1 :
いつも心にベータマックス:
スレタイ失敗しますた……スンマソ。
というわけで投下いきます。
梓たちと別れて、妙に可笑しくてニヤニヤと思い出し笑いしながら、柏木家の前ま
で戻ってくると、その正面に緑色の車が停まっていた。スバルの軽ワゴンだ。
何の車だろう、訝しげに思いながら脇をすり抜けて、門をくぐると、ガラガラっとあ
わただしく、引き戸の玄関が開けられて、中からスーツ姿の初音ちゃ……初音さん
が飛び出してきた。
「ああっ、こ、耕一さん! どこに行かれてたんですか!?」
淡いピンク色のスーツ姿の初音さんは、切羽詰った表情でそう言って来た。
「え?」
俺は思わず、キョトン……としてしまう。
「もう、出る時間なのに……耕一さん、鍵を持ったかわからないし……」
「あ!」
しまった、と俺は声に出した。寝巻き代わりのジャージ姿のまま出てきたので、柏
木家の鍵も、携帯電話も、持たずに出てきてしまっていたのだ。
初音さんはつまり、鶴来屋に出勤しなければならない。俺が手ぶらで出かけてし
まっていたら、俺はTシャツにジャージのズボンというかなり情けない格好で締め出
されることになってしまう。
「す、すいません、気が付かなくて……」
「いえ、いいですよ……」
と、苦笑して見せた初音さんだったが、
「でも、この家、昼間は人がいないことが多いですから、例え“ちょっとその辺”でも、
鍵はもって出るようにしてくださいね?」
「あ、はい、気をつけるよ」
俺がそう返事をすると、初音さんはなぜか妙にきょとんと目を円くして、小首をかし
げた。
「って、あ! 時間時間!」
初音さんははっと気がついたようにまた、慌てたようにすると、いそいそと、門の方
へ小走りに走っていく。
初音さんは、先ほどの緑の軽ワゴンの、運転席に乗り込んだ。
「それじゃ耕一さん、出かけるんでしたら、戸締りよろしくお願いしますね」
「あ、は、はい……」
少しあっけに取られてしまった俺に、そう言い残すと、初音さんは、エンジンを吹か
して走っていってしまった。
会長って言ったらベンツとかセルシオとか、そういう高級車のリアシートにふんぞり
返っているものだと思っていたが、ううん……
あ、でもあの“初音さん”だったら、軽の運転席も妙に似合うような。ほぁぁんとして
いて、どこか温かみがあって……
などと、比較的どうでもいいことを考えながら、俺は家の中に入り、自分にあてが
われた和室へと向かった。
すでに布団の片付けられた畳の上に、ごろりと寝そべると、今度は今朝からの、
不可解な出来事に思いを馳せる。
俺のほうがおかしい……んだよな、やっぱり。でも、その割には、この違和感の拭
えなさはなんだろう。
でも、不思議と恐怖感は無かった……あの明るい初音さんたちのおかげかもしれ
ないな。
一見おっとりとしてて、包容力のありそうな初音さん……不器用なりにけなげで俺
に好意的な楓ちゃん……元気な男の子みたいな梓……無邪気な千鶴ちゃん……こ
れはこれで、いいじゃないか。
とりあえず慌てたって始まらないか、と、俺は妙ににやけながら、目を閉じてごろご
ろとし始めた。
「待てよ」
口に出して、ぱち、と目を開けた。
ふと、楓ちゃんのが思い出されて、気にかかる。
『…………これから大変なのは、多分、耕一さんの方ですよ』
『でも、安心してください、私や、姉さんが、ついてますから……いつでも、 信じてい
て……ください』
妙に意味深な、あの言葉……俺は楓ちゃんには、何も言わなかったはずなのに
……楓ちゃんや、初音……さんは、俺の変化について、何か知っているのかもしれ
ない。
夕方になって、2人が帰ってきたら、聞いてみよう…………
そう心に決めつつ、まだそれまで大分ある時間をつぶす方法を考えることに、すで
に頭は切り替わっていた。
とりあえず……
A.商店街でもぶらぶらしてみる
B.鶴来屋に行ってみる
C.寝なおす
6 :
コテとトリップ:04/04/02 23:43 ID:AP94vm1J
建て直そうぜ
(*゚ー゚)<選択肢、先着一名様……
ここはBでGO!
おたうじく氏乙ー
Aなら商店街でグラビア雑誌買って千鶴ちゃんで(;´Д`)ハァハァだったんだけどなw
あ、新スレになっている
◆kd.2f.1cKc 氏乙彼
テンプレ作っていたけど遅かったね(´ー`)y-~~
もっとも日曜日ならなきゃup出来なかったけど。
あ、新スレ立ってたか。
>>1
乙。
初音ちゃんがセイカクハンテンダケを食べると悪ガキになるわけだが、
千鶴ちゃんの場合はどうなるんだろ?
そのままだろう
末娘としての立場から、長女のようには自分を偽ってない気がするし…何か反転しそうだ。
積極性とかか?
ぼうぼう
お淑やかで恥ずかしがり屋、ちょっと内気な感じになるとか?
やべえ…それすっげえ可愛いかも。
…ところでこのペースだと即死しないか?
うん。
21 :
名無しさんだよもん:04/04/04 22:43 ID:UyipsK1R
つうか、なんか前スレの方が上にあるし
とりあえず即死回避
順番逆になっても立場はちっとも変わってない梓萌え。
楓ちゃんが微妙な立場に・・・
デッドラインは25レスだっけ?
面倒だからもう一ついっちゃえ
楓って料理できたっけ?
本編では特に言及はなかったような。>楓の料理の腕前
手伝い程度はするだろうけど、基本的には姉任せか?
初音さんは料理も得意だろうし。
29 :
如風:04/04/05 00:40 ID:bw4+OujR
30 :
如風:04/04/05 01:13 ID:bw4+OujR
うっかりageちゃった(´・ω・`)
キャラ設定まとめてみますた
かなり俺設定が入っていますが……
柏木初音 年齢23歳
画像
ttp://www.fx.sakura.ne.jp/~ser/cg/junk/hatsune_onesan.gif 職業 鶴来屋会長
身長 オリジナルより、やや背が高い。
胸のサイズ D〜Eカップ
性格
・誰にでも優しく面倒見が良い。その反面、非情になりきれない。
・料理、炊事、洗濯、家事はすべて完璧にこなす。
・細かなところによく気がつく。
・周りの人にとって、常に良い人であるよう努めている。その為、自分の心に素直になれないこと
もあり、ストレスを貯めやすい。ある意味で偽善者。
・プレッシャーに弱い。
鬼の力について
・覚醒しているものの、その力に正面から目を向けることを避けている。
対人関係
・耕一 可愛い弟……くらいに思っていたが、自分の愛していた、今は亡き叔父の陰を重ねてしまい、
徐々に恋愛感情が芽生えつつある。
・楓 頼りになる妹その1。全幅の信頼を置き、困ったことがあると何でも相談している。
・梓 頼りになる妹その2。姉妹の仲で一番馬が合い、家事全般をお願いしている。ただし、
鬼の力については何も話していない。
・千鶴 頼りになる妹その3(?)。実は一番行く末を心配している。どんなドジや失敗をしても
温かい目で見守っている。当然、鬼の力については何も話していない。
その他
・叔父のことを愛し、肉体関係があった(という設定もある)
・叔父を亡くしてから、後追い自殺を考えた(という設定もある)
31 :
如風:04/04/05 01:14 ID:bw4+OujR
柏木 楓 年齢18歳
職業 学生
身長 オリジナルと変わらず
胸のサイズ オリジナルと変わらず(笑) Dカップの設定も有り
性格
・生真面目で融通があまり利かない。
・責任感が強く、妹の面倒見が良い……と、いうか厳しい。
・自分の心に素直になれない。
・あまり社交的ではないが、言い合いでは負けない。
鬼の力
・覚醒している。
・両親や叔父が死んだ理由を知っており、耕一の覚醒を心配している。
対人関係
・耕一 オリジナルと同じく前世から想いを胸に秘めているが、自分の意気地のなさと、鬼の覚醒を
恐れ、耕一と素直に話すことも、近づくことも出来ないでいる。そのため、他の姉妹が耕一に
くっついていると嫉妬の心が芽生え、その度に自分の事を嫌な女だと思ってしまう。何時の日かは
力が操れるかどうか確かめる必要があると覚悟はしている。
・初音 大事な姉。仕事や慣れない立場で苦しむ姉を少しでも助けようと努力している。また、
姉には『陽の当たる所』を歩いてもらい、自分は『柏木家の陰の部分』を担うべきだと思っている。
・梓 大事な妹。家事全般など頼りにしている。ただ、梓が自分の事を避けていることは、
なんとなく気づいている。
・千鶴 困った妹。深く考えず行動し失敗を繰り返すので、その度説教をしている。ただ、
天真爛漫な性格を羨ましく思っている。
その他
・茶道を嗜んでいる(という設定もある)
・眼鏡をかけている(という設定もある)
・巨乳(という設定もある)
32 :
如風:04/04/05 01:15 ID:bw4+OujR
柏木 梓 年齢17歳もしくは16歳もしくは15歳
身長 オリジナルと変わらず
胸のサイズ C〜Dカップ(現在成長中)
性格
・情が深く義に厚い。ただし、短気、単純、暴力的。
・表面は強気だが内心は寂しがり屋で、常に何らかの不安を胸の内に抱えている。
・少し恥ずかしがり屋。
・時々気弱になり、姉に頼ることがある。
鬼の力
・少しだけ覚醒している。そして、その力に恐怖を覚えている。
対人関係
・耕一 子供の頃から気の合う従兄弟……と思っていたが、最近、異性として意識にし始めた自分に
戸惑っている。
・初音 優しい姉。困ったことがあれば何でも昔から相談してきた。姉妹の仲で一番が中が良い。
・楓 少し苦手な姉。とても頼りになると思っている反面、時折見せる冷淡な面にドキリと
させられる事がある。
・千鶴 頭の痛い妹。マイペースで大ボケな面にいつも振り回されている。喧嘩する事は多いものの
決して嫌いな訳ではない。
その他
・陸上部に日吉かおり先輩がいる(という設定もある)
33 :
如風:04/04/05 01:17 ID:bw4+OujR
柏木千鶴 年齢16歳もしくは14歳もしくは12歳
身長 オリジナルと変わらず
胸のサイズ Aカップ(前途有望?)
性格
・天然ぼけでマイペース。
・ほがらかでとても陽気。
・人の忠告に耳を貸さず、同じ失敗を繰り返したりする。
・実は責任感が強く、家族や家を何より大事にしている。
鬼の力
・力があるのには気がついているが、それを使ったことは一度もない。
対人関係
・耕一 大好きなお兄ちゃん。心の中で勝手に運命の恋人に決めている。その為いかにしてライバル
(初音や楓)を差し置いて自分のモノにするか日夜行動、そして失敗を繰り返している。
・初音 優しいお姉ちゃん。母親のように慕い甘えている。
・楓 怖いお姉ちゃん。何かと怒られる事が多い。何か企んでも、すぐに見破られてしまう。
・梓 嫌いだけど好きなお姉ちゃん。何かと衝突し喧嘩することが多いが、実は姉妹の中で
一番気が合う。
その他
料理の腕はオリジナルと変わらず。
追加、訂正があればレスよろ(´ー`)y-~~
34 :
コテとトリップ:04/04/05 01:19 ID:urLDfN+k
>>30 惚れた。巨乳じゃなければもっとよかったのに・・・
新スレ乙
新スレ応援。職人、神々頑張れ。でも身体は大事に。
貧乳な初音さん…
本人が気にしてるかどうかで千鶴さんとの違いが出るな。
なんか、指摘されても切れたりはしないだろうけど、
わざとらしくいじけてみたりしそう。
38 :
名無しさんだよもん:04/04/05 22:46 ID:44IsCqdu
>胸のサイズ Aカップ(前途有望?)
前途有望の反語を思わず考えてしまったが…
”前途無謀”............._| ̄|○
39 :
38:04/04/05 22:47 ID:WksWEHMa
ageてしまった…スレ汚しスマソ
前途多難、でない?
