしている連中は今何をやってる?
B
丁度その時……
「オボロ殿、カミュ殿! テレビ局に動きが!!」
軍事施設からあるいて一分もかからない場所に三人は潜伏していた。
「遂に始まったか……。二人とも、準備はいいか」
「もちろんっ」
「無論だ!」
「よし……行くぜっ!!」
イントロと共に、三人は軍事施設に乗り込んだ。
【 前奏 】
入り口。
兵隊が二人門の前で見張りに立っている。
「いいか、トウカ、カミュ! 手はずどおりにやるんだ!!」
「承知!」
「りょうか〜いっ!!」
タイムリミットは今の混乱が収まった時。
せいぜい曲が終わるまでだろう。
今回は時間との勝負だった。
【消える飛行機雲 僕達は見送った】
「なっ!? 貴様等どこから……!?」
オボロとトウカが、兵士二人がこちらに気づいた瞬間に首をはねる。
決戦の火蓋は切って落とされた。
三人が人質を救出するための作戦は……
A 強行突破。混乱の隙をついて三人で救出
B 陽動。二人が囮になり、一人が進入(人物指定)
C 分散。三人がバラバラに進入する
A
兵士の体が地につく前に三人は走り出した。
作戦は至極単純、強行突破見敵必殺。
もともと今日は御堂がテレビ出演と言うことで用のない人員はテレビにかじりついていただろう。
加えて急な番組の乗っ取り。混乱しないはずはない。
だからこそ、今が最初で最後のチャンスなのだ。
【眩しくて逃げた いつだって弱くて あの日から】
それと同時期、施設の牢。
そこでは囚われたエルルゥ達が突如聞こえてきた鳥の詩に疑問を感じていた。
「エルルゥさま。この歌は?」
「分かりません。どうやら外で何か起こっている事は確かなのですが……」
しかし、彼女達にそんな事を考えている暇はなかった。
ぎぎぎ……と牢の扉が開かれていく。
「なんだかテレビが変な事になってるが、妙な気は起こすんじゃねーぞ。
ああ、その前に貴様等が逃げられるわけがないか、ひゃははは」
下卑た笑いを含みながら近寄ってくる兵士。エルルゥ達は反射的にびくっと体を震わせた。
そのとき……
A エルルゥがアルルゥとユズハを庇うようにして前に出た
B アルルゥが兵士に噛みついた
C ユズハがオボロ達の声を聞いた
D ドアが蹴破られてオボロ達がその場に乱入して来た
C
え?あ・・・
どうやって立てるんですか?自分よく知らんです。
2ちゃんの仕組みまだよく分かってなくて…。
教えてくれませんか?
ありがとございます。
選択は次の人に譲ります。
A埋めの手間が省ける
マジか。と言っても今の即死判定なら全然心配なさげだけど。
産め
光を失ってしまった分、ユズハの耳は人一倍敏感だった。
そして遠くから聞こえる微かな声は叫び声は確かに兄の声である。
(お兄様が助けに……)
「おにいさ……」
うれしさのあまりにユズハは叫ぼうとした、だが、途中で止めてしまった。
(駄目、今叫んだら兵士たちに警戒されてしまう…)
兵士達はエルルゥとアルルゥを組み敷き、早速己のどす黒い欲望をぶつけ始める。
姿こそ見えないが兵士たちが興奮する声、肉のぶつかる音、むせ返る牡臭、卑猥な音を立てる結合部
何よりエルルゥとアルルゥが咽び泣き、羞恥と絶望に苦しみ喘ぐ声が兵士たちの陰惨な陵辱を物語っていた。
「おいおい、こいつのマ○コもうユルユルだぜ」
「そうか、こっちの小さい方はまだキツイけどな」
「散々精液飲ませたから、フェラは飽きたしやっぱ後ろにするか」
「いっそ鎖でつないで外に出して屋外プレイでもしてみるか?」
「それ良いかもな、ケモノだし散歩させねえとな」
「姉妹揃えて四つん這いで街を散歩させようぜ、その方が萌えるっしょ」
「いやぁ………もうだめぇ………」
「おねー……ちゃんを……いじめないでぇ………」
兵士たちの容赦の無い言葉はエルルゥ達の精神をヤスリで削り取るように壊してゆく。
そしてその毒牙は当然ユズハにも向けられる。
「あああぁぁぁ……い、痛い……」
地下牢に入れられて日の浅いユズハはまだ挿入の激痛に悲鳴を上げてしまう。
それは兵士の嗜虐欲にを煽り立てた。
「こういう反応はすぐなくなっちまうからな、今のうちに楽しんでおかねえと」
ろくな前戯もせず肉棒をユズハに挿入した兵士は力任せにピストン運動を繰り返し責め立てる。
(……お兄様達が助けに来てくれている……ここは耐えないと……)
激痛に苦しみながらもユズハは必死に希望を捨てないでいた。
A 近づいてくるオボロ達の怒声と鳥の詩を、兵士たちも不審に思い始めた。
B 「(どうしたのかしら?)」急にオボロ達の声が聞こえなくなった。
C 隣の地下牢では先ほと連れて来られた桜井あさひが兵士たちに輪姦されていた。
ちゃっちゃと進もう A
今の2chのシステム上980行ったら1000行ったのと同じことなのだが
(=24時間で落ちる)
じゃあ埋めるか?
A 機械的に埋める
B 何かのネタで埋める
C 放置
b
それじゃ、続きは新スレだな。
埋めるネタは…
A 恵美梨スパイラルの反省会
B 今回の話の感想
C 最近増えた荒らしについて
D またーり雑談
E いやっほうー、御堂最高!
A 現行のタイトルを決める
B 歴代で最も外道だと思ったキャラを一人ずつ挙げてゆく
C 歴代で最も悲惨だと思ったヒロインを一人ずつ挙げてゆく
かぶった…
選択はEで
>>987 OK、それで行こうじゃないか。
いやっほーう、御堂最高!
現行の話では
秋子・あさひ・ハウエンクアのマーマ・月代を自身で強姦した
他の二次創作ではちょっと見られない…
いやっほーう、外道御堂最高!
>>989 本来それがあるべき姿なんだけどなw
その分ヌワンギやハウエンクアがいい奴サイドになってるのが新鮮。特にハウ。
おっと忘れるところだった。いやっほうー、御堂最高!
ついでにカニバリズムも追加。
MIDOUSAIKOU!!
素で光岡圧倒してる御堂最高!
卑劣でお馬鹿でだけど強い!
いやっほぅ〜、原点回帰な御堂最高!!
いやっほうー、御堂最高!
* + 巛 ヽ
〒 ! + 。 + 。 * 。
+ 。 | |
* + / / イヤッッホォォォオオォオウ!御堂最高!!
∧_∧ / /
(´∀` / / + 。 + 。 * 。
,- f
/ ュヘ | * + 。 + 。 +
〈_} ) |
/ ! + 。 + + *
./ ,ヘ |
ガタン ||| j / | | |||
――――――――――――
いやっほーう、御堂最高!
あら、あたし犯されちゃいそう。うふ。
い
や
ん
!
1001 :
1001:
∧_∧
< `ш´>
_φ___⊂)_ 以上、このスレッドは私が執筆した。
/旦/三/ /| 新しい新スレにも期待してくれたまえ。
l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l |
| 超1000res |/