NETANNAD -ネタナド- 制作スレ part5
ことみは自分が持ってきた資料を逐一智代に説明して聞かせた。
聞き慣れない呪文のような単語が一頻り飛び交った。
俺にはまったく理解できなかったが、
智代は小さく頷いては感心の表情でことみの説明に聞き入っていた。
「――この2冊を読んでみることにする。どうもありがとう。助かった」
役に立つ資料が見つかったらしく、智代はことみに深々と頭を下げた。
……最初はどうなるかと思ったが、二人はいい友だちになれるかも知れない。
密かに感慨を抱く俺の目の前で、ことみはおもむろに弁当の袋を解き始めた。
「朋也くん。お昼にしましょう」
そんなことみの様子を認めて、智代の表情が再び硬くなった。
彼女の次の一言がはっきりと予想できた。
「図書室は飲食禁止のはずだが……」
「あれだ。さっきも言ったようにこいつは特別なんだ」
「おまえはどうなんだ?」
「俺も特別」
「嘘をつくな、嘘を」
俺たちの声など耳に届いていないように、ことみは弁当を広げていった。
「朋也くんと、半分こ」と言いながら、
彼女の分と俺の分の二揃いの箸をケースから取り出した。
「いつも、ここで――二人で食べているのか?」
「いや……いつもというわけじゃない」
昼食の準備を終えたことみは俺たちを見つめ、
少し考えたあと「智代ちゃんも食べる?」と言って首を傾げた。
「今日のお昼は、三人で半分こ」
「三人じゃ半分にならないだろ」
俺が思わず笑うと、ことみは「でも……」と呟いて悲しそうに俯いた。
フォローを入れようと口を開きかけたところで、強い力で腕を引っ張られた。
智代はそのままずるずると俺を図書室の隅まで引きずっていき、
「やっぱり、そういうことなのか?」と囁いた。
「……何の話だ?」
「岡崎は――どうして図書館にことみさんと二人でいて、
一緒に昼食をとったりするんだ?」
額をつき合わせるようにして、いつになく真摯な表情で智代は質問してきた。
「どうしてって……。どうしてだろうな」
本当にどうしてだろう?
別に俺は読書が好きというわけではないし、強いて理由をあげるとすれば――
「……落ち着くからかな」
「落ち着く?」
「ことみといると落ち着くんだ。妙に懐かしい感じがして」
「どきどきしたりはしないのか?」
「何だそれ?」
「いや――何でもない。忘れてくれ」
智代は恥ずかしそうな、けれどもどこか安心したような顔でことみを振り返った。
見れば彼女は床に広げた弁当を前にしてしょんぼりと俯いたままだった。
智代はふっ、と息を漏らした。
さっきとは打って変わって、自信に満ちあふれたいつもの表情に戻った。
「いい天気だから中庭に出ないか?」
「……え?」
ことみが顔をあげた。
智代は二冊の資料が置かれたテーブルに戻り、
「もう少しで昼休みになる」と言った。
「今日は私も弁当を持ってきているから。
中庭に持っていって、そこで一緒に食べよう」
ことみは驚いたような顔をこちらに向けてきた。
俺が頷いて見せると、柔らかな笑顔で「うん」と返事をして、
広げていた弁当をもう一度まとめだした。
昼休みまであと十五分だった。
うまく収拾がついたのでもう一眠りしようと俺はテーブルについた。
だがすぐに教室に帰ると思っていた智代は資料を開いて読み入り始めていた。
「教室に帰るんじゃなかったのか?」
「この時間なら帰るよりここで自習していったほうがいい。
――それとも、私に帰ってほしい理由でもあるのか?」
「いや……。そんなのはないけど」
「なら文句はないな」
智代はそう言うとまた熱心に活字を追いだした。
ことみは既に弁当を片づけ終わり、智代と同じように本の中に入ってしまっている。
俺は小さく溜息をつき、窓の外に広がる中庭の風景を眺めた。
麗らかな春の快晴に既視感を覚えた。
こんな情景を――俺はどこかで見たことがある。
そこであいつのことを思い出した。
坂の下で立ち止まり先に進めないでいた年上の少女。
あいつは今日も中庭に来るだろうか?