前途絶望、じゃろ。
言葉としては前途は多難という方がしっくりくるかもしらんが。
前途遼遠、と言ってみる
暗中模索。
44 :
如風:04/04/08 00:48 ID:1GoaC23N
「ん〜〜〜〜っ」
あたし(柏木 梓)は広い湯船の中、全身の筋肉をぐっと伸ばした。
やっぱり広いお風呂は気持ちいい。温泉と思えば尚更だ。
鶴来屋にある従業員用の浴場は、お客様用の大浴場よりは狭いとはいえ、家の浴室に比べれば
遙かに広く気持ちが良い。
目を閉じ、仄(ほの)かな温泉の香りを嗅ぎつつ、ぷかぷかと体を湯に浮かせた。
「ふふふーん、ふ、ふんふんふーん」
意識するでもなく、自然と出た鼻歌が白い湯気の中に吸い込まれていく。
かれこれ20分以上もこうして浸かっていると、自分が魚にでもなったような気分になる。
「梓お姉ちゃん」
パシャパシャとお湯を掻き分ける音が近づいてくる。
今、この浴場には、あたしと楓姉と千鶴以外誰もいなかった。
「ねぇ、梓お姉ちゃん」
「なぁに、千鶴」
「ちょっと良い?」
何を……と言おうと思い目を開けると、二つの掌が眼前に迫っていた。
むぎゅ。
「痛っ!」
お湯に浮かんでいた、あたしの乳房がいきなり鷲掴みにされる。
「千鶴、ちょっと、何をするの?!」
むぎゅ、むぎゅ、むぎゅ、むぎゅ、むぎゅ。
あたしの声などお構いなしに、髪をタオルで包んだ千鶴は、粘土でも捏(こ)ねるかのように、
ひたすら胸を揉み続けた。
「ちょっと、たんま……痛いって!」
「ねぇ、どうして梓お姉ちゃんて、こんなに胸があるの」
千鶴は納得いかないという表情を浮かべながら、掴んだ私のボディに視線を向けていた。
45 :
如風:04/04/08 00:49 ID:1GoaC23N
「やめてってばぁ!」
あたしの声に、少し離れた所にいた楓姉が反応した。
「何を騒いでいるの、二人とも」
「か、楓姉ぇ、助けてよ」
たまらず助けを求めた。
「千鶴が、千鶴が……」
「二人とも、遊ぶなら家に帰ってからにしなさい」
「ちがーうっ!」
楓姉のマジボケに辟易しながら、千鶴の両手首を掴み、あたしの胸から強引に引き離した。
「いいじゃない、減るもんじゃないんだし」
「減らなくても、気持ちが悪い」
千鶴はなおも攻撃を仕掛けようとするが、腕力なら負けはしない。
「大体、梓お姉ちゃんが大きいから悪いのよ」
「そんなの、あたしが知る……」
不意に、あたしの乳房がすっと持ち上げられる。
ハッと胸元を見ると、背中から2本の白い腕が伸びていた。
「か、楓ねぇーっ?!」
「実は私も、千鶴と同意見だったりする」
細い指が、わさわさと触手のように乳首の上を這いずり回る。
背筋にゾクゾクした感触が這い上がる。
「や、やめてよぉ〜」
楓姉の手を追い払おうにも、あたしの両手は千鶴の両手首を掴んだまま。離せば今度は前から
襲われる事が目に見えている。
「梓、姉さんにもちょっと分けてよ」
耳元で囁く息吹が耳の中に入り、体中がむず痒いような変な気分になる。
おまけに千鶴とは違い、楓姉は優しくソフトに、まるで愛撫するかのように撫で回すもんだから……ち、
乳首が大きくなって……。
46 :
如風:04/04/08 00:49 ID:1GoaC23N
「だ、ダメだって……んっ!」
堅くなったピンクの胸の先を、指の合間でギュット圧迫される。
背中に楓姉の体が密着してるし………。
あ、そ…そんなにされると、あたし、感じちゃ…………………………………。
「だぁーっ! やめんかーい!!」
あたしは強引に二人を振り切ると、ジャバジャバと湯を掻き分け、湯船の外に退散した。
これ以上、マイボディを好きにされてたまるか。
ちらりと二人を見ると、獲物を取り逃がした猟師のような目で、あたしの方を見ている。
さすがに追ってくる気まではないらしい。
このままいると何をされるか判らないから、さっさと髪を洗い流し、ここから出る事にした。
緑のプラスチック製の椅子に腰掛け、シャワーのコックを捻る。
降り注ぐお湯で髪を軽くすすぎつつ、シャンプーに手を伸ばした。
カラカラカラカラ。
入り口付近から、サッシが滑る音が聞こえた。
誰かが入って来たらしい。
生憎あたしの頭は泡だらけの為、目を向けることができない。
来訪者はヒタヒタと近くまで歩み寄って来た。
「梓、隣に座っても良いかしら?」
物心ついた時から、ずっと聞き慣れた声がした。
「初音姉も、今からお風呂?」
横に座る気配を感じながら、あたしは声をかけた。
「うん、ちょっと汗かいちゃったから」
「ふ〜ん」
生返事をしながら、あたしはアレっと思った。
汗をかいた………?
鶴来屋の中は冷暖房完備だし、スポーツをしたとも思えないし。
キュッ。
目を閉じたまま、あたりをつけてシャワーのコックらしきモノを捻る。
どうやら当たりだったらしく、暖かいお湯が全身に降り注いだ。
汗をかくようなことねぇ……、外で営業周りとか?
あたしはシャンプーの泡を洗い落としなら、アレやコレやと思案した。
47 :
如風:04/04/08 00:53 ID:1GoaC23N
胸の話が出ていたので……(´ー`)y-~~
たまらん!お前の話はたまらん!!(一昔前の某CM風w)
柏木初音 年齢23歳
職業 鶴来屋会長
身長 オリジナルより背が高い。 164cm位
プロポーション Cカップ、ヒップサイズ>バストサイズの安産型
髪型/顔
・オリジナルとほぼ同じ。童顔を気にしている。
・何度ストパーかけても水洗い一発で立ち上がるアンテナはもうあきらめた。
非処女。詳細は後述
性格
・誰にでも優しく面倒見が良い。その反面、非情になりきれない。
・料理、炊事、洗濯、家事は充分以上にこなせるが、あえて楓に任せている。
・細かなところによく気がつく。
・自然体でいい人。
強烈なカリスマではないものの、柔和なイメージが人を惹きつける。
反面、ドロドロとした駆け引きには弱く、最近はそのことを気にしがち。
・プレッシャーに弱い。
・全体的には、オリジナルの千鶴さんより、ポジティブシンカー
鬼の力について
・覚醒しており、忌むべきものだと知りながらも、力が必要とされるときには
躊躇いながらもふるうこともある。
対人関係
・楓 頼りになる妹。全幅の信頼を置き、困ったことがあると何でも相談している。
あまりおいしくない食事にはもう慣れた。
・梓 問題児その1。もう少し女らしくなってくれれば……と思っている。
・千鶴 問題児その2。目を話すと何をしでかすかわからない。
特に、梓と2人きりにするのはタブー
・耕一 可愛い弟というスタンスだが、若干の恋愛感情も抱いており、好意的。
ただし、叔父に抱かれた経験に、後ろめたさを感じている。
・賢治 父子のような関係だったが、恋愛に似た感情も抱いていた。
鬼の支配されかけた叔父と、肉体関係を持ってしまっている。
その他
・姉妹全員に、鬼の力のことは話してある。
(ただし、両親と叔父の死の真相まで話してあるのは楓のみ)
・第二種普通運転免許所持
柏木 楓 年齢18歳
職業 高校生
身長 オリジナルより若干高い。156cm位
髪型/顔
・オリジナルとほぼ同じ。きつい目つきが実はコンプレックス。
・髪の毛の切り揃えは若干長い
プロポーション Dカップ ウェストのくびれや肉付きもオリジナルよりややいいが、
完全にトランジスタ体形。
非処女。相手は鬼の力に支配された父親。
ただし楓自身は、拒絶はしなかったし、悔いてもいない。父親との最期の絆。
性格
・物静かで口数少なめ。でも、言うべきことは言う。
・責任感が強く、多忙な叔父や姉に代わって家事を仕切っている。
ただし、実はあまり得意ではない。
・料理は食べられないほどではないが、見てくれは悪い。
・社交的では無いが、年下の面倒見はいい。
・意外と自分の心に素直で、言葉少なめにも感情表現をしようとする。
鬼の力
・覚醒している。 初音より躊躇い無く力を使う。
対人関係
・初音 一見危なっかしいところもあるが、最終的には信頼できる姉。
仕事や慣れない立場で苦しむ姉を少しでも助けようと努力している。
(ただし思い切り空転している)
・梓 悪ガキその1。 とりあえず、男子を平気で殴るのはやめなさい。
耕一にイメージをラップさせていて、いじりたくてしょうがない。
・千鶴 悪ガキその2。深く考えず行動し失敗を繰り返すので、頭を痛めている。
特に梓と2人きりにするのは厳禁。傍目には面白いけど。
・耕一 オリジナルと同じく前世から想いを胸に秘めている。
初音はそれを抑止せず、むしろ後押ししている。
・賢治 初音とは逆に、耕一とイメージをラップさせていて、好意的だった。
肉体関係も持っているが、初音とは各々の秘め事を知らないでいる。
その他
・陸上部所属。長距離系。
柏木 梓 年齢17歳
職業 高校生
身長 オリジナルより低い。158cm位。楓より高い。
髪型/顔
・オリジナルとほぼ同じ。
プロポーション Cカップ、まだ途上だが、姉妹中最も均整の取れたプロポーション。
処女。
性格
・情が深く義に厚い。ただし、短気、直情的、暴力的。
・千鶴に「直流回路」と呼ばれている。
・表面は強気だが内心は寂しがり屋。
・少し恥ずかしがり屋。
・時々気弱になり、楓にベタベタまとわりつくことがある。
・本当は家事の類は得意なのだが、やる気の楓に遠慮している。
鬼の力
・覚醒しているが、あまり制御に自信は無い。
対人関係
・初音 優しい姉。だが、無理をしているところがあると見て取れ、危なっかしい。
・楓 口数の少なさに少し苦手意識をもちつつも、大好きな姉。
・千鶴 マイペースで大ボケな面にいつも振り回されている。
些細なことで言い合いになったりするものの、決して嫌いな訳ではない。
・耕一 同性(男性的に)のような付き合いができる、気楽な相手……だったが、
7年ぶりに再開して、たくましい威勢としての姿に好意も抱きつつある。
・賢治 文字通り、父親としての存在。初音や楓から話は聞いていないが、
叔父や両親の死の真相はほぼ完全に知っている。
その他
・料理部所属
・そのため、オリジナルほど骨太体形ではない
柏木千鶴 年齢16歳
身長 オリジナルより低い。152cm位。ただし、まだ急速に伸びている。
プロポーション
ちょっと性徴の遅れている感じで、まだぷくっとした下腹部だが、すでにウェストの
くびれははっきりしている。
着やせするようで、一見、オリジナルの初音に近いのだが、胸はなんとBカップで
はきつくなり始めている!
実はふ(ry
髪型/顔
・童顔。どんぐり眼。髪もオリジナルより大分短めで、肩下10cm程度。
処女、童(ry
性格
・天然ボケでマイペース。 ほがらかでとても陽気。
・人の忠告に耳を貸さず、同じ失敗を繰り返したりする。
・本当は責任感が強いのだが、つい、姉に甘えてしまう。
鬼の力
・梓よりコントロールがうまい。梓はそのことを知っているが、初音と楓は知らない。
対人関係
・初音 優しいお姉ちゃん。母親のように慕い甘えている。
・楓 怖いけど、大好きなお姉ちゃん。何かと怒られる事が多い。何か企んでも、
すぐに見破られてしまう。
・梓 嫌いだけど好きなお姉ちゃん。何かと衝突し喧嘩することが多いが、
実は姉妹の中で 一番気が合う。 梓としか共有できない秘密もある。
・耕一 大好きなお兄ちゃん。恋愛感情ににた意識をもっているが、まだそれを表に
出すまでにはいたっていない。
その他
・料理部所属……とりあえず、食べても害は無いようだ。
ただし、イコール味の保証ではない。
55 :
コテとトリップ:04/04/08 21:41 ID:MV6IUPQc
すまん、これ痛い
ドリフのやることだ、勘弁してやれ。
U-1っぽいとか思ってても言うな。
57 :
コテとトリップ:04/04/08 21:55 ID:MV6IUPQc
ドリフなのこれ?
あちゃー、痛いのおれのほうじゃん。すまんかった
千鶴ちゃん生えてるのか…。鬼の性質はどうなるのよ?
楓ちゃんが実の父親とセックルやっていようが、千鶴ちゃんがふたなりだろうが構わないが、
如風氏の設定をコピった上、都合の良いように改変して使うのはどうかと……。
面倒でも、一から自分の言葉で書いた方が良いと思う。
如風って誰?
>>61 おたうじく(=ドリフ)と同一人物との説もある。
なに、そうだったのか!?
