いつも聞こえるのは、破滅の足音ばかりだ。
その日もボクは破滅の足音を聞いており、非常にあせっていた。
脇の下を汗がゆっくりと流れ世界の時の進みは不愉快なほど遅い。
ボクはあせりながら路地裏をあるいていた。
脳味噌を啄木鳥がせっつく。
なにかに押されるようにして、ボクは。
ふと、足が見えた。長い足。白いニーソックス。
緩やかに伸びる曲線が骨盤から這い、伸び、ボクの心を占め付ける。
ボクは酷く苦しい息を吐いた。
脳に懸かった黒い幕のせいでなにも見えずなにも聞こえない。
白いニーソックスの残滓だけが、まるで蛍焔のように黒い闇に浮き上がった。
それに誘われて、ボクは歩き出す。
それを誰が所有しているかはすでに問題では無いのだ。
あり、在る。それだけが既に罪、それだけが既に罰を内包している。
重大の圧力をその太ももに抱えたまま歩く女の背中が3度ばかし目の前で揺れる。
闇の中なぜかその女が着けているリボンの色をクリーム色だと認識した。
否、夜と闇。そのものが脳味噌の中に滑り込んで来るような状況では
それすら確言することは出来ない。
女は人気の無い路地で立ち止まった。
好機なり。つぶやいたのはボクで在った、夜で在ったか。
食欲にも似た感情で背筋は凍結し、競り上がって来る欲望に吐き気すら催す。
歓喜? 否。それは否である。
食欲は常にボクにとって常態であり、何ら特異なことではない。
ただマイナスが埋まりプラスへと暫くの間転じるその計算式の
途中経過に過ぎないものに、絶対の喜びは現れない。
世界は既にここを残して切り取られている。
夜は音を食いつくし、黒は光を塗った。希望は、無い。
瞬間、ボクは宙を舞った。
全力を。ただ全力を尽くして女の肩を後ろから握り、押し、倒す。それだけの作業。
まさに作業的機械的な感情ルーティンの中に雑音のように混じっている音。
喜び。憎しみ。その他、そのように言われるもの全て。
重力の鎖から解き放たれた女はしかし、0.5秒後には既に地面に組み伏せられている。
女がなにか叫び声でも上げたようだが、ボクにはボク自身の少し荒い呼吸音しか聞こえない。
女は人では既に無い。肉の塊。
捕食されるべくお膳立てされた唯のものであり、
その言葉はボクとボク以外全ての人間には届かない。
彼らに届くのはボクの荒い呼吸音だけであり、それは彼らに向けたものではない。
ボクの言葉は常に聞かれることが無い。
地面の固い感触と、ボクの手のひらの間にサンドイッチされた肉。
汁気が多すぎるような感もあるが、ボクのささくれ立ち余りに乾いた
皮膚表面にはこれぐらいの方が寧ろ心地よい。
若い。1?7・8?そのくらいの女、否娘時代に特有の軽く毛羽立った水桃のような肌。
そこからはみ出してくる若さそのものが夜に解けていく。
それでも、夜は未だとしてその頑固な黒を保っている。
ボクは鈍く、笑った。
ゆっくりと腕を下げ、手のひらで胸の表面を服越しに撫で回す。
精神的な嫌悪。恐怖。憎悪。それらがブロックする快楽の信号。
彼女は気持ちよくないであろうが、ボクは気持ちがよい。
安いポリオエステルの服の表面から、その内側にある
女の生命力そのものの焔が、体熱となって伝わってくる。
撫で回す手のひらが曲面を離れそしてくっ付くに随って、
耐熱の分布は微妙に変化しそのランダマイズされた信号はボクを喜ばせる。
球体にめり込む指。
意外とヴォリュームのある胸を、鷲掴みにする時に感じる娘の苦痛。
そのまま幾重にも球体を歪ませ転がし、蕩かして行く。
胸の温度が上がり、球体がねとりとした質感を持っていく。
