葉鍵キャラ@ 怨みの門
ようこそ、怨みの門へ。
わたしは門番のイズコ。
あなたは、あなた自身の肉体から解き放たれ、
魂だけの存在になった。
あなたはここで三つの行き先のうち一つを選べる。
一つ、死を受け入れて天国へ行き、再生の準備をする
二つ、死を受け入れずに霊となり、現世をさまよう
三つ、現世の人間を一人、呪い殺す。ただし、その場合あなたの魂は地獄に堕ち
再生のない苦痛が永遠に続く。
わたしは門番のイズコ。
あなたは、あなた自身の肉体から解き放たれ、
魂だけの存在になった。
あなたはここで三つの行き先のうち一つを選べる。
一つ、死を受け入れて天国へ行き、再生の準備をする
二つ、死を受け入れずに霊となり、現世をさまよう
三つ、現世の人間を一人、呪い殺す。ただし、その場合あなたの魂は地獄に堕ち
再生のない苦痛が永遠に続く。
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糸冬了
…わたしは門番のイズコ、あなたは？
「私ですか？私は水瀬秋子…。ここは…どこですか？」
…ここは不慮の事故で亡くなった人や、殺された人の魂が訪れる怨みの門。
…あなたは交通事故で死んだの。
「そんなはずはないわ。わたし、このとおり、体もなんともないし…
それにインターネットでは、わたしのこと不死身だって…」
…忘れているのね。なんなら、あなたの事故の記憶を見てみる？
「私ですか？私は水瀬秋子…。ここは…どこですか？」
…ここは不慮の事故で亡くなった人や、殺された人の魂が訪れる怨みの門。
…あなたは交通事故で死んだの。
「そんなはずはないわ。わたし、このとおり、体もなんともないし…
それにインターネットでは、わたしのこと不死身だって…」
…忘れているのね。なんなら、あなたの事故の記憶を見てみる？
「お母さん、今日もお仕事？」
「晩ご飯までには帰るわよ。…何か食べたいものとかある？」
「えっと、イチゴのケーキ」
「昨日も食っただろ、お前は」
「わたし、イチゴのケーキだったら、朝昼晩、毎食でもいいよ」
「…わかったわ。買っておきます」
呆れるように、それでも嬉しそうに秋子さんが頷く。
………
……
…
「あ、そうだ、名雪のケーキを買わなくっ…きゃぁっ」
ドーーン
原型をとどめていない車。（あらあら、わたし頑丈すぎ…）
散らばったガラスの破片。
アスファルトに広がる、赤い染み。（あれ？これわたしの…？）
そして…。
潰れた、イチゴのショートケーキ…。
「晩ご飯までには帰るわよ。…何か食べたいものとかある？」
「えっと、イチゴのケーキ」
「昨日も食っただろ、お前は」
「わたし、イチゴのケーキだったら、朝昼晩、毎食でもいいよ」
「…わかったわ。買っておきます」
呆れるように、それでも嬉しそうに秋子さんが頷く。
………
……
…
「あ、そうだ、名雪のケーキを買わなくっ…きゃぁっ」
ドーーン
原型をとどめていない車。（あらあら、わたし頑丈すぎ…）
散らばったガラスの破片。
アスファルトに広がる、赤い染み。（あれ？これわたしの…？）
そして…。
潰れた、イチゴのショートケーキ…。
三つ、現世の人間を一人、呪い殺す。ただし、その場合あなたの魂は地獄に堕ち
再生のない苦痛が永遠に続く。
↑こんなんできたら人類滅びてるよな
再生のない苦痛が永遠に続く。
↑こんなんできたら人類滅びてるよな
…どう？納得した？あなたは死んだのよ。
「そう…みたいですね」
…それで、あなたの選択は？
「その前に…、わたしは誰に殺されたの？」
…あなたを轢いた車の運転手のこと？知りたい？いいわ。見せてあげる。
車内。
「あ〜今日は大雪だから、誰もお客さん来ねぇかな」
「あ、でも、あの嬢ちゃんと約束したからなあ…」
「う〜ん、商店街に行かないとまずいよな。信用問題だか…あっ」
ドーーン
…あなたを轢いたのはたい焼き屋の屋台のおじさん。
あなたも知っている、あゆっていう子のために店を
出そうとして商店街に向かっていたの。
