1 :
伊藤 ◆FREE/HT8/2 :
葉鍵キャラが働いているビルにハイジャック機が突っ込むスレッドです。
千鶴さぁあああああああああああああああああん!!
クリリンは地球人の中で最も強い人間
どっかーん あははーっ
>>1 貴様か、最近クソスレ乱発させてんのは!
てめーの家に飛行機突っ込んで死ね!!
どうあっても圧縮をおこしたいらしい駄スレ
8 :
風子:04/09/12 15:46:10 ID:zXu/5bZm
9・11圧縮作戦は失敗しました
僕の肛門も同時多発テロしそうです!
ビルの屋上で再会を祝う葉鍵キャラ達。今後の予定をきゃいきゃいと話し合っている。
今日は何かのイベントだか撮影だかがあるらしく準備を行うスタッフも大勢いた。
どこからともなく轟音が響く。
フェンス沿いにいた者がその方向を見ると『眼下』に飛行機が!
『最初の激突の映像挿入』
ビルが崩れたかと思うほどの激しい振動、一瞬遅れて女性達の悲鳴。
だがそれも巨大な炎と黒煙の塊がそびえ立ったことで静まり返る。
唖然とする人々、そして・・・先ほどよりも大きな悲鳴が上がり全ての人間がパニックに陥った。
エレベーターに殺到するが動いていない。
仮に動いていたとしてもすぐに来る訳では無いのだが、後ろからぎゅうぎゅうと押され息も満足に出来なくなる扉近くの者達。
春原「た、助け・・・むぎゅうっ」
冷静になった何人かが後ろから一人ずつ引きはがし何とか混乱を収めようと努力する。
祐一「おい、みんな落ち着けって!エレベーターは無理そうだ!」
晴子「あかん、階段もダメや」
階段にも煙が充満し始めていた。
その中を続々とビルの従業員達が階段を昇ってくる。
レミィ「ゴホッゴホッ、駄目デス。下の階ハ・・・もっとヒドイことにナッテマス・・・」
衝突後すぐに階段を下ろうとした者達は下の階は既に火炎地獄になっていることを伝えた。
詠美「航空燃料ってすごく燃えやすいって聞いたことが・・・」
瑞穂「でも、でも・・・じゃあ一体どうすれば」
住人「救助を待つしかないだろうな」
黒煙は一面から立ち上るだけでなく、今や周囲から押し寄せてきている。
屋上の人々は心なしか足元が熱くなったように感じた。
『救助ヘリが屋上に接近、しかし黒煙で視界が悪く去ってゆく映像』
初音「ごほっごほっ、なんで・・・なんで帰って行っちゃうのぉ、ごほっごほっ」
秋子「大丈夫ですよ、きっとまた来てくれます。さ、私のハンカチを使ってください。口に当てると少し呼吸が楽になりますよ・・・けふっくふっ」
再び響く旅客機の飛行音。
全員が身動きをやめ、聞き耳を立てる。
『第二の衝突の映像』
隣のビルから火柱があがった。あっけにとられる人々。
七瀬「なんだって言うのよっ、もう!ごほごほ・・・ごほ」
芳野「何かが起こっている・・・得たいの知れない何かが。くっ、くふっ・・・しかし、助けを信じて頑張るんだ。必ず助けは来る!人が人を助けたいという想いを信じるんだ!」
・・・既に煙りは耐え難いほどになっていた。
有害な化学臭を放つ真っ黒な煙は呼吸を滞らせ、吐き気をもよおさせる。
辛い苦しい、苦しい辛い。
ただただ新鮮な空気が欲しかった。
衝突したのはずっと下の階だというのに確実に屋上の床の温度も上昇してきているのが分かる。
汗が噴き出してきた。
あれからどれくらい時間が経ったのだろう・・・もう何時間もこうしている気がする。
渚「汐ちゃん、しっかりして。汐ちゃんっ、汐ちゃんっ」
朋也「うわあああぁぁ、畜生っ!早く助けに来やがれ!」
マルチ「はわわ、皆さん苦しそうにしています。どうしましょうどうしましょう・・・・・・わたし、助けを呼んできます。」
みさき「けふっけふっ。え!?ダメよあなた・・・下はもう」
マルチ「大丈夫です。こう見えてもけっこう高性能なんですよ、えへへっ。水とか空気タンクとかたくさん持ってまいりますから、あと少しだけお待ち下さいね〜」
美咲「そんな、いくらあなたが・・・あっ」
マルチは笑顔のまま三千度の炎の世界へ飛び込んでいった。
杏「ちょっと椋!何してるの!?」
椋「私、もうダメですっ。ごほっごほっ、これ以上辛いのイヤなんです!」
フェンスの頂上をまたぐ椋。
遙か下の道路を見つめる。
椋「ほら、地面なんてすぐそこじゃないですか・・・」
そう言って、あちら側へジャンプした。
