952 :
久瀬:2005/10/27(木) 02:16:48 ID:PFA9DD8q0
野球というスポーツならば、任せてくれたまえ。
>>947 バウンド後のスピードアップが理由であるならば、
バウンドはホームからの距離が遠いほうが有利とも言える。
ホームの少し手前では、加速の恩恵が得られないのではないかな?
また、通常オーバースローで投げた時にかかる回転は、バック(スライス)スピンだ。
>>951 「初速が違う」と考えるのが正しいと推測する。
ボールを投げる際、低い方に投げるほうが、
ボールから手が離れるのが遅い。
つまり手から運動エネルギーを得ている時間が長く、初速を稼げる。
少し手前が良いのは、バウンドでの減速とのバランスであろう。
大見得をきってみたが、正しいかどうかまでは保証しない。
いかなる損害を被っても、生徒会としては関与しないから、そのつもりで。
>>950 同じことを思った。
ことみ先生でもミスをするのだな。
954 :
名無しさんだよもん:2005/10/27(木) 16:32:51 ID:2MVAx0He0
DHAとかイチョウ葉とかホスファチジルセリンとかが「ブレインフード」として喧伝されていますが、
こういうものって、本当に効果あるのでしょうか。
>>950>>953 ことみ「
>>950ちゃんと
>>953ちゃんは、とってもとっても高次の論理的思考を行っているの。そうしたレベルに合わせるなら、たぶん次のような感じに説明すれば納得してもらえると思うの」
ことみ「2次元の球面である地球上の1点の位置を指すには、北緯35度東経135度などというふうに、2つの値(座標変数)の組を使うことが必要なの」
ことみ「座標の基準をどうやって決めるかは、元来ただの約束事なの。経緯線の代わりに地球中心を原点とする直交座標系で地球上の位置を指定することだって、論理的には充分可能なの」
ことみ「『東極と西極が存在しないのは、それらの存在を仮定していないからだ。定義の問題にすぎない』という答えは、たしかに理にかなってはいるの」
ことみ「でも、さらに考えを進めて、『東極と西極は存在しない』という約束事が通用しているのはなぜなのか――と問うなら、別の答えが可能なの」
ことみ「そもそも座標というものの役目は、地球上の1地点という物理的位置を、2変数の組1つという数学的実体に対応させることなの。一対一対応というやつなの」
ことみ「変数の組1つが複数の地点に対応してしまったら、それはとっても不便な座標なの。『北緯35度東経135度』と言ったとき、それは日本標準時子午線表示柱の位置を指しているべきで、それ以外の意味をもってはいけないの」
ことみ「北極と南極を想定し、東極と西極を想定しないという経緯線の決め方(要するにふつうの球座標なの)は、物理的位置と座標変数の組との一対一対応を保証するように工夫されたものなの」
ことみ「仮に、地軸に直交する直線上に『東極』と『西極』という定点を想定するとして、東経と西経の代わりに『東緯』『西緯』という角度変数で地球上の位置を指定すると考えてみるの」
ことみ「地球儀でおなじみのように、緯線は両極点を中心とした球面上の同心円として描かれるの。いま『北緯○○度東緯○○度の位置』と言ったとき、それは、『北極を中心とする円と東極を中心とする円との交点』を意味するの」
ことみ「ところが、中心の異なる2円は一般に2点で交わるの。すなわち、座標変数の組1つに、地球上の2つの位置が対応してしまうことになるの」
ことみ「そして、これこそ『東極と西極は存在しない』という約束事が通用している理由なの。ふつうの球座標という、一対一対応を保証する座標の決め方があるときに、わざわざそうでないものを用いる理由はないというわけなの」
ことみ「おそらく上のような感じのが、数学的にはよりましな説明なの」
ことみ「でも、もし
>>940ちゃんのように小学生から『なぜ東極と西極はないのか』と聞かれたとしたら、私なら地球儀を持ってきて指でたどらせながら
>>946のように説明するの」