「そんな…」
「そう…みたいですね」
…それで、あなたの選択は？
「その前に…、わたしは誰に殺されたの？」
…あなたを轢いた車の運転手のこと？知りたい？いいわ。見せてあげる。
車内。
「あ〜今日は大雪だから、誰もお客さん来ねぇかな」
「あ、でも、あの嬢ちゃんと約束したからなあ…」
「う〜ん、商店街に行かないとまずいよな。信用問題だか…あっ」
ドーーン
…あなたを轢いたのはたい焼き屋の屋台のおじさん。
あなたも知っている、あゆっていう子のために店を
出そうとして商店街に向かっていたの。
「そんな…」
寝よっと。
9 ：名無しさんだよもん：04/04/08 04:55 ID:YxyeFYq0
お逝きなさい
続きが気になるんだが。
11 ：コテとトリップ：04/04/08 09:47 ID:MV6IUPQc
おれも気になる。いけるところまでいって欲しいのだが
車の方が原型留めてないのかよｗ
13 ：コテとトリップ：04/04/08 10:33 ID:MV6IUPQc
だな。
…選択の前に何か聞きたいことはある？
「あの人は…わたしの夫はどうなったの？」
…彼もここに来た。
…だけど、彼の選択を教えることはできない。
…これは怨みの門の掟。
「そう…」
…もう選択できるでしょ？
「待ってください。最後にわたしが居なくなった世界を見せて」
…それを見たら選択できる？
「はい…たぶん」
「あの人は…わたしの夫はどうなったの？」
…彼もここに来た。
…だけど、彼の選択を教えることはできない。
…これは怨みの門の掟。
「そう…」
…もう選択できるでしょ？
「待ってください。最後にわたしが居なくなった世界を見せて」
…それを見たら選択できる？
「はい…たぶん」
「…うにゅ、お母…さ…ん。グスッ」
（あらあら、名雪寝ながら泣いてるわ…。あの子はわたしが居ないと…）
（現世に残って名雪を見守るのがいいのかしら？）
「秋子さん、名雪のことは俺が守るから…」
（祐一さん、わたしの位牌に手を合わせてくれているわ）
（やっぱり、あの子は優しくていい子だわ）
「水瀬のお母さん、死顔もきれいだったなぁ…ﾊｧﾊｧ」
（北川君だっけ。こいつ…呪い殺して欲しいみたいね）
病院のベッド。あゆのシーツを看護師が
交換しようとしていた。
「ドクター!月宮さんが、涙を流してますっ！」
「うぐぅ、…秋子さん、ごめんね。」
「…ボクが、おじさんと約束したばっかりに…こんなことに」
「秋子さんまで居なくなっちゃったら…うぐっ、ボクは…」
（あゆちゃんは悪くないわ。今回のは事故よ。…そう、悲しいけれど事故）
（あらあら、名雪寝ながら泣いてるわ…。あの子はわたしが居ないと…）
（現世に残って名雪を見守るのがいいのかしら？）
「秋子さん、名雪のことは俺が守るから…」
（祐一さん、わたしの位牌に手を合わせてくれているわ）
（やっぱり、あの子は優しくていい子だわ）
「水瀬のお母さん、死顔もきれいだったなぁ…ﾊｧﾊｧ」
（北川君だっけ。こいつ…呪い殺して欲しいみたいね）
病院のベッド。あゆのシーツを看護師が
交換しようとしていた。
「ドクター!月宮さんが、涙を流してますっ！」
「うぐぅ、…秋子さん、ごめんね。」
「…ボクが、おじさんと約束したばっかりに…こんなことに」
「秋子さんまで居なくなっちゃったら…うぐっ、ボクは…」
（あゆちゃんは悪くないわ。今回のは事故よ。…そう、悲しいけれど事故）
17 ：コテとトリップ：04/04/09 01:53 ID:a67Dg093
ばかやろう！ちったあきりのいいところで止めるとかできねえのかてめえは！
ふざけんな！
ふざけんな！
>「…ボクが、おじさんと約束したばっかりに…こんなことに」
電波ですか？
電波ですか？
20 ：コテとトリップ：04/04/09 02:03 ID:a67Dg093
分量さえあればもっと面白くなるはず
よくわからんのだが、黒アゲハっていつ引退したの？
？
あれって俺が工房のころに引退しなかったっけ？
何の話よ？