もし「あの日」に汐が失われなかったなら、彼らはどういう日々を過ごしただろう。
そんな日々を徒然行くままに書くスレ。
シリアス、ほのぼの、雑談、設定、何でもありで。
再婚は荒れるので、くっつきそうで、くっつかない辺りが理想。
主要登場人物
岡崎朋也 妻の渚を失い呆然自失の中、父直幸と和解し汐の父親として目覚める。
岡崎汐 朋也と渚の子。長い間古河家に預けられていた反動で、パパっ子に。
古河早苗 汐の祖母。外見はどう考えても20台にしか見えない…。
古河秋生 汐の祖父。汐は「アッキー」と呼んでる。子供のような大人。
藤林杏 汐の通う、幼稚園の保母。朋也の旧友でいろいろあるらしい。
伊吹風子 時々岡崎家に遊びに来る。事故で意識不明だったが、最近目覚めた。
岡崎渚 故人。朋也の最愛の人だったが、汐を産んだ後亡くなる。
前スレ 岡崎朋也と汐〜父子家庭の日々〜
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1085992043/
2 :
名無しさんだよもん:04/07/16 21:17 ID:Zi4D8N3Y
あぁっ、早苗さんの所を修正してないなんて>>1はアホな子ですっ!
>>1ご苦労様です
>>1 スレ建て乙
生暖かい目で楽しんでます(´・ω・`)
落合ゲット
乙
>>2 前スレ1がアホなだけだから、気にすんなっと
>>1 藻疲れ。新スレのために何か動きを見せたいのだが、何も出来ない罠。
汐って作中で年齢語られてたっけ?4歳くらい?
5年ほっといたんだから、4歳〜5歳だろうな。
12 :
名無しさんだよもん:04/07/17 09:47 ID:ko26hx/v
なるほど
即死しそうなのであげますよ
>>1乙、それと即死回避だ
, -‐‐--‐ 、
/ / ヽヾ、 , -―‐- 、
| (ノ/リノ)リ)))) ヾニ====ン
| (| ┃ ┃ |ノ (( ( (从リ.i さすがだよね、パパっ
`Nハ、''ー''ノ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ i!´ヮ`|)! i(
|i.つY^|iつ/ 父子家庭 / ⊂⊂j丶>
 ̄ ̄ ̄ ̄\/_____/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
16 :
1:04/07/17 20:51 ID:hKNmhI/i
風子「んー!初の教育実習で緊張しますー!」
風子「でも先生になる為なら風子、頑張ります!」
担任「ははは、その意気でがんばって下さい」
風子「んー!やっぱり緊張しますっ!」
担任「それでは少しの間だが君達に理科を教えてくれる教育実習生の伊吹風子さんだ」
風子「あ、あ、あ、あのっ、い、伊吹風子ですっ」
風子「ど、ど、ど、どうぞ、よ、よろ、よろし・・・」
汐「風子おねーちゃんがんばれー」
風子「汐ちゃ・・・岡崎さん、ここでは『お姉ちゃん』ではなくて『先生』ですよ」
汐「あ、そうだった、ごめんなさーい」
風子「あ、岡崎さんありがとうございます」
風子「お陰で落ち着きました」
風子「改めて自己紹介します」
風子「これから少しの間ですがみなさんの先生をさせていただきます伊吹風子です」
風子「多少至らない点もあるかとは思いますが私も一緒に勉強させていただきます」
風子「みなさん、どうかよろしくお願いします」
風子「ふぅ・・・自己紹介したばっかりなのにいきなり一人で授業をするとは思いませんでした」
汐「伊吹先生格好良かったよ」
風子「さっきはああ言いましたが、その呼び方はどこか恥ずかしいですね」
汐「そんな事無いよー、とっても似合ってるよ」
風子「ありがとうございます」
汐「にしてもおねーちゃんが先生ここの中学に実習に来るなんて思わなかったよ」
汐「しかも私のクラスの副担任なんて」
17 :
2:04/07/17 20:52 ID:hKNmhI/i
汐「せんせー、一緒にお昼食べませんかー?」
風子「いいですよ」
汐と友達「やったー」
女子生徒A「うわー先生のお弁当すごーい」
女子生徒B「これ全部先生が作ったんですか?」
女子生徒Ω「おいしそーー」
汐「実は私のお弁当も先生が作ってるんだよ」
女子生徒A・B・Ω・D「えぇーーいいなーーー」
風子「皆もこれくらいならすぐに作れるようになりますよ」
汐「先生、ここ教えて欲しいのですが」
風子「どこですか?・・・ここはですね、ここがこうしてこうなってあーなる訳です」
汐「あっそうかー、さっすが先生っ」
風子「昨日教えた所ですよ・・・また今週の日曜は家庭教師ですね」
汐「うーん、嬉しいような悲しいような・・・」
18 :
らす:04/07/17 20:53 ID:hKNmhI/i
汐「・・・今日で終わりなんですね・・・」
風子「早いものですね」
汐「私、・・・ずっと先生の生徒でいたいです!」
風子「大丈夫ですよ」
風子「今度は汐ちゃんの担任になって戻って来ますから」
風子「約束です」
汐「うん・・・約束だよ!」
風子「そうだ、これをあげましょう」
汐「・・・ヒトデのペンダント?」
風子「私の妹の証です」
汐「お姉ちゃんっ!!」
汐「わたし・・・私、お姉ちゃんの事・・・絶対待ってるからね!」
汐「絶対・・・ぜっ・・・た・・い・・・」
汐「ぱぱー、またふうこおねえちゃんがうごかなくなっちゃった」
朋也「またか、・・・今日はブルーペプシでも鼻に流してみるかな」
ネタ切れでついかっとなt(略
>「にしてもおねーちゃんが先生ここの中学に実習に来るなんて思わなかったよ」
ここおかしくない?
>>20 全ては風子の妄想って事で納得してくだちい
>>20 あ、ごめん、また誤字ってたのね;
;y=−( ゚д゚)・∴タ──────────ン
\/| y|)
なるへ〜
24 :
温泉1:04/07/17 21:50 ID:i+ZWcZqh
後ろの方で、汐のはしゃぐ声が聞こえる。
「汐、走ったら転びますよ」
「はーい」
カコーン。
桶の音が響く。
早苗さんに誘われ、日帰りでやってきた温泉。
受付で手続きをしているところで、早苗さんが聞いてきた。
『朋也さん、家族風呂でいいですか?』
『ん? いいです…よ。………、……、え?』
家族風呂って……。
湯舟でオッサンと向かい合う。
「……小僧」
「なんだオッサン」
「早苗に手ぇ出すんじゃねーぞ」
「出すわけねーだろっ」
「何ぃっ、早苗はもうばばぁだから、手ぇ出す気もねぇっつーのかーーーーっ?」
「そんなこと言ってねーーーっ」
「早苗はなぁ、肌も、なんつーかまだまだ張っててなぁ…」
「……」
「胸もこうでけぇわりにタレてなくてなぁ、………、って、俺は何解説してんだーーっ!」
「秋生さーん、お隣に迷惑ですから、大きな声で変な事言わないでくださいねー」
「…小僧っ、てめぇのせいで叱られたじゃねーかっ」
「オッサンが勝手に言っただけだろっ」
「まぁ、いい。……小僧」
「なんだ?」
「ここは温泉地だ」
「あぁ」
「汐は面倒見ててやるからな、…遊びに行ってもいいんだぞ」
「……なっ」
25 :
温泉2:04/07/17 21:52 ID:i+ZWcZqh
温泉地で遊びといえば、あれのことだよな。
「行かねーよ」
「渚のことが忘れられねーのはわかる。が、男として、それとこれは別だろ」
「……そうかもな」
しかし、今日は汐や早苗さんと一緒に来てるんだ。なんてこと言いやがる。
ちらっと後ろを振り返る。
早苗さんは汐の頭を洗っていた。
「やっぱ行かねーよ」
「ちっ」
……。
…。
たたたたっ。
どぼーーーんっ。
汐が足から飛び込んで来た。
「ぷはーっ」
「こら、汐、危ないぞ」
「ごめんなさーい。…えへへ」
「元気でいいじゃねーかっ。なー、汐」
「すべったら大けがするだろっ」
「秋生さん、朋也さんの言うとおりですよ」
すぐ後ろから声がした。
ちらっと振り返ると……。
『うわっ』
……オッサンの言うとおりだった。
あわてて前を向く。
タオルで前を隠しているとはいえ、隠しきれないボリューム。
『渚、胸だけは早苗さんに似なかったんだな』
『って、何考えてんだっ』
ばしゃっと顔を洗う。
26 :
温泉3:04/07/17 21:53 ID:i+ZWcZqh
ちゃぽん。
早苗さんはオッサンの横に静かに座った。
「んーーーっ。いいお湯ですねっ」
「そうだな。いい湯だぜ」
「さなえさーん」
汐が湯を跳ね上げながら、早苗さんに抱きついた。
落ちつけ、落ちつけ……。
早苗さんはお義母さん、早苗さんはお義母さん……。
「…ふぅ」
ちょっと落ちついた。
早苗さんとオッサンに挟まれてはしゃぐ汐を見てると……。
まるで、幸せな親子を見ているようだ。
この場面が俺と渚と汐だったなら……。
ちょっとだけ胸が痛んだ。
汐が早苗さんに甘えている風景は、とても慈愛に満ちているように思える。
早苗さんの母性は、母を知らない汐にとって、いい情操教育になっているに違いない。
たぶんそうだよ、な?
「……」
あぁ、そうか。
俺も母親のこと、知らないんだった。
でも記憶に鮮明な、汐を身ごもってから生むまでの間の渚。
それは早苗さんに重なって見えた。
27 :
温泉4:04/07/17 21:54 ID:i+ZWcZqh
「パパぁ?」
汐が俺のところに泳いできた。
考え事をしてたので心配したのかな?
「汐、気持ちいいか?」
「うんっ」
ばしゃばしゃとバタ足する。
「こら、お風呂でばしゃばしゃしないっ」
「はーい」
「ん、いい子だ」
頭の上にぽんっと手を載せる。
「えへへ」
ふと、ふたりの方を見ると……。
早苗さんとオッサンは、こちらを向いて幸せそうな顔で笑っていた。
「……」
なんだか、とても照れくさかった。
俺が照れてるだけで、俺がよくわかってなかっただけで、幸せな家族の一員になってると思って、……いいのかな?
もう早苗さんを見ても、それほどドキドキしなかった。
家族風呂を選んでくれた早苗さんの心遣いが、とてもありがたく思えた。
「早苗さん、お誘いありがとうございました。とても気持ちいいっす」
「はいっ。そう言っていただけて、よかったです」
『ありがとう、お義母さん』
心の中でそうつぶやいた。
……。
…。
28 :
温泉5:04/07/17 21:55 ID:i+ZWcZqh
俺と汐とオッサンでお湯のかけ合いをしたり、湯舟を泳ぎ回ったりで、汐が見るからにのぼせてきた。
いい頃合いだな。
「汐、あがってアイスでも食べよっか?」
「うん、アイスたべるっ」
「早苗さん、俺たち、ひと足お先にあがりますね」
「あら、朋也さん、だったら…」
「せっかくの温泉ですから『お義母さん』と『お義父さん』はごゆっくりしてください」
「……」
「……」
オッサンは『ぞくっときたぜ』という目で抗議している。
早苗さんは……
「はいっ、では、お言葉に甘えてゆっくりさせていただきますね」
俺の心を汲んでくれた。
……。
…。
一生懸命アイスを食べる汐。
「おいしいか?」
「うん。つめたくておいしいっ」
あの照れくさいような、温かくなるような感じ。
それを最初に感じたのは…。
そう、渚に連れられて古河パンを訪れた時だ。
なんだかむず痒く感じたことを覚えている。
あれは、そのころの俺が知らなかった温かいものだった。
あのとき、俺は場違いだと感じたけど……。
そっか、あのときからずっと、最初からずっと、あの人たちは俺たちのこと、温かく包んでくれてたんだ。
そして、俺と渚が苦しんでいたときも、
俺と汐が壊れていたときも……。
『今頃気づくなんて、とんだ親不孝ものだな、俺って』
「おいしかった」
汐がにこっと笑う。
「そっか。おいしかったか」
29 :
温泉6:04/07/17 21:56 ID:i+ZWcZqh
休憩所のソファーに座って、のんびりふたりを待つ。
「きのうね、なべがねー……」
汐は、幼稚園のことを一生懸命報告してくれる。
「汐、実はな……」
「なぁに?」
「パパ、ボタンの子供のころ知ってるんだぞ」
「えー? ほんと?」
「俺がボタンを出会ったときな、ボタンってこーんなに小さかったんだ」
「このくらい?」
「そうそう。杏先生が軽く持ち上げてたくらいだからな」
「かわいかった?」
「そうだなー。いのししだからなー。でも杏先生はかわいがってたぞ」
「みたかったなー」
30 :
温泉7:04/07/17 21:57 ID:i+ZWcZqh
ゾクッ。
「うわっ!」
死ぬほど驚いた。
首筋に冷たいものを当てられたようだ。
「小僧、飲めっ」
投げられたビールの缶をなんとか受け止める。
「オッサンっ、びっくりするじゃねーかっ」
「そのくらいでオタオタするんじゃねーよ」
汐がクスクスを笑ってる。
「朋也さん、お待たせしました。お言葉に甘えてゆっくりさせていただきました」
「それはよかったです」
投げられた缶だからな。慎重に開けようとしたが……。
プシューーーっ!
「ぶっ」
勢いよくビールが飛び出し、顔面でかぶってしまった。
「……おい、オッサン」
「早苗の…を見たんだからな。でもこのくらいで勘弁してやる」
「……」
ま、気持ちはわかる気がする。
が、缶の向きをちょっと変えた。
結局、温泉に入り直すバカふたりだった。
誤字ってオタオタしてる所にキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
即興ネタとは思えない楽しく暖かいSSをありがとう(; つД`)
・・・ところで、終わり・・・ですよね?( ・ω・;)
>>31 ありゃ、わかりにくかったですね。
30で終わりです(´・ω・`)
ブルーペプシ、みつからない(´・ω・`)
GJGJ!!
お二人ともGJ!
よくかっとなってる人はかっとなるから誤字ってるに1うっかり八兵衛
・・・家族温泉行かぁ、うちも母親いなくて祖父・祖母健在だからみんなで行ってみたいなぁ
>>34 御婆様が早苗さん似なら一緒に行きたいです。
かっとなる人のネタ、最後で吹きました。今まででいちばんおもろかったです
電気工って、何歳まで続けられるんだろう?
>>37 いつまでも現場に出向くわけでもないから定年まで続けられるなら続くだろ?
俺が警備員のバイトしてた時は50代くらいの人も割といたけど、ジジイって感じの人はいなかった。
現場監督になるとそんなに身体使わなくなるから、結構続けられるんじゃないか?
ところで何故Ωなんだ?
な、なんだってーのあれだろう。と俺はオモタ
>37
漏れが知ってる人はとっくに70代いってる。
「病気か何かで足腰たたなくなるまで現役」だとか。
ちなみに、パチンコするために働いてるそうだ。
>42
一つの職能で長いことメシ食ってきた人は伊達じゃないな。
そこまで生き様をシンプルに捉えられるとは。悟りの境地だ。
>>43 上の一行には激しく同意。
70過ぎても、「エロゲするために働いてる」とか言ってみたい。
45 :
名無しさんだよもん:04/07/20 16:50 ID:0sJ+vtqH
汐ちゃん…。
温泉ネタいいなぁGJ!GJ!
温泉時のBGM:東風
おみごと>>前スレ1000
あれ?
朋也がとっても可愛く見えるんですが・・・
せっかくの1,000ゲットなのに999宣言たぁ甲斐性なしだな、小僧と孫よ
/^/^ヽ /^\ 7
, -‐-V-‐ 、 , -‐ヽ/‐- 、
/ ノ ハ ヾ、 ,ヘ ヘ、ヽ
| ノ/j// ノリ)リゞ 〈 ((((ノノ)))〉ミ.|-、 何はともあれ埋立完了ですね、秋生さん
ノ (| ┰ ┰ |ノノシュボッ | | ┃ ┃ | |)_|/ そして何気に50ゲットです
ムノヘ、 皿━・(), / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ | |、'' ヮ''ノ| |ゝ__>
/}_|ー|l{| |E)/ 勘定奉行 / と}l|ー⊂l}| ))
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/_____/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
あぁ、ついでに早苗のパンも一緒に埋めてきたぞって…やべっ
/^/^ヽ /^/^ヽ
, -‐-V-‐ 、 , -‐-V-‐ 、
/ ノ ハ ヾ、 / r ヘ、 わ、私のパンは…
| ノ/j// ノリ)リゞ , -|彡 ((ノノ))))i| 旧スレの埋め立てだったんですね〜!!
ノ (| ┰ ┰ |ノノ 。・゚・゚ 。| | / ヽ | |。゜・゜・。
ムノヘu ロ ノ" / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ん'ハ| | '' (フノi |
/}_|ー|l{|つ / 勘定奉行 / | i ⊂}l|ー|l{つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/_____/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
なんか…イイ
>>32 ブルーペプシってセ○ン○レブンで数量限定生産だったやつか?
一月前には、専用棚があったくらい押し売りされてたが、たしかに最近みかけないかも。
俺が飲んだときの感想は、なんつーか……見た目どおりの味だったぞ。
たしかにペプシっちゃあペプシなんだけど、なにかヤヴァイもの入ってるっぽ(r
54 :
名無しさんだよもん:04/07/21 19:59 ID:nr+Q2RTM
3・2・1・ハッスル!ハッスル!!って絶対ゴロが悪いよね。
SSキボンヌ
55 :
1:04/07/22 02:37 ID:QmLf2e1W
陽平「何っ!それは本当なのか!?」
杏「・・・ええ、今手術中ですって・・・」
陽平「わかった、すぐに向かう!」
ガチャン
芽衣「お、お兄ちゃんどうしたの?」
陽平「・・・支度しろ、朋也が交通事故で・・・・・・・重症だ」
芽衣「!」
【幻想世界】
???「一体それに何の意味があるというんだ?」
????「大丈夫、きっと君にも素晴らしい事だから・・・」
???「とても意味の無い気がする」
????「これからだよ・・・」
ブロロロロ・・・
芽衣「・・・朋也さん、きっと大丈夫だよね?」
陽平「大丈夫に決まってるだろ」
陽平「あいつは朋也だぞ・・・俺の親友なんだぞ!」
芽衣「そう・・・だよね」
陽平「とにかくアイツの無事を信じて急ぐぞ・・・」
俺はアクセルを更に強く踏んだ
【幻想世界】
???「もう遅いんだ、遅いんだよ」
????「まだ遅くなんて無いよ」
???「本当にそう思うのか?」
????「大丈夫だよ・・・」
56 :
2:04/07/22 02:38 ID:QmLf2e1W
陽平「杏!朋也、朋也は!?」
杏「落ち着きなさいよ!私だって知りたいわよ・・・」
汐「ぱぱ・・・ひっく」
早苗「大丈夫、大丈夫ですよ汐ちゃん」
陽平「・・・まだ手術中なのか?」
杏「・・・(こくり)」
秋生「・・・ちっ、あの大馬鹿野郎!汐を一人にしてみろ、ぶん殴ってやるぞ!」
早苗「秋生さんっ!」
秋生「・・・わりぃ」
芽衣「そんな・・・」
陽平「くそっ、頑張れよ朋也っ!」
【幻想世界】
???「俺、もう駄目だ」
????「ここまできて?」
???「君にはわからないだろうな」
????「あと少し、あと少しなんだよ・・・」
57 :
3:04/07/22 02:39 ID:QmLf2e1W
椋「皆さん、大変です!」
杏&陽平「椋!朋也に何かあったの(か)!?」
椋「・・・ええ、実は出血が酷くて輸血用の血液が足りないの」
芽衣「血液型は何型なんですか!私で良ければ献血します!」
秋生「俺の血をありったけ使え!合わなくても使え!」
早苗「私もです!」
椋「落ち着いてください皆さん!」
秋生「あ、ああすまない・・・」
椋「ただ、困った事に朋也君の血液型がB型Di(b−)という世界でも稀な血液型なんです・・・」
杏「・・・そんな・・・」
秋生「畜生!俺じゃどうすることもできないのか!」
陽平「Di何型だか知らないけどなんとかならないのか?」
椋「今必死に問い合わせてますがどこもないんです・・・」
汐「ぱーぱーーー」
早苗「大丈・・・・夫、だいじょ・・ぶ・・・で・・・っからっ・・・」
芽衣「・・・!お兄ちゃん!」
芽衣「・・・お兄ちゃんB型Di(b−)だよっ!」
陽平「・・・・・・・・・・・・・・・・・・え?」
陽平「俺・・・が・・・朋也を・・・・・・・・・・助けられるのか!?」
秋生「おいボウズ!頼む!アイツを救ってくれ!この通りだ!」
早苗「春原さん、お願いしますっ!」
杏「お願い!アイツを助けてあげて!」
汐「おじちゃん・・・ぱぱたすけて・・・」
陽平「当たり前だ!俺の血でアイツが・・・親友の命が助かるのなら俺の血なんぞ全てくれてやる!」
陽平「元藤林(妹)、案内してくれ!」
58 :
4:04/07/22 02:41 ID:QmLf2e1W
【幻想世界】
???「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
????「しっかりして」
???「もう・・・・いいだろ?」
????「最後は素晴らしい事が必ず待ってるから・・・・」
『手術中』のランプが消える
杏「!」
秋生「終わった・・・のか」
汐「ぱぱ、ぱぱは?」
早苗「先生を信じましょう・・・春原さんも頑張ってくれているんですからきっと大丈夫ですよ」
ガチャ
秋生「先生!アイツは・・・手術は成功したのか!?」
先生「彼の親友のお陰で奇跡的に成功しました」
汐「ぱぱっ」
杏「よかっ・・・た」
秋生「あんにゃろう、心配させやがって」
芽衣「朋也さん・・・お兄ちゃん・・・・」
早苗「ほっ・・・とっ・・・・かっ・・・・た・・・」
59 :
らす:04/07/22 02:42 ID:QmLf2e1W
【幻想世界】
【↑誤字 ↓訂正】
【現実世界】
陽平「んでよぅヒック、その先生がマスク取ったら実はお前でようウィッ全員に金ダライが振ってくるって夢だったわk」
ブチ
朋也「さっさと電話線抜けば良かった・・・」
汐「にゅ・・・ぱぱ?」
朋也「起こしちゃったか、悪い悪い」
汐「すー すー」
朋也「ぐあ、日付変わってる・・・こりゃさっさと寝ないと明日に響くな・・・」
リアルで事故ってかっとなっtt(略
春原は朋也を名前で呼びませんよね確か
呼ぶっちゃー呼ぶんでない?