杏「うそ、嘘よ・・・椋、りょおーーっ!!」
『NY消防密着取材のタワー一階をうろつきまわっている時の映像。最初のガシャンぱーん!という音』
沙織「ごほっ、あ、あなた、ごほごほ、落ち着いて」
杏「椋っ!りょうっ・・・りょう・・・りょぉぉ・・・ばかっ、ばかぁっ・・・う、うわああぁぁぁぁん」
フェンスにしがみついて泣き崩れる杏。
椋だけでは無かった。周囲では何人もが仮初めの解放感を求めて宙に身を投げ出していた。
理奈「何よ、ほっといてちょうだい!私に命令しないで!」
夕霧「ダメです、絶対に死にますっ」
理奈「馬鹿ね、エントランスのガラスに当たれば勢いが弱くなって助かるわ。なんで早く気づかなかったのかしら。あなたはそこにいたければずっとそうしてなさっ・・・」
皆まで言わず理奈は虚空に消えた。
『NY消防密着取材のタワー一階をうろつきまわっている時の映像。二回目の音、またはそれ以降』
じわじわと、そして確実に床面の温度は増している。熱気が肌で感じられるほどに。
黒煙は階段やエレベーターの閉じた扉の隙間からも吹き出し続け止む気配が一向に無い。
それよりも全周囲から襲ってくる煙の方がどうしようもなかった。
のどの痛みは激しくなり、皆が咳き込みながら頭痛、吐き気に耐える。
そして酸欠。胸をかきむしるほどの苦痛。
空気さえくれればあとの苦しさには耐えてみせると思えるほど新鮮な空気が欲しかった。
七海「ごほっ・・・ご・・・ほ・・・いつまで・・・我慢すれば、いいの、かな・・・」
ゆかり「くふっ・・・あきらめなければ、きっと、きっと・・・」
『最初のビルが崩れる映像』
すさまじい轟音に身を強張らせる人々。
吹き上げた風が一瞬だけ黒煙を流し去る。
隣のビルが崩れた・・・このビルではない、しかし・・・
今回は助かったことと、このビルに当然訪れてもおかしくない未来を提示されたことで皆が泣き笑いの顔になっている。
しかしそれも疲れ切った顔の口元を歪めるというカタチで現れただけだった。
もうパニックを起こすだけの気力もない。
屋上では倒れ伏して動かなくなっている者も多数いた。
残りの者は少しでも煙の少ない場所を探して布で顔を覆っている。
しのぶ「ほ・・・ら・・・気をしっかり持って・・・はぁ、はぁ、ごほっごほっ」
観鈴「にはは。わたし・・・もう・・・ダメそうです・・・くふっ。あなたは・・・助、かると・・・いい、です・・・ね」
茜「何を言っているんですか。みんなで・・・げほげほっ・・・頑張りましょう、、、ふ・・・う・・・」
ばたりと倒れる茜。
和樹「う・・・うわあっ!もう、もうおしまいだぁ!助けなんて来なくてみんなここで死ぬんだぁぁ!」
秋生「うるせぇっ!つまんねぇこと言うくらいなら黙って体力温存しとけ!げほっ」
秋生は肺の中の空気全てを使って叫んだ。
秋生「いいか!助けは必ず来る!お前らだって火事場に取り残された人間を助けてやりたいと思うだろぉが!下にいる連中もみんなそう思ってる!」
秋生「だから希望を捨てるな!絶対に助けは来るんだ!それまで我慢しろっ、俺達は絶対に、絶対に、絶対に助かるんだぁぁっ!!」
秋生は叫び終えると、ぐったりとした早苗を抱きかかえたまま盛大に咳き込んだ。
必然的に煙を吸い込み、ほとんど意識を失いかける。
セバスチャン「なるほど、まったくその通りですな。この私としたことがうっかりあきらめそうになっておりました。はっはっは」
両脇に女の子を抱えたタキシードの壮年男性が秋生に微笑みかける。
がっしりとした体つき。この中では一番元気そうだが、抱えられた二人の女の子はもう意識がない。
耕一「(もう・・・後が無いんだから・・・少しくらい危なっかしくたってヘリを出すしかないだろっ、早く・・・早く・・・っ!)」
名雪「(あれ?)」
源一郎「あっ」
千鶴「あっ」
郁未「あっ」
大志「(あああぁっ)」
予兆はあった。
ぎぃぎぃと悲鳴をあげる建物。でもそれは猛烈な炎でコンクリートが焼かれ爆ぜている音・・・そんな風に解釈していた。
そう都合のいいように解釈するしか精神を正常に保てない。意識あるものは皆が自分を欺いていた、最後の現実が動き始めるまでは・・・
ある者はあふれる涙と止まらない咳に苛まれる中で、ある者は薄れゆく意識の中で、それを感じた。
ぐらり、と全てが傾き・・・轟音をたてビル全体が沈み始めた!
