Key新作 CLANNAD - クラナド - part67

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47名無しさんだよもん
電撃姫5月号/特集 CLANNAD/Keyスタッフに5つの疑問を直撃!!(1/15)

インタビュー参加者

麻枝准氏
ディレクターとして『CLANNAD』全体を統括するほか、
シナリオ執筆の面でも大活躍。

魁氏
シナリオライター。『CLANNAD』では、藤林杏&椋や柊勝平などのキャラを担当。

藤井知貴氏
デバッグチーフ。『CLANNAD』のゲーム内容を、最もよく知っている人物とのこと。
48名無しさんだよもん:04/03/27 19:23 ID:B0fN4Czg
電撃姫5月号/特集 CLANNAD/Keyスタッフに5つの疑問を直撃!!(2/15)

CHECKPOINT(1):対象年齢
Q:全年齢になった理由は? そして今後の作品はどうなる?
A:「今回は作品的にそれがふさわしかっただけで
18禁作品をやめたわけではありません」(麻枝氏)

  なぜか18禁よりもエッチなゲームになっちゃいました


−−早速ですが、『CLANNAD』の発売にあたって18禁ではなく、
全年齢対象になると発表された点についてお聞きしたいのですが。

麻枝:いきなりその話題ですか? ……わかりました。
『CLANNAD』を全年齢対象作品として制作するということは、
実は今から2年前の、企画スタート時から決まっていました。
ただもちろん、僕らだけでは決断できないことですから、
最終的には(ビジュアルアーツの)社長に判断をお願いして、
社長が考え抜いた末に「それでもいい」と言ってくれたので、
それで『CLANNAD』を作り始めたわけです。

−−なぜ、『CLANNAD』を全年齢対象作品にしようと思われたのですか?

麻枝:『Kanon』や『AIR』の全年齢版を発売していることからもわかるように
Keyとしてはもともと、全年齢対象のゲームに対しても興味はあったんですよ。
じゃあ、なぜ『CLANNAD』が過去の作品のようにまず18禁版を出してから
全年齢版を作るのではなく、最初から全年齢対象作品として作るのかというと、
それは『CLANNAD』の内容が、全年齢にふさわしかったからだ、としか言えないですね。
逆に言うと、『CLANNAD』に関しては全年齢作品として作りましたけど、
Key自体は別に、今後は18禁のゲームを作らない、というわけではぜんぜんないですから。
49名無しさんだよもん:04/03/27 19:24 ID:B0fN4Czg
電撃姫5月号/特集 CLANNAD/Keyスタッフに5つの疑問を直撃!!(3/15)

−−なるほど。では、開発途中で18禁から方向転換をしたと
いうわけではなくて、最初から全年齢が前提となっていたわけですね。

麻枝:はい。『CLANNAD』を企画した当時はちょうど『AIR』の
コンシューマ版の開発が進んでいた時期ということもあって、Keyの内部に
「次回作は全年齢でもいいんじゃない?」っていう機運があったんですよ。
ただ、「Keyのゲームはエッチシーンが蛇足だ」っていう意見は
僕らの耳にも届いてますけど、かといってそのエッチシーンがなくなったら、
それはそれで売上自体は下がるだろうという認識は、僕らにもやっぱりありますよ。
じゃあ、それでもなぜ全年齢で出すのかというと、それは結局ロマンみたいなもので、
今までとは違う新しいことをやることで、そこに何かが
生まれるかもしれないっていう想いがあるんです。

−−全年齢作品なら、最初からコンシューマで発売するという
選択肢もあると思いますが?

麻枝:ウチはPCゲームを作る会社ですから、
それはまったく考えていませんでした。
50名無しさんだよもん:04/03/27 19:25 ID:B0fN4Czg
電撃姫5月号/特集 CLANNAD/Keyスタッフに5つの疑問を直撃!!(4/15)

−−全年齢作品となることによって、エッチシーンの有無以外に、
これまでの作品と内容的に変わってきた点はありますか?

麻枝:キャラクターが18歳以上である必要はなくなりましたから、
高校を舞台に出来たというのは大きな違いです。
逆にキャラによってはエッチシーンが入ってても
不思議じゃないシーンもあったりするので。
テキストだけ見てみると、『Kanon』や『AIR』よりも
エッチなゲームになっちゃってるんですよね、不思議なことに(笑)。

魁:少年マンガ雑誌的なお色気、って感じかな。

藤井:自分が中高生だった頃を思い出すと、こういうの大好きだったよなあっていう、
そんな感じのほどよいエッチさですね。
51名無しさんだよもん:04/03/27 19:26 ID:B0fN4Czg
電撃姫5月号/特集 CLANNAD/Keyスタッフに5つの疑問を直撃!!(5/15)

CHECKPOINT(2):ボリューム
Q:トゥルーエンドまでの総プレイ時間はどのぐらい?
A:「60〜80時間ぐらいですが、シナリオすべてを遊び尽くすには、
それでも足りないですよ」(藤井氏)

  この2年の間に3回、開発中止を覚悟しました


−−現時点での作業というのは、もうデバッグを残すだけなのでしょうか?

麻枝:そうですね。CGの作業は完全に終了して、
今は広報用の印刷物を作成している段階です。
演出の細かい修正なんかも残ってますが、
とにかくデバッグに延々と時間をかけてる状態ですね。
ようやく完成がすぐそこに見えてきたのは、本当に感慨深いです。
じつは正直、この2年間に全部で3回、『CLANNAD』の
開発中止を覚悟したことがありましたから。

−−えぇっ! そうなんですか?

