Eで美佐枝さん。
「牛丼はどこ?」
そう、彼女は牛丼を探していた。
今どこにいるかというと
A 修行の旅の途中
B 授業中
C 吉野家でバイト中
D 食う金に困りブル○ラショップに…
C
みんな落ち着け。
「そこのあなた、牛丼をお探し?」
「…誰?」
「んーまぁ、怪しいもんじゃないんだけどね。
牛丼。なんて響きが聞こえちゃったもんだからさ。
で、あなた、牛丼が食べたいんじゃないの?」
コクン。と頷く。今のテンションは牛丼だ。これはもう間違いない。
「じゃぁさ…
A らんぷ亭ならまだ牛丼やってるよ
B ここを訪ねなさい。とメモを渡す。
C アメリカへ。アメリカへ!
D 吉○家築地店かねえ。
B
「ここを訪ねなさい。知り合いが作ってくれるから」
舞はその女性からメモを受け取った。
「……本当?」
「通りすがりの人に嘘言ってどうなるの。正真正銘の本物」
はぁ、とため息をつく女性。
その格好が様になっている辺りいつも苦労しているのかも知れない。
「……ありがとう」
「はいはい、どういたしまして」
この人は案外面倒見が良いだけなのかも知れない。
面倒見がいいからこそ、困っている舞を放っておけなかったわけだ。
「……私は川澄舞。あなたは?」
「相良美佐枝よ。一応寮母やってるわ」
舞はそれだけ言葉を交わしてその場を去った。
メモの内容にパッと目を通した。
そしてその場所を訪れる。案外近い場所に目的地はあった。
その目的地は……
A エコーズ
B シェ・オガワ
C 維納夜曲
D 百貨屋
E レストラン詩子
C
236 :
名無しさんだよもん:04/08/02 00:22 ID:ox0JJnRh
B
天いなか
維納夜曲。
ここは舞も知っていた。
ここらへんでは結構名の知れているケーキ屋である。
一度舞はこの店を「牛丼がない」と言う理由でぐしゃぐしゃにした記憶があるが、それは別世界の話だ。
「……ここって、ケーキ屋」
はっきり言うと、牛丼云々は全く関係ないといっても過言ではないだろう。
とはいえ、メモはちゃんとここを指定している。
ならば、行ってみるしかない。
舞は維納夜曲の中に入っていた。
「いらっしゃ〜い!」
中に入って最初に出迎えてくれたのは自分よりも少し年上の女の人。
舞もここにはたまに足を運ぶから大体の面子は知っている。
確かここの店長は奥の厨房でケーキを作っているはずだ。
「今日は何をお探し?」
女の人がメニューを持って舞の接客をする。
「……ここに来れば牛丼が食べられるって聞いてきた」
舞がそう言うと、女の人の笑顔が引きつったような気がした。
「こ、ここはケーキ屋なんですけど……」
「でも……確かに美佐枝さんの紹介で」
女の人の応対を聞く限り、脈は悪い。
だが、舞もここは譲れないところであった。なんとしても牛丼を食べる。
これは決定稿である。
舞は粘った。周りの客にも呆れられるほど粘った。
「だから、何度も言うようにウチでは牛丼はやっていません」
「駄目……私は確かにここで食べられると聞いてきた」
さっきからこのように話し合いは平行線である。
そして見かねたある人物が止めに入ってきた。その人物とは……
A 店長巣鴨文吾
B バイトA木田時紀
C バイトB須磨寺雪緒
D 客A木田恵美梨
E 客B葉月真帆
D
「まあまあ、ちょっと待ちなさいよ」
いろいろと口論しているうちに、横から口を挟んできた少女がいた。
「……あなたは?」
「木田恵美梨。ここの常連。あなた、ケーキ屋で牛丼頼むのは無理があるわよ」
「でも……確かにここで牛丼が食べられるって聞いた」
「ちょっと詳しく聞かせてよ」
舞は恵美梨にことの経緯を話した。
「ふ〜ん……舞さん、だっけ? あなた騙されたんじゃないの?」
「……っまさか!? そんなはずはない!」
「その話が本当だとしても別にここで食べられるわけじゃないと思うけど。
ただ、知り合いが維納夜曲にいるってだけでしょ?
その知り合いが、店長か、先輩か、明日菜さんか、馬鹿兄かは知らないけど」
いわれてみればそんな気もしてくる。
「……あなたが作ってくれる?」
「あ、私はハンバーグしか作らないから」
今「作れない」ではなく「作らない」と聞いた気がしたが気のせいであろう。
それよりも舞にとって重要なのは牛丼だ。
知り合いというのはおそらく店長だろう。客足が途絶えた辺りに聞いてみるのが吉だ。
それから舞はケーキを頼みながら適当に時間を潰した。
そして、人もまばらになったところに店長に掛け合ってみたところ……。
「……そうか、美佐枝の知り合いか」
店長はそういってため息をついた。
美佐枝の知り合いというのはやはり店長らしい。
「全く……あいつも要らぬ苦労を持ってくるな。……分かった、牛丼は何とかしよう」
「……本当ですか?」
「ああ。ただし次の休みにしてくれ。今日は無理がある」
次の休日といえば……明後日。
舞は少し考えてそれをOKした。それぐらいならば我慢が出来る。
今日のところはおとなしく家に帰ることにした。
しかし、その二日の間に舞の行く手を阻む事態が引き起こった。それは……
A 日本中の市場から牛肉が消えた
B 巣鴨文吾が「ここでバイトをしてくれ」と更に条件を加えた
C 法律で「牛肉禁止法」が成立した
D 文吾が行方不明になった
E 20XX年、世界は核の炎に包まれて牛丼どころではなくなった
E
B無難すぎる
――――20XX年、世界は核の炎に包まれた!!
海は枯れ、地は裂け……あらゆる生命体が絶滅したかに見えた……
だが、人類(含む川澄舞)は死滅していなかった!!
荒れ果てた大地に降り立つ舞。
「……まさか、こんなに唐突に核戦争が勃発するなんて……」
そう、全ては唐突だった。
お隣の国も、太平洋の向こうの大国も、自分の国さえも全てが滅びた。
自分が生きていたのは偶然だ。偶然自分の家は損傷が少なかった。
だからこそ生き残ることが出来た。
そういえば今日は約束の日である。
牛丼を作ってくれる約束だったが、こういう事態になってはもう作ってもらえないかもしれない。
「……行くだけ、行ってみるべきだろうか。それとも……」
今の事態から見れば、早く水と食料の確保は必要だ。
だが……約束した手前もある。この際破棄するべきだろうが。
舞は……
A 維納夜曲跡地へ行くだけいってみることにした
B 行かずに食料と水の確保に精を出すことにした
20XX年、世界は核の炎に包まれた。一人の男が自らの女性関係をせいさ…ゲフン、ゲフン
いや、人類を粛清する為に、核弾頭を満載したコロニーを地球に落としたのだ。
それにより、地球は核の冬が訪れた…そして、舞は──
A 祐一達を探す為、彷徨っていた
B この期に及んで牛丼を食べる為、旅を続けていた
C 気付いたら記憶を失っていた
D 世界崩壊の後、ある人に助けられた※人物指定
A
「約束は、約束……だ……」
言葉は少ないが義理は堅い川澄舞。
約束は守らなければならない。彼女はあるかもわからない維納夜曲を目指して歩き出した。
瓦礫と化した町並みのせいで数時間もかかってしまったが、とうとう舞はかつて店があった場所までたどり着いた。
そこは……
A 思いの外損害は少なかった。まだ営業しているようだ。
B ただ瓦礫しかなかった……
C 巣鴨文吾らが呆然としていた。
D 店が野党に襲われている!!
維納夜曲跡地へ行くだけいってみることにした。
牛丼を食べられるかもしれない。そんな、ほんのわずかの奇跡に賭けて。
あり得るかあり得ないか、そんな次元ではなかったのだろうか。
たった一つの約束を胸に、約束の地へと赴く。
だがそこで、舞は驚くべき光景を目にすることになる。それは……
A 維納夜曲の残骸だけが残っていた。
B なんか維納夜曲が牛丼特売で大繁盛していた。
C 店長が牛丼ゲリラを相手に銃撃戦を繰り広げていた。
D 世紀末覇王が「我が生涯に一片の悔い無し!」と拳を突き上げていた(覇王が誰か指定のこと)。
E 貧しき人たちへ牛丼の配給を行っていたので、配給の列に並んだ。
D
「ヒャッハッハッハ食料だぜーーーー」
何と店が野党が襲われていた。
「許せない……!」
舞は残された剣を持ち果敢にも立ち向かおうとした。
その時。
ゴォォォ……。
空から飛来する人型の物体が店に向って来た
「まずい! アベル・カムルだ! みんな退けーーーー!」
アベル・カムル――自衛隊が極秘裏に開発していると噂が立った人型兵器。
「噂は本当……」
アベル・カムルは逃げる野党を尻目に舞の前に降り立った。
A 応戦する
B コンタクトを試みる
C 逃げる
B
>>253 因みに”夜盗”な。
そっちでもあんまり変わらん気がするが(w
ぐはっ野党って…あほか俺…orz
>>256 今の民主党ならやりかねないから無問題(w
ていうか、アベル・カムルって、われものネタ?
だったらまた書き手参加出来ないよ……_| ̄|○
>>257 まじかる☆さゆりんの時のように、久瀬が乗っていた事があるから無問題。
便利なロボット兵器程度の認識で構わないと思うよ。前もそんな感じだったし。
アベル・カムルから出てきた人物は、倒れていた文吾に近寄った。
「……済まない」
文吾はその人に起こされ、泥を払う。
舞はその光景に絶句した。
今目の前に起こっている現実を信じられなかった。
アベル・カムルといえば一般の人はまずお目にかかれない最新兵器。
そんな兵器に乗っている人物が文吾を救出にここまで来た。
それにその乗り手……自衛隊が極秘裏に開発した兵器を操る人間だ、もっと精悍な男を想像していた。
しかし……現実は舞の予想のはるか斜め上を行った。
その人物が年端も行かない少女だったからだ。
その人物は……
A (人物指定・幼女〜少女キャラ限定)
椎名繭
「店長」
舞はとりあえず声をかけた。
「ん…君か。見苦しいところを見せたな」
パンパン、と着衣についた埃を払いながら文吾は言った。
「済まないが牛丼はまたにしてくれると有難いな。
まぁとにかく、無事でよかった」
「店長も」
文吾が差し出した手に応え、シェイク・ハンド。
「それで店長。…その子は?」
そういって舞はアベル・カムルの前で所在無さ気にしていた少女を視る。
「あれは、確か自衛隊の兵器。…でもこの辺の自衛隊は、『北』や『大陸』への
防備の為に沿岸に戦力を集めてるはず。 アベル・カムル
…それなのに一体で戦車数台に匹敵するといわれてる、 こ れ が何故店長を?」
「む…それにはいろいろあるのだが…」
文吾が舞に気圧され、一歩後退したときだった。
「もう、行かなきゃだめ」
と先程の小柄な少女が文吾に声をかける。
「お、おぅ。すまん君。ちょっと用だ、牛丼はまたの機会にしてくれ」
「もう牛丼はいい。それより、何処へ?」
「……秘密だ」
そういって文吾は軽やかにアベル・カムルの左掌に飛び乗り、指にしがみつく。
「それよりも、君!このあたりは危険だ!首都か…県都か、どっちかの方へ行ったほうがいい」
「待って!」
なおも舞は追いすがるが、その時スピーカーからあの少女のものらしき声が響いた。
「みゅ〜、もう時間がないから行く!
A お義父さん
B お義兄ちゃん
C だーりん
D こーへい
C しかないなあ。
「だーりんっ」
その言葉を聞いたとき舞は一瞬ずっこけそうになった。
文吾と繭の年齢差を見れば、もはや犯罪物である。それ以前に……
「……店長、確か奥さんいたんじゃ」
「い、いろいろとあるんだっ!!」
文吾は恥ずかしいのか顔を赤くして答えた。
文吾がアベル・カムルに乗り込んで発進し、アベル・カムルはどんどん小さくなっていく。
文吾たちがいなくなり、舞はその場に取り残された形になった。
当面の問題は……これからどうするか、である。
このまま何もしなければ野垂れ死にだ。
ここはもはや今までの恵まれた環境とは程遠い場所なのだ。
「確か、店長は……」
首都か県都へ行け、そう言っていた。
確かにそこら辺ならば、生き残ったものが避難に集っていてもおかしくはない。
「……行ってみるべきか」
どうせ何もしないでいれば死を待つばかりだ、だったら生き残るほうに賭けてもいい。
それに……そこならば少なからず牛丼を食べられる可能性がある。
なんだかんだ言って舞はまだ牛丼を諦めていなかったりするのだ。
舞は……
A 近い県都に行くことにした
B 遠いが首都まで行ってみることにした
C その前に佐祐理たち友人を探すことにした
まあ舞の性格を考えればCしかないわなぁ。
しかし、舞にはもうひとつ気になることがあった。
自分の持つ、二人の友達。
――――倉田佐祐理と、相沢祐一。
この二人の安否だ。
あの核の光の前に命を落としたかもしれないが、自分のように生き残っている可能性だって十分ある。
その場合、この何もない焼け野原に取り残されていないかと不安でならない。
佐祐理は……まんまお嬢様だ。
祐一だって普通の高校生。
こういった極限状態では人の本性が露わになる。
もしも先ほどのような輩が佐祐理たちの前に現れたら……。
その光景を想像し舞は身震いする。
――――なんとしても、早急に探し出さなければならない。
初めに二人の家跡まで行ってみることにする。
そこにいなければ、緊急避難所……この場合、学校や県都辺りに避難している可能性が高い。
佐祐理たちが命を落としたとはあまり考えたくはない。
舞はまずここから近い祐一の家まで行ってみることにした。
祐一が居候している水瀬家の辺りはかなり損傷が酷かった。
あたり一面瓦礫で埋め尽くされていて、以前の面影は全くない。
「……まさか、祐一は……」
ふと、言葉にならない不安に襲われる。
舞は走った。自分の記憶を頼りに、道と思われる場所を選んで走る。
正に道だけしか書いていない地図を頼りに知らない場所を歩く様な感覚だった。
そして、水瀬家に着いたとき……
A その場には誰もいなかった
B 水瀬家のメンバーがちゃんと勢ぞろいしていた
C 皆いたが……一人足りない(人物指定・祐一、名雪、秋子、真琴)
D 野盗と思われる連中が水瀬家を取り巻いていた
Cで名雪。
あんたのIDから本音は祐一だということをしかと受け取った。
そんな事言う人嫌いです。
水瀬家にたどり着いた。
数日ぶりに来た水瀬家はだいぶ様子が違っていた。
だが、爆風でぼろぼろになっているものの家自体は大丈夫な様だ。
ピンポーン
私は、意を決してチャイムを鳴らす。
「名雪!? いや、舞か。舞も無事だったんだな」
「うん。私はなんとか無事」
「佐祐理さんは?」
「まだ、分からない....」
「そうか....。いや、舞だけでも本当に良かった」
「わたしも、祐一たちが無事で良かった」
いつのまにか、玄関には祐一だけではなく真琴や秋子さんまで集まっていた。
「それより祐一、名雪がどうかしたの?」
「実は、名雪が昨日香里の家に行ったまままだ帰って着てないんだ。連絡も付かないし......」
どうやら名雪も行方不明らしい。祐一たちもひどく心配しているみたいだ。そんな彼らに私は......
A.私が名雪を捜し出すと申し出た
B.牛丼を食べさせてくれと言った
C.名雪のことはあきらめるように諭した
D.剣で切りつけた
A
「私が探そう」
「いいのか?舞」
「今は一人でも多く無事を確認したい。」
「そうか。じゃあ舞はこっちの道を探してくれ。香里の家に向かう道はここからだと二つある。
俺はあっちの道を探してみる」
「わかった、では行こう」
こうして舞と祐一は
名雪を見つける為駆け出した。
そして、見つける事が出来た。が…
「あぶない!!」
状況を指定してください
A 祐一が
B 舞が
C 舞と祐一二人が
a 崩れ落ちるビルの下にいる
b 野盗に襲われている
c 地割れに飲み込まれる
d 軍隊に囲まれている
甲 名雪を
乙 香里を
丙 名雪と香里を
1 見つけた
2 助けた
3 助けられなかった
4 むしろa〜dの危険を回避する様を呆然と見ていた
ややこしくする為に
Cd丙4
つまりこの選択だと
名雪と香里がどういう目的かしらんが
軍隊に囲まれて、それを名雪と香里はうまく切り抜けて、
その一部始終を舞と祐一は眺めていたって事か?
どういうシチュエーションなんだ?
いや案外重要な所かもしれんぞ。
軍隊が「囲んでる」だけなのがミソ。
まだ軍がどういう目的で名雪達に近付いたのか不明だし、
それに対して名雪達がどう回避するかも次の書き手次第。
戦いになるかもしれんし説得だけで終わるかもしれん。
次の書き手は責任重大だなw
……こりゃ2、3日間が空くかも知れんな。
まとめるのがしんどそう。
何気に今回の物語の指針、根幹、テーマとかを
決める大事な話になるかもしれない
書き手の皆さん頑張ってくれ
「何の冗談だ?」
「……信じられない」
舞と祐一は軍隊に囲まれた名雪と香里がピンチを切り抜けるのを唖然と見ていた
その様子とは…
A 囲んだ軍人に身の潔白を証明して解放されていた
B むしろ取り囲んでいた軍人達が慌てて二人に敬礼していた
C 二人は機関銃や手榴弾で歩兵部隊を全滅させていた
D 二人は素手で銃弾を受け止め迫り来る戦車や戦闘ヘリをなぎ倒していた(w
よしBだ
むしろ取り囲んでいた軍人達が慌てて二人に敬礼していた。
「なんなんだよ…あれ…?」
「わからない…」
「美坂三佐、水瀬一尉! ご無事でしたか!」
「わたしたちは大丈夫だよ」
「ツいてないわ…、新型を輸送中に襲撃されるなんて…」
彼女たちの背後には燃え盛る輸送機が墜落していた。まさか…あれに乗っていたの…?
そして黒煙と業火に包まれる輸送機の中に私は、人型のシルエットを見た。
「アベル・カムル……」
何が何だかわからない、私の知っている世界が異界に侵されていく…
A 突然、輸送機内のアベル・カムルが動き出した。
B 二人がこちらに気がついた。
C 軍人達を取り囲む新たな集団が…
C
>>198にも出てたし、リアライズネタ混ぜてもいいよね?
その時、さらに背後から
新たな集団が現れた。
「行け!アベル・カムルを奪取するのだ!」
軍隊に襲いかかる暴徒達。
ここからではよく見えないが、
何やら未知の力で攻撃しているようだ。
「ここからでは見えない、もう少し近付こう」
さらに見付からぬよう少しづつ接近していく舞と祐一。
そして軍隊を容易くあしらう暴徒の正体が明らかになる。
彼らは特殊能力を使う特別な連中を組み合わせた混成部隊だった。
彼等は…(3つ選んでください)
A 電波使い
B 魔法使い
C 鬼
D 魔物
E 不可視の力使い
F 動物の耳を持つ亜人
G エゴ使い
H 強化兵
AEGでサイキック集団を編成してみる
暴徒たちは全員がてぶらで、特に体格に優れているわけでもなかった。
一見してただのそこらへんのチンピラと変わりなかったし、ひよわな奴すらちらほらといた。
こんなやつらがどうやって軍の輸送機を墜落させたのか、祐一にはさっぱりわからなかった。
軍人は10人以上いて、銃などの装備で身を固めていた。
しかも輸送機からは最新鋭の兵器であるアベル・カムルまであるのだ。すぐにも誰かが搭乗するだろう。
アーミーが暴徒を鎮圧、もしくは殲滅、あるいは虐殺するのに一分かかるとも思えなかった。
しかし次の瞬間、
軍人の一人が突然絶叫を上げ(ぎぃぃあああああ電波電波電波ァァアア)、白目をむき、
ついで自動小銃を仲間に向けて発砲した(たたたたたたん、と軽快な音が響いた)。
その銃弾をくらってバタバタと軍人が倒れていった。
「う、裏切りかっ!?」思わず声を出す祐一に
「違う、操られてる」と舞が答えた。
「こ、後退ーっ!後退ーっ!」
生き残った軍人たちは輸送機の方へ下がっていく。
その間にも、次々と軍人が倒れていった。彼らは一瞬体を硬直させたあと、速やかに意識を失っていった。
特になにかの攻撃をうけているようにも見えない。
だが、そうこうしているうちに何機かのアベル・カムイは起動を果たしていた。
がしゃんがしゃんと輸送機から出てくる。
「そこまでだ!この新型は精神攻撃へのガードが考慮されている!おとなしく―-」
アベル・カムイから引き伸ばされた声が鳴り響いたその瞬間、
そのアベル・カムイは炎に包まれていた。
ついで、装甲が何かとんでもなく重いものにのしかかられているように、めしゃめしゃとへこんだ。
見れば、野盗の中には念じるように目をつぶる者や、手から熱球を発射する者がいた。
なんだなんだ、ここはスタンド使いの集会か?!
祐一はまったくの混乱状態に陥いながらも、しかし、
とにかく名雪たちを助けねば、そう走り出す。
舞も剣を手に祐一のあとを追う。
しかし、そんな二人の行動は全然必要なかったのであった。
まるで必要なかった。
名雪と香里が全てを片付けてしまったのからであった。
それは、
A プリキュアなふたりは突如して反撃方法を思いついたからであった。
B 仲間が来て助けてくれたからであった。(人物指名)
C 普通に軍隊が態勢を整えて暴徒を鎮圧したからであった。現実は退屈である。
B オタク横w
これもしかして地球防衛少女まじかる☆さゆりん2か?
だが、その時!援軍が来た!!
「な、名雪さん香里、助けに来たんだな〜」
「お、おいあいつは…ただのデブじゃねえか!!」
「いや、違う」
「な、なにぃ!?知っているのか雷…いや舞!!」
「彼は横蔵院蔕麿。確か外人部隊のエースだったはず。
軍を辞めてただのオタクになったはずだけど…」
「この状況だ、元の職に戻ったんだろうな」
「東京が壊滅してこみパも開かれなくなったんだな、
こみパが再開するまでお金を稼ぐんだな!」
そういいつつ蔕麿は持っている紙袋からなにやら機械を投げつけた。
だが、爆発も閃光も出さない。
と思ったら今まで攻勢だった超能力者達が全員
うずくまり、苦しみだした!
「対サイキッカー用の特殊な音波を出す装置なんだな、
普通の人は平気だけどおまえらには効果抜群なんだな!!」
「よし、今よ!一気に殲滅しなさい!」
超能力さえ使えなければ
連中もただの生身の人間。
後はものの2分も立たずに暴徒は鎮圧されていった。
「あっけないもんだな、もう終わりか?」
「いや、まだ。あそこに何かいる」
舞が指差す方向には
一台の巨大なトレーラーが隠れていた。
「名雪達からは見えないけど…、
おそらくあれに親玉が乗ってる」
その頃トレーラーの中では
「くっ、まさか蔕麿を投入してくるとは…仕方ない、切札を使え」
「よろしいのですか?
No.005はまだ試験段階ですが」
「ここでアブル・カムルを奪えなければ
こちらの劣勢は免れん。奴を使ってでもここは勝つのだ」
「解りました。よし、No005、出番だ」
超能力集団の幹部と科学者
切札として出された人物の名前を指定してください
但し、雫、MOON、リアライズのキャラ限定です
幹部=月島兄
科学者=高槻
切札=メガネコケシ
普通すぎたかな?