ことみ「私には上のような話を小学生に納得させられる自信はないの。一対一対応が云々という議論は、せいぜい数学好きの中高生くらいが相手でないとできないと思うの」
ことみ「話はそれるけど、例えば円をどうやって小学生に教えるかに似ているの」
ことみ「円は小学校でも習うけれど、小学生には円は『お盆やお皿やタイヤみたいな形を円といいますよ』と理解させれば十分だと思うの。高校のように『円とは定点から等距離にある点の集合である』と教えてもしょうがないと思うの」
ことみ「子供の脳は大人と同じではないの。できるだけ具体的な物体を使った演示で、必ずしも理詰めではなく体感的に納得してもらうのが小学校あたりでは重要だと思うの。理屈は後からついてくると思うの」
>>952 ことみ「ご指摘ありがとうございますなの。考え直してみると、どうやら
>>947の説はまったくの誤りなの」
ことみ「
>>945ちゃん、ごめんなさいなの。野球はとってもとっても奥が深いの。とりあえずアデア『ベースボールの物理学』(紀伊國屋書店)を買って出直してみるの」
ことみちゃん乙
しかし、手っ取り早く「太陽が昇る方向が東」という古典的かつ単純な定義を持ち出せば
この問題は終わりのような気が。
相手は小学生だし、正確な説明よりは直感的にストンと落ちるのがよろしいかと。
>>957 ことみ「ごめんなさいなの」
ことみ「『北極や南極はあるのに、なぜ西極や東極はないのか』という
>>940ちゃんの生徒さんの最初の疑問に対して、『太陽が昇る方角が東だから』という答えでは、もし私が生徒だとしたら直観的には理解できないの」
ことみ「もう少し説明をお願いしたいところなの」
精液ってなんであんなに不味いんだ?
もっと旨けりゃいいのに。
>>955 いや、高次な理論がどうこうではなくて何故という疑問に対して解答をせずに
誤魔化してただ事実として強制的に納得させるという方向性が疑問なんだが。
小学生といっても高学年ならそれに気付いてもおかしくはない。
>960
なにいってんのかよくわかんない
962 :
久瀬:2005/10/27(木) 23:28:40 ID:aj3tJqsm0
>>959 そりゃ旦那。
旨かったら下の口で飲んで貰えませんぜ。
名前欄は見なかった事にしてくれたまえ。
さすが生徒会長w
面白すぎるw
精液って人によって味が違うのかな?
その程度のことは人に聞く前に実験してみろよ。
まず自分のは試せるんだから、あとは友人に頼むだけだろ?
レポート期待して待ってる。信じてるからな。
とりあえず、体調によって味が違います。
マジかよ
俺のはまずいらしい
漏れは糖尿の気があるそうだから
もしかしたら甘いかもしれん。
Dr.K、僕の精液をぜひ飲んでください。
自民の憲法改正案の条文に盛んに出てくる「公益および公の秩序」って何ですか?
現行憲法の公共の福祉と同じものなんですか?
>>972 一通り読んでみたが、盛んにと言うほどは出てきてないだろう。まぁこれは私見だが。
基本的に現憲法の『公共の福祉』の言い換えに近い形で使われているし、ほぼ同じ物と考えて良いと思う。
これ以上は草案で書いたヤツに聞かないと分からないが、「公益および公の秩序」という表現の方が
書いたヤツの好みだったから変えただけじゃないかと思う。
「現憲法の『公共の福祉』と新憲法草案の『公益及び公の秩序』の違いを説明してくれ」と聞いても
おそらく抽象的な答えしか返ってこないんじゃないかな。
少なくとも、字面の上ではともかく実際の運用上で大きな違いが出るような変更では無いだろうな。
乙
>>973 日本国憲法における公共の福祉の概念は、〈内在制約説〉に基づいて理解するのが
芦部・宮沢以来現在の通説だよ。
この説によれば公共の福祉とは「人権相互の衝突を調整するための実質的公平の原理」であって
「公益」や「公の秩序」などと呼ばれるものと公共の福祉は決して一致しないんだよ。
人権相互の衝突を云々〜〜って言ってもわかりにくいからかみ砕いて説明してみるね。
人を殺したり鯛焼きを万引きしたりすると捕まっちゃう(身体の自由を剥奪されうる)けど
