葉鍵キャラのオナニー

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67名雪のイケナイ一人遊び
 1月6日水曜日。
 この日は、わたしにとって特別な日。
 これから一つ屋根の下で一緒に生活する従兄がやって来る日だから。
 とは言っても、従兄を迎えに行く時間まで特にこれといってすることはない。
 午前中は部活に勤しみ、帰宅してシャワーを浴びて、お母さんが作ってくれた昼食を食べた後
私服ではなくわたしの通う学校の制服を改めて着直した。
 何故、動きやすいカジュアルな私服に着替えなかったのだろう。
 いつもならそうしているはずなのに。
 やはり、久しぶりに会う従兄を少なからず意識しているのかもしれない。
 あの頃―幼少の頃―とは違うわたしを見てもらうには、高校に通っている象徴でもある
制服を身にまとうのが一番だから。
 そこまで考え、わたしは『あの頃』からずっと変わらない想いを胸に抱いていることを
思い出す。
 そして、白い雪ウサギが黒々としたアスファルトに叩きつけられ、粉々になったその姿を
無残に晒していたあの日のことを。
 わたしがいくらあの日から変わらない想いを抱いていようと、従兄がわたしに同じような
想いを抱いているとは限らない。
 でも、これから一緒に生活するようになると、否が応でも従兄と接する機会が増えるのは
間違いのない事実だ。
 単なる従兄として接すれば良いのか、それとも『単なる従兄以上の存在』として接すれば良いのか。
 獏とした不安がわたしの心を覆う。
68名雪のイケナイ一人遊び:2005/07/31(日) 22:47:22 ID:CcqNwsQY0
 心に靄がかかった気分を紛らわすかのように、わたしはベッドにうつ伏せになり
愛用のカエルの縫いぐるみ―名前はけろぴー―を胸の前で掻き抱いた。
 もし、あの時わたしを受け入れてくれなかった従兄が、7年経った今、わたしを受け入れて
くれるのなら…。
 一体どうなるんだろう?
 そこまで考えると、中学の頃に保健体育の授業で見た『性教育のビデオ』の記憶が
頭の片隅で頭をもたげ始める。
 男の人のモノを…女の人の股間に…入れちゃうんだよね…。
 わたしも…いつか…そうすることになるのかな…。
 出来れば、あの頃から変わらずに想っている、男の子と…そうしたいな…。
 初めての時はものすごく痛いって言うけど、好きな人にそうされると少しは痛くなくなる
かも知れないし…。
 自転車に乗ったとき、アソコがサドルで圧迫されてなんだか切ない気持ちになったことは
何度かあるけど、あんな気分とはまた違うのかな…?
 いつもならこんなことをとりとめもなく考えるなんて事はないのだが、今日に限って
なんだか変なことばかり考えてしまう。
 今まで学校でもこんなもやもやした気分になったこともあるにはあったが、放課後の部活で
身体を動かし、心を晴れ晴れとさせたものだった。
 でも今は、外で身体を思い切り動かすことは時間的にも叶わない。
 だからといってこんな状態だと、従兄に顔を合わせるのも恥ずかしいし…。
 わたしは、抱きなれたけろぴーの柔らかいお腹に顔を埋め、大きな息を吐いた。
69名雪のイケナイ一人遊び:2005/07/31(日) 22:48:42 ID:CcqNwsQY0
 うつ伏せになっているので、制服の布越しにも、ベッドに敷かれたシーツを通して
分厚いマットレスの感触がする。
 そしてわたしが体をベッドに預ける度にその分厚いマットレスを、ベッドのスプリングが
みょんみょんと押し返してくる。
 お腹でベッドを押していても、下腹部、手、脚、そして胸を余さず押し返してくるこの感触。
 なんだか切ない気持ちになり始める。
 今度はお腹ではなく、胸に体重を預けてベッドに押し付ける。
 むにゅむにゅと分厚いマットレスで胸を押し潰される感触が制服とブラジャーの布越しにも
感じられる。
 胸の大きさは、お母さん譲りなので、年齢の割には結構あるのかも。
 そんな密かな自慢を裏付けるかのように、わたしの胸はベッドに押し付けられるたびに
その形を変幻自在に変えてゆく。
 そして、胸の先端にある乳首もいつしかピンッと起ち上がり、甘い刺激をわたしに
与え始めた。
 でも…これだけじゃ…まだまだ満足できない…。
 オシッコを我慢する時のように、太股同士をすり合わせ、両の足の指をも絡め合わせる。
 じんわりとした刺激が両足から身体へと昇ってくる。
 やだ…。
 こんなことでも、感じちゃうなんて…ちょっと…ヘン…。