>>289 いや切り札にメガネコケシを選ぶあたり
全然普通じゃないと思うぞ(w
しかしリアライズ初登場キャラが芝浦八重か…
アベル・カムルな。
アベル・カムイでもないし、アブル・カムルでもない。
>286
どちらかというと言葉で戦う(略)2だな。
しかしオタク横を選ばれた時はどうなるかと思ったが
元フランス外人部隊という設定を生かして切り抜けたな(w
ちなみにオタク縦は父親が数学者の権威で
本人も飛び級で大学卒業するほどの天才だ。
さらに言うと縦はフランス人、横はイタリア人とのハーフだ(w
全然ハーフっぽくないけどなw
トレーラーの中から三人、降りてくる。
舞達はそれに思わず身構えた。
トレーラーから降りてきたのは、
一人は舞と同年代ほどの年齢の男。
もう一人は眼鏡をかけ、世を悟ったような目をした女。
そして最後の一人は……白衣に身を包んだ研究者。
「やれやれ……僕たちが出なくちゃいけないなんて、てこずらせるねぇ」
男のどろりとした目が舞たちを睨みつける。
横がすかさず音波装置のスイッチを入れて投げた。
だが、後ろに控えていた白衣の男が高笑いを上げた。
「は〜っはっはっは!! そんなちゃちな攻撃がこの俺たちに通用すると思っているのかぁっ!?」
「そ、そんな馬鹿な……!!」
音波装置をものともしない三人にたじろぐ横。
「ふん、どんなに害悪なものだろうが音は音だ。電波で脳にその音を認識させなければ意味がない。
脳が認識しなければそんなもの……ただの空気を震わせる装置に過ぎないのだよ」
「……その音が私に伝わる瞬間にエゴを完全に消して、私は「普通の人間」にもどるの。
そうすればその機械はただの音を伝える道具になるだけ」
「俺の体にそんなものは通用しないっ! 何故なら俺が最初から普通の人間だからだぁっっ!!」
三人はそれぞれ解説を入れる。
「……そうだ、自己紹介がまだだったね。僕は月島拓也、卒業を控えた高校生さ」
「私は芝浦八重。高校生よ」
「俺の名は高槻だぁっ!!」
三人は自信たっぷりに舞たちを見下した。
三人の自己紹介を黙って聞いている舞だが、元来舞はチャンスを黙ってみているほど気の長いほうではない。
だが……動かなかった。否、動けなかったのだ。
「僕の電波の味はどうだい? 僕はこの話をするのが大好きでね。まあ、いわゆる自慢話で恐縮なのだが……」
月島が長々と説明をしていく。
月島の話によると……電波とやらで脳が身体を動かすという命令を出していない、ということらしい。
「ぐっ……」
舞は悔しげに唇をかんだ。
「さてと、こう見えても僕たちは忙しいんでね。そろそろ肩を付けさせてもらうよ……」
月島がそう言うと、いきなり舞の右隣にいた軍の一人が倒れた。
「こ、これは……!?」
先ほど攻撃を受けたのと同じ状態。
次はその後ろにいた兵が、その次はその隣の兵が急に倒れていく。
「夢を見てもらうの。苦しい現実とは無縁な、幸せの世界である夢を。……私の、エゴで」
芝浦が説明した。
エゴ……そういわれても、舞たちには何のことか分からなかった。
舞はちらりと横目で祐一たちを見る。……どうやら、まだエゴの力とやらにやられてはいないようだ。
「……まずいんだな。ここは撤退するべきなんだな」
オタク横が冷や汗をかいている。
無理もない。舞の見たところ……敵は最強クラスだ。それも三人。それぞれが得体の知れない能力を持っている。
もしもこの身体が自由に動かせれば、舞だって祐一たちを連れて逃げているところだ。
敵の芝浦の笑みが怪しく光る。
誰もがこれまでか、と思った。だがそのとき……そこに割って入った人物がいた、それは……。
A 水瀬秋子
B 倉田佐祐理
C 相良美佐枝
D 巣鴨文吾&椎名繭
E 木田恵美梨
B
カラン……
不意に「何か」が月島たちの前に投げられた。
「……!? 月島、芝浦、よけろぉっ!!」
投げられたものが手榴弾だといち早く気付いた高槻が二人を早めに避難させる。
それと同時に舞たちの体が自由になる。
月島が避難のために電波を送るのをやめたからだろう。
「皆、早く、こっちです!!」
横手から声が聞こえたので振り向いてみると、舞にとって非常に意外な人物がいた。
「さ、佐祐理!?」
「佐祐理さん!?」
「あ、あれ? どうして舞と祐一さんがここに……!?」
そこにいたのは倉田佐祐理だった。
普通と違っているのは、車を用意してきているところだろうか。
「と、とにかく早く乗ってください!!」
佐祐理に促され、舞たちは佐祐理の用意してきた車に乗り込んだ。
動く気配のない軍の兵士は……芝浦にやられた者だろう。今は助ける暇はない。
数秒遅れて手榴弾が爆発する。
結局残ったのは舞、祐一、名雪、香里、オタク横、そして兵士数人だけだった。
佐祐理が車を走らせながら、ほっと一息ついた。
「もう大丈夫です、ここまでくれば電波もエゴも不可視も射程外でしょう」
「助かったわ倉田さん。ナイスタイミングね」
「いえ、それほどのことじゃないですよ」
舞はこの様子を不審に思っていた。
最初、名雪や香里は軍隊から敬礼されていた。
そして今の謎の敵襲、ここまでまとまった組織だ、ただの野盗とは思えない。
「でも、アベル・カムルはどうするんだな? あそこに置いてきちゃったんだな」
「大丈夫ですよ。もう一人の運び屋さんが奪取なり爆破なりしてくれますから」
「ば、爆破なんてもったいない……」
「あれを取られちゃ元も子もないわ、爆破しても仕方ないと思いましょう」
佐祐理たちの会話にしても、何か裏で動きがあるとしか思えないような内容だ。
それに……つい昨日の核の炎、偶然にしては出来すぎている気がする。
「佐祐理……」
「ふぇ? なんですか舞?」
A 「一体佐祐理たちは何者?」
B 「あの集団はなんなんだ?」
C 「どうして核戦争なんて起こったと思う?」
D 「牛丼が食べたい」
A
牛丼食べたいなー
「一体佐祐理たちは何者?」
「あはは〜、佐祐理は佐祐理だよ?」
「……ぽんぽこたぬきさん」
明らかに佐祐理は何かを隠している。
「う〜ん、でも舞。世の中には知らなかったほうが良かったってことも一杯あるんだよ。
それでも知りたい?」
「はちみつくまさん」
速攻で答える。
「ふぇ〜。その代わりみんなには内緒にだよ。実は佐祐理達は……」
A アンデットハンター
B 科学特捜隊
C L・X・E
D 吉○屋に牛丼を復活させる会
303 :
名無しさんだよもん:04/08/02 17:19 ID:XtHTU182
D
うほっw
Cを選べなかった事が無念でならないw
「吉○家に牛丼を復活させる会なんだ」
その言葉を聞いたとき、普段以上に舞の周りが静寂に包まれた。
「……佐祐理、嘘ついてない?」
「嘘? ついてないよ」
そういわれても怪しい。
何故そんな会が裏家業まがいのことをするのか。
「……本当?」
「うん、本当」
そこまで言われれば舞も信じるしかなかった。
しかも考えようによってはそれが本当なら佐祐理の会の思惑がうまく行けば自分が牛丼を食べられる。
そういった好循環になる。
……ただし、惜しむらくは核の炎で世界が包まれ、吉○家があらかた壊滅したことか。
「で、その牛丼を復活させる会がどうして軍隊に敬礼されたりアベル・カムルを運んだりしてるの?」
「そ、それは……」
佐祐理は口ごもった。
もしかしたら、何か舞に言えないわけがあるのかも知れない。
舞は敢えて聞き返さなかった。言いにくいことなら後で佐祐理から話してくれるのを待つしかないからだ。
「佐祐理さん、名雪、香里、それは良いとして……あいつらは一体なんなんだ?」
祐一が口を開いた。
この口ぶりから察するに、一応祐一は牛丼を復活させる会とは無関係らしい。
「……敵よ」
「敵? どういう意味だ?」
「香里、説明の仕方が悪いよ。……ごめんね祐一、一応私達はあの人たちと戦ってるの。
理由は向こうが悪いから……としかいえないけれど。あの人達は特殊な力が使えて、
それで何か企んでるって話だよ。現に核の件だってあの人たちが電波かエゴを使ったって噂も……」
「……名雪、証拠がないことを話すのはやめなさい」
どうやら、結構深刻な話らしかった。
結局分かったのは佐祐理、名雪、香里、オタク横の四人が牛丼を復活させる会に入っていて、
先ほどの連中と戦っているということぐらいだった。
牛丼を復活させる会が何故あんな連中と戦っているか理由はわからなかったが。
「佐祐理、これから一体どこに行くつもり?」
「えっとね、佐祐理たちの牛丼を復活させる会の総本部に行こうと思ってるんだけど」
「……ちょっと待って欲しいんだな。一般人をあそこに連れて行くのは……」
「横さん、今更舞や祐一さんを放っておくわけには行きません。それに、あそこは少なくともここら辺より安全ですから」
佐祐理は、舞たちをどこかに連れて行こうとしているらしかった。
暫く車に揺られて、着いたところは……。
A とある一軒家
B 海岸
C 舞の学校
D ものみの丘
E 商店街
F 空港
C
しばらく車に揺られ、
付いた所は舞と祐一が通っていた学校だった。
「ここは…俺の学校じゃないか!」
「佐祐理、どういう事?」
「あははー、実はここの地下に我々の本部があるんですよー」
「マジかよ…」
「とりあえず中に入りましょう。
私達や敵の事もゆっくり説明しなきゃね」
そういって皆学校に入っていく。
A 舞と祐一も続いて学校に入る
B そこにもう一人の運び屋が合流(人物指定)
C 先ほどのアヴル・カムルが襲ってきた。壊し損ねたか?
D 地下から煙が…まさか!!
Bで松浦亮
やっぱり敵対するのかw>亮と八重
312 :
名無しさんだよもん:04/08/02 19:20 ID:9iXOeMt9
どさくさにまぎれて何でリアライズが出てるんだよ。
PLAYMは葉鍵じゃねえだろ。
いい加減にしろPLAYM厨が。
んなこと言い出したらONEやMOONも葉鍵じゃねえだろ厳密には
んーそういえば自治スレッドでも板違い扱いになってましたねえ。
>>312 支援板の方でもリアライズの名は
発売されてすぐ名前だけは上がってたのだが。
ただ今まで期間やネタ知ってる人が少ないだろうから
誰もタイトル追加しなかっだけで。
ちょっと独善が過ぎるんじゃないんですか?
PLAYMを特別扱いするきちんとした理由はあるのか?
>>312は葉鍵板の他のリアライズのキャラスレや
ブレイムスレでも同じ事をいうように
つーかageて言ってるあたり故意犯だろ
ID:9iXOeMt9
やだなあ、こんな大事なことなんだからageなきゃだめでしょ。
sageたまま隠れてこそこそとPLAYMを紛れ込ませるのが
奴らの手口ですよ?
そんな事言ったらハカロワ2はどうなるよ
おまえら釣られすぎ
さっきから一人でギャアギャア煩い虫がいるね。
ハカロワ2は既に破綻してる糞企画じゃん。
破綻した原因の一つはPLAYM厨がPLAYMを
有耶無耶のうちに混ぜ込んだことにあるのは
もはや明確だろ。
選択肢スレをあんな糞スレと同等まで貶めるのか?
ここ 選択形式で進めていくスレッド。
あなたがた 自治スレで 話す よろしい オーケー?
で、ことここにいたるまで、誰一人として
「PLAYMが葉鍵である」
ことをきちんと説明できてないって事実が
板違いなのを証明してるじゃん。
>>322 他スレは他スレだよ。俺は別にリアライズは入っていてもいいけど。
そしてID:9iXOeMt9氏。
釣りなのは見て明らかだけど少し言っておく。
嫌ならあんたが他のを選べばよかったんだよ。
ここはそういうスレ。その場にいなかったとかは言い訳にならない場所だ。
板違いだどうだいうが、上でも言われたがリアライズの扱いはONEやMOON.と同じようなものだということでいいじゃん。
グダグダやかましい。ここは選択スレなんだよ。
全ては選択によって決められるんだよ。
そんなに文句付けたいなら選択で決めれば?
ま、今更駄目だと言ってもリコールするけどね(藁
釣りじゃないよ
今後のこのスレッドのことを考えて問題提起してるんですよ
A 議論を続ける
B 何事もなかったように話を進める
B
B
A
都合の悪い提案は釣りだとか荒らしだとか
決め付けるのは、思考停止の始まりだよ。
逆に言えば、芝浦八重が選ばれた時点で
さらに言えば
>>198で作品選択にリアライズが入ってるのに
誰も文句もリコールも出してないって事が
リアライズキャラ出していいと言ってるようなもんだよな
PLAYMが板違いじゃないって主張するなら
それなりの根拠を提示しろよ。
板違い作品を認めるならそれこそ月だって
ありになるだろ。
だから勝手に198が選択肢に入れたから
PLAYM厨が調子に乗ったんだろ。
もう一度言うがリアライズのどこが葉鍵なんだ?
198の言い訳はまだ?
>>335-339 選択肢には従ってくれ
学校の地下……最初入った所は、少し薄暗かった。
「一応自家発電で電力はまかなってるけど、なるべく節約したいから我慢してね」
香里の説明が入る。
なるほど、たしかに外は一面焼け野原だ。
発電所や電線だって完膚なきまでにやられている。
直ぐ入ったところのロビーに五人がけほどのソファーが置いてあり、
ここは見るからに応接室といったような雰囲気だ。
「舞、祐一さん、とりあえずはここで待ちますよ。会長に舞と祐一さんのことは話さなくちゃいけませんから」
「それは良いとして……会長ってどんな奴なんだ?」
「会長は普段は佐祐理たちと同じようにごく普通の一般人を装ってます。
もしかしたら……祐一さんたちもお会いしたことがあるかもしれませんね」
舞たちはソファーに腰掛け、ただ時間が過ぎるのを待った。
暫くすると、自分達の来た方向から足音が聞こえてくる。
「……会長のお帰り?」
「いえ、会長はまだ帰ってこないはずです。今来るとすれば……」
「運び屋だ」
暗がりの中から現れた男が代わりに答えた。
「お疲れ様です、亮さん。……どうでした?」
「……アベル・カムルは」
A 奪取に成功した
B やむなく爆破した
C 敵に奪われた
C
342 :
名無しさんだよもん:04/08/02 19:46 ID:9iXOeMt9
じゃあ選択肢でfate/stay night出す奴がいて
それが選ばれればそれで進行するっていうのか?
343 :
名無しさんだよもん:04/08/02 19:47 ID:9iXOeMt9
で、反論なくて、俺がその線で選択肢作っちまったらどうするつもり?
344 :
名無しさんだよもん:04/08/02 19:50 ID:9iXOeMt9
こういう形式を取ってるスレッドである以上、
そんなことするのは簡単なんだよ。
俺はなしくずしに板違いが乱入するのを
憂いているわけ。
で、PLAYMが板違いである、
よって選択肢に入れたこと自体が間違いである
ってことに対する反論はまだないですか。
選択だからって回答だと、今後どんどん
板違い選択肢が出てくるよ。
346 :
名無しさんだよもん:04/08/02 19:52 ID:9iXOeMt9
重要な議論だからageてるんですよ。
sageてこそこそやるのはよくないと思うな。
それにそのリンク先にも
>(←これは若干微妙だが)
って書いてあるじゃん。
書いた本人だってそう認めてるんだし、
別に誰も許可していない。
暖簾に腕押しだなこりゃ。
リアライズOKしたからって
月姫キャラとか選択に混ぜる馬鹿が書き手にいるとでも思ってんのか?
いくらなんでもそれはねえよ。皆空気読んでる。
349 :
名無しさんだよもん:04/08/02 19:58 ID:9iXOeMt9
え、「PLAYMのことはなかったかのように話を進める」んじゃなかったの?
9iXOeMt9は完全スルーでおながいします
>>340 「……アベル・カムルは敵に奪われた。」
「敵って誰ですか?」
「……敵は」
A 純白の吸血鬼
B 教会の執行人
C 洗脳探偵
D 割烹着の悪魔
Aで。
つーか板違いを哀しむなら一人で勝手に哀しんでろ。
俺達は無視して話進めるから。
別に名指しでキャラ指定された訳じゃないしねえ
白い吸血鬼なんか話次第でいくらでも考えつくぜ
名指しで月キャラ出されてもリコールすりゃいいしな
リコールOKにするの?
なら、198までさかのぼってリコールってことになるよ?
串使わなくても携帯使えば自作荒らしできるしね。
いや351は俺じゃないんだが。
つうかこういうのこそ釣りっていうんじゃないんか?
違う?
PLAYMは葉鍵でなくても出てるんだから月もとか
言うやつ出てくるから止めとけば?
俺は別に書ける人がいるならいいけど。
プライムねたわからんから書けないな…
議論終了の選択が選ばれている。
これ以上続けたい奴は外部板いけ。
こっちて続ける奴は完全無視しろ。
だからそういう思考停止はよくないですよん。
外部板で決めたらそれはそれで
「俺が見てないところで勝手に決めた」
って言う奴がいるに決まってるじゃん。
>>364 誰が荒らしに荷担しとるか
出来ると本人が言うとるからやってくれと頼んでるだけだ
続けられるならそっから繋げることも可能だ
むしろこういうときは疑ってかかった方に証明する義務があるんですよん。
だからさー
このスレッドが成立してるのは書き手と選び手の善意の了解によるもんでしょ。
その点については異論ないよね?
>>368 証拠も無しに自演を否定ですか。へ〜え。
>>371 なんで俺が死ななきゃいけないの?
ねえ、なんで?
きちんと説明できる?
説明できるわけないよね。
>>373 うん!
だって俺が自演してるって証拠ないじゃん。
>>368 そこでフシアナさんくらいして自分の身の潔白を証明してみせにゃあ
>>375 荒らし風情が俺なんて言うな。漏れと言え。
あとハカロワ2がぐだぐだになった理由の一つには
リコールの乱用もあるってこと忘れないように。
まさかハカロワ2が名スレだって思ってる奴いないよな。
俺が名前出した後に擁護論聞いてないし。
いたって単純。
つまり9iXOeMt9を無視すればいいわけだ。
>>377 だから荒らしじゃないって。
問題提起してるだけじゃん。
自分に都合の悪いことを言う人をすぐに荒らし扱いするのはよくないですよん。
まぬけよのう、話を逸らされているとも知らず…
>>379 ってことは
「自分が気に入らない選択肢を選んだ奴」
とか
ひいては
「自分が気に入らない話を書いた奴」
も無視していいってことかな?
>>380 だったら支援掲示板でやれ。
ここでやる以上は嵐と同意義。
>>383 それについては
>>365で書いた。
で、「PLAYMが板違いじゃない」理由はまだ出ないですか?
もう一時間たっちゃってるんですけど。
>>382 掲示板、ってそもそもそういう性格を持つものでは?
>>385 旧Leafの主力スタッフであり象徴だった高橋、水無月の両名が
そのまんまシナリオ、原画担当だったから、では問題あり?
>>388 その見解は自治スレで否定されてるじゃん。
PLAYMスレはあくまでエロゲ板が本スレ。
葉鍵にあるのはスタッフスレ。
9iXOeMt9タンのエロ画像キボン
まあ止めるなら力づくでやれや、
お前一人がいくら騒いだ所でどうにもならん
レス削除なり自治スレなり好きな所に泣き付くんだな
99.9%無視されると思うが
>>391 力づくでやったらただの荒らしですがな。
荒らし推奨するのよくない!
「輸送中に襲われたんだ……吸血鬼に」
吸血鬼、という言葉に怪訝な顔をする。それはそうだ、いくらこんな世界になっても
遠くルーマニアの地に伝わる吸血鬼が日本に現れた、というのは少し信じがたい
「奴は、何か奇妙な術を使っていた。エゴじゃない、エゴなら『何か』が見える筈だからな
その術で、警備員達が皆地に伏せった所で……あの宴が始まった」
亮という運び屋は、ぽつぽつとその時の惨状を語った
その襲撃者は、女のような風貌をしていて、何か黒い翼を生やしていたという事
倒れている警備兵一人一人を起こし、その首筋に噛みつき血を吸っていたという事
そして、これが一番おかしいと皆が思った事なのだが
「――その後、女が何をしたと思う?
男達の肉棒を晒して……そいつらとセックスを始めたのさ」
肉の宴は、果てしなく続いたらしい
何人もの警備兵の男根がすり切れ、赤玉を出していたという
辛うじて亮はそこを抜けだし、ここへ来たという
「男共の精液を大量に浴びたあの姿……まさに純白の吸血鬼、っていう感じだったよ」
「しかし、参りましたね……アベル・カムルを手に入れるという事は、反攻作戦の第一条件でしたのに」
「佐祐理、質問」
「はえ、何ですか?」
話を聞く中で、ふとした疑問が湧く。それは――
A.戦っている『奴ら』の規模は分かっているのか
B.こちらには他にどれだけの戦力があるのか
C.敵を倒せば牛丼が食べられるのか
だから止めれるもんなら止めてみなって(藁
9iXOeMt9の発言である限りどんなに吠えても
リコール要請しても全て「無視」されるだろうけど(藁
A
C
内容見ずにIDで発言無視するのはどうかと思うな。
「ID:X9jS+OOK の発言は無視しましょう」って言ったって
誰も従わないでしょ?
9iXOeMt9
凄いエゴパワーだw
おれ的にはリアライズうんぬんよりも
ま た 佐 祐 理 か !
だったんだけどね。
そうなるのが自然の流れだったのかはわからないけど。
>>396があぼーんされて見えないんだが、もう選択選ばれちゃった?
>>399 だって選択は早いもの勝ちがここのルールでしょ?
自分が選べなかったからって喚くのは
負け犬の遠吠え以下だよ。
>>396は荒らしが選択した為、リコールを要求します。
396は皆見えてないだろうから397の選択で次はCだなっと…
で、結局PLAYMキャラを出した正当性は誰も証明できないんですね。
関東最大級どころか宇宙最狂級のエゴ使いがいるスレはここですか?
正当性ってなんだろな?
さあ?
「『奴ら』って、どれくらいの戦力?」
そう、戦う相手の戦力が分からないと動きようがない
佐祐理達は牛丼を復活させる会のメンバー、その敵ならきっと牛丼の敵
奴らは倒さないといけない、でないと○屋とかの牛丼を食べるしかない
……松○の牛丼とかも嫌いじゃない、けど食べられる店が減るのは嫌
「そうですね……まず、さっき襲ってきた三人の所属から説明しますね」
「まずは『電波』、身体から電波を出して人を操っちゃう力の持ち主らしいですよ
人の活動はすなわち電気信号、という理論らしいんです」
「次に『不可視の力』、何処かのカルト宗教が目玉の一つに挙げてた力らしいです
舞も見たと思いますが、直接的な攻撃能力は相当なものみたいです」
「それに『エゴ』って言われる能力を持つ人もいますね。これは調べても全然手応えがありませんでした
最近噂になっていたんですが、どれが確信に迫っている話なのか、よく分からないんですよー
噂で一貫してるのは『心の一部が形になったもの』『エゴにはエゴでしか触れない』とかです」
「これら3つの力を持っている人達が、何か組織を作って行動しているみたいなんです」
「……それだけ?」
A.他に『奴ら』の能力者指定があるならこちら
選択肢は
>>281から、AEG以外で2つまで
B.こいつらで全部ならこちらを
分かりづらくなるからB
A CH
414 :
コテとトリップ:04/08/02 21:05 ID:Jpgdwgby
つうかさあ、女の子とデートばっかして好感度あげっとなんかいいことあんのかこれ?
練習さぼるほどメリットあんのかよ
なめられたもんだな天下
すまん
「それだけです」
「他には?」
「ありませんが」
さてどうしたものか
A 先手必勝。殴りこむ
B まずは十分に調査する
C 関らない方がよさそうだ
B
「・・・まずは十分な調査が必要だな。」
祐一がつぶやいた。
たしかに、敵の能力が分かっていても、
規模が分からなければ手の打ちようが無い。
それに、アベル・カムルを奪取したという「吸血鬼」の存在も気になる。
「何か黒い翼を生やしていた」という時点で、もはや人外の存在である。
さらに、何人もの警備兵と行ったという、
・・
その行動はもはや常識の範疇ではない。
そもそも、この「吉○家に牛丼を復活させる会」がどれほどの勢力かも分からない。
「会長」なる人物もいまだ姿を現していない。
佐祐理達を疑うつもりは無いが、何かを隠しているような気がする。
ここで、いったん自分の行動を整理しておいた方が良いかもしれない。
私(舞)は、
A 佐祐理達の組織とは別に、自分一人で行動する。
B 佐祐理達の組織とは別に、(この場にいる誰か1〜2人指定)と一緒に行動する。
C 佐祐理達の組織と一緒に行動する。
1 情報を集めに首都へ向かう
2 情報を集めに県都へ向かう
3 一度、水瀬家に」戻る
4 他の生存者を探す
5 牛丼が食べたい
a-5
「私は佐祐理達とは別に行動する」
ここまでの経緯を知り、なおも舞はそう答えた。
「牛丼が食べたいから」
「ちょっと!だから私たちはあいつらを倒そうと…」
「無理に吉○家で食べなくても牛丼はある」
違う。本当は佐祐理に迷惑をかけたくないからだ。
舞には特殊な力がある。そしてそれは少なくとも見せかけは
今彼らが対峙している超能力者達の能力に非常に良く似ていた。
もしこの事実を知ったら……彼らは舞をも敵視しかねない。
そういった事で佐祐理や祐一に迷惑がかかるのが一番嫌だった。
だから嫌われてもこの場を去ろうと思ったのだ。
「ちょ……」
文句をつけようとした香里を手で制し、佐祐理が口を開いた。
「舞は照れ隠しでそんな事を言ってるんですよね?」
無言で立つ舞に、それでも佐祐理は笑顔を向けていた。
「これだけの話を聞いて、それでも一人で行動する……
ならば、お前には相当な覚悟があるか考えがあるんだろう。
そしてそれを佐祐理さんが尊重するなら俺もそれで構わない」
亮の言葉が決め手となり、舞はこの場を去ることとなった。
何かあったらいつでも戻ってきてくださいねー、と
去り行く舞の背中にいつもの調子で呼びかける佐祐理に少し涙が出た。
ただ、それはそれとして早く牛丼を食べたい。
A 県都に向ってみる
B 首都まで行ってみる
C 相良美佐枝を探してみる
D なんと通りがかったコンビニで売っていた!
諸君 私は牛丼が好きだ
諸君 私は牛丼が好きだ
諸君 私は牛丼が大好きだ
〜以下十数分省略〜
牛丼!! 牛丼!! 牛丼!!
よろしい ならば牛丼だ
征くぞ 諸君
D
D
なんと通りがかったコンビニで牛丼を売っていた!
A エピローグへ
B まだ何か忘れているんじゃないか?
A
エルゴパワーはいつの間にか始まって終わっていたようだ。
作品タイトルは「プロクシ使い9iXOeMtのエゴ」で決定だな。
当然即死作品送りだが。
うわ!終わったしw
じゃあ
>>220の中から選ぶってことに
A する
B しない
A
D
おいおい、地球の未来はどうなるんだw
まあ、変な馬鹿が沸いた時点でこの話をまともに進められるとは思っていなかったから別にいいかもしれんが。
それでは早速次回作を選択してください。
A うたわれるもの
B こみっくパーティー
C ナイト雀鬼・ナイトライター
D CLANNAD
E ONE
F WHITE ALBUM
G 痕
H Kanon
I まじかる☆アンティーク
J 天使のいない12月
K AIR
L To Heart
M MOON.
N 誰彼
O フィルスノーン
P Routes
Q 雫
一応リアライズは保留で。
Pで
ちょっとまてまだエピローグがきとらんぞ
むっ。しまった気が逸ったか。
激しくスマソ。
個人的にはこれ以上構うとつけあがるだろうから
即死作品扱いでこのまま何もせず終わらせたほうがいいと思う。
A 確かに今回はやっかいだった、このまま流してしまおう
B それは荒らしに屈する事になる。断固としてエピローグをやるぞ
Aで
B
B
そして悲壮な決意を抱き歩き始めてから数分…
この非常事態下でなお営業を続ける奇特なコンビニを見つけた。
駄目モトで入ってみると、あった。牛丼390円。
「うかつ…」
まぁいい。ついでに納豆巻とペットのお茶を購入し、すっかり荒れ果てた元国道を一人歩く。
「…眩しい」
曇り空に覆われていた空はいつの間にか晴れ、
眩いばかりの日輪があたりを照らし始めていた。
そんな青空の隙間を、アベル・カムルらしき飛行物体のヴァイパートレイルが埋め尽くしている。
そんな中、舞はいつだったか聴いた言葉を思い出していた。
『大地はどこまでも続いてるし、人はどんどん生まれてくる』
そう。世界は終わってなどいない。私がいる。祐一がいる。佐祐理だっている。
電波だかなんだか知らないが、明日をつかもうとする人間を止める事ができるものは存在しない。
さぁ、牛丼を食べたらどこへ行こう…
視線を地平線のかなたに移す。
「川澄舞。出発」
舞は最大速度で大地を蹴った。スピードを上げる。
あの雲の切れ間へと、舞はそれを目指して疾走する。
地を駆ける、剣の妖精、気高き乙女、川澄、舞。
選んでいてすまないが、作品・キャラは
シャッフルをお願いしたい。
がー
む、結局どういうことだ?
>>438 を選択しなおせばいいんじゃないのか?
じゃあ>438のGで
では主役選択
A 小出由美子
B 柏木千鶴
C 阿部貴之
D 柏木楓
E 日吉かおり
F 柏木耕一
G 長瀬源三郎
H 柏木梓
I 柳川祐也
J 相田響子
K 柏木初音
Z 柳川シリーズ第四部
H
f
B
みんな、久しぶりだな。
あたしは柏木梓。ご存じの通り柏木四姉妹の次女だ。
性別は女。歳は…
A 6才です
B 12才です
C 14才です
D 18才です
E 22才です
F 30才です
G 50才です
D
G
A
で、あたしが今なにしてっかってーと……
A 朝起きたら胸がしぼんでいた
B かおりから必死に逃げている
C セイカクハンテンタケの大量群生地に出くわしていた
D なんか妹が一人増えていた
そう、あたしは花の18歳。乙女真っ盛りさ。
……なんかキャラが違う気がするけどまあいいか。今あたしは……
A:実は耕一と真っ最中………なっ、何言わせんだよ!
B:いつものごとくかおりに追っかけられてんのさ。
C:知り合いの子に料理を教えてんだよ(料理音痴キャラより要指定)
D:夕食の買い出しの真っ最中。
D
つーわけで基本的なプロフィールは本編準拠で18才。高校三年生。
いい加減にあたしも将来のことを見据えて進路を決めなきゃならない時期だ。
「おい柏木、お前、進路はどうするつもりだ?」
面談室で先生があたしに聞いてくる。あたしは…
A 進学するつもり
B 就職するつもり
C 家庭に入るつもり
…と答えた。
負けた……_| ̄|○
Dで。
まぁ、こうして出番を貰ったわけだが……
いまちょっと大変な事になっているんだ。それは──
A 後輩のかおりに迫られている
B 千鶴姉の料理ショー
C 耕一と二人っきりで…その…
……朝起きて、いつも通りに朝食の準備を済ませ、姉妹たちを呼んだらなんかあたしの分が無いんだよ。
「あれ……っかしいな、4人分きっちり準備したのに…」
「え? 梓お姉ちゃん、何言ってるの? うちは五人姉妹じゃない」
……え?
「そうですよ梓姉さん。自分の妹のことを忘れたんですか?」
見回してみる。
確かに一人多い。
それは…
A 楓が双子になってた
B 初音が双子になってた
C 梓〜楓間ぐらいの歳の女の子が一人増えてた
D 楓〜初音間ぐらいの歳の女の子が増えてた
E ょぅι゛ょが一人増えてた
E
C
一枚噛んだ自分が言うのもなんだが、毎度凄まじい交差っぷりだなw
C
Cでいってみるか
ょぅι゛ょが一人いた。もう、小五とロリで悟りって言うくらいのょぅι゛ょが。
「え…えっと、お嬢ちゃん、名前は何て言うの?」
「ぐす…お姉ちゃん…いい加減名前を覚えてよ…」
あー何か泣きそうな顔をしている。謝んなきゃ。
「ゴメン、ゴメン。 もう忘れないからさ、もう一度名前を教えてくれる?」
「うんとね──」
A 汐
B みちる
C ちーちゃん
A
b
B
小五だとそうなる?