そうすれば今日の会食はもっと賑やかなものになるだろう。
暖かい大気の中に、ほんの少し寝入った――
チャイムの音と、隣で誰かが椅子を引く音――
窓の外には、木陰にちょこんと座っているあいつ――
今日、友だちになったばかりの智代とことみ――
それから『あちらの世界』を旅していることみの隣で、
痺れを切らせた智代が駆けこんでくるまで、
俺はしばらくの間、満ち足りた浅い眠りの中にあった。
end
皐月さんへ
ここ見てくださってるか分かりませんが、皐月さんに依頼しております曲は、
この「after」のBGMにと考えています。それで、前スレでは、
・Etude pour les petites spercordes(ことみテーマソング)
・彼女の本気(智代テーマソング)
の2曲について編曲をお願いしましたが、どうもあっちいったりこっちいったり
すると落ち着きがない気もしてきたので、ことみテーマソングの編曲でもって
BGMを通したいと思います。
つまり、智代テーマソングの編曲に関しては依頼の取り下げということになります。
もう取り掛かってしまったとか、作ってしまったということでしたら
連絡いただければ、何らかの形で対処させていただきます。
何か未曾有のオマケだな
イインチョの妄想の方がまだ読めるw
オマケってのはああいうもんでしょ?
本編の1、2割相当分を2,3日で書いちゃう速さがあるなら、
別の枝編でも書いてもらった方がいい。
本編の1〜2割っつーともっととんでもない量になるんだが……。
それにいくら速く書けても最初の2行で読むのが嫌になるようなお話じゃね。
「誰にも負けない」のafterか…お見事。
作業経過
・サウンドモードもボタン化
・イベント時の差分切り替え部をピクセルフェードへ
・オプション等で右クリックすると「戻る」へカーソル移動
誰か他にSS投下する香具師いるの?
漏れも1本寄付しようと思ってたけど、今見たら使用キャラグラ制限あるみたいだし
>>115みたいな一目で読む気が失せるようなレスのつく所に投下するのがなんか勿体なくなった。
Tonksの癖のあるじれったいテキストで綴る悲恋物語と、
荒らしが湧いては住人が庇っていた雰囲気が気に入って出入りしていたのが、遠い昔のことみたいだな。
悲しいこと言わないで、できりゃ書いてほしいな……。
◇sKyOkYkn ◆P9.e4E7Rywさんの書いてくれたものにきつく言ったおれに
そんなこと言う資格あるかわからんけど……。
ぶっちゃけ、おまけシナリオとしてはどうにも使いようがなかったんだ。
一生懸命書いてくれてるのがわかったから余計やりきれなくなって、
なんだかんだでブレーキかけるつもりで辛辣なレスをつけたんだと思う。
あと「スメールを脱出しえたのは3人のみ」という前提が崩れているのが辛かった。
自分の書いたものに二次創作がつくなんて今までなかったから、
「ここだけは譲れない」ってものが胸の中でむらむら燃え上がって
感情的になったのかも知れん。それは書き手を募った者として恥ずべきことだ。
ただつまらないと思ったのも事実だ。だからそうレスをつけた。
たしかにかばってくれる人はいたけど、裏を返せばおれの書いたものを
つまらんだのくそなどだの言ってくれる人もいたわけで、
それが葉鍵でものを作ることなんだと思って今日までやってきた。
せっかく書いてくれてるんだから率直な感想をつけるのが礼儀だと思ったし。
まだSS投下してくれる人がいるかわからんけど、新しい作品が投下されて、
それを読んでつまらんと思ったらおれはやっぱりつまらんと言うと思う。
逆に自分の書いたものを読んでつまらんという感想ならそう言ってほしい。
おれの理解に間違いがなければここはずっとそういう場所だったよ。
だからおれはおれで最後まで自分の流儀を通させてもらう。気を悪くしたらごめん。
121 :
ヨリタケ:04/07/20 21:50 ID:XS0Y0Sjf
122 :
ヨリタケ:04/07/20 21:53 ID:XS0Y0Sjf
芋焼酎の今ハヤリの飲み方。
1、焼酎を燗にしてから、水で割る
2、一度冷蔵庫で凍らせてから解かして飲む。
3、水と混ぜて、よく振ってから飲む。
さあどれだ!