これは断じて殺人や窃盗が「公の秩序に反するケシカランことだから」じゃないんだ。
殺される人の生存権や鯛焼きに対する財産権という人権に衝突することだからこそ、
それをする人の身体の自由を制約することを正当化しうるんだ。
個人の権利といえども他人の権利を無視しては行使しえない、
こうした「人権を制約する根拠は人権にしかないよ」という考えが〈内在〉制約説なんだよ。
これに対立する説が、現在の憲法学ではおおむね否定的に考えられている〈外在制約説〉だよ。
〈外在〉制約説とは、公共の福祉を「公益」「公共の安寧秩序」というような
個々人を超えたところにあり、個々人と対立する全体的正義とみなして、
それによって人権は一般に制約しうるという説なんだ。
戦後まもなくの判例にはこの考えに立ったものが決して少なくないね。
でもこの考え方は一見明白に、法律による人権への制約を簡単に許してしまうよね。
これじゃ前の世紀の独裁国家と同じようなことになっちゃうから、
外在制約説を表立って支持する憲法学者は今では少数だと思うよ。
ところで自民党の人は「公共の福祉」は定義が曖昧だから
「公益および公の秩序」に変えろなんて言ってるみたいだけど、
ボクは個人的にはあんまり同調できないよ。
「人権を制約する根拠は人権にしかない」という原理である内在制約説に基づいて
公共の福祉規定を具体的な違憲審査基準として使えるものにしようという議論は、
比較衡量論や二重の基準論として検討が重ねられているし、判例実務にも取り入れられてるんだ。
「公益および公の秩序」と呼ばれるような〈人権を超越した抽象的正義〉のほうが
よっぽど国家権力の恣意の余地を許す曖昧な概念だとボクは思うんだよ。
 ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〃┏━━ 、 ________________________________
| ノノソハ))) /
(\リリ ´ー`)リ < 内在外在二元的制約などについては割愛したからちょっと粗い説明だよ。
(ニE(#⊃o⊂#) \
/__∞_|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(_f_)_f_)
979 :
名無しさんだよもん:2005/11/01(火) 00:33:42 ID:DRL+X+8s0
980 :
名無しさんだよもん:2005/11/01(火) 00:34:35 ID:DRL+X+8s0
982 :
久瀬:2005/11/01(火) 00:56:10 ID:p8rXx+LD0
>>977-978 つまり、この憲法改正案が通れば、
「軽視してもらっては困るな。教育社会の秩序の象徴なんだよ、窓ガラスとは」
と問題児を処分しても、何者にも批難されないということかな?
素晴らしい・・・。
>>977-978 テクニカルな点ではいろいろ争えるだろうが大筋は同意。
「生命、自由及び幸福追求」が
「公益及び公の秩序に反しない限り」なんてヒモつきなのは論外。
天皇が元首になるよりも遥かに凄い勢いで時代に逆行してる。
ただし比較衡量論と二重の基準論をあたかも一元的内在制約説からの
直接的な帰結であるかのように書いてるのは疑問かな。
内在やら外在は公共の福祉がどこに存するかという
原理のレベルでの論争なのに対して、
比較衡量論と二重の基準論は個別的な憲法判断事案に
どのように根拠を与えるかという準則のレベルの論争だと思う。
判例は現在もなお一元的内在制約説を
積極的に採用するまでにはいたっていない。影響はあるが。
まあ、この条文が通ったところで
今日明日にでも戦前みたいな体制になると考えるのは非現実的だが、
裁判所は放っとくと国びいきの御用判決を出したがる傾向にあるから
国賠がらみの訴訟なんかでは「公益及び公の秩序」を盾に
いとも簡単に国が勝てるようになるだろうな。
猥褻物がらみの事件で作家が勝つのも絶望的になるな。
じゃあ、例えば空港のために強制土地収容が認められているのはなんで?