ょぅι゛ょが一人増えてた……
「……………」
「……………」
思わず数秒間、無言でその子と目を合わせてしまう。
「どうしたの梓、自分の妹を……まるで初めて見る子みたいに」
千鶴姉が何やらたしなめてくるが、ンなこと気にしている場合じゃない。
初音がその子の頭を撫でる
「ひどいお姉ちゃんだね……」
A ……○○ちゃん
(※女性の名前を指定。子供キャラでない場合はその女性が子供になってることになります)
やはり汐が来たか…。幼女が選ばれてから順当にこうなる気がした。
…ちっ。遅かったか。
しかし蔵が来たか…
汐の簡単なプロフィールキボンヌ。
とりあえず「これだけは外しちゃいけない」って重要な部分だけでいいんで。
また蔵か。少し蔵を選びすぎな気がする…
ってか蔵キャラが出たら漏れ(書き手)は降りるしかないのよ…
てなわけで他の書き手さん、頑張ってくれ。
>>482 …すまん、1分以内で思い浮かぶょぅι゛ょが、
何故かこの3人しか浮かばなかったんだよ…orz
まあ蔵やった書き手さんは多いだろうから大丈夫でしょ。
どうでもいいが交錯しまくった二番目の選択肢、俺も含めて
ほとんどの人が「かおりに迫られている」入れてるのなw
>484
王道だからなw
クラまだやってないから俺も書けない
>>483 実は漏れも似たような幼女ラインナップのストーリーで選択肢考えてたんだけど…
Aみちる
B繭
Cさいか
D沙織(東鳩)
Eええい俺が決める!(名前指定)
って書こうとしていた所で先越された。orz
「……汐」
「あー、汐ね。汐。すまんすまん。ちょっぴりド忘れしてた」
そういえばそうだった。じーさんの忘れ形見の子とかで、この間から家に引き取られてたんだよな。
「忘れないでね」
「ああ、悪かった悪かったって。じゃ、あたしの分もさっさと作らないとね」
……とまあそんな感じでばたばたと柏木家の朝は過ぎていったわけだが……
「ねえ梓」
「ん、なんだ千鶴姉」
学校に行こうとしたところで後ろから呼び止められた。
「ちょっと頼みがあるんだけど・・私今日は忙しくて、汐ちゃんの送り迎え……頼めるかしら?」
「……」
A 了承する
B 断る
A
汐って伏線の集合体みたいな子だから、
蔵以外の世界でどう扱われるのか難しそうだ。
「ん? ああ……それくらいならおやすいごようさ。さ、汐、行こうぜ」
「ん……」
カバンを持った汐の手を引き、一路保育園へと続く道を歩み出した。
……さて、先ほど言ったとおりの事情で我が家で預かることになった汐なのだが……
あたしから汐への評価は
A 無関心
B ちょっと気になる
C 気の置けない仲
D ときめき状態
柏木の爺さんはあっき〜に隠れて早苗さんに種付けしてたのかな?
D
B
ん、汐って妹だよな?
爺さんの忘れ形見って叔母じゃあ?
いきなりエラい事になってきたな。
忘れ形見の子だから従姉妹だろう
それを引き取ったので義妹
そう、世に言うときめき状態なのだ。
某ゲームに置いては顔を合わせれば頬を赤らめ、何もせずとも向こうからデートを誘ってくるような。そんな感じ。
今朝その存在を忘れていたのはちょっとしたド忘れ。寝ぼけていただけだから気にするな。
妹というのはいくつになっても可愛いものだ。楓や初音も可愛かったがこの歳になってみるとひとしおだ。
しかし……汐はどうなのだろう?
汐はあたしのことをどう思っているのか……
(汐→梓の評価)
A 苦手
B 無関心
C 気になるお姉さん
D 好きなお姉さん
E むしろ将来は梓お姉ちゃんのお嫁さんになる
じーさんの忘れ形見の子
「じーさんの忘れ形見」って妾との間に作った柳川じゃなかったけ
という事は柳川の子で実は従姉妹になるんじゃないか?
E
Aでこれから頑張れ、梓
>>499 あっきーと耕平が兄弟ってことにすればいいのでは?
うむ。こうしている間にもなにやらイチャイチャベタベタしてくるから嫌われているということもないだろう。
「んー。梓お姉ちゃんー」
ここであたしが耕一だったら未成年者略取の疑いでもかけられて叔父さんのお世話になるところだが、あたしらは端から見ても完璧な仲のいい姉妹。
ははは、可愛いもんだよな。
……とまあそんな風に仲睦まじく保育園への道を歩いていたわけだが
A 何事もなくたどり着いた
B なにやら汐が悩み事を打ち明けてきた
C しまった! かおりに見つかった!
A
B
なにごともなく隆山保育園へとたどり着いた。昔はあたしも、というか四姉妹揃ってお世話になったところだ。
「あ、汐ちゃんおはよう。今日はお姉さんと一緒?」
「うん。梓お姉ちゃん」
笑顔の保母さんに出迎えられる。
「それじゃあ、お願いします」
「はい。お疲れさまでした」
「じゃあな汐。一生懸命勉強しろよ」
「うん。またね」
「ああ。また帰りな」
というわけで園内に消えていった汐に背を向け、あたしは自分の学校へと向かった。
A 時間スキップ。お迎え時間。
B このまま梓で学園生活モード。
C 汐に視点変更。園内での生活。
何事もなく辿り着いちゃったよ。呆気ないなあ。
いや別にここでかおりとか出てこられても困るんだけどな。
「じゃあ汐。また迎えにくるから。」
「うん。梓お姉ちゃんまたねえ。」
そういって手を振るう汐を見つめながら名残惜しげに保育園を立ち去るあたし。
くぅぅぅ!!やっぱ可愛いよぉぉ。いかん!血が昇りすぎちゃった。危ない。
さてどうするかな
A適当にぶらついて帰る
Bちょっとだけ保育園の中をのぞいてみる
C背後に人の気配(適当に人物指定)
Dやべぇ!あたしも学校あるんだった!
OTL Bでおねがい
キーンコーンカーンコーン………
始業のベルが鳴る。あたしはギリギリのところで学校にすべりこみ、
「柏木――柏木梓」
「は、はいっ!」
出欠に答えることができた。
一限は国語だ。とはいえ難しいこともない。教科書を一通り読んでさえおけばテストも問題ない教科なため、クラス全体的にはダラケムード。
かくいうあたしもあまり熱心な生徒とはいえず、ずっとノートに落書きしていた
落書きの内容は……
A 汐の似顔絵
B 適当なマンガ
C 今夜のご飯のレシピ
D 一面にびっしりと汐汐汐汐汐汐汐汐汐………
C
Bにしとこ
そう、今日の夕飯のレシピだ。
料理は作ることも楽しいがこうやって作るものを考えてる時間も楽しい。
ましてや今は汐がいる。自分の好きな家族のために料理を作る。これ以上の幸せが世の中にあるだろうか?
……まああるだろうな。さすがに世界一は言い過ぎだ。
しかし今あたしが結構幸せなことに変わりはない。鼻歌交じりに上機嫌になりながら、あたしは料理のレシピをまとめていた。
キーンコーンカーンコーン……
そんなことをしていると、やがて、授業終了を告げるチャイムが鳴った。
そして……
A 次の授業だ(※教科を指定)
B 進路相談だ
C 昼飯の時間だ
D 放課後になった
C
昼飯の時間になった。
4限終了のチャイムと同時に教室内が一気に騒がしくなる。学食組は我先にと教室を飛び出していく。
とはいえあたしは弁当派だから慌てる必要はない。無論、あたしが作っている。家族全員分。
いつも通り仲のいい友人のところに行き、カバンから取り出した弁当の蓋を開け――――
――――少ない。
やけに少ない。それにミートボールやらのお子様向けなメニューが詰めてある。
しかもいつも以上に気合の込められた内容。一切の妥協も手抜きもないあたしの完璧なる傑作。
おかしい。あたしは自分の分は色々と手抜きをしていたはずだ。
そう、それらの事象を全てつなぎ合わせると結論は一つ――――!
汐の弁当と取り違えた――!!!!
……まずい。これはまずいぞ。
おそらく今頃汐もあたし仕様のビッグサイズ弁当を目の当たりにし、困惑していることだろう。
ここは――
A 汐のために! もちろん保育園まで全力疾走!
B 授業をさぼるわけにいかないし大した問題ではない。このままでいいか。
Aでお願いします
A
このままではまずいッ!
汐をビッグ弁当の前で困惑させるわけにはいかないいッ!
「みんな、すまん! ちょっと出かけてくる! 代返頼んだ!」
「え? ちょ、ちょっと梓――」
バン!
級友の声を尻目にあたしは勢いよく扉を閉じ、そのまま廊下を駆け抜けた!
保育園の昼食時間まであと15分! 死ぬ気で走れば間に合うはずだ!
待ってろ汐! 今行くぞ!
【残り時間 15:00】
A よっしゃ! 何事もなく学校エリアは突破だ!
B しまった! 危険人物かおりがいる!
C あれは!? 陸上部の水瀬名雪か!
D まずい! 先生だ!(※痕以外の成人キャラから指名)
C
B
廊下を突っ走り、階段を駆け下りるッ!
そして学食前を通りかかったところで……見知った顔が!
あれは…陸上部の水瀬名雪か!?
「……柏木先輩?」
どうやら数人の級友を引き連れて学食へと向かう途中のようだ。
「……どうしたんですかそんなに急いで」
どうする!?
【残り時間 14:30】
【残りスタミナ 95%】
A 無視して先を急ぐ
B かいつまんで事情を説明してみる
A
「スマン今急いでるんだ! じゃあなっ!」
「あっ……!」
色々説明したいところだがいかんせん今は時間がない。悪いとは思ったがここは無視させてもらった。
そして正面玄関へ。靴を履き替えるのももどかしく、急いで済ませるとそのまま校舎の外へ!
そこでは……
【残り時間 14:00】
【残りスタミナ 90%】
A 野球部が炎の千本ノック中だった! こ、これは危ない!
B 生徒会が主催でドミノを並べている! は、走れない!
C 先生がいるじゃないか!(※痕以外の成人キャラから使命)
D かおりがいやがった!
B
Cで源之助
「さぁみなさん頑張りましょう! あと少しで世界記録達成です! 青春の記念に、みんなで一つの思い出を作りましょう!」
生徒会の久瀬がなにやら音頭をとってやっているようだ。
しかし今のあたしには関係ない。とにかく急いで保育園に行かなければ――と、一歩を踏み出そうとした瞬間、あたしは固まった。
「な……なんでこんなところにドミノが!!」
そう。学校の中庭は一面色とりどりのドミノが敷き詰められ、ドミノと、それを並べる生徒会の連中とで身動き取れない状態だった。
な、なんて唐突かつ不自然な! 普通ドミノは室内でやるものだろう!
「おやあなたは確か柏木梓さん……どうしたのですかこんなところで?」
「ああ、い、いや、その……」
「そうだ、あなたもどうですかご一緒に。見てください、今僕が持っているこの最後の一つ。これを並べれば屋外ドミノ倒しの世界記録が更新されるのです!
あなたも是非共に祝いましょう! 輝ける青春の1ページに刻み込まれること請け合いです!
……あ、もし学校を出たいのでしたらあっちからああいってそっちからそういってこっちからこう行ってお願いしますね」
久瀬が妙に説明的な台詞をくれた。
ど、どうする!? ドミノに付き合ったら時間が無くなりかねないし、順路を守って外に出ようとするとかなりの遠回りになるぞ!
【残り時間 13:40】
【残りスタミナ 92%】
A 青春は大切だ。一緒にドミノを祝う。
B 邪魔しちゃいけない。順路を守って校舎を出る。
C 汐が待ってるんだ! ドミノを踏みつぶしてでも突破する!
D 一か八か! ドミノの山の上を飛び越える!
D
わあ、我ながらえらいことに
なんかもう、学校があると久瀬が出てくるな。
未だに主役を張れてないのが不思議なくらいに。
「こうなったら……」
もう、残された手は一つしかない。
ドミノなんぞ祝ってる時間はないし、遠回りをしている暇はない。
かといって連中の苦労を水の泡にするのも気が引ける――
となれば残された手段はただ一つ! ドミノの山……これを飛び越えることしかないっ!
そうと決まれば悩んでいる暇はない。あたしは中庭の一角で軽く屈伸をすると、数歩後ろへ下がり……しっかりと助走距離を取る。
「ん……柏木さん、あなた、何を……」
「今あたしに話しかけるな……集中しなきゃ全てが終わる……見るも無惨なことになるぞ……」
「ッッ……!」
思わず鬼の目線でにらみつけてしまった。久瀬が身を強張らせる。
「すーっ……はーっ……すーっ……はーっ……」
呼吸を整えてリズムを掴み、そして、コンセントレーションが極限まで高まったところで……スタートッ!
「うおおおおおおおおおおおっ!!!」
「や、やめたまえ! そ、そんなことは!」
うるさい! もうあたしにも止められない!
あたしはそのままドミノの海の淵、ギリギリのところでジャンプ! 陸上部の面目躍如、かつてない程に高々と飛び上がる!
今なら高校新だって出せるぜ!
しかしッ……!
「ぐっ……くそっ!」
あと一歩……あと一歩が足りない! くそぉっ……このままでは!
A 最後の賭けだ! 頭から突っ込んでやるぜ!
B そのとき一陣の追い風が吹いた!
C 仕方がない、久瀬を飛び石にさせてもらおう!
D くっ、結局崩してしまった!
C
仕方がない……どうやらこれ以外には手はなさそうだな。
「すまない久瀬! 歯ァ……食いしばれ!」
「え? あ? ……うわあっ!!」
ドミノの海に落ちる直前、あたしはちょうどそこにいた久瀬の頭を踏みつけ、もう一度大きく跳躍。
今度こそ大成功。見事ドミノの海を突破することができた。
「うわっ! とっ、わっ……!」
後ろでは狭い足場の中、必死にバランスを取ろうとしている久瀬がいるが気にしてはいられない。
あたしは弁当箱が無事なことを確認すると、再び校舎の外に向けて走り出した。
そして正門を抜けると、そこには……
【残り時間 13:10】
【残りスタミナ 85%】
A 相撲部がぶつかり稽古をしていた! あ、暑苦しい!
B モトクロス部が公道でレースしていた! いいのかよお前ら!
C しまった先生に見つかった!(※痕以外の成人キャラから指名)
D かおりがいたぁぁぁぁ!
B
D
なんどもスルーされているかおりを入れ続けるのもどうかと
「ヒャッホゥ〜! オンロード最高ゥ〜!」
ビュン、ビュン、ビュンと残像を残しながらあたしの目の前をバイクに乗った連中が通り過ぎていく。
こいつらは……モトクロス部! たびたび公道占拠をして有名な連中だ!
パラリラパラリラ・パッパパラパァ!!
ああうるさい! 鳴り物とエンジンで爆音轟かせながら学校周囲をぐるぐる回ってやがる!
くっ、しかしこのままでは通れそうにないな……どうするか。
A 轢かれるのを覚悟で中央突破
B 横断歩道を探す
C 部長を捜してとっちめる
D 適当な奴をとっ捕まえてバイクを奪う
D
モトクロス部じゃなくてこれじゃ珍走じゃないかw
>>534 ただスルーしてるんじゃないよ
最後の最後にとっておいてあるんだ
そうだ! バイク!
これは使えるじゃないか! これさえあれば保育園まで一走り!
あたしってば冴えてるゥ!
「ふぃ〜、ちょっと疲れたなぁ」
ターゲット発見。ちょうど路肩にバイクを止め、一休みしている男を見つけた。
「えっと、確かジュースがここに……」
ごそごそと自分のバッグを漁っている。足音を忍ばせて後ろから近づくあたしに気がつく様子など、微塵もない。
「お、あったあった。いただきま……」
「すまん。ちょっと借りるぞ」
「え……」
鬼の力を少し解放し、トン……と首筋に手刀を入れる。
哀れ男は一瞬にして昏倒し、そのまま力無く崩れ落ちた。
「これでよし……っと」
あたしは男を近くの藪に隠すと、ヘルメットだけ奪い取ってバイクに跨った。
「よぉーしっ! 行くぞ汐! 待ってろよ!」
アクセル吹かし、いざ出発!
30秒後。
あたしは自分がバイクなんぞ欠片も運転できないことを思い出していた。
【残り時間 12:10】
【残りスタミナ 80%】
A そのまま川に落ちた
B そのままドブにはまった
C そのまま警察署に突っ込んだ
D なんとか飛び降りることができた
A
水の中から 空を見上げてた 夢中になってた
その瞬間は 魚の気がした 息も告げないのに
……そんなどっかで聞いた曲の詩が頭の中をぐるぐる回っている。
ああ、これが走馬燈ってやつか。
そうか、あたしは死ぬのか……
「ってそんなわけあるかぁぁぁぁーーーーーーー!!!!」
ざばぁっと勢いよく立ち上がる。こんな浅い川で死ぬわけにはいかない。
服の中からは魚がこぼれ落ち、すぐ隣には無惨な屍を晒すバイクがあるが気にしてはいられない。
「こんなところで……時間食ってられないんだよぉッ!」
がしがしとコンクリートブロックの壁面をよじ登り、フェンスの自分が開けた大穴を通って道路へと戻る。
「……ん? ない!?」
と、そこで見当たらいことに気づいた。現時点では己の命より大切な、汐の弁当箱。それが入った自分のバッグが。
「ど、どこだ!? どこだどこだどこだ!?」
慌ててあたりを見回す。
……しかし、ほどなくして見つかった。
【残り時間 11:10】
【残りスタミナ 65%】
A 足下に落ちていた
B 水に浮かびながら川下に向かってドンブラコ
C 野良犬がくわえてどこかに走り去ろうとしている
D かおりが持ってこちらをニヤニヤしながら見ている
B
水に浮かびながら、川下に向かってドンブラコドンブラコと流れていた――
おそらくこのまま放っておけば、千鶴姉あたりが拾って中から子が産まれ、やがて柏木家を滅ぼすだろう。
「ンなことさせっかぁぁぁぁぁぁーーーーーー!!!」
もちろん柏木家が滅ぼされることがではない。汐がビッグ弁当の前で困ることが、だ。
あたしは勇んで再度川に飛び込むと全力で泳……げないから必死に水をかき分け、ゆっくりとバッグに近づいていった。
幸いこの川は水深も浅いことに加えて流れも穏やかだ。すぐに捕まえることができる。
しかもあの弁当箱は高級品で気密性はバッチリ。たとえ核戦争が起きても中身は大丈夫という代物。浸水の心配もないだろう。
「……よし!」
バッグまであと一歩と迫り、勝利を確信しながら手を伸ばした。
その時――!
【残り時間 10:10】
【残りスタミナ 55%】
A 何事もなくバッグをゲッツできた
B バッグが下水道に流れ込んでいってしまった
C カラスが拾い上げて飛んで行ってしまった
D ダムの放流サイレンがあたりに響き渡った
D
AじゃなくD
「よっしゃあ!」
手の中に確かな手応え。あたしはしっかと自分のバッグを捕まえた。
「なんか色々苦労させられたが、ここまで来ればあと少しだ。汐、待ってろよ……」
と振り返り、川を出ようとしたところで
――ウゥゥゥ……ン……――ウウウウゥゥーーーーー――――ン――――……ーー――
……サイレン音が低いうなりで、付近一帯に響き渡った。
「……これって、まさか……」
『ダムからの放流により川の水位が上昇します。危険ですので充分注意してください。なお、川の中には絶対に入らないようお願いします』
「もろ川の中だし」
ザバザバと水をかき分け、急いで川を出ようとブロック塀に近づくが、このあたりは角度がキツすぎてとても登れそうにない。
「どこか……登れるところ……まあ慌てることはないんだけどな。実際水位が上がるのは警報後30分ぐらいだ――」
『なお、放送機器の故障により放送が遅れたことをお詫びします。水位上昇まで、あと10秒……』
「………………おい」
嘘、だろ……
『9,8,7,6,5――』
カウントダウンなんかしてる場合かよこの自治体は!
「ま、まずいまずいまずい……どこかから出ないと……」
ああ、けど、ああ、まずい。足場になりそうなものは何もない……
『4,3,2,1――』
……とかなんとかやってるうちに、猶予は……
『ゼロ。Game Over――』
尽きた。
「や、ヤバイっ!」
見れば上流からは猛烈な勢いで鉄砲水が押し寄せてきている。
こ、このままでは……どうする!?
【残り時間 10:00】
【残りスタミナ 50%】
A 鬼の力全開で鉄砲水に立ち向かう
B 橋の柱に掴まってなんとか耐える
C 死ぬ気で壁面をよじ登る
D 無茶言うな。あえなく流された。
D
「無茶言うなよぉぉぉぉぉ――――…………」
抵抗虚しく、あたしは鉄砲水にかっさらわれてあえなく流された。
いくら鬼の力があろうと、根性入れようと、自然現象にかなうわけねぇだろ……
などと毒づきながら、あたしの意識は暗闇の底に沈んでいった……
「……あの、大丈夫ですかっ」
………………。
「生きてますかっ」
………………。
「でっかいおっぱいですねっ」
う………?
「あ、反応があった」
誰か……が……あたしに……呼びかけて……いる……?
「いきなり海岸に倒れてて、驚いたんですよっ」
「う……つ……いつつつつ……」
霞む目、痛む頭。
なんとか我慢して、あたしはその場に起きあがった。
「……あ、大丈夫みたいですねっ」
最初に目に入ってきたのは、心配そうにあたしを見ている金髪ポニーテールの女の子。
「え、と……?」
「あ、わたし神尾観鈴っていいます。よろしくおねがいします」
ペコリと勢いよく頭を下げた。
「あ、ああ……あたしは柏木梓。ここは……どこだ? あたしは……どうなって……」
「はい。梓さんいきなり海岸に倒れてたんですよ。驚きました」
「……海岸に…………ああ、そうだっ!!!!」
思い出した! あたし、ここまで流されたんだ!
「か、神尾観鈴とか言ったな! い、今何時だ!? まだ時間はあるか!?」
「え、あ、は、はい……今は……こんな感じですけど……」
と言いながら自分の腕時計をあたしに見せる。……よし! 気絶してたのは思ったより短い時間だったらしい! まだ時間はある!
「すまない! あたしは用事があるんだ! お礼はまた今度するから、ひとまずさらば!」
「え、あ、はい……それじゃあ……」
と駆け出そうとしたのはいいんだが……
「うっ……腹が……」
考えてみれば昼飯食べてなかった。その上あのオーバーワーク。もはやあたしの身体に体力はほとんど残っていなかった。
「ど、どうしたんですか!?」
「腹が……減った……観鈴、何か……何か体力を回復できるようなアイテム……持ってないか?」
「お腹……体力……」
観鈴は何やら考えながら
「これなんてどうですかっ」
A 自分のお弁当を取り出した
B 「どろり濃厚」とか書かれた紙パックを取り出した
C 「ゲルルンジュース」とか書かれた紙パックを取り出した
D なわとびを取り出した
【残り時間 5:00】
【残りスタミナ 10%】
B
すごい勢いだ。
観鈴が懐から取り出したのは、「どろり濃厚」と書かれたいかにも怪しい紙パックだった。
「これは……?」
「おいしいですよっ」
どこかズレた答えを返して、ニコニコと笑う観鈴。
「いや、そうじゃなくて……これは一体何なの?」
「わたしのオススメジュースです。おいしいですよ、ほら」
そう言って、観鈴はもう1パック同じものを取り出し、ストローを刺してジュース(?)を飲んだ。
とても美味しそうに飲んでいる。飲めないことはないらしい。
だが、万が一ということも有り得る。あたしはこんなところで倒れるわけにはいかないのだ。
今こうやって迷ってる間にも、時々刻々とタイムリミットが迫っている。
しかしここは慎重に選ばないと……。どうすればいいんだ……?
A 背に腹は変えられない。とにかく飲む
B 今ここで倒れるわけにはいかない。断る
C 別のものがないかどうか聞く
【残り時間 4:42】
【残りスタミナ 8%】
c
「な、なにか、別のものはないのか?」
「別のもの……ですか?」
いくらなんでもこんな怪しげな液体を飲むわけにはいかない。あたしは次善の策を探ってみることにした。
「それなら、これなんてどうでしょうっ」
と言いつつ観鈴が取り出したのは……どろり濃厚・いちご味。
「あとこんなのもあるんですよっ」
続いてはどろり濃厚・バニラ味……
「まだまだですっ」
同じくどろり濃厚・たい焼き味……
「これだけじゃないんですよっ」
肉まん味…
「これもなかなかおいしいですよ」
牛丼味…
「そしてこれが夏の新作。レインボー味ですっ!」
最後に来たのが……どろり濃厚・レインボー味……
「どれにしますかっ」
全部どろりかよ……
A いちご味をいただく
B バニラ味をいただく
C たい焼き味をいただく
D 肉まん味をいただく
E 牛丼味をいただく
F 最初のピーチ味をいただく
G レインボー味をいただく
H 丁重に断って先を急ぐ
A
「よし、じゃあいちご味をくれ」
「はい、どうぞっ」
あたしは一連の中でも一番マシっぽい……というか、飲めそうなものを手に取った。
まあいちご味のジュースなら飲んで死ぬことはないだろう。
「じゃあいただくぞ……」
ぷすっとストローを刺して、ズゴゴゴゴ……と吸い込んでいく。
ジュースにあるまじき音だ……
「……うっ!」
こりゃあ濃い……たしかにどろりとしていて濃厚な味だ……
だが……いちごの甘みが効いていて飲めないこともない。
いや……なんだこれは? あたしの中から……何かが沸き上がってくる。
これは……まるで、あたしの中の陸上部としての素質が活性化しているような、そんな感じだ。
よし、このぶんなら何とかなるかもしれない! 早速出発だ!
【梓の体力が少し回復しました】
【スタミナの消費効率がアップしました】
ずごごっと最後に大きく吸い込んで、空いたパックを握り潰す。
「ふぅ、助かったぜ観鈴。ありがとう」
「どういたしましてっ」
「じゃ、あたしは先に行かせてもらう。今度いつかお礼をさせてもらうよ」
「気にしないでいいですよ」
そしてあたしは川上に向かって走り出した。
「じゃあなっ!」
「がんばってくださいねっ!」
全力で走ること数分。残りの体力は少なかったが、さっきのジュースのおかげか何とかバテることもなく市内に入ることができた。
そして見知った道を辿り、保育園までの最短路を通っていく。
「よし……何事もなく行けそうだな……」
あとはこの通りを抜ければ保育園の正面だ。時間は少ないが、ギリギリ間に合いそうだった。
そしてラストスパート。最後の角を曲がったところであたしの目に飛び込んできたのは……
A 保育園の正門! やった! ゴールだ!
B ちょうど道が工事中だった! なんだってー!?
C 演習中の自衛隊のみなさん! こ、こんなところで!?
D 仁王立ちのかおり! やっぱりラスボスはお前か!
【残り時間 2:00】
【残りスタミナ 7%】
D
ここでお約束
これまで何度も不条理な妨害にあってきたがもう目的地は目前だ、これ以上障害があってたまるか
「もう、ゴールしてもいいよね?」
なんとなくそう呟きながら最後の角を曲がる
しかし、現実は非情だった
「せんぱ〜〜い」
そこにはあたしを慕ってくれる(友達以上の扱いで)陸上部の後輩、日吉かおりが仁王立ちしていた。
「何でこんな所にいるんだ?」とか野暮な突っ込みは無し
こいつにはあたしの居場所をニュータイプ以上の勘で見つける芸当すら朝飯前なんだ
「待っていました〜、さああたしと一緒に学校なんてサボって愛の交歓を…」
だが今はかおりの戯言に付き合っている暇はない!