たっぷりと、時間をかけて。女の熱を高めてやる。
骨盤の窪みがじっくりと回転し、その奥にある膣が解凍される。
胸を媒介にして、女の中で神話が形作られていく。
強姦の神話。快楽の神話。
正確に恐怖と嫌悪を感じている理性部分を物語でごまかし、
みづからを貫くファルスの激痛を和らげそれを快楽に変換するべく
捏造される物語。予定調和の仮面劇。
それを作れなかったものはただ、苦痛に泣きながら叫び声をあげ
ゆっくりと食われていくだけだ。
物語で麻痺したものと現実に戦くもの。
そのどちらもがボクの食欲の対象であり、どちらも食べがいがある。
下着の下でその存在を小さく誇示してきた乳首を
捻るでも抓むでもなくただ擦ってやる。
恋人のように、否恋人よりも優しく技量のこもった愛撫。
ボクは娘が物語を出来るだけ作りやすい環境を整えてやる。
それは優しさでも情けでもなく、ただボクが湿った肉を
乾いた肉より好むということに過ぎない。
ボクの手の下で娘は小さく丸く熱い息を吐き、ほほを赤く染める。
小さな心には少し重過ぎるであろう小さな胸を、下から支えてやる。
ボクの手の中で、娘は神話を選んだ。
服にボタンは無く、したがって引き千切られるしかない。
ボクは引き千切り、娘の横たわる顔のすぐ脇に置いてやる。
微妙にねじくれた薄い唇の、血の気が失せ青ざめた白。
少しだけ切って出血し、赤く染まった肌。それがボクを欲情させる。
ボクは娘の背中から這い出して、膝で肩を押さえ込む体制を作り出す。
膝蓋骨から伝わってくる、小動物的な娘の震え。
それにシンクロするように、ボクのファルスが力を強め、硬さを増していく。
ファルスを見せ付け娘の口にねじ込む前に、しっかりと目を覗きこむ。
本来同居できるはずも無い、現実を直視した絶望の蒼と、神話を選択した快楽の朱。
奇妙に娘の瞳は潤み、拒絶し、待ちわび、諦め、希望している。
この目だ。ボクは思う。
しっとりと湿度を上げて濡れ、それでいて真に乾いた部分を抱えた瞳。
もはやその眼が変ることは無いであろう。
ボクは笑わず、怒らず、ズボンからファルスを取り出しまず娘の頬に当てる。
唾とも、汗とも違う粘性を持った液体を、ゆっくりと的確に
娘の頬に塗りつけていく。
小振りで硬く形の良い歯の並びが、肉を使ってマッピングされていく。
その隙間から割れ出でた舌が、その側面を使ってファルスを一撫した。
脊髄を這いあがってくる感触を誤魔化し誤魔化し、
ボクは両頬を粘性のテクスチャで塗り終える。
娘の唇は薄い。
ボクはあえて、娘の頭を押さえつけない。
其れでもボクのファルスは娘の咥内に飲み込まれて行く。
湿ったとはもはや言えない、熱く、唾液に塗れた肉のヴェール。
口の中でさらに力と硬さを増すボクのファルスに、喉を押さえつけられ、
呼吸すらままなら無い。
鼻で小さく息をする娘の視線がなにかを求めて下から伸びてくる。
今はまだ、其れに答える時間ではない。
ボクは微熱を感じながら、動かない。
そろりと、何か済まなそうに、舌が動き出す。
ファルスの側面の血管を流れる血潮を鎮めるような動き。
ゆっくりと、娘の頭が闇の中で動き出す。
娘の艶の在る髪が闇の中で幾筋か光を伴って揺れる。
ボクはしっかりと掴む。後頭部ではなく、顎の稜線を指で確りと。
そのまま娘の動きをとどめることなく、無言で促してやる。
おずおずと、震えるような微妙な動きが次第に大胆さを増し、
頭の動く軌跡は幅を増していく。
下腹部は加速度的に熱量と運動量を増していき、
絡み付く舌は猛りを鎮めず、むしろその流れをより早く早くさせていく。