そして俺は冷酒と梅酒意外飲めない。苦くて。
123 :
115:04/07/20 22:17 ID:cQG2/7eE
ごめん…言い過ぎた。外からも人が来てるってこと忘れてた。
>>121 nagisa_ev1gの唇いいな。エロい。
早苗さんのエロ絵一枚でいいから描いて欲しいが、だめかー。
でもお疲れさん。あんたの絵が入ったネタナドやるのが楽しみだ。
何処が言い過ぎなんだ。
>115のレスくらいで投下する気が失せる奴なんぞ放っとけ。
>>62 解りました。
あと十日足らずですね…頑張りましょう。
「もう……。そんなこといいよ。ね? 一緒になろ?」
早苗さんはそう呟いて俺の性器に指をのばした。
既に先端からにじみ出ていた液体を優しく塗り広げてゆく。
堪えきれずに快楽の呻きを漏らした。
彼女の指先が動くたびに脊髄が焼け爛れてゆくのが分かった。
脳からはひっきりなしに一つの命令が送られてくる。
目の前にいる女と交合せよ、と。
それは甘美な……抗いがたい誘惑だった。
右手で俺に触れたまま早苗さんはジーンズを脚から抜いた。
そして潤みきった目で俺を見た。
その目は何も――俺さえも映していなかった。
A.早苗さんを抱くことはできない
B.この人は可哀相な人だ
>127の選択肢でA.を選んだ場合→メインルート(振り切って屋上へ)
以下、B.を選んだ場合→早苗BAD ENDルート
***********************************************************
――この人は可哀相な人だ。
俺の目の前にいるこの人は今や性交して子供を生み落とすだけの家畜で、
それさえも叶わず身悶え苦しんでいる。
身を焼き尽くすような性欲の中に、縁まで瞳孔が開ききった瞳で俺を見つめている。
「朋也……ちゃん。ね? ……助けて」
早苗さんの目から一筋の涙が頬を伝った。
それが何のための涙か――何を思って流された涙か分からなかった。
遠い日の記憶。まだ俺たちがあの町にいた頃、
ふらりと訪れたパン屋で迎えてくれた無邪気で朗らかな早苗さんの笑顔が蘇った。
その笑顔は……俺のせいで失われた。
彼女を彼女たらしめていた暖かな家庭は、
俺の逃亡の贖(あがな)いとして破壊された。
「ほんのちょっとでいいから……。ね?
我が儘を言って、朋也ちゃんを困らせたりしないから……」
――夜までにはまだ時間がある。
甘く危険な誘惑の声が再び頭に響いた。
逡巡している俺を見て早苗さんはセーターを捲り上げ、
慣れた手つきでブラジャーを外した。
少し形の崩れかけた、けれども十分に美しい乳房が露わにされた。
「朋也ちゃん……。私のおっぱい、吸って」
ヨリタケへ
すまんが今朝はここまでしか書けなかった。
できれば今日中、遅くとも明日の朝までには仕上げる。
セーター半脱ぎのまま他の着衣は全て取り去った騎乗位の絵をお願いしたい。
若干上から覆い被さるような感じで、扇情的に。
以前に指を絡め合う云々について説明したけれど、
前戯にもその絵を流用したいので、指とか手とか出さないほうがいいかも。
今日投下したシーンや、互いの性器をいじりあっているシーンに
使っても違和感ないように描いてくれると嬉しい。
>>114 別の枝編なんぞ書かれたら、それこそ大迷惑だと思うが…
131 :
紫の人:04/07/21 12:40 ID:MsEeVwRS
何故だろう。紫の絵はとてももどかしい。
下手じゃない気がするが、絶対上手くない。
どこかが明らかにおかしい。
133 :
皐月龍斗:04/07/21 15:39 ID:+wwlrOpE
どうも皐月です。
Etude pour les petites spercordes(ことみテーマソング)の
アレンジが完成しました。
ttp://www.mirage-of-key.com/Etude.lzh こんな感じでいかがでしょうか?
