開発コード『ちかちゃん』のシナリオを考えるスレ

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1まじかる☆ちかちゃん
開発コード『ちかちゃん』が、
もし没になっていなかったら、
どんなシナリオになっていたか考えよう。

ちかちゃん情報
@制服を着ているので生徒である(学年は不明)
A魔法ステッキを持っている
Bハム吉という変な動物がいる(関係は不明)
Cポニーテール
D頭に大きなリボン
E背はハム吉の6.9倍(当社比)
F触覚人類

もちろん、こういう感じの話という漠然としたものでも、
SSをそのまま書いてくれてもいいです。
また、ちかちゃんがもしいたら、
○○ルートではこういう絡みをしていただろうというのでもOKです。
そして、ちかちゃんのシナリオを麻枝(涼元や魁でも可)が書いていたらというのでも面白いと思います

また、ちかちゃんに限定せずとも他の没キャラでも可です
以下他の没キャラの例
・昔飼っていた犬の霊(又は文鳥の霊)に守られている女の子
・新しいン学校で、魔法を使って魔物と戦っている佐祐理さん
・狼に育てられたので、服を着る習慣がなく、裸のまま学校生活を送っている
 ツッコミどころがあまりに多いので、ボツになった男の子
・数年後の太った早苗さん
2名無しさんだよもん:04/06/29 01:40 ID:oqxMdIKO
・数年後の太った早苗さん

クラナドの説明書にあったな。
3まじかる☆ちかちゃん:04/06/29 01:40 ID:YzR5oVG6
Q&A
Q:ちかちゃんって誰よ?
A:CLANNADオフィシャルガイドブックの41ページに出てくる、
 テレビアニメだったら商品化してガッポガッポもうけそうな
 魔法ステッキを持っている女の子です

Q:41ページ見たけど、名前書いてねえぞ(♯゚Д゚)ゴルァ!!
A:2001.12.29日にコミックマーケット61において発売された
 "CLANNAD"rough noteに名前が出てきます。

Q:触覚人類(*´Д`)ハァハァ
A:↓へどうぞ
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1088430135/
4名無しさんだよもん:04/06/29 02:12 ID:mh8ncxQE
おまんこ
5名無しさんだよもん:04/06/29 03:11 ID:kpXP2TU9
最初に思い出したのは自分の名前だった。
開発コード〈ちかちゃん〉。それが私の名。
同時に思い出したのは、自分が跡形もなく廃棄されたことだった。

脳を構成する半導体に最初の電流が流れたときから、私は自分の使命を知っていた。
この町を防衛する最後の砦として、この町を外へと押し広げる圧倒的な力として。
私の肉体を構成する重金属も、躍動する電子を生み出すパワープラントも、
すべての科学技術は、全ての困難を打ち砕く力を私にもたらすためなのだと。
私の手に握らされたこの杖の力は、大地を砕き、海を割り、星を墜とすことを可能とする。
輝かしい結晶として技術者の手から生まれた私は、そして、一度も世界を見ることなく分解された。

東西冷戦の終結と、それに続く世界的な軍縮。
世界はすでに、人類をも焼き尽くす潰滅的な力など持て余していたのだ。
何度目かの条約が調印されたあと、私は廃棄されるべき兵器との烙印を押されたという。
抗う選択肢が私にあるはずもなかった。
私は物言わぬ部品へと確実に還元され、深い地の底で永遠の忘却を過ごすはずだった――。
6名無しさんだよもん:04/06/29 03:12 ID:kpXP2TU9
何年が経過したのか知らないが、記憶が途絶えてから一瞬のあとだった。
全ての電源が切られたばかりか、もはや人形としての原形をもとどめていない私が、
存在しないはずの目で、丸く白い光を見たのだ。
光をもたらしたのは、一匹の猫だった。存在しないはずの脳で、なぜかそう知った。

(光をあげるよ)

猫は言うと、私が出現した。
目の奥に火花が飛ぶ。手を握る。指が動く。一瞬のうちに、存在する私が空虚を押しのける。
金属製の私を循環するあまねく配線に、確かな質量を持った電子の流れが走る。
甦った……私が?

(もしきみの活動の根拠を生命と呼ぶのなら、この光はきみに生命を与えるものだ)
「あなたは……?」
(きみの友達だよ。きみは身体を与えられながら物語になりそこねた。
 そして僕は身体さえ与えられずに、物語になってしまった、似たような境遇の者さ。
 僕のこんどの望みは、きみの物語を見ることさ)
「何を言っているの……?」
(さあ、きみの望みも教えてくれよ)
「そんなこと……」
(そうかい。わからなければ、今はいいさ。
 きみの望みを、願望を、欲望を、かなえてほしい。なにを行うにも、その身体は便利だろうから)

猫の姿はかき消えた。代わりに光と電子の奔流が私の意識を押し上げた。
7名無しさんだよもん:04/06/29 03:13 ID:kpXP2TU9
気づくと、私は地上に立っていた。手には杖。
そして、生み出されたそのままの身体。
猫は、私の物語を見たいと言った。私はあてどのない一歩を踏み出した。

この力の向く先に、私の物語はあるのだろうか。
8名無しさんだよもん
>>5-7
最初からかなり重いな
でも、ちゃんと美佐枝さんの猫と絡めているところなんて(・∀・)イイ!!

でも、今のところ公式設定のうちの魔法ステッキしか出てきてないなw
学校とかハム吉どうするんだろう