あとSSおつ
季節は夏。
暑さを解消する為、俺の部屋で怪談話をする事に。
参加者は 俺 汐 春原 杏の4人。
「で、時間は夜となった訳だが…」
部屋は真っ暗で明かりはロウソクのみだった。
ロウソクの光で普段はかわいいだんごの人形や春原の顔が怖く見える。
「いやぁワクワクするよなぁ、僕のとっておきを話す時がついに来た訳だっ!」
「あ、あんまり怖いのは…ダメ…だからね?」
杏は始まる前から既に怖がっている。
「パパ、階段の話ってどんなの?」
「んーそうだな、築何年経過したーとかそんな感じの話だな」
「朋也…汐ちゃんに嘘つくのやめなさいよ…」
春原が突然立ち上がり興奮気味に言う。
「さーって! 誰から怪談話を始めるんだいっ!?」
「あー、あたしパス。聞き専門ってことで」
「俺も特には無いな」
始まる前から既に終わってる俺ら…。
「あんたらほんとに怪談話する気あるのかよっ!!」
「いや、春原の顔で既に恐怖を感じてるから大丈夫だって」
「それもそうね…」
「さりげなく酷い事言ってますねあんたらっ!」
「春原は座り、大きく息を吸い込み変な目というか異様な目で話を始めようとした」
「聞こえてるっつのっ!!」
「これは10年前の話だけど…1人の男が旅館へ泊まったんだ」
「そうか、それはめでたいな」
「ちゃんと聞けよっ!」
「…すびばせんっ」
「わかった」
「ごほんっ…それでその男が部屋でのんびりとしていると
風呂場の方からシャワーの音が聞こえた。
男は驚いた、何故ならその部屋には男1人しかいなかったからね」
辺りを見回すと杏が既に震えている。
汐も…俺にぴったりとくっついて震えている、何となく察知しているのだろう。
「そして恐る恐る風呂場へと近づき、ドアを開けるとカーテンが何故か閉まっていて
その奥からシャワーの音が聞こえている。
男は震えながらもそのカーテンに手をやり、開けると…血まみれの女性がいたんだ」
「…で、その後どうなったんだ?」
「ん? これでおしまい」
「終わりかよ!! こう…オチみたいなのは無いのか!?」
「ある訳無いじゃん、だって怪談話だし」
再び周りを見ると何故か杏と汐は震えている。
2人には十分な破壊力の話だったようだ。
「ね、ねえ…朋也…風呂場の方から何か…聞こえる」
「え?」
耳を澄ますとたしかに風呂場からシャワーの音が聞こえている。
「ちょ、ちょっと…他に誰かいたの?」
「いや…俺ら以外いないはずだが…」
「じゃ、じゃあ…一体風呂場に誰がいるのよ!!」
全員が静まり風呂場の方を見つめていた…。
「いいか春原、俺がガッツポーズとったらドア蹴るから
その後一気に突入するぞ」
「わかった、いやぁ…わくわくするねっ!」
杏は部屋の隅で震えてうずくまっている。
汐は俺の足にしがみつき離れようとしない。
俺は大きく息を吸い込み、ガッツポーズをとりドアを蹴破った。
「誰も…いない」
「んー、案外シャワーが緩んでて閉め忘れた…とかじゃないの?」
「いや…たしかちゃんと閉めたはずだが…」
「パパ…こわい」
汐は今にも泣きそうな顔でしがみついている。
「あっはっは! やっぱり幽霊なんてこういうもんなんだってっ!
僕は幽霊とかあんま信じてないしっ!」
「春原は引きつった顔で無理な笑いをしていた」
「だから聞こえてるっつの!!!!」
『うるせえぞコラァ!!!』
突然壁から大きな音と叫び声が聞こえた。
「ひ、ひぃいいいいいい!」
「お前があまりにもうるさ…ちょっと待て」
「どうした岡崎? 変な顔して」
「いやお前ほどじゃねえから」
「朋也…どうしたのよ…」
「いや……隣ってさ、人住んでないはずなんだよ…な」
真夏の怪談話 END
66 :
コテとトリップ:04/07/22 20:21 ID:16Kpeqh1
楽しいな、怪談好きだ。それに怯える婦女子も。ひひっ
もう一練り、欲しかった。贅沢かな
そりゃぁ贅沢だw
…もっと精進せねばなぁ
68 :
コテとトリップ:04/07/22 20:52 ID:16Kpeqh1
そっか、贅沢か。そんじゃあ我慢するしかなかろうな
ならばオチにもっていくまでもう一工夫欲しかった。溜めっつうか
スーっといきすぎな希ガスるよ。ちょっと拍子抜けしちゃった。ひひひっ
幽霊じゃなくても怖いですな
おつー
>>63-65 かぁっ、幽霊の出そうなボロアパートで怪談ネタたぁ風流じゃあねえか
/^/^ヽ /^\ 7
, -‐-V-‐ 、 , -‐ヽ/‐- 、
/ ノ ハ ヾ、 ,ヘ ヘ、ヽ
| ノ/j// ノリ)リゞ 〈 ((((ノノ)))〉ミ.|-、 あら、そういう秋生さんもオバケは苦手では
ノ (| ┰ ┰ |ノノシュボ | | ┃ ┃ | |)_|/ ありませんでしたか
ムノヘ、 皿━・(), | |、'' ヮ''ノ| |ゝ__>
/}_|ー|l{| |E)、 ,旦 旦 と}l|ー⊂l}| ))
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
あぁ、そうだったんだけど…早苗見てると時々オバQに見えて
気がついたら免疫できちゃったんだよなぁ…
/^/^ヽ /^\ 7
, -‐-V-‐ 、 , -‐ヽ/‐- 、
/ ノ ハ ヾ、 ,ヘ 」L、ヽ 我輩をあのような大飯喰らいで犬嫌い
| ノ/j// ノリ)リゞ 〈((((ノノ)]「〉ミ.|-、 ズッコケ慌てんぼオバケと一緒にするとは!!!
ノ (| ─ ─ |ノノ | | ☆ ☆ | |)_|/
ムノヘu ロ ノ" | |、'' Д''ノ| |ゝ__> 早苗 超絶メチャ切れでありまーす!!!
/}_|ー|l{|つ━・~旦 旦 と}l|ー⊂l}| ))
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
Σノ (| ─ ─|||ノノ 何でそんなに詳しいの!!?…ってキャラ違うぞ早苗!!!
しょっぱいな
よかった、ここ残ってたか
このスレさえ無事なら十分。
おまいらがんばれ!
74 :
名無しさんだよもん:04/07/23 19:20 ID:xh9CXruO
AIR旅行スレ落ちちゃいました(ToT)
あと、怪談話なら風子で十分…ごめんなさい!
76 :
名無しさんだよもん:04/07/24 15:26 ID:cnBXKtko
芽衣のスレも落ちたな。
もし、汐が私立の高校・大学行ったら、朋也一人の稼ぎで大事だろうか??
古河家だって、きついと思うけど…
大丈夫だろ
朋也の稼ぎもそんなに悪いわけじゃないし、汐編で秋生が渡そうとしてきた額(1本)といい…。
18年もありゃそれなりストックは貯まっているはず。
> 秋生が渡そうとしてきた額(1本)
?
そして、高校在学中に妊娠してしまう汐
>>79 21以上なら社会勉強を
21以下ならカエレ
82 :
コテとトリップ:04/07/25 20:14 ID:vSFUrIab
わからないやつにはわからんだろ
そんな高飛車にいうほどのことでもあるまい。かわいそうだ
奨学金制度や定時制に進学と色々抜け道はある。
いざとなりゃ古河夫婦の年金だって…ってそれは年齢的に微妙だな。
でも父子家庭スレの汐の場合、成績が良くても奨学金にも頼らないで
就職も兼ねた定時制に行きそうだな…遅すぎる反抗期として。
俺、高校のとき、親が難病になって働けなくなったけど、
授業料免除と奨学金で帝大理系の院出たよ。
今はその大学の教員なので、奨学金も返済免除の予定だよ。
学生のときは自宅からバイク通学してたので、金もほとんどかからなかった。
贅沢しなきゃ大丈夫でしょ。
それよりも、涼・杏・ことみシナリオを見る限り、智也は結構金持ってるような・・・
バイトもしてないし、親からもらう様な感じはしないんだけどな・・・
俺は高校のとき、財布に5000円以上入ってることなかったよ・・・
> 秋生が渡そうとしてきた額(1本)
?
>涼・杏・ことみシナリオ
それ麻枝以外のライターが書いたシナリオだし。
麻枝の書いたシナリオでは朋也は金ない金ない連発してるべ。
ライター間で設定の統一ができてないんだろうな
87 :
よしお:04/07/26 14:09 ID:TZ8SW/cw
とりあえず、一話の冒頭部分の地の文を読んで一言。
「た」及び「だ」で終わりすぎ
小学生の作文か?
>>87 とりあえず8話を見てみた。
>汐ちゃんへ
> はめまして。
腹がヤバイくらい痛い。
そんな文があったのか!
やばい、評価を神認定に変更する
>>84 ことみシナリオでは朋也は昔バイトして金を貯金してた事になってる。
>>85 一本=百万円
>>87 ご本人でしょうか?
まぁそれはどうでもいいかもしれませんが…。
とりあえず2話まで読んでみました。
この時点での感想。
内容は悪くないと思います。
先を読みたい、早く先を知りたいと思わせる魅力もあると思います。
それだけに、非常にイライラします。読んでいて疲れます。
細かいルール違反(!や?の後に空白がない)や変な助詞の使い方、読点の不適切な打ち方、
過剰な「わたし」の表記、不必要な括弧内の説明など、
こういった細かいところが気になって、読んでる途中で何度も引っかかってしまいます。
それと文章のリズムが少し悪いのも、スムーズに読む妨げになっていると感じました。
あと「〜だった」が多いのは…一人称視点の持ち主である汐にとって過去の話だから仕方がない面はあるかもしれません。
とはいえ、何とかならなかったのかな、とも思います。
最後にこれだけは言わせてください。
イクラサンド、俺は大好きだー!
>>87 少し読んでみた。
あんた自分で書いた文読み返してないだろ。
なめすぎ。
>正座して話を切り出したわたしの声に篭る何を感じてくれたようだ。
冒頭だ。
声に出して読んでみ。
どこに1本なんて記述あった?って言いたいんだけど。
96 :
よしお:04/07/26 15:38 ID:TZ8SW/cw
87本人です。
早速のご指摘ありがとうございます。
皆様のご指摘が、その通りすぎて、恥ずかしいです。
8話だけ訂正しました。まずすぎです。
早苗がパン生地を秋生から分けてもらう
↓
中の具を構想する
↓
洗濯機のブザーが鳴る
↓
洗濯物を干す
↓
TVをつけながら乾いた洗濯物をたたむ
↓
わさびが体にいい事を知る
↓
具の中身はわさびに決定する
↓
生地を朝まで寝かせる
↓
寝る前にTVで子供たちの間でメロンパンが大人気と知る
↓
秋生をなだめつつ寝る
↓
起きる
↓
メロンパンがひらめく
↓
寝かせておいたパン生地にクッキーを乗せて焼く
↓
全部秋生が食う
↓
( ゚ Д゚)マズー
↓
おいかけっこ
>>87 最後まで読みますた。
やや予定調和っぽいけど、悪くないね。
ただ、汐の彼氏の家庭問題が妙にあっさり解決したのは個人的にはどうかと思った。
あとは他の方がレスしているように、文章が非常に読みづらい。
冗長になりすぎている部分も多い。例えば、平仮名多用の部分とか。
蔵っぽさは出ていて良いと思うので、一度推敲してはいかが?
汐が他の男といちゃいちゃするストーリーなぞ
読んでも胸糞悪いだけ
>>99 ようこそ、パパさん。
あ。100ゲトーかな。
色々言われてるが、その、あれだ。
泣いた。
9話、10話公開キボン
102 :
よしお:04/07/26 16:50 ID:TZ8SW/cw
よしおです。自分で呼んでいて文章の下手さにガックリです。
>98さん
せつない位ダメな文章を最後まで読んで頂きありがとうございます。
ご感想通りです。彼氏の問題の解決を詳細化すると、ダメなストーリー
構成がさらにわけわかめになってしまうので、実力では書けませんでした。
>99さん
その通りです。すいません。私も悩んだのですが、胸糞悪いッスよね。
103 :
よしお:04/07/26 16:53 ID:TZ8SW/cw
よしおです。
取り敢えず文体は我慢して頂いて、内容だけ味わって下さい。
文体はすこぶる反省しております。
>101さん
うっはー。感謝感激ッス。メールで8月上旬予定です。その後、アップ
します。
104 :
93:04/07/26 17:06 ID:naaHFII6
>>87 残りの3話から8話まで、一気に読みました。
多分このあたりは、作者であるあなた自身も自然と筆が進んでいたのでしょう、
とてもすんなりと読むことが出来ました。
ただそれだけに、やはり推敲不足が目立ちました。
つまらない誤字脱字などは何度か読み返せば修正できるわけですし、
細かい読点の打ち間違いなども、文章が与える印象やリズムを考えながら読み直せば、
修正できたはずです。
全体としては非常にGJだったと思えるだけに、この点がとてつもなく惜しい。
>>102 >その通りです。すいません。私も悩んだのですが、胸糞悪いッスよね。
Afterストーリーが始まって、汐編に突入した時、
「このまま汐の嫁入りまで話が進むのかなぁ、進んで欲しいなぁ」
とむしろ期待した私は少数派でしょうか。
こんな私だから、あなたの話は「待ってました!」てなものでした。
>>102 胸糞悪い理由
とりあえず8話中からの抜粋
> 私がそう言うと、良一はいきなり、私の着ているお母さまのパジャマの上から胸を触っ
てきた。鷲掴みで。
> 「良一、お願い。触っても、何してもいいから、いや」
> 俺がオッサンをぶっとばしてやる
> その時はオッサンとすっぱり縁を切ってやる
106 :
よしお:04/07/26 17:17 ID:TZ8SW/cw
連続書き込みすいません。
>93さん
ありがとうございます。私のダメダメな文章に、最大限の好意的な
ご感想を書いて頂いて、申し訳ないと思ってます。
初めて人様にお見せする為に書きました。人生最初の書きものです。
ずさんな推敲は反省です。ずぼらな性格がそのまま出てしまいました。
人様にお見せするという事がどういうことか、まったくわかっていな
かったです。
でも、皆さんにご指摘頂いてよかったです。
>105さん
その全ての個所を書くべきか、書いたらどうなるか心配でした。
他にもあるとは思います。ごめんなさい。
「はめまして」が観られなかった私は負け組。ショボーン…
検索までして探したのに(´・ω・`)
よしお鬱陶しい
一々レスつけてんじゃねーよ
ここはお前のSSスレじゃないぞ
作者は黙って意見を今後に生かせばそれでいいんだ
たまたま手に取る機会あったので、アンソロジー読んでみたんだが。
朋也が旅行で汐と暮らすと決意するが、汐はどうして朋也がそう考えってくれたのかわからないって話あった。
読んだ人にしかわからないのが申し訳ないが、このスレ的にどうだったのかな?
>>109 スマンが、何をいいたいのか良く分からない。
「汐の立場から考えて」わからないのか、そのアンソロ作者がわからないのか…!?
とりあえず、朋也の立場で考えるなら、
「渚がそう望んでいたし、自分もそうしたかった」ことを思い出したんじゃないかな?
もうアンソロで汐が出てるのか
ハ,_,ハ ダンゴーー♪
,:'∀` '; ダンゴーー♪
ミ,;:. ,ッ
゙"'''''"゙
`Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ヽ
DNAの2巻の内村かなめ氏でしょ。
氏はあーゆう男を困らせる女を以前からお描きの様子。俺はワラタ。
アンソロスレ確かあったな。そっちで聞いた方が食いつきいいかも。
バターロールの焼き時間は少し長めっと。
何度見ても、たくさんのパンが一斉にふくらむ光景はわくわくする。
今だ。
オーブンの扉を素早く開け、トレイを取り出す。
「よっしゃ、あがりっ」
いつもの時間通り、全部焼き上げた。
「朋也さん、おつかれさまでした」
早苗さんが仕上げの手を休めて、ねぎらってくれた。
「ありがとうございます。そっちはいいですか?」
パウダーシュガーを振りかけ済みのトレイを指差して聞いてみた。
「はいっ、おねがいします」
トレイをふたつ持って、店の所定の位置に並べる。
そろそろ最初のお客さんが来てくれるころだ。
早苗さんが、最後のトレイを持って来た。
それを受け取って並べると同時に、ドアの開く音が聞こえた。
「いらっしゃいませーっ」
……。
…。
「早苗さん、そろそろ…」
「あ、はいっ、どうぞっ、……520円になります」
そろそろ忙しくなってきた時間に抜けるのは申し訳ないが、遅れる訳にもいかない。
カシャッ。
寝室に入りカーテンを開けた。
「汐ーっ、朝だぞーーっ」
グズる汐をなんとか起こして、トイレに行かせる。
ハムエッグをちゃちゃっと作り、パンと牛乳の朝食。
はむはむと一生懸命食べてくれる姿を見ていると、なんだか嬉しくなってしまう。
ずっと見ていたいとこだが、店を少しでも手伝わなければ。
レジにつき、早苗さんには袋詰めに専念してもらう。
「120円、120円、150円です」
「390円になります。…110円のお返しです」
「いってらっしゃいませー」
早苗さんの笑顔での見送りが、この繁盛の秘訣なのかもしれないな。
……。
…。
「朋也さん、時間はよろしいですか?」
ん? あちゃ。こりゃ急がないと。
「すみません」
大急ぎで台所に戻る。
「汐ー、歯磨いたかー?」
台所に汐はいなかった。
「パパーっ」
寝室の戸が開く音が聞こえた。
汐はすでに園児服に着替えていた。
「おっ、ひとりで着替えれたか?」
「うんっ」
「どれどれ?」
おしいっ、ボタンがひとつズレていた。
「ちょっと直してやるからな、じっとしてろ」
「…うん」
残念そうな顔だ。
ひとりでできたから誉めてもらえると思ったのかな?
ボタンを外して留め直す。
「ひとりで着替えるなんて偉いぞ。次はボタンもできるよな」
「うんっ、がんばるっ」
頭をポンと撫でてやった。
「早苗さん、行ってきます」
「いってきまーす」
「はい、お気をつけて」
裏にまわり、自転車の鍵を開ける。
「よいしょっと」
汐を抱え上げ、後ろの子供席に乗せ、ベルトを締める。
「落ちるなよ」
「おー」
……。
…。
店に帰ると、忙しい時間帯は過ぎていた。
早苗さんひとりで捌けるようだったので、奥で朝の片付けと仕込みの準備をすることにした。
小一時間もたったころ、早苗さんが工房を覗いた。
「朋也さん、おつかれさまでした」
「早苗さんもおつかれでした」
「コーヒー入れますね」
「はい、ありがとうございます」
ちょっと休憩にするか。
……。
…。
「ふぅ」
心地よい疲労感が全身を包んでいるようだ。
「……」
浮かれた気分が一気にしぼむ。
仏壇には、早苗さんが供えたふたつのパン。
「……かなわねーよな」
最近、ようやく六年前の売り上げに追いつけそうな状況だ。
最初の年は悲惨なものだった。
俺と渚と早苗さんで焼いたパンで、売り上げは半減した。
客は正直だった。
それでも早苗さんが立ち直ってくれたと思った矢先……。
「……」
『まだまだだ、小僧』
『お父さん、そんなことないです。朋也くんのパンも美味しいですっ』
「ふっ」
「朋也さん、何かいいことでもありました?」
早苗さんがお盆のカップをテーブルに置きながら聞いた。
「え? いえ、……オッサンに俺のパンはまだまだだって、叱られたような気が…、したんです」
「……」
「でも、渚がオッサンをたしなめてくれたような気がしました」
笑いながら言うと、早苗さんも笑顔で応えてくれた。
早苗さんは仏壇にコーヒーを供えて、写真を見つめた。
「秋生さん、バターロール苦手だったですよね。皆さん、朋也さんのバターロールは美味しいって言ってくれてますよ」
『ちっ。ふたりがかりかよ』
そんな声が聞こえた気がした。
……。
…。
早苗さんの入れたコーヒーは甘い。
『お疲れのときは、甘いものがいいんですよ』
最初は本当かなと思ったけど、なるほど飲んだ後は体が軽いような感じがする。
「……朋也さん、あの…」
早苗さんが、自分のマグカップを両手で握りながら、何かもじもじしている。
「…なんですか?」
「あの……、今までは朋也さんのお邪魔をしてはいけないと思って、……その」
なんだかすごく嫌な予感がする。
「実は、とてもいいパンのアイデアがあるんですっ」
「……」
ついに……、ついにこの日が来たかっ!
早苗さんのまぶしいくらいの笑顔。
この笑顔でお願いされて、断れる男がいるだろうか。
「……」
断れっ。断るんだ。
理性が叫ぶ。
「あの……」
声を絞り出す。
「はい?」
うっ。その笑顔は反則過ぎっす。
仏壇の方をちらっと見る。
『俺の気持ちがわかったようだな』
オッサンがあんな死に方しなかったなら、こんな苦労せずに済んだんだからな。
『朋也くん、……がんばってください。……強くあってください』
「……」
「……」
「……、どんなパンですか?」
早苗さんの満面の喜び。
この状況でなければ最高の笑顔なのにっ。
「今、梅干しの蜂蜜漬けが流行っているそうですから……」
汐、明日から古河パンは変わってしまうぞ。
常連さん、明日から懐かしの風景が見られるかもしれません。
「……」
でもようやく早苗さんの調子が戻ったと思って、いいのかな?
はぁ、やってみるか。
複雑な気分だったが、悪い気は……ほんのちょっとだけしかしなかった。
(; ・`д・´) アッキー!? (`・д´・ (`・д´・ ;)
。・゚・(ノД`)・゚・。 アッキー・・・
アッ、アッッッッッッッッッッッキィィッ!!!?