ずるりと弾きぬかれたボクのファルスは、娘の唇からあふれた
唾液とともにずるりと半分ほど空気を感じ、また口内の熱の中に熔けて行く。
膝の下で、ゆっくりと娘の腕が動きボクの腰を捕らえる。其れでいい。
ボクは固体といって良いほどの粘性に包まれたファルスを引き抜きまた突き入れる。
舌のしなやかな導きが、腰の辺りに貯まる熱量を次第に上げて行き、
其れが堪えられなくなるのを確信してからボクは猛然と動き始めた。
娘が裏切りに戸惑い、其れでも舌を絡めてくる。
強力な肉のばねに包まれて、急速に熱が勢いを増す。
そしてボクは達した。
こみ上げてくる熱いとろみを、咽喉の奥までいったん突き上げてから開放する。
液体に擽られる敏感な管が愉悦を脳に伝え、堪えきれずボクはうめきを漏らした。
断続的に放たれる精は濃く白く、口内の空間にべっとりと貼りついているのが解る。
そのまま引き抜く。
急速な運動の途中で半分以上を放出しながら、
ボクのファルスが完全に外気に触れる。
ひんやりとした外側と、熱く色づいた内側の緊張が破れ、
ボクは激しく腰を痙攣させながら射精する。
あえて腰を引かず至近距離で娘の顔面を狙って、
押し付けるようにしてファルスから放つ。
痙攣の後には、重力に弾かれても落ちない、
濃い精を顔面にこびりつかせた娘の顔が在った。
ぼんやりともびっくりとも形容できる娘の顔に、再びファルスを付きつける。
自らの放った精にまみれたファルスは、自然と娘の口の中で
幾重にも清められ舌にしごかれる。
再び力を取り戻し、奥歯めがけて何度もファルスを突き上げる。
先端に、硬く四角い感触がある。
其れに負けない硬度を取り戻すまで、何度も何度もファルスを突き上げる。
清められたファルスは唾液と闇に濡れ、黒く光る。
肩を押さえつけていた膝を、右肘と交代させながらボクは体を伸ばし、
娘のヴァギナを目指す。
闇の中で、手探りで、胎に沿わせた指を娘の身体が持っている曲線に
任せて導かせながら、ボクの指はゆっくりと、鎖骨を、胸を、乳首を、肋骨を、腹部を、
その奥にある子宮を感じながら滑り落ちていく。
薄い腰にしがみついているスカートを力任せに剥ぎ取り、太腿と下着を夜にさらす。
夜風に、白い肉がふるりと震えた。
下着の上から、ヴァギナの輪郭をなぞる。
その周辺も含めて、恥骨の緻密な構造が作る空間を指で確かめる。
幾重にも重なり合った骨の隙間から、染み出した汗とほかの粘液が
下着を湿らせ、濡らしている。
其れによってぴっちりと肌に張り付いた布を、さらに押さえつけ
擦り付けるようにして肉の周辺に指を潜り込ませていく。
圧力に比例してじわりと液体が染み出し、布は白と赤に彩られていく。
ゆっくりとゆっくりと、まどろっこしいぐらいゆっくりと、ボクはヴァギナの周辺だけをなぞる。
もはや肌と肉は区別がつかない。
染み出した汗と粘液に溶け、奇妙な色を伴って共存している。
ボクの肘と身体の下で娘の身体が細かく上下し、ボクの指の動きにしたがって娘の吐息が踊る。
その狂気のダンスが、臨界点を突破したと見えた瞬間、ボクの指は中心を突いた。
潜って行く。いつまでもどこまでも、何重にも重なった肉の中に潜って行く。
その内側を外側に、裏返すようにかき回す。
下着の隙間から突き入れた指に、内側からあふれてくる粘液が絡み付く。熱く、濃い粘液。
其れと同時に娘の口からあふれているか押し越されているかしているはずの嬌声は、
まったく聞こえない。悲鳴と同様。
水分を吸って重みを増した下着を、指先で捻り切る。
露わになったはずのヴァギナはやはり闇に飲まれて見えず、