A あたしは鬼の跳躍力でかおりを飛び越した
B 申し訳なく思いながらかおりにボディーブローを極めた
C あえなく捕まってしまい人気のない裏路地に連れ込まれた
B
ゴメン、残り時間とスタミナ忘れてた
【残り時間 1:40】
【残りスタミナ 6%】
で、かおりと会っただけでまだ何もしてないから
「すまんかおり! あたしと汐の未来のため……死んでくれ!」
あたしは右手に力を込めるとかおりとの間合いを詰め、微妙な手加減のボディーブローを放った。
いくらかおりが超人的な勘を持っていようと身体能力はあたしと比べるべくもない。
にぶい音とともに、かおりの身体はその場に崩れ落ち……
……なかった。
「な、なんだってー!?」
そんな馬鹿な! かおりがあたしの拳を受け止めた!?
それどころか……
「往生際が悪いですよ。梓セン……パァイっ!!!」
そのまま返し技で投げ飛ばされた! そりゃもう見事に!
混乱しながら空中を漂うあたしは、受け身を取ることすらできず保育園の中庭に落ちた。
「いつつつつつ……」
息を整え、背中をさすりながら起きあがる。
「ふふふふ……驚きましたか梓先輩……実はですね、あたし……先輩と肉体言語で会話することになってもいいように
かねてから通信教育で空手・柔道・剣道を勉強してたんですよ……。そして努力の甲斐もあり、今では全部免許皆伝!
ましてや先輩! 今結構お疲れですね!? そんな身体じゃぁ……あたしには勝てませんよ!」
かおりもあたしを追って保育園の中に入り込み、あたしの目の前で勝ち誇っている。
てかそんな甲斐性あるなら勉強の方に仕えって。
「くそぉっ……確かに今のあたしは満身創痍な状態だ……だがっ!」
あたしも気合を再度入れ直し、構えを整える。
「汐のため……こんなところでお前に負けるわけにはいかないんだよっ!」
「汐、汐、汐、汐……汐汐汐汐汐! 最近の先輩はそればっかり! あたしの事を散々もてあそんでおいて……新しい女ができたらポイですかっ!」
しかしかおりも怯まず、エセ空手の構えであたしに襲いかかってきた!
「あたしの方が! あたしの方が! あんな小娘よりずっと! ずっとずっとずっと先輩のことを愛してるのに! 先輩と一緒に過ごしてきたのに!
今更あんな保育園児に……先輩を譲ることなんでできるわけないんですよぉっ!!」
うっ、すごいラッシュだ……かおりの奴、煩悩の力で潜在能力をMAXまで引き出してやがるな!
くそっ、普段ならこの程度なんともないのに……もうあたしには体力が残されていない! くそっ、このままでは……
と、その時――
A 抵抗虚しく取り押さえられてしまった!
B ここで園児たちからの援護射撃!
C 汐の応援の声が聞こえる――!
D 警察に通報されますた
【残り時間 1:00】
【残りスタミナ 4%】
C
もう限界か、そう思った瞬間、
「がんばれーおねえちゃーん!」
汐の応援の声が聞こえる――!
「彼女が、汐……」
かおりの動きが一瞬止まる。
「そんなレズなかおりなんかにまけるなー!」
あーもうかわいいなー何か今までの緊迫してる雰囲気が嘘みたいに和んだよー
「ぼろぼろになってもまけないんだよねー」
あーでも汐のおかげで回復したよー
もう心配しなくてもお姉ちゃんはこんなレズのこと何も見なくてもよけられるよーあはははははははは!
「って先輩の動きがベストコンディション以上になってるー!」
何かかおりが攻撃再開しながら言ってるけどいまのあたしには全部当たらない。
「おねえちゃんのこぶしはどのれずかおりでもくだけるんだよねー」
おうともさー汐!お姉ちゃんがこっちのかおりをぼこぼこにするところを見とれー!
すぐに間違った弁当戻すからー!
(梓のスタミナが一時的に100パーセント回復しました。)
【残り時間 50秒35】
【残りスタミナ 104(−100)%】
A ……あ、かおりが燃え尽きた。
B あれ?なぜ土下座?
C うわっ!かおりの奴汐にターゲット変更しやがった!!
D 「どいつもこいつも汐汐汐!」ってバーサーカオリ?
E 「汐ちゃんもレズじゃない!」そう、かおりの暴言が聞こえた。
F って汐に集中してたらいいの食らったー!
G って……ええと、汐、その空の弁当箱って……おいしかった?
E
「人のことレズレズって、うるさいわねそこの小娘は!」
なんとかおりはあろうことか汐に逆ギレ。大人げないことに保育園児をビシッと指さして怒鳴った。
「汐ちゃんの方こそレズじゃない!」
「レズじゃないもん!」
「嘘つきなさい! あたし知ってるのよ! あなた……梓先輩と本当の家族じゃないってこと!
貰い子だっていうこと! そんな実の家族でもないくせに梓先輩のことが好きだなんて……レズ以外の何者でもないじゃない!」
「うっ……」
「な、何を言うんだかおり!」
こいつぁちょっと許せる範囲を超えてるぜ! さすがのあたしもこれには怒髪天を……!
「それでも……それでもわたしは、わたしは梓お姉ちゃんのことが好きなんだもん!」
怒りに任せ、かおりに制裁を加えようとしたが、汐が半分涙声になりながら……何かを訴えている。
あたしは思わず、拳を止めた。
「だって、わたしと、わたしと梓お姉ちゃんは……」
A 姉妹なんだから!
B 家族なんだから!
C 将来結婚するんだから!
B
C
「あなたと先輩が何だっていうのよ!」
「わたしと、わたしと梓お姉ちゃんは……」
あたしと汐は……?
「……それでも家族だもん! 家族なんだもん!」
「ぐぅ……ッ……!」
イエス! ザッツライト!
「よく言った汐! 百合の畜生道に堕したかおりに、見せてやろうぜあたしたちの愛を!」
「うん! わたしたちの想いを!」
「絆を!」
「おおおおおおおっ!!!」
最高潮に達したあたしたちのノリに呼応するかのように身体から光が溢れる。
「今こそ!」
「ひっさつの!」
空中でドッキング! 見るがいいかおり! これがお前が失った……純な愛の力だ!
「ツープラトン!」
「クラナド(家族)」
「「キーーーーーーーーック!!!!!!!!」」
「いやああああああああああああああああっ!!!!」
よし直撃! あたしたちの必殺キックがかおりに直撃した!
「あ、あたしは……あたしは滅びませんよ! 何度でも……何度でも蘇ってみせます!
そう、この世に梓先輩がいるかぎり……日吉かおりは滅びることはないのです!
日吉かおりよ! 百合道よ! ………永遠なれぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!」
どっかぁぁぁぁぁぁぁーーーー……………ん!!!
やった! かおりはもの見事に大爆発! 勝利だ、あたしたちの勝利だッ!
「やったぞ汐!」
「うん梓お姉ちゃん!」
しばし2人で踊っていたが、急に汐は真顔になって、
「………ところでどしたの? まだ終わりの時間じゃない……」
おおそうだ。勝利の余韻に浸って本来の目的を忘れるところだった。
「ああ、実は……」
ゴソゴソとバッグから汐のお弁当箱を取り出しながら、あたしは掻い摘んで事情を説明した……
【残り時間 10秒】
【残りスタミナ 54(−100)】
【Mission Completed】
そして
A 大団円。感動のエンディングへ。
B 次のミッションへ。
B
〜Intermission〜
汐が家に来てからだいぶ時間が経った。汐もすっかり柏木家に馴染み、もう本当の家族も同然だ。
千鶴姉や楓、初音たちとも仲良くやっており、みんなから可愛がられている。
特にあたしとの中は楓に
『時々、砂吐きそうになります』
と評されるほどだ。
そして今、あたしと汐はいつも通り一緒に風呂に入っていた。
「梓お姉ちゃんって、おっぱい大きいよね」
「ん? ははっ、そうかな。まあ人よりは大きめだと思うけど」
「わたしもお姉ちゃんみたいに大きくなれるかなー……」
「ああなれるさ。毎日牛乳飲んで、ちゃんとご飯食べて、しっかり運動して、ちゃんと寝て。
あとはあんまり千鶴姉にあんまり胸を触られないようにしとけばすぐに大きくなるさ」
「本当?」
「ああ、本当さ」
なんてことを話ながら、しばし2人で暖まっていた。
と、突然。汐が口調を変えた。
「あ、そうだ梓お姉ちゃん。わたし、明日遠足に行くんだ」
「へぇ……そりゃあちょっと気合入れて弁当作らなきゃな。で、どこに行くんだ?」
「うん、明日は保育園のみんなと一緒に……」
A 雨月山
B 高野山金剛峰寺
C 空母エンタープライズ
D オンカミヤムカイ深淵
「……に行くんだ」
B
おのれ高野山
「高野山金剛峰寺に行くんだ」
「結構遠くまで行くんだな。よーし、じゃあ明日は楽しみにしてろよ」
それが昨日の夜のこと。
汐に聞いたところ、最近はお弁当を分け合うのが流行で、あたしのお弁当はかなりの人気らしい。
なんでも那須さんち奥さんが作る物と評判を二分しているだとか。
そんなわけだからお弁当作りにも力が入る。今朝は四時前に起きて頑張った。
汐もきっと蓋を開けてびっくりしてくれるはずだ。
・・・・・・
・・・・
・・
・
「じゃあ、十五分休憩だ」
汐を保育園に送って、あたしは陸上の遠征中。
来月には結構大きな大会を控えているから、練習は自然と熱の入ったものになる。
流れる汗をタオルでぬぐい、荷物からスポーツドリンクを取り出そうとして、それに気づいた。
――このお弁当箱、やけに小さいような。
「また間違えたーー!!」
出掛けに渡すとき間違えたのか?
いやそんなことはどうでもいいが、これはまずい、かなりまずいぞ。
今回は保育園どころじゃない、高野山金剛峰寺。
幸い早めに気づいたし、遠足の分いつもよりお弁当の時間が遅いけど、それでもかなり厳しいものがある。
おのれ高野山!
【Mission II】
〜遠足中の汐に弁当を届けろ〜
【残り時間 240分】
【残りスタミナ 90】
どうする……どうする?
A 気合で、走れ!
B パトカーで全速力出せば……柳川おじさんに助けを借りよう。
C あれは、同じ保育園の藤林先生?
D 同じようにお弁当を忘れた親が通りがかった。
E そこの通行人、汐のために力を貸してくれ!(半強制)
・D・Eは人物指定
・梓はどっかに遠征中らしいです。
D 江藤結花
「はぁ……あぐぅっ……」
とその時、目の前の道路で一人の女性が倒れているのに気づいた。
慌てて駆け寄って抱き起こしてみると……
「あんたは……宮田さんのところの結花さん!」
確か汐の同級生の親だ。けどなんでこんなところに……
「あ、なたは……私1号の柏木……梓、さん……」
「結花さん、いったい何があったんだ!」
「ウチの子……お弁当……忘れて……届けに、走って……けど、もう、駄目……限界……
私もいい加減歳くったもんね……現役時代みたいには……いかない……」
「………………」
A そうか、ご愁傷様。
B あたしに任せてくれ!
非情にもA
「そうか、ご愁傷様」
「んなッ!?」
あたしの非情なセリフに反応して、ガバッと起きあがる結花さん。
「ちょっと、そこは『あたしに任せろ!』とか言うべきところじゃないの!?
ご愁傷様とかそういう言い方はないんじゃないの!?」
「だいたい、こっちも汐に弁当を届けなければいけないのに、そんなことはしてられない」
「あたしの1号の分際でそんな口を利くかっ!?」
「誰が1号だ誰が! あたしだって汐の弁当届けるのに精一杯なんだよ!」
「それならついでに届けてくれてもいいでしょーが!」
「自分の娘のことでしょ! 自分で愛情持って届けたらどうなの!」
ぐぅ、と悔しそうに言う結花さん。
「くっ…あったまきた。何が何でもあすかに弁当届けてやるから! 梓さんより先にね!」
ふんっ! というお決まりの言葉を言って背を向ける。
上等じゃないか、こっちも結花さんより先に汐に弁当を届けてやる!
そうと決まればまずは…
A 気合でひたすら走る!
B ヒッチハイクだ!
C 知り合いの誰かに力を借りよう(人物指定)
【残り時間 238分】
【残りスタミナ 89】
583 :
名無しさんだよもん:04/08/03 18:46 ID:UewgxDeS
Cで宗一
那須さんちの旦那さんの力を借りよう。
実は彼は世界一のエージェント。この前奥さんの皐月さんが自慢してた。
彼ならきっとこの状況を打破してくれるはず。
ん、さっき自分で言ってた「自分で愛情持って届けたらどうなの」はどうなったって?
それはそれ、これはこれ。
さっそく電話…と。
………
……
…
『なるほど…汐ちゃんの弁当を届けに、か』
宗一さんは電話越しにフムフムと頷く。
「そうなんですよ。力を貸してくれないかな?」
A 『そういうことなら構わないぜ』 快く承諾してくれた
B 『エージェントへの報酬は高いよ?』 お金が要るらしい
C 『今ちょっと都合が悪いからダメだ』 忙しいようだ
D 『そうだなぁってうわ皐月なんだおまえやめr』 電話の向こうは修羅場だった
【残り時間 236分】
【残りスタミナ 89】
D
知り合いなのかと思ったが
>>577で言及されてるな
『そうだなぁってうわ皐月なんだおまえやめr』
なにやら修羅場のようだ。
『あ、す、すまない今ちょっと取り込みちゅ(ゴドッ!)』
……何か重くて堅いものどうしがぶつかり合う音が聞こえた。
『やめやめやめやめ、それマジやばマジやばマジマジマジ(ズキューンズキューン!)』
……銃声?
『あ、ああ、手伝いねうん。えっと、支援物資そっちに送っとくからそれでかんべうわ……(ブツッ)』
……後が気になる形で、電話が切られた。
しかし支援物資とか言ってたな。
けどこんなところにしかも短時間でどうやって……
バババババババ……
……とか考えていると、なんだアレは。地平の向こうから一機のヘリが飛んできたぞ。
『エーット、柏木梓さんですカイ?』
「あ、ああ……そうだけど……」
ヘリはあたしの頭の上で止まるとホバリング。スピーカー越しに片言の日本語が聞こえてきた。
『ならOKだ。ウチのBOYからの贈りモンだ。せいぜい上手く役立ててくれヨ!』
そして機体の腹をあけると何やら袋に包まれた箱を一つ投下。パラシュートを開き、あたしの目の前にゆっくりと落ちた。
『ジャーナー』
またもやローター音を轟かせながら、ヘリは再び地平の彼方へと消えていった。
「……まあいいや。贈り物ってんなら使わせて貰おう」
ごそごそと、中身を漁って出てきたものは……
A 高級品ぽい自転車
B 怪しいドリンク
C 高野山の詳細な地図
D NASTYBOYのサイン色紙
A
「………自転車……?」
中に入っていたのは、いつもあたしが乗ってる安っぽいMTBや千鶴姉によく似合うママチャリなどではなく、
いかにも『玄人仕様』と言わんばかりの風貌を擁したイイ感じの自転車だった。
「……乗ってみるか……」
とりあえず試し乗りしてみないことには始まらないと、軽く跨り、ペダルをこいでみる。
「……おお」
何やらスイスイだ。大した力を込めずともかなりスムーズに進むことができる。
こいつぁ強力な味方だぜ!
【梓はNASTYバイクを手に入れた】
さて……そろそろ出発しないといけないな。
ここから高野山に向かうルートは大別して二つある。
一つは山越え。距離は短いが行程は厳しい。
一つは迂回路。距離は長いが舗装路面を走れるので障害は少ないだろう。
どうするか……
A 山越えで行く
B 迂回路を通る
B
B
B
>>586 いまさらだが、そこはかとなくIDすごいな。
よし! せっかくそこはかとなく高級品くさい自転車が手に入ったんだ。
わざわざキツイショートカットをせずとも舗装道路を飛ばした方が効率がいいだろう。
「あれ……柏木さん、どこに行くの? そろそろ練習再開するよ」
ちょうど自転車をこぎ出したところで、後ろから他の部員に声を掛けられた。まぁ、当たり前か。
「スマンちょっと急用ができた! 先生には適当に言っといてくれ!」
「え? ちょ、ちょっと柏木さ――――!」
「うおおおおおおおっ!!!」
狼狽する友の声もなんのその。あたしは一路高野山に向け、スタートを切った。
あ、ちなみに今日のこの辺の天候は
A 猛暑だ。暑くてヤバイ。
B ほどよく快晴だ。イイ感じ。
C 曇りだ。ムシムシする……
D 雨だ。ちょっとキツイな……
E 大嵐だ。あまりに無茶だ。
【残り時間 225分】
【残りスタミナ 87】
B
まぁこれくらいは
あたしは今、
スタミナがあんまり減らなさそうな快晴のよく舗装された道を
高野山まで汐の弁当をなるべく早く届けるためにぶっ飛ばしている。
【残り時間 220分】
【残りスタミナ 82】
(ペースとノリを組み合わせてください。
今後のスタミナ消費とかに関わります)
ペース
A 人の力全開で(普通)
B 鬼の力全開で(ハイペース)
C 愛の力全開で(鬼よりも早く)
ノリ
1.警察にはつかまらないように(注意は残しています)
2.道行く車をも追い抜いて(かなり周りの視線を感じてません。)
3.むしろ高速だろうと自転車で(違法です)
C-3
「ふんふん♪」
そう言って鼻歌歌いながら車を運転しているのは、みずぴーこと藍原瑞穂。選択肢スレではいまいちインパクトが薄い彼女。
「まだ時間はありますね……」
卒業してから2年ほど経っている。現在は仕事をしており、仕事先に向けて車を運転中だ。その時だ。
「…え?」
左側のサイドミラーに何か写った。路側帯のあたりに黒い点が見える。
「バイク?」
路側帯を走るなんて危ない、なんて当たり障りの無いことを考えていたときだった。
「…え?」
「うぉりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
ものすごい絶叫を上げて迫ってくる影。そう、バイクはバイクでもマウンテンバイク。
「…嘘」
スピードメーターを見る。針はぴったり100をさしていた。横を向く。自転車が、併走していた。乗っているのは鬼気迫る表情をした若い女性。
「…………」
突然のことに言葉も出ない。動揺していると、自転車は自分の車を追い抜いていた。
【残り時間 200分】
【残りスタミナ 65】
A 滞りなく和歌山県に突入。高野山まで後少し
B パトカーが後ろから迫ってきました。そりゃそうだ
C むしろ誰かが走って追いかけてきた(人物指定)
D 間違って高尾山に着ちゃいました。
余力もあるしDあたりで
…高尾山って東京だよな
はい、東京の八王子です。…距離的には550〜600キロぐらいあるんですけど(笑)<和歌山〜東京
そ、そんな位置だったのか(汗
途中でヨークにでもさらわれたんじゃないのか
高尾山
高尾山内八十八大師めぐりができ
1200年の歴史を持つ薬王院があり
ケーブルカーや観光リフトも整備されており
老若男女がハイキングを楽しめるなだらかな山である
また、 東京八王子 に位置し首都圏からも交通の便がよく…
……
状況を整理しよう
あたしは愛する妹、汐のために弁当を届けようとしている
汐は遠足で 和歌山県の 高野山金剛峰寺 にいるはず
そして…あたしの現在位置は…高尾山…東京都八王子
間違えた……
入り口にあった高尾山の案内板を読みあたしは……
A がっくりとうなだれその場にうずくまってしまった
B あきらめない!急いで引き返して自転車をこぎ始めた
C もう自転車では間に合わない、すぐに高野山にいけるような非常手段を探し始めた
【残り時間 180分】
【残りスタミナ 50】
C
C
後、二時間…新幹線も無理、空港は遠すぎる。
最早、この場から空を飛ぶか魔法でも使わない限り無理だ…
ど う す れ ば い い ん だ ?
そこでふと、あたしは起死回生の作を思い付いた。
A そう、魔法だ!知り合いの魔法使いに頼む※人物指定(魔法使い)
B 確か那須さんの友人のリサさんが垂直離発着可能な飛行機を持っていた。
C 東京には耕一がいたはず。エルクゥの力全開で東海道を駆け抜ける
Aで芹香
ちなみに180分=3時間なんですけど
20分で石川から東京まで……もはや化け物だ。いや実際人間じゃないがw
>>607 急いで書くのはいいが、一応スタミナと残り時間を忘れないようにな。
>>610 それが事実なら、
梓ならチャリで飛ばしても 十 二 分 に 間 に 合 う
のではないのか?
問題はそれに梓が気がつくかどうかだな。
あと選択がそういう風になってくれるかどうか。
そこであたしは思い出したのだった
そう、確か東京で競技会をしたときに会場となった学校に
「オカルト研究会」というクラブがあって
話によるとそこの部長「来栖川芹香」は本当に魔法が使えるということである
魔法が現実に存在するなんてどこまでも胡散臭い話だが
あたしのようなエルクゥがいる以上魔法があってもおかしくない
今からなら高野山は無理でも東京の学校にならたどり着く事はできる
「まだだ、まだ終わらんよ!」
そう呟いたあたしは一縷の望みを託して彼女の学校へ自転車を飛ばした
…30分後
A 無事「来栖川芹香」の学校に到着
B 競技会で一度行ったきりなので見つけられず迷ってしまった
C 学校に到着、しかしどうも制服が違う…寺女かよ!
【残り時間 150分】
【残りスタミナ 40】
B
「確か…この辺だったはずなんだけど」
唸りながら自転車をこぐ。やはり一度来ただけでは道がよくわからない。うろうろしていると、あるものが目に入った。
「あれは…」
そう、競技会で応援していた子達が着ていた制服…間違いない! 来栖川芹香の行っている学校の制服だ。
「ちょっとー!」
道を尋ねるために声をかける。その人物は…
A だるそうなオーラを発する男子学生
B 爽やかな笑みをたたえた男子学生
C 黄色いリボンをした女子学生
D 茶髪の利発そうな女子学生
E 金髪の…外人だろうか? とにかく、制服を着た女子学生
F 長い三つ編にメガネをかけた女子学生
G 特徴の薄いサッカーボールを持った男子学生
616 :
名無しさんだよもん:04/08/04 00:22 ID:dbZsgA+2
っとと。
【残り時間 140分】
【残りスタミナ 40】
です
A
「!」
その制服姿を見つけたとたん壊れるぐらいの勢いで、ペダルを踏み込んだ。
「待でーーーーーーーーーー!」
目の前を歩いていた男子学生が、振り返った。そして、あたしの顔を見たとたんぎょっとした顔を浮かべる。
「なっ…なんだ?」
あたしは自転車を男の前に止めると、目をらんらんと輝かせて叫んだ。
「あんたっ! 来栖川芹香って知らない!?」
目の前の男は、最初は虚を疲れたようだが、間を置いていった。
「…先輩のことか?」
「知ってんのっ!?」
思わず身を乗り出す。
「あっ…あぁ。一応」
相手の男は動揺しているようだ。だが、あたしはそんなことに気がつかない。
「案内しなさい」
「へっ?」
「来栖川芹香のところへ案内しなさい」
「何で俺が…」
えぇい! こんな問答をしている時間も惜しい。あたしは、男の首根っこを掴んで持ち上げた。
「ぐっ…ぐぇ」
男はじたばたともがく。
「あ・ん・な・い・し・な・さ・い。…わかった?」
「わがりまぢだ!」
目に涙を浮かべながら男は頷いた。あたしは、その体勢のまま自転車を漕ぎ出す。男を引き摺ったまま…。
それが、つい10分前までの出来事。あたしは今、オカルト研の部室で来栖川芹香さんにかいつまんで説明している。ちなみにさっきの男こと藤田浩之は、あちこちに出来た擦り傷に絆創膏を張っている。
「……………(わかりました、協力しましょう)」
芹香さんは声が小さく、浩之に通訳してもらって何とか理解できた。芹香さんの協力してくれる内容とは…
619 :
名無しさんだよもん:04/08/04 00:42 ID:dbZsgA+2
【残り時間 125分】
【残りスタミナ 35】
A テレポーテーション。一気に和歌山まで。
B 脚力上昇の魔法を。
C 自転車に飛行の魔法をかけます。
…さっきからageまくってしまってスマソorz
もうちょっと落ち着きます
C飛べ
芹香さんが自転車を魔方陣の上に置き、何やら呪文らしきものを唱えると、自転車に翼が生えた。
おお、何かいかにも飛べるっぽいぞ。
「………………(自転車に飛行の魔法をかけます。 漕げば漕ぐほど速度が比例級数的に上昇
しますが反面、ブレーキにも同等のスタミナを消費しますので注意してください)」
「よし、わかった。 恩に着るよ。 お礼はこれで」
あたしはポケットの中から1枚のチケットを取り出した。鶴来屋グループ旅館共通のペア無料招待券だ。
「よかったら、そこのアンチャンと一緒に来てみなよ」
「……………(ポ)」
「せ、先輩…」
何やらお暑いようだ。まぁ、喜んでくれたようなのでOKだ。
「それじゃ、ありがとな」
あたしは力の限りペダルを漕ぎ続けた。すると翼が羽ばたき、自転車が浮き上がった。おお、イケル!!
「いくぜ、汐! お姉ちゃんがおいしいお弁当を届けてやる!!」
【残り時間 120分】
【残りスタミナ 30】
A ペースを考えて300km/sで
B 急ごう。700km/sで
C マッハでGO!!
D っと、その前に栄養補給
まだ時間あるし、D
っと、その前に栄養補給しなきゃな。スタミナが尽きた途端に落下なんてしたら目も当てられないし。
話を聞く限り、スタミナを際限なく注ぎ込めばかなり速く飛べるようだから。
とは言え、あんまり時間は掛けられな…
と、言う訳であるコンビニへとあたしは寄った。ポケットの中には小銭が少し。あんまり買えないな。
「さて、何を買おうかな?」
A カロリー○イト(ゼリー)(食事速度:最速、スタミナ回復:極小)
B おにぎり(食事速度:速、スタミナ回復:小)
C サンドイッチ(食事速度:並、スタミナ回復:中)
D パスタ(食事速度:遅、スタミナ回復:大)
E 焼肉弁当(食事速度:最遅、スタミナ回復:極大)
おっと、忘れていた
【残り時間 115分】
【残りスタミナ 25】
Dパスタってそんなに回復するもんなのか?
E
愛の力で一気食いしやがれ。
キャラネタに絡め辛いな……Cで!
パスタは消化吸収が早くてエネルギー効率が良く、スポーツ前などに食べるには良いという話を聞いたことがある。
運動するとき炭水化物は非常に重要だからと言ってみるテスト<パスタ
そうなのか、あんまり腹の足しにならないような印象があったのだが。
勉強になった。
>>622 って、AとBは秒速300km…思いっきり間違えていた。危なかったぜ…
逆に脂肪があるのは直前は良くない。
まあそんな時には炭酸抜きコーラにおじやに梅干にバナナが正解だろうけど、まあ戯れ言だ。
>634
あのアンソロか……懐かしいなw
マッハ1000くらい?
スレ違いだがコーラは単糖類だから血糖値が急に下がって良くないらしい。
果糖系がいいらしい。
ずるずるずる。
恥も外聞も無く、コンビニの前の駐車場でスパゲティーをすする一人の少女。そう、柏木梓その人である。
年頃の少女が、何かに追い立てられるようにスパゲティをすする姿は、かなり異様だった。コンビニに入る客も微妙に距離をとっている。
「んぐっ!」
喉につっかえたスパゲティをお茶で流し込む。ちなみに食べているスパゲティはカルボナーラだ。
「ふぅ…」
一気に食べ終わり、ごみをコンビニのごみ箱に突っ込んだ。お茶を一口飲んだ後、残ったお茶を自転車のホルダーに取りつける。
「…直線距離で、大体500キロとして」
自転車にまたがりながら、残り時間を計算する。
「待っててっ! 汐!」
考えがまとまり、自転車を漕ぎ出した。
【残り時間 100分】
【残りスタミナ 75(+50)】
A 時速500キロで
B 時速1000キロで
C マッハだマッハ!