嘘だといってくれえええええ!!。・゚・(ノД`)・゚・
アッキーがいないのは悲しいが、
アッキーがいないと朋也はわりと簡単に
「さ、早苗さん……はぁはぁ」
とトチ狂えてしまうような気がするのは俺だけで良い、
と思う。
> 『俺の気持ちがわかったようだな』
遺影の中の表情まで目に浮かんできそうです。
>>115-119 という訳で、もしネオ麦BADエンドがあれば、その後は……、というネタでした。
誰か書いてるような気もしますが。
>>120-123 うわぁっ。
正直スマンかった。
>>126 いやいや非常に良かったですぞ
なんかこうかっときそうなほど
ぶっちゃけ、優麗ネタは好きじゃない。リアで近しい人を無くしまくってるんで。
まぁ俺個人の問題なんで無視してくれていいんだけどさ……orz
130 :
コテとトリップ:04/07/27 00:39 ID:7qRi9BOS
>>128 「近しい」って使うやつって頭悪そうとしかおれにはいえない
実のところ、最近のコテトリが愛らしく思えてならない。
132 :
名無しさんだよもん:04/07/27 01:34 ID:nHO0UAOA
アッキーが死んでる場合は渚が死んでも朋也は早苗さんの事を考えるとへたれてる場合じゃないとなるんだろうか
汐絡みのSSを作るのはホント難しいみたいね。
>>87のは汐が成長しすぎていて素直に汐として認識するのが大変だった。いや、スマン、途中までしか読んでないんだけどさ。
>>115-119は雰囲気は出てると思うんだけどいかんせん設定が・・・
>>130 近しい、、、これって日本語的におかしい表現なのか?普通に使うと思うんだが。
まぁ個人がどう思うかってのはそりゃ様々なんだけど、いくらなんでも言い方が酷いんじゃねーの?
134 :
コテとトリップ:04/07/27 02:26 ID:7qRi9BOS
「酷いんじゃねえの?」と問われれば、おれはこう答えるしかあるまい
全然。ひどくないよ
違う。
オレが問いたい部分はそこではなく、近しいが何故頭悪そうにつながるのか。
酷いんじゃねーのは、オレの感想。今更貴方に言う事じゃない気もしますが、言い過ぎです。
>133
トトリに常識を諭しても仕方ない。
蛙の面に小便というヤツだ。
レス番飛んでる人の事はどうでもいいや
138 :
コテとトリップ:04/07/27 10:11 ID:JLovTROl
>>135 >まぁ個人がどう思うかってのはそりゃ様々なんだけど
わけわからんなあチミ・・・
まあいい、答えてやろう。まず件のレスを一見したときにだ、
うわこいつなんなんだよバカじゃねー?と思ったわけだ
そしたらトドメに近しいとかぬかしてやがるんです
もうね、バカかと。アホかと
「近しい」が日本語的におかしいかと問われればおかしくはなかろう
日常的とは思わんが頻繁に使われる言葉ではある
だがまってくれ、おれは、この板でその言葉を使うやつで、バカ以外見たことねえんだ
ほぼ例外なくだ!
と、いうことはだ。おれの葉鍵板の歴史の上でだ、
「近しい」を使うやつ=問答無用のバカ、と定義してなんの問題があろうか
それともあれか?おまえはおれの言語の経験と歴史にいちゃもんつけやがんのか?
そこに突っ込むくれえなら、
>>128の空気の読まなさっぷりを責めろ。我が侭っぷりを責めろ
おしつけっぷりを責めろ。甘えっぷりを責めろ。だれも聞いてもいねえのにおれ話始める
>>128を責めろ
んで、>今更貴方に言う事じゃない気もしますが、言い過ぎです
おれはそうは思いません
初めから妥協点なんかねえんだから、いいがかりつけてくんなよな
空気読むなりさっさと引くなりちったあ頭つかえよ。ガキじゃねえんだから
おれは自分の所見を吐き捨てただけ。じゃあチミのとった行動は?
どちらが有害か、茶でも飲みながら考えてみ。アホらしくなるぞ
はい、暇潰し終わり
さすがだコテトリ。だが後はおまえのファンの為にとっとけ。
140 :
コテとトリップ:04/07/27 10:25 ID:JLovTROl
観客とファンって違うと思うんだ、ぼく
コテトリ、かわいい。にははっ
煽りだけで中身のない文だな
143 :
コテとトリップ:04/07/27 10:51 ID:JLovTROl
内容のない疑問を投げかけられたんだ、必然的にそうなる
だらだら長文書くのは楽しくてしかたねえ。たまらん
空気読めないコテトリに空気読めとか言われるのは最悪だなw
145 :
135:04/07/27 16:41 ID:Pd1fbLXe
それこそ138の言語の経験と歴史何てもんはこっちは知るべくもないのだが・・・
別にいちゃもんなんかつけてないって。
ただ純粋に「近しい」って言葉が馬鹿だって結論が疑問に思っただけだし。
オレもその言葉使うし。まぁオレが馬鹿かどうかはともかく。
あと、オレも128の発言は確かにどうかと思う箇所はあったが、
何の脈絡もなく一足飛びに馬鹿扱いされるのは可哀想だと思ったから、酷いんじゃないのかと、問いたんだよ。
あ、あとオレ必死だけど、別に自演とかじゃないんで。
>問いたんだよ。
何て読むんだ?
>>145 おまえもさ、
>>138読んだ時点で相手にしても分かるだろ。分かんないか?
煽りに正論交わしても不毛。
それ以上書いたらおまえも荒らしね。
○ おまえもさ、
>>138読んだ時点で相手にしても「不毛」だって分かるだろ。分かんないか?
-------ここからはコテトリを完全スルーでお願いします------
>>87 今更だが、全部読んだよ。
ストーリー的には面白かった。誤字・脱字がウザかったが。
なんていうか…CLANNADっぽさは出てていいと思ったけど。
汐はホントに渚の子か?って感じだな。
あと良一が途中から急に変化しすぎ。いくらなんでも違和感あるぞ。
まぁ、そういう意図だったんだろうけどな。
その後の汐と言えど、CLANNADの二次創作に変わりないんだから
基本的な『CLANNAD』は守って欲しかったよ。
ま、これが簡単な感想かな。
でもやっぱ…汐が知らねぇ男に持ってかれるのは嫌だあぁぁぁぁぁぁーっ!
そんなどうでも良いことで荒れてないで
OHP見てこい
荒れてごめん。
俺はもうあの扉絵だけで十分だ…。・゚・(ノД`)・゚・。
モヤモヤが解消された気分だよ。
ほほう、なかなか。
…けど、渚存命だからこのスレの主旨と違うよね。
むしろあの絵は、汐ルートで汐が熱で力尽きた後、
あっちの世界でやっとママに出会えた様子とも見れる
…って、汐まで死んだらやっぱスレ違いじゃん_| ̄|○
>>151 すげぇ。これ、仕上・彩色もいたるなのかな……。
だとしたら、確実に上手くなってますね。
Kanonの出鼻、名雪のアップを最初にみたときは
吹いちまったものだが、もう馬鹿にできないな。
マジレスすると書いたのはごとPさん。
いたるな訳無いじゃん。
あやっぱり。
塗りがそんな感じだと思ってた。
OHPって何のこと?
_| ̄|○←これの最新バージョン
もう最近じゃ使わないよな、パワーポイントばっかりで
オフィシャル・ヒット・ポイント。
コレが無くなると、パーティが全滅するといわれる、不思議パラメータ
…ってなんだよ、俺!?
OperationflasHPoint
Ookina HiP
つまり安産体型ってこと。
OverHeadProjector
清水の部隊からもう追撃される覚悟で釣られてやる(意味不明)
マジで分からないんだったら、
ググル検索欄に「key OHP」を入力して「I'm Feeling Lucky」ボタンを押せ!
そこに表示されるものがOHPだ!!
Oppai Hip Pussy
これすなわち、天におわす我らが主が、
この世の男性達のために創りたもうた、三種の神器に他ならない。
Okazaki H Point
あつめると渚の下乳が見れるぞ。
がんがれ。
なんかレスいっぱいついてるから新作出たのかと期待してしまったorz
今さらだけど、Afterの朋也ってアッキーに似てきてるよな…。
(普段の親バカっぷりもさることながら「今からサイン練習しとけよ」の件はそのまんま)
汐の場合、性格は朋也そのまんまだし、細かい仕草は渚に似ている。
(御世辞はいわない。涙を浮かべつつうつむいて耐える。食べるときは一生懸命。)
それに気付いたとき、麻枝らしいって思った。
…いや、特に意味はないけどさ。
Afterの汐は、へたれてる時期の朋也の背中しか見てないはずだよなぁ。
よほど早苗さんの教育がよかったのか。
ご都合主義に育てられたんだな。汐…
>>172 朋也「俺は・・・どうしたら・・・」
秋生「安心しろ、ボウズ」
朋也「お、おっさん?」
早苗「こんなこともあろうかと汐ちゃんはしっかり育てておきましたっ」
(略)
174 :
コテとトリップ:04/07/31 00:14 ID:JNaZUgEb
(略)
い、生きていたのか富樫ィーーーーーーーーー!!
(略)
生きていたので銅像はたてません。
ホワイト・アウトは面白かったな。
映画は最後の詰めが甘すぎたけど、小説はグッド
保守。
8月。
そろそろ旅行に発つころかな。
あれって8月くらいだったのか?
幼稚園の夏休みではある
このスレも夏休みですか
181 :
名無しさんだよもん:04/08/03 13:10 ID:epYHS2/t
夏休みSS待ち上げ
今日電車に乗ってたら隣の子連れが急にわめきだしたんだがなんだありゃ?
一喝しとけ
観鈴ちん
見えちゃったんだろ
良かったな、霊感無くて
保守。
昔、渚と行ったプールに汐と行く。
久しく会ってない(ことみor智代or椋or有紀寧or美佐枝or芽衣)と出会って…
ことみ:ずっと待ってた。子持ちのバツイチでも平気?
智代:なんとなく汐に焼きもち焼きそう
椋:バツイチ同士意気投合。でもなにもなし。
有紀寧:汐もふくめて和気あいあい
美佐枝:まだ独身。話を聞いて超ショックだが、最後には汐と仲良し
芽衣:大学生。大人になっていてちょっとドキドキする朋也。汐ジト目。
んー、こんなもんかな。
椋バツイチなのかよ!w
勝平死んでるのかw
バツイチってゆーか、未亡人? むしろ、ハァハァ…
まぁ、カペーが本編中で
「椋さんが僕とのこと、そんなに真剣に考えてくれてるとは思ってなかった」
とかいってるから、委員長がよほど頑張らなきゃ、カペーとの結婚はありえないかもな。
個人的には勝平には死んでほしくない。
生活能力の春原未満の勝平は捨てられましたか
やべ
素でカッペイ忘れてた…
アンソロジーや四コマでもカッペイが出てくるのは非常にレアだったなぁ…
193 :
汐の日記:04/08/08 11:40 ID:PE5+C0Rx
9月1日
いつもパパはつかれてるみたいなので
おふろにゆあがりそうかいバブをこっそりいれる…はずだったけど
まちがえて洗剤いれちゃった。
でもパパにはばれてない、ひゃっほーぅ。
9月2日
パパがなぜかたおれる。
本を見ながらおかゆをつくってみる。
でもお米がなかったので ねんどでおこめをつくってやってみる。
パパにわたすと すごく変なかおで食べてた。
とゆうよりも泣きながら食べてた。
そんなにおいしかったのかなぁ。
またつくる? と聞くと泣きながらあやまられちゃった…なんでだろー。
こんどはケシゴムのカスでお米をつくってみるかー。
無邪気に残酷だ…
>ひゃっほーぅ
かわいいな
196 :
コテとトリップ:04/08/09 20:53 ID:Es/o+cq/
うん、かわいいな。泣きながらでも食うだろう
197 :
名無しさんだよもん:04/08/09 20:58 ID:juGuPgAW
>藤林杏 汐の通う、幼稚園の保母。朋也の旧友でいろいろあるらしい
あれ?出てきたっけ?
もっかい渚ルートをやり直すことだ
渚ルートじゃなくてafterだな。
200げと。
>>199 afterは渚ルートで選んだ選択枝によって、本筋イベントにおける人物登場や
サイドストーリーが変化するんだ罠。詳しくは攻略サイトでも探してくれれば
分かるが、渚ルートは最短攻略した香具師が一番バカをみる。
例:「俺には渚がいるじゃないか」 → 早苗さんイベントが発生せず
保母になった杏を出現させるには、渚ルートでバスケメンバーに一度は誘いに
行かなければいけない。その後、「説明するのがめんどくせー」でも可。
一番最初に渚をクリアしたにもかかわらず
afterに杏も風子も早苗さんも出てきた漏れは勝ち組
203 :
199:04/08/10 14:15 ID:TcVAS7Jn
>>200 あぁ、そーなのか。 オレは普通に全員やってからafter突入したから保母杏はデフォで出てくるのかとオモテたよ。。。
杏の保母版が汐シナリオ(強制BAD)だと強制的に出てくるのだと思ってたけど違うんか?
早苗さんと風子は本編の選択肢によるイベントだってのは掌握済だったけどなぁ…
真面目な質問で悪いけど、幼稚園児の夏休みはいつからだっけ?
秋生の代わりに朋也が汐と朝のラジオ体操を担当するシチュが浮かびそうな予感が...orz
>>186 で椋の話が出たけど、椋ってAfterじゃなにしてるのかな。
看護士になるために(or なったので)、一人暮らしとかしてるのかも……。
つーことで、お盆で帰省した椋と岡崎親子のエンカウンターもの一発ネタはどうだろか。
看護士にお盆休みなどない
病院に帰ってくる元患者の世話があるからか?
保守
盆に墓参り。
5年ぶりに向かい合う朋也。
古河家でおもしろ夫妻や汐とちょっと昔話。
アルバムを見ていると、いつのまにか写真大会に。
バカふたりがバカなことしているうちに、使い捨てカメラのフィルムが残り数枚。
まともに撮れている写真は少なそうだ。
そこへ現れた公子風子姉妹+愛の男
風子が記念写真を引き受けるが、指がレンズにかかっていて失敗してたことが後に判明。
最後の1枚となり、公子さんに撮ってもらおうとすると、
汐「みんなでうつりたいっ」
店をほっぽって公園にみんなで行き、オッサンが顔見知りを捕まえて撮ってもらう。
公 芳 秋 早
風 汐 朋
後日現像してみると、やはりまともに撮れているのは最後の1枚と、他数枚。
最後の1枚も、朋也が秋生のいたずらで変な顔してたり、芳野がひとり別の方を見てたり。
風子は「目つむってましたっ」と、やはりうるさかった。
秋生「なんだこりゃ、熟年夫婦と、若夫婦と、新婚夫婦みてーじやねーか」
朋也・風子「新婚夫婦ってなんだよっ(ですかっ)」
……。
アルバムを買ってきて、変な写真も含めて挟む。
岡崎家の汐のアルバムの1ページ目は変な写真。
でも汐は嬉しそうに何度も写真を見返していた。
[END]
というプロットを考えたけど、どうにも気力が出ないので保守代わり。
>>208 >秋生「なんだこりゃ、熟年夫婦と、若夫婦と、新婚夫婦みてーじやねーか」
>朋也・風子「新婚夫婦ってなんだよっ(ですかっ)」
ここ見たいよ!もうちょっと気力出せよ!いや出してください
>でも汐は嬉しそうに何度も写真を見返していた。
涙がでた・・・(つд`) 嬉しそうな汐ほど癒されるものはねぇっす
ごめん現像すると渚の心霊が写真に写ってるものだとばかり思ってたよ…
ほ
214 :
208:04/08/13 20:55 ID:4XDTYozc
どもども。
反応があったのでちょっと考えてみましたガ…
このプロットには致命的なエラーがありました。
朋也と風子の出会いは夏を過ぎたころでしたね。
秋頃の話にしてみるかな(ブツブツ)
>>208 秋生が自分で熟年夫婦とはいわないような気もするが楽しみにしてます。
凄くアホな小ネタが浮かんだので投稿
218 :
パパ日記:04/08/14 21:25 ID:gOAR7Dzk
汐にとうとうアレがきた、らしい。
オッサンの口車に乗せられ『赤飯パン』を作ってしまい
あまつさえ町内の皆さんに配り歩いてしまった。
………………………
改造銃を持った汐に一日中追い回されました。
あれから一ヶ月、いまだに口きいてもらえません(泣
正直すまんかった、もうそろそろ許しておくれ汐(大泣
汐シナリオで朋也は25歳くらい。
渚はひとつ上。
若く結婚したと言っても45前後か。
渚年齢+18+αは確定
早苗さんの年齢の話だろ?
早苗さんエイエソの18歳ヾ(゚∀。)ノ゙
少なくとも19〜20で渚産んでる事が作中で語られてるからな…
大学在学中に、育児か…親が了承したんだろうか??
早苗さんの両親だからねぇ…
最近SSが少ないよね(-_-#)
>>219 ということは、汐が成人するころには、還暦……
ぐはっ
229 :
廃人:04/08/21 01:39 ID:XzsCzf47
汐「きっとこれが……最後の夏…」
230 :
1/6:04/08/22 21:10 ID:vK8ChtrF
「痛っ」
押入を掃除していたら、上の方から何か小さなものが落ちてきてわたしのおでこに直撃した。
わたしは、それが床に落ちる前に素早く拾い上げる。
どうも、押入の桟の裏に出来る出っ張りに、こっそり隠してあったものが落ちてきたらしい。
手に取ってみると、それはビロード打ちの小箱――すなわち、
『ゆびわ』
ちょっと昔の話になる。
あれは、わたしがまだおとーさんをパパと呼んでいたころで、なおかつ長かった熱が引いたころだから、小学校低学年あたりだったはずだ。
そのころのわたしはまだ家事がろくに出来なくて、料理洗濯はおろか買い物も不十分だったから、外に出かけることなく家の中にいるだけのことが多かった。
それでも、簡単な(というより軽い)買い物はどうにか出来るようになっていたし、おとーさんもそういうものは積極的に任せてくれるようになっていたから、わたしはその日の朝も、何か買い物がないかと思いっきり期待した顔で訊いた覚えがある。
231 :
2/6:04/08/22 21:12 ID:vK8ChtrF
「いや、駄目だ。あと、悪いが今日は学校が終わったら大人しく家にいてくれ」
だから、そのおとーさんの言葉はわたしを暗澹とさせるのに十分なものだった。
当時のわたしはまだ友達が少なくて、遊びに行くことはもっと少なかったから、そっちの方はたいして気にもならなかったが、折角行けるようになった買い物をしなくて良いと言われたのにはショックだった。
だから、その日は学校の宿題もそっちのけで、普段はやる家事のまねごと(今思うと恐ろしいことに、畳を水拭きした覚えがある)もほっぽり出して、わたしは床に寝そべり、
おとーさんが買い直してくれたあのロボットをギュンギュン鳴らせたり、あっきーが買ってくれた車に変形するロボットを車にしたり、ロボットにしたり、途中で変形をやめたり、なんだかよくわからないものに変形させたりしていた。
「ただいまっ」
そんななか、おとーさんが帰ってきたのは夕暮れ間近。普段より少し早めだった。
「悪い、待たせたな、汐。これから一緒に出かけるから、用意してくれ」
そう言ってばたばたと着替える始めるおとーさん。でも、わたしは床から起きあがって座り込むだけで、何もしなかった。
「……汐?」
俯いているわたしに、何かを感じたのだろう、心配そうに問いかけるおとーさん。でもわたしは、
「……行かない」
と言ってかぶりを振った。
232 :
3/6:04/08/22 21:12 ID:vK8ChtrF
「なんでまた……」
「やくに、たたないから」
「は?」
たぶん、その瞬間。おとーさんにとっては何がなんだかさっぱりわからなかっただろう。だけど、朝からの言動を巻き戻して行くうちに気付いたらしい。ポンと手を打った後、未だ座り込んでいるわたしに会わせて腰を下ろすと、
「ごめん、汐。説明が足りなかった」
と言って、まず頭を下げた。そして、びっくりしておとーさんを見上げているわたしの頭に手を置くと、
「今日はな、一緒にある場所に行きたかったから、買い物に行く必要はなかったんだ。別に、汐に買い物をして欲しくない訳じゃないんだよ――」
そう言って、置いたままの手でゆっくりと撫でてくれる。
そこでわたしは、自分が誤解していたことに気付いた。顔が熱くなって、同時に涙が出そうになる。でも、わたしはぐっと堪えた。折角おとーさんがそう言ってくれたのだから、泣くわけには行かないと思ったからだ。
そんなわたしを、おとーさんは優しい目で見つめて、
「ごめんな、汐」
そう言って、くしゃっと強めに頭を撫でてくれた。
233 :
4/6:04/08/22 21:13 ID:vK8ChtrF
夕暮れのオレンジの中、わたしとおとーさんは広い丘の斜面にいた。
辺りには、ところどこに石で出来た記念碑のようなものが立ち並んでいる。
そこは、霊園。そして、わたし達の前にあるのはお母さんのお墓だった。
「よっ、こんな時間にごめんな」
おとーさんは、そうお母さんのお墓に話しかけると、ポケットから小さい包みを取りだして、その包装も解いた。
中から出てきたのは、ビロード打ちの小箱。
おとーさんは、それがわたしに見えるようにわざわざ開けて見せてくれた。
それは、綺麗な指輪だった。
「パパ、これ……」
「うん、汐は、結婚指輪って知っているか?」
話には聞いたことがあるし、テレビで観たことがある。だからわたしはコクンと頷いた。
「そうか。さすがは汐だな」
そう言って、おとーさんはニカッと笑うと、小箱をお母さんのお墓から、よく見えるようにそっと置いた。
「悪い、大分時間をかけちまった。こつこつと時間かけて貯めていたら、思ったより長くなっちゃってさ。でもお前無理するときっと怒るし――」
そうお母さんに話しかける、おとーさん。
「遅くなったけど、これ、俺とお前の結婚指輪な」
そう言って、深く、頭を下げる。
「でも、俺は忘れない。今日は俺とお前が一緒になった日だ」
風が強く吹き付けてきて、わたしは思わずそちらの方を向いた。すると、そこには夕陽が山に沈んで最後の一筋の光を投げかけていた。
それが、わたしには何故か涙に見えた。
234 :
5/6:04/08/22 21:14 ID:vK8ChtrF
どっかで飯を食おうとおとーさんが言って(それが、買い物をしなくて良いって意味だったのだとわたしはそのときになってやっと気付いた)、わたし達は街の中を歩いていた。
「パパ」
「ん?」
「どうして、ゆびわをママのところにおいていかなかったの?」
わたしがそう言うと、おとーさんは苦笑して、
「色々理由があるんだよ。まず第一に結婚指輪ってのはパパとママの分ふたつあるのが普通なんだけど、今はママの分しかないんだ」
当時のわたしには、あまり意味がわからなかった。だけれども、うん、とひとつ頷く。
「で、次に指輪をあそこに置いたままでも、ママは喜ばないと思ってさ」
「どうして?」
今度は答えを聞きたくて、わたしはそう訊いた。
「それはな、ママは多分、汐に持っていて欲しいと思うからだよ。大人になった汐がそれを持っていてくれると、ママは嬉しいと思うんだ」
「パパも、嬉しい?」
「うん、俺も嬉しい。だからな、汐が大きくなるまでこの指輪は俺が預かっておく。つうか、隠しておく。汐が大人になって、それを見つけられたら、改めてこの指輪を汐にあげる。どうだ?」
面白そうだろう? そう付け足すおとーさんに、わたしは力一杯頷いて堪える。
「早く大人になるね、パパっ」
「おう、楽しみに待ってるぞっ」
235 :
6/6:04/08/22 21:14 ID:vK8ChtrF
■ ■ ■
「これ、隠してるっていわないんじゃ……」
改めて開けてみた小箱の中には、予想通りあの指輪が綺麗に収まっていた。
それは、あれから十年ほど経っていたのに、記憶の中にある輝きを保っていて、手入れを欠かさず行っていることが十分に窺えた。
わたしは、その小箱をそっと閉じると、一回だけ胸に押し当て、そして元の場所に戻した。ついでに押入の掃除をある程度逆行させて、証拠隠滅に勤める。
なぜだかよくわからないけれども、
わたしは、もうちょっとだけ子供でいようと思ったからだった。
「ん?」
そこで何かに引っかかり、わたしはカレンダーをのぞき込む。今日の日付は……あ、やっぱり。
「結婚記念日、おめでとう。お母さん」
わたしは振り向いて、戸棚の上にあるお母さんの写真に向かってそう言った。
写真の中のお母さんは、いつもと変わらないはずだけどそれでも――いつもより嬉しそうに笑っているように見えた。
Fin.