初めて知った。大変だな漏れ(´ー`)y-~~
どうせブラブラするんなら……と思い、柏木家と同じように、7年以上も足を向けたことの
無い鶴来屋を、見に行ってみることにした。もっとも、この家と違い、鶴来屋には、それ以前
も、数えるほどしか行った事はないのだが。
戸締りを確認して、家を出る。
商店街を抜けて、駅についた。
時刻表を確認する……と、次の電車が来るまでに、あと30分以上もあった。
「まいったな……」
思わず呟く。こういった自体は、俺自身の地元ではあまり考えられないことだった。
先に初音さんに連絡しておくか。
俺はポケットから携帯電話を取り出す。が、一瞬はっとした。“初音さん”の携帯番号はい
くつになるのだろうか? と、考え込みかけたが、よく考えてみれば、メモリダイヤルに入っ
ていないか確かめてみればいいことだ。
果たして、メモリには『初音さん』と名前の登録された番号があった。
数コールして、初音さんが出た。
「あ、初音、さん?」
[あっ、耕一さん? 突然なんでしょう、何かありましたか?]
何があったのかと、少し驚いたような声で聞いてくる。
「いや……別にそういうわけじゃないんだけど、久しぶりに、鶴来屋を見に行こうかなーと思っ
て」
[あ、そうでしたか]
ホッとしたようにそう言うと、
[ちょっと待ってくださいね…………あ、はい、いいですよ。私がご案内しますね]
「え? 大丈夫なんですか?」
今度は、俺の方が軽く驚いてしまった。
[ええ、もともとたいした仕事をしているわけでもないですし……]
少し寂しそうに言う初音さん。
[それに、夏休みの時期が終わってしまいましたからね]
なるほど……それもあるのか。
「じゃあ……今から行きますけど、まだ電車来るまでずいぶんありますんで……」
[はい、お待ちしてますね]
妙に嬉しそうな初音さんの声を聞いてから、俺は電話を切った。
それにしても……と、時計を見る。まだ5分も経っていなかった。
山地で大分涼しいとはいえ、残暑の太陽はじりじりと照りつけてくる。しかもこのホームに
は屋根が無い。
「う〜、あち〜〜」
ベンチにだらしなくもたれかかり、人目もはばからずに唸っていると、たっぷり待たされて
から、ようやく電車が入ってきた。
それほど待たされたにもかかわらず、10分もしないうちに、目的の駅までついてしまった。
駅を降りて、すぐにその大きな建物は目に入ってくる。ものの5分も歩かないうちについた
そこは、鶴来屋という和風建築の旅館を思わせるその名前──かつては、そのとおりだっ
たとのことだが──に反して、白い鉄筋の、ガラス張りを多用した豪華なホテルといった感
じだ。
エントランスロビーに入ると、赤絨毯敷きの豪華なつくりだが、所々白木の木目調のインテ
リアで和風調を感じさせるつくりになっている。
1度来ているはずなのに、まるで初めて訪れた観光客のように、俺はきょろきょろとあたり
を見回してしまう。
やはり和風を意識した広葉樹の観葉植物が置かれ、テラスの前には噴水まである。
当然ながら、ロビーは強烈に冷房が効いていて、汗の染み込んだシャツには、ちょっと冷
たいほどだ。
さて、ロビーにはまだ、初音さんの姿は見えないようだけど……どうしたものだろうか、と
考えていると……
「失礼ですが、柏木耕一様ではありませんか?」
と、声をかけられた。
はっとして振り返ると、そこには、見覚えのある、初老の男性が立っていた。
「足立さん!」
伯父が健在だった頃から、鶴来屋の副社長をしていた人だ。もっとも、俺が覚えている顔
より、ずいぶん頭は白くなり、顔にもしわが刻まれているが、間違いないはず。
「あはは、やっぱり耕一君か。ずいぶん立派になったね。見違えたよ」
ハッハッと笑いながら、足立さんはそう言った。
「いやー、成長したんだか、退化したんだか……」
俺はそういって、頭をかきながら苦笑した。
「いや、立派に成長しているよ」
微笑みながら言ってから、ふ、と俺の目に視線を向けなおして、
「ところで、鶴来屋に何の用かな? 誰か人待ちをしているような感じだったけど……」
「あ、千鶴さんと、待ち合わせしてたんですけど……」
「ん、ちーちゃん?」
きょと、と足立さんは不思議そうに俺を見た。
「こんな時間に? ちーちゃんは、もう、学校始まっているんじゃないのか?」
「あっ……」
しまった、懐かしい顔を見たものだから、つい記憶の方の名前を呼んでしまった。
「あ、い、いえ、違います、は、初音さん、です」
慌ててそういい、手を振り、苦笑して誤魔化す。
「…………? まぁ、いいけど……はっちゃんなら、まだ、会長室の方にいると思うよ」
「え、そ、そうですか?」
俺が困ったな、と言うようにいうと、
「まぁ、身内だし、もう忙しい時期も過ぎたから、通しても構わないと思うよ、ついてきなさい」
足立さんはそういって、俺を奥に招き入れた。
フロントのカウンターの奥にある、従業員専用エレベーターで、最上階へと上った。
最上階は、もっとも高い部屋のあるフロアだが、オフィスエリアとは、ガラス扉で仕切られ
ている。
オフィスエリアは一見質素だが、会長室、と毛筆体で書かれたその扉だけは、重厚感のあ
る木製の扉で、威圧感が漂っていた。
足立さんは軽くノックをする。中から初音さんの返事が聞こえたのを待って、扉を開けた。
その入り口からは、スリガラスのついたてで、直接、奥は見えないようになっている。
足立さんは俺を招き入れたが、奥の執務机には、初音さんの姿がない。
「あ……他にお客様がお越しでしたか」
と、足立さんは慌てたように言う。ちょうどついたての反対側に、応接用のソファがあり、初
音さんが、ウェーブのかかったロングヘアの女性と、向かい合って話していた。
「あっ、すいません、初音さん」
俺も思わず、声を出してしまう。
「ごめんなさい耕一さん、ちょっとお話が長引いてしまって……」
初音さんは反射的に立ち上がって、申し訳なさそうに言う。
「いや、いいですよ、もう少し、ロビーで待ってます」
そういって、足立さんと一緒に、きびすを帰しかけたのだが、その時。
「まぁ、ちょっと待ってください」
と、もう1人の女性が、そう声をかけてきた。
「こちらの方は、柏木会長のお知り合いの方ですか?」
なぜか顔を軽く赤らめながら、その女性は初音さんに俺のことを聞いた。
「ええ、従弟です」
初音さんも、笑顔で答える。
「そうなんですかー。かっこいい従弟さんですね、うらやましいなー。ふふふー……」
俺の顔を見ながら、妙に嬉しそうに笑ってる。
初音さんほどじゃないけど童顔でおでこ広め。胸は初音さんより大きそうだけど、やっぱり
ヒップ>バストの安産型美人。スーツ姿の初音さんとは対照的に、ジーンズにシャツという、
俺と大差ないラフな格好をしている。
「あ、申し遅れました。私、増刊民衆でルポライターをやっている、日吉かおりって言います。
よろしく、従弟さん」
「あ、か、柏木耕一です、よろしく……」
機先を制されて、俺は決まり悪そうに頭をかきながら、かおりさんの差し出した名刺を受け
取った。
突然割り込んだ割に、好意的なのは助かったが……なにか、かおりさんの、俺を見る、妙
に嬉しそうでほんのり赤い表情が、やたら気になった。
鶴来屋の場面を全部書こうとしたけど、なんかだらだらと長くなりそうなのでここで切りまつ。
毎度毎度お騒がせしておりすみませんです。
>おたうじく氏
GJ!
それと、まあ、そんなに卑屈になりなさんな。
もっと堂々としていなされ。
>>70 おいす。励ましの言葉ありがとうございます。
多謝感激です。
自分で起こした設定というか構想というか妄想をば。
柏木初音 長女/23歳
身長164cm、大きめのC、安産型体型。(B86-W62-H93)
たれ目、どんぐりまなこ、おでこ広めの童顔で、コンプレックスになっている。
ストパーかけても水洗い一発で元通りに跳ね上がるアンテナはあきらめた。
(その他、髪型などはオリジナルと同じ)
性格その他:温厚で明るめ、強烈なカリスマではないが、誰にでも好かれるタイプ。
鶴来屋会長就任も、好意的に受け止められている。それゆえに、反対に強いプレ
ッシャーを感じてしまってしまっている。本来はポジティブな思考の持ち主。細かな
ところにまで気を利かせることができ、料理、炊事、洗濯、家事は充分以上にこな
せるが、あえて楓に任せている。
追記:叔父の賢治とは、父子のような関係だったが、恋愛感情も抱き、何度か肉体
関係も持ってしまっている。
柏木楓 次女/18歳
身長156cm、平均的なD、トランジスタ体型。(B86-W59-H82)
(その他、表情、髪型などは旧版オリジナルと同じ)
性格その他:普段は寡黙で、大人しめと思われているが、自分の意志は主張してい
るタイプ。冷めて見られるが、感情が高ぶると、周囲が見えなくなることもある。本
来はあまり社交的ではないが、主婦の立場におかれてから、口数が増えるようにな
った。叔父や姉の負担を少しでも減らそうと、主婦役を買って出ているが、料理と家
計のやりくりの腕は今ひとつ。初音が大学に上がって以来、梓・千鶴の珍コンビの
悪行に日夜悩まされている。耕一に対して、特に強い思慕の念を抱いていると言え
る。陸上部所属の長距離ランナー。
追記:実父が鬼の力で暴走した際、犯されている。他の姉妹はそのことを知らない。
母親が父親と心中したのは、その行為の直後。
柏木梓 三女/17歳
身長157cm、小さ目のC、平均的な体型。(B83-W59-H84)
ボーイッシュで、パンツルックの似合う容姿。
(その他、表情、髪型などはオリジナルと同じ)
性格その他:明るく、活動的だが、過ぎる傾向あり。情が深い。反面、典型的な直情
径行型。誰とでも言葉を交わす社交性を持つ。気が短いのは身内に対してだけ。特
に千鶴とは、何かにつけて口論から実力行使に及ぶ場合が多い。一方、楓の冷め
た部分に恐れを感じながらも、信頼を置いている。中学の時は楓と同じ陸上をやっ
ていたが、抜きん出た評価をえてしまい、楓に負い目を感じて、辞めてしまった。現
在は料理が趣味。
追記:実父母と叔父の件について、ほぼ真実を察しているが、そのことを、梓・楓は
知らない。
柏木千鶴 四女/16歳
身長154cm、ジュニアのC、未発達。(B80-W59-H81)
たれめでどんぐりまなこの童顔。髪の毛は、肩下10〜15cm程度。
性格その他:明るく、何事もマイペース。天然ボケと周囲から言われている。意外に
強情で、こうと決めたら他人の言葉を聞かない。責任感は強いのだが、家にいると
上の2人に頼りがちになってしまう。梓とは強情がぶつかり合ってケンカになりやす
い一方、悪さするときも一緒にいる(楓にとっては、この2人が一緒に行動し始めた
ら要注意)。料理は、好きだが下手。とりあえず食べても48時間以内の生命の危機
はないが、それ以上でもない。
追記:優秀な鬼(エルクゥ)の牡が産まれなくなったときに、血を濃くするために発生す
る、特別な存在。
柏木耕一 大学生/20歳
詳細不明?
性格その他:主人公、と言うか、文体の視点役。自分の記憶とはまったく違う現実に
放り込まれ、混乱している。単なる記憶の混乱か、並行世界なのか、その結論を決
めるのは────
日吉かおり ルポライター(正社員)/27歳
身長166cm、Dだが張りが弱い。安産型体型。(B89-W63-H93)
張りが弱く、下着がないと形の崩れる胸がコンプレックスになっている。
つぶらな瞳で、実年齢よりは若く見える。伊達メガネをつけていることも。
ウェーブのかかったロングヘア。
性格その他:いつもにこにこと笑っているお姉さん。おおむね明るく、あまり悩みはな
いような雰囲気。貞操感が軽く、特に自他ともに認める年下キラーでショタから近い
歳までレンジが広い。経験豊富の誘い受け。緑葉社という出版社の社員ライターで、
週刊民衆という雑誌の増刊号に連載を書いている。
追記:重い過去を背負っているが、柏木家とはあまり関係ない。
78 :
名無しさんだよもん:04/04/12 13:26 ID:3e7b6CFW
ホシュあげ
>>70=おたうじく(ドリフ)
名無しになって自分で自分を励ましてまで
SS書きのプライドを守りたいのか
如風を叩いていたのもドリフなんだろうな
ドリフが実際に
>>79みたいなことをしていたかどうかはわからんが、
ドリフのおれ設定はキモいな
病的なものを感じる
さすがは基地外ドリフだけのことはあるw
>>79-80 だったらもうここに来るな。
個人的には、
千鶴ちゃんが胸があると言うのは断じて納得できな(ザシュ
82 :
名無しさんだよもん:04/04/12 15:56 ID:68rlw+TO
>>81 いちいち反応するなよ
そんなこと書いても、
>>82みたいなこと書かれるだけだって予想できんのか?