D 危険も伴うから、時間的にはギリギリだけど時速300キロぐらいで
B
「ふぅ…」
瑞穂は、この地での仕事を終え伸びをした。知り合いのツテでとある作家の助手をしているのだが、こうやって二本全国取材に回らせる事が多い。
「疲れた…」
今は、ちょっとした田舎村の役場で色々話を聞いてきたところだ。
「お昼ご飯…どうしようかな」
そう呟きながら、ふと上を見たその時だった。
バサッバサッ
なにやら遠くのほうから妙に大きい羽ばたき音が聞こえる。
「…?」
音のした方を見てみる。そして、その体勢のまま硬直した。
「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
先ほど高速道路を自転車で爆走していた女性が、こんど翼の生えた自転車に乗って空を飛んでいた。
「………」
あいた口がふさがらない。高校時代、常識では考えられない出来事に巻き込まれたが、これはレベルが違う。
「夢…?」
そんなことを呟いたときには、梓の自転車は影も形も見えなくなっていた。
【残り時間 65分】
【残りスタミナ 55)】
A 高野山が見えてきた。無事に和歌山入り
B 鳥取砂丘が見えてきた。……行き過ぎた。
C 熊本城が見える……かなり行き過ぎた。
D あの珊瑚礁は…沖縄? やり過ぎました。
Aで。
少しは学習してほしい処。
「ん……あれだな」
梓の細めた眼に鬱蒼と木々が生い茂る小高い山が一つ見えた。
間違いない、あれが目的地高野山だ。
「よし……ちっとばかし飛ばすかな!」
この翼なら頂上だろうと何だろうと遠いことはない。一気にペダルに力をこめると、ラストスパートで金剛峰寺へと真っ直ぐ向かった。
「……あれ……?」
しかし、山の上空にさしかかると突然あたりを霧に包まれた。
それは山に近づけば近づくほどどんどん濃くなっていき、とうとう1m先も見れないほどになる。
「参ったな……」
そのまま翼を羽ばたかせることしばし。気がつくと、高野山を後ろに見渡していた。どうやら通り過ぎてしまったようだ。
「あれ? っかしいな……。よし、もう一度……!」
再度機首を旋回し、頂上に向かって降下する。
しかしやはり……
「……まただ」
濃い霧に包まれ、気がつくと山を通り過ぎていた。
「……なんか変だな……」
A 引き続き上空からのアタックを繰り返す
B 正規の入山口に近づいてみる
C 山周辺で情報を集めてみる
【残り時間 55分】
【残りスタミナ 45】
無事高野山が見えた、おそらくあの建物が金剛峰寺だろう
残り時間もまだある、今回は余裕を持ってお弁当を渡せそうだ
「汐、お姉ちゃんもうすぐ着くからね」
速度を落とすために思いっきりブレーキをかける
来栖川先輩の言ったとおりかなりスタミナを消費した
「ふぅ、でもこのくらいならまだまだ」
スパゲッティで補給をしたおかげで梓はまだ体力を保てた
「さてと、汐はどこにいるのかな?」
上空から幼稚園児たちの姿を探していたのだが…
A スフィーと一緒に魔法のほうきで飛んでいる結花を見つけた
B 偶然訓練中の自衛隊の戦闘機にロックオンされミサイルを撃たれた
C ブレーキのショックで落下中のお弁当に気づいた
【残り時間 50分】
【残りスタミナ 25)】
こんな時間にケコーンか・・・ある意味凄い
>>642はAで
C!
「くっ、おかしいな……ならもう一度!」
常識を疑う現象に困惑しながらも、再度急降下アタックを仕掛ける梓。
……しかし結果は同じ。やはり山に近づくと濃霧に包まれ、気がつくと山を通り過ぎている。その繰り返しだった。
「なんなんだこれは……くそっ、こうしている間にも時間が……!」
A それでもひたすら突撃!
B 入山口に行ってみよう
C 付近で情報を集めよう
D その時後ろから声を掛けられた
【残り時間 50分】
【残りスタミナ 40】
B
「このままじゃ埒が開かない。とりあえず降りてみないことには話にならないな……」
梓は慎重に自転車を操作すると減速。だいぶ体力を消耗しながらもなんとか地面に降り立つことができた。
「さて、とりあえず入山口に向かってみるか……」
飛んで直接行けば早いのだがいかんせん大騒ぎになりかねない。
近くの駐輪場に自転車を止めると、梓は普通のハイカーを装って、物々しい佇まいの入山口へと向かっていった。
「止まれィ!」
「うわっ!」
入山口……というかまんま関所な建物に近づくと、巨漢の僧兵に止められた。
「汝、何の用があって高野山に参った」
「え、ああ、ええと……その、中にちょっと用事があって……入れてもらえないかなー……と思いまして」
「通行証は持っているか」
「通行証?」
「通行証を持たざる者を通すわけにはいかん。さっさと帰るがいい」
「え?」
A そんなこと言わず、なんとか通してください
B ならば強行突破あるのみ!
C 通行証はどこで手にはいるんですか?
D 降山保育園の園児たちは来てますか?
【残り時間 47:00】
【残りスタミナ 20】
まだ時間が有るのでとりあえず、落ち着いて「D」
「あの……降山保育園の園児たちが来てると思うんですけど……」
「うむ、確かに。今朝方遠足で園児たちが山を登っていったな」
「で、その……その中の一人の子がお弁当を忘れちゃって、届けに来たんですけど……」
「………………」
A 「事情はわかった。しかし帰れ」
B 「事情はわかった。特例で通してやろう」
C 「事情はわかった。我らが届けてやろう」
【残り時間 46:00】
【残りスタミナ 21】
ここはBで
「……事情はわかった。仕方があるまい、特例で通してやろう」
強面の僧兵さんは渋々といった感じながら、門を開いてくれた。
「あ、ありがとうございます!」
「これが仮の通行証だ。……急げよ。女の脚でこの山はキツイぞ」
と言いながらも一枚の札を渡してくれる。顔は怖いが、ひょっとするといい人なのかもしれない。
「大丈夫です! 脚には自信がありますから!」
「そうか……」
あたしは僧兵さんにペコリと頭を下げると全力疾走。残った力を振り絞って一気に高野山を駆け上がっていった。
昼間というのに黄昏時のように鬱蒼と暗い。ひょっとするとこれも不思議な霧と関係があるのだろうか……
などと考えながら走っていたのだが、
A 何事もなく最初の休憩地点までたどり着いた
B 道に迷った
C 途中で倒れている人を発見した
D 「あはははははは! 見つけましたよ梓センパァ〜イ♪」悪魔の声が聞こえてきた。
【残り時間 36:00】
【残りスタミナ 16】
C
「ううう……」
山道を駆け上っている途中、道の脇で人が倒れているのを発見した。
「ん……?」
最初は昼寝でもしているのかと思ったが、近づいて様子を窺ってみると何やら苦しげな様子だ。
どうやら体調に何らかの異変があるらしい。
その人は……
A って結花さんじゃん
B 宮田さん所のあすか
C 着物を着た女の子
D 普通の巡礼者
【残り時間 35:30】
【残りスタミナ 17】
B
宮田さん家のあすかだった。汐の級友だ。
「おい、どうした」
傍らにしゃがみ込み、肩を叩いて呼びかけてみる。
「う……お姉ちゃん……?」
「あたしは柏木梓。汐の姉だ。あすかはどうしたんだ?」
「みんなで山に登ってて……あすかだけはぐれちゃって……ぐるぐる回ってて……転んじゃって……足、いたい……」
「足……?」
試しにクツを脱がせ、足首を確認してみた。……なるほど、紫色に腫れてるな。
最低でも捻挫は確実……骨までも……ひょっとしたら……
「よし安心しろ。あたしが来たからにはもう安心だ」
いくらなんでも結花さんと違い、こんなところに子供を放置するわけにはいかない。あたしはあすかを背負った。
しかし……これからどうする?
A あすかの足の状態がわからない。念のため山を降り、病院に連れて行く。
B 本来の目的も遂行しなければ。山を登り、園児たちのグループと合流する。
【残り時間 35:00】
【残りスタミナ 17】
Bを選んでおく
スタミナが限界近いな。
子供を背負った状態で登りきれるのか。
今あたしと病院へ行っても不安にさせるだけだ。
それに、本来の目的も果たさなきゃならない。
そう考えたあたしは、あすかを背負って山を登ることにした。
「あすか、皆のところに行こう。きっと先生と皆がなんとかしてくれるよ」
「うん……」
「大丈夫、姉ちゃんに任せときな」
「うん……ありがとう……」
まずは安心させて、あたしは山を登りはじめた。
…思ったより辛い。
子供とは言え、人ひとり背負って登山するのはかなりのスタミナを使う。
くそ、このあたしがバテてきている…。
A それでも登り続ける
B ちょっと休憩する
C ん? また道の脇に誰か倒れてる
【残り時間 32:00】
【残りスタミナ 7】
A
ザク、ザク。
落ち葉を踏みしめる音が響く。背中ではあすかが不安げな顔をしている。
あすかから見せてもらった遠足のしおりによると、そろそろ昼食を取る金剛寺に入る時間らしい。それは、山の中腹にあるため先は長かった。
「はぁ…はぁ…」
汗がぽたりぽたりと垂れる。子供とはいえ、十数キロはあるだろう。それを背負って山登りするのはかなりの労力だった。
「お姉ちゃん、大丈夫?」
そんな様子を見かねたのかあすかが背中から声をかけてくる。
「大丈夫。こう見えても体力には自身があるから!」
空元気だった。疲労はもう限界に近い。足がもつれそうになるのを必死でこらえる。
(あすかが居ないことは先生達だって気がついているはずだ…それに合流できれば…)
荒い息を吐きながら、必死で山を上る。すると…
【残り時間 25:00】
【残りスタミナ 4】
A 本山に帰ってきたのか? って言うか実際に居るんだ…。一人の高野聖が声をかけてきた(人物指定)
B あすかを捜していた保母さんと合流できた(人物指定)
C 巡礼者らしい人が声をかけてきた(人物指定)
B 藤林杏
「あすかちゃ〜ん、あすかちゃ〜ん、何処にいるの〜?」
体力の限界が近いあたしの耳に聞き覚えのある声が聞こえてきた
「この声は確か…」
「ふじばやしせんせいだ!」
保母の声を聞いて安心したあすかの顔に笑顔が浮かんだ
そう、この声はあたしも聞き覚えがある
隆山幼稚園で汐の保母をしている藤林先生の声だ
見上げると山を下りながらあすかを探している
「ふじばやしせんせ〜!」
「お〜〜い!」
こちらの声に気づき急いで藤林先生は降りてきた
「あすかちゃん、無事でよかった…あなたは確かしおちゃんのお姉さんの…」
「はい、柏木梓です」
あすかちゃんを藤林先生に預けると、あたしはその場にぺたんと座り込んだ
「ありがとう、あすかちゃんをここまで連れて来てくれて、でもどうしたあなたがここに?」
「……実は汐のお弁当を忘れたので届けに来ました」
「わ、わざわざ隆山から?」
「いえ、正確には陸上部の遠征先から…でも……さすがに疲れた…」
A あたしはお弁当を藤林先生に託し戦士の休息を取った
B ここまで来たんだし藤林先生たちと一緒に汐の所まで歩く事にした
C ふと空を見上げると魔法の箒に載ったスフィーと結花が霧を突破して上空からこちらに降りてきた
【残り時間 10:00】
【残りスタミナ 1】
C
ふと空を見上げるとみなれた顔…つか結花さん!? とピンク色の髪をした女性――同居人の自称魔法使いスフィーが箒に乗って霧を突破して上空からこちらに降りてきた。
でも動きが変だぞ……。
『ちょ…ちょっとスフィー! なんで山に入るだけで魔力をそんなに使ってんのよ!』
『しょーがないでしょ! この山、何かトンでもない結界が張られていて突破するだけで精一杯…何なのよコレぇーーー』
『そりゃ真言密教の総本山なんだから当然でしょうが!』
『にしてもこの結界の厚さは異常すぎるってば。まるで何かを封……あっあれ?』
『スフィー! 体が…』
『うそっ! あたしの魔力が…箒の制御が……』
『下! 下に人がぁああ』
『『おちる〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜』』
げっ…こっちに落ちてきた……。
A 避ける。
B 鬼の力を解放して二人を受け止める。
【残り時間 9:00】
【残りスタミナ 5】
【スフィーのLv 1】
A
急いであすかちゃんを持って空飛ぶ二人から離れる。
その間にも二人はみるみる高度が下がってくる。
と、結花さんが叫ぶ。
『やばいスフィー!このままじゃあの人に直撃する』
『いやーーーーーっ!』
たしかにあの落下コースだと保母さんにクリティカルヒットだ。
そして彼女のほうは混乱しているのか動けないようだ。
どうする……
A 彼女らがうまくやってくれることを期待し、見守る
B 鬼の力を解放して二人を受け止める。
C 鬼の力を解放して保母さんを退避させる。
D 思わずあすかちゃんを投げる
【残り時間 8:53】
【残りスタミナ 3】
【スフィーのLv 1】
無駄な体力を使う必要はない。A
こりゃ死んだな。確実に。
杏なら大丈夫だろう、とか思ってる俺がいる。
結花だってなつみの魔法くらっても生きてたことあったし。
もう体力が殆ど残っていないから、今動いても絶対に助けられない…。
でも、きっとあの人たちなら、なんとかしてくれるはずだ!
あたしは藤林先生と結花さんたちが上手くやってくれることを祈り、見守ることにした。
藤林先生に向かって落下する箒、衝突する直前に何が起こったか――!
A 藤林先生が華麗に避けた! …だけど二人が地面に衝突しちゃった
B 結花さんとスフィーちゃんが神業で藤林先生を回避し、緊急着陸した!
C あれ、軌道変わってないか…? ってうわ、こっちに来る!
D もちろんどうしようもなく、そのまま藤林先生に直撃。現実は非情である。
どんな技を使うのだろうか?なBで
「スフィーちゃん、あなた一人なら着陸できる?」
「え、まぁ残った魔力をありったけ込めれば大丈夫だと思うけど」
「そう、じゃああたしが降りてみるわ」
「ちょ、ちょっと待ってよ、こんな所から落ちたら死んじゃうよ!」
「大丈夫よ」
自身ありげに結花はスフィーに告げると箒から一人飛び降りた
「なっ、何考えてんだ」
「ママ〜〜!!」
藤林先生を避けて落下した結花はそのまま両足をそろえて地面に落ちごろごろと転がった
「結花!大丈夫?」
ゆっくりと降りてきたスフィーと藤林先生が結花に駆け寄る
あの高さでは即死もありえる…運がよくても重傷なのでは?と皆が心配したが
「ふぅ〜〜〜さすがにびびったわね〜」
結花はたいした怪我もせずに立ち上がったのだった
「ママ!?」
「そんな?どうやって」
「いや、一度使ってみようと思ったのよ、五点着地法」
五点着地法
上手く決まればかなりの高さから落下しても衝撃を和らげて無傷で済む落下方法
一説によると窪○が9回から飛び降りて無傷だったのもこの方法のおかげだとかどうとか
A 結花はあたしの元に歩いてきてあすかちゃんにお弁当を渡した
B 先にお弁当を渡されてたまるものか、あたしはあすかちゃんを抱えてダッシュした
C 緊張の糸が切れてしまいあたしはフッと意識が途切れてしまった
【残り時間 800】
【残りスタミナ 3】
【スフィーのLv 1】
c
「ふぅ…っ……」
そんな結花さんの超人的秘技を目の当たりにしたところで、あたしの意識はぷっつりと途切れてしまった。
そりゃもう、張りつめた糸のごとく。
「…………!」
回りの人たちが何か行ってる気もするが、耳に届かない。
そのまま膝からガクリと崩れ、深い眠りに落ちていった。
スタミナ……もう、限界……
「…………ん?」
そしてどれほどの時が経ったのか。
次に目覚めたあたしの目に、最初に飛び込んできたのは
A 病院の天井
B 境内の天井
C バスの天井
D 誰かの背中
【残り時間 ???】
【残りスタミナ 0】
B
「ここは……寺の中?」
木造の屋根が目に入り、起きあがって回りを見渡すとそこは寺の境内のようだった。
「…………?」
イマイチ事情が飲み込めない。確かあたしは、あすかを助けて先生と合流して……
ああ、そうか。精根尽き果てて倒れたわけか。
「ほぅ、目覚めたか」
「ん?」
何やら後ろから声を掛けられた。ゆっくりと振り向いてみると……そこには白い和服を着た女性が。
いや、あたしより年下っぽいから女の子か。
「事情は聞いておるぞ。なんでも妹の弁当一つのために遠路はるばる降山から突っ走ってきたらしいのぅ。
まったく無茶なのか豪なのか……」
なんだか一人でウンウン唸ってしまっている。まあ正確には降山からじゃないのだが、別にいいか。
「あんた……誰だ? ここ、どこだ?」
「おお、忘れていた。余の名は神奈。(母上が)ここで修行をしている。
ここは金剛の寺の中。疲労でブッ倒れたそなたはここに運び込まれ、余が世話していたというわけだ」
「はぁ……そりゃどうも。迷惑かけたな」
「気にするな」
最近女の子に助けられてばっかだな……とか考えたところで、思い出したのは本来の目的。
「あ、そ、そうだ! 弁当! 汐に持ってきたお弁当……」
「案ずるな。すでに渡してある。あの娘、喜んでおったぞ」
「はぁ……そうか。よかった……」
安心したところでドッと疲れが出てきた。眠ったとはいえ、まだあまり体力は回復していないようだ。
「今、園児らは別の場所で昼食中だ。おそらくもうしばらく待てば様子を見に来……」
キュゥゥ〜……
……神奈の台詞を遮って、あたしのお腹が鳴った。
そういえば道中かっ食らったスパゲティ以外何も食べてなかったな。あの分のスタミナは既に使い果たしたし……
「……そなた、腹が空いておるのか」
「あ、あは、あはは、あははははは……ま、まあそんな感じというか何というか……」
さすがにあたしも花も恥じらう乙女。これはちょっと恥ずかしい。
「まあ仕方があるまい。これをくれてやろう」
呆れた様子で神奈が差し出してきたのは……
A まあ寺だし、精進料理。
B ……いいのか? 豪勢な肉料理。
C カップラーメンかよ。
D 14キロの砂糖水。
【残り時間 0:00】
【残りスタミナ 5】
B
Dで「柏木梓復活ッ」を狂ったように連呼する神奈も見たかったw
汐は梓のお弁当を返さなかったのだろうか。
膳に乗っていたのは、なにやら豪勢な肉料理、そしてご飯と味噌汁と漬物だった。
「…寺ってさ、生臭物は禁じているんじゃないの?」
そう呟くと、神奈はケラケラと笑った。
「今時、日常生活まで精進料理を食らっている坊主など殆ど居ないぞ。それに、仏教と言うものは元々食に関する禁忌がそれほど厳しくないからのぅ。…ニラとにんにく意外は」
なにやら、無用の知識まで授けてくれたようだけど、取り合えず食べていいのだったら有り難く頂戴する。
「ほれ」
そう言って、お茶を注いでくれる。それも有り難く頂戴する。味付けは最高で、あっという間に料理を平らげてしまった。
「ふぅ…」
膨れたお腹に満足感を覚えながら、大きく息を吐いた。
「全く。よく食ったの」
「ありがと。助かったよ…」
「いや、礼には及ばぬ。…園児達もそろそろ食事を終えている頃だろう」
どうするかな…?
【残り時間 0:00】
【残りスタミナ 70】
A 汐の様子を見に行ってみよう
B 寺の中をちょっと見てみよう
C そういえば練習を放り出してるんだった。遠征先に戻ろう
D 神奈とちょっと話をしよう
D
【残り時間 0:00】
【残りスタミナ 75】
「くっ!」
スタミナは復活したけど色々と無茶しすぎなほどしてたから少し体が痛んでる。
そう、いろいろと無茶をしていた。
かなりの距離空飛んだり高速で自動車何時の間にか追い抜いたり
ふらふらしているところに結花さん乗せた魔法使いが突っ込んできたり
……これでスタミナだけ復活したらいきなり動けますなんて言うのは流石にありえない。
いつもの無茶しない運動でいつものあたしならともかく今は無理。
というわけで自然と話し相手がそばに居る神奈ってことになる。さて、何を話そうか。
A お互いの日常に関して
B 今までの無茶に関して
C って言うかその羽はなにー!
D 神奈のほうから切り出してきた。
C
何か会話のネタはないか…いや、食事中から気になっていたのだが。
「どうした?」
目の前の神奈背中から羽が生えていた。
「その羽は…リュックサックでも背負ってるのですか?」
「………自前だ」
少し不機嫌な顔をして神奈は答えた。
私もエルクゥだし今日は魔法使いを二人も見たし。
今更翼が生えた少女が高野山にいてもおかしくないのかもしれない。
「そうですか……」
A その時、汐があたしの様子を見に来た
B その時、藤林先生が様子を見に来た
C その時、結花が様子を見に来た
A
A
その時、境内に一人の少女が戸を開けて入ってきた。
「梓おねえちゃ〜ん」
あたしの名前を呼びながらトコトコと駆け寄ってくる。
汐だ。
駆け寄ってきてあたしの胸にダイブした汐の頭をなでる。
「汐、よかった、お弁当食べてくれた?」
「うん、美味しかったよ、梓おねえちゃん」
ああ、やっと会えた、直接お弁当を渡せなかったのは残念だったけど。
こうやって汐が喜んでくれた顔を見れたのだし良しとするか。
「梓おねえちゃん、泣いてるの?」
「これはうれし泣きよ」
あたしはこれからも力になりたいと思う、大好きな汐のために……
A エピローグへ
B 次のミッションへ
B
〜Intermission〜
汐の遠足が無事に終わり、数週間がたったある日。どうも今日は朝から汐の様子が変だった。
朝食中に、
「おねえちゃん、あのね」
「なんだい?お姉ちゃんに何でも言ってごらん」
「ううん、やっぱりなんでもない」
幼稚園で別れるときも、
「あ、そうだ汐、今日の夕飯は何がいい?」
「あ、あのね、うん…なんでもいい」
「そうか?何でも好きなもの言っていいんだぞ?」
「いいの。おねえちゃん、またね」
こんな調子だ。どうもしっくりこない。
でもその原因を家への道中考えたが、思い当たるものはなかった。
しかもあたしは数日後に大会を控えており、学校で授業を受ける頃にはすっかりそのことを忘れていたんだ。
忘れてはならなかったのに。友達の一言がことが無ければお姉ちゃん失格になるところだった。
それは、3時間目の休み時間のこと。
最近占いに凝りだした友達があたしを占うと言ってきた。
最初あたしは遠慮したが、是非というので聞くことにした。
そして出ましたこのワード、
「誕生日は?」
一瞬の間をおいて叫んでしまったよ、
「今日は汐の誕生日じゃないディスかーー!?」
こんな御約束な展開に気づかなかったあたしは自分を呪った。
だが、そんな時間も今はおしい。とりあえず学校の外へ踊り出る。
何とか、何とかして盛大に汐の誕生日を祝わなければなるまい。
さぁ、どうする?
A 豪華なプレゼントを用意する
B 愛の手作りケーキを用意する
C プロをも唸らせる料理を用意する
E ちょっと待て、本当に今日は誕生日か?
A
A
うん、プレゼントを用意しよう。これしかない。
汐もきっと喜んでくれるはずだ。
しかし…予算が少ない。いや、プレゼントは値段じゃない、愛だ。
我が身を削れば金など無くともいいものが手に入るはずだし。
現時刻はジャスト11時。夕食までには用意したい。
よし、行こう。
【Mission V】
〜汐の誕生日プレゼントを用意せよ〜
【残り時間 420分】
【残金 3000円】
【残りスタミナ 80】
さぁ、どうする?
A 備えあれば憂いなし。銀行で貯金を下ろす
B まずは普通にデパートへ
C もちろん伝説のアイテムを探しに行く
D 材料を集め、手作りする
B
最近物語が別方向に進む選択肢がないな
やってきました駅前デパート。
それほど大きくもないとこだがおもちゃ売り場は結構広いし、いいものが手に入るはずだ。
さて汐のプレゼントだが…あの年頃の女の子だしぬいぐるみとかがいいかな。
なまけもの…¥10000
目の錯覚さ、他を見てみよう。
アリクイ…¥30000
ほら、プレゼントは値段じゃないだろ?
もうちょっと予算に納まりそうなやつは…
天使の人形・某の人形…Priceless
意味がわからない。値段がつけられんなら売るなっつーに。
しかし困ったな。もちろん予算内のもあるが、なんと言うかオーラを感じない。
どうするか…
A この中の(1天使の人形 2なまけもの 3アリクイ 4某の人形)に決めた
B 他の物を探す
C 予算内のものに愛をこめてみて、帰宅
D ここは諦めて(1伝説のアイテム 2手作り 3わらしべ長者)に路線変更
【残り時間 390分】
【残金 3000円】
【残りスタミナ 75】
ごめん忘れてた
D3
よし、ここは潔く諦めよう。
なにも安い既製品を買ったり高いものを無理して手に入れたりする必要はないのだから。
と、言ってもどうするか。
まだデパートには子供服やら本やらいくらでもあるが、何か違う気がする。
高かろうが安かろうが簡単に手に入れてしまったものでは駄目なんだ、きっと。
そう、ここはあたしの努力が重要。
すると…これしかない。
わらしべ長者
すなわち、1本の「わら」から次々に色んな物に交換して“富”を得ること。
無論あたしが望むものは富などではなく、“プレゼント”。
今ある何かを次々と別なものに交換していき、汐の好きそうな物を探すんだ。
【残り時間 380分】
【現在のアイテム 3000円】
【残りスタミナ 75】
さて、何を“わら”にする?
A ポケットに入ってたガム
B このデパートで何か買う(予算内で買えそうな物を指定してください)
C もちろんこの肢体
C
それはこの肢体だ
自慢じゃないがあたしのシナリオは他の姉妹と比べて
やれ「エロばかり」だとか「謎解きに終始している」だとか
「和姦がない」だとか言われている(リメイクではあったが)
そして他の姉妹にはない豊満なバストを持っている
つまり…その…援助交際をすればいいのだ
……そこ、エロインとか言わない
運良くデパートまで来ているので客になりそうな人は多い
あたしは通行人の一人に声をかけた…
組み合わせてください
A 高槻
B 国崎往人
C 御堂
D 古河秋生
1 フェラで
2 パイズリで
3 本番で
a 50000円もらった
b 高槻なら媚薬・国崎なら人形・御堂なら銃・秋生ならレインボーパン
c やり逃げされた
【残り時間 320分】
【現在のアイテム 3000円】
【残りスタミナ 73】
A2b
工エエェェ(´д`)ェェエエ工工?
あぶねーーーーーーっ!!
「うおおおぉぉぉ!!俺のチンポが見知らぬ女子高生の胸の谷間で挟まれているじゃないかぁぁぁ!!
見えているか?見知らぬ男のチンポをお前は胸で挟んでいるんだぞ?駄目だぁぁぁ!!
もう止められん!!このままサルのようにお前の胸の谷間で前後運動を続けるしかないぃぃぃ!!
参ったぁぁ!俺は参ったぁぁぁ!!!」
デパートの近くで見つけた「高槻」という男に話を持ちかけて、目立たないようにデパートの女子トイレの一室で
あたしは制服の上とブラを脱ぎ、上半身裸になって高槻のモノに胸で奉仕をしているのだが…
この男、五月蝿い、少しは声を押さえようとしないのか
「もう、声を上げるな!」
「駄目だぁぁぁ!!!俺はもう快楽に従うしかないぃぃぃ!!
見えるか、お前の胸や顔に見知らぬ男の精液がたっぷり浴びせられているぞぉぉぉ!!」
「ひゃぁん」
絶頂に達した高槻のモノから精液が放たれ、あたしの胸や顔を汚した
「うううっ、ベトベトして生臭い…」
「中々よかったぞぉぉぉ!!ほれ、約束の品だ」
トイレットペーパーで精液をふき取るあたしに高槻は小瓶を渡した
「これは?」
「これはなぁ!!俺が発明したどんな女でも発情期のネコのようになる媚薬だぁぁぁ!!!
こんなものを発明できるなんてぇぇ!!やはり俺は天才だぁぁ!!」
まぁこれはこれで需要があるかもしれない
A あたしは媚薬と交換をしてくれる人を探すためにデパートを出た
B コンコン「すみません、まだですか?」外で待っている人がいるみたいだ
C 「中に誰かいるのですか?」ヤバイ、警備員だ
【残り時間 290分】
【現在のアイテム 3000円】
【残りスタミナ 65】
【アイテム 媚薬】
A
あたしは媚薬と物々交換をしてくれる人を探すためにデパートを出た
しかしいくら高性能の媚薬だからといってそうそうほしがる人が現れるだろうか?