このアレンジはあんまり原曲と変わらないのでパン(音の左右)で色々遊んで見ました。
カラカラという音があっちこっちから聞こえると思います。
この曲はループ用に作ってあります。
そのためイントロが少しさびしいかもしれませんがループさせて聞いてみてください。
少しはマシに聞こえるかもしれません。
自分なりには本家本元のCLANADのイメージで作ったつもりです。
しかし本家本元は元気のある曲のため微妙にネタナド風にアレンジしました。
もし駄目の場合は返信をよろしくお願いします。
感想を書いてくれる方がいましたらうれしいです。
134 :
皐月龍斗:04/07/21 15:42 ID:+wwlrOpE
CLANAD→CLANNADです。
分かるとは思いますが・・・
135 :
紫の人:04/07/21 17:49 ID:MsEeVwRS
>135
漢智代に注文一点。眉。ここでは既に覚悟完了している。
凛として迷いのない、意志を秘めた眉&表情でお願い。
>133
微妙に気怠い感じがテキストにマッチしとるように感じた。
俺はこれでいいと思うんだがどうだろうな。
早苗さんのエロシーンなかなか進みません。
ヨリタケ君に「え? ネタナドってエロゲーだったの?」
と言われて歯噛みしたのは記憶に新しいところです。
♪誰か僕に僕に エロ文の 綴りかた教えてよ〜。
Afterはどこから入るようにするんですか?
・Extraの中
・トップメニューから(クリア→トップ→Startの下かExtraの下にぼわぁ〜と表示)
・Start→選択
>>琉球さん
良いと思いますよ。
原曲の雰囲気を残しつつ、ほんの少し暗めな感じが合ってるかと。
Extraに「ADD SCENARIO」の項目を設けて、
他のおまけシナリオと並列で、と考えていたのだが。
afterだけ独立させるのもいいが、そうするとおまけ3本は欲しいなあ。
ここんとこのスレの流れからしてそれだけの本数は集まりそうにないが……。
あと琉球さんはまだで、曲うpしてくれたのは皐月さんですぜ?
3本は……。
>皐月さん
申し訳ありませんでした。
暫定的にafterだけ独立させるほうでやっといてけれ。
投稿がないようならおれがルドルフのに加えて残り2本書き下ろすよ。
つまり「Extraの下に表示」でおねがい。連レスすまん。
142 :
紫の人:04/07/22 00:00 ID:zCVnzRnS
ヨリタケ先生に補助線の弾き方を教わってたので
渚エンドのイベグラ線画は間に合いませんでした。
おそらく今月の休みはあと2日あるので
10時間労働の日が少なければなんとか間に合うかと…
来週のシフトは大丈夫だろうか…
ああああああ
143 :
ヨリタケ:04/07/22 00:05 ID:VjQeRurR
↑
苦痛に耐えてよく頑張った!感動した!