「きゃあああああああ!!!」
「うわあああああああ!!!」
そのまま地面まで沈むのではないかという恐怖と期待。
全員が最後の力を振り絞って叫んでいた。
体が宙に浮く。
信じられないほどの振動にほとんどの者は放り出され、数少ない残りの者は手すりに必死にしがみついていた。
・・・が、人間の力で耐えられるのはそこまでだった。
そのまま地面まで到達する希望を感じた者があるとしたら、それは一瞬で裏切られた。
ビル上層は大きく傾き、全てが崩壊しながら真っ逆さまに落下を始めた。遙か地面へ向かって。
何かを掴んでいた者も力ずくでもぎとられ宙に投げ出される。
『残りのビルの倒壊の映像』
為す術もなく空中を回転し落ちてゆく人々。
秋生は腕の中の妻をしっかりと抱きかかえていた。
何回か回転する間に他の家族は視界から消えていた。
周囲には、もう、誰もいない。
小さなビルほどもある瓦礫と地球が壊れそうな轟音とが道連れだった。
秋生「へ、へへっ、シャレになんねぇぜ・・・くっ・・・」
早苗の体をぎゅっと抱く。
秋生「ちっくしょおおおおおおおおおおおおおっ!!」
秋生は絶叫した。他に同じように叫んだ者があったかもしれない。
しかし、轟音の中それを聞いた人間はこの世に誰もいなかった・・・
・・・みたいな動画(うpロダ)を埋め込んだSSを誰か作ってくれないかなぁ〜と。よろ。
>ビル上層は大きく傾き、全てが崩壊しながら真っ逆さまに落下を始めた。
…(゚Д゚)ハァ?
それに屋上は立ち入り禁止に決まってるだろw
18 :
名無しさんだよもん:04/09/14 11:44:03 ID:JP+gKwF5
ウワーン!
当日ジャッキー・チェンの映画撮影が予定されてたってから屋上立ち入り自由だと思いこんでたんダヨー!!
あと、屋上で助けを待ってた人達はみんなビルに入ってる会社のスタッフだったのね。勉強になったよ、それじゃ・・・・・・
激突直後なら階段から普通に下りられたような
衝突より上は超無理ぽ。
え、何、感動したの俺だけ?
つーかさ、ビルの屋上に登って崩壊を待つ
→地面に屋上が落ちる直前にジャンプ、で助かるんじゃないの?
>>23 それだ!
フリーダムダムタワーの屋上にはそのメッセージを書くように進言すべし。
盲点だったな
エルクゥがもっと頑張るべきだったSS
27 :
名無しさんだよもん:04/10/05 02:14:43 ID:AlhrhN8N
(゚Д゚)
どうせだったら事件当時に建てるべきだったなこのスレ。
うきょーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
>>23 同時に慣性の法則について書いたメモを置いておき、絶望を与える
31 :
葉田信鍵 ◆.T76NLtXTY :
____ ____ __/_ ー | ヽ
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人 | ヽ. / | . | 」 ├ |
/ \ | | ⊥!ノ \_/