「地道に話を持ちかけるしかないわね」
物が物だけに慎重に相手を選んで言葉を選んでみる
………
10分後、この媚薬を欲しいという人物と出会えた
その人物は
A 緒方理奈だ、何でもライバルのアイドルに飲ませてステージで恥をかかせたいらしい
B 森川由綺だ、何でもライバルのアイドルに飲ませてステージで恥をかかせたいらしい
C 七瀬彰だ、何でも片思いの先輩に飲ませてモノにしたいらしい
D 藤井冬弥だ、何でも家庭教師の教え子に飲ませてモノにしたいらしい
【残り時間 280分】
【現在のアイテム 3000円・媚薬】
【残りスタミナ 64】
B
さすがホワルバ勢だw
なぜそこでやよ
「それで、この媚薬の効果はどれくらいで現れるの?」
「えっと、確か飲んでから3〜5分ぐらいで現れるみたいです」
あたしは今この媚薬を欲しいと言ってきた女の人と喫茶店で話をしている
でもこの女の人、どこかで見たことがある…そうだ、アイドルの森川由綺じゃない
普段着だと普通の女の人に見えて気がつかなかった
「このことはお互いに他言無用ね、そのほうがあなたにも都合がいいでしょ?」
「え、ええ」
「ふふふ、これを本番前の理奈ちゃんに飲ませれば
理奈ちゃんがいけないのよ、冬弥君は私のモノなんだから…」
暗い笑みを浮かべる森川由綺、森川由綺ってもっと清楚なイメージがあったけど
彼女にもいろいろ事情があるみたいだ、あたしは芸能界の暗黒面を垣間見てしまった。
「もしよかったら今晩理奈ちゃんが生放送で歌う番組があるから見てね」
早速使う気か
「そうそう、物々交換が条件よね」
森川由綺があたしに渡してくれたものは…
A CD『WHITE ALBAM』森川由綺の直筆サイン入り
B 森川由綺のステージ衣装
C ベヘリット
【残り時間 260分】
【現在のアイテム 2700円・媚薬】
【残りスタミナ 65】
A
「こんなものでよければ」
由綺が渡してくれたのはCD『WHITE ALBAM』森川由綺の直筆サイン入りだった。
人気アイドルの直筆サイン付きCDならば自慢出来るから
そのまま汐にプレゼントしても喜んで貰えるかもしれない。
なんてったってヒット曲『WHITE ALBUM』……ん?
「……あれ?これ、スペルが間違ってない?」
「うん、印刷業者さんのミスだって。
本当は廃棄処分するはずだったんだけど
勿体無いし珍しいから頼んで貰ってきたんだ」
うーん、庶民的というか貧乏性というか。
そういえばあたし2号こと結花の喫茶店でも
昔看板やマッチのスペルが間違ってて大変だったとか言ってたけど
最近の印刷業者は不況で無理してるんだろうなぁ。
ともかく急に普通にいい値段がつきそうなものになってくれた。
これをこのまま汐に渡してもいいかもしれないけど
幼稚園くらいだと同性のアイドルにはまだ興味ないかもしれないし……
A アイドルのサイン入りと言う事で街行くヲタクっぽい人に物々交換を持ちかけてみよう
B 珍しい乱丁CDと言う事でレアアイテムの好きそうな骨董屋に持ち込んでみよう
C 汐に電話してアイドルに興味があるかそれとなく聞き出してみよう
【残り時間 250分】
【現在のアイテム 2700円・CD『WHITE ALBAM』森川由綺の直筆サイン入り】
【残りスタミナ 65】
ごめんなさい、スペル間違えてました_| ̄|○
Aで
しかしそのおかげで一気に価値が上がった罠。
あたしは早速このCDを持って電車に乗り、秋葉原へ向かった。
木を売るなら森の中だ。
…なんか間違ってるような気もするが、まあいい。
ちょうど目の前にいかにもそれっぽい
痩せた眼鏡と太った帽子の二人組が通りかかった。
よし、彼らと交渉してみよう。
「ねえ、こんな物があるんだけど」
「ほう…森川由綺のサイン入りCD、しかも落丁でござるか」
「こ、これはかなりのレア物なんだな」
「実は知り合いから貰ったんだけど、あたしはアイドルに興味ないから
よかったらあげるよ。その代わり、何かこれに匹敵するような価値がある物持ってない?」
「そうでござるな…」
A 交渉成立 (同人誌・フィギュア・ゲームソフトから交換する物を選択)
B 突然スーツを着た変な眼鏡男が割り込んできた)
C CDはいらないからコスプレ写真を撮らせてくれと言ってきた
D 他のオタクもやってきていきなりセリ市開催
【残り時間 230分】
【現在のアイテム 2550円・CD『WHITE ALBAM』森川由綺の直筆サイン入り】
【残りスタミナ 65】
C!ハァハァ
「それならコスプレ写真を撮らせてほしいでござる」
な、なんだってぇっ!?
「ちょっと待てよ!どうして物々交換のはずがそんな話になるのよ?」
「ぼ、僕達は三次元のアイドルはあさひちゃんしか興味ないんだな」
「それよりも貴殿の方に興味があるでござる」
「き、興味って…」
「なかなかの胸の大きさ、スタイルも良い」
「ボ、ボーイッシュなのもポイント高いんだな」
こいつら勝手に人の体品定めしていやがる。
「貴殿はコスプレしたら10年の一人の逸材かもしれぬ」
「だからお願いするんだな」
「無論お礼はするし、衣装もこちらで用意するでござる」
まさか、あたしがコスプレなんてするはめになるとは。
だがもう知らない男にパイズリまでした身、
今更恥も外聞もあるものかー!!
「えーいわかった、コスプレでもなんでもやってやるよ!」
「本当でござるか!?感謝いたす」
「で、あたしはどんな服を着ればいいんだ?」
梓に着せる衣装を決めてください
エロでも萌えでもネタでもなんでも構いません
【残り時間 225分】
【現在のアイテム 2550円・CD『WHITE ALBAM』森川由綺の直筆サイン入り】
【残りスタミナ 65】
虎縞ビキニ
「それじゃあここで着替えるんだな」
あたしはすぐ近くにあったオタク横の家について行きオタク達の隣の部屋で着替え始めた
着替えている部屋の中では衣擦れの音がする
(あたしの体…精液の臭いが残ってないかな?)
先ほどのパイズリで体中を汚した精液、確かにふき取ったはずだが
洗い流したわけではないので微妙に生臭い臭いが残っている気がした
(だ、大丈夫よね、臭いまでかがないと思うし…)
考え直して服を脱ぎ、オタク達に渡された衣装を着ようとする
(やだっ、これって…下着を脱いで着ないといけないじゃない…)
紙袋から出てきたのはきわどい虎縞ビキニ、その高い露出度に恥ずかしさで躊躇してしまう
(でも、もう後には引けない!)
梓は覚悟を決めてブラとショーツも脱ぎ、虎縞ビキニを着けた……
「あの、これでいいですか?」
ためらいながら部屋を出てオタク達の前に出る
「おおっ、これは!」
「予想どうりビューテホーなんだな」
「や、やだっ、そんなにジロジロ見るな!」
もじもじと胸と股間をそれぞれ片手で隠して体を縮めてしまう
「恥ずかしがって隠そうとしてる姿も萌えるんだな、早速一枚撮るんだな」
早速オタク達はシャッターを切り、あたしはフラッシュの光に襲われた
「ほれ、いつまでも隠すなでござる、手をどけるでござる」
オタク横に言われておずおずと手をどけて後ろに回し、直立する
あたしはオタク達のいやらしい視線を体中に浴びていた
胸を隠す布はほとんど乳首ぐらいしか隠せていないし
股間部の方もきわどい角度で食い込みワレメが見えている
下着よりもずっと露出度が高く、ある意味全裸よりも恥ずかしい
(が、我慢よ、汐のためだもの)
半泣きになりそうになる自分を汐のためだと言い聞かせて我慢する
A 「何でござるか、この白い塊は?」ヤバイ、拭き残した精液を見つけられた
B (やだっ、こんなときに…)恥ずかしさと緊張のあまりトイレに行きたくなった
C 「それじゃまずこのポーズをとって欲しいんだな」ポーズを指定してきた(ポーズを指定してください)
【残り時間 205分】
【現在のアイテム 2550円・CD『WHITE ALBAM』森川由綺の直筆サイン入り】
【残りスタミナ 64】
a
「どれ、拙者も一枚その恥らった顔を撮るでござる…ん?なんでござるか
この髪にかかった白いものは?」
顔を撮ろうとしたオタク横はあたしの傍に来てしげしげと頭を見る
「これは…この少し残っている馴染みのある臭い…まさか!精液ではござらんか?」
(やだっ、髪にかかった精液が残ってたの?)
高槻とか言う男から胸や顔にかけられた精液は梓のショートカットも汚していた
体と違って髪にかけられた精液は拭き取りにくく、へばり付いて白く乾燥していたのだ
「ほ、本当なんだな、と、とってもいやらしいんだな」
「この臭い…髪から顔、胸にまで残っているでござる…貴殿、2時間以内に誰かにパイズリをしたでござるな」
「なっ!」
「図星なんだな」
(いやぁぁぁ、恥ずかしいいぃぃぃ)
こんな恥ずかしいコスプレ衣装だけでなく、精液のかかった髪を見られてパイズリまで見透かされるなんて…
A アイテムを追加させるから拙者たちにもパイズリをしないでござるか?
B アイテムを追加させるから白濁液をかけられた姿を撮影させてくれぬか?
C 恥ずかしいはずなのにあたしのアソコが熱くなって潤んできてしまった
【残り時間 200分】
【現在のアイテム 2550円・CD『WHITE ALBAM』森川由綺の直筆サイン入り】
【残りスタミナ 63】
Cでいってみよう
露出度の高い虎縞ビキニを着せられ、髪にかかった精液を見られ、パイズリまで看破された梓
(は、恥ずかしい、恥ずかしいぃ!!)
だが、梓の意思とは裏腹に、健康に発育した肢体は恥ずかしい格好や
オタクたちに浴びせられた言葉・いやらしい視線に反応してしまう
「えっ?」
思わず声を上げてしまう
(嘘、嘘っ)
梓の秘部は疼き始め、潤みを作った愛液は虎縞ビキニにゆっくりと染みを広げていった
「おおっ、貴殿、濡れているではないか」
「シ、シャッターチャンスなんだな、勿体無いんだな」
すかさずオタク達はシャッターを切り、梓の痴態をデジカメのデータに収めてゆく
「や、やめろっ!」
思わず股間を押さえてその場にうずくまる
だが、その時に秘部に手が触れ、さらに梓に快感を与える
「ひぁっ」
「す、すごいんだな、エロエロなんだな」
「思わぬ収穫でござる」
顔を赤く染め、上気させる梓をオタク達は容赦なくデジカメのデータに保存していった
A 「貴殿、そのままオナニーショーを撮影させてござらんか?」
B 「ぼ、僕達にもパイズリをしてほしいんだな」
C 「つ、次は四つんばいになって欲しいんだな」
【残り時間 190分】
【現在のアイテム 2550円・CD『WHITE ALBAM』森川由綺の直筆サイン入り】
【残りスタミナ 61】
c
「ま、まずは四つんばいになるんだな」
「……まだ続けるの?」
「当然でござる、拙者たちはまだ何も指示してないでござる」
ゆっくりと手を床につけ、四つんばいの姿勢になる
ビキニからはちきれそうな豊かな胸が二つ逆さにした釣鐘のようにぶら下がる
「か、形のいい胸なんだな」
「うむ、だらしなく垂れていない所がポイントが高いでござる」
無遠慮な品定めの声が梓の耳にも聞こえてくる
次々にシャッターを切り四つんばいの姿を横から遠慮なく撮影するオタク達
(うっ、まぶしい…)
「今度は後ろから撮るでござる」
「も、もっとお尻を高く上げるんだな」
「少し脚を開くでござる」
オタク達の指示にのろのろと従う梓
オタク達は染み出した愛液でジュグジュグなり、ワレメをくっきりと浮かび上がらせているアソコの部分を凝視する
(そんなにじっと見るな!)
だが、疼きだした梓の肢体は止まってはくれず、更なる愛液を流し続けた
流れ出した愛液は既に濡れきった股布にでは収まらず、ツゥーっと梓の太股を伝って床に落ちる
「おおっ、また愛液が垂れてきてるでござる」
「太股を伝ってるんだな、いやらしいんだな」
さらに多くの回数のシャッターが切られ、何枚もの梓がデジカメに収められる
(〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!)
梓がオタク達の言葉や視線に反応すればするだけ体まで反応してしまう
梓はもうできるだけ反応せずただ早く終わることだけを考えて指示に従う事にした
「片手をアソコに近づけて少しだけ隠すでござる」
「隠れてそうで見えるのがまたそそるんだな」
オタク達のマニアックな注文に、梓は左手を秘部に近づけようとする
「良いでござるぞ梓殿」
「ナイスアングルなんだな」
(…お願い、早く終わってよ…)
A その時、梓の豊かな胸に耐えられなかった布が裂け、梓の胸があらわになった
B 左手が秘部に触れてしまい、耐え切れなくなった梓は布越しに秘部を弄り始めた
C 「今度はM字開脚をするでござる」
【残り時間 180分】
【現在のアイテム 2550円・CD『WHITE ALBAM』森川由綺の直筆サイン入り】
【残りスタミナ 58】
B
股間部を少しだけ隠すための左手、だが、その左手が梓の秘部に触れたとき、梓は耐え切れなかった
(やぁっ、気持ちいいっ、もうだめっ!!)
梓は股布を横に押しやり、露わになった秘部に左手を這わせて、自慰を始めてしまった
押しやった虎縞ビキニの股布の下からはドロドロに濡れきった秘部が現れる
花芯は既に蕩けてバックリと開いており
いまだに愛液を大量に垂れ流し、皮の剥けた豆もビクビクッと勃起していた
左手は勃起した豆を摘み上げ、花芯に指を突きいれて貪欲に梓に快楽を伝える
「あっ、ああっ、あああっっっ!!」
「ひ、ひとりエッチなんだな、すごいんだな」
「拙者、ゲームの中でしかお目にかかったことがないでござるよ」
オタク達は色めきたって梓を凝視し、シャッターを切りまくる
いつの間にか右手も豊胸をおもいっきり揉みしだき、乳首を弄っている
胸の布をずり下げて露わにして乳首を指でこねて、快感を貪る
既に胸の布を押し上げて勃起していた乳首は、さらに硬くなり、感度を強めた
(オタク達に見られてる、だけど、もう止められない!!)
既に胸も秘部も露出して、オタク達の視線を浴びせられ、何枚もの写真を撮られているが
梓はむしろ見せるように自慰に耽ってしまった
「あ、ああっ、だめっ、イくぅ〜〜〜!!!」
オタク達の視線と無数のフラッシュの中、あたしは胸や秘部を弄る事を止められず、絶頂に達してしまった。
「さ、最高だったんだな、またやって欲しいんだな」
「心から礼を言うでござるよ、梓殿」
あたしは撮影会の後、シャワーを貸してもらい体を洗って制服に着替えた
「もう二度とするか!!!」
「残念なんだな」
「それより約束の品でござるな、今用意するでござる」
オタク達が用意したアイテム、それは…
A 汐の好きなアニメ「カードマスターピーチ」の全話収録DVDBOX
B 横山光輝「三国志」全60巻
C 幼児用「カードマスターピーチ」コスプレセット
D ウィンドウズ専用ゲーム「CLANAD」初回版(わざとですw)
E 「リーフファイト」スターターキットvol1〜5合計20箱
F この中からじゃ気に入らん、俺が指定する
残り時間 150分】
【現在のアイテム 2550円・CD『WHITE ALBAM』森川由綺の直筆サイン入り】
【残りスタミナ 50】
A
C
カードマスターピーチ
謎の生き物「へもへも」に脅されて魔法少女となった主人公「モモ」が
世界の平和のために魔法で戦うというアニメなのだが
憧れの先輩の死、親友のちはるちゃんを囮にしての逃亡、改造ちはるとの戦闘という
富○の御大将並みのシュールさを持ち
ラストはアメリカを襲って21世紀の奇跡の力「にゅーくりあぱわー」を手に入れて
「独立戦闘国家魔法少女ピーチ」となり世界を相手に独立国家宣言をして
世界平和を実現させるという
かわぐち○いじ先生の「沈○の艦隊」のようなお話だ、きっと今では放送できないだろう
なぜか汐も大好きなアニメでよく観ていた
結構話数があり(銀○伝ほどではないが)全話収録DVDBOXは確か10万ぐらいするはずだ
「これをくれるの?」
「かまわないでござる、それは観賞用・保存用・予備用の一つでござる」
「いいものが撮れたからそのお礼なんだな」
だいぶ恥ずかしい思いもしたが、これなら汐も喜んでくれるに違いない
A 夕食の準備もある、そろそろ帰ろうか
B 誕生日といえばケーキ、ケーキ屋に寄ろう
C 花でも飾ろうか、花屋に寄ろう
【残り時間 140分】
【現在のアイテム 2550円・CD『WHITE ALBAM』森川由綺の直筆サイン入り・DVDBOX】
【残りスタミナ 50】
A
夕食の準備もあるから家に帰ることにした。
秋葉原から電車に揺られ、駅に着く。
学校を途中で抜けてきたような気もするが今さらなので直帰した。
「時間もかかったし、イヤな目にもあったけど、汐のためならえんやこら、ってな♪」
かなり上機嫌で帰ったあたしに、さらなる試練が降りかかる…
A.まだ汐が帰っていない!?捜しに行くぞ!!
B.夕食の食材が無い!?くそ、どうすればいいんだ!
C.ケーキが無いだって!?汐は楽しみにしてるんだぞ!
D.プレゼントがかぶった!?誰だよ、こんなレアアイテム持ってたの!
E.家に帰ろうとしたところで、近所の住人(達)に捕まった。ゲ、長話で有名な()だ!(3人まで人物指定)
F.結局お前か!立ち塞がるボスキャラかおり。
G.なに、汐は既にこれを持ってるって!?プレゼントを変えなくちゃいけないじゃないか!
H.ということはなく、ちゃんと汐の誕生会を出来そうだ。
【残り時間 110分】
【現在のアイテム 2400円・CD『WHITE ALBAM』森川由綺の直筆サイン入り・「カードマスターピーチ」全話収録DVDBOX】
【残りスタミナ 45】
誕生日といえばケーキだろ
ということでC
B
ケーキが無いだって!? 汐は楽しみにしてるんだぞ!
あの子ってば甘いモノ大好きだからなぁ……ケーキがなかったら物凄い勢いでガッカリしちゃいそうだし。
そんなガッカリモードじゃ、せっかくのプレゼントも喜んでくれないよな。
なんとかしなきゃ、なんとか。
A.よし、近くの評判の洋菓子店に買いに行こう!
B.こうなったら意地だ。今から手作り開始!
C.そこにヒョッコリと○○登場!(千鶴姉、楓、初音から選択)
D.いいや、ケーキは。他のモノで代用しよう。
E.いっそ生クリームとフルーツとあたしの身体で女体盛り! あひゃひゃひゃ!
D
いや、ケーキ以外でも汐の喜んでくれそうな甘いものは何かあるはず
まだ二時間近くある、今から急いで用意しなければ
「待っててね汐、お姉ちゃんが最高の誕生日にしてあげるから」
そう決めてあたしは外に出かけた
A 蹴りの二号の店に行ってホットケーキを焼いてもらおう
B 和菓子屋で大量のだんごを買ってこよう
C ケーキ以外も何かあるはず、維納夜曲に行ってみる
【残り時間 105分】
【現在のアイテム 2400円・CD『WHITE ALBAM』森川由綺の直筆サイン入り・「カードマスターピーチ」全話収録DVDBOX】
【残りスタミナ 45】
A
バースデーケーキの代わりになって、汐が大好きな食べ物……ホットケーキだ!
そしてホットケーキといえばあたし2号こと宮田(旧制江藤)結花の切り盛りする喫茶店
HONEY BEEの名物商品であり、彼女の得意料理。
実際あそこの特製ホットケーキは汐も大好きで、来店した時はよくねだっていた。
オッケー、そうと決まれば善は急げ!今すぐお店にGO!
「結花さんお願い!今すぐホットケーキを作って……」
と言いかけたところで、お店のドアに貼ってある張り紙に目が止まった。
【申し訳ありません。ホットケーキは本日終了しました。 HONEY BEE】
……………………あんですとー!?
「ちょっとどういうことよこれ!」
お店の前でしばらく停止していたあたしは思い出したように猛然と店内にラッシュ、
店の主たる彼女の姿を認めるとそちらへズンズン詰め寄りつつドアの張り紙をズビシと指差す。
あたしの怒り心頭っぷりを見て取った彼女は、頬杖で苦笑しながら
親指だけでテーブル席の方をくい、くいと指差した。
見る。
詰まれたお皿が五万枚。(サバゆーなこのヤロー)
そして、その堆く詰まれたホットケーキ皿の前に
満面の笑みで鎮座しているのは
「ぷはー、お腹いっぱい!相変わらず結花のホットケーキはサイコーだね!」
「がああーーっ!あんたが元凶かこのピンク髪オバQ(今日はLV4)ーーーーっ!!」
制裁だ!怒りが爆発したあたし渾身のネックハンギングツリーを受けよ!
「うりゅりゅりゅりゅぐぎぇぇ〜〜!?ぢぎれりゅまずぃで、ぢぎりぇ〜!!」
「すみません柏木さん…。ちょっと今日は店が忙しくて、スフィーにも
いつもより多めに店の手伝いを頼んだのはいいんですが、こいつときたら
激務の見返りだと調子に乗って……。
明日はちゃんと柏木さんの用意しておきますんで、どうか今日んとこは……」
明日じゃ遅いんです健太郎さん!
あたしは両手の中で顔面紫色と化して仮死状態に陥った制裁対象を放り出すと
宮田夫妻に焦りつつ事情を説明した。
「そうだったんだ…。
実はね、生地だけなら材料はあるの。だけど、うち秘伝の特製メープルシロップが
今日の分は尽きちゃってね……。あれがないと正直、かなり味は落ちちゃうかも……」
申し訳なさそうに結花さんが言う。そう言われると、いっそ普通のシロップで
作ってくださいとは言い難いなあ……。汐も喜ばないだろうし。
「そのメープルシロップって、どうやって作っているんですか?」
「それは…………いくら柏木さんといっても……」
とたんに言いよどみ、口をつぐむ宮田夫妻。
やっぱりそのお店秘伝の味となると、門外不出というものなのだろう。
しかし、そうこうしているうちに時間はどんどん過ぎていく……ええい!
A お願いです!絶対に口外しませんから、あと大抵のことなら言うこと聞きますから
シロップの作り方をご伝授ください!もしくは何とか御都合ください!
B スフィー!あんたのせいなんだし、魔法でなんとかなんないの?
C じゃあホットケーキの他になにか、子供が喜ぶような当店お勧めメニューとかは?
D 仕方ない……今から別の店をあたるか!?
【残り時間 95分】
【現在のアイテム 2400円・CD『WHITE ALBAM』森川由綺の直筆サイン入り・
「カードマスターピーチ」全話収録DVDBOX】
【残りスタミナ 43】
Cで
「じゃあホットケーキの他になにか、子供が喜ぶような当店お勧めメニューとかは? 」
「あるにはあるんだけど……これって結構意見が分かれるわよ?」
あるんだったらそれを……ってなぜそんなに微妙な顔なん宮田夫妻?
「うん……これは微妙だな。気に入る子のほうが多いんだが、嫌がる子は激しく嫌がる」
「うん、あと持ち帰りにはあまり……いや か な り 向かないと思うの」
なるほど少しワケアリですかそうですか。
「でも気に入ればすごく喜ぶと思うわ」
じゃあ聞いて汐に会うかどうか考えてから決めようってええとそこの元凶、
何故あたしの足首つかんで”それだけは止めて”ってオーラ出しながら震えている?
「あうあうあう――あうあうあうあうあうあうあう」
何か言いたそうだけど恐怖で声にすらなっていない。
「あの、なんでスフィーが震えまくってるんですか?」
「あー、スフィーには結構きついからな。」
「あのあっさりそんな風に言ってないでそろそろ教えてくださいそのメニューが何なんだか」
あたし自身もすげえ気になるし。その”好みが分かれる”メニューってのを
A ダンサブルに動く!等身大クマチューアイス
B ペンギン盛り
C 名雪スパ(特大甘口苺スパ青スパ少々付き)
D 顔を描いたケーキ(まじアンキャラから一人以上選択)
E 『おならぷぅ』という名前の普通に美味いパフェ
【残り時間 93分】
【現在のアイテム 2400円・CD『WHITE ALBAM』森川由綺の直筆サイン入り・
「カードマスターピーチ」全話収録DVDBOX】
【残りスタミナ 42】
A
「それはダンサブルに動く等身大クマチューアイスよ」
ダ、ダンサブル?等身大?
「それってアイスクリームが動くって言う事?」
「そうよ、アイスの中に専用の機械を入れて」
「…等身大って言うのはどれくらいの大きさ?」
「『クマチュー』ってキャラクターの大きさで1メートルぐらいかな」
「念のため聞くけどそれって時間と予算は?」
「一日前から予約を受けてたっぷり12時間以上かかるわ、一体10000円ぐらいね」
……12時間……10000円
「……ふ、ふ、ふざけるな!!んなもん今から作れるか!!!」
あたしはあまりにアホな提案に思わず激怒した
「そう?結構いいアイデアだと思ったんだけど」
ああぁ、頭が痛くなってきた
「仕方ないわね、知り合いの店に何とかならないか連絡してみるわ」
どこかの店に電話をする結花
「オッケー、話はついたわ」
A 「百花屋」に行って「ジャンボミックスパフェDX」を受け取って
B 「エコーズ」に行って七瀬彰が作ったシフォンケーキを受け取って
C 「維納夜曲」に行って「ゲバッケネトプフェントルテ」を受け取って
D 「維納夜曲」に行って「トプフェンオーバーストルテ」を受け取って
【残り時間 90分】
【現在のアイテム 2400円・CD『WHITE ALBAM』森川由綺の直筆サイン入り・
「カードマスターピーチ」全話収録DVDBOX】
【残りスタミナ 42】
D
先越された……。Cで。
選択でもかorz
>756
イ`
むしろ氏ね
維納夜曲
ここら辺では評判のケーキ屋だ、何でも店長がヨーロッパで修行をしてきたらしい。
店の前に不思議な張り紙がしてある。
「当店では牛丼を扱っておりません、また、刀剣類を持っての入店はお断りしてます」
こんな店に牛丼を買いに来る客などいるはずがないのに。ましてや刀なんで誰が…。
妙な張り紙に困惑しつつも店の中に入る
「こんにちは、『HONEY BEE』の結花さんに紹介されてきたんですけど」
A 屈強そうな店長が応対してくれた
B やる気のなさそうなバイトの男の子が出てきた
C ツインテールの利発そうな女の子のバイトが出てきた
D 巨乳のお姉さんが出てきた
E 誰も出てこない…ふと調理場を見ると巨乳のお姉さんとバイトの男の子がHをしていた
EEEEEE!