中学では「公共の福祉」のためであると習ったけど、
この言葉が「人権相互の衝突」の言い換えであるとするならばその辺がどうも明解でなくなる。
空港が「できない」ことは確かに不便かもしれないけど、
しかし多くの人の「人権を損ねる」とまではとても言えないような気がするんだけど。
「収用」、な。
986 :
月島瑠璃子:2005/11/01(火) 07:44:08 ID:/VG9/Xpp0
土地所有権はいわゆる経済的自由権に属するから、人格権のような
精神的自由権と比べて保護が弱くなるのはセオリー通りだね。
. ´ ̄ ヽ …私有財産は社会があって初めて意味を成す世俗的な権益。
! 从ノリ)〉 人権衝突による私人間の調整とは別に、社会公共のために
ノli(! ゚ ‐゚ノ 私有財産を制約することが認められるよ。(憲法29条-3)
⊂)i水!つ
もっとも、空港建設に伴う土地収用は行政政策に伴う特別な犠牲であるから
損失の補填なしには行うことはできないね。
なんか最近文系も理系もがんばってて良い感じだな
法学は、文系-理系というカテゴリでは文系に属するけど、論理も結論もかなりカッチリしてるからねえ。
良くも悪くも「カッチリしていない」文学とかとは、かなり性質が違う。
>論理も結論もかなりカッチリしてる
そう?
そう。
うむ。
自分の望む結論が先にあってそこに無理やりこじつけるのが
法律家というものじゃないか?
自分の望む結論が先にあってそこに無理やりこじつけるのが
歴史家というものじゃないか?
自分の望む結論が先にあってそこに無理やりこじつけるのが
社会学者というものじゃないか?
自分の望む結論が先にあってそこに無理やりこじつけるのが
経済学者というものじゃないか?
自分の望む結論が先にあってそこに無理やりこじつけるのが
生物学者というものじゃないか?
自分の望む結論が先にあってそこに無理やりこじつけるのが
物理学者というものじゃないか?
自分の望む結論が先にあってそこに無理やりこじつけるのが
数学者というものじゃないか?
およそあらゆる学問分野に同じことが言えます。
>>984 >>986の瑠璃子さんで答えは尽くされてるけどちょっと補足しておくね。
>じゃあ、例えば空港のために強制土地収容が認められているのはなんで?
>中学では「公共の福祉」のためであると習ったけど、
そうじゃないんだよ。憲法29条の条文には次のようにあるよね。
「第29条 財産権は、これを侵してはならない。」
「A財産権の内容は、公共の福祉に適合するやうに、法律でこれを定める。」
「B私有財産は、正当な補償の下に、これを公共のために用ひることができる。」
空港のための土地収用について見るところ、これは同条2項じゃなくて3項の適用だから
>>977あたりで問題にした公共の福祉の話とは直接には関係ないんだよ。
条文に「公共のため」っていう文言があるからちょっとややこしいかもしれないね。
このような政策的制約を許すような規定は
あくまで経済的自由権についてのものであることを付け加えておくね。
経済的自由は要するにお金の問題だから「正当な補償」によって円満に解決しうるけど、
精神的自由へのヘタな制約についてはお金では取り返しがつかないんだ。
例えば「日米同盟への貢献は国益にかなう。
だからあんたの土地を米軍基地に使わせてくれ。金なら払う」
と国が言ってきたら、住民感情としては決して納得いかないだろうけど
ちゃんとお金が支払われる限り理論的には住民に損はないと考えられるね。
でも、「日米同盟に批判的な言辞が流布することは国益に反する。
だからあんたの執筆中の論説は決して出版しないでくれ。金なら払う」
なんて言ってきたらシャレにならないよね。
精神的自由権については、「公共の福祉」による制約のみに服するという
より厳格な基準が求められているんだよ。
 ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〃┏━━ 、
| ノノソハ)))
(\リリ ´ー`)リ
(ニE(#⊃o⊂#)
/__∞_|
(_f_)_f_)
996 :
名無しさんだよもん:2005/11/02(水) 09:34:58 ID:t4KwMJxuO
埋め
997 :
984:2005/11/02(水) 15:21:44 ID:0hf/A8mAO
>瑠璃子&あゆあゆ先生
あーそういうことか。
やっと話がつながりました、ありがとうございます。
>>993 言えない.
前3つはまだ「解釈」をする学問だからともかく.
(したがって「科学」ではない部分もあるわけだが)
自分の望む結論が先にあってそこに無理やりこじつけるのが
>993というものじゃないか?
理論と実験を合わせるのにどんなに苦労が必要か、知らない998はきっと幸せ者だ。
1001 :
1001:
∧_∧
< `ш´>
_φ___⊂)_ 以上、このスレッドは私が執筆した。
/旦/三/ /| 新しい新スレにも期待してくれたまえ。
l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l |
| 超1000res |/