新作、キターーーーーー(AA略 !!!
じわっときましたよ。いい親子だな。
何故だ
押入を掃除
を
挿入の開始
と読んでしまった
いえ、先行公開です。ちょっと間隔が短くて申し訳ありません;
ああ、ご本人でしたか。あなたのSS大好きなのでいつも楽しみに
しております。
本人降臨?
こういっちゃなんだが、サイト持ってんだからヘタにこっちに来ない方が
無用なトラブルを招かないで済むと思う。来るならトリップつけてな。
>>246氏
そうですね。よく考えなくても軽率でした; 折を見て、問題なさそうなら
また来ます。
>>236-245氏、感想感謝です。
渚はちゃぶ台で勉強してましたけど、汐は進学したらどう勉強するんでしょうね?
学習机置くにはちょっと狭そう……。
図書館とか、古河家でやるのでは??
岡崎汐はどこででもヤる
岡崎汐はどこへでもついていく
隣の部屋も借りて連結するんだよ
某大家族ドラマの如く
普通に古河家で早苗さんに教えてもらうんじゃないかなぁ
>>251 部屋を連結って……め○ん一刻の四谷さんですか!?(違
それじゃあ汐が浪人してしまうではないか、縁起悪い
「岡崎朋也、突貫!」
「…………パパ」
「すまん、一度やってみたかったんだ。つか、似合っているぞ、汐」
「……でもこれ、ぶかぶか」
「(國生さんの格好はちょっと早かったか……)」
天までとどけか。漏れも多分それがベターな脳内補完かと
普通に考えれば古河家で空き部屋(元・渚の部屋)を提供するだろ?
朋也が朝一の焼成を手伝うとか汐が店番をするとか
何かしらの変化がありそうだけどな。
はて?勉強になんで広い部屋必須なんだ?
どのみちある程度成長したら何らかの手段で部屋は与えないと、女の子なんだし
永遠の幼女でいてほしいとか言うならともかく
>>259 まぁな。「着替えはいつも脱衣所で」じゃ、可哀想すぎるからな。
女の子だったら当然、洋服も増えるだろうし。
しかし、それでも朋也や早苗さんが助け舟だしてあげないと
我慢しちゃいそうな雰囲気が無きにしもあらず。
261 :
258:04/08/28 10:39 ID:t4ujYmb5
あいや、成長するからってなら別に疑問も何も無いんだけど
勉強のためってのとその方法が疑問なんで。なんで部屋連結とか母実家の部屋とか非効率な方法なんだ?
集中して出来ないからじゃない? 俺自身は集中して勉強したことないけど
俺はむしろ生まれてこの方机に座ったこと無いな
それでも毎回学年主席だ。俺みたいなのを天才って言うんだろうな
ま、神は二物を与えないってホントだよな
つまり勉強の他は並以下なんだな。
かわいそうに…
というか、二物を与えないのは天だった気がするんだが。
ばっか、学年主席様はそんな細かいことは気になさらないんだよ
あたまのわるいおらたちにどうかネタをくだせぇ学年主席様
268 :
コテとトリップ:04/08/30 01:46 ID:LILApXpZ
中間期末はいつもトップなのに業者のテストやらせっとてんでだめなノートバカ生徒を思いだしてほのぼのした
中間期末はてんでだめなのに業者のテストやるっといつもトップなバカ生徒な自分を思いだしてほのぼのした
270 :
コテとトリップ:04/08/30 20:23 ID:2DlTMWKp
それって普通に凄いじゃない
だがそういう奴ほど大成する確率が高い罠。
おれは中間期末も業者のテストも悪かった。
でも今こうして生きている
272から光ゲットしますた
漏れは中学の頃は
>>269に近かったな。
高校は特定科目で学年トップ、特定科目で最下位って事があった。
古文みたいな無駄なこと(だと自分は思っている)絶対やらない主義。
275 :
コテとトリップ:04/08/31 05:53 ID:ANHNex1N
ここはおれ語りスレではありません
ここはおれ語りスレではありません
ここはおれ語りスレではありません
>>274 今は古文って受験に無関係なのか?
でなきゃおまえは単なるバカなわけだが。
そんなことないだろう、今は国立は5教科7科目だから
理系でも古文は必要な筈 たぶん
無駄なことやらないなら
なぜここにいると言いたい
ハアハアするためだろう
ハァハァは生きていくために必要不可欠らしい
ここぞとばかりに遠回しな自慢をする274が目に浮かぶな。
よしよし、かまって欲しかったんだよな、得意不得意なんか誰にでもあるからな、次からは気をつけろよ。
>>280 ハァハァしなくても生きていけるが、そんな味気ない人生嫌だ
朋也のアパートって一階か二階か、描写あったかな?
台風で浸水したら、しばらく古河家にやっかいになるしかないか。
渚トゥルーのアパート窓越しに見える町の絵から考えると2階かねえ
285 :
コテとトリップ:04/08/31 21:18 ID:XZ+S44Op
2階だろう?テレビの主電源見りゃあわかるだろうに
>>284 あぁ、確かに。
幼児が二階にいると、下のヤシうるさいだろうなw
詩といえば、童謡シャボン玉の詩。ほんとの意味を知ったときには
泣き腫らした。2番とかね。いまでも思い出すと、ジワっとくる。
ああ、屋根が吹っ飛ぶってやつね
俺はイチモツを与えられただけで満足だ
291 :
名無しさんだよもん:04/09/05 03:11 ID:PqhYmt1t
そういやしゃぼん玉の作詞者・野口ウジョウの地元に住んでるや、俺。
292 :
名無しさんだよもん:04/09/10 21:16:47 ID:EWERntKa
ほしゅ
293 :
_:04/09/13 17:01:52 ID:Wa+giyp9
すいませんが、どなたか前スレもってませんか?
過去ログ倉庫に行ってもなかったので。
datファイルで良ければ、あげられなくもなく。
Macなのでおまけ(Finder.dat)もついてしまうが(W
296 :
294:04/09/15 13:28:09 ID:Fd8AjZrK
ほ
300 :
294:04/09/17 14:37:47 ID:tbnrmdVp
なぜか書き込めてなかったのでもう一回
>>297さん ありがとうございました。
敬老の日だってのに俺等老夫婦を放置たぁいい度胸だな、小僧と孫よ
/^/^ヽ /^\ 7
, -‐-V-‐ 、 , -‐ヽ/‐- 、
/ ノ ハ ヾ、 ,ヘ ヘ、ヽ
| ノ/j// ノリ)リゞ 〈 ((((ノノ)))〉ミ.|-、 あら、「俺等はまだまだ老人なんかじゃねぇ!!」って
ノ (| ┰ ┰ |ノノシュボッ | | ┃ ┃ | |)_|/ 朋也さんの前で言ってませんでしたか、秋生さん
ムノヘ、 皿━・(), / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ | |、'' ヮ''ノ| |ゝ__>
/}_|ー|l{| |E)/ 勘定奉行 / と}l|ー⊂l}| ))
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/_____/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
それなんだがな...その...最近「夜のアレ」が日に日に辛くなって...ってオイ
/^/^ヽ /^/^ヽ
, -‐-V-‐ 、 , -‐-V-‐ 、
/ ノ ハ ヾ、 / r ヘ、 わ、私では…
| ノ/j// ノリ)リゞ , -|彡 ((ノノ))))i| 満足できないんですね〜〜〜!!!
ノ (| ┰ ┰ |ノノ 。・゚・゚ 。| | / ヽ | |。゜・゜・。
ムノヘu ロ━・~ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ん'ハ| | '' (フノi |
/}_|ー|l{|つ / 勘定奉行 / | i ⊂}l|ー|l{つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/_____/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
汐:「アッキー、よるのあれってなあに?」
/^/^ヽ
, -‐-V-‐ 、
/ ノ ハ ヾ、 なんだ、聞いてたのかよ・・・
_, -―‐- 、 | ノ/j// ノリ)リゞ ま、大人には色々あるってことさ
ヾニ=====ン ノ (| ┰ ┰ |ノノ
<7i(ノ/リノ))リ ムノヘu 皿━・~ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
N (!゚ ー゚ノイ /}_|ー|l{|つ / 勘定奉行 /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/_____/
/^/^ヽ
, -‐-V-‐ 、
/ r ヘ、 秋生さんは私では不足なのでしょうか。
, -|彡 ((ノノ))))i| なにか新しい刺激が必要なのでしょうか。
\| (| | ┃ ┃ | |
ん'ハ| l ''' - ''ノi |
| i 〈{lつ とl}
Jノ と_l_|___l_〉
で、
/^/^ヽ
, -‐-V-‐ 、
/ r ヘ、 制服を着てみました。
, -|彡 ((ノノ))))i|
\| (| | ┃ ┃ | |
ん'ハ| | ''' ヮ''ノi |
| i⊂}l^:|.ロ{つ
Jノ く,/_|_j_ゝ
(__八__)
秋生:「いや、さすがにその歳でその格好は・・・」
|
| /^/^ヽ /^/^ヽ
|‐-V-‐ 、 , -‐-V-‐ 、
| ノ ハ ヾ、 / r ヘ、
|/j// ノリ)リゞ , -|彡 ((ノノ))))i| Σ
|┰ ┰ |ノノ \| (| | ┃ ┃ | |
|u ロ ノ" ん'ハ| | ''' ヮ''ノi |
|}_|ー|l{つ | i⊂}l^:|.ロ{つ
|| |___|| Jノ く,/_|_j_ゝ
|__八__〉 (__八__)
|
| /^/^ヽ /^/^ヽ
|‐-V-‐ 、 , -‐-V-‐ 、 やっぱり秋生さんは
| ノ ハ ヾ、 / r ヘ、 私じゃだめなんですね〜〜〜!!!
|/j// ノリ)リゞΣ , -|彡 ((ノノ))))i|
|┰ ┰ |ノノ 。・ ゜。 \| (| | / ヽ | |゜・゜・。
| Д ノ" ん'ハ| l ''' (フ ノi |
|}_|ー|l{つ 〜 | i |{つ:|.ロ{つ
|| |___|| 〜 Jノ く_/_|_j_ゝ
|__八__〉 (__/__|
秋生:「しまった、またやっちまった!」
/^/^ヽ
, -‐-V-‐ 、
/ ノ ハ ヾ、
| ノ/j// ノリ)リゞ まってくれ早苗〜〜〜!!!
ノ (| ┰ ┰ |ノノ
ムノヘ.u 口 ノ"
/ }_|ー|l{つ
し | |___||
(__八__〉
/^/^ヽ どんなに歳をとっても
, -‐-V-‐ 、 俺には早苗が一番だぞーーー!!!
/ ノ ハ ヾ、 っ
三 | ノ/j// ノリ)リゞ っ
ノ (| ┰ ┰ |ノノ
三 ムノヘ、曲 ノ"
/ }_|ー|l{つ
し | |___||
/__/__〉
朋也:「せっかく来たっていうのに、あの2人なにやってるんだ?」
汐 :「よるのあれっていってた」
, -‐‐--‐ 、
/ / ヽヾ -―‐- 、
| 〈ノリ/ノ〉〉)〉ソ ====ン
| (| ┃ ┃ |ノi(ノ/リノ))リ
`Nハ、 ー ノ N (!゚ ー゚ノイ
⊂il ^Y^liつ⊂)^ll^iつ
|´ T`| くんvn〉
〈__八__〉 (_,l_)
糸冬
コテやめちゃったの?
でも、相変わらずいい感じ。ほのぼの。
新ネタキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
渚がいてもやりそうだけど、AAネタもたまにはえぇね。
そこで制服姿の早苗さんに襲い掛かる朋也
俺の中で早苗さんは、裸セーターが最強。
裸じゃなくていい、普通にサマーセーターとかは萌える。ハイネックもいい。
あれ、ここ何のスレだっけ
25歳。
去年まで子無し君だったけど、電気工事と現場監督で
二年で350万稼いだ。マジでお勧め。
316 :
コテとトリップ:04/09/23 23:40:10 ID:25KHCFOr
26歳。
去年まで電気工事と現場監督で子金持ちだったけど、酒とギャンブルで全部使い切った
退屈だから娘でも引き取ろうと思う。マジで鬱。
318 :
コテとトリップ:04/09/24 00:08:50 ID:Q7yt7f3g
/^/^ヽ
, -‐-V-‐ 、
/ r ヘ、 男の人がどんなものを好むか
, -|彡 ((ノノ))))i| 本を読んで研究してみましょう。
\| (| | ┃ ┃ | |
ん'ハ| l ''' - ''ノi |
| i {Ol⌒ll⌒D
Jノ と_l_|___l_〉
で、
〈⌒l /⌒\
, -レノ l |\__/
/ r ヘ、
, -|彡 ((ノノ))))i| バニーガールというのはどうでしょうか。
\| (| | ┃ ┃ | |
ん'ハ| | ''' ヮ''ノi |
| i ⊂}´个)つ
Jノ C(`Y´!
〈__ハ_,〉
朋也:「早苗さん、いま汐こっちに来ませんで・・・」
〈⌒l /⌒\
, -‐‐--‐ 、 , -レノ l |\__/
/ / ヽヾ 、 / r ヘ、
| 〈ノリ/ノ〉〉)〉ソ` , -|彡 ((ノノ))))i| Σ
| (| ┃ ┃ |ノ \| (| | ┃ ┃ | |
`Nハ、 ー ノ ん'ハ| | ''' ヮ''ノi |
⊂il ^Y^liつ | i ⊂}´个)つ
|´ T`| Jノ C(`Y´!
〈__八__〉 〈__ハ_,〉
〈⌒l /⌒\
ウサギサン? , -‐‐--‐ 、 , -レノ l |\__/
_, -―‐- 、 / / ヽヾ 、 / r ヘ、
ヾニ=====ン | 〈ノリ/ノ〉〉)〉ソ` , -|彡 ((ノノ))))i| 恥ずかしいです!
<7i(ノ/リノ))リ | (| ┃ ┃ |ノ \| (| | ///// | |
N (!゚ ー゚ノイ `Nハ.u ロ ノ ん'ハ| l ,∩ ∩i |
⊂)^ll^iつ ⊂il ^Y^liつ | i {l_/个し'
くんvn〉 |´ T`| Jノ C(`Y´!
(_,l_) 〈__八__〉 〈__ハ_,〉
〈⌒l /⌒\
, -‐‐--‐ 、 , -レノ l |\__/
_, -―‐- 、 / / ヽヾ 、 / r ヘ、
ヾニ=====ン | 〈ノリ/ノ〉〉)〉ソ` , -|彡 ((ノノ))))i|
<7i(ノ/リノ))リ | (| ┃ ┃ |ノ 三 \| (| | ///// | |
N (!゚ ー゚ノイ `Nハ.u ロ ノ ん'ハ| l ,∩ ∩i |
⊂)^ll^iつ ⊂il ^Y^liつ 三 | i {l_/个し'
くんvn〉 |´ T`| ,ノノ C(`Y´!
(_,l_) 〈__八__〉 ε= (__/__|
|
| /^/^ヽ
|‐-V-‐ 、 ? , -‐‐--‐ 、
| ノ ハ ヾ、 _, -―‐- 、 / / ヽヾ 、
|/j// ノリ)リゞ ヾニ=====ン | 〈ノリ/ノ〉〉)〉ソ`
|┰ ┰ |ノノ <7i(ノ/リノ))リ | (| ┃ ┃ |ノ
| 皿━・~ N (!゚ ー゚ノイ `Nハ.u ロ ノ
|}_|ー|l{つ ⊂)^ll^iつ ⊂il ^Y^liつ
|| |___|| くんvn〉 |´ っ |
|__八__〉 (_,l_) 〈__八__〉
秋生:(チッ、やるじゃねえか、早苗よ)
朋也もやるなw
|´ っ |←!!
ワラタ
時間ができたら、もっと膨らましてみたいイベントなのですが
とりあえず小ネタでつないでみるテスト。
「もしかして、あんこの入っただんご、お嫌いでしたか?」
「いえ、そういうわけでは無いんですが…」
早苗さんの作ったあんこは、甘さが控えめで美味しい。
しかし、ビールとだんご…この時点で既に微妙。
「…できたら、なにかツマミにできるもの、お願いします」
「あ、そうでしたね」
そう言いつつ、いそいそと立ち上がり、
「少し、お待ち下さい」
台所へと向かっていった。
……。
「お待たせしました。こちら、甘くないだんごですっ」
「あっ、すみません」
甘くないだんご、か。
……!?
「早苗さん、これは……!?」
生地の薄い部分が透けて、中の何やらカラフルな具が見えている。
「朋也さんのために作ってみました。どうぞ、試食してみてください」
聖母のような微笑みを浮かべて、勧めてくれる早苗さん。
心遣いはとても嬉しいのだが…。
「えっと…」
「どうぞ」
再び、ずいっと皿を差し出してくる。
早苗さん……こういうときのその笑顔、反則です。
「…では有り難く、頂きますね……」
ぱくっ…もぐ…もぐ……かりっ?!
何やら歯ごたえが良い、ピリリと辛い味のするもの。
これは、そう。あれ、だ。
「柿の種」
「正解ですっ♪」
…ぐあ。
「ちなみに、他にはたこワサビ、塩茹したえんどう豆…あぶったスルメ、
バタピーなどが入っただんごもありますよっ」
……それって、つまりはバラエティーパックの小袋の中身、ですよね。
>>327-328 甘くない団子って出た時点で秋子さんのジャムを連想したのは俺だけでいい・・・
そして期待を裏切ってくれてありがとう。GJ!
330 :
名無しさんだよもん:04/09/29 04:52:15 ID:HQKpoYLw
ノシ連想しちまったよ
狙ったんだろ
. .
:⊂⊃:
'ヽ/ヽ
'´ ' `ヽ
i ノノノ))〉∩
ノjリ(l゚ ヮ゚ノ!彡 だんごっ!だんごっ!
⊂彡
だんご大家族
だんご大魔王
だんご大魔神
だんご大人
死亡確認!!
だんご大往生
だんご大戦略
だんごコンバット
だんご大天使
だんご大王
だんご大戦車戦
だんご大吟醸
だんご大作戦
だんご大腿骨
だんご大元帥
だんご大師団
だんご大脱走
だんご第三の男
>>348 狭いトンネルを潜り抜ける100のだんごと、それを追うヒトデの話なんだろうな。
最後に大部分の団子はカビて朽ちてしまうという……とかオモタ。
だんごと僕らの七日間戦争
だんご大祖国戦争
だんご大菩薩峠
だんご大接近
あしたは、だんご大運動会。
でも……汐は病床に伏しています。
そこでだんご大奇跡
だんご大林素子
だんご大捜査網
だんご大激怒
361 :
(ノ>ヮ<)ノ☆:04/10/11 19:46:18 ID:O1u9WDzM
だんご大好物
だんご大病院
だんご大帝国
汐って しお なのか うしお なのかわからん
365 :
☆ヽ(>ヮ<ヽ):04/10/11 22:35:29 ID:O1u9WDzM
うしおです
366 :
(ノ>ヮ<)ノ☆:04/10/11 22:35:42 ID:O1u9WDzM
呼ぶ時はしおちゃん
>>364 CLANNADやれよ。ちゃんと購入してな
漢字一文字で汐(うしお)。呼ぶときはしおちゃん。
ただ、渚以外はしおちゃんとは呼んでいないみたい。
うしおと言われると、どうしても獣の槍持ってる眉毛のぶっとい方が浮かんでくる
それほとんどの奴が思った事だから
>>367 買ってクリアしましたが何か。
いやね・・・
アフターあまりに長すぎてさ・・・スキップしちゃったから細かいところは
わからんのだよね。
名前を決めるとこで主人公が うしお って言ってたのに出産のとこで
渚は しおちゃん って言ってるから混乱。
372 :
コテとトリップ:04/10/13 22:40:46 ID:NC8kKYkC
バカな親ほどてめえのガキをあだ名で呼ぼうとするもんだ
373 :
渚:04/10/14 03:15:10 ID:TMgMV48Y
大丈夫ッス。
自分、アホな子ですから。
子供は親の劣化コピーって言うから。汐もヘタレになるんだろうか?
荒らしてる訳じゃない。
>>374 それが正しかったら人類はとっくに滅んでいるっていうか。
…釣られてやったよ!!