おたうじくを叩いているのは如風だろ
人気急上昇中のおたうじくに嫉妬してるんだな
職人をひたすら叩く不毛なスレはここですか?
ま、ドリフが現れた時点でいつかこうなることは目に見えてたけどな。
相変わらず自省の無い奴だ。
オマエラモナー( ◎ー◎)y━
>>88 それが自省が無いと言われる原因だと何故気がつかんのか。
ちっとは期待してたのに、がっかりだおまえには。
別におまいに期待してもらわなくてもいい。
ええから本筋に話を戻せ。
ちづる
好きなもの なす
嫌いなもの 牛乳
あれ……何でコテはずれてるんだ。。
95 :
コテとトリップ:04/04/12 21:51 ID:ObOleuWB
相手がドリフだろうがなんだろうが、確証のねえことをネチネチネチネチみっともねえ
コテトリまでやってきたか
このスレもうだめぽ
97 :
コテとトリップ:04/04/12 22:04 ID:ObOleuWB
?
いまさらなにをいってるんだ。前からときどき顔みせてあげてたじゃねえかよ
昔は初音お姉ちゃんのようになりたくて
今は楓お姉ちゃんの胸が憎くて
毎朝牛乳1リットルですよ。千鶴ちゃん。
(◎д◎;)
その結果か!
すると如風氏の千鶴ちゃんは牛乳嫌いなのですか? 教えて如風先生。
>>99 いさめてる人間にまで罵声とは本気でクズだなドリフ。
101 :
コテとトリップ:04/04/12 22:44 ID:ObOleuWB
スレ住人の迷惑も考えねえでさんざん粘着してるドリフがそんなこというとは思わなかったw
正直笑ってしまったよ。おもしれえじゃんドリフ、がんばれよ。煽りに負けるな!
102 :
名無しさんだよもん:04/04/12 22:48 ID:FKJbuFsv
おれもいろんなスレの住人の(省略)してるお前がそんな事を言うと思わなかったよ
103 :
コテとトリップ:04/04/12 22:57 ID:ObOleuWB
失礼な!おれはちゃんと考えてるよー!
気にしていないだけでそこまでいわれたかないね
最近職人叩きの似た様なレス多いな('A`)
105 :
コテとトリップ:04/04/13 00:25 ID:sR74JTQn
おれは職人とか呼ばれてる人種が叩かれてるのはあんまりみかけねえけどなあ
バカが袋叩きにあってるのはよく見かけるけど
そいじゃコテ同士たたきあっててもしょうがないので
続き投下させていただき待つ。
い い か ら 本 題 も ど せ
結局、かおりさんの引き留めでその場に居合わせることになった。しかし、
ソファにかけようとしたとき、俺が当然、初音さんの隣に座ろうとすると、な
ぜかかおりさんの表情が曇る。
「? どうか、しましたか……?」
そのことに気が付いた初音さんが、小首をかしげながら訊ねる。が、かおり
さんは、はっと思い出したように、ばたばたと手を振った。
「あ、い、いいえ、なんでもないですよ」
と、誤魔化すようにいいながら、自分もソファに腰をおろしなおす。そして、
先ほどまでも手書きで書いていたらしきノートを、パラパラとめくった。
「あれ、録音しているのに、わざわざ、ノートも取るんですか?」
傍らに置いてある時代がかったラジカセに気付き、俺は、かおりさんに訊ね
た。
「あ、はい。1から10までテープ起こしだと、あれもこれもと詰め込んじゃっ
て、内容が薄くなりがちになっちゃうんですよ。誌面には、限界がありますか
ら。ですから、ルポの取材のときは、基本的には書き取りですね」
ほんのりと赤い顔で、にこやかに微笑みながら、かおりさんは説明してくれ
た。
「でも、それにしても、今時は、パソコンとか、そういうのを使うのかと思っ
てました」
「あ、私もです」
俺が聞き返すと、初音さんも俺の言葉に同意した。
「取材のときは、要点をかいつまんで、即書きで書かないといけませんから。
パソコンというか、ワープロだと、タイプスピードが会話についていかなかっ
たり、変換に時間がかかってしまったりするので……とりあえずノートに鉛筆
書きして、後から記事を起こすときには、パソコンで、といった感じです」
「なるほどー」
「でも、こちらに関しては、人によりけりですね。ノートパソコンや、PDF
を、取材に使う記者さんも、結構いると思いますよ」
と、(多分、かおりさんにとっては)他愛もない話をした後、かおりさんは
停まっていたラジカセの録音ボタンを押した。
「じゃあ……ちょうど、従弟さんもおられますことですし、最後にもう少し小
さい頃の柏木会長のお話などお伺いしてよろしいでしょうか?」
にこにこと笑いながら、ボールペンを取る。
「え、ええっ」
急に、初音さんの顔が赤く染まった。
「は、恥ずかしいですよぉ……」
少し俯きがちの姿勢で、困ったように言う初音さん。うう、なんか可愛い。
「耕一さんは、失礼、先ほど話に上ったのですが、柏木賢治氏とよく隆山の方
に来られていたとおっしゃられてましたが……」
「はぁ、そうですね、ただ、それは親父がこっちに定住する前……もう7年以
上前の話なので、どこまで覚えているか……」
いいながら、俺は困窮していた。なぜなら、俺の記憶は、混乱したまま。
“初音さん達”との過去が、思い出せないでいる。
「そうですねー、たとえば、耕一さんが子供の頃、柏木会長は、どんな方だっ
たか、簡単に話してもらえませんか?」
笑顔のまま、好奇心旺盛そうな目を見せて、かおりさんはさらに追及?して
くる。
「うーん、そうですね……初音さんは」
考え抜いた挙句、俺は“千鶴さん”を“初音さん”に言い換えて言ってみる
事にした。
「他の従妹と違って、年上で、若干離れてましたから。いつも一緒というわけ
ではなかったんですが……そうですね、優しくて、綺麗な、憧れのお姉さんと
言った感じでした」
「こ、耕一さん、恥ずかしいです……」
初音さんは顔を真っ赤にして、俯きがちにこっちを見ている。が、かおりさ
んは、興味深そうに、軽く身を乗り出してきた。
「もしかして、耕一さんの、初恋の人とか?」
流石にこの質問には、俺もどう答えたらいいのか戸惑う。
「えーっ……と……そうですね。子供の頃によくある、年上の女性への憧れで
すけど……初恋といえば初恋かな」
「こ、耕一さんっ……」
初音さんは今から湯気が出てしまいそうなほど顔を真っ赤にている。うーん、
これはかなり可愛いぞぉ、
よし、ここはもう少し調子に乗って……
「初音さんのほうも、自分のことを、耕ちゃん、と呼んでいて──」
「えっ!?」
それまで顔を真っ赤にしていた初音さんだったが、急にはっとしたように、
驚いたように目を円くして、顔を上げた。
「私……昔、そんな呼び方、していましたか?」
小首をかしげて、初音さんは俺を見る。
そうか、しまった! 完全に、一致しているわけでもないのか!
とっさに、俺は誤魔化す。
「あ、あれ、俺の記憶違いかな? あはは、ガキの頃のことだからな……」
「よくあることです」
と、かおりさんは、苦笑しながら言ってくれた。
「でも、個人的にはうらやましいですよ、柏木会長」
「え、うらやましい、ですか?」
ノートをパタンと閉じるかおりさんに、そう言われて、初音さんははっと思
い出したように、笑顔でかおりさんを見た。
「ええ、こんなかっこいい、年下の従弟さんに慕われているなんて……あ、年
下は余計でしたね、個人的な趣味でした」
そういいながら、てへっ、とかおりさんは舌を出す。
「かおりさんは、俺みたいなのが好みなんですか?」
かおりさんがカセットを停めたのを確認してから、俺は少し俗物根性を発揮
して、かおりさんに聞いてみた。初音さんに勝るとも劣らない美人なんだ、興
味ぐらい湧いたっていいだろう。
「年下は全般に好きですけどー、そうですね、耕一さんほど歳の近い方でした
ら、ちょっとかっこいい人の方がいいかな」
かおりさんは、苦笑しながらそう言った。
その後、執務机に座る初音さん、など、一通り写真を撮影した。
「それでは、今日はこれで失礼いたします」
撤収にかかったかおりさんは、そう初音さんにお礼をいって、深く頭を下げ
た。
「また、機会がありましたら、よろしくお願いします」
「はい、こちらこそ」
と、初音さんも頭を下げる。
「それでは、失礼しますね」
かおりさんが、会長室を後にしたのを確認してから、初音さんは、俺のほう
に、優しげな満面の笑顔を向けてきた。それは、朝から変らない、曇りのない
笑顔だった。
「お待たせしました、耕一さん。ちょっと遅いですけど、お昼にしましょう」
と、初音さんは提案したが、俺はどうしても、初音さんに聞いておきたいこ
とがあった。
「初音さん、俺、いや、昔、初音さん……」
俺のこと、昔なんて────そう、訊こうとした時だった。
ドクン。
「!?」
ドクン、ドクン、ドクン、ドクン…………
俺の身体を、突然、異変が襲い掛かった。
「!? 耕一さん、どうしましたか!?」
初音さんが慌てて、うずくまる俺に駆け寄ってくる。
「だ、大丈夫…………っ」
俺はなんとかそう言ったが、実際にはぜんぜん大丈夫じゃない。
動悸はそれほど激しくない。苦しいが、耐えられないほどではない。だが…
…身体が、熱い、胸が、頭の中が、熱い、真っ赤になる、何も考えられない、
これは、一体…………っ……
>>108-112 ↑これつけた方がいい?
