【親友】一番百合(レズ)が似合う二人【姉妹】

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191甘えん坊将軍 ◆eJedRx6H2I
北川『お茶の間の皆さん今晩は。このスレ恒例、葉鍵的レズリングのお時間がやって参りました。
   本日のアナウンサーは私、北川潤』
佐藤『解説は撲、佐藤雅史が勤めさせていただきます』
北川『それにしても佐藤さん、相変わらず鼻を詰まらせたような声ですね』
佐藤『それは僕のCV担当に言って下さい』
北川『失礼しました。えっと、本日の対戦は…柏木初音ちゃんVS遠野みちるちゃんという
   幼女対決ですね』
佐藤『玄人嗜好の試合になりそうです』
北川『マニア好みとも言いますか。しかしヘタすると子供同士の喧嘩という展開にも
   なりかねない危険性を孕んだ組み合わせともいえるワケで』
佐藤『あはは…(苦笑)』
 リング中央に、長い髪の毛をサイドで二つくくりにした少女が立つ。
北川『おっと申し遅れました。本日のレフェリーは、沢渡真琴さんです』
佐藤『保育園で保母のお手伝いをしていたという経験があるそうですので、今日の試合には
   うってつけですね』
 スポットライトに照らされた真琴が、高らかな声で選手入場の音頭を取る。
真琴『赤コーナー、かしわぎぃ〜、はつぅねぇ〜』
 同時に、戦いの場にはそぐわない、穏やかな日溜りを連想させる曲が流れ始めた。
 その音楽に合わせ、濃紺のスクール水着を着用した初音が両脇に耕一と柳川を従えてリングに向かう。
 耕一は真っ赤なランドセル、柳川は何故かゴルフクラブを入れるバッグを手にしている。
192甘えん坊将軍 ◆eJedRx6H2I :2005/11/27(日) 19:02:00 ID:9Sq/YtC40
北川『おお…。初音ちゃんに対する大きなお兄ちゃんの声援に混じり、女性の黄色い声援も
   目立ちますね』
佐藤『セコンドの柳川さんに向けてのものでしょうか。しかし、あのゴルフバッグは何でしょう?』
 少し慌てた様子で、真琴がコーナーに向かい、柳川に何かを話し掛ける。
真琴『そのバッグの中を見せなさいよぅっ!』
 柳川は無言でゴルフバッグを真琴に渡した。
 それを受け取り、中身を改める真琴の顔色が変わる。
 なんと、先が丸っこくなった、一メートル近くある、細長い筒状のものが出て来たのだ。
北川『おおっと。いきなり凶器が発見されました。あれは…』
佐藤『7号発射管。通称、RPG7と呼ばれる対戦車ロケット砲ですね』
 興奮気味の北川に対し、冷静な口調で凶器の名前を口にする佐藤。
耕一『何だよ叔父さん。こんなものを初音ちゃんに持たせるつもりだったのか?』
柳川『うむ。可愛い従兄妹の試合だからな。押収品倉庫からかっぱらってきた』
耕一『じゃあ、俺に無理矢理持たせたこのランドセルの中にも…』
 そう一人ごちながら、ランドセルの中身を空けてゆく耕一。
 銃身と銃床が短く切り詰められた自動小銃、小さな銃身には不似合いなくらいに大きな
   弾倉を備えたけん銃がその姿を現した。
北川『何なんでしょうか?』
佐藤『AK47を短くして携帯し易くした物に…チェコ製のスコルピオン自動けん銃ですね』
北川『いくらなんでもこれは…』
佐藤『柳川さんの勤務地は日本海側ですね。で、警察官をしておられるそうなので…』
北川『はあ…朝鮮民主主義人民共和国の工作員絡みでしょうか…』
佐藤『たぶん』
真琴『柳川さん。たいじょうッ!』
 無情にも退場宣告を出される柳川。
193甘えん坊将軍 ◆eJedRx6H2I :2005/11/27(日) 19:02:49 ID:9Sq/YtC40
柳川『そうか…』
 踵を返して、武器を抱えてリングを降りる柳川。
初音『叔父さんっ…、叔父さんの気持ちは、しっかり受け取ったから…』
柳川『…』
 一瞬、歩みを止め、声の主に振り返る柳川。
初音『でも、仕事場から黙ってこんな物を持ってくるのは良くないよ…』