70名雪のイケナイ一人遊び ◆eJedRx6H2I :2005/07/31(日) 22:49:47 ID:CcqNwsQY0
 太股同士をすり合わせていると、その摩擦熱と体温とで穿いているニーソックスが
熱を帯び始める。
 自分の足同士で体温をやり取りする感覚は、他人との体温のやり取りにも似ているのかも知れない。
 お母さんに抱っこされたときも…こんな感じだったな…。
 しっとりと湿り気と熱を帯びた両足の火照りを冷ます為に、ほんの少し両足を広げて
シーツの冷たい感触を味わう。
「はぁ…」
 大きなため息を吐いて、けだるげに体の脇に目をやった。
 いつも使っている枕。
 わたしはゆっくりとその枕に手を伸ばし、それを両脚の間に置いた。
『いきなり…指でするよりは…こっちの方がいいかも…』
『もう止めようよ。身体に良くないかもしれないし』
 そんな考えが私の頭の中を渦巻く。
 わたしの好奇心と、もっと気持ちよくなりたいという欲望は、次の行動を促した。
 枕を両脚で挟みこみ、その柔らかいカドをアソコに押し付ける。
 胸をベッドに押し付けていたときとは比べ物にならないくらいの甘い痺れがわたしの
体一杯に広がる。
「はぁ…はぁぁ…んん…」
 息を荒げながら、更なる快感を得るべく、腰を振るわたし。
『さぞかしはしたない格好だろうな』『癖になっちゃうかも』
という不安が一瞬、頭をよぎるが、アソコから絶えず体の隅々まで刺激する快感の前には
些細なものに過ぎなかった。
 けろぴーを思い切り抱きしめ、胸をベッドのシーツに押し付けつつ、グリグリとアソコを
柔らかな枕のカドに押し付けるたびに、ビリビリとした微弱な電流のような甘い刺激が
わたしの脳髄を痺れさせる。
「だ…ダメェ…。こんなことしてちゃ…」
 無論、本心からそんな言葉を吐いているわけではない。
 はしたない行為だとわかっていても、あえて続けるえっちなわたしを止めようとしている
『もう一人のわたし』がいることを確かめ、安心感を得るためにそんなことを言っているのだ。
『わたしは、本当は、いつもは、こんな恥ずかしいことなんかしない』という言い訳を
するために…。
71名雪のイケナイ一人遊び ◆eJedRx6H2I :2005/07/31(日) 22:52:03 ID:CcqNwsQY0
 アソコから溢れるえっちな汁が、ショーツから染みだし、枕を濡らす。
 それでも、わたしは一人でのえっちな行為を止めない。
 ひとしきり股間の割れ目を枕に押し付けた後、今度は割れ目ではなくその付け根にある
小さなクリクリした肉芽を擦り付ける。
「ひっ!!」
 先ほどとは比べ物にならないくらいの刺激が私の全身を襲う。
 恐怖感を抱いたのもつかの間で、今度は割れ目と肉芽を交互に擦り付け、快感を貪る。
 大きく両脚を開くと、私のアソコもぱっくりと口を開き、枕のカドを呑み込もうとする。
 いつもは風が吹くと、捲れあがらなかったかどうかを否が応でも意識させる程の
短い制服のスカートだったが、今はそれが幸いして、わたしが脚を開いたり、股間を
枕に押し付けたりする無理な注文にも応えている。
『制服が汚れなくて良かった…』
 そんな思いが脳裏をよぎった。
 もっとも、制服のスカートを汚さない代償として、ショーツ丸出しになるほど脚を開き
腰を上げているという卑猥な格好を余儀なくされているのだが…。
 だが、わたしの欲望はまだまだ満たされない。
 アソコを柔らかなモノに押し付ける程度では。
 わたしはショーツの隙間から自分の指を、股間でぐしょぐしょに濡れている割れ目に
差し込んだ。
「あっ…はああぁっ!! 祐一ッ!!」
 あまりの刺激に、助けを求めるかのように、思わず従兄の名前を叫ぶ。
 久しぶりに。
 わたしはあたかも電流を流されたように、身体を海老のように大きくのけぞらせ
両脚をピンッと硬直させ、そのまま視界が暗くなってゆくのを感じていた。
72名雪のイケナイ一人遊び ◆eJedRx6H2I :2005/07/31(日) 23:12:11 ID:HutT80V30
「…っクシュンッ!!」
 身を刺すような冬の寒さで目を覚ます。
 どうやら、少しの間眠っていたらしい。
『どれ位寝てたのかな…』
などと思いつつ時計に目を遣る。
 そして、今日は『特別な日』であることを思い出す。
『でも…祐一も、あの時からわたしを待たせたままなんだから…おあいこだよね』
 そんな言い訳を一人ごちつつ、わたしはビチョビチョに濡れたショーツを脱ぎ、新しいのに履き替えるべく箪笥を開けた。