あと、今回、改行をMac時代と同じ一定文字数に戻しました。
見づらかったらスンマソ。。
114 :
コテとトリップ:04/04/13 01:48 ID:sR74JTQn
>おたうじく氏
乙です。かおりが意外なとこで絡んできましたね
最初「ライター→響子」かとオモタ
おたうじく氏乙(´ー`)y-~~
>>72-77 やっばぁ〜い、おたうじく氏と設定が一部かぶった(´Д⊂ヽ
物語で核になる部分は、設定であまり公開しないほうが、いいんじゃないかなぁと思ったりする。
>>99 >すると如風氏の千鶴ちゃんは牛乳嫌いなのですか? 教えて如風先生。
そもそも、牛乳飲んで乳って大きくなるんですかねぇ(´ー`)y-~~
漏れもそろそろ、気合い入れて書かなきゃ(´・ω・`)
>そもそも、牛乳飲んで乳って大きくなるんですかねぇ
馬鹿野郎。大きくなるかならないかはどうでもいい。
大きくなるかも知れないというわずかな希望にすがる姿がいいんじゃねぇか。
「はっ」
何かにゆすられつづけながら、俺ははっと目を覚ました。
「ここは……」
と、軽く見回すと、ワゴン車と思しき自動車の中だった。リアシートに寝か
されていたらしい。
「耕一さん、気が付かれましたか……?」
助手席から、シートの間越しに声をかけてきたのは、楓ちゃんだった。今朝
あった、爆乳の方の“楓ちゃん”である。
「楓ちゃん……? どうしてここに?」
と言って、上半身を起こすと、ずるり、と、額から何かが落ちた。絞ってあ
るタオルだった。
クスクス、と、運転席から、初音さんの笑い声が聞こえてきた。
「私が、耕一さんが倒れた、って言ったら、飛んできたんですよ」
と、笑顔で言ってから、ふ、と、一転してやや険しい視線を、ルームミラー
越しに俺に向ける。
「それで、耕一さん……気分の方はいかがですか?」
「え? あ、ああ……ウソみたいにすっきりしてるよ。まだちょっと熱っぽい
ような気もするけど……辛いってほどじゃないし。一体、なんだったんだろう」
俺がそう言うと、楓ちゃんがどこか悲しげな顔で、すっ、と視線を伏せた。
「…………」
「? どうしたの? 楓ちゃん」
俺が訊ねると、はっとしたように、楓ちゃんは視線を上げた。
「い、いえ……少し、気が抜けてしまったもので……」
口調はあくまで静かだったが、なんだか誤魔化すような口調だった。
「ですが、まだ熱っぽいと言ってましたけど……」
再度視線に俺を見据えて、楓ちゃんはそう言って来た。
「ん、あ、ん……まだ頭がボーっとするって言うか。血が上ってくるって言う
か。そんな感じ」
「そうですか……なら、なにか栄養のあるものを食べて……早めに休まれたほ
うがいいようですね」
と、少し考えるようなしぐさで言う。
「あはは……あまり、張り切らなくて言いからね? 楓ちゃんも疲れているだ
ろうし」
「いえ」
俺が朝食のことを思い出しながら言うと、楓ちゃんは少し顔を赤らめて、
「耕一さんのためでしたら、これくらい、大丈夫です」
あははははは……言っている言葉そのものは嬉しいんだけどなー……
柏木家に着き、楓ちゃんと並んで、玄関の扉を開ける。
「ただいまー」
「ただいま」
そう言って玄関をくぐると、バタバタバタ、と奥から誰かがかけてくる音が
する。
「耕一お兄ちゃん、倒れたって、ホント!? 大丈夫?」
飛び出してきた千鶴ちゃんは、興奮しきったように目をまんまるく開いて、
俺の顔を覗き込んでくる。
「あはは、そんな大げさに心配するほどのことじゃないよ」
と、俺は苦笑しながら、千鶴ちゃんに答えた。
すると、楓ちゃんが、スニーカーを脱ぎながら、
「千鶴、お風呂の準備してくれる……? 私は夕食の仕度をするから」
「え? あ、う、うん」
千鶴ちゃんはそう言うと、またぱたぱたと廊下の奥の方に消えていった。
楓ちゃんは「着替えてきますから」と言って、居間の前で別れる。俺は障子
戸を開いて、中に入ると、テレビの前で、寝そべって完全にくつろぎモードの
梓がいた。
「よぉ、不摂生男。あんまり初音姉や楓姉に世話かけさせるなよ」
ニヤニヤと笑いながら、俺のほうに視線を向ける。
「ちっ、お前もちょっとは心配してくれてるのかと思ったら、これかよ」
俺は苦い顔をして、言い返す。
すると…………
「でもねー、梓お姉ちゃん、最初はすごく取り乱してたんだよ、楓お姉ちゃん
より慌ててたくらい」
いつの間にか、居間に戻ってきていた千鶴ちゃんが、妙に嬉しそうな声で言
った。俺は、にやりと含みのある笑みを浮かべる。
「ほほぅ」
「なっ! ち、千鶴! どーしてお前はそういうことを言うんだ! 大体、取
り乱してたって、お前だってヒトのこといえないだろう!?」
梓が身を起こして言葉を荒げる。が、千鶴ちゃんは、わざと、まじまじとし
た表情で、
「うん、だって私は耕一お兄ちゃんのこと心配だもん」
「ぐっ……」
ギリギリと悔しそうに、歯を食いしばる梓だったが、すぐには言い返す言葉
が見つからない。
「はん、千鶴みたいなガキンチョに心配されたって、大学生が嬉しくも何とも
ないやな」
と、ぶっきらぼうに梓が言う。すると、ムキになった千鶴ちゃんがすかさず
言い返す。
「男女の梓お姉ちゃんに言われたくないよっ! だいたい、私のことガキガキ
って、お姉ちゃんだってたかが70のBじゃない!」
「なっ、高校生にもなって未だにジュニアブラつけてる幼児体型が、何言って
やがる!」
下2人になっても胸でケンカになるのか、この2人は……と、傍らに置かれ
た感じの俺は、そうたそがれていると、
「いいかげんにしなさい、2人ともっ!!」
険しい顔で、意外にも楓ちゃんが声を荒げていた。
「「ははいっ!」」
楓ちゃんの大声に、つかみ合いに発展しかけた言い合いをやめて、その場に
並んで直立不動の体勢になる2人。
「すいません耕一さん、騒がしい妹たちで……」
そういう楓ちゃんの顔は、いつもの、静かな口調とどこか困ったような顔に
戻っていた。
「あ、い、いや……いいよ。にぎやかなの好きだからさ、俺……」
と、困ったような苦笑で、エプロン姿の楓ちゃんに言う俺。
「でも、体調が悪いときに……」
さらに申し訳なさそうになって、俯きがちに言う。
「いいから、気にしないで、それより、ご飯お願いできる?」
「あ、はい、わかりました」
はっと我に返ったように、楓ちゃんは顔を上げて(表情にはあまり出さずに)、
台所の方に戻っていった。
「今の楓の声……また2人とも、ケンカしたの?」
普段着に着替えた初音さんも、また、ため息をつきながら入ってきた。
途中まで必要レス数間違えてました。スンマソ。
>>118-122 ちょっと短いですが、胸で梓と千鶴ちゃんが言い争うシーンを書きました。
柏木家逆四姉妹劇場 その1
「耕一お兄ちゃん、お願いがあるんだけど、いい?」
「なんだい、千鶴ちゃん。俺に出来ることであれば協力するけど」
「あのね、私、胸が小さいから……。耕一さんに揉んで欲しいの………」
俺は一瞬目が点になった。
「学校でね、クラスの子がね、彼氏に揉んでもらったら、大きくなったって言うから」
「ちょ、ちょっとそれは……」
「耕一お兄ちゃん、私の事嫌い?」
ぶんぶんと首を横に振る。
「ちょっとだけで、いいから……」
そういうや否や、千鶴ちゃんは俺の前で、セーラー服をたくし上げた。
とたんにピンクのプラジャーの、俺のハートを直撃する。
断れるか?
断れるわけないだろうぅぉぉぉぉ!
俺の男魂、大暴走。
「お兄ちゃん、ブラのホック外してくれる?」
「こ、これかい?」
思わず声が裏返る。
プツ。
背中に留め具を外すと、自分のリビドーの赴くまま、背後から千鶴ちゃんの生乳を両手で包んだ。
「ん……」
甘い吐息と共に、悩ましげな声が千鶴ちゃんから漏れる。
まだ慎ましいとはいえ、乳房としては十分なほど柔らかな脂肪を指先に感じた。
「千鶴ちゃんて、思ったより胸があるんだね」
「そ、そんな事ないです。ブラのサイズも小さいし」
「きっと、そのうち大きくなるよ」
「そうだと……ん、耕一お兄ちゃん、そんなに乳首、乱暴に触ったら、痛い………」
徐々に乱れていく千鶴ちゃんに、俺の息子も怒張していく。
「お、お兄ちゃん、なんだか、あそこも熱くなって……」
「そこも構って欲しいの?」
千鶴ちゃんが首を縦に振るのを確認すると、俺はスカートの中に手を伸ばした………。
翌日。
「耕一さん。お願いあるんですけどいいですか?」
「な、なんだい楓ちゃん。俺に出来ることならいいけど」
「私、胸が小さいんです」
「そ、それで?」
激しいデジャブーを感じながら、俺は相づちを打った。
「クラスメイトが、彼氏に揉んでもらうと大きくなると言うんです」
「もしかして、俺に揉んで欲しいと……」
「まさか耕一さん、千鶴にはして、私の胸は嫌だと御無体な事、言いませんよね?」
「そ、そんな事、ないよ。楓ちゃんにも協力するよ」
俺の頭の中に、業という文字が浮かんだ。
さらに翌日。
「よぉ、耕一。頼みがあるんだけどいいかな?」
「頼みって、何だ?」
「あ、あたしの胸が小さくてさぁ……」
「おまえのは、充分でかいだろうが〜っ!」
(完)
前スレ埋め立て終了
前スレ、埋め立て終わったみたいだけど、ログをHPにでもあげたほうが
いいのかなぁ(´ー`)y-~~
>お約束だと思ったけどワロタ。
題名に『お約束劇場』と入れ忘れた……(´ー`)y-~~
>全員各々知ってるのですか!
千鶴ちゃんが、他の姉妹を牽制するために話したとか?
こういうネタはドリフターズの金ダライと一緒。
わかってても笑っちゃうんだな。
575 最後は必ず ドリフ氏ね
保守
今夜当たりには投下出来る……と思う(´ー`)y-~~
>134
マターリと期待してお待ちしております。
「柏木耕一様なら、先程お帰りになりました」
守衛室の人は入退室の帳簿を見ながら、あたし(柏木 梓)にそう言った。
「あら、耕ちゃん先に帰ったの?」
初音姉も一緒にノートの数字を見やる。
「10分ほど前ですね。出て行かれたのは」
あたしはちらりと、遅くなった原因に視線を飛ばした。
「千鶴、あんたがモタモタしているから、耕一が先に帰っちゃったじゃない」
「しょうがないでしょ。髪の毛が長い分、乾かすのに時間がかかるんだから」
私のせいじゃないもんという態度が、ありありと見える。
一瞬、どうしてやろうかと思ったが、初音姉や楓姉の手前、とりあえず我慢した。
「何かあったのしょうか」
楓姉がぽつりと呟いた。
「私達を待っていると、別れる前に言っていたのに」
不安そうな表情を浮かべた。
「耕ちゃんの事だから、きっと散歩でもしたかったんじゃない」
楓姉は初音姉の声に頷きながらも、どこか納得がいかないという顔をしていた。
「ただいま」
車を降りて、家の玄関を開ける。
扉の奥はシンと静まりかえっていた。
「耕一お兄ちゃんは?」
千鶴の声に、3人が同時に首を横に振った。
「多分、あたし達が先に着いちゃったんだよ。もう20分もすれば帰って来るんじゃない?」
「そうね。今日は月が綺麗だし。先に中に入っていましょう」
とりあえず、ここで待っていてもしょうがないので、初音姉の言う通り、家の中で待つ事にした。
居間に入り適当にテレビをつける。
「梓ちゃん、ニュース今やっているかしら」
「どうだろう」
初音姉の要望に応えるべく、それらしきチャンネルを写す。
「あ、これね」
テレビ画面に見慣れた光景が写った。
昨夜に起きた傷害事件を、アナウンサーが紹介している。
初音姉と楓姉は食い入るように画面を見つめた。
あたしの脳裏に、昨日の夢が蘇る。
体を引き裂く指先の感触。
闇夜を切り裂く悲鳴。
ツンとした血の臭い。
気のせいだ。
きっと気のせいだ。
自分にそう、言い聞かせた。
「耕一お兄ちゃん、大丈夫かな」
千鶴の一言に、皆がビクッと反応する。
「その犯人、まだ捕まっていないんでしょ。危険じゃない?」
「どっちかというと、不振人物として警察に逮捕されたりして」
ほんのつもりで言った冗談に、居間が静まりかえる。
「いざという時は、わたしが身元引き受けに人になるから大丈夫よ」
本気とも冗談ともとれる言葉を、初音姉は口にした。
………………。
30分経過。
1時間経過。
四人が四人とも時計を気にしている。
「もしかして耕一お兄ちゃん、道に迷ったのかな?」
「それなら、うちに電話が来るはずよ」
初音姉と千鶴の会話を眺めていた楓姉が、スッと立ち上がった。
「どこに行くの、楓」
楓姉は何も答えず、家長の顔を見つめた。
「もう少し、待ちましょう」
その言葉に良いとも悪いとも言わず、ため息をひとつ着いた。
「お茶、煎れてきます」
そう呟くと、台所の奥に消えていった。
………………。
カチコチと時計の音が、やけに大きく聞こえる。
楓姉の煎れてくれたお茶を飲み干すと、時計に目を向けた。
これで20回目くらいだろうか。
あたし達が家に着いてから、2時間が経過している。。
四姉妹欠ける事無く、部屋で返らぬ人の身をそれぞれ案じていた。
テレビでは定番のバラエティ番組が流れている。
あたしは頬杖をつきながら、それを眺めた。