>128の続き
**************************************************
初めてここを訪れ、彼女が赤ん坊に母乳を飲ませているのを見たときのように
――いや、あのときとは比べものにならないほど激しい欲情を覚えた。
それでも俺は躊躇した。
ぎこちなく後ずさりをして早苗さんから離れようとした。
彼女はそんな俺を逃すまいと「えいっ!」というかけ声と共に飛びかかり、
俺の頭をその胸にかき抱いた。
「ねえ……吸って? 朋也ちゃん……」
暖かく柔らかい谷間に顔を埋めたまま、俺は鼻から息を吸いこんだ。
噎せ返るような女の匂いが鼻孔から脊髄を抜け、全身の血液に溶けていった。
――そこで理性は弾けた。
俺は早苗さんの背中に腕をまわし、
飢えた野犬が肉のわずかに残った骨にむしゃぶりつくように、
どちらの胸のものか分からない乳首に吸いついた。
「あん……ああ。朋也……ちゃん」
早苗さんの指が俺に触れた。
さっきと同じように先端から滲み出た液体をすくいとり、
触れるか触れないか分からない優しい指づかいでそれを塗り広げてゆく。
145 :
ヨリタケ:04/07/22 00:26 ID:VjQeRurR
http://netannad.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20040721214408.jpg 相当一生懸命描いた絵!
いままでで一番いっしょうけんめいとゆっても過言であるまい。
しかし!メタセコ(3Dソフト)のキャプチャ画面を下絵に使って見た結果!
パースがなんかクルッとる。
なんじゃそりゃあ!?3Dソフトのキャプチャ使ってなんでパースが狂うんだよ!?
そう言うモンなんだヨ!ファッキン。死ね、死ね。
いや、どうなんだ?
おいらのソフト、OC3+には、パース変形機能がないので、こういう作業に全くむいてない!
格子柄をサクっと変形させてー、てな真似が出来ぬ。アホか。
次のバージョンにはサスガにつく、つけ、つかないワケがないので大丈夫。
だから今は寝る。
OC3のフォトショに対するアドバンテージは「安い」「バカでも使える」「ALT回転表示」など。
それ以外は蹴っ飛ばしたくなるようなアレなのだ。
不覚にも喘ぎ声が漏れた。
早苗さんの指は信じられないほど巧みに俺の弱い部分を探りあて、
反応を確かめてはそこばかりを攻め立てた。
負けまいと早苗さんの性器に手を伸ばした。
そこはもうどうしようもないほどにどろどろだった。
涙さえ流して頻りに訴えている通り、
彼女はこの中に俺を収めたくて堪らないでいるのだ。
ちょうど俺が彼女の中に入りたくて堪らないでいるように……。
胸の谷間から頭をあげ、早苗さんと見つめ合った。
彼女は唇の端からだらしなく涎を垂らし、
切れ切れに快楽の溜息を零していた。
そうして見つめ合いながらも、俺たちは互いの性器を弄び続けた。
「朋也……ちゃん。気持ちいい……」
くぐもった声でそう呟くと、
早苗さんは唇を開いて小さく舌を突き出して見せた。
ついばむようにして俺はその舌を口に含んだ。
もう何も考えられないまま唾液を交換し合い、舌を舐め合い
――そうしているうちに早苗さんはゆっくりと腰をもたげ、
痛いほどそそり立った俺のペニスを呑みこんだ……。
「あ……あん。……ああああん」
147 :
ヨリタケ:04/07/22 00:29 ID:VjQeRurR
ソレでも別れられぬ古女房のなんとやら。
しっぽりと。
>146
絶妙のタイミングでインターラプトいれんじゃねえよ!
もう眠くてかなわん。残りは明日の朝だ。
寝起きにエロテキスト書く――あの苦しみをもう一度。
149 :
皐月龍斗:04/07/22 00:38 ID:FVrOpQ0s
こんなアレンジでよかったんでしょうか?
>135
確かにこの曲は少し暗いかもしれません。
けど自分なりにはシナリオとあわせてみたつもりですが・・・
もし他の人たちがリミックスを希望する場合はしますので
意見をよろしくお願いします。
それと曲はどこの提出すればいいんですか?
この掲示板でいいのかなぁ?