ごめん、忘れてた
【残り時間 80分】
【現在のアイテム 2400円・CD『WHITE ALBAM』森川由綺の直筆サイン入り・
「カードマスターピーチ」全話収録DVDBOX】
【残りスタミナ 40】
E
誰も出てこない
おかしいな、確かに連絡がついているはずなのに
「…もっと激しくしていいのよ、時紀君………」
「……明日菜さんっ、俺……」
あれ?調理室の奥から何か声が聞こえたような…
好奇心で調理室を覗いてみると、バイトの男の子が調理台に座って巨乳のお姉さんと、その…Hをしていた。
「明日菜」と呼ばれた巨乳のお姉さんは制服をはだけさせストッキングを太股まで下ろし
「時紀」と呼ばれた男の子に背を向けてまたがって、秘唇でモノを奥まで咥えている
「明日菜さん、台の上…」
「やだっ、見えてる…時紀君のヘンタイ」
どうやら調理台に二人の痴態が映っているみたいだ
明日菜さんは既に顔や胸に白濁液をあびていて、すごくエッチだ
「ふぅっ…んっ…あっ」
時紀は明日菜さんの巨乳を揉み抱きながら
もう片方の手を明日菜さんのアソコに這わせクリトリスを弄っている
明日菜さんも敏感に感じているみたいで時紀の上で激しく腰を振っているし
「俺っ、もう…」
「はっ……あ、ダメェ……」
時紀は絶頂に達したようで明日菜さんの中に白濁液を注ぎこんでいる
調理台の上は二人の汗や愛液、そして明日菜さんと時紀の結合部からあふれてきた白濁液でドロドロに汚れていた
少しの間、二人とも絶頂の余韻で繋がったまま抱き合っている…
「でも、いいんですか、こんなに早く店閉めちゃって」
「大丈夫よ、もう品物は全部売り切れちゃったんだから」
「あれ?じゃあ店長から言われていたトプフェンオーバーストルテはもう渡したんですか?」
「えっ?時紀君がもう渡したと思ってたけど…」
「いえ、まだ冷蔵庫に入ったままだし…そろそろ取りに来るんじゃないですか?」
もう来てるけど……
「しょうがないか…じゃあこの続きはケーキを渡してからね」
ヤバイ、一旦店を出ないと
あたしはばれないように店を出て、ころあいを見計らって今店に来たように見せかけた
「いらっしゃいませ〜、店長から話は聞いてます」
さっきの「明日菜」さんが応対してくれた
あたしはさっきの痴態を思い出してしまい、顔を赤くしてしまう
トプフェンオーバーストルテ…要するにレアチーズケーキを受け取ると急いで家に帰った
【残り時間 50分】
【現在のアイテム 2400円・CD『WHITE ALBAM』森川由綺の直筆サイン入り・
「カードマスターピーチ」全話収録DVDBOX】
【残りスタミナ 37】
A 家に帰ると皆が夕食の用意をしてくれていた…って千鶴姉が料理を作ってる!
B そういえば夕食を作る時間が…楓が機転を利かせて出前を取ってくれていた
C 夕食の用意が何もできていない、今から急いで作らないと!
A
(((( ;゚Д゚)))ザクグフゲルググ
耐性の無い……付けようの無い汐の御冥福を祈る………エイメン
【残り時間 40分】
【現在のアイテム 2400円・CD『WHITE ALBAM』森川由綺の直筆サイン入り・
「カードマスターピーチ」全話収録DVDBOX・トプフェンオーバーストルテ】
【残りスタミナ 35】
「何、が、起こっているんだ……」
この世には料理を作ろうとして猛毒を自然に作ってしまう”先天的に材料に嫌われる人”がいる。
我が姉である柏木千鶴もそのうちの一人だ。
その姉が、まるで今そこにいるのが当然のように厨房に立っていた。
……って誕生日に汐にバイオハザード洗礼でもするつもりか?千鶴姉絶対家族の意味微妙に間違えているって!
なんだかいやな予感がして周りをよく見ると、
A 既に誰か倒れていた。(人物指定)
B 何、この、材料は?(材料指定。まともでないの推奨)
C 厨房に近づいただけでステータス異常!?(バッドステータス指定)
D 汐が一人何も知らない顔でわくわくしていた。
E どうやらまともな(初音・楓作の)料理もかなり豪勢にあるらしい。
B
謎ジャム
それは ジャムと言うにはあまりにも謎すぎた
大きく 重く そして大雑把すぎた
それはまさに 千鶴姉のための食材だった
……そんなモノローグが頭をよぎった。
蓋を開けて匙ですくっている様子はジャムのようだが
色合いといい匂いといい、それはジャムとはかけ離れている。
そんな大瓶がキッチンの上におかれ、しかもあろう事か
千鶴姉はそれを嬉々として煮物の鍋に入れようとしているんだ!
まさに悪夢のコラボレート!ジェイソンvsフレディ!
【残り時間 39分】
【現在のアイテム 2400円・CD『WHITE ALBAM』森川由綺の直筆サイン入り・
「カードマスターピーチ」全話収録DVDBOX・トプフェンオーバーストルテ】
【残りスタミナ 36】
A ええい、こんな食材使われたら致命的だ!謎ジャムを奪う!
B いや、マイナスとマイナスをかけるとプラスになるかもしれない。静観しよう。
C ちょうどいいところに耕一が来た、上手くおだてて千鶴姉の料理を全部食わせよう。
C
ええと、このビンは……
『水瀬家特製ジャム 企業秘密味』
……これは『台所の完璧主婦』で有名な水瀬秋子が唯一作れる不味い物っていうトンでもな邪夢じゃないか。
ほかの料理ではどんなに失敗しても絶対に美味いのに
なぜかこれだけはどれだけ成功しても破壊力といっていいほどのMA・ZU・SAを誇る
ってこんなのを使って料理を作るのはどうだかと思いますがそこんとこってあれ?裏に何か書いてある。
A 『鶴来屋企業秘密100%』
B 『マイクロソフト10% 来栖川20% 鶴来屋30% その他40%』
C 『汐ちゃん用なのでほかの人は絶対に食べないでください。一滴でも口に入った場合どうなっても知りません』
D 『この邪夢は遺伝子組み替え材料しか使っていません』
E 『これさえ食べれば心は天国!好きなみんなにこっそり一服!』
F 『梓ちゃん、あまり千鶴さんの料理を悪く言うのはよくありませんよ。彼女は彼女なりにがんばっているんです』
【残り時間 39分】
【現在のアイテム 2400円・CD『WHITE ALBAM』森川由綺の直筆サイン入り・
「カードマスターピーチ」全話収録DVDBOX・トプフェンオーバーストルテ】
【残りスタミナ 33】
773 :
772:04/08/07 23:15 ID:EpcnQgkJ
すいません遅れすぎでした。
770>771で続けてください。
E
775 :
772:04/08/07 23:44 ID:EpcnQgkJ
今のルートは
768>769>770>771
で、772は768の後に続くものとして書いたものだったのですが投稿したときに
既に770>771が投稿されていたみたいで……
ですから
>>772は無視して続けてください。
混乱させてしまい申し訳ありませんでした。
776 :
名無しさんだよもん:04/08/08 14:22 ID:5GpNISc4
流れが止まったあげ
777 :
名無しさんだよもん:04/08/08 15:03 ID:2iGEUtCj
にはは。観鈴ちん頭いいからスレあげちゃうよ〜
778 :
名無しさんだよもん:04/08/08 22:51 ID:cGbrafEH
観鈴アーンドage
クソッ、このままじゃあ汐に生物兵器を食わすことになっちまう!
それだけは避けなきゃならん!
「お、梓、久しぶりだな」
おお、ちょうど良いところに耕一がっ!
汐の誕生会だから、来たんだな。
もう、こいつに食わせるしかない!
つっても、耕一も千鶴姉の料理のやばさは知ってるはずだし…。
ここは豚もおだてりゃ木に上る作戦しかない!
「なぁ、耕一…
A.お前って男らしいよな。その男らしさを、アレを食べてアピールしてくれないか?」と千鶴姉の料理をさりげなく指す。
B.お前って最強の鬼だよな、なら恐れるものなんて無いだろ?」と挑発してみる。
C.千鶴姉が料理の修業してな、メチャクチャうまくなったんだ、あれ食ってみろよ」と堂々とさしてみる。
D.ついでに一緒に来た耕一の友達を巻き込む。(人物指定)
E.ついでに柳川叔父さんも巻き込む。
E
A
柳川はもうゲップが出る。
……うわ、ゲップかよ(w
「なあ、耕一。お前ってさ、最強の鬼だろ?なら恐れるものなんかないよなぁ?」
あたしの口をついて出たのはそんな言葉だった。
「これ、食ってくれよ、全部」
「も、もしかして、これは…」
「どうした?最強の鬼がこんな料理如きにビビるのか?」
「最強の鬼、だと?」
耕一を挑発していた時に現れたのは、柳川叔父さんだ。
親族だから、この場に居るのは当然だろう。
「ふん、こんなもの、俺だって食える!」
そういうと、叔父さんは一匙分食べた。
急激に顔が青ざめた。
「くぅ、う、うまいじゃないか…ふふっ、これを克服して、俺は最強の座を手に入れて見せる…」
「耕一、最強の座を譲っていいのか!?」
「わかったよ、ちくしょう、食えばいいんだろ!うおぉぉぉっ!」
耕一は鬼気を発して食い始めた。
叔父さんも同じく鬼気を発して、どんどんと量を減らしてく。
よし、これで千鶴姉の料理は無くせるだろう。
2人とも尊い犠牲だった。
さて、夕飯はどうするか?
A.初音が気を利かせて作ってくれていた。
B.楓が気を利かせて出前をとってくれていた。
C.愛と気合と食材さえあればなんとかなる!今から作る。
D.いっそ外食にして、デザートだけ家で食べる。
E.そこへ、夕飯を作りすぎたおすそ分けを持ってきてくれた人が(人物指定)
前回書き忘れスマソ
【残り時間 37分】
【現在のアイテム 2400円・CD『WHITE ALBAM』森川由綺の直筆サイン入り・
「カードマスターピーチ」全話収録DVDBOX・トプフェンオーバーストルテ】
【残りスタミナ 30】
E、ここでかおりだぁぁ!
ぴんぽ〜ん
おや?こんな時間に来客?誰だろう…
パタパタと玄関に出ると
「こんばんは〜梓先輩」
げ、かおりだ
「こ、こんばんは、どうしたの?こんな時間に?」
「実は、夕食を作りすぎちゃって梓先輩のところにおすそ分けに来たんですよ」
ナイス!たまには役に立つじゃない
「どうぞよかったら食べてください」
そう言ってかおりが出したのは…
A 寸胴いっぱいに満たされたカレー
B 思わず「ダディクール」と言いたくなる量のバーベキュー用の生肉
C 大きなボウルいっぱいのハンバーグの生地
【残り時間 35分】
【現在のアイテム 2400円・CD『WHITE ALBAM』森川由綺の直筆サイン入り・
「カードマスターピーチ」全話収録DVDBOX・トプフェンオーバーストルテ】
【残りスタミナ 32】
B
「生肉」なのに「作りすぎちゃった」のかw
まあ、地球人のバーベキューへの思い入れは凄まじいものがあるからな。
地球侵略中にセックス相手の次郎衛門に、怪我を治したお礼に誘われて、嫌々行ってみたんだが、
まず肉が凄い。キロ単位で塊で買ってくる。手土産に狩ってきた肉をみて「それじゃ足りないよ、
エルクゥ」という顔をする。戦闘民族はいつまでも肉食には慣れないらしい、みたいな。
絶対、その肉4キロより、私が狩ってきた肉500gの方が美味しい。っつうか、それほぼ脂身じゃねえか。
で、次郎衛門が肉を切る。やたら切る。仕官先のデブ領主とそのデブ家臣もこのときばかりは次郎衛門を尊敬。
普段、目もあわせないらしいデブ武士Dがダディクールとか言ってる。郷ひろみか(この時代にはいねぇよ) 畜生、氏ね。
鉄板も凄い、まず汚ねぇ。こげとかこびりついてる。 洗え。洗剤で洗え(この時代にはないか)。つうか買い換えろ。
で、やたら焼く。焼いて家臣一同で食う。良い肉から食う。ゲストとかそんな概念一切ナシ。
ただただ、食う。デブ武士が焼いて、デブ武士が目上の者に取り分ける。私には回ってこない。畜生。
あらかた片付けた後、「どうした食ってないじゃないか?」などと、残った脂身を寄越す。畜生。
で、家臣一同、5キロくらい肉を食った後に、みんなでダイエット日本茶とカロリーカットのどぶろくを飲む。
「今日は僕も飲んじゃう」とかデブ武士Aが言う。おまえ、酒どころか絶対薬やってるだろ?
デブ領主も「ああ、酔っちゃった、おぬし美人だな」とか言う。こっち見んな、殺すぞ。
デブ武士Bが「太っちゃったね」とか言って、デブ武士Cが「カロリーゼロだから大丈夫さ」とか言う。
地球人ジョークの意味がわかんねえ。畜生、何がおかしいんだ、氏ね。
まあ、おまえらエルクゥ、地球人にバーベキュー誘われたら、要注意ってこった。
エディフェルの記憶より抜粋
「こ、この量は……」
「えへへ、ちょっと食べきれないぐらい買っちゃったんですよ」
「そ、そうなの(この量でおすそわけ?あんたの家にはどれだけあるの?)い、いや、ありがたくいただくわ」
「…その代わり、あたしもバーベキューに参加してもいいですか?」
A 仕方ない、参加を許す
B 肉をもらって申し訳ないが丁重に断る
C その時、柳川か耕一が玄関に来た (柳川か耕一を指定)
【残り時間 33分】
【現在のアイテム 2400円・CD『WHITE ALBAM』森川由綺の直筆サイン入り・
「カードマスターピーチ」全話収録DVDBOX・トプフェンオーバーストルテ・生肉】
【残りスタミナ 32】
B
肉を持ってきてくれて申し訳ないけど、汐の誕生日パーティーを邪魔されるのは困る
「いや、ごめんね、今日は汐の誕生日なんでちょっと都合が悪いのよ」
「え〜せっかく来たんですからいいじゃないですか」
やはり食い下がってくるか
「でもね、千鶴姉が料理を作ってるのよ」
千鶴姉の料理は多分耕一や叔父さんが片付けているはずだが嘘も方便だ
「あの料理でパーティーですか…」
さすがに嫌そうな顔をするかおり
「それに、耕一や柳川叔父さんもいるのよ」
耕一や叔父さんがいることを聞くと、かおりは更に露骨に嫌そうな表情をした
「え、それは嫌ですねぇ…その人たちに出てってもらうわけに行きませんか?」
「無茶言うな、従兄弟と叔父さんだぞ」
かおりの男嫌いもあり、時間はかかったが何とか断る事ができた
「仕方ありません、また今度来ます……」
だいぶがっかりしてるな、すまん、かおり
A 台所に戻ると、耕一と柳川叔父さんが倒れていた
B あたしは初音とバーベキューの準備を始めた
C 準備も整い、パーティーが始まった
【残り時間 20分】
【現在のアイテム 2400円・CD『WHITE ALBAM』森川由綺の直筆サイン入り・
「カードマスターピーチ」全話収録DVDBOX・トプフェンオーバーストルテ・生肉】
【残りスタミナ 30】
Cでよろしこ
「お誕生日おめでとう!汐」
バーベキューの用意を済ませ、ようやくパーティーが始まった。
いや、本当に長い一日だった、いろんな事がありすぎだ。
だけどそのおかげで汐に喜んでもらえそうなプレゼントや立派なケーキも
手に入ったし、豪華なバーベキューもできる。
初音も、楓も、千鶴姉も笑顔で汐の誕生日を祝福している。
やっぱり家族っていいなぁ
部屋の隅でダウンしている耕一と叔父さんも含めて…
ジュウゥゥゥゥ〜〜〜
辺りに肉の焼ける香ばしい香りが漂う
「美味しそうに焼けてきたね」
あたしは今日の主役である汐に上等な肉を取り分けていた。
A 「そうだ、今日は緒方理奈の生放送があるんだ」耕一がテレビをつけた
B 「……」楓が一人で大量の肉を貪っている
C 「今日はご苦労様」千鶴姉にねぎらいの言葉をかけられた
【現在のアイテム 2400円・CD『WHITE ALBAM』森川由綺の直筆サイン入り・
「カードマスターピーチ」全話収録DVDBOX・トプフェンオーバーストルテ】
B
B
「……………」
ジュゥ〜〜、ヒョイ、パク、ジュゥ〜、ヒョイ、パクッ
楓が一言も口を利かずものすごい勢いで大量の肉を食べていた。
焼いては食い、食っては焼く、その表情はどこか鬼気迫るものがある。
確かに楓は早食いが特技だけどこれはおかしい。
「どうしたのよ、楓、食べてばかりで……」
「…後で脂身ばっかり食べさせられるのはもう嫌だから」
「……?、楓?」
「………カロリーカットよりもその肉を何とかしなさいよ、畜生」
よく分からないが思う存分食べてもらおう
A 初音の姿が見えない…ふと見ると台所で一人落ち込んでいる
B そういえば森川由綺がテレビを見てと言ってたな、あたしはテレビをつけた
C 千鶴姉が庭に生えていたキノコを焼いている…やめろ〜!
B
そういえば森川由綺が今日の番組を見てと言っていた
あたしはテレビのスイッチを入れ、チャンネルを合わせた
「そういえば、今日は緒方理奈が生放送で歌うんだったよな」
耕一もテレビの前にやってくる
「あんたもアイドルに興味があるんだ」
「まあ健全な大学生だからな、それに緒方理奈って美人だし」
本番前、楽屋
「理奈ちゃん、そろそろ理奈ちゃんの曲だね」
由綺は本番前の理奈に話しかけ、さりげなく例の媚薬入りのお茶を出す
「ありがと、でも由綺がお茶を入れなくてもいいのに」
「いいのよ、私何かしてないと落ち着かなくて」
「ふふふっ、由綺らしいね」
「理奈ちゃ〜ん、そろそろスタンバイしてくださ〜い」
「は〜い、じゃ、言ってくるね」
そういって由綺の用意したお茶をクイッと飲んで楽屋を出て行く
「頑張ってね、理奈ちゃん」
(そう、頑張ってね……)
楽屋を出る前に一瞬見せた暗い笑みに気づくことなく…
「それでは緒方理奈ちゃんに歌ってもらいましょう〜、曲はもちろん『SOUND OF DESTINY』です」
司会の紹介とともに理奈はステージに上がり、いつもどうり歌い始める。
「愛という〜形ないもの、囚われてい〜る〜……」
だが、曲が中盤に差し掛かったところで、理奈の様子がおかしくなってきた。
(やだっ、体が熱い…こんな時にどうして?)
体の奥から火照りだしている、特に胸とアソコがおかしいぐらい疼いてくる
(駄目っ、ちゃんと歌わないと)
今は生本番中だ、途中でミスをする訳にはいかない。
理奈は体の中から湧き上がる甘い疼きを懸命に無視して歌い続ける。
「ララ、、、星が今、、、、、運命を、、描くよ、、、、」
しかし、理奈の懸命の抵抗もむなしく、媚薬は確実にそして急激に理奈の体を蝕み、その効果を発揮しつつあった。
振り付けどうりに動くたびに胸の頂点がアイドルの衣装と擦れ、ピクピクッと膨らみ続ける。
太股が触れ合うたびにアソコが刺激され、甘い疼きを増し、下着が少しずつ濡れ始める
「おい?様子がおかしくないか?」
「ああ、顔が苦しそう…って言うよりなんかエッチな表情だぜ」
観客も理奈の様子がおかしい事に気付き始め、どよめきが起きている
(私が変になってる事に気づき始めてる…早く歌い終わらせなきゃ…)
だが、体を動かして胸やアソコが少しでも服や下着と擦れると、耐えられない快感が理奈を襲う
経験した事のない異常なまでの快感への欲求に、頭の中にいつもの歌い慣れた歌詞が出てこない
たちぼうけで歌を中断し、顔を赤くして上気した理奈を見て、観客のどよめきが更に増す
(今すぐ体を弄りたい…弄らなきゃおかしくなっちゃう…でも…どうしよう)
立ったまま動けなくなり、もじもじと太股をすり合わせてしまう理奈、しかし、
(やだっ、観客がみんな私が濡れてるのを見てる?)
実際には動いているときとは違い、下着はスカートの下に隠れているのだが
そう想像してしまうと。更にアソコは疼きを強め、大量の愛液を吐き出す
そして下着に収まりきらず行き先を失った愛液はスカートを越えて太股を流れ落ちていった
「ひあっ」
ゴトンッ
太股から脚へ愛液が流れる感触に、思わず声を上げてマイクを落としてしまう
(ひ、拾わないと)
おずおずと右手を床に向けるが…手は自然と快楽を求める場所に向かっていった
(嘘っ、どうして?)
理奈の理性を裏切り、右手はスカートをまくり上げて甘い疼きの中心である下着の中に入っていった
「おい、どうなってるんだ!?」
「何かのイベントなのか!」
観客のどよめきが更に大きなものになる
(何をやってるのよ、私は!)
すぐに手を下着から出そうとする、だが、右手は狂ったように理奈の秘部に指を激しく突き入れ
下着に染み込んでいた愛液でグショグショになりながらクリトリスを皮越しに擦ったり、摘み上げ、弄り倒して快感を産み続ける
「あああぁぁぁ!!!」
媚薬によって獣の様に発情し、今までじらされ続けたアソコを直接弄る快感に理奈の頭は真っ白に焼かれる。
いつの間にか左手はアイドルの衣装の上から胸を思い切り揉みしごいていた
形のいい胸が左手の下でグニグニを乱れ続ける
もはやほとんど何も考えられず直立したまま一心不乱に自慰を続ける
大勢の観客の前であり、全国のお茶の間に生放送で流れている…
だが、その事実も理奈を止めることはできず、逆に理奈の性感を高めるだけだった
(こんなに大勢の人に見られてるっ!!テレビにも放送されている!!でも止められないっ!!!)
最後の理性も砕け散り、乱暴に秘部に突き入れられていた指がひときわ奥に入れられる。
その瞬間、理奈は全国の何万とも言える視線の前で絶頂に達してしまった。
「ん、んんっ、んああああぁぁぁ!!!」
潮を吹きながらガクガクと脚を震えさせその場に崩れる理奈
だがまだ体の疼きは止まらず、虚ろな瞳で床に崩れ落ちても胸と秘部を弄り続ける
「お、おい、とにかく理奈ちゃんを戻せ!!」
「早く放送を中断しろ!!」
突然の出来事にあっけに取られてスタッフ達がようやく動きを見せ、強引に理奈を袖に引き戻す
だが、既に観客だけでなく、全国の視聴者が理奈の潮吹きオナニーショーを見てしまった
(ごめんね理奈ちゃん……でも絶対に冬弥君は渡せなかったの……)
楽屋のテレビで一部始終を見た由綺は暗い笑みを親友を心配する顔にして、理奈の元に向かった。
…本当にやったのか
あたしは少し複雑な気持ちになりながら、テレビを消し、従姉妹の前で見入っていた耕一にゲンコツをお見舞いした
A バーベキューも終わり、ケーキカットを始めた
B ケーキカットの前に初音とバーベキューの後始末をした
C 誰もいない舞台袖で由綺は理奈を慰めるふりをしていた(由綺視点へ)
C
…
なんだ!なんで今回の話はこんなにエロいんだ!
ちんこ勃った。
C
そのまま由綺は理奈を慰める振りをして、さらなるリョージョクを……キボン
state
809 :
名無しさんだよもん:04/08/10 19:30 ID:AGbDKzgt
c
未曾有の展開だな
由綺は舞台の近くを歩き回り理奈を探していた
表向きは理奈を心配して慰めの言葉かけるような顔をしているが真意は異なる
(ふふっ、あれだけのことをすれば理奈ちゃんも終わりよね…)
由綺の真意はショックに陥っている理奈に追い討ちをかけることだった
「それにしても、理奈ちゃん何処だろう?」
先ほどからいろいろな場所を見回っているが理奈が見当たらない
さっきの出来事で一時番組は中断されたが、今は何とか再開している
理奈を舞台袖に引っ張ったスタッフにも聞いてみたが、スタッフたちは
その後の狂った番組進行の調整に大忙しでいつの間にか理奈を見なくなったと言う
「この辺りかな…居た」
薄暗がりの下、入り組んでほとんど人が来ないところに隠れるように座り込んでいる理奈を見つけた
「理奈ちゃん?」
由綺は理奈に話しかけた
A 理奈の手首から血が!理奈はリストカットをしていた
B 「……由綺?」泣きはらした理奈がすがる様に由綺を見上げた
C 理奈の隣に人影が…どうして冬弥君がここにいるの?
A定番
段々凄いことに…
いいぞーしねしねー
理奈の手首から血が!理奈はリストカットをしていた
それはさておき
柏木家の食卓にはトプフェンオーバーストルテが並んでいる。
デコレーションケーキではなく普通のケーキなので
ちょっとロウソクを立てられないのが残念だけども
しっとりとした質感の美味しそうな事と言ったら
それを補うほど素敵で、汐の目を輝かせている。
「わぁ……」
「誕生日おめでとう!」
そう言って私が差し出したのは
A 「カードマスターピーチ」全話収録DVDBOX
B CD『WHITE ALBAM』森川由綺の直筆サイン入り
C 2400円
Cは選べんよなあ。
Bで。
理奈ほったらかしかよ!w
「はい、汐、あたしからの誕生日プレゼントよ」
汐にあたしが差し出したのは森川由綺の直筆サイン入りCD「WHITE ALBAM」だ
「うわ〜お姉ちゃんこんな物何処で手に入れたの?」
「へへへ、秘密よ、初音」
まさか媚薬と引き換えとは言えない
レアモノのCDを渡された汐の反応は…
A 喜んでくれた
B よく分からない様子だった
C むしろ耕一が興味津々だった
D むしろ柳川叔父さんが興味津々だった
A
820 :
名無しさんだよもん:04/08/12 09:04 ID:nNoS8vps
夏厨のせいでもうグダグダ
リスカなしか。
「ゆきちゃんだ、ありがとうお姉ちゃん!!」
喜んでくれた、よかった
「森川由綺か、派手さはないけどあの素朴な感じがいいんだよな」
「そうですね、歌も『なかなか会えない二人』が切なくて心に訴えかけてきますよね」
「……天然ボケはポイントが高い」
「曲もそうだけど本人も清純なイメージがあるよね」
「ああ、浮いた話も聞かないしな、でも恋人ぐらいいるんじゃないかな?」
「もしそうだとしたら大変ですね、曲どうり『なかなか会えない』のですから」
「………案外浮気するかも」
「でも、森川由綺って、浮気されても泣きながら相手の人のこと許しちゃいそう…」
「あんな可愛いアイドルの彼氏なんだから浮気なんてするはずないさ、汐ちゃんは由綺ちゃんのこと好きか?」
「うん、ゆきちゃんの歌もゆきちゃんも大好き、大人になったらゆきちゃんみたいになりたいな」
「……あはは、そうだね」
あたしは苦笑いをしながら話を聞き、適当な相づちを打った
悪いがそれだけは全力で阻止しよう
A 他の姉妹もそれぞれのプレゼントを汐にあげた
B プレゼント第二弾「カードマスターピーチ」DVDBOXを渡した
C くだんの由綺は手首から血を流す理奈の前に立ち尽くしていた
D くだんの由綺は一命を取り留めた理奈と病院にいた
B
「そしてもう一つ汐にプレゼントがあるんだ」
あたしはカードマスターピーチのDVDボックスを取り出した。
「あ〜っ!ピーチだぁ〜!!」
「おお!ピーチのDVDじゃないか!それも全話」
…何故か同時に二人が反応した。
「こーいちおにいちゃんもピーチみてたの?」
「ああ、そりゃもう欠かさず…ってなんだその目は!」
「耕一、貴様は大学生にもなって
こんな幼児向けの漫画なぞ見ていたのか!」
柳川叔父さんが呆れている。
「い、いや違うんだ、初音ちゃんが毎週見ていたから一緒に…」
「私そんなアニメ見た事ないよ」
苦し紛れの嘘、失敗。
「私だってこれでももう高校生なんだから
魔法使いとかのアニメはもう見てないよ〜」
そして楓のとどめの一言。
「…ヲタク(ぼそっ)」
「がーーーーーーーんっ!!」
「こーいちおにーちゃんおたく、おたく!」
汐が意味も解らずにオタクと連呼している。
そんなこんなでorz状態の耕一がいきなり話を振ってきた。
「そ、そういやこのDVDボックスいくらしたんだ?」
やばい。話題の的をあたしに摩り替えるつもりなんだろうが
その話は絶対ヤバイ。
「これだけの量のDVD、新品で買ったら10万はするぞ。
中古で買おうにもピーチのボックスは人気で中古には出回らないし…」
「なんでそんな事まで知っているのだ?」
「…やっぱりヲタク(ぼそっ)」
「う、うるさいっ!とにかく梓、こんな金どうやって稼いだんだ?」
やばい、やばすぎる。
そのDVDは文字通り体を張って手にいれた
あたしの恥と痴体の結晶なんだが、
当然馬鹿正直にパイズリや
コスプレオナニーショーで手にいれたなんて言えるはずがない。
ここは嘘を付きごまかすしかないか。それとも…
「ああ、それはね…」
A 懸賞で当たったと言う
B 知人の○○に貰ったと言う(人物指定)
C 半分嘘を付き、半分は本当の事を混ぜる
D 正直に○○にだけバラす(汐以外で人物指定)
D 耕一!修羅場になるか!?