>>375 所詮この世など、少数の優れた人間が統治すれば問題なく成り立つのだ。
…と連鎖的に釣られてみるテスト。
377 :
’ヽ/ヽ:04/10/14 21:27:56 ID:OxntyQo2
愚民にはあちきのすばらしさがわからないにゃり。
378 :
名無しさんだよもん:04/10/14 22:49:13 ID:lkCs+9UA
┌──________________________──┐
│ \.. 2CHバニラ アイスたっぷり、うまさ大満足age!!. / │
│ /. . \ .│
│ \ ____ . _ ___ . . / │
│ /. ∧_∧ | | __| |_ | | \.....│
│ \. ( ´∀`)  ̄| | ̄ ̄ | |  ̄| | ̄ ./....│
│ /. ( ) | ̄  ̄ ̄|  ̄ ̄| | ̄ | ̄  ̄| \ │
│ \. | | |  ̄| | ̄ ̄ / /  ̄| | ̄ . ./. ..│
│ /. (__)_) |  ̄ ̄| / / | ̄  ̄ | \ │
│ \  ̄ ̄ ̄  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ./. .│
│ /. 希望小売価格<税別>100円 種類別ラクトアイス ..\ ..│
│ \.. /.. .│
└── ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄──┘
両親から「コテトリちゃ〜ん、ご飯ですよ〜」なんて呼ばれる>372
ていうか初見スキップなんてするやつは認めない
381 :
コテとトリップ:04/10/20 01:46:37 ID:ezD9dcym
まったくだ。認めないっつうか理解できん
おれ初見でスキップなんて月姫でしか使ったことないよ。信じられない
ここで月厨の反応
↓
383 :
コテとトリップ:04/10/20 01:59:59 ID:ezD9dcym
あるくぇいどかわいいよあるくぇいど
汐の左手くらいかわいい
「コムちゃんしか世界を救えないんだよ!」
385 :
葉田信鍵 ◆.T76NLtXTY :04/10/26 20:34:35 ID:iZCXaCmO
____ ____ __/_ ー | ヽ
_|_ |、 /_l_  ̄ ̄| ̄
人 | ヽ. / | . | 」 ├ |
/ \ | | ⊥!ノ \_/
にやりんぐ
汐を流産するまで裸の渚に水かけてバットで腹打ちしたい。
389 :
名無しさんだよもん:04/11/16 08:21:01 ID:znyYZNXn
保守age
ほっしゅ
うしおは父子家庭
このスレ、オチないなー。
漏れみたく、虎視眈々と投下を待ってる香具師、
正直に挙手しる!
)ノシ
393 :
(ノ>ヮ<)ノシ☆:04/12/06 23:27:32 ID:WBOji5qq
394 :
'ヽ/ヽ:04/12/06 23:30:05 ID:vRi0s3MT
期待してるよ
)ノシ
ノシ
ノ
398 :
無理:04/12/09 00:53:17 ID:/sIbLkDS
季節は移りもう冷たい風が。
朋也「なぁ汐」
汐「ん〜」
腕のなかにいる汐は眠そうに返事をする。
朋也「もうすぐクリスマスだぞ。サンタさんに何が欲しいか頼まないとな。
汐はサンタさんに何を頼むんだ?」
汐は目をつぶっていろいろ考えているようだった。
「パパ…」
いつもとは違う遠慮の入ったなにか寂しい声だった。
399 :
無理:04/12/09 01:30:25 ID:/sIbLkDS
↑より数日前
秋生「汐がクリスマス何が欲しいか知りたい?」
朋也「あぁ 汐には内緒で用意しようと思って。大体欲しいもの見当つかないか?」
秋生「んなことしるわけねーだろっ」
朋也「なんでだよ?おっさんが毎年プレゼント渡してたんだろ?」
秋生は煙草に火をつけて息を吐く。
秋生「毎年確かにプレゼントは渡すには渡したが本人の希望の物じゃないらしくてな。
心から喜んでるってことはなかったな」
朋也「なんだよ?おっさんが選んで買ったのか?本人に欲しいもの聞けよ」
秋生「俺が聞いても教えてくれなくてな。早苗が聞いてもな」
秋生「まぁ大体見当はついてるんだが。こればっかりな。
まぁ今回は妙な企みはあきらめて汐に直接きくんだな」
「パパと一緒にいたい」
「汐…?」
「パパと一緒に雪を見たい。一緒に雪だるまを作りたい。一緒にケーキを食べたい。
一緒にメリークリマスって言いたい」
「パパと一緒にクリスマス…すごし…たい」
そういうと胸に顔を当てて抱きついてきた。
どうして この子は こんな些細な 当たり前の日常を望むのだろう?
いや そうさせたのは俺じゃないか。 俺は本当に……。
俺は汐を抱き返して頭を撫でて言った。
「汐。お父さんあの日約束しただろ?これからずっと一緒にいるって。
春も夏も秋も冬もずっと一緒にいるって」
「うん」
「だから…そんなことサンタさんに願わなくてもいいんだ。これからはずっと一緒だから」
「うん」
「クリスマス。一緒にすごそうな…」
「うん」
包まれて眠れ あの春の歌の中で
12月24日
「メリークリスマァァァス」
朋也「おっさん なんなんだその格好は?」
秋生「おっさんじゃねーよ サンタ様だ!」
朋也「グラサンかけたサンタなんて世界じゃおっさんだけだろ。
せめてとれよグラサン」
秋生「いちいちこまけーなお前は」
汐「あっきー白髭〜♪」
秋生「もろばれ!?っておいひっぱるなって!」
ぶちぶちぶち
秋生「うおーぉぉぉぉいてええええぇぇぇぇ」
朋也「ってどういう髭のつけかたしてんだよっ!?」
投げ槍オチ|彡サッ
乙。ホノボノですなぁ
404 :
'ヽ/ヽ:04/12/09 17:04:19 ID:mKNckzDF
イイヨー
……白髭(キキイッパツ)
エドワードn(ry
なんでもないです。
407 :
'ヽ/ヽ:04/12/14 19:03:13 ID:rUuNX99d
409 :
ポストマン ◆mGZfoq5fBY :04/12/24 16:39:26 ID:X5Q3YZR/
1000スレ突破記念火気庫ヽ( ´∀`)ノ ボッ
ありがちではあるが、
お目当てのプレゼントが手に入らずあせりまくる、とか、
ケーキを1ホール買ってしまい、食べきれないとか、
・ふたりで質素にクリスマスパーティ。汐が寝たところで、静かにひとり乾杯で誕生日を祝う
・質素にやるつもりが風子or杏が乱入
・古河家に招かれ4人で大騒ぎ。汐が寝たところで、三人でしんみりと…
古河家でFA
でもあっきーがしんみりさせてくれないと信じる
古河家に呼ばれて出かけるが、
その前に渚の墓前に花を供えるため寄り道をする朋也と汐。
霊園に着くとそこには……
というのを思いついたんだが文章がうまくまとまらないため泣く泣く断念。
いやいや、 そこには何なんだよ。 断念したならそこを教えてくれよ。
保守ってどれくらいの間隔ですればいいの…?
保守
朋「汐、汐」
汐「なんでしゅかパパ?」
だんごの精霊が
「おだんごパン」という絵本があった。
いや、ただそれだけなんだけどね。
朋「おまえどこか変じゃないか…?」
みらくる☆汐ぽん「気のせいでしゅ」
朋「あやしい男同士の本や変なラクガキが部屋に…」
汐ぽん「パパの炒飯は今日も激ウマでしゅ。爆食いするもじゃー」
ワロタ
(( i⌒! ))
. | |_
. ,| .| `ヽ
<!| |リリ从リ>
/jO!*゚ヮノ! <種田の真似〜♪
~(7ニl》_ノ
ん__j〉
(_< >_)
だんだんどっちがネタスレだか分からなくなりつつあるなw
それはどうかな?
>>424 ……っあ。( ̄□ ̄;
去年の秋頃、それ小ネタにしてSS書きはじめかけたことが
あったのだが…流石にアレなので止めたという罠。
あの独特の構えに戻してから現在まで絶好調な人ですね。
スレ違いだが、種田選手、結婚オメデトウッ!
(次は西部の和田選手とか、来るかなW)
429 :
名無しさんだよもん:05/01/13 01:30:21 ID:IX69RfoV
( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )ヒソ
保守
431 :
◆BpFk5tErLc :05/01/24 22:32:56 ID:4oeAUXxp
にん
432 :
名無しさんだよもん:05/01/29 05:52:48 ID:YQHd9MMe
ちょっと浸ってる感がしなくもないけど、俺には解らない苦労をしてきたんだろうなとオモタ。
畜生、必要以上に切なくなってきたorz
434 :
名無しさんだよもん:05/01/30 03:26:13 ID:z8rdYEma
>>432は本人?
最後の日記の「死んじゃった」って誰を指してんの?
息子も死んじゃったん?
激しく気になる
奥さんじゃない?また思い出しちゃったとか。。。
日記の主に幸あれ
436 :
名無しさんだよもん:05/01/31 01:16:37 ID:JxiE23Ae
なんか切ないね
救助
なんだろう、どうにかなんないのかな・・・としか言い様がないな・・・
439 :
名無しさんだよもん:05/02/08 20:46:26 ID:S8xNw6BrO
どうにもならないね
440 :
名無しさんだよもん:05/02/12 20:06:05 ID:0tAhGWmXO
もう…昔みたいにSS書く人がいないのね…
sage
「ただいま。汐、今帰ったぞ――なんだ、この焦げた臭い……」
「――パパ、ごめんなさい」
「いや、いきなり謝られても困るが……あー、鍋ひとつ焦がしちゃったのか。
一体何を作ろうとしたんだ?」
「……チョコレート」
「――なるほどな。汐、チョコレートを溶かすときは、鍋に水を入れてその上にボールを載っけてチョコを溶かすんだ。
……お前のママからの受け売りだけどな」
「そうなんだ……ごめんなさい」
「それと、火を使うときは大人の居るときにすること。俺に言いづらいときは、早苗さんに頼むといい」
「……うん」
「もう一人で火を使うなよ、約束だぞ。……さてと――」
「――! パパ、それこげてる」
「ん? いいんだよ。汐が作ってくれたものだからな」
「でも……」
「んー、ちょっとビターつうかブラックチョコみたいだが、不味くはないぞ。ありがとうな、汐」
「……うん。パパも、ありがとう」
443 :
名無しさんだよもん:05/02/13 22:30:11 ID:QjZcym4xO
SSキタ━━━(゚∀゚)━━━!!
GJ!
n n
(ヨ ) ( E)
/ | _、_ _、_ | ヽ
\ \/( ,_ノ` )/( <_,` )ヽ/ / グッジョブ!!
\(uu / uu)/
| ∧ /
「わりぃ汐、待たせたな」
「あ、パパー」
仕事で迎えに来るのが遅れてしまったせいで
すでに幼稚園には人影はまばらだった。
「ちょっと朋也、遅かったじゃない。この子ずっと待ってたんだからね!」
「いや、ほんとにわりぃ。もう少し早めに来れると思ったんだが・・・」
「いいよパパ、気にしないで。仕事で遅れちゃったんでしょ?」
「だめよ汐ちゃん。こいつは甲斐性なしなんだから甘やかしちゃ」
「おい杏、子供の前で甲斐性なしとか言うな」
「あるの?」
「・・・」
・・・なんかデジャヴを感じるのはなぜだ。
「まあいい・・・帰るか汐」
「うん」
「それじゃせんせい、さよならー」
「さよなら汐ちゃん。朋也、明日は遅れちゃだめよ」
「ああ、わかってるよ。んじゃまた明日」
「ん・・・あ、朋也」
「あん?」
「あ・・うーと・・・アハハ・・・な、なんでもない」
「?気になるな」
「だ、だからなんでもないって言ってるでしょ!
いいから早く帰って家族サービスでもしなさいよ!」
「なんだよ・・・まあいいけどな。」
「ねえパパ、さっきどうして杏せんせいあんなに慌ててたのかな?」
夕飯を食べていると汐がそう聞いてきたが見当もつかない。
「さあな・・・ところで汐、今日は誰かにチョコレートあげたのか?」
「うん。あげたよ」
「ほう、なんて子にあげたんだ?」
「えっとね、ようへいくん」
「ようへい・・・?」
だめだ・・・その名前で思い浮かぶのはあの馬鹿だけだ。
「でもチョコレートあげるのってすごくどきどきしたんだよ」
「やっぱそういうもんなのか。まあ待ってるほうも緊張するんだけどな」
「そうなんだ・・・あ」
(もしかして・・・杏せんせい・・・)
「はあ・・・やっぱり渡せなかったわね、これ」
そう・・・高校の時からずっと。
いつか伝えたいとは思いながら、伝えられない想いがあった。
447 :
名無しさんだよもん:05/02/14 19:28:13 ID:obLdgP3eO
バレンタインだけに超いいっす!
GJ!
「どうも、迎えにきました」
「やっ、ご苦労様」
杏が片手をあげてこっちにやってくる。
「汐は?」
「んー、今ボタンと遊んでるわ。まぁ、もうすぐ来るんじゃない?」
「そか」
仕事に戻らなくてはいけないが、アパートに戻ったら留守番になってしまうのだし、
もう少しだけ外で遊ばせてやろう。
「あ、ほら朋也! 朝は忙しくって、渡せなかったけど…」
エプロンのポケットを探る杏。そして、ぽーんと、投げてよこしてきた包みを、
両手で受け取る。
「大事に食べなさいよね。わざわざ、あんたの好みにあわせて作ってあげたんだから」
「ああ。サンキュな」
思わぬ収穫。正直、杏からもらえるとは思ってもみなかった。
オッサンの手前、昨晩あれだけエラそうに説明してしまったのに、結局早苗さんから
だけってのはカッコ悪すぎるところだった。
「――で、これで少しは汐ちゃんに、父親の威厳が保てるでしょ」
「ああ、そうだな……って、まてっ! ――てめぇ、汐から何を聞きだした!?」
「あーら、別にぃ〜♪ あ。でも、お返しは5倍以上は堅いのかしらね、この場合」
底意地の悪そうな顔で笑う杏。
どうやら、おおかたの事情はバレているらしい。
「…おまえ、俺になにか怨みでもあるのかよ?」
「はぁ?! なによ、それ?」
ムスっと頬を膨らませつつ、迫ってくる杏。
「せっかく、あんたのために作ってあげたのに!! いっとくけど、それ、ギリじゃないん
だからねっ!!」
……。
瞬間、談笑の声が途絶えた。張り詰めた空気が場を支配する。
振り返らなくても、周囲の主婦たちに聞き耳をたてられている気配が感じられた。
「えっと…あの、杏…?」
「あっ! えっと……別にだからって本命ってわけじゃないからね? 友チョコってやつ!!
同僚の女の子とかに渡すのと一緒!! そのっ……だから、変な誤解しないでよね?」
……。
静かに井戸端会議を再開する主婦たち。
そのうち数人が、時折こちらを見やりながら失笑を漏らしているのが聞こえてきた。
話題の中心は、間違いなく俺たちなのだろう。
考えたくも無いが。
「――ちょっと!! ……あんたのせいで、父兄の皆さんに誤解されちゃったじゃない…!」
「…知るかよ。 あんだけ喚いておいて、今さら誤解も糞もないだろ!? 気にすんなよ」
そもそも、それは俺のセリフだ。
「それはそれで失礼ね。少しくらいはあんたも気にしなさいよ!」
げしげしと サンダルのつま先で、俺の脛を蹴ってくる杏。
蹴る力は抑えられているが、カドが当たるので、結構痛い。
ったく、いったい俺にどうして欲しいんだか……。
こーいうところ、ほんと変わってないよな、こいつは……。
「えっと、とりあえず……気がすんだら、汐を呼んで来てくれないか」
「うるさい!」
「朋也、いるー?」
「……杏か。わざわざ家まで来て、どうしたんだ?」
「どうしたもこうしたも、今日が何の日か知っていたらわかるでしょ?」
「え? ……あー、なるほどな」
「そう言うわけで、はい、チョコレート」
「お、おう」
「もちろん――」
「せんせい……」
「な、なに? 汐ちゃん」
「それ、ほんめい?」
「え、そ、それは……」
「ほんめい?」(じぃっ)
「そ、そんな泣きそうにならなくても……ぎ、義理よ、義理義理。あははははは……」
「――よかった」
「あはははは……はぁ orz」
「気にするなよ、杏。汐はいまんとこ誰にでもそう訊くからさ」
「うるっさいわね! 義理って言ったら義理なの! 義理なんだってばっ orz」
「おう、帰ったぜ早苗。っはあ・・・いい汗かいたぜ!」
「おかえりなさい、秋夫さん。また子供たちと野球してたんですか?」
「ん?ああ。しかしあいつら・・・前は俺の剛速球に
かすりもしなかったんだが、最近は少しずつバットに当たるようになってやがる」
「それはそうですよ。秋夫さんももう歳なんですから」
「それを言うなよ・・・ま、たしかにそうかもしれないけどな、それだけじゃない。あいつら自身が成長してんだよ」
「そうですね・・・子供の成長はとても早いです。・・・渚もそうでしたよね」
「ああ、そうだな」
子供だ子供だと思ってるうちに嫁に行っちまって、あっという間に俺たちをおいて逝っちまった・・・
だけどお前は幸せだったよな、渚?一番大切なものが最後までそばにあったんだ。
きっとお前は幸せだったと信じてる。
「秋夫さん、雪が降ってきましたよ」
「お・・・ほんとだな」
「・・・・・・・・」
「・・・なあ、なんだか汐とあいつの顔が無性に見たくなっちまった」
「あ、わたしもそう思ってました」
「今日は二人呼んで鍋でもやるか」
「それはいいですねっ」
「おし。そうと決まれば・・・」
「あ、その前に秋夫さん、これどうぞ」
「なんだ?これ」
「もう・・・今日は2月14日ですよ」
「おお、チョコレートか。ありがとな早苗」
「どういたしまして」
「・・・愛してるぜ早苗」
「私もですよ秋夫さん」
最愛の人がそばにいる。それが世界で一番幸せなことだと俺は思う。
たぶんお前もそうだったよな・・・渚。
452 :
名無しさんだよもん:05/02/15 18:07:15 ID:t2VFJoA0O
超いいっす(つд;)GJ!
だけど、秋生だからね
みんな上手いなぁ
感心するわ
これこそまさにグッジョブって感じだな
何度も何度もCLANNADやったんだろうな
キャラの台詞に違和感が無いのがその証拠だね
ヘボ作家のSSやアンソロなんかは
ろくに原作やらずにしょぼい想像力から
作ったイメージだけで書くから
大体のやつはつまんねーんだ
442からのSSは素直に賞賛したい
いいもん見せてくれてありがとう
ちょっと大げさに言いすぎたかな
子を持つ親としてTV局にお願いしたいことがあります。私には3歳と1歳の
男の子がおります。この子達が見ている番組で、正義の主人公と怪獣が戦う番組があります。
ほとんどの場合、怪獣は殺されるのですが、こんなストーリーに常々疑問を持ってしまいます。
怪獣といっても生き物です。
それを人間側の都合だけで殺しそれが正義であるかのごとき
番組を延々続けていく。こういう番組を見て育った子供が、どんな大人になるのか
・・・番組を作られている方たちは自覚されているのでしょうか?
これからの社会を作っていく子供たちのどんな番組を届けるべきか、よく考えて頂きたいと思います
こうやって偽善が罷り通り、罪なき人々が犯罪の犠牲となる。
子を持つ親としてまったく嘆かわしい。日本の未来はどうなるんだ。
>>454 見せなけりゃいーじゃん?そういう番組を見て育った俺は普通に暮らしてるけどな。
>>455 まかり通ってないし。話が飛躍しすぎ。うれいてるだけじゃなくて自分から変えようと努力してみれば?
>>456 スレ違いスマソ。
>>454 どんな悪い事をしても最終的には許されるのでなにやってもいいじゃん!な思考の子に育ちますよ
と壁に向かって独り言言ってみる
子供だって、色々考えてるんだと思うわけで……。
まず、怪獣と闘わなくてはいけない理由を一緒に考えてみる。
次に、怪獣がどうして闘わなくてはいけないのか、一緒に考えてみる。
最後に、どうやったら闘わずに済むのか話し合ってみる。
ってことでは、ダメだろうか?
感想文ってのもアリだが、めんどくさがられると思うのでオススメできないが。
つーか、製作サイドが投げてきたものを、そのまま受け取るだけの人間に育てちゃ、ダメじゃん。
そしてスレ違いじゃん
どうせどっかのマルチコピペでしょ?
そうじゃなかったらこんなとこにわざわざ来ないよw
まじレスするならほとんどの場合は自衛のために戦っているのであって
決して殺すためには戦っていない。
自衛のための戦いすら放棄しろというのならそれは死ぬのを待てといってるのと同じ。
まあどう見ても希少種っぽい怪獣を殺してしまうってのはどうかと思うけどな。
とりあえず捕獲が正しいと思う。
以前、怪獣を殺さないウルトラマンがあった。
ウルトラマンコスモスっていうんだが、人気なかったな。
だってあれタイトルに放送禁止用語入ってるし
主人公タイフォされたっけ
確か初代ウルトラマンでも殺さないのあったよね。ダダ星人だったか・・・ABC三形態あるヤツ。
>>464 初代ウルトラマンは、基本的には「どーしょうもない」状態になった場合以外は
殺して無いんだよ。
あまり関係ないけど、隕石怪獣を宇宙に帰そうとする話は、斬新だった。
1. 夜中に突然「どっすん」と、日本全土が揺れる。隕石の落下かと思いきや、
実は隕石怪獣の落下。あんまり暴れないんだけど、めっさ重い。
2. ヘリコプターユニットを装着して、飛ばそうとするが失敗。
ウルトラマンが登場して持ち上げて飛ぼうとするが、根性で持ち上げたものの
飛べずに時間切れ。
その後、どこからともなく帰ってきたハヤタ隊員はかなりお疲れ気味。
3. 最新装備であるちゃちいロケット花火みたいなものを打ち込み、ケツ穴にプッすり。
そのまま大気圏外まで飛ばして、一件落着。
…この回のウルトラマン、役立たず。
>>465 ワロスw
そんな話があったのか。いやぁ奥が深いw
それブルトンだっけ?
