葉鍵ロワイアルII 作品投稿スレ! 7

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295『窮鼠』作者 ◆8hdICkl0Eo
とんでもないミスを発見……○| ̄|_
>>290の最初に以下の部分を追加してください。

───そしてほんの数分前。

「もうすっかり明るくなってきたわね……」
「アア。まだ油断はできねェガ、この分なら割と楽にボートまで着けそうダナ」
陽が昇り、木漏れ日の差す森の中を、エディと真希は進んでいた。
先導するのはエディ。
ワルサーを右手に構えたまま、陽光や樹木の苔などを参考に、誤り無く南下していた。
と、不意にエディの足が止まった。
「どうしたの?」
後ろに続いていた真希が問う。
「……川ダ」
「川?」
端的なエディの言葉に、それでもその意味を理解した真希は、耳を澄ます。
すぐに微かなせせらぎが聞こえてきた。
「あ、本当。でもどっち」
「アッチだナ」
言って、エディは右──つまり西を向き指を差した。
「ちょっと寄り道になっちゃうわね……どうするの?」
真希の問い掛けにエディは暫し考え込むと、バッグの中からペットボトルのジュースを取り出して一瞥した。
一本は無果汁の微炭酸飲料。
もう一本はジュースと言うより紅茶。
(どっちもベビィにャ勧められねぇナァ……)
296名無しさんだよもん:04/09/06 08:42 ID:zmjO+YP2
保守