…まじか!せめてBでかおりにしとけよ…。
「梓、まさかお前オタクを襲って無理やりDVDをカツアゲしたんじゃないか?」
「そんな訳してないよ」
「いいか、しかもこのDVDは限定初回版で初回特典もついている。オタクにとっては
そうそう手放せないシロモノだ。もしこれを無くしてしまったらそのオタクは
回線を切って首をつりたくなるぐらいのものなんだ」
「いい加減にしろ!」
やけに熱っぽく語る耕一にゲンコツをお見舞いして廊下に引っ張り出した
「痛て…何するんだよ」
「あんたが無茶苦茶な事を言うからじゃない」
「じゃあどうやってDVDを手に入れたんだ?」
「う…それは………」
……ここは耕一にだけは話しておこう
「じ…実はその…秋葉原でオタク達に……頼まれて……」
「オタク達に頼まれて?」
「……コスプレをして…写真を撮らせてくれって……」
「なっ?」
「それで……お礼に……」
全てではないが嘘はついていない
A 耕一は一応納得してくれた
B 「どんなコスプレをしたんだ?」ヲタクの耕一はコスプレに興味を示した
C 「本当にそれだけか?」耕一は梓に更に聞いてきた
B
「どんなコスプレをしたんだ?」
それを聞かれて動揺してしまった。正直に答えたら…それだけは避けたかった。
「カ…カードマスターピーチだよ!」
とっさに嘘をついてしまった。が、私の辿々しい説明で耕一は納得してくれたようだ。
二人とも誕生日会場に戻るとそこにはとんでもない光景が広がっていた!それは…
a.汐ちゃんが泣いていた
b.千鶴さんが暴れていた…。
c.一名除いて他のみんなが倒れていた(倒れてない人の名前指名)
d.初音ちゃんがヤンキーっぽく変身していた
aでもいっとく?
「うわあああああああん!!」
戻ると汐が泣き叫んでいた。
「おい、どうしたんだ?」
「梓お姉ちゃん、実は…」
A 反転してしまった
B DVDデッキが家に無くてピーチが見られない
C 柳川叔父さんが話しかけてきて怖がった
B
反転って何?
>>834 『痕』のお約束アイテム、「セイカクハンテンタケ」を食べたときに起きる症状だ。
一時的に、本人の性格と正反対の性格になる。
DVDデッキが無い
しまった、迂闊だった。我が家にはまだDVDデッキが無かったのだ
せっかくの大好きなピーチを鑑賞できず汐は声を上げて泣き出しただ
「ごめんな、汐、お姉ちゃんうっかりしていて」
まさかあたしプレゼントが汐を泣かせてしまうなんて…一生の不覚だ
しかし、そこに救いの手が…
A なんと耕一のプレゼントはPS2だった、ピーチを見られた汐は喜んでくれた
B なんと柳川叔父さんのプレゼントはDVDデッキだった、ピーチを見られた汐は喜んでくれた
C なんと千鶴姉のプレゼントはDVDドライブ搭載の最新型パソコンだった、ピーチを見られた汐は喜んでくれた
C
どれも一緒やん…ああ画質音質の違いか。
喜んだあと、誰も操作できずにぬか喜びとかじゃなかろうなw
どの選択肢だったとしても言えることは、皆汐を溺愛してるんだろうなぁ、と。
幼稚園児に送るプレゼントには見えないものばかりだw
くっ、特別ミッションで
今から街へDVD買いに行く話書いたのに出遅れた
『らーめんたんめんたんたんめん、れーめんにゅーめんひやそーめん』
「がんばって〜モモちゃん」
「ああ、ここでもう少しスカートがまくり上がれば」
カードマスターピーチの変身シーンが部屋に流れる
汐(+耕一)がパソコンにかじりついてDVD第一巻から観賞し続けている
「しっかし千鶴姉のプレゼントがパソコンとはねぇ…幼稚園児に分かるのか?」
「これからはITの時代よ、英会話だって幼児教育があるのだから早いうちに学ばせる事は大切よ」
「……でもしばらくは私達が使いそう」
「あたしインターネットでいろんなお料理のレシピが見てみたいな」
「それも大丈夫、今日にあわせてプロバイダ契約も済ませて接続したあるからインターネットも使えるわよ」
「……レアなお笑い番組を○innyで手に入れよう……」
「私はアンダーグラウンドなサイトで闇の豊乳グッズを…ゲフンゲフン」
「俺は18禁女性向けエロゲーを…」
「お、叔父さんやっぱり……」
「まぁこれで我が家でパソコンが楽しめるようになったわけだし」
「汐にも喜んでもらえたし」
「めでたしめでたしですね」
ちなみに後で巨大掲示板『2○ゃんねる』の芸能板を覗いてみると
【オナニショー】緒方理奈スレッド1009【自殺未遂】
【変態アイドル緒方理奈を糾弾せよpart204】
のような緒方理奈関連のスレッドが乱立していた
少し読んでみると、突然生本番中にステージでオナニーショーを見せた後
人気のない舞台袖でリストカットをしている所を森川由綺に発見されたらしい
一命は取り留めたが今後芸能界を完全に引退するということが事務所からの見解だそうだ
スレッドの至る所にオナニーシーンの画像のリンクが張られ
ファンやアンチの無責任な意見・嘲笑・罵倒・同情が書き込まれていた…
書き込みによるとW○nnyにも大量のオナニーシーンの映像が流れているという
ちょっとまずい事しちゃったかな〜と思う、反省
A 次のミッションへ
B 病院の由綺に視点変更
C エピローグへ
A
PC買った初日に2○hを覗くとはw
他人の自殺未遂の原因を作った割には軽すぎるノリだ
今日は日曜日。あたしは汐を連れて近所の公園に来ている。
天気もいいし、汐を外で遊ばせるには絶好の日和だ。
「おーい、あまり遠くに行っちゃだめだぞ汐〜」
汐は向こうで砂遊びしている。
そうだ、何か飲み物を買ってきてあげよう。
あたしはすぐ側の自動販売機でオレンジジュースを買ってきた。
汐から目を放したのは10秒もなかった。
しかし!その10秒で状況は一変していた!!
A 汐がダンプカーに跳ねられてしまう!あぶない!!
B いかにもあぶない変態が汐に迫っている!!
C 汐がいない。どこに消えたんだ?
C
オレンジジュースを買ってきたあたしが辺りを見回しても、汐が見つからない。
「おい、汐、汐〜!?」
汐、一体どこにいったの!?
A.ただトイレに行ってただけみたい、よかった。
B.ま、まさか誘拐!?汐がいくら可愛いからって…。
C.な、なんでこんな普通の砂場に異世界への扉が!?汐、まさか異世界に行ってしまったの!?
B
まさか、誘拐!?
あたしの頭に不吉な文字が浮かぶ。
汐は可愛いし、よく考えれば鶴来屋社長の妹だし、やっぱ可愛いしでそういうことがあるかもしれない…。
くそっ、頼むからこの嫌な予感は外れててくれよ!
A.汐のいた辺りにメモが残されていた。
B.汐のいた辺りに落とされていた携帯電話が鳴った。
C.汐のいた辺りに見たことのない紋様が刻まれていた。
D.「お姉ちゃん、どうしたの?」汐が普通に話しかけてきた。なんだ、取り越し苦労か。
A
先ほどまで汐が遊んでいた場所に、一枚のメモが残されていた。
そのメモにはこう書いてあった。
A ○○に来い(場所指定)
B 梓、覚えているかい?○○だよ(人物指定)
C このメモを見て振り向いた時お前は
D お米券
D
A 夕凪大学
なんとメモかと思い拾った紙きれは
お米券だった。しかも10000円分。
「なんだこりゃ?どういう事だ?」
混乱するあたしにさらなるアクシデントが降りかかる。
A お米券に何か書いてある。そこの米屋に行け?
B いきなり頭上から米俵が落ちてきた!
C 後ろから米屋の店員に声をかけられた。誰だあんた?
D 今度はパン券を拾ってしまった
C
>>854 何 故 ” お な ら ぷ ぅ ” が な い ! !
寒いからだろ
しかしなんでお米券?
汐に関係あるメモを残せよ、と思いつつ、とりあえずそれは拾い上げておく。
汐の姿を見回そうとしたあたしに、後ろから声をかけてきた人物がいた。
米屋の店員を自称する人物。
この人はいなくなった汐について何かしってるのだろうか?
店員は名乗り、とんでもないことを言った。
A.「あたしの名は岩切。お前の妹はあたし達が敵対する組織に間違って誘拐された」
B.「私は江美という。お前の妹は異世界にさらわれた」
C.「オレは折原浩平。そのお米券の使用期限は今日までだ。え、あんたの妹?知ってると思うか?」
D.「オボロだ。あんたの妹は俺の妹の遊び相手になっている。少しの間、預けてくれないか?」
d
オボロと名乗ったなんだか耳の長い米屋の店員は言った。
彼の妹、ユズハは病弱で、しかも盲目のため、外で元気に遊んだり出来ない。
本人もそれは辛いだろうけど、口に出さないでいた。
しかし、汐の遊ぶ声を聞いていた時、突然、彼女は汐と話がしたい、汐と遊びたいと言い出した。
滅多にない妹のお願いに、仕事をほっぽりだして汐を拉致に近い状態で連れて行ったのだという。
「で、このお米券は?」
「あの子の保護者への礼のつもりで持ってきたんだが、落としたらしいな」
とりあえず、誘拐は取り越し苦労だったみたいだ。
「で、汐はそのユズハって子と仲良くしてるのね?」
「ああ、それは確かだ。2人がいるところまで案内した方がいいか?」
「そうしてくれる?もしも嘘だった時は、容赦しないよ」
オボロの案内で、あたしが2人のところに着いたとき、大変なことが!
A.なんと、汐が今度は本当に誘拐されていた。
B.なんと、ユズハが誘拐されていた
C.なんと、2人が誘拐されていた
D.ユズハが高熱を出して倒れていて、汐が泣いていた
C
なんと、2人ともそこにはいなかった。
「おい、ここに汐達がいるはずじゃないのか?」
「おっかしいな、そんなはずは…」
「柏木梓さんとオボロさんですね?」
「うおお!なんだてめえは?」
またもや後ろから声をかけられた。
全身を黒いローブで包み顔もまったく見えない。
あまりにも怪すぎる格好だ。
「汐ちゃんとユズハちゃんは我々が預かりました」
「なんだと!?てめえ!!」
「待ってください。私はただの使いです。
梓さん、オボロさん、あなたにボスからの命令を伝える為に参りました」
ボスだと?どう見てもこいつはただの米屋にしか見えない。
「この命令を聞けない場合、汐ちゃんの命はありません」
「てめえ…本気で言ってるのか?」
「嘘だと思うのなら私を鬼の力でもなんでも出して
殺しても構いませんよ。但し報復は子供達の命で償って頂きます」
!…なんでこいつあたしが鬼だって知ってるんだ…?
まさか、本当に汐を…
「くっ、ユズハの命がかかってるなら仕方ねえ」
「わかったよ。あたし達は何をすればいい?」
「賢明な判断です。では命令を伝えます」
A まずは私に付いてきてください
B ○○(場所選択)に向かってください
C ○○(人物選択)と戦ってください
D ○○(好きな言葉指定)とこの場で大声で叫んでください
E ○○(好きな物体指定)を探し、持ってきてください
E 愛
A
つまんねえ奴
誤爆スマソ
>全身を黒いローブで包み
>どう見てもこいつはただの米屋にしか見えない
???さては
>>858の後書く予定だった話を
先に書かれてしまったけど
>>864でまた誘拐話になったから
慌てて付け足して改変したな?
うたわれ世界の米屋は黒ローブなんだよ。
「『愛』を探して、持ってきてください」
「…………」
「…………」
『は?』
あたしとオボロの声が、綺麗にかぶった。
いや、声と呼べるかは微妙だけどさ。
「持ってくる場所と時間は……」
「ちょ、ちょ、ちょっと待った!!」
オボロが黒ローブの声を遮って静止の声を上げる。
あたしも色々と突っ込みたい。こんな理由の為に汐がさらわれたなんて嫌だし。
……既にさらわれたけど。
「何か探すのはいいとして、愛って何処で探すんだ!?」
「そもそもどうやって愛を持っていくんだ!?」
あたしとオボロ二人の質問に、黒ローブは簡潔に答えた。
「私はボスに言われただけですので、詳しい事は知りません」
出たよ、下っ端の常套句。
ボスもちょっとは詳しく言ってあげればいいのに。話のわからないヤツだ。
「…それで、『愛』を持ってくる場所と時間ですが…」
……本当に探さなきゃダメか。
「(時間)後に(場所)まで持ってきてください」
時間と場所を指定してください。
運命の時
風の辿り着く場所
「『運命の時』の後に『風のたどり着く場所』まで持ってきてください」
「…………………」
あ〜〜やめやめ、あほらしい
こいつもこいつのボスも明らかに頭がおかしい
本気で取引をするつもりなら持ってくるものも時間も場所も具体的なものを提示してくるはず
持ってくるものといい時間と場所の指定といいまともな取引を持ちかけるつもりなどないらしい
「あのさぁ、申し訳ないんだけどあんたにはもう少し付き合ってもらわないと駄目みたい」
「は?」
「えっ?」
オボロだけでなく黒ローブの男まで驚いてる
「……汐の命はいいのですか?」
「どのみち『愛』を『運命の時』の後に『風のたどり着く場所』に持って来れなきゃ
汐を殺すんでしょ、そんな条件満たせる訳ないじゃない。
どっちにしたって汐の身が危ないのなら
あんたから直接いろいろと聞き出したほうが確実よ」
そう言うとあたしは鬼の力を解放して問答無用で黒ローブの男にボディーブローをかました
「ガフッ?!!!」
気絶してその場に崩れた黒ローブの男を担ぎ上げる
「さてと……あんたも来る?」
「あ、ああ」
黒ローブの男を担ぎ上げたあたしとオボロは
A 誘拐事件みたいだし、柳川叔父のいる警察署へ行く
B 家に戻って千鶴姉たちと相談する
うーん、B
あたしはオボロと一緒に黒ローブの男を担いで家に帰った
「ただいま〜」
「お帰りなさ〜い………大きなおでん種ですね」
「千鶴姉、そういうネタはやめとこうよ」
「…それで、その肩の人は何?まさか、あんた誘拐してきたんじゃ……」
「まぁそうなんだけど、誘拐してきたのはこいつらが先だし」
「?よく解らないわ、ところでそちらの人は?」
「オボロといいます、俺の妹も誘拐されちゃって……」
「とにかく話を聞きましょう」
あたしは千鶴姉や妹達を集めて事情を説明した。
「ゆ、誘拐?汐ちゃんが?!」
「……許せない」
「とりあえずこの黒ローブが起きるのを待ちましょう」
「う〜ん、はっ!ここは……」
「目を覚ましたみたいだよ、お姉ちゃん」
「ようやく目を覚ましましたか」
あたしたちは身動き取れないように縛り付けた黒ローブの男を見下ろした
芋虫みたいにもがいているが引田天○でも脱出不可能なぐらいに縛ってある
「くっ、汐やユズハの命が……」
「さっき言ったでしょ、あんな命令聞けるわけが無いって」
「あなたにはいろいろと聴きたいことがあります、話してもらえますか?」
「………」
素直に喋るつもりは無いか…じゃあ無理矢理にでも話したくなるようにしないと
A イタリアのギャング「パッショーネ」みたいに釣り針と虫眼鏡を使ってみる
B なんと柳川叔父さんが偶然忘れていった自白剤がある、使ってみよう
C そういえば千鶴姉の料理が鍋にあったよな、折角だから試食してもらおう
B
C
いつの間にか黒ローブが「男」に限定されているな。
うむ。とても残念だ。
黒ローブの正体の任意選択肢が出たら、絶対にあのキャラにしようと思ってたのに。
あ〜ごめん、俺のせいだ、読み返したけど『男』とは言ってなかったよ…orz
もしも女にしたかったら
「ローブを剥がし、顔を確かめると男だと思っていたらなんと女性が現れた」
とか何とか入れてください
本当に申し訳ありません
いざとなったらこれを使おう。
梓「黒ローブっ!? お前!?」
._____ …...
..… ノ::::::::`-、--、_ …
… -=ニ";;;;;;;;;;:::::::::::"''-;;=_ …
`----'"::::::::::::: '';;;;;;;;;___,---、 … .
: 二三彡:::::::::::::::::::::/ Y⌒ヽ
: く::::::::::::::_,,-、 ./ .| 、ヽ
,--/⌒〉:::::::::::i ,-∠i ./ / 、 i | :
: ! ,-'"/::/:::::::|j/ | || /i | //!~ i |/
… i ノ/i::::::ノi ι !ヾ| //|λ(:::|i | }| :
: ,―''" ̄"'-,_((__ノ|:::{| ヽ, ヽ!|l _i ヾ;;/} ノリi| :
ノ _ :::: |, ヾ、 〉、_ -ァ'川〈У〉 :
./ ヾ|,--.ヽ::::(( /川川",_ ● :
.{_ ヾ ::::ヽ:::::;;;/` ヽ 川): 女だったのか!!!
: ヽ 二-ー、 {::==} -、_:::::::,,- |/ .|__ :
:⊂i '-、::ヽ、. Y." Y ,-=-;;;>:
: (/i ___,,,,,,/"--、ニi------y (ゝ:
: ~! ( ) .`V=,,---'、 /ヽ:
: ノ ヽ .| Y }、_//:
:ヽ i !-、_ ヽ ./ 〉:
「そういや柳川さんには連絡しないの?」
叔父さんは日曜でも勤務中だ。
「まだ叔父さんには言わないほうがいいな。
汐達がいないのは事実だし万に一つでもこいつの言ってる事がマジだったら、
警察ざたにしたら汐の命が危ない」
「しかもこいつ愛を持ってこいだの
風の辿り着く場所に行けだの、訳わかんねー事しか言わないんだ」
「…電波系?」
「とにかく何でもいいからこの人から聞き出さないと」
「そうだ、いい物があるわ」
そう言って千鶴姉は戸棚から注射を取り出した。
「それはなんだ?」
「この前柳川さんが来た時に忘れていった
自白剤らしいの。なんでも口の固い組織犯罪者でも
これを打つとあっさり自白するらしいわ」
「そんな危ない物勝手に使っていいの?」
「…汐の命がかかってる、仕方ない」
「よし、早速打つぞ!」
「や、やめろ!ボスにこの事が知れたら」
「こら暴れるな!千鶴姉は足を抑えててくれ」
そして何とか手首を押さえつけて自白剤を注射する事に成功した。
「よし、まずは汐とユズハの居場所だ。どこにいる?」
「グ…ググ…」
「まだ堪えてやがるのか。吐け!吐いて楽になっちまえ!!」
「オボロさんドラマの刑事みたい」
「ううぐぐ…汐は…」
「汐は?どこだ!?」
そこまで聞いた時だった。
A その瞬間、縄を引きちぎり襲いかかってきた
B 梓が興奮して覆面を剥いでしまった。その素顔は…(人物指定・女性でも構いません)
C そいつに手を出すな!! 柳川叔父さんが汗だくで駆け付けてきた
D 空間が突然歪み始めた。
E 本当にゲロ吐きやがった!汚ねぇ〜
885 :
名無しさんだよもん:04/08/13 15:29 ID:/4QewiWo
E
くっ、まだ黒ローブの正体は解らないのか!w
「ヴォボゲエェーーーッ!!」
ビチャビチャビチャ。
「うげっぐあああああ!」
何と黒ローブが本当にゲロを吐きだした!
掴みかかっていたオボロは顔面からもろにゲロを浴びてぐちゃぐちゃだあ!!
「こいつはくせえーーッ!ゲロの匂いがプンプンするぜえ!!」
「ゲロよ」
「ゲロですけど」
「…ゲロだし」
三人ハモリ、成功。初音だけ恥ずかしくて言えなかったらしい。
「ウゲエーげぼっぶぽっアガオガオゲゲーッ!!」
黒ローブはまだ吐いている。まるで漫☆画太郎のゲロシーンのようだ。
畜生、掃除する方の身になってみろってんだ。
「人の面にぶちまけといて…
いつまで吐いてんだこのゲロ野郎ーッ!!」
ブチギレたオボロが黒ローブに再度掴みかかった。
「まて!オボロ、何か変だ」
A ゲロの量が多すぎる。人間に吐ける胃液の量じゃない
B 吐き散らしたゲロが動き始めた。
C オボロが覆面を剥いだ(キャラ指定・女性も可)
D ○○も貰いゲロした(梓、千鶴、楓、初音、オボロから指定・複数も全員も可)
A
未曾有の展開だな。
>>889 だがそれが………いやまて。
こうなると迂闊に黒ローブの正体を選択はできんな……。
胃液の量が人間が出せる量じゃない、こいつは何者なんだ?
「迂闊に手を出すと危険かもしれない、こいつはただの人間じゃない」
「人間じゃない?じゃあ一体何者なんだ?」
「分からない、本人に聞いてみるしかない…」
ようやくゲロを吐き終えた黒ローブに問い詰める
「おい、お前は何者なんだ」
「う…私は……」
自白剤の効果で話された衝撃の真実は…
A 「お前たちだけがエルクゥではない、私もエルクゥだ」
B 「お前たちの言葉で言う『翼人』だ」
C 「ある科学者によって改造された改造人間だ」
C
「……ある科学者によって改造された改造人間だ」
改造人間って、ライダーとかに出てくるあれか
そんな危ない奴に汐が誘拐されるなんて…大丈夫だろうか
あたしは怒りと不安を抑えながら尋問を続けた
A 「あんたは何者なの?」ローブを剥ぎながら聞いた(人物指定、女性も可)
B 「その科学者って何者なの?」(科学者っぽい人物を指定)
C 「汐の居場所を教えなさい」
D 「改造人間って、どんな風に改造されたの?」
やっときたぜ!
Aで美汐!!
これで今までと同じように美汐もろくな扱いにされてしまうのか…
880が黒ローブの中の人に
したかったのはおばさんだったのか…
正直怪しい黒ローブという外見と
おばさんの共通点がわからん、何故おばさんなのか
漏れはうたわれかフィルスのキャラだろうと安直に思ってた
>>896 ろくな扱いをされないならともかく、ろくな扱いにされるのならいいのでは
無理やりエロ展開に巻き込まれなきゃどうでもいいや
「一体あんたは何者なんだ?」
黒ローブを剥ぎ取り、その下の顔を確かめる
てっきり男だと思ったローブの下からは予想外に少女の顔が現れた
多分あたしより一つか二つぐらい年下なのだが…おばさんくさい顔だ、胸も小さい
「わ…私の名前は…あ……天野……美汐……」
「そのおばさんくさい顔は改造手術の副作用?」
「元々です……」
どうしてこんな少女が改造人間になったのだろう
A 改造人間になった理由を聞いてみる
B 何故エルクゥのことを知っているか聞いてみる
C 改造した科学者が何者か聞いてみる
A。
柳川は仮面ライダーG3w
落ち着けあたし。今はとりあえず情報入手が先決だ。
汐の命が一番大事だ。落ち着け、落ち着けあたし。
「どうして改造人間なんかになっちまったんだい?」
静かに抑えた口調で尋ねるあたしに、美汐と名乗った子は答えた。
A 真琴を人質に取られて仕方なく
B サブキャラ格からヒロイン格に格上げしてあげよう、と言われて仕方なく
C 開運!黄色い蛇革財布(今ならダイナミックキャンペーンでもう1つおつけします)につられて仕方なく
D 「改造人間になれば胸が大きくなりますよ」と言われて仕方なく
E 組織の首領に頼まれて仕方なく
d
「改造人間になれば、胸が大きくなるといわれて…仕方なく」
「いや、それは仕方なくなのか?」
話のばかばかしさがどんどん膨らんでる気がするのはあたしの気のせいか?
「で、結果は?」
「見ての通りです」
いや、成果があるのかないのか、どっちの意味でとっていいかわからないし。
ていうか、そもそも千鶴姉、なんでそんなことを聞く?
「なるほど…。で、あなたにそんな魅力的なことを申し込んできたのは誰です?」
「首領の名前は…
A.ルミラ様です。
B.石原麗子様です。
C.深山雪見様です。
D.日吉かおり様です。
E.A〜Dじゃ納得いかん、俺が指定する!(A〜D以外で人物指定)
E 高槻
d
「私たちの首領の名前は、高槻様です」
「高槻だって!?」
「梓、知っているの?」
「あ、ああ、ちょっとね…」
媚薬をよこしたあの男が、汐を攫った組織の首領!?
なら、あの時の忌まわしい記憶を消すためにも、汐を助け出して、あの男を…!
【MissionW 高槻たちに誘拐された汐とユズハを救出せよ!】
A.まだ美汐から情報を聞き出す。
B.さっそく『愛』を捜しに行く。
C.まず『風のたどり着く場所』を見つけておく。
D.『運命の時』がいつかを調べる。
E.高槻本人を捜す。
F.改造人間に対抗すべく、戦力を整えておく。
【残り時間 不明(『運命の時』)】
【スタミナ 100】
【所持品 オレンジジュース・お米券】
E
高槻本人を探そう、それが一番手っ取り早い
「あたし、探しに行く!」
そのまま靴を履いて外に出ようと思ったが……
「何処に行けばいいんだ?」
全く情報がない、これでは動けない
A 美汐から聞き出してみる
B 先日購入したパソコンで情報を集めてみる
C 汐もあたし達の一族、楓にテレパシーで探ってもらう
Cにしてみる
「楓、テレパシーで居場所を探ってくれ!」
「はい」
ピピッ…
ピッ…
「わかりました。居場所は…」
A バンコク
B ロンドン
C ニューヨーク
D 魔城ガッデム
D
デストローイ
なんか流れが止まってると思ったら……魔城ガッデムってジャンプのアレだよな?
責任とって選んだ915が書いてみろ、といいたくなってきた。
てーか葉鍵にかすりもしない選択肢を書いた914もどうかと
A:リコール。
>>912の選択に従った、
>>913の代作を投下する。
B:リコール。
>>913の選択肢から選び直す。
C:まだ24時間も経ってないだろがヴォケ!職人さんを期待して待て!
c
「汐の居場所は、…魔城ガッデム」
魔城!?なんかすごい響きだけど、一体それってどこだよ!?
「お待ちを。いくらなんでもそれはないでしょう。
ガッデムといえば、往年の名作『SWORD BRAEKER』に出てくる城。
それが実在すると本気でお思いですか?」
「…美汐さん、随分詳しいんですね」
「友達の影響です」
「けど、確かに汐との精神リンクで見えた光景には魔城ガッデムと!」
楓は自分の能力に自信を持っているのか、引こうとしない。
と、そこでずっと黙っていた初音が一言。
「あの、楓お姉ちゃん。もしかして、汐ちゃんが今ソレを読んでるのを感じ取ったんじゃあ?」
「…ノーコメントです」
「ユズハの命もかかってるんだぞ、ややこしい事を言うな!」
あ〜、こりゃアテにならないかもなぁ…。
A.とその時、新たな黒づくめの改造人間が!
B.とその時、何故かユズハが1人で戻ってきた!
C.とその時、汐たちの居場所を知る人物が現れた!
D.とその時、高槻の居場所を知るという人物が現れた!
E.とその時、魔城ガッデスが島神県上空に突然現れたというニュースが!
E 探しているのは魔城ガッデムだが
あ、すんません、ガッデムの間違いです。
つっこまずに魔城ガッデスという
全然関係な城出しても良かったのに