「ふぁ〜〜」
千鶴が大口を開けながら欠伸を一つした。
「遅いなぁ。耕一お兄ちゃん」
零れた涙を指で拭った。
「そうね」
短く、どこか苛立った相槌に、あたしは思わず顔を上げた。
楓姉だった。
あのクールで普段無表情な姉が、眉間に皺を寄せている。
「初音姉さん。後、どれだけ待てばいいの?」
「どれだけって?」
「私は、私は……」
「きっと、もうすぐ帰ってくるわよ」
「ならば、その根拠を教えて」
鋭い声と視線がテーブル越しに飛んだ。
顔を見合わせる、あたしと千鶴。
こんなに楓姉の姿を見たのは、もしかしたら初めてかもしれない。
焦りと不安からか、普段の冷静さが、そのかけらも見られなかった。
「初音姉さん。会長室で耕一さんと何を話し……」
カラカラカラ。
玄関の方角から聞こえた音に、楓姉は舌を止めた。
「ただいま」
続いて聞こえた男の声。
あたし達は一斉に立ち上がった。
真っ先に楓姉が駆けだしていく。その後を千鶴が追いかけ、あたしもそれに続いた。
「耕一さん」
「耕一お兄ちゃん」
「耕一」
「耕ちゃん」
姉妹総出の出迎えに、耕一はすまなそうに頭を下げた。
「遅くなって、ごめん」
その声に、みんなホッと安堵の溜息をついた。
「耕一お兄ちゃん、今まで何してたの?」
「ちょっと、考え事をしながら歩いていただけさ」
千鶴に答えながら、耕一は靴を脱いだ。
「耕一さん、何か冷たい物でも飲みますか?」
「今はいいや、楓ちゃん。もう疲れたから、部屋に戻って寝るよ」
「そうですか……。おやすみなさい」
「みんな、おやすみ」
あたし達と就寝の挨拶を交わすと、耕一は布団の敷いてある部屋に……行くことが出来なかった。
「耕ちゃん。少しくらい付き合っても良いじゃない」
初音姉の手が、耕一の腕を掴んだ。
「初音さん、今日は勘弁…」
「みんな待っていたんだよ、耕ちゃんの事」
変だ。
初音姉、なんか変だ。
「耕ちゃんの好きなお菓子も、ちゃんと用意してあるよ」
明らかに嫌がる耕一を、初音姉は誘い続けた。
楓姉と目と目が合う。やはり同じものを感じている。
いつも相手の事を気遣い、自分より他人を優先させる初音姉。それが今は、相手の気持ちお構いなし
に、自分の我が儘を押しつけている。
普段からはとてもあり得ない光景だった。
「初音さん。お願いだから、今夜は一人にさせてよ!」
耕一は強引に腕をふりほどくと、逃げるようにこの場から足早に去って行った。
「怒られちゃった」
あっけにとられている、あたし達3人に、初音姉はてへっと舌を出した。
「あ……」
重大な事を、あたしはふと思い出した。
「どうしたの、梓お姉ちゃん」
「耕一に…」
後に続く言葉をすぐに飲み込んだ。
『耕一に、一緒に寝ようと言い忘れた』などと言えるわけがない。
もっとも、さっきの様子から見て、無理っぽいような気がした。
「なんでもない。あ、明日の朝食、何がいいのかなぁって……」
鼻の頭を掻いて誤魔化した。
「私も眠たくなっちゃった」
千鶴が欠伸をすると、周りにもそれが伝染していった。
「お姉ちゃん達、おやすみ〜」
そうだ。
あたしは去りゆく千鶴を引き留めた。
「千鶴、あたしのお願い聞いてくれる」
「お願い?」
「たまにはさあ、昔みたいに一緒に寝ない?」
「嫌」
即答だった。
「梓姉さん、イビキがうるさいし、寝相も悪いんだもん」
「それは、あんたの事でしょ?!」
「小学生の時、一緒に寝て良く蹴られたし」
「そ、そうだっけ?」
「とにかく、私はパスよ、パス」
「そんな事言わずにさぁ」
「初音お姉ちゃんにでも頼んだら?」
そうか、初音姉でも……。
「あれ、楓姉、初音姉は?」
「姉さんなら、さっき自分の部屋に戻ったわよ」
しまった。
今更追いかけてもなぁ。
あたしは溜息つきながら頭を掻いた。
「もし、私で良ければ一緒に寝る?」
「へ?」
予期せぬ誘いだった。
「一人で夜を過ごすのが嫌なんでしょう。理由は敢えて聞かないわ」
楓姉と一緒。
実は、少し怖かった。
あたしの抱えているもの、それを楓姉に知られたら……。
だけど、もしあの傷害事件に、あたしが関与しているのなら、遅かれ速かれ楓姉はその事を察するだろう。
もしかしたら、すでに気付いているのかもしれない。
「どうするの梓。私どちらでも構わないけど」
「………お願いしてもいい?」
一人で苦しむより、いいか。
ばれた時は、そういう運命なのだろう。
あたしは腹をくくった。
「布団はどうするの、梓」
「あたしの部屋から持って行く」
「そう。私はもう少し起きているから、先に寝ててもいいわよ」
あたしは首を縦に振ると、二人で暗い玄関を後にした。
遅くなってスマソ
もうちょっとだけ、梓視点が続きます(´ー`)y-~~
如風氏、乙
ナイス如風氏!!
オラワクワクシテキタゾーッ
またうpおながいしまっしゅ
初音さんに、セックスの手ほどきをしてもらいたひ……
初音さんは彰のことを何て呼ぶんだろうか?
「七瀬さん」じゃないの? 何故彰がでるのか知らんけど
>>147 「彰お兄ちゃん」
ハカロワ系の誤爆だと思う。
初音とヤッて、初音たんを絞殺してたっけ。
初音「さん」って言ってるからこのスレ宛の書き込みだと思ったんだが…
でもなんで唐突に彰なんだ?
「アズエル、迷惑をかけて御免」
誰かが謝っている。
「出来ない、私がエディフェルを殺すなんて、そんな事出来るわけがない」
誰かが泣いている。
「姉さんは裏切り者よ。他の人に殺されるくらいなら、私達の手で………」
誰かが怒っている。
「守ってあげる。なぜなら、あんたは姉さんが愛した男だから」
あたしは、誰を守るんだろう。
「死ぬなアズエル!」
「口づけ……して。まだ、したことないから」
そう、一度もしたこと、なかったっけ…………。
まぶしい。
ふと、目を開ける。
窓から、白銀の月が見えた。
優しい月光が、なぜかあたし(柏木 梓)には、とてもまぶしかった。
夏虫の声が、遠くから聞こえた。
変な夢を見た。
初めて……。
いや、初めてじゃないかも。
いつかは思い出せない。
あたしが忘れているだけだと思う。
どこか記憶の片隅に、かなり奥の方だと思うけど、夢で聞いた名前に、なんとなく聞き覚えがあった。
夢の内容なんて、起きれば大体忘れている。
今見た夢は、昨日の生々しい夢ではなかった。
不安な、とても悲しくなるような夢。
いずれにしろ、良い夢じゃない。
忘れよう。
いつもみたいに。
それが一番平和な方法だろう。
あたしは、ゆっくりと深呼吸をし、肺の中に貯まった空気を入れ換えた。
なんとなく、天井が違う。
そうだ、楓姉の部屋で寝ているんだった。
ふと、隣のベットを見る。
アレ?
「怖い夢でも見た?」
楓姉と、目と目が合う。
「楓姉……」
ベットの上で、体育座りをしながらコッチを眺めていた。
「もしかして、ずっと見てたの」
薄暗い部屋の中、ゆっくりと頷くのが見えた。
「あたし、変な寝言いってた?」
ふるふると、おかっぱの髪が左右に揺れた。
「落ち着いた寝息を立てていたわ」
「観察、したての」
「眠れなくて暇だったから」
あたしは、時計のある方向を見やった。
3時30分。
夜明けには、まだ遠い時間だった。
「楓姉は不眠症なの?」
「不眠症、なのかな」
か細く、消え入るような声だった。
「最近、眠る前に、考え事ばかり浮かんで……」
あたしはゆっくりと身を起こした。
いつも、背筋を張って存在に重みある楓姉が、背筋を丸め震えている。
どうしたんだろう。
こんな姿、あまり見たことがない。
「ねぇ梓。一つ聞いてもいいかしら」
「あたしに答えられることなら、いくらでも答えるけど」
「あなたが、物事を正しいと思う基準って何?」
「へ?」
正しいと思う基準ねぇ。
「特に深く考えた事、ないかも」
自分の頭をポリポリと掻いた。
「梓。もし仮に、自分では正しいと思っていた事が、社会常識的に見て悪い事だとしたら、
その時はどうしたら良いと思う?」
楓姉は膝に顔を埋めながら呟いた。
疲れ果てた横顔が、悩みの深刻さを無言に語っていた。
「楓姉が正しいと思うことを、すればいいと思うよ」
姉はゆっくりと、あたし方に顔を向けた。
「だって、あたしの知る限り、楓姉が間違った事をした記憶、ないから」
頬に膝をつけながら、姉は少しだけ微笑むと、『ありがとう』というように、ゆっくり頷いた。
「もう、寝ようよ楓姉。遅くまで起きていると体に悪いし」
あたしがそう言うと、再び表情が曇った。
「まだ、気にあることがあるの?」
楓姉は暫く黙った後、ゆっくり口を開いた。
「耕一さん、煙草吸った記憶ある?」
「ないと思う。少なくとも、あたしは見てない」
「耕一さんが外から帰った時、煙草の臭いがした」
「そうなの?」
「それも、叔父さんの吸っていた煙草と、同じあの香りがした」
あたしは正直全然気がつかなかった。
「耕一さんとタクシーに乗った時には、あんな臭いしなかった」
「外で吸ったとか」
「判らない」
耕一が煙草ねぇ。
なんとなく似合わない。
「ねぇ梓。鶴来屋で、耕一さんが初音姉さんに呼ばれたの憶えている?」
そういえば、そんな事もあった気がする。
「何を話していたんだろう………」
「そういえば、帰ってきてから、あの二人様子が変かも」
「あなた、お風呂で初音姉さんと、何か話していなかった?」
「う、うん。少しだけ」
「何を話していたの」
「別に、たいしたことは……。ありきたりの事を話しただけ」
「どんな些細な事でもいいんだけど」
あ、そういえば……。
「初音姉、『汗をかいた』って言ってた」
「汗?」
「うん。鶴来屋の中は空調が効いているのにね」
「そう……」
体の奥から、欠伸が沸き上がった。
「あたし、眠いから先に寝るね」
体を布団の上に倒し、厚手のタオルケットを体にかけた。
「おやすみ。楓姉」
再びあたしは目をつむり、闇の世界に身を沈めた。
そういえば、英語の予習し忘れた。
いいや、学校でやろう。
今日は早く寝て………。
………なんだろう。
微かな音が、あたしの鼓膜を刺激した。
最初は、なんの音か判らなかった。
それが、ゆっくりと大きくなっていく。
鼻をすする音。
そして、押し殺した嗚咽が、静かに聞こえてきた。
「楓姉……」
目蓋を開け、楓姉のほうを見やる。
さっき見た時と同じく膝を抱えて、体育座りのまま、楓姉が泣いていた。
小さく、震えながら泣いていた。
あたしは布団から立ち上がると、楓姉の横に座った。
体重があたしの方に寄りかかる。
あたしは素直にその細い体を抱きしめた。
パジャマが、暖かく湿っていく。
楓姉は無言のまま泣き続けた。
あたしも、何も聞かずに、震える姉の頭をそっと撫でた。
(続く)
梓ルートで書く予定だったネタを、少しだけお蔵だし(´ー`)y-~~
次回から、耕一視点に戻ります。
ラストまで、もう一踏ん張り。ガンバレ漏れ・゚・(ノД`)・゚・。
GW中にスレが落ちなきゃいいけど(´・ω・`)
ちなみに、最初の頃から読んでいる人って、どれくらいいるのかな………。
>157
如風さんお疲れさま。途中参戦だけどいつも楽しみにしてますよ。すれ違う心と愛が
どんな形で決着するか、ハァハァしながら読んでます。ガンガレ。
>>157 ノ
お疲れ様です。
最初から今までハァハァしながら読んでます。
ドリフの嫉妬は見苦しいったらないな。
なんかへんなひとたちがいるなぁ。
次に投下出来るのは、早くても3日後の予定(´ー`)y-~~
やっぱ感想書かんと、作者様に失礼だよな…
つーわけで、脱ROMして、如風氏、感想を書きます。
初期の頃から読まさせてもらってますが、イイ!! (・A・)Ъ
ハアハアしながら応援してますんで、嵐にもマケズ、がんがって下さい。
>>152 >「守ってあげる。なぜなら、あんたは姉さんが愛した男だから」
>あたしは、誰を守るんだろう。
すげー梓シナリオ気になるハァハァ
保守
ちーちゃんの髪の毛をリボンで縛ると可愛いかなぁ……
でっかい赤リボン希望
「いただきました」
俺は朝食を食べ終えると、早々に席を立ち上がった。
「耕一さん、お茶を煎れましょうか?」
楓ちゃんの善意を、手を振って断る。
「ごめん、今日はいいよ」
その場を逃げるように廊下へ出た。
四姉妹の視線を背中に感じながら。
廊下を進みながら、溜息を一つついた。
仏間のある部屋に入り、位牌の前に座る。
シュッ。
リンの臭いというのだろうか、マッチの燃える臭いが鼻についた。
蝋燭に火を灯し、線香を炙る。
「行ってきまーす」
千鶴ちゃんの声がした。
廊下をパタパタと小走りで駆けていく音が、徐々に小さくなり消えていく。
「初音姉、後かたづけよろしくね」
梓も今から登校らしい。
昨夜はゆっくり眠る事が出来たのだろうか。
なんとなく、聞きそびれてしまった。
………ん。
背中に視線を感じる。
振り向くと、通学鞄を手にした楓ちゃんが、こちらを覗いていた。
「楓ちゃんも、今から学校かい?」
「………はい」
返事と共に、するすると、畳の上を滑るように部屋の中へと入ってきた。
茶道の足運びなのだろうか。
無駄な動作を何ひとつすることなく、しなやかな身のこなしで仏壇の前に正座をすると、