柳川『そうだったな…』
 再び歩みを進める柳川を待っていたのは、長瀬だった。
長瀬『行こうか』
柳川『はい』

北川『さ、さあ、気を取り直していきましょうか』
 のんびりした先ほどの曲とは打って変わって、今度はリズム感溢れる曲が流れ始める。
佐藤『この曲は…、Airの…てんとう虫ですね』
真琴『青コーナぁ〜、遠野ぉ〜、みちぃ〜るぅ〜』
 ゆっくり入場してきた初音とは正反対に、手を振り回し、早足で元気いっぱいの
みちるの手を引いて静々と遠野美凪が入場してくる。
北川『おお…、スクール水着というリングコスチュームの柏木選手に対し、遠野選手は…』
佐藤『体操服ですね』
 半袖のジャージにブルマを穿いたみちるは、一種独特の喧騒に包まれた会場の様子に
気おされる風もなく花道を進み、リングにたどり着く。
 そして、美凪は懐から一枚の紙切れを取り出し、みちるに渡した。
美凪『進呈』
 その途端にみちるのひとみが輝きを帯びる。
みちる『おお〜、おこめ券だぞ〜』
 ぴょんぴょんと飛び跳ね、無邪気に喜びをその全身で表している。
真琴『あ、あぅ〜っ』
 先ほどの柳川の件もあってか、その紙切れももしや凶器なのでは…と疑いの目を向ける真琴。
 そんな真琴の視線に気付いたのか、美凪は再び懐から紙切れを取り出し、真琴に手渡した。
 途端にみちると同様、満面の笑顔を見せる真琴。
北川『どうやら、ただ単にお米券が欲しかっただけのようですね』
佐藤『まあ、凶器といえるシロモノではないですし。これくらいの買収行為は大目に見ましょう』
194甘えん坊将軍 ◆eJedRx6H2I :2005/11/27(日) 19:03:29 ID:9Sq/YtC40
北川『それはともかく、両選手共にいささか露出度が低いですね』
佐藤『年齢的に幼いからでしょう。最近では色々な規制がありますから』
 リングに上がリ、互いに向かい合う初音とみちるの間に立って、ルールを説明する真琴
真琴『しあいは10ふんかんでえんちょうはなし。じぶんのてとあしだけをつかって
   あいてをきもちよくさせてがまんできないくらいまでにすること』
 ほんの少し戸惑った様子で、おろおろしている初音とは対照的に、みちるはやる気満々の
自信ありげな表情を浮かべている
 両選手がコーナーに戻ったのを見計らったかのように、ゴングが高らかになり試合開始を告げた。
みちる『とああああぁ〜っ』
初音『えっ?』
 試合開始と同時に大声をあげて襲い掛かってくるみちるに驚く初音。
みちる『みちるキィーック』
 国崎往人が美凪に近づく度に炸裂し、何度もそのみぞおちにめり込んだ必殺の蹴りだ。
 慌てて横に飛び跳ねる初音。
 再びどたどたと走り、蹴りを浴びせ掛けようとするみちる。。
みちる『こら〜、逃げるなぁ〜』
初音『そっ、そんなこと言われても…』
 実年齢の幼い側であるみちるが、年齢的には大きいはずの初音を追いまわすという光景が
繰り広げられている。
みちる『ぬ〜、ずるいぞ〜』
 走って蹴り、走って蹴りを何度か繰り返し、その全てが不発に終って息を荒げるみちる。
 一方、初音はただ単にみちるの攻撃を避けているだけで、年長で体力的にはみちるにまさっているせいか
気押されているとはいえ、さほど疲労の色は窺えない。
みちる『ぜは〜、ぜは〜。んにゅ〜、ちょ、ちょっと疲れたぞ…』
195甘えん坊将軍 ◆eJedRx6H2I :2005/11/27(日) 19:03:56 ID:9Sq/YtC40
北川『遠野選手。最初から飛ばしすぎですね』
佐藤『ですね。しかし、柏木選手も見る限りでは攻める力といいますか、決定力に欠けて
   いる気がしますね』
初音『お、お兄ちゃん。私…これからどうしたらいいのかな…』
 おろおろとしながら、コーナーの方を横目ですがるように見つつ、耕一のアドバイスを
受けようとしている。
 一方、みちるは、リングのど真ん中で大の字になり、仰向けに寝転がっている。
みちる『ちょ…、ちょっと疲れた…ぞ…』