湿った感覚がより直接的になり、幾重にも重ねられた肉の感触が
計り知れない深さを見せている。
ただ其れだけが、そこにヴァギナがあるという事実を確認する手段になっている。
親指の原でゆっくりと胎の中全てを掻き出すようにして動かすと、
肉が粘性の熱の中に蕩けていくのが堪らなく愉悦である。
ゆっくりと、円を描くように。
襞の一枚一枚、其れを細かく抓むように擦ってやる。
内股の筋肉が緊張し、咽喉が仰け反り、顎が大きく爆ぜる。
掌で恥骨の一番盛り上がったところを包むように揉んでやる。
肘の下で鎖骨がもぞりと動き、頚動脈に血の塊が一つ送り出され、
脳髄と脊髄を快楽の塊が走り回る。
筋肉も骨格も神経も皮膚も内臓もどろどろに溶け、
一つの性器になってしまうまで、ボクは腕と指と掌の動きをやめるつもりは無い。
莢に包まれたクリトリスを親指の腹で剥き、外気に晒す。
其れだけで娘の皮膚に細波が走り、快楽の波紋が胎内から生み出されていく。
押しつぶすように強く押すと、娘の身体は大きく緊張し、
背骨が弓状に撓み、軋み、そして弛緩した。娘も達したのだ。
どろどろとした感覚が脳の中を真っ赤に染め、粘液に濃く濡れた温度が全身を支配している。
其れが娘の身体を憑依しているうちに、身体と心が溶け合っているその瞬間に、
ボクは固さを保ったままのファルスを娘のヴァギナに押し付け、一気に貫く。
熱。熔けてしまうほど熱い。
どろどろとどろどろと、濃く絡み付いてくる粘液を振り解きそして全身に帯びながら、
ボクのファルスは深く深く突き進んでいく。
ボクの体の下で娘の身体が爆ぜ、軋み、唸り、鳴く。
ぎちぎちとボクのファルスを一歩一歩ねじ込んでいくうちに、娘の表情は熔け、
その瞳は自分の胎内で起こっている爆発以外のなにも写さなくなっていく。
娘の恥骨がボクの骨盤に触れ、これ以上突き進めなくなるところまで、
ボクはゆっくりと時間をかけてねじ込む。
肩を左右に揺らしながら、ボクは入った時と同じ速度で娘の中からファルスを引き抜く。
肉の襞はファルスにぴっちりと絡みつき、ファルスが後進していくのを推し、そして留める。
意識が自分の一番奥に言っている娘の不意をついて、
ボクは娘の胸を覆う下着をずらし、露わになった胸に口をつける。
しっとりと隈なく胸を覆う汗は生暖かく、潮の味が濃い。
鎖骨に食い込むように娘の身体の自由を奪っていた右肘を開放して、
娘の胸を下から揉んだ。ヴォリュームのある、柔らかい胸。
娘の口は動いている。ただ、音は聞こえない。聞く必要など無い。
脳の中に雑音が紛れ込んでくるだけで、其れが娘の嬌声なのか
ボクの快楽なのかもはや判別はつかない。
先端部分ぎりぎりでヴァギナに埋まっているファルスを再び娘の中に埋め込んでいく。
ぎりぎりとファルスを締め付ける肉にぶつかりながら、
一回目とは比べ物にならないほど早く浅い挿入を何度か繰り返す。
水音が夜に低く響く。
湿った皮膚を楽しみながら、ボクの腕が娘の全身を弄る。
ボクの腰の下で娘は流れに身を任せたまま大胆に踊っている。
先端だけを擦りつけるようにヴァギナを細かく刺激してやる。
娘の腕が胎内を荒れ狂う快楽に負けてコントロールを失い、
ふらふらと蝶のように闇をさ迷う。
ボクは胸を玩んでいた腕を娘の背中に回し、そのまま体を確りと押し上げる。
地面に対して垂直になった娘の身体は、ボクの首に舞わされた腕で支えられている。
自分の体重に貫かれて、より大きく娘の口が開かれる。
ボクは左手で娘の体重を軽く支えつつ、右手を結合部に向ける。
大きく剥き出しにされたクリトリスを挿み、擦り上げてやる。