線香を手に取り火を灯した。
チーン。
鐘の音と共に、楓ちゃんは両手を合わせ黙祷捧げた。
亡き両親と、親父の冥福を祈っているのだろう。
正直、頭の下がる思いがした。
「楓ちゃんは、毎朝お祈りしてから学校に行くのかい?」
顔を上げるのを待ってから、声をかけた。
「はい」
短く、沈んだ返事だった。
「私には、これくらいしか………」
憂いを帯びた横顔に、楓ちゃんの優しさを見たような気がした。
「耕一さん。つまらない事、聞いても良いでしょうか」
澄んだ瞳が、俺の姿を正面から映した。
どこまでも透き通った、静かな湖面を思わせるような目で、俺を、いや、俺の心を見つめた。
この子には、隠し事ができないな。
なんとなく直感的にそう思った。
「何が、聞きたいの?」
「耕一さんは…」
楓ちゃんの口が、不自然に止まった。
「あら楓、まだ学校に行っていなかったの?」
初音さんが、廊下の先から姿を現した。
「急がないと、学校に遅れるわよ」
楓ちゃんは無言で立ち上がると、俺に一礼し、廊下へと去っていった。
聞きたいことって、何だったのだろう。
心の中で棘が刺さったままのようで、気持ちが悪い。
暫くして、遠くから玄関の閉まる音が聞こえた。
もしかしたら楓ちゃんは…。
不意に、背中に人の温かさを感じた。
腕が胸の前に回される。
「耕ちゃん………」
甘い猫撫で声が、耳元で囁かれた。
俺を包み込む腕に力が入る。
二つ乳房の感触が背に押しつけられた。
はむ。
突然、耳たぶが暖かい粘膜に包まれる。
ぞくりと体が硬直した。
チャプ。
ピチャ。
唇と舌が、俺の耳をもてあそぶ。
「ん…」
初めて襲われる感触に、思わず声を漏らした。
「耕ちゃんって、耳が性感帯なんだ」
「初音さん」
「もっと、気持ち良くしてあげようか」
「初音さん」
「耕ちゃんになら、いくらでも気持ちがイイことしてあげる」
「初音さん。もう、こんな事、止めませんか?」
「え……」
俺は体にまとわりつく腕を、ゆっくり振り解いた。
「親父が見ていますから」
仏壇に供えた線香の灰が、ゆっくりと崩れた。
「そう。それなら私の部屋に行きましょう」
俺は首を横に振った。
「初音さん。俺は、親父にはなれません」
「……どういうこと?」
「初音さんが好きなのは、耕一という人間ではなく、柏木賢治という男でしょう」
昨日、ずっと悩み苦しんでいた事を口にした。
「俺は何が合ったか聞きません。俺と母さんを捨てた親父が、初音さんと何をしていたかなんて、聞きたくもありません」
吐き捨てるように俺は言った。
「親父が何をしようが、親父の自由でしょうし、初音さんが何をしようが、初音さんの自由です。でも……」
「こ、耕ちゃん」
「俺に、これ以上近づかないでくださいっ!」
俺の声に、初音さんは乗せていた手をびくっと引いた。
昨夜、一晩中考えた結論だった。
初音さんと不倫していた親父。
俺は許せなかった。
母さんは、ずっと親父の事を想っていたのに。
その親父を亡くし、俺を身代わりに求めた初音さん。
体を重ねる度、初音さんに秘めていた想いが音を立てて崩れていった。
「俺、初音さんの事、好きです。本当に好きです。だから……」
俺はゆっくりと立ち上がった。
「これ以上、初音さんの事、嫌いになりたくないんです」
「…………」
「親父は初音さんの事、愛していたんでしょう?」
スッと初音さんの顔を見た。
困惑した表情で俺の瞳を見つめ返した。
「なら、止めましょう。親父に悪いし」
そう言うと、俺は静かに笑った。
冷笑というのだろうか。
心のどこかで、俺は初音さんの事を軽蔑しているのかもしれない。
初音さんは呆然としたまま、畳に視線を落とした。
正直、こんな事を言いたくはなかった。
好きで初音さんを傷つけているわけじゃない。
しかし、これ以上この関係を続けることに、耐えられなかった。
「散歩に行って来ます」
俺はその場から逃げるように廊下へと足を向け……。
「なっ!」
突然だった。
俺の体が宙を舞った。
ズダンッ!
背中から、畳に叩きつけられる。
息が詰まった。
ドスッ。
「がはっ!」
重い物が腹の上に乗った。
一瞬、何が起きたのか、理解出来なかった。
目を開けると………初音さんが俺の上に乗っていた。
一体、何が?
初音さんが、俺を投げ飛ばした?
今度は、俺が呆然と初音さんの顔を見つめる番だった。
「あはっ、あははは」
突然、初音さんは笑い出した。
「あはははははっ」
乾いた笑い声が、静かな部屋の中に広がっていく。
「そっくり……。叔父様にそっくり。やっぱり、親子なのね」
トーンの低い声で、初音さんは呟いた。
「酷い人」
表情の無い、人形のような顔が眼前に迫る。
「あなた達は親子揃って、酷い人」
背筋にゾクリと冷たいものが走った。
「は、初音さん?」
親父にそっくり?
親子揃って?
豹変した初音さんに、俺はただ、唖然とするばかりだった。
「叔父様も、そうだったわ」
「………親父……も?」
「傷ついたわたしの心を癒やし、温め、そして……」
ぽた。
ぽたりと、暖かい水滴が頬に垂れた。
「わたしから………遠ざかっていく」
涙が、降り出した夕立のように、ぽつぽつと俺の顔を濡らしだした。
白い氷が割れ、川に水が流れ出すように、嗚咽をあげて初音さんは泣き出した。
「耕ちゃん。今から8年前の話よ……。わたし………犯されたの」
お、犯された。
俺は一瞬自分の耳を疑った。
「だ、誰に」
「わたしを犯したのは………実の父よ」
(続く)
続きは今晩にでも書きます(´ー`)y-~~
うわぁ・・・すげえ話になってきたな。
どうやら初音姉さんを食ったのは、耕一の親父じゃなくて
実の父だったのね。
ともかく続きよろしく!
いつもありがとう。
続きがとっても気になります。
オラ、ヤベェ状況だってのに
何だかとってもワクワクしてきたぞ
お約束って、判ってはいるけどマンドクセー(;´Д`)
「わたしを犯したのは………実の父よ」
「父って、伯父さんに?」
ゆっくりと、初音さんは首を縦に振った。
「私が中学生の時だった。学校から帰ると、家中が滅茶苦茶になっていた」
俺は何も言わず、言葉に耳を傾けた。
「散乱した家具の真ん中に、お父さんが立っていた。そして、わたしを見るなり、襲いかかってきた」
嗚咽で、途切れ途切れになりながら、初音さんは語り続けた。
「何度も、何度も、お父さん、お父さん止めてって、お願いした。何度も……」
溢れる涙を拭う事なく、語り続けた。
「途中で、お母さんの声が聞こえた。でも、お母さんも……裸で…………。わたしを見守るのが、
精一杯だった…………………………」
肩が小刻みに震えていた。
「その時判ったの。お父さんは、もう、いつもの優しいお父さんじゃないんだって。
鬼の力に負けたんだって」
「鬼の……ちから?」
「そう、一族の伝わる、呪われた力よ」
呪われた、力。
初音さんの言葉を、俺を心の中で繰り返し呟いた。
「柏木家の一族はね、昔から、普通の人にはない不思議な力があるの」
俺は、梓との会話を思い出した。
『耕一。あたし達に特殊な能力があるの、気づいている?』
そうだ。
確か梓も同じ事を言っていた。
「初音さん、その力って、楓ちゃんや千鶴ちゃんにもあるの?」
俺の言葉を追認するように、初音さんは頷いた。
「その力を使うと、他の人には真似出来ないような、肉体能力が得られるの」
肉体能力。
いまいちピンと来なかった。
「どんなことが出来るの?」
「誰よりも速く走れたり、物を簡単に壊すことが出来たり、あと、いろいろよ」
物を壊す。
そういえば、楓ちゃんが梓の部屋に踏み込んだ時、ドアノブが拉(ひしゃ)げて転がっていた。
アレもそうだったのか?
「女の場合は、見かけ上それほど変化しないの。でも、男の場合は、さらに肉体まで、
本当に鬼みたいになって………」
初音さんは、一度言葉を切った後、唾を飲み、再び口を開いた。
「心まで、鬼になるの」
「こ、心まで?」
「そう………心まで」
トクン。
体の奥が、脈打つ。
普段なら滑稽にしか聞こえない筈の話に、ジワジワと恐怖のようなものが、心の奥から沸き上がってくる。
「耕ちゃん。男の人はね、心の鬼を、制御出来る人と、出来ない人がいるの」
「制御……」
「私のお爺ちゃんは、それが出来た人だった。でも、わたしのお父さんは………それが、出来なかった」
俺は、なんとなく事態の全貌がうっすらと見えてきた。
「わたしが犯されたその夜。わたしの両親は死んだ。世間では事故死と言われているけど、
アレは全部嘘。本当は、覚悟を決めたお母さんが、お父さんのお酒に睡眠薬を盛り、
眠った所を車に乗せ、無理心中を図った結果だった」
「え?」
「残されたわたしは、何をしたらいいのか、何をすればいいのか、全く判らなかった。優しかった人達が
みんな鬼のような顔をして、わたしに鶴来屋を売るように迫って来た。両親の葬式の出し方も判らず、
妹達と肩を寄せ合って泣き続けた」
俺の上で泣きじゃくる初音さん。
かけるべき言葉が、みつからない。
大学生の俺でさえ、母さんを亡くしたとき、しばらく飯が喉を通らなかった。
初音さんは、両方を一度に失った。
妹達はまだ小学生だったはず。
どれほど、辛く苦しかったのだろうか。
「でもね……」
初音さんは、涙を拭うと少しだけ微笑んだ。
「叔父様が、すぐに駆けつけてくれた。泣いているわたし達を励まし、葬式の手筈を整え、鶴来屋の話も
防波堤となり、私達を守ってくれた。もしあの時、叔父様が来てくれなかったら……」
そうだ……そうだった。
子供の頃の記憶を、なんとなく思い出した。
夜間に鳴り響く電話。
ぶつくさと、不平を言いながら電話を取った親父が、受話器を耳につけるなり表情が急変した。
俺と母さんに、伯父さん夫婦が死んだ事を告げ、すぐさま車に乗って家を出た。
そしてそれっきり、親父は家に足を踏み入れることはなかった。
母さんと俺は、何時までも帰らぬ親父を待ち続けた。
…………ん、まてよ?
「初音さん。もしかして、俺の親父も?」
コクリと頷くのが見えた。
「叔父様の鬼が目覚め出したのは、その直後からだった。幸い、わたしの父とは違って、
すぐ様態は急変しなかった。そのかわり、徐々にゆっくりと叔父様は心を蝕まれていったの」
徐々にゆっくりと………。
トクン、トクン。
興奮しているのだろうか。
恐怖を感じているからだろうか。
俺の奥で脈打つものが、徐々に強くなっていく。
「わたしは正直怖かった。叔父様が死んだ後どうなるのか。ずっと側にいて欲しかった。甘えていたかった。
ずっといつまでも………」
初音さんは、スッと遠くを見るよう目をした。
「不安と恐怖で耐えられなくなったわたしは、ある夜の事、叔父様の布団に潜り込んだ。生まれたままの姿で」
生まれたままの姿って……。
唾を飲み込む音が、やけに大きく感じた。
「わたしは、叔父様に抱いて欲しかった。嫌な事も不安な事も、何もかも忘れさせて欲しかった。でも……」
初音さんは、クスッと意味ありげに笑った。
「叔父様は、わたしを優しく抱きしめるだけで、何もしてくれなかった。何度行っても、子供をあやすように
抱いてくれるだけで、大事な所には、指一本も触れてはくれなかった」
そ……そうだったのか…………。
思わず、全身の力が抜けた。
大きな勘違いだった。
親父は、裏切ってなんか、いなかった。
ずっと母さんに義理伊達してくれていたんだ。
むしろ、親父の事を疑った自分がバカだった。
俺のバカ。
「でも、叔父様もついに、自分の鬼を押さえきれない事を悟り、死んでしまった」
「じゃあ、事故死なんかじゃなくて……」
「そう、自殺したの」
消え入るような声で、初音さんは呟いた。
「心に巣くった鬼は、叔父様の死を防ごうと抵抗した。だから、叔父様は睡眠薬を大量に飲んで………」
「それで、あんな死に方を……」
俺は、ある事に気が付いた。
「初音さん。もしかして、俺にもその鬼が?」
「そうよ。耕ちゃんにも間違いなく、その血が流れているわ」
「俺の中にも……」
「叔父様はね、耕ちゃんの鬼が覚醒する事を、何よりも恐れていた。覚醒した鬼は、他の眠れる鬼も呼び覚ますから。
叔父様は、そのことを叔母様に話して、耕ちゃん達と別居する事にしたの」
「俺の、為に」
ずっと俺は、親父に捨てられたと思っていた。
ずっと俺は、親父が母さんを捨てたと思っていた。
『よぉ、元気だったか?』
葬式で親父が俺にかけた言葉。
頭には白い物が何本か混じっていた。
あの時、何も知らない俺は、親父を憎んだ。
そんな俺を見て、親父は何を思っていたのだろう。
俺の両目に、熱いものが込み上げてきた。
「でもね。わたし、後から気がついたの………」
突然、クスクスと初音さんは笑い出した。
「鬼のままでも、いいじゃない。どれだけ人が死んでも、酷い事が起こっても、いいじゃない」
「初音さん?」
「叔父様が鬼になったとしても、叔父様は叔父様でしょ?」
ネジの外れたおもちゃのように、クスクスと笑い続けた。
「わたし、叔母様に嫉妬したわ。結局、叔父様はわたしのモノにならなかった。だから……」
スルリと初音さんの腕が伸びた。
「ァガッ!」
首が?!