>>467 違う。スカイドンが正解。ブルトンは隕石怪獣で重力を操るさざえみたいな奴。
>>468 スーファミのソフトでウルトラマンあったけど
あれのブルトンは非常にうざかった。
確かにブルトンは序盤の難所だったな。
そろそろやめにしてくれないか?
>465
とりあえずスプーンにワラタ
ここ、本スレのテンプレには入れてもらえなかったな…。
アンチが来たら、無駄にスレ消費されるだけだし…ま、良いか(W
474 :
'ヽ/ヽ:05/02/18 14:31:33 ID:o37cdTdr0
ほのぼの父子家庭にアンチなんているわけなかろう。
つーか、元の住人は大抵がSLGの方に移住したからなぁ。
あっちの方おもろいし。
「さて・・・そろそろ寝るか汐」
「うん」
すでに時計は10時を回ろうとしていた。
明日も仕事は早いし遅くまでおきている訳にもいかない。
汐を布団までつれて行き、自分もその横に寝転ぶ。
「今日も何か本を読んでやろうか?」
「ううん・・・いい」
「ん、そうか・・・それじゃもう電気消すぞ」
「うん」
部屋が闇に包まれる。
・・・そして何分たった頃だろうか。
「ねえパパ・・・」
「ん、なんだ?やっぱり眠れないか?」
「うん・・・でもご本は読まなくていい。その代わり・・・」
「その代わり?」
「・・・ママのお話聞かせて」
「ママの・・・話か」
そういえば汐と一緒に住むようになってからも、あまり渚のことは話していない気がする。
・・・話す機会がなかったのではない。
やはり俺が無意識に話すのを避けてきたのだろう。
もしかしたら汐もその雰囲気を察して話題に上らせなかったのかもしれない。
しかし渚は俺にとってかけがえのない存在であるとともに、
汐にとってはただ一人の母親なのだ。
そのことを話さないのはやはり不自然なことだ。
「・・・よし、わかった。ママのお話してやろうな。」
渚のこと。
思い出すと、今でも胸にかすかな疼きが生まれる。
甘さと暖かさ・・・そして後悔にも似た痛みを伴って。
・・・・続きは?
477 :
475 :05/02/20 06:03:41 ID:OJn0caWk0
>>476 ごめん・・・今は眠いから明日書くよ・・・一応内容は大体考えてあるし
隣に寝ている汐の頭をなでながら、俺は話し始める。
「ママと・・・渚と会ったのは高校3年生のときだったな」
学校へと続く道。
桜並木の下で、あいつは一人坂の上を見上げていた。
不安に押しつぶされそうになりながら、
一歩を踏み出す勇気を、必死に振り絞りながら。
そんなことあのときの俺は知らなくて・・・
ただ何気なく彼女とともに、足を踏み出したんだ。
「ママは長い間病気だったんだ。それで知ってる友達はみんな学校にいなくなってた」
「おともだちがいなくなったら・・・すごくさびしい」
「そうだな・・・でもそれでもママはがんばって学校に行ったんだ。
友達がいなくても・・・それでもママにとっては大切な場所だったんだよ」
それから俺たちは、演劇部を作ろうとした。
色々障害はあったけど・・・俺たちはがんばった。
そして、ようやく部ができる・・・そのときになって、
渚は他人のために、それをあきらめた。
春原は怒っていたけど、そのときにはもう俺は知っていた。
涙もろくて、不器用で、気弱に見えて・・・
だけど限りなく優しくて、強い芯をもっている・・・
そんな渚のことが、好きになっていた。
「それじゃそのときにはじめてこくはくしたの?」
「ん、ああ・・・まあ・・・いや、恥ずかしいからこの話はここまでな」
「うん」
クスクスと汐が笑った。
バツが悪い顔をしながら、俺はあの日抱きしめた渚の暖かさを思い出していた。
とりあえずage
480 :
名無しさんだよもん:05/03/03 06:37:31 ID:hsNhIqMbO
さて…ひな祭りSS期待あげ
なんか書いておきたいけど…平日の夜中に、SSなんて書けないよ〜
……というわけで、その代りに役に立たないハト知識を披露。
菱餅は心臓の象徴だけど、「雛祭りの菱餅」に限っては、
雪の地面、魔よけの桃、木の新芽の三色で安産を願っているとか。
そこから菱餅は女性自身を表わしていて、甘酒が男性のアレを示している
……なんて説もあるが、未確認。
要するに…雛祭りとは母から娘へと、
正装を着ての来客を迎えるときの正式なおもてなしの作法と、
大人の女になるために必要な知識とを伝えていくための行事。
最後はスーパーの放送を借りパクですが、綺麗にまとまりますた。
以下は、裏をとるためにググってみたらでてきた、蛇足。
おだいりさまとおひなさまは夫婦。関西と関東では、配置が逆。
橘は右近、桜は左近を表わすが、ひな人形の側からみて左右に配置。
あ。そうか…。
> 菱餅は女性自身を表わしていて、甘酒が男性のアレを示している
> 大人の女になるために必要な知識とを伝えていくための行事。
話を進めるための小道具だったと考えれば、信憑性が増しますね(W
なんで動物は親に教わらなくてもセクースできるんだろ?
SS書こうと思ってたけどひなまつりはお題が難しくて書かなかったへたれの俺が来ましたよ。
>>483 人間だってできるだろ。
てか親に教わるほうがすくねーよw
”初冬、息を切らし、歩み行く男あり。
病に冒されし幼きわが娘を、しっかりと抱えて。”
朋也「どうした汐、なぜ顔を隠すんだ」
汐「パパっ、みえないの まおうがいるよ こわい」
朋也「大丈夫 雪が降ってきただけだ」
魔王「かわいい汐ちゃん、こっちにいらっしゃい。一緒に遊びましょう。
海辺にはヒトデ、魔王プロデュースのヒトデパンもたくさんあります」
汐「パパ、パパ、 きこえないの まおうがなにかいってる」
朋也「大丈夫 あれは枯れ葉の音だ」
魔王「かわいい汐ちゃん、こっちではいまヒトデ祭り開催中ですっ!
なんとあの祐介さんのライブ演奏も聴けるんですっ! ラブ・アンド・スパナ!」
汐「パパ パパ みえないの そこに、まおうの(義理の)おにいさんが」
朋也「汐、しっかりしろ汐 あれはただの樹だっ!」
魔王「んーっ、汐ちゃん、とってもいい子ですっ! だから……
さ ら っ ち ゃ い ま す」
汐「パパ パパ まおうがわたしのてを・……さよなら、パパっ……!」
風子「……というわけで、汐ちゃんは風子の子になりました。じたばたしても無駄です」
朋也「それ、魔王じゃなくて、ただの人さらいだからな」
486 :
名無しさんだよもん:05/03/13 00:53:00 ID:0GpB/qqZ0
>485
ワロタ。そうきたか
>485
烏龍茶噴出すほどにワロタ
488 :
名無しさんだよもん:05/03/13 02:09:42 ID:oMVf+wqjO
シューベルトの魔王が元ネタ
489 :
名無しさんだよもん:05/03/13 02:10:20 ID:oMVf+wqjO
?
490 :
485:05/03/13 02:45:22 ID:wP0JUjOb0
元ネタを書くべきだった。>488の言うとおり、シューベルトの『魔王』。
中学か高校の音楽の時間に習った人も多いはず。
まいんふぁーたー まいんふぁーたー……
学校で習う魔王のCDって教材用以外無いらしいね…
…で、ナニゴトもなくホワイトデイは過ぎ去ってしまったわけだが。
(そして俺の懐は、義理のお返しのためにめっさ寒くなったわけだが)
あげてやるぞ汐
職人待ち
うんこ
「パパー!早く行こうよ!」
「わかってるわかってる。ちっと待ってくれ・・・はりきってんな汐のやつ」
今日は花見だ。
おっさんと早苗さんはもちろん、藤林姉妹や芳野夫妻に風子・・・そしてあの馬鹿もとい春原までよぶことになった。
元々は身内だけでまったりやるつもりだったのだが、汐の一存で誘うことになった杏の「盛り上がりに欠けるわね」のひとことで
こんなメンバーになってしまったのだ。
まあ弁当が杏と早苗さんの腕にかかってる以上文句は言えないな・・・
公園に着くと、すでにほとんどのメンバーがそろっているようだった。
「ちょっと朋也おっそいわよ!」
としょっぱなから杏の一喝。
「おう、やっと来たか。遅かったからもう始めてるぜ」
「ごめんなさい朋也さん、秋夫さんがどうしても先にはじめるって聞かなくて」
古川夫妻。
っておっさん・・・もう缶4本も空けてる・・・ペース早すぎだよあんた。
「よう。」
「岡崎さん、今日は誘っていただいてありがとうございます」
「いえいえ、楽しんでください」
芳野さんと公子さん。
「あ、汐ちゃん!こっちにきてください。ああ・・・かわいいです」
・・・と、もう別世界に行っちゃってる風子。
「ご無沙汰してます、岡崎君」
「こんにちは、朋也君」
椋と・・・柊勝平。勝平は椋が働いている病院に患者として来たのが出会いだと言っていた。
俺は最近知り合ったのだがなぜか前から知っているような気がしてすぐに打ち解けたのだ。
「春原はまだ来てないのか」
「ああ、さっき少し遅れるって連絡あったわよ」
「そっか」
「まあまあ、んなことはどうでもいいからお前もこっち来て飲め」
「そうだぞ岡崎。今日は無礼講なんだろ?そうなんだろ?なあ」
・・・おっさんに芳野さん・・・いい具合にできあがってらっしゃる。
続きは???
「岡崎・・・たとえこの世界が絶望に満ちていようとも・・・俺達はそこに一筋の光を見出して生きていくんだ」
「はあ・・・」
「忘れたいこともあるだろう、消したい思い出もあるだろう。
だけど俺達は全てを抱えて生きていくしかないんだ」
「おーいいねえ。語るねあんた」
酔うとやっかいだなこの人・・・
そうやって子一時間もした頃
「やあみんな、お待たせー」
聞き覚えのある声が聞こえてきた。
忘れもしないこの声は・・・・
「誰だっけ」
「誰だったかしらねぇ」
「いきなりかよっ!さっき思いっきり春原って名前出てましたよねぇ!」
「ああそっか。わりぃわりぃ春原だった・・・てお前・・・その頭」
「あ、やっぱり気付いたぁ?」
「・・・またバカ色にもどってるじゃない」
「バカ色だな」
「あんたら・・・やっぱいいチームワークっすね・・・」
「んで、なんで色戻したんだ?」
「ほら、ぼくももう新入社員じゃないわけじゃん?
そうなってくると後輩にカッコいい先輩ってものをみせてやらないといけないと思ってさあ」
・・・ダメだなこいつ。
っていうかこんなやつを雇っている会社は大丈夫なのか?
「もう、私もやめろっていったのにお兄ちゃん全然きかないから」
「芽衣ちゃんもこんな兄貴持つと苦労するね」
「はあ・・・まったくです」
「うるさいなあ・・・この色のほうが断然シブいだろ!?」
「え・・・あんたそれシブいと思ってやってるの?」
「そ、そうだよ。悪いかよっ」
「・・・ハッ」
「うわぁぁ!微妙な表情で鼻で笑われた!せめて罵ってください!」
最近蔵を起動してなかったけど、
ゲームの中の心地よい感じを思い出した…。
あんまり関係ないけど、春原はカッコ悪いところが
カッコ良いのだと、再認識。
「ところで岡崎さん、あちらにいる方はもしかして・・・」
「ん?ああ、芳野さん?俺の仕事場の先輩で・・・」
「きゃーーーっ!やっぱり本物の芳野さんなんだ!」
すごい速さで走り寄っていく芽衣ちゃん。
そういえば歌手時代の芳野さんのファンなんだっけな。
「よ、芳野祐介さんですよね?私昔からずっとファンで・・・
あのっ、よかったらサインくれませんか?」
「ああ・・・べつに構わないが」
そう言ってかばんの中をあさり始めた芽衣ちゃんの表情が曇った
「どうしよう・・・書くものもなにももってきてないです・・・」
周りに目をやってみても、誰もが持ってないというように首を振る。
「そうか・・・それは残念だな・・・」
「はい・・・」
そのとき、頭の中でぴんとひらめいた
「それじゃあ芳野さん、代わりに歌を歌ってあげたらどうですか?」
「歌を?」
「ほう、あんた歌うまいのか?」
「バンドのギターボーカルをやってたんだ・・・昔な」
「そうか、そりゃいい。俺も聴きたいな」
「祐介さん、私も久しぶりに聴いてみたいです。祐介さんの歌を」
「まあ俺は構わないんだが・・・芽衣ちゃんだったかな、君もそれでいいか?」
「はいっ、ぜひ聴きたいです!」
「そうか・・・それじゃ久しぶりに歌ってみるか。ほんとにひさしぶりだからな、
のどが錆びついてなきゃいいが」
こうして満場一致の拍手で、芳野祐介のソロライブが始まったのだった。
・・・・なぜだろう。なぜこの人の歌は、こうにも心に染み渡っていくのか。
しばらく歌ってなかったから、もしかしたら歌唱力も少しは落ちてるかもしれない。
それでも、聴く人の心をこうまで揺さぶることができる。
・・・ソロライブが終わったあとも、しばらくは誰も反応ができなかった。
そして数瞬の間を置いて、盛大な拍手が巻き起こったのだった。
気がつくと、周りで花見をしていた客も集まってきていたようだ。
・・・やはり、芳野祐介は偉大な歌手だ。
「はあ・・・やっぱすげーな芳野祐介は」
「ああ・・・すげーな」
いかにバカでもいいものはいいとわかるようだ。心から同意する。
「ところで岡崎、あっちで風子ちゃんと遊んでるのって汐ちゃんだよな」
「ああ、そうだけど」
「久しぶりに会ったけど・・・かわいくなったよな」
「お前・・・いくら女に飢えてるとはいえ俺の娘に手を出したら殺すぞ?」
「あのねぇ・・・僕は変態かっつの。マジな顔して言うなよ怖いから・・・
そうじゃなくてさ、なんか・・・渚ちゃんに似てきたな〜と思って」
「そう・・・か?」
「ああ。でもよかったじゃない、渚ちゃん似で。
お前に似てたら性格も目つきも悪くてそりゃひねた人間に・・・」
ズビッ!とりあえず目を突いておく。
「グオー!久しぶりのこの痛み・・・なつかしいっす!」
「さてと・・・」
「あん?どこ行くんだよ岡崎」
「ちょっと酔いがまわりすぎちまったからな・・・風に当たってくるわ」
公園のはずれのほう、ここにはあまり人はいなかった。
咲き誇る桜を見上げているとざあっ・・・と、少し強い風が吹いた。
花びらが舞って、花吹雪の様相を見せる。
「わ・・・きれいね」
後ろから声をかけられて振り向くと、杏が立っていた。
「こんなところで何してんの?」
「お前こそ」
「あんたの様子が気になったから見に来てあげたのよ」
「そっか」
「・・・渚のこと思い出してた?」
「え?」
「ほら、さっき春原と汐ちゃんのこと話してたでしょ?それで・・・」
聞かれてたのか・・・
「渚のこと思い出してたの?」
杏がもう一度きいてくる。
「いや、まあ・・・少しだけな」
「そう・・・」
そう言って杏は少し口をつぐむ。
ざあっ・・・また強い風が桜の花びらを舞い上げた。
「・・・忘れられないんだ」
「あん?」
「朋也にとって・・・渚はこれからもずっと過去にはならないの?」
「・・・」
ならない・・・そう答えようとした。
だが、となりに杏の存在を感じていると、なぜかその言葉が出なかった。
だから
「わからない」
そう答えていた。
杏はしばらく黙っていたが、ふっと明るい表情になって
「そっか・・・そうだよね。先のことなんてだれもわからないか」
そう言った。
「ああ・・・わかんねーな」
「だよね・・・まあそんじゃ私は先に戻ってるけど、あんたもすぐ戻って来なさいよ」
そうして駆けていく杏の後ろから、俺はゆっくり歩き始めた。
宴の席に戻ると、春原がおっさんに捕まっていた。
「も、もう無理っす・・・飲めないっす・・・」
「いやいや、まだ飲めんだろ。・・・お、やっと戻ってきたか。」
「た、助けてくれ岡崎・・・この人はバケモノだ・・・」
俺は黙っておっさんの持っている缶を取り上げる
「た、助かったよ岡崎!お前はやっぱり親友だ!」
・・・そして中にウイスキーを満たしておっさんに渡す。
「え?ちょ、ちょっと・・・」
「さあ飲むぞー」
「ひいいいぃぃぃぃぃぃーーーー!」
そうこうしているうちに時間は過ぎて、もう夜も遅い。
気温もだいぶ下がって肌寒くなってきたところで、ようやく解散という運びになった。
酔いつぶれてる人間を起こし、帰り支度をする。
「ちょっとお兄ちゃん、起きてよ!」
「うー・・・無理・・・だ・・・」
「ふうちゃん、起きなさい。帰るよ」
「あうー・・・無理です・・・」
反応がほとんど同じで見ていておもしろい。俺も汐を起こす。
こちらは生あくびはしているが、まだちゃんと歩けるようだ。
「それじゃ岡崎、また仕事でな。今日は楽しかった」
「ありがとうございました岡崎さん。またこういうこと、したいですね」
「はい。またいつか」
そう言って芳野さんと公子さんが帰っていく。芳野さんの背中にはまだ歩けない風子。
「それじゃ私達も帰ろうか」
「うん、そうだね。それじゃ朋也君、また今度。」
「行こう、お姉ちゃん」
「あ 私はいいわ、あとで帰るから。ほらぁ恋人同士の帰路を邪魔するほど野暮じゃないわよ」
「え?そ、そんなこと・・・」
顔を真っ赤にする椋。
「いいから帰った帰った!ちゃんと一人で帰れるから心配しないでいいわよ」
「それじゃお姉さんのお言葉に甘えようか、椋ちゃん」
「う、うん・・・それじゃお姉ちゃん、気をつけてね」
二人連れ立って歩いていく。
「さてと・・・」
「お〜か〜ざ〜き〜〜」
「うおっ・・・なんだ脅かすなよ」
「なあ・・・今日お前ん家泊まらしてくれ・・・」
「はあ?」
「この状態じゃとても終電に間に合わねー・・・だからさ、頼むよ・・・」
「あ、あの・・・私からもお願いします。明日休みだし・・・」
芽衣ちゃんからも頼まれると断りづらい。
「はあ・・・わかったよ。んじゃちょっとまってろ。汐、行くぞー。」
「うん・・・」
「歩けるか?」
「うん・・・眠たいけど」
「それじゃ帰ろうか」
そのとき、おっさんが早苗さんと顔をあわせてにやりと笑った。
「あー、ちょっと待て。汐は俺がお前ん家まで連れてくよ。それからこいつも」
寝そべる春原を引っ張り上げる。
「は?・・・いやそれじゃ俺はどうすりゃいいんだよ」
「朋也さんは、そちらのお嬢さんを家まで送ってあげてください」
「え?」
「はい?」
杏と顔を見合わせる。
「さーそんじゃ行くか。汐、行くぞー。ほら、お前も男なら立って歩け。」
「それじゃ朋也さん、おやすみなさい」
そう言って歩いて行く。
呆然と取り残されるふたり。
「お、そうだ」
そのとき、突然立ち止まっておっさんが振り返る。
「あー、なんだ・・・これから先お前がどうなろうと、俺はお前の父親で
早苗はお前の母親だからな」
「なんだよそれ」
「いや・・・べつに。それだけ言いたかったんだ。そんじゃな」
早苗さんが、ちらっと杏のほうを見て少し微笑んだ。
・・・一体なんなんだ・・・
そのまま少しの間固まっていた俺達もようやく歩き出した。
「・・・んじゃ、とりあえず行くか」
「・・・うん」
ひんやりとした夜の空気の中を、二人で黙って歩いていく。
なにか話さないといけないと思いながら、でも言葉が口から出てこない。そうしてしばらく歩いていると、杏が口を開いた。
「・・・渚のご両親、とてもいい人みたいね」
「ああ、すごくいい人たちだな。おっさんは・・・ちょっと見た目怖く見えるけどな」
「うん・・・」
「でもいい人たちだ。あの二人がいなかったら、たぶん俺も汐ももっと不幸になってた」
「・・・・・・・さっきの質問・・・」
「え・・・?」
「わからないって答えたでしょ?」
「ああ・・・」
「あのとき・・・なんか安心した」
「安心?」
「うん・・・もしかしたらあんたは望んで過去に縛られてるのかなーって・・・思ってたんだけど
でもさっきの答えでそうじゃないんだなって・・・なんとなく思ったの」
「わけわかんねーよ」
「あ〜・・・気にしないで。あたしが思っただけだから」
「そうかよ・・・」
「・・・ねえ朋也」
「あん?」
「・・・あたし・・・・・・・・ううん・・・なんでもない」
「なんだよ一体・・・」
「いいの・・・今はまだ・・・いつかきっと話すから」
「気になるな・・・」
「・・・ねえ朋也、人って変わるわよね」
「ん?ああ」
「でも、ずっと変わらない想いもある」
「そうだな」
「ま、そういうことよ!」
「ますますわかんねー・・・」
まっすぐ続く道の先で
町の明かりが、きらきらと人の営みを照らし続けている。
変わり行くものも、変わらぬものも、全てを暖かく照らし続けている。
とりあえずこれでおわり。
まあヘタレはヘタレなりにがんばって書いてみました。
春原をいじめるのは楽しかったw
乙ー。
あー、やっぱ杏は可愛い。
へたれ朋也にはもったいねーな……。
ヘタレといいつつココまでのモノが書けるとは・・・・
夜中(朝か?)にいいモン見させて貰いました。
510 :
名無しさんだよもん:2005/03/25(金) 23:29:31 ID:U98n3nWx0
激しくグッジョブ!
杏 ハァハァ
うーん・・・しかしどうしてもSSは愛するがゆえに杏ネタに偏る癖があるな・・・
なんか違うキャラとか視点でも書いてみてえ
久々に来てみたらちょうどいいもんがあがってた、ラッキー。風子派の俺だけどGJ!