雑音が音量を上げ、奥深く迄捻じ込まれたファルスがより強く締め付けられ、
内側の温度が上がっていく。
首に回された娘の腕の力が強くなっていき、最高まで達してから弛緩した。
ぼとぼととファルスの付け根を娘の粘液が濡らし、
回転運動をはらんで内側がファルスを締め付ける。
一気に快楽のリミットを振り切って、ボクは娘の胎内に精を放った。
小刻みに震えるボクと娘の腰の動きが完全にシンクロする。
長い射精が終わらないうちにボクはファルスを抜き出し、
ヴァギナの周りに擦りつける。
断続的に精液を吐き出すファルスを、先ほど叩き込まれた精で白く濁る
ヴァギナの濃い赤の周りに押し付け、さらに白くしていく。
勢い良く飛び出した精液が太腿に垂れ、その肌の白さとはまた異なった、
粘性と質感を持った白で染め上げる。
両の太腿とヴァギナを白く染め上げ、ようやくボクの射精は止まった。
ボクの方に頭を預ける娘の吐息が胸にかかる。
不規則で荒く、浅くて大きな呼吸。
肺のどこかが壊れてしまったかのように、雑音が混じっている。
上下する娘の頭を一瞬見つめた後、ボクは娘の方を掴んで裏返し、
押し倒し、地面に手をつかせた。
そのまま背後に位置し、剥き出しの尻を両手で押さえる。
先ほど精液を注ぎ込まれたヴァギナは別の生命のように呼吸し、
時折精液を吐き出している。
左手の親指と小指で襞の恥を掴んで大きく開くと、
快楽に押し開かれたヴァギナが良く見えた。
そのまま右の中指と薬指と人差し指を挿しこんでやる。
娘の身体が再び硬直し、しかし鉤状に曲げた指先が
胎内から精液を掻き出すたびに頭を激しく振る。
もはや指先に白ではなくやや透明な粘液しか絡まなくなるまで
かき回してやると、娘は満足そうに大きな息を吐いた。
そのまま尻を掴んで、後ろから一気に挿入してやる。
腰の括れを掴み、大きく前後させる。
粘液に濡れたファルスが娘の尻から生え、再び消える。
奥に突っ込んだまま腰を回転させてやると、
脳味噌そのものを撹拌されているような快楽に揺らされて、
娘の首が不安定に回った。
その回転を生かして、そのまま抜き差ししてやる。
重力に弾かれて少し重みを増した胸を揉みながら、
ボクは体重をかけて娘のヴァギナを押しつぶす。
雑音はそのキーを上げ高く高くなり、娘の背骨はへし折れそうなほど曲げられる。
ずるずると内臓をかき回してやると、娘はあっけなく達した。
その弛緩した尻へと、ボクは引き抜いたファルスの狙いを定める。
出来るだけ近づけて、最後の一撃を自らの指で加えると
ボクのファルスが痙攣し白濁した精液が娘の尻へと吐き出された。
そのまま、娘の背中へ、首筋に掛かる短い髪へと白濁した精液をぶちまける。
濃く、ほとんど固形状の精液が娘の背骨と肩甲骨に支えられた、
上気した白い肌のキャンバスを汚して行く。
うなじの窪みへファルスを捻じ込み、髪でファルスをぬぐってボクは立ち上がった。
地面に倒れた娘は、もう力も入らないのか蟲のようにぐったりとしていた。
間接部はだらりと地面に横たわり、白く透けた皮膚は全て桜色にうっすらと色づいている。
髪や顔、背中や尻にはボクがぶちまけた精液が張り付き、ところどころ乾き始めている。
ぐるりと歩みを進めて目を覗き込むと、瞳には何の色も無かった。
ボクは“椋さん”をそのままにして、ファルスを仕舞い込み、周囲を濃く覆う闇へと消えた。
食事は、終わりだ。
カッペイムカツク −椋−
112 :
名無しさんだよもん:04/08/22 08:51 ID:ua9ZTN/t
カッペイ(・∀・)イイ!!