耕一『初音ちゃん、俺と初めて…、その、した時の後を思い出すんだ!』
 耕一の『アドバイス』が口から放たれた瞬間、客席の一部の温度が三度下がった。
梓『ちっ、千鶴姉…』
楓『…』
千鶴『あら…二人とも。どうかした?』
 穏やかな声とは裏腹に、漆黒の頭髪で覆われた頭からは角が生え、腕を震わせて
指先からは鋭い爪を生やした千鶴の姿があった。
耕一『俺のナニを口に咥えてくれたじゃないか。それと同じようにすればいいんだ』
梓『(楓…)』
楓『(その方が良さそう…)』
 互いに顔を見合わせた梓と楓は同時に転がるようにして会場から去っていった。
 セコンドについている耕一の方へと向かう千鶴の先では、立錐の余地がなかった程の
群衆がいたが、『鬼』が近づくにつれてモーゼの十戒の如く人の波が割れてゆく。
千鶴『そう…。あの日、二人の帰りが遅かったのはそういうわけね。耕一さんは
   初音とあんなことをして、その後無理矢理初音のお口に咥えさせたことなんて
   私は全然気にしていないわよ…』
196甘えん坊将軍 ◆eJedRx6H2I :2005/11/27(日) 19:14:53 ID:9Sq/YtC40
初音『えっ、えっと、確か、仰向けになったお兄ちゃんの上に、反対向きでいたのかな…』
 まごまごしつつも、みちるに対して逆向きに覆い被さる初音。
北川『おおっと、柏木選手。大技、シックスナインです!』
佐藤『しかし、相手の弱点を存分に攻めることができる反面、自分の弱点も相手に対して
   無防備な状態でさらすという欠点がありますからね』
耕一『俺の○○を初音ちゃんの××に入れたら、初音ちゃんも気持ちよくなったじゃないか。
   それとおんなじことをすればいいんだよ』
 背後から『鬼化した千鶴』が迫るのに気づかず、『アドバイス』し続ける耕一
初音『う、うん。じゃあ、指でやってみる』
 意を決し、ブルマ越しにみちるの秘裂を指で撫で摩る初音。
みちる『にょ、にょわっ!? なにをする!?』
初音『あ…。指が入っちゃう…。でも…、痛くないのかな…?』
耕一『初音ちゃんもそうされると気持ちよくなったじゃないか。初音ちゃんは今苦痛を
   与えてるんじゃなくて、気持ちよくしてあげているんだよ』
初音『わ、わかった。もっとやってみるね…』
 躊躇しつつも、好奇心も手伝ってか、初音は再びみちるのスリットを撫で摩り始めた。
みちる『にょけけけけ。やめ、やめろぉ〜』
 全身をびくびく震わせつも、みちるは立ち上がろうとするが、下半身に絶えず走る
甘い痺れの入り混じったくすぐったさに打ち克つには性的に未熟だったのが災いしているのか。
みちる『美、美凪、たすけてくれぇ〜』
 そんなみちるの様子を見ている美凪は顔を赤らめ両手を頬に当てつつ『みちる…かわいい…』とこぼした。
197甘えん坊将軍 ◆eJedRx6H2I :2005/11/27(日) 19:16:14 ID:9Sq/YtC40
北川『勝負ありましたかね』
佐藤『そのようですね。あ、先ほどの柏木選手側のセコンドによる放送上不適切な発言は一部カットしてあります』
 真琴が、みちるに覆い被さった初音の肩を叩き、試合終了を告げる。
 戸惑ったような表情で、真琴に右手を天高く突き上げられ、勝ち名乗りを受ける初音。
 一方、みちるは、美凪に抱きかかえられてリングを降りた。
 顔を紅く染め、瞳にほんのりと涙を浮かべつつも恍惚の表情を浮かべたみちるを
母親のように見守る美凪。
みちる『ん、んに…』
美凪『みちる…、初潮がきたら、私がナプキ○ではなくタ○ポ○を挿入してあげるからね…』
 満足げな表情と共にこぼれた美凪の言葉は、会場内の誰にもわからない、二人だけの秘密だった。
 一方…。
耕一『初音ちゃん。よく頑張った!』
 大喜びの耕一を襲ったその後の惨劇は、お茶の間にはとても放送できない物だったことを
観客は勿論、アナウンサーと解説者にも予想だにできなかったことを申し添えておく…。