514 :
'ヽ/ヽ:2005/03/28(月) 01:22:30 ID:7C2+zWRR0
あきなまって書いてくれ。
杏ってなぎさを呼び捨てにしてたっけ・・・もう忘れたな
>>515 ほとんどのキャラは呼び捨てにされてたような気がする。
てかちゃんとかさんとかつけられてるキャラが思いつかん
>>517 よりによって勝平だけさん付けかよ・・・
杏ってほとんどのキャラあんたで済ませてんのな。
つかこんなページあったんだね・・・
なんかいろいろ思い出した。
さんくす
汐「パパ〜、皇紀ってなぁに?」
朋也「うっ、……たぶんな、昔の日付の言い方……ですよね」
早苗「私も詳しくないんですが…、たぶんそうだと…」
雪が降ったと思って驚いたとこを見ると、汐の誕生日はそろそろかな?
「おい小僧」
「何だオッサン」
「このパン食ってみろ」
差し出されたそれは見るからに怪しい物体。
おそらくフランスパンであろう物にどう見てもキノコが生えている。
「……一応聞いておく、これは何だ」
「汐が作ったキノコパンだ」
「なにぃっ!」
俺は物凄い勢いでオッサンの隣りに居る嬉しそうな顔をした汐を見る。
顔に粉をつけて誇らしげに胸を張るその姿を見たとき俺の覚悟は決まった。
かじる、硬い、やはり元はフランスパンらしい。
咀嚼、恐らく俺の顔は無表情だ。
頑張って飲み込む、ちょっと泣きそう。
「っく、くったぞ」
「パパー、おいしい?」
我が子よ、そんな質問はしないで欲しかった。
おまえ、変なところが早苗さんに似たな。
「……ああ、美味かったぞ、上手に出来たな」
「実は早苗作だがな」
「道理ですっげぇ不味い筈だよ!アンタが食ってろよ!」
「引っかかったな馬鹿息子!今日はエイプリルフールだ!」
その時店の奥から物音がした。
振り向いてみるとそこには泣きそうな早苗さん。
って言うかもう泣いてる。
「さ、早苗」
「私のパンは……そんなに不味かったんですねーーーっ」
「俺は大好きだーーーっ」
その言葉に止まる早苗さん。
珍しいと思い静観に入る事にする。静観してるのはいつもだが。
「その言葉も……嘘だったんですねーーーーーっ」
「本当に大好きだーーーーーっ」
走る早苗さん、追うオッサン。
今日も古河家は平和らしい。
「ところで汐、ほんとにパン作ったのか?」
「あっきーに粉つけてもらっただけー」
おのれオッサン。
しまった、某所のトリップorz
すごい勢いでスルーしてくださいお願いします。
(・∀・)ニヤニヤ
じりり〜〜ん、じりり〜〜ん…。
朝。
汐といっしょに朝飯を食い終わった頃に電話が鳴る。
がちゃっ。
「もしもし。おまたせしました、岡崎です」
『――その声は、朋也ねっ? ちょっと、今何してるのっ!?』
電話をかけてきたのは杏だった。――今朝は何やら様子がおかしい。
「何って…。今、朝飯食ったところだよ。それが?」
『あーーっ! なに、そんな呑気しちゃってんのよっ!!
いったい、今何時だと思ってんの!? っと…あーもぅっ。
いーから早くこっちに来なさいっ!』
「はぁ!? なにいってんの、お前…新学期はたしか――今度の月曜からだろ!?」
『……二週間前から、連絡網が回ってたはずよ。「月曜は保育所の定期検査が
入ったからお休み。急遽、今日の8時から始園式」って。
来てないのはもう、汐ちゃんだけよっ! ってまさか、あんた…』
「……ん」
急いで時計を見る……と、既に10分前だった。
『ちょっとっ、朋也っ?』
「……えっと。それ、マジ?」
『マジもマジ。大真面目よっ! ほらっ、さっさと支度するっ』
「ちっ!! くそっ!!」
がちゃん、と電話をフックに戻す手もそこそこに、汐のほうへ振り返る。
「…一人で着られた」
そこには、電話の間にしっかりと身支度を整えていた汐がいた。
しかし…それはいつもの部屋着だった!
ぐらり。
焦燥から襲ってきた浮遊感に、足下がふらつく。
「…パパ?」
「汐、お前は良い子だ……。でも、今朝は幼稚園の服を着ようなっ」
「…え」
「今の電話は、杏のやつ――いや、杏先生からだったんだ。
幼稚園、今日からになったんだってさ」
汐にそう答えつつ、幼稚園の制服をタンスから出してくる。
ぐあ。クリーニング袋、着けっぱなしっ。
「…ようちえん…たのしみ」
ほんわかと幼稚園のことを考えながら、特に急いだ様子もなく、
嬉しそうに着替える汐。
「ああ、そうだなっ…さっさと着替ろ!! 急げっ」
だが今は、それを微笑ましく観てるときではない。くそっ!!
………。
……。
…。
慌ただしく出発し、汐と一緒に幼稚園に到着してみると
「やっほー、汐ちゃん。休みの間も元気してたー?」
「ごふーっ♪」
それを待っていたのは、杏とボタン。
「…きょうせんせいっ! なべっ! おはよーございますっ」
「はいっ、おはようございますっ。朋也も朝から御苦労さまっ」
「……」
周囲を見渡すと、いつもの風景には何かが足りない…つーか足りなすぎる。
「…なべ、げんきだった?」
「ごふーっ、ごふーっ♪」
「ほらっ、尻尾振ってるわよ。ボタンも元気だった、って」
幼稚園の園内には、子供をつれて来た親達も、庭で遊ぶ子供達も
それをみている先生方もいなかった。
「……」
「……どしたの、朋也!?」
にへら〜っと、底意地の悪い顔で笑いかけてくる、杏。
やっぱり…やっぱり、そうなんだな。
「なんで……なんで、ここには俺達しか来てないんだ、きょうせんせい?」
怒りを押し殺して、笑いかけてやる。
「あら、今日は何の日だったかしらぁ〜〜♪」
「……しがつ、ついたち」
「あらっ、汐ちゃん。よくできましたねーっ」
そう良いながら杏は、ボタンに張り付いている汐の頭を帽子ごしに撫でる。
上機嫌だった。
「こーいうところは、高校んときから変わってないのね、あんたも」
「ちっ。……それは、お互いさまだっ」
「ほら、あんたはさっさと、会社に行くっ!
騙したお詫びに汐ちゃんは、あたしとボタンが早苗さんのところに
送っておいてあげるから」
けっ、今はせいぜい笑っていやがれ。
覚えてろよ。いつか…いつか、思い知らせてやる。会社へ向かう道々、
清々しい朝の空気を吸いながら俺は一人、杏への復讐を心に堅く誓っていた。
ボク、ガンガッタヨ? …オソクナッチャッタケド。
デモサイゴ、タイトルマチガエタ…
ゴール、シテ、イイヨネ?
「パパぁ、この頭が黄色い人誰?」
「あーそれな、取るに足らないものだ。気にするな汐」
「子供になんてこと教えてるんだよあんた!!」
「ああヘタレが鳴いてるな。ニンゲンノコトバジャナイトオレワカンナイヤ」
「く、くっそぉぉーーー!!」
だだだだだだ・・・・
「・・・あんた、よく人のことヘタレだ何だのって言えるわねー・・・」
「な、なんだよ杏。俺がヘタレだとでも?」
「・・・パパ・・・ヘタレ?」
「ち、違うぞ汐!断じてヘタレなんかじゃ・・・」
『・智代ルートでウジウジ
・アフターでウダウダ
・(よりにもよって)あたしのルートでグダグダ』
「・・・反論は?」
「ぐ・・・っ」
「パパ・・・ヘタレ」
「ぐおおぉぉ!!・・・し、汐・・・」
「あーていうか・・・なんか思い出したら腹立ってきたわ」
スッ・・・
「あ・・・それようちえんのすべりだいにささったご本」
「何ィ!?」
「とーもーやっ♪動かないでねえ?はずしたら苦しんで『いく』ことになるわよ」
いくって・・・どこにですかーーー!?
「それじゃみなさーん、今日はこの辺で〜♪」
「お、おい・・・勝手に終わらせ・・・ぐわぁぁぁぁ!!」
「パパ・・・生きてればなんとかなるから・・・」
・・・無理ぽいです。
>528
GJ!
531 :
桜抒曲(1):2005/04/09(土) 07:59:26 ID:SEsKUvX80
季節は巡り、春。
渚と俺が出会った季節。
坂道を通り過ぎるつよい風が、満開に咲く桜の枝から、白い花びらを舞わせる。
それは俺に、あの日みた雪景色を思い出させた。
あのときも俺は、この坂にいた。渚と一緒に。
光の中。
『だめですよ、朋也くん』
汐を失い、くず折れて、駄々っ子のように泣きじゃくる俺の肩を、正面から
抱きながら、渚は微笑んでくれた。
それは、俺の記憶にはない、母親の笑顔だと思った。
『わたしにはもう、全部わかっちゃったんです。わたし自身のこと、
この町のこと――それに、朋也くんとしおちゃんのことも……。
そして今は、ここで、朋也くんとしおちゃんのことを見守っていることにしました』
今でも俺には、それが何のことだかわからない。しかし、そのときの俺は、
渚の言葉の中に、疑うことのできない何かを感じていた。
『実は…この町のどこにだって、わたしの心、わたしとおなじ思いがあるんです。
だから朋也くんは、こんなところで、立ち止まっていては、いけないんです』
渚はそこで言葉をきって、俺の身体を離す。
そして、俺の背後にまわり
『しおちゃんと一緒にっ、幸せになってくださいっ』
――不意に、両手で、どんっ、と俺の背中をたたいた。
532 :
桜抒曲(2):2005/04/09(土) 08:01:12 ID:SEsKUvX80
強い風が吹き、俺の身体、そして周囲の木々も、白い光の中にかき消されていた。
「…渚っ!」
俺は必死になって、意識の眼を後ろにむけようとするが、できなかった。
俺の意識は、渚をおもいながらも、前方で一際強く光る『何か』に向かう。
その光が近くに来たとき、半ば無意識に、それに向かって見えない腕をのばしていた。
――すると、何かが手にあたった。
それは、小さなてのひらだった。
俺の指を握りしめてくる、小さくても、強い生命。
「…汐……おまえなんだな…」
それに夢中でしがみつき、手繰り寄せる。そして、腕の中に迎え入れて、
強く抱きしめた。
「…パパっ!」
密着した部分から伝わる、暖かな体温を感じていた。
もう、離れない。離したりはしない。そう強く願い、誓う。
「汐。俺、おまえの母さん……渚に、また叱られちまったよ。駄目な親父でごめんな」
考えてみれば…。
俺はいつも渚に叱られてばかりだった。いつも渚に励まされてばかりだった。
気がつくと、雪の降り積もった町の中で…俺たちは何も言わず、そのまま抱きあっていた。
雪はもう、止んでいた。
533 :
桜抒曲(3):2005/04/09(土) 08:01:55 ID:SEsKUvX80
そしてまた、俺はここに立っている。
渚はもう……俺のそばにはいないのに。
「他のヤツと手をつないで歩いてもかまわないって……そういってたよな。
悪いけど、そうさせてもらうよ」
あの日、渚がたたずんでいた――今はもう、誰もいない場所に向かって、呼びかける。
どんなに格好悪くても、なりふり構わない。汚いことだってしてやる。
その温もりを…その手を離さないためになら……。
「約束したからな。手をつないで歩くんだ…俺たち、親子で」
これはあの雪の日、俺が自分に誓った約束。
俺はもう、汐をひとりにしない。ひとりで苦しまない。
汐と…みんなと、生きていく。
「――でも、汐の…もう片方の手は、おまえ握っていてくれよな」
眩い光の中にみえる渚の姿がみえた気がした。その幻影は、微笑んでいた。
あのとき、俺を送りだしてくれたのと、同じ笑顔で。
534 :
桜抒曲(4):2005/04/09(土) 08:03:32 ID:SEsKUvX80
「…パパっ!」
汐の声に、我にかえる。一緒にいたはずの汐はもう、坂道を中程までのぼっていた。
他のみんなも、俺の脇をとおって、坂道をのぼっていく。
「岡崎さん、立ったまま寝てないでくださいっ。もう、とっても邪魔ですっ」
うるさい。たまには、感傷に浸らせろ。
「久々にみたけど……、なんか…白いトンネルみたいよね」
ああ、そうだな。通ってたときは俺、そんなこと考えもしなかったけどな。
「おらっ、おまえも俺の荷物を手伝いやがれっ!! きりきり動けっ!」
ジャンケンで負けたのは、オッサンだからな。でもまぁ、後で手伝ってやるよ。
もうトシなんだから、あんま無理すんなよな。
「みなさーんっ、転ばないように気をつけてくださいね〜…って、あぁっ…とっとっ!」
はいはい。荷物が多いんですから、早苗さんも気をつけてくださいね。
「ごふーっ♪ ごふーっ♪」
どーでも良いが…俺の脚にマーキングするのはそろそろ止めてくれ、ボタン。
「こんなところで、立ち止まっていては、駄目なんだよな」
吹っ切るようにそう呟いて、俺はみんなに続いて、ふたたび歩き始めた。
不意に吹いた暖かな風が、俺の頬をなでていく。
もう、あの日みた雪景色は、遠くかすんでみえなくなっていた。
535 :
桜抒曲(5):2005/04/09(土) 08:06:02 ID:SEsKUvX80
「…今なら……好きだっていえるな――」
あのころは……ちっとも気づかなかった。春の……暖かさと……やさしい桜の色……。
音もたてずに降り積もっていく時は…いつか、ゆっくりと俺たちの足跡を消していって
しまうのかもしれない。
いつかの風景も…いつかのあの笑顔も…。
それでも、俺は……俺たちは、この長い坂道を、しがみつきながら、どんどん歩いていく。
それが、あのときあいつが残してくれた強さだと信じて。
「でも、俺たち…いつかきっと、また逢えるよな」
――だんご大家族、ですから。
風の中、声が聞こえた気がした。
「ああ、そうだな」幻聴かもしれない。それでかまわない。
「…パパ?」
いつの間にか、汐は俺のところまで戻ってきていた。
「ああ、なんでもない。ママのうた、歌いながらいこうな、汐」
手を差し出すと、握ってくる。
少しだけ大きくなった…でも、まだちいさな手のひら。
「…おーっ。…だんごっ、だんごっ…♪」
「だんごっ、だんごっ♪」
見上げると、白い桜の枝をとおして、澄みきった高い空。
周囲の客に失笑される。でももう、気にならない。
俺はこの歌が、好きだから。
時折吹く風は暖かく、花の香りが混じった、春の風のにおいがした。
536 :
名無しさんだよもん:2005/04/09(土) 10:31:28 ID:PtHb9dBA0
感動した
目から汗が・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
"空に光る"を聴きながら読ませてもらいました。
泣いちゃうって。・゚・(ノA`)・゚・。
感動した!
BGMはタイトル通り桜抒曲を聞きながら…
訂正:
>533
> 眩い光の中にみえる渚の姿がみえた気がした。
「みえる渚の姿が」→「渚の姿がみえた」の編集ミスです。
……他にも自分で修正したい表現は多々あるのですが、とりあえず。
内容について:
このスレの中には受け入れられない人がいると知りつつも、
俺としては、こんな挿話があっても良いと思ってるので、曝しました。
全ては俺の中の「父子家庭の日々」設定なので、以降この挿話を前提と
する必要はありません。
むしろ、違う展開の「あの日」の登場を期待してます。
タイトルについて:
(以下は某板の某スレより甜菜)
> はいはい。あんまり桜と空が綺麗だったもので、まだ聴いてもいない
> mementのタイトルを父子SSにしちまった、俺が来ましたよーっと(曝)
…というわけです。
「桜抒曲」の歌詞はチェックしてましたが、どの曲使ってるのかさえも
知らないという始末。さらに言ってしまいますと、タイトルをつけた修正
作業中、酔っていました、酒に。今回、改行甘いのもそのせいです、多分。
またも最悪です。
ω-)ノ 「じゃまた」
GJでした。
桜抒曲良い曲デスヨ.
過去ログに作曲者のコメントも載ってたキモス.
町に雪が降り続ける
季節外れの雪が
すべてを覆ってしまうかのように
「汐、起きてるか?」
「・・・」
「汐・・・」
「・・・起きてるよ・・・パパ」
「そうか・・・まだ、大丈夫だよな」
「うん・・・」
そうだ、まだ終われない。
約束だもんな、汐。
また二人で旅行に行くって・・・そう約束したんだから。
汐を背負いなおして、駅へと急ぐ。
コートの上から汐の体温が伝わってくる。
かなりの高熱だ。
呼吸も段々弱々しくなってきている。
・・・時間がない。
ようやく駅に着くと、
目的の電車が到着する寸前だった。
ためらうことなくそれに駆け込み、窓辺の席に汐をおろして
自分も隣に腰掛ける。
あの時と同じように。
一度は失ったものを、取り戻したあの時と同じように。
・・・そしてまた俺達はここにいる。
2度目の、そしてたぶん・・・最後の旅路に。
544 :
名無しさんだよもん:2005/04/13(水) 02:46:11 ID:9mw2vzHFO
(ノдT)ナケル…
隣に目をやると、汐は目を閉じて俺に身を預けている。
まさか・・・と不安がよぎったが、どうやら微かに寝息を立てているようだった。
車内には俺達以外にほとんど人影はない。
ただ静かな時間が流れていく。
「パパ・・・」
どれぐらい時間が経った頃だろうか、
汐が目を覚まして声をかけてきた。
「ん、どうした汐?しんどいのか?」
「・・・パパ、このまえ幼稚園でね、はじめてさやかちゃんといっしょにお弁当食べたの」
「え?」
「とってもやさしい子なの、さやかちゃん」
「・・・」
「それからね・・・杏先生になべにのせてもらったの。
ちょっとこわかったけど、すごくたのしかったよ」
「・・・そうか」
「それから・・・」
・・・汐は話し続ける。
まるで、自分の人生そのものを伝えるように・・・
一生懸命に生きた時間を伝えるように・・・
俺は、相槌を打ちながらそれに聞き入っていた。
聞き逃してはならないものだと思ったから。
やがて、汐の話が尽きた。
汐は少し疲れたようで、こちらに身を預けて窓の外を見ている。
俺もつられて窓の外を見ると、もう列車は海が見えるところまで来ていた。
「うみが見えるね、パパ」
「ああ・・・」
汐はそうひと言いうと、また目を閉じた。
その頭を軽く抱き寄せて、なでてやる。
・・・もうすぐ、目指す場所に到着する。
列車を降りると、さっきまでやんでいた雪がまた降り出しているようだった。
愚痴を言っている暇はない。汐を背負って歩き始める。
「汐、寒くないか?」
「うん・・・パパのせなかあったかいから・・・」
「そうか・・・」
あの日辿った路を、俺達はまた歩いている。
あの日夏空の下を
そして今降りしきる雪の中を
・・・どれほど歩いただろう。
ある場所で、汐が俺を止めた。
「パパ・・・すこしだけ、おりて歩きたい」
「大丈夫か?」
「うん、だいじょうぶ」
「ん・・・ここは・・・」
・・・そこは、あの場所だった。
白く雪に覆われてしまってはいるが、間違いない。
あのときはきれいな花畑だった・・・
汐が俺の前で初めて泣いた場所。
俺からの、初めてのプレゼントをなくして・・・
・・・汐がおぼつかない足取りで、雪の中を歩いていく。
そして雪原のまんなかで立ち止まった。
「汐・・・?」
汐はしゃがみこむと、雪をかきわけはじめた。
「お、おい、汐っ!」
やめさせようと駆け寄ったが、一向にやめる気配はない。
「汐・・・」
「もうすこし・・・もうすこしなの・・・」
なぜか止めることもできずに見守っていると、
ふと汐の手が止まった。
「やっと・・・みつけたよ」
汐の手に、何かが握られている。
それは・・・人形。
あのとき、汐が失くして泣いていた・・・あの人形だ。
「ごめんね、ごめんね・・・むかえにきてあげられなくて・・・
ずっと、まってたんだよね・・・ごめんね・・・」
「汐・・・」
手にした人形にそう言いながら、汐は泣いていた。
俺は、歩み寄って、汐を抱き寄せた。
汐は泣き続けた。
嗚咽をあげて、涙を流して・・・
そして
「ごめんね・・・」
最後にそう言うと、汐の足から力が抜けた。
「汐っ!!」
急に重みを増した体を支えながら、汐の名を叫ぶ。
・・・すごい熱だ。
さっきよりもひどい。
「汐!はやくおぶされ!」
そう言って背負おうとするが、汐は首を横に振る。
「ううん・・・いいの、パパ」
「いいって・・・なんで・・・っ!」
「ねえ、パパ・・・」
「なんだ!?なんでも聞いてやるから!」
しばらく間をおいて、汐は言った。
「パパ・・・しあわせだった?」
「え・・・?」
「いままでずっと・・・ママや・・・汐といっしょにいて・・・しあわせだった?」
「何言ってるんだ・・・当たり前だそんなの。しあわせだったに決まってるだろ」
「・・・よかった・・・」
そう言って、汐はあははと笑った。
「・・・よくねえよ・・・」
「・・・」
「よくねえっ!俺は・・・」
・・・悔しかった。心底情けなかった。
幸せにすると言っておきながら、その前に渚を死なせてしまった。
汐からは、親子として幸せに過ごすはずだった時間を奪ってしまった。
「誰一人・・・幸せになんてできなかったんだ・・・俺は・・・!!」
・・・俺の目からは、自然に涙が流れていた。
その涙でぬれた頬に、ちいさなてのひらが当てられる。
「・・・ちがうよ、パパ。そんなことない・・・汐も・・・きっとママも、
しあわせだったよ。すごくしあわせだったよ・・・だから、泣かないで、パパ」
そう言って、俺の涙をぬぐう。
俺は、そんな汐を強く抱きしめていた。
・・・それから、どれぐらい経っただろう。
段々と呼吸が弱くなってくる汐を抱きしめて、俺はそこにうずくまっていた。
水がしみて、とうに膝の感覚はなくなっている。
それでも、俺はそこを動かなかった。
そうしていないと、今にも汐の命が尽きてしまいそうで、怖かった。
わかっていたことなのに・・・これが、最後の旅になると・・・
「パパ・・・」
そのとき、汐が微かな声をあげた。
「・・・なんだ?」
「さっきね・・・でんしゃのなかでねてるときね、ゆめをみたの」
「夢?」
「・・・ここにお花がたくさんさいてるの。このまえきたときみたいに・・・
それでね・・・パパとママと汐が・・・3にんで・・・ピクニックにきてるの・・・
たのし・・・かった・・・」
汐は、目を閉じた。
そして、もう目を覚ますことは、なかった。
「汐・・・?」
汐の体を抱きしめる。
家族でピクニックだって?
