ジョジョの奇妙な冒険【うぐぅダストクルセイダース】
環「頭がボーッとする め…めまいもだ…くっ…ぐう
な…なんてことだ…この向坂環が……鼓動が速いだと?
この向坂環があのタカ坊に看病されて…
想いを…秘めた想いを抑えることができないだと!?」
貴明「タマ姉に対する嫌悪の気持ちは全くねえ…タマ姉を嫌いとは全く思わねえ…
しかしこのまま…タマ姉が弱ってるときに告白するってやり方はおれ自身の心に後味のよくねえものを残すぜ!
その風邪が治癒するのに何日かかる?1日か?2日か?
治ったと同時に誓いの言葉をタマ姉に叩き込む!黙って寝な!」
環「『あと味のよくないものを残す』とか『人生に悔いを残さない』だとか…
便所ネズミのクソにも匹敵する、そのくだらない物の考え方が命とりよ!
この向坂環にはそれはない…あるのはシンプルなたったひとつの思想だけだ…
たったひとつ!『タカ坊を我が物にする』!それだけよ…それだけが満足感よ!
過程や……!方法なぞ………!どうでもよいのだァーーーーーーッ」
ドサッ!
貴明「どあ!?」
環「どうだ!このウハウハなシチュエーションはッ!勝ったッ!」
貴明「『俺は、生涯タマ姉のことを愛しつづけることを誓います。
もしワタシたちが離ればなれになることになっても、
かならず再会して想いをそいとげることを、ここに誓います。』
・・・これでいいだろ!」
ドキィィィィィン!!
環「うぐおおおああああああ!なああにィィイイイイイイッ!
ば・・・ばかなっ!この向坂環が・・・この向坂環がァァァァァーーーーーーーーー!!」
貴明「タマ姉の敗因は…たったひとつだぜ…タマ姉…
たったひとつのシンプルな答えだ…
『タマ姉は俺を惚れさせた』」