えーと、質問なんですが…
・投稿途中に途中でアクセス規制になったりしてご迷惑にならないように、
完成テキストのリンクだけをこちらに張らせていただくのでもいいですか?
・ネコにどこかで迷いが生じていた(まさか二重(三重?)スパイだった?)というのは、
作者様の設定に反しますか?
なんかいろいろ騒がしくなってるなw
>150
完成テキストのリンクを張る投稿方法はまったく問題ありません。
カルマの迷いについては具体的なところがわからないとなんとも言えないのですが、
猜疑心旺盛な猫なので、一度や二度は十賢者を疑ったかも知れません。
もっともそれは親を疑うようなことなので、カルマにはどうしようもないのですが。
>149
曲の提出というのが「ファイルの受け渡し」だとすればもう済んどります。
要はおれらがファイルをダウンロードできればいいので。それとも何か別のことかな。
早苗さんの中に入ったとき、
全身の神経がペニスから伸びだしてゆくのを感じた。
その神経はぬめらかな粘膜から触手のように侵入し、
彼女の身体を走る神経と絡み合った。
「すごく……。すごく美味しいよ? 朋也ちゃんの……」
たおやかな裸身を俺の上でぶるぶると震わせながら、
早苗さんは巧みに腰を回転させた。
速すぎず、決して遅くもないその律動は、
俺の中心に今まで感じたことがない種類の快楽をもたらした。
――これが交尾なのだと思った。
もはや目の前の女は本能に従順な一匹の獣に過ぎなかった。
言葉を成さない呻き声をあげ、涙と涎を絶え間なく流しながら、
俺という雄と交じり合うただの雌になり果てていた。
「あん……あん。あ……。もう、私……いく。いくいくいく」
早苗さんは俺の両肩に爪を立て、
上体をのけぞらせて腰の動きを小刻みなものに変えた。
彼女が呼吸を止めて身体を痙攣させるのと、
俺のペニスが大量の精液を吐き出すのとが同時だった。
早苗さんの腹の奥深く――淫らにぬめる穴の中に勢いよく射精を続けた。
半開きの唇がひゅっと息を吸いこむ音が聞こえた。
そうして彼女は再び腰を動かし始め……
俺の意識は真っ暗な闇の中に落ちていった。――
目覚めるとすでに明け方だった。
乾いた朝の光がブラインドの隙間から部屋に染みこんでいた。
こちらに背中を向けて、汗まみれの女が毛布も羽織らず寝息を立てていた。
思わず笑いが零れた。
俺は残酷な絡繰りをはっきりと理解した――これで帳尻が合ったのだ。
俺は自分の欲望のために早苗さんから全てを奪った。
そして彼女もまた同じように自分の欲望のために……。
俺はその先を考えなかった。
その先にあるものを考えることができなかった。
早苗さんが目を覚ましたらまた何回でも犯せばいい。
温かく溶けたヴァギナにペニスを挿し入れ、
粘膜を擦り合わせて彼女を悦ばせればいい。
今の俺にとってはそれが全てで――他のことは何も考えなくていい。
緩慢に日が高くなってゆく中で、
自分が夜の海原に漂っているのだという幻覚に襲われた。
月も星もない夜空と、どこまでも広がる凪いだ黒い海。
そのただ中にあって――俺はもうどこへも行けない。
沈んでゆくことしかできない。
小鳥のさえずる声が聞こえた。
隣で女が気怠げに呻いて寝返りを打った。
俺は彼女に向きなおり、その豊かな胸に顔を埋めて
……名残を惜しむように、少しだけ泣いた。
end
絶対に落とせない専門の試験のために徹夜して、
あと一時間で家を出ないと間に合わないってところで猛烈な睡魔に襲われて、
「よし一時間だけな」と目覚まし時計もかけずに寝ちまうような、
そんな弱さを誰もが心に持っていると思うのです。
……ごめん朋也。そして二人。