初音さんの細い指が、ギリギリと俺の喉を締め上げた。
「だから、もう、同じ失敗は繰り返さない事にしたの」
は、初音さん?
俺の上に乗る初音さんの体重が、急激に増加していく。
「もう、愛しい人を手放すのは嫌。耕ちゃん、あなたわたしに、好きな人がいるって言ったよね?
わたしから逃げるのも、その人のもとへ行くためでしょ?」
く、苦しい。
俺は、初音さんの腕を振り払おうと………で、できない?!
俺より遙かに細くて白い腕が、どれだけ力を込めようとも、ビクとも動かなかった。
「耕ちゃん。わたし耕ちゃんの事好きよ。叔父様に似ているから………だけじゃないわ。優しくて、
明るくて、頼もしくて」
初音さんの目に妖しい光が灯り出す。
「耕ちゃんは、わたしのモノ。誰にもあげない。誰にも渡さないんだから」
体を捻ろうにも、上に乗った初音さんが、俺よりも体重が軽いはずなのに、重しのように体を押さえつけていた。
そ、そうか。
こ、これが、初音さんの、鬼の、ち、から。
「耕ちゃん。きっと、あなたも鬼に負けるのよ。叔父様も、わたしのお父さんもダメだったんだから」
首の骨が軋みだす。
声はすでに出なかった。
「どうせ、苦しむんだから、わたしが楽にしてあげる」
お、俺は、死ぬのか?
は、初音さんに殺されて、死ぬのか?
「もしかして、死ぬが怖い? 耕ちゃん」
優しい顔で、初音さんが俺の顔をのぞき込む。
「安心して、すぐに、わたしも死ぬから」
し、死ぬ?
わたしも?!
「もう、疲れたちゃった。人に恨まれるのも、人に命令されるのも、人から陰口を叩かれるのも、
そして生きるのにも。いっしょに天国に行きましょう。二人でなら、怖くないでしょ」
ダメだ。
ダメだ、駄目だ、だめだ!
初音さんが死んだら鶴来屋は?
楓ちゃんは?
梓は?
千鶴ちゃんは?
初音さん死んじゃダメだ!
「叔父様が、待っているわ」
俺の首を締め上げる力が一層強くなる。
もう既に意識が朦朧とし始めている。
俺は…………、
A まだ死にたくない!
B 初音さんを死なせるわけにはいかない!
今回、結構苦戦した。文章の出来も良くないし・゚・(ノД`)・゚・。
そんなわけで、久々の分岐です(´ー`)y-~~
期限は、今日の24時までという事で(=゚ω゚)ノ
初音さんが壊れた…(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
選択肢はB希望。
189 :
うわぁー:04/05/09 01:24 ID:OGRtbyZu
やべー、やべーよ。
気になって、夜も眠れん。
昼寝はするが…
あまし多くないと桃割れる∀と言ってみるテスト
にょふうさんがんがれ
>にょふうさんがんがれ
『じょふう』です(´Д⊂ヽ
ガ────(´д` )────ソ
俺にはとてもできない展開だ(ウソをつけ)。
すげぇです。でもって俺もA。
にょふう・・・・・つまり尿を(ry
っていうか黒田如水もにょすいだし柳生如雲斎もにょうんさいだから
じょじゃなくてにょが正しいのではないかと言ってみる
人名や号は別に正解も何もないだろ
>192は「丹生」を「たんなま」と読むに違いない。
>>如風氏
初音姉さんが関係してた人が、耕一の親父でなく、自分の父親だったという
事でミスリードさせたのは、流石であります!
それにしても初音姉さんの凄いこと・・・原作の千鶴さんよりも深い業を
背負い込んでしまっているなぁ。
自分としては選択肢B。
クライマックスまでは、もう少しなのかな?
良作期待age
_| ̄| =- 〇
あぼーん
オラ、ヤチマタヨー つд`)スマソンシタッ!!
如風の作品って痕本来のお涙頂戴要素を強めただけじゃん
陳腐だね
>>198=おたうじく=ドリフ
実力の差を見せ付けられたからって必死だな(藁
正直、如風氏の作品さえ読めればいいよ
ドリフの作品はイラネ
最近のドリフは、如風氏が書きこむと茶々入れるだけの、本来の駄コテの機能に戻ってるしな。
まぁ、どうでもいい感想を書きこむだけならトリップいらねぇだろ。
ちゃんと煽る時につけとけ。
それはそれとして、俺はBで。
怖いもの見たさでAと書いてみる
>>204 栓抜きがどうかしましたか?(基本的ボケ)
何度もやり直せるシナリオではないだけに、
Bを選んでしまう自分がいる・・・
ってか同点の場合は早い方を有利にしては?
いつの間に?こんな展開になっているは。
かーいい千鶴ちゃんが見たくて読んでただけなのに、すげ。
同点なら、時間過ぎちゃったけど、Aで。だめかな。
>198
修羅場で茶々いれて逃げるのは見苦しいよ。
さて本編は怒涛の展開で賢治はいい人で酷い人だったのか。初音さんは壊れるし、
耕一のヘタレも気がかりだし、愛と狂気はどこへいくのか。すげー気になる。
俺は如風氏の好きにすれば良いと思うので選択しない。
しょうがない、両方書くか……_| ̄|○
ただ、執筆は週末まで無理。他に書かなきゃいけない原稿がいっぱいあるのよ・゚・(ノД`)・゚・。
そんなわけで ◆kd.2f.1cKc氏、留守番よろヽ( ´ー)人(ー` )ノ
ぅわっ。凄い事になってる。
如風タン無理しないで〜。
ほしゅ♪
なんか間開き杉&如風氏に留守番よろされてしまったので、ちょっと遅いけど、投下。
楓ちゃんの手料理が食卓に並び、4人、そして俺が、今の座卓を取り囲む。
和気あいあいとした、どこにでもあるような夕食の光景。楓ちゃんの微妙な料
理も、おしゃべりが最高の調味料とばかりににぎやかな中に平らげている。
もっとも、しゃべるのは梓・千鶴の漫才コンビで、それを初音さんと楓ちゃ
んが苦笑しながら見ている。
………………
初音さん、か…………。
ふと気付いた。いつの間にか、正面に“千鶴さん”ではなく“初音さん”が
いることが、俺の中で自然になりつつあった。
だが、そう考えるということ自体、まだ、それが自分の中で異質のものであ
ると認めていることでもある。
俺がそんなことを考えているうちに、箸がとまってしまっていたようだった。
「耕一さん……やはり、お口にあいませんか?」
隣に座っている楓ちゃんが、そのことに気付いて、おずおずと俺の顔を覗き
込んできた。
「え!? う、ううん、そんなことはないよ?」
俺は思いもかけない質問に、慌てて否定する。
それに対して、梓が例によって呆れたような表情で、嘲笑しながらため息を
つく。
「おーおー、今朝といい、今日の耕一は楓姉にずいぶんご執心だねぇ」
「ちょっ、別に、そんなわけじゃあ」
「あ、梓っ、変なこと言わないで」
俺と楓ちゃんが、ほとんど同時に、言い返す。
「そう言いつつも、2人とも顔赤くしちゃってさ。耕一だって、楓姉の料理で
無理してうまそうに食っちゃって」
梓はさらに追撃してくる。
「べ、別に無理なんかしてねぇよ」
「ほぅ」
と、バカにしたような声を上げる梓だったが、そこへ、思わぬ尖兵が襲いか
かった。
「梓お姉ちゃんは無理して食べてるんだ、じゃあエビフライ、私が食べてあげ
るね」
ひょいっ、パク
梓の膳にあった大き目のエビフライは、瞬時にして千鶴ちゃんの口の中に消
えてしまっていた。
「あ━━━━(;゚ロ゚)━━━━っ!? 千鶴、てめぇ、なにしやがるぅぅぅっ!」
声を張り上げる梓に、千鶴ちゃんはけろりとした表情で言い返した。
「だって梓お姉ちゃん、楓お姉ちゃんの御飯、無理して食べてるんでしょ?」
「それとこれとは話が別だっちゅーにっ、この、お子ちゃま!」
「うるさいやい、洗濯板!」
「なんだとぉ!?」
「2人ともいいかげんにしなっさいっ!!」
あわやつかみ合いといったところで、楓ちゃんの一喝が入る。2人は再び、
その場で背筋を伸ばして正座し、一瞬静止した。
「まったく、もう」
やれやれといった感じでため息をつく楓ちゃん。俺はただ、苦笑するしかな
い。
「2人とももうその歳なんだから、小学生みたいな争い方しちゃ駄目よ」
初音さんもどこか険しい苦笑で言う。まぁ、そりゃそうだろう。
「大丈夫だよ、人前じゃやってないからさぁ、な、千鶴」
「うん」
と、さらりと言う梓と千鶴ちゃん。だが、ウソクサさ260%ってところだろう。
本人たちに意識があるかはともかくとして……
「耕一さん、あの」
梓と千鶴ちゃんが、初音さんとやり取りし始めると、楓ちゃんはいつもの楓
ちゃんらしい控えめな声で、改めて……と言ったように俺に話しかけてきた。
「やっぱり、体調が優れませんか?」
「え、ああ……少しだけね」
俺は苦笑しながら言った。本当は、未だに記憶が、時折こんがらがるようで
あまり気分は良くない。
そのことを察してるのか、楓ちゃんは心配そうな表情を解かなかった。
「…………」
一旦、視線を俺からそらして、考え込むようにした後、なにか意を決したよ
うな、どこか険しい表情で、
「後で……お部屋の方におうかがいしますから」
「えっ…………」
楓ちゃんの言葉に、俺は戸惑いの声を上げる。
「で、でも…………」
「おおっ、楓姉大胆! 逆夜這い宣言だよ、ほら、千鶴…………っ」
言いかけた俺の言葉を遮るように、再び梓がからかってくる。だが、同意を
求められた千鶴ちゃんは、済ました顔で味噌汁に手をつけていた。
「?」
梓がきょとんとすると、千鶴ちゃんは平然と食事を続けながら、くいくい、
と楓ちゃんのほうを親指で示した。
ぎぃぃぃぃっ、とした感じで、振り向いた梓の顔は、笑顔が不気味に固着し
ていた。
つまり、仏の顔も三度まで、というものである。
ちょっと短いけど、夕食の一家団欒を書きました。ちょうど、切りもいいし。
次はいよいよ、楓編のキモの部分に入っていきたいと思います。
あ━━━━(;゚ロ゚)━━━━っ!? ドリフ、てめぇ、なにしやがるぅぅぅっ!
まぁ本編がどえらいことになっているから、箸休めにはちょうどいいが。双方頑張れ。
219 :
コテとトリップ:04/05/14 08:37 ID:gBtMqEry
キャプテン翼のドリブルみたいなリズム感
GJ。
ここは分詞が二人もいるから幸せだ。
>>209 >他に書かなきゃいけない原稿がいっぱいあるのよ・゚・(ノД`)・゚・。
何を書いているのか、ちょっと気になる。
遅くなったけど、◆kd.2f.1cKc 氏、乙
>>209 >ただ、執筆は週末まで無理。
ごめん
もう少し時間かかりそう……_| ̄|○
☆ チン
☆ チン 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\・∀・)<続きまだー?
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