今日は弥生さんの誕生日。ここであったのも何かの縁。なにかしよう。なにをしよう?
「なにかして欲しいこと、ある?」
「いえ、特に」
いきなり困った。
「なにか欲しいものは」
「いえ、特に」
「由綺なら?」
「頂けるのですか?」
「ちょっと難しい」
弥生さんはふっと笑った。ダメと思われるとやりたくなるのが人のサガ。というわけで、
「由綺ー」
「あ、はるか。なに?」
「さらわれて」
「え?」
ぐるぐる巻にした。
「え、え、え?」
ずるずるひきずった。
「ちょ、ちょっと、はるか!?」
到着。
「お待たせ」
「……」
絶句してる。勝った。
「いただいてよろしいので?」
「……いい?」
「えぇと……なんの話?」
「拒否されなかったから、いいんじゃない」
「ありがとうございます」
「あのー、二人とも?」
「大事にしてね」
「それはもう、存分に」
「弥生さん、目が恐い……」
今日はいいことをした。なんか由綺の嬉しいんだか恐いんだかよく分からない悲鳴が聞こえてきたけど気にしない。
はるかGJ! (´д`;)ハァハァ ←その部屋を覗いている冬弥
冬弥…(つД`)
´ΤM ヽ
i | | 川〉 ´ィ===ミ 、
| ノノ -゚ノ/i リノノ))))
| ̄丿ノノ Y ヾノノ |´ヮ`ノ ̄|
|\⌒ ∪⌒∪⌒⌒⌒⌒⌒\
| \ ごちそうさまでした… \
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\ .|⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒.|
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由綺のその幸せそうな顔がまたなんともw