なんて平凡な夢
なんて平凡な風景
なんて平凡な願い
「・・・ごめん」
当たり前の団欒
当たり前の暖かさ
当たり前の幸せ
「ごめんな汐・・・ごめんな渚・・・っ!」
そんなことを、叶えてやれなかったんだ・・・俺は・・・
・・・うずくまる俺を、雪がゆっくりと覆っていく。
体温が徐々に奪われ、意識はもう途切れそうだ。
消え行く意識の中で、声が響いている。
「願いのかなう場所へお連れしましょう」
・・・それを言ったのは誰だったろう・・・もう思い出せない。
ただ・・・俺は・・・ぼくはもう・・・あの子を・・・一人にはしたくないだけだ・・・
あの子・・・坂の下で待っているあの子・・・この腕の中に眠るあの子・・・
大丈夫・・・もう・・・ひとりにはしないよ・・・
そして、世界が白に包まれる。
俺の・・・ぼくの・・・
すべての感覚を飲み込んで・・・
・・・うでの中に、微かなぬくもりをのこして・・・
・・・きっと、いつか・・・帰ってこようね・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
つ、疲れた・・・
まあ「あの日」には汐が失われてしまったわけですがー・・・
「あの時」に失われなかったらどんな感じかなと思って書いてみました。
家出てすぐ死ぬんじゃなくて、目的地にたどり着いてから死んだってこと?
>俺は・・・ぼくは
>俺の・・・ぼくの・・・
なんで一人称二回読んでるのかイマイチワカランかったけど、CLANNADっぽいふいんきは出てた。
思わず泣きそうになっちまったよ。
>>551 一人称を2回使ったのは、あの人形に関わりを持たせたかったから。
最後のほうの文も幻想世界の人形っぽさを出せればいいなと考えながら書きました。
全体としてはソララドに入ってる「海鳴り」の雰囲気を意識しましたが・・・
出てるかなああの雰囲気(;´Д`)
夜更け……つーか夜明けまで、乙でした。
「願いのかなう場所へお連れしましょう」
願いのかなう場所。それはやはり、あそこなんだろうな…。
それを言ったのは誰だったろう? マジでもう思い出せない。
やはり、CLANNADもAIRの往人の夢と同様に「あの日」の幻想世界から
スタートしたほうが…いや、すると他ルートが活かされないか……。
…スマン、あまり関係ないことで考えこんでしまった。
汐と少女、朋也とロボットが徐々にシンクロしていく感じ・・・?
が素敵であります!
目から鼻水が出そうでした!
盛大なる拍手の嵐
良いSSだけどこのスレで汐が死ぬのは見たくなかった
またも、本スレの関連スレに入れてもらえなかった。
でももう、気にならない。俺はこのスレが、好きだから。
ω-)ノ 「まだまだいくよーっ」
558 :
名無しさんだよもん:2005/04/18(月) 03:19:20 ID:6ZsOB/0cO
まだ残っていたのか、このスレ…。
良スレだけど、最近職人不足!?
>>558 まあしょうがないんじゃないか?もう発売して1年だし・・・
でもとりあえず最新SS二つはかなり優秀だと思う。
読んでみれ。
560 :
名無しさんだよもん:2005/04/20(水) 21:02:03 ID:eIApigH90
目から鼻水か...一回見てぇ
葉鍵板、一日4レス化記念カキコ……orz
自分の連書きが、毎回どれくらい消費してるのか調べてみました。
●前スレ(
>>519)
居間の中心で娘のブラを掴んだ男(独身)第一部(4 レス消費)
こんなシーンを思い出した (4 レス消費)
ヒトデ祭り小ネタ ver. (1.5 レス消費)
●今スレ
今晩は中秋の明月(2 レス消費)
>>327-328 これくらいのほうが杏らしい気がする (2 レス消費)
>>448-449 四月一日 (3 レス消費)
>>525-527 桜抒曲 (5 レス消費)
>>531-535 ここだけに4レスつぎこめば、俺個人はまだ問題ないのか。
嬉しいのか、嬉しく無いのかビミョー。
/\ \
__|iヽ /li ̄/
/\ 〃 '⌒´`ヽ\ ニハハ
/ Kiミ!|ノノ))))〉
\/ .ノ ヘ.|l;゚ ヮ゚ノ|! ここ通らないと行けないので、ちょっと通りますよ・・・
.((( と I!†iノ トテ…
/ )ノ fく/_/_|〉 トテ…
\/ し' ヽ_)
564 :
名無しさんだよもん:2005/05/18(水) 23:15:02 ID:mGo37s0r0
あげ
(・`_・´)「保守でもしておくか」
(・-・) 「パパ、ちょっとだけすれちがいのきがする」
566 :
名無しさんだよもん:2005/06/04(土) 22:12:39 ID:GOVBIGzZ0
age
>>560 ものすごい遅レスだが、
この前鼻をかんだら、目から鼻水が出た。マジで。
んなもん、しょっちゅう出てるわ。つーか、鼻かんだら涙が出てくるもんじゃない?
/\ \
__|iヽ /li ̄/
/\ 〃 '⌒´`ヽ\ ニハハ
/ Kiミ!|ノノ))))〉
\/ .ノ ヘ.|l;゚ ヮ゚ノ|! ここ通らないと行けないので、ちょっと通りますよ・・・
.((( と I!†iノ トテ…
/ )ノ fく/_/_|〉 トテ…
\/ し' ヽ_)
☆dayが近づいているな…。
>>570 ……そして、なにごともなくスルー。
もうダメかもしれんね…。
「風子。お前、今日が誕生日なんだってな。
欲しいものがあるなら、言ってみろよ」
「別に、いいです。風子、岡崎さんから
何かものをもらう理由が、ありませんので」
「いや、誕生日ってのは、そういうものだろ?」
それに…その…なんだ、汐の相手とか、
一応、いろいろと世話になってるし……その礼も兼ねて、だよ」
「そうですか。でも、とっても貧乏な岡崎さんですから」
もらえるものなんてタカが知れてますし――」
相変わらず、とっても失礼なヤツだな、お前。
「――それに、岡崎さんが風子へのプレゼントのために、
路頭に迷って、橋の下で生活するようになったら、
心優しい汐ちゃんが、胸をいためてしまいそうで…」
「ちょっとまて。お前、何を要求するつもりだ!?
つーか、俺がお前に上げられるものの範疇くらい察しろ」
「そうですか。そういうことなら――」
その場で首をかしげ、しばし思案する風子。
最初は真剣に悩んでいる様子だったが…表情がだんだん弛んできた。
そして、そのまま立ち尽くすこと、5分…。
「決めました」
「…おっ。お前にしては、意外に早かったな」
「…え? それではまるで、いつもの風子が
ボーっとしてるみたいです」
「いや、実際してたけどな。つい、さっきまで」
「そんなはずがありません。なにしろ、
風子はいつもスマートでシャープな女だと……」
「……いや、それは、もういいから。
さっさと欲しいものを言え」
「あ、そうでした。この短い時間をつかって、
いろいろと考えてみたのですが…ここはやはり、汐ちゃ――」
「却下っ!」
「では、岡崎さんちの、娘さ――」
「断固拒否する!!」
「では、岡崎さんの子供が…」
「――誤解を招くような発言はやめろっ!!!」
「では、汐ちゃんと義兄弟の盃を――」
「お前は、いったいいつの時代の何者だっっ!!!!」
……。
…。
「はぁ、はぁ……岡崎さんは…嘘つきですっ!」
「はぁ、はぁ……お前、いい加減にしろよな」
落ち、ない。
ωー;)ノ~ じゃ、そゆことで…。
>>575GJ!
このスレも息を吹き返してくれるといいなぁ…
「汐ちゃんも大変ねー」
「うん」
「つーか、杏、なぜお前がここにいる?!」
578 :
名無しさんだよもん:2005/07/21(木) 20:59:56 ID:plB9C/yeO
あの後、朋也が万が一再婚するなら、風子か杏どっちなんだろな
朋也が思い悩んで、留まってたら…
背中を突いてみたり、振り回したりしそうなのが、風子。
同じ目線で一緒に悩んで励ましてくれそうなのが、杏。
どちらが好いのかはわからないけれど、
どちらでもいいってわけでもないよね。
朋也に選択権はないかもしれんしなぁ(w
再婚するとしたら風子じゃねぇかなぁ
杏の方は出て来ても出て来なくても大して変わらんし
意表をついて椋
バツイチ同士か
バツイチっつーよりは未亡人同士
【未亡人】
夫に死なれ、独りでいる婦人。ごけ
意表をつくなら…芽依。
一度諦めちゃってた二人(ことみ、智代)も気になる。
意表をついて勝平
587 :
名無しさんだよもん:2005/09/08(木) 16:08:46 ID:IzvR2lxCO
正統派でいくと磯貝さん
勝平と椋ってどうなってるのだろ。
ことみは留学したのだろうか。
渚ルートだと、描かれてない部分、
多いな。
毎年お彼岸にはおはぎやぼた餅の代わりに手作りのだんご大家族を供える朋也と汐。
そして、だんごパンを供えようとする早苗さん(w
そして、墓石にポン酒を浴びせる、父…秋生。
591 :
名無しさんだよもん:2005/10/06(木) 10:08:45 ID:nAGq1TpP0
あげ
hosyu
とりあえず朋也と汐で僕と彼女と彼女の生きる道をやってほしい
仕事に生きる人間が突如妻に離婚を言い渡され、妻、家を出る
置いていかれた娘と男が不器用ながら二人だけの生活を送る
娘の家庭教師が娘と男の関係について男にいろいろ説教する
男と娘、家庭教師が互いに心を通わせる
妻が娘を引き取ると言い出す
離婚調停
男、娘と別れ一人で暮らすようになる
妻存命がこのスレの趣旨と合わないんだよなぁ…
何とか改変できないものか
夜生活スレに食われたか...?
家庭の医学スレじゃね?
「パパっ!早くーーー!!」
「・・・おう」
陽炎に揺らぐ道の上を、はしゃぐ汐の後についてとぼとぼ歩いていく。
今日は休日。
汐の幼稚園はすでに夏休みが始まっているが、社会人の俺にそんな上等なものがあるはずもなく
このときばかりは本当に学生時代に戻れたらと思う。
そんななかでもようやく少しまとまった休みが取れたので、
少し遠出をすることにしたのだ。
しかしそれにしても・・・
「暑じぃ・・・」
照りつける太陽が肌を焼く。
汗がぬぐってもぬぐっても果てしなく湧き出してくる。
そんな中を、汐は一際元気に走っていく。
一体どこからあんな活力が・・・
「おーーーーい・・・あんまり先に行かないでくれよぉ・・・」
思わず情けない声が出てしまう。
そうして、ようやくのこと商店街の近くまでたどり着いた。
さすがにこの猛暑のせいか、いつもより人は少ない。
・・・と言っても、やはりそこそこの人手があるので一応注意しておく。
「ふう・・・汐、ちょっと人が多いからな、はぐれるなよ」
「うん」
「くそ・・・なんて暑さだまったく」
「・・・」
(お、喫茶店・・・ちょうどいい。ちょっと涼んでいくか)
「なぁ汐、のど渇かないか?ほら、あそこでちょっと休憩していこうか」
「・・・」
「・・・汐?」
さっきまで汐がいた空間はもぬけの殻だった。
(早速はぐれたか!)
それから20分ほど商店街を奔走し、ようやく汐の姿を見つけることが出来た。
「おーーい!汐ーー!」
・・・呼びかけてみるが返事はない。
「おーーーーい!」
「・・・」
やはり応えない。
どうやら、何かに気を取られているようだ。
仕方なく近づいてみると、そこには5人ほどの通行人が立ち止まっていた。
何かの大道芸でもやっているのだろうか。
汐の後ろに立って覗き込む。
「さぁさぁ、こちらにありますのはタネも仕掛けもないただの人形、
なんとこの人形が、ひとりでに立ち上がって動きます!ご覧あれ!」
どうやら手品の類のようだ。
このくそ暑い中黒いシャツを着込んだ青年は、
その手を人形にかざす。
・・・ぴょこっ!
「おお・・」
観衆からため息が漏れる。
ぴょこっ!ぴょこっ!
しばらく動き回った後、人形はまた動かなくなり、ただの人形へと戻っていた。
「いやあ、兄ちゃんなかなかやるねえ」
「そりゃどうも・・・まぁそれより見・・・」
「で、続きはまだかい?」
「・・・続き?」
「ああ、なんか他にもネタあるんだろ?さあ、早く始めてくれよ」
「・・・いや、これだけなんだが・・・」
「・・・え?ああ・・・なんだ、そうか」
「ああ」
「・・・」
「・・・とりあえず」
「お?やっぱまだなんか・・・」
「見物料。100円だ」
「・・・」
・・・あまり商売上手には見えないな・・・
結局、最初に声をかけた男がしぶしぶ100円を払ったが、
他の客はほとんどが払わずに行ってしまったようだ。
「ちっ、まったく・・・世知辛い世の中になったもんだ」
青年は、その場に座り込んで悪態をつく。
まああれではこの結果でも仕方ないとは思うが。
俺達もそろそろ出発しようとしたそのとき、
青年がこちらに気がついた。
「ん?なんだ、あんたらも見てたのか?
・・・さっき聞いたとおりだ。もうなんも出ないよ。
それとも見物料を・・・払うつもりならさっき払ってるよな・・・はぁ」
落ち込む青年。
どうやらほんとにもう何も出なさそうだな・・・
「・・・だとさ、汐。そろそろ・・・」
「見せて、もう一回!」
「「は?」」
思わず声がハモってしまった。
「もう一回って・・・さっきのをもう一回ってことか?」
青年が聞き返す。
「うん!さっきのもう一回見せて!」
元気にうなずく汐。
「もう一回ったってなぁ・・・見物料は・・・」
そこまで言って青年は少し考え込み、
「・・・いや、もう今日は商売はやめだ。サービスにしといてやるよ」
先ほどと同じように人形が動き終えると、汐は惜しみない拍手を送った。
「すごい・・・どうやって動かしてるの?」
たぶん誰もが思う質問を汐は口にする。
鞄に人形を押し込みながら、青年は答える。
「・・・法術っつってな。まあ超能力みたいなもんだ」
これもまた型どおりの返答。
「ほうじゅつ・・・すごい」
それでも汐は感心しきっきりである。
「それじゃ。またどこかで会ったときはよろしくな。でも次は見物料、払ってもらうぞ」
荷造りを終え、立ち去ろうとする青年を呼び止める。
「おい、ちょっと待ってくれ」
「ん?」
ポケットをまさぐり、100円玉を二枚、取り出す。
「・・・ん?」
「見物料だよ」
「いや、だからさっきのはサービスで・・・」
「それじゃ悪いからな。払わせてくれよ」
生きるために金をかせぐこと、それがどんなに大変なことか、
今の俺は知っているから。
「・・・そうか。それじゃありがたくいただくよ。」
そう言って背を向け歩き出し、少し立ち止まって青年は振り返った。
「感謝ついでにもう一つ、○○市まで行きたいんだがバスか電車でもどこかから出てないか?」
目的地がほとんど同じなため、俺は彼を案内してやることにした。
俺たちの向かう駅と、彼が向かうべきバス停は、目と鼻の先である。
「悪いな、案内までさせて」
「いいさ。俺達もおなじとこへ向かう途中だからな」
「・・・」
「・・・」
「ねえ」
「ん」
それまで黙っていた汐が口を開く。
「これからちがうまちへ行っちゃうの?」
「・・・そうだな。ここに留まる理由もないしな」
「そうなんだ・・・」
・・・会話が続かない。
しょうがない、フォローを入れてやるか。
「今までもずっと旅を続けてたのか?」
「ああ。もう10年以上になるか」
それを聞いて少し驚いた。
見た感じ、二十歳そこそこだろう。
「ってことは、子供の頃から?」
「最初は母親と一緒に。今は完全に一人旅さ」
「そうか・・・どこかに落ち着こうとかは考えたことないのか?」
「・・・無いといえば・・・嘘になるな」
「それじゃあ」
何故旅を続けるのか?
「・・・探してるんだ」
「・・・」
「人を探してるんだ・・・ずっと」
「・・・」
「・・・空に囚われた少女を」
「え?」
空に囚われた少女、彼は確かにそう言った
「空に囚われた少女・・・」
「ああ・・・いつからかはもう覚えていない。
だけど、ふとした瞬間、彼女の姿が目に浮かぶんだ。
空に純白の翼を広げて、空を飛ぶ姿が・・・楽しいはずのそんな風景の中で、
彼女はいつも悲しそうで・・・」
「・・・」
「そこまで手を伸ばしてやりたいのに、いつも届かない・・・そんな焦燥感に駆られながらな」
「・・・」
「おかしなもんだよな・・・空にいる彼女に、こうして地面を歩いていて会えるはずなんてないのに・・・
まあ与太話として聞き流してくれよ」
「・・・」
「・・・会えるよ」
「え?」
「ん?」
「きっと会える。彼女は待ってる。この旅の先に」
「うし・・・お・・・?」
そのとき、汐は汐じゃなく<彼女>だった。
手を伸ばしても届かなかったもの。
救ってやりたかった。
悲しくて、悔しくて・・・胸が焦げるような、あの感覚。
そうか・・・この青年も・・・きっと同じ・・・
「そうだな。そうだといいな。ありがとな」
青年の声で我に返る。
青年に頭をなでられている汐は、もういつもの汐だった。
なんだか状況が飲み込めていないような顔をしている。
やがて、駅前までたどり着く。
バスの時刻表を見ると、彼の乗るバスはあと少しで来るらしい。
「タイミングが良かったな」
「ああ。案内してくれて助かったよ」
「いや、まあついでだったしな」
「それから・・・こっちのお嬢さんにも感謝しないとな。名前は?」
「汐だよ」
「汐・・・か、いい名前だな。汐のおかげで財布も少し潤ったし、それに・・・」
そこから先は言葉にせず、彼は汐の頭を撫でる。
「また、会える?」
「さあな・・・まあ、運がよければ会えるかもな。そのときはいやと言うほど人形動見せてやるよ」
「えへへ、約束ね」
そうしているうちに、道の端にバスの影が見えた。
「さて、そろそろお別れだな」
「ああ。・・・ところでバスの運賃とかはちゃんと足りるんだろうな?」
「たぶんな。まあ足りなけりゃそこで降りてまた一稼ぎすりゃいいだけさ」
バスがバス停に止まる。
「それじゃ、行くよ」
「ん、じゃあな」
ドアが閉じ、彼を乗せたバスは走り去っていく。
「・・・俺達も行くか」
「うん・・・ねえパパ」
「なんだ?」
「あのお兄さん、ちゃんといけるかな」
「ああ・・・きっと行けるさ」
彼の腕が届けばいい。
彼の目的地へ。
空で彼を待つ人のもとへ。
俺は汐の存在を確かめるように抱き寄せ、
また歩き出した。
いやっほーーーーーーーーーーー
国崎サイコー!!
607 :
名無しさんだよもん:2005/11/24(木) 10:16:42 ID:91z8OOyd0
久々に投稿キタコレage
汐ちゃん何かスゴス
そして国崎最高
ネタバレ回避で、今日まで観てなかったが、SSきてたーっ。
くぅーーっ、国崎、かっっきぃッ!!
そして、汐が妙にみすてりあすっ!
汐と、ともが出会うパラレルワールド欲しい…。
>>610 とも「おまいのせいでこっちは産まれられなかったんだが」
汐「(´・ω・`)シランガナ」
逆もおk
ともって誰?
智代アフターでの子供?
智代の親父の隠し子って聞いたぞ。
だからともが汐のせいで産まれないってことは無いかと思われ。
最近出た、GSマガゾンで連載されてたオフシャルSSまとめた本読んだけど・・
小学生一人で世界一周する汐スゴスww
(渚健在バージョンだけど)
汐とともが出会ったら最高だな。
幼稚園も一緒みたいだし。親、セコンド対決も良さそうだな
智代アフター遊んで、そう思った。
やっぱ子供書かせたら麻枝は良いな〜。
>>612 基本的に捨て子。
親が育児を放棄して、朋也x智代に捨てるように預けていった。
智代がママ、朋也が智代ママのパパでパパと呼ばれる。
イイヨイイヨ
とも可愛いよとも
汐vsとも
この2人のエピソード見たい。
でも時間軸にこだわるならともは汐より3〜4歳上にならないか?
もっと上だろ
キニシナイ!!
うしおととも
幼稚園まで残り200メートル そこで立ち尽くす。
「はぁ」 ため息と共に空を仰ぐ。
「はぁ」 別のため息。 とものよりかは小さく、短かった。
隣を見てみる。 そこで同じように立ち尽くす女園児がいた。
「この幼稚園は好きですか」
「え・・・?」
いや、ともに訊いてるのではなかった。
「汐はとってもとっても好きです。
でも何もかも・・・変わらずにはいられないです。
楽しいこととか、うれしいこととか、ぜんぶ。
・・・ぜんぶ変わらずにはいられないです。
それでもこの場所が好きでいられますか。汐は・・・」
「見つければいいだけだよ」
「えっ・・・?」
女園児が驚いて、ともの顔を見る。
「次の楽しいこととか、うれしいことを見つければいいだけだよ。
楽しいことや、うれしいことはひとつだけなの?ちがうでしょ」
そう。
何も知らなかった無垢な頃。 誰にでもある。
「ほら、いこう」
園児たちは登り始める。 長い、長い坂道を。
獣の槍とか出てくるのかと思った。
>>620 智代アフターの舞台は
朋也が19歳
智代が19歳
とも4歳
渚アフターの舞台は
朋也が24歳
渚が25歳
汐が4歳
こんな感じか?
時間軸に拘らなければ面白そうだな。
セコンドも味があるキャラ同士が揃ってるし。
>>623 微妙にキャラが違う…
まあそれ以前のモノなんだけど
∧
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(_,ィ" ゙̄ヽ{≦≧} _ _
`i リリノ)))) |;|~ゝ ,´ バ
. ノjリ(l*゚ヮノ! |;| リ ,WノM)》
⊂)个iつ |l| ヽ(!;゚皿ノ <どうして、こんな役なんですかねぇ?!
ん__j〉 ,|l| / ゝ
し'ノ.. |l| 〜( _uu'
汐さん、えろいことさせて
??「もー、だめだよー、えろいことしちゃー」
632 :
名無しさんだよもん:
あげ