岡崎汐の家庭の医学

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ll ゚ ヮ゚∫ 「こんにちはー、汐ちゃん、そしてパパ!」

(・ー・)  「こんにちは、きょうせんせー」

( ・`_・´) 「パパなんて呼ばなくていいだろ、杏」

ll ゚ -゚∫ 「ダメよ。これはけじめ。あんたも汐ちゃんの前ではあたしを先生と呼ぶ事ね」

(#・`_・´) 「ま、いいけど。……ところで、そりゃなんだ?」

ll ゚ ヮ゚∫ 「おみやげよっ。今日は大勝したからチョコレート取って来ちゃった!」

(・ヮ・)  「おぉー、あーもんどちょこれーと! ありがとうせんせー! パパ、たべてもいい?」

( ・`_・´) 「ひとつだけだぞ」

(・ー・)  「はーい」 (とてとて……)

( ・`_・´) 「杏……渚が買い物行ってることをいいことに、パチンコの景品で
       汐を手なずけるつもりじゃないだろうな」

ll#゚ -゚∫ 「む、風子ちゃんと一緒にしないでよ。第一そんなことしなくても……」
 'ヽ/ヽ
( ^ヮ^) 「ただいまです。……あ、藤林先生、いらしてたんですかっ」

ll ゚ ヮ゚∫ 「おじゃましてます、ママ。そうだ、ママも一緒にチョコレートどう?」

( ・`_・´) 「……ちょっと待て。さっきから、汐の気配がしないんだが。どこ行った?」

ll ゚ -゚∫ 「え? 向こうの部屋でアーモンドチョコを……」
 'ヽ/ヽ
(;゚ O゚) 「まさか……しおちゃんっ!!」
1282/2:04/08/08 01:14 ID:Wo3GBFM9
(*゚д゚*) 「……! ……!」

(;・`。・´) 「チョコ、喉に詰まらせやがった!」

ll#゚ (プ∫ 「ちょっとぉ! なにやってんのよ朋也! 目を離しちゃダメじゃない!」

(;・`o・´) 「お前が汐にやったんだろうが! それよりお前保育士だろ、何とかしろ、先生!」

(((ll;゚ д゚∫))) 「わわわわ、えっと、えっと、まず気道確保……あれ?寝かせるんだっけ?」

(;・`o・´) 「おおおおおおまえがパニクってどうするんだ!」

 'ヽ/ヽ
(;゚ O゚) 「おふたりとも、どいてくださいっ! わたしに任せてっ!」

      (ぐっ! ぐっ! ぐっ! ……ごろっ)

( ゚ o ゚ )  「げほげほっ ……とれた」

 'ヽ/ヽ
(;゚ ヮ゚) 「ほっ、よかったです……。
      お母さんからハイムリック法を教わっていて助かりました」

ll*゚ д゚∫ 「そうそう、これがハイムリック法。コレは意識のある場合の異物除去で……」

(#・`_・´) 「……よくそれで先生と呼べだなんていえるよな」


※ハイムリック法については:
ttp://www.jichi.ac.jp/usr/gakuyu/kyudobu/er/exam/exam4.html