藤井:『CLANNAD』の発売がここまで遅れたのは、開発に時間が
かかったわけじゃなくて、僕らにはどうしようもない
不幸な事故としか言えないような状況が、何度もあったんです。
52名無しさんだよもん:04/03/27 19:27 ID:B0fN4Czg
電撃姫5月号/特集 CLANNAD/Keyスタッフに5つの疑問を直撃!!(6/15)

麻枝:「せっかく面白いゲームになってきたのに、このまま世に出ずに
終わってしまうのか、残念だなぁ……」ということを覚悟した瞬間が、
全部で3回あったんですよ。
それを思うと、こうしてマスターアップ直前までこぎつけることが
できたっていうのは、本当に感無量ですね。

−−そうですか……。しかしデバッグまでこぎつけたということは、
もうすでにゲームの全体像は確定していると思うのですが、
総プレイ時間というのは、どれぐらいなのでしょうか?

藤井:とりあえずトゥルーエンドに到達するまでなら、60〜80時間ぐらいですね。
これはテキストを全部読んだ場合で、共通部分をスキップすれば、
50時間ぐらいになるとは思いますが。

−−音声なしでその時間ということは、さすがにかなりのボリュームですね。

藤井:でも、トゥルーエンドを見たとしても、
それでゲームのすべてを遊び尽くしたわけじゃないんですよ。
仮にゲームのすべてを遊び尽くすとすると、いったいどれぐらいの
時間がかかるのか、デバッガーの僕にもわからないですよ。
53名無しさんだよもん:04/03/27 19:29 ID:YZy03CLR
>藤井知貴氏
>デバッグチーフ。『CLANNAD』のゲーム内容を、最もよく知っている人物とのこと。
って、AIRのサブライターに名前挙がってたよな。
デバッグチーフだったのか。
54名無しさんだよもん:04/03/27 19:30 ID:B0fN4Czg
電撃姫5月号/特集 CLANNAD/Keyスタッフに5つの疑問を直撃!!(7/15)

−−そうなんですか! それはなぜでしょう?

麻枝:ストーリーの大きな流れとは別に、『CLANNAD』には
いろんなイベントがたくさん詰まってるんですよ。
条件がものすごく複雑な隠しイベントみたいなものもあるし、
それからひとつのイベントでも出てくるキャラによって結果が
変わるものがあるので、そういうのは1回のプレイでは
1つの結果しか見られませんよね。
それをすべて見ようとすると、もう途方もない時間がかかると思います。

藤井:デバッグしてても「このイベントを誰が見つけるんだろう?」って
思う時がありますよ。

麻枝:自分が見てほしいネタほど、複雑なところに隠してるんですよね。
発生するための条件になるフラグが、13個も必要になるイベントまでありますよ。
ゲームの前半はギャグなんかも抑え気味にしてあるんですけど、
後半になるにつれてジワジワとギャグのレベルが上がってきて、
発生しにくいイベントになればなるほど、ギャグもハジけた内容になってるんです。

−−しかし、空前絶後の大スケールですね。

麻枝:シナリオの量が『AIR』の約2倍なんですけど、
セリフだけを見ると、『AIR』の3倍あるんですよね。
『AIR』のコンシューマ版の時は、音声の収録に4か月かかりましたから、
もし仮に『CLANNAD』をフルボイスにするのであれば、収録に1年かかりますよ。
55名無しさんだよもん:04/03/27 19:31 ID:B0fN4Czg
電撃姫5月号/特集 CLANNAD/Keyスタッフに5つの疑問を直撃!!(8/15)

CHECKPOINT(3):システム
Q:『CLANNAD』ならではの自由度の高さとは、どんなもの?
A:「主人公がほかのキャラと積極的に関わっていくと、
意外なところで意外なキャラが活躍します」(麻枝氏)

  表面は普通に進んでいても、ゲームの中では大量の判定が!


−−登場するキャラによって内容が変わるイベントもある、とのお話でしたが?

麻枝:たとえば、バスケ部と3on3で対決するというイベントがあるんですが、
この時に主人公と春原陽平に加えて、あともう1人メンバーを集めて
対決することになるんです。
これがじつは、登場するほとんどのキャラを連れてくることができるんですよ。
まさかこんなキャラは無理だろう、っていう人でも、すごく複雑なルートを通ると
じつは仲間にできたり、この日のフローチャートが、コレなんですが……。

−−うわぁ、細かい分岐が無数にありますね。

麻枝:でもプレイしてみると、この日は別になんてことのない1日なんですよ。
メンバーを捜して、仲間に入れて終わり。
その裏でこんなに大量の判定が行われてるとは、ユーザーさんは知りもしないという(笑)。

藤井:プレイ上では、10分もかからないですよ。

魁:それがなおさら切ないよね(笑)。
56名無しさんだよもん:04/03/27 19:32 ID:B0fN4Czg
電撃姫5月号/特集 CLANNAD/Keyスタッフに5つの疑問を直撃!!(9/15)

麻枝:最初にプレイした感じでは、ほかの恋愛ゲームとまったく変わらないと思うんですよ。
ところが2回目にプレイした時に、別の行動を選んでみると、
それに対して前とはまったく違う結果が得られるんです。
とにかく主人公が起こした行動に対して、できるだけたくさんの結果を用意してあります。
主人公がいろんなキャラに話しかけて、積極的に行動していると、
意外なところで意外なキャラが活躍しますよ。

−−なるほど。それが『CLANNAD』での「自由度」ということなんですね。

麻枝:ユーザーさん同士で情報交換をした時に、
「えっ! そこにそんなキャラが登場するの!?」っていう広がりを
感じてもらいたいなぁと思ったんです。
1回クリアして終わりじゃなくて、延々とその世界の中で遊んでいたくなるような、
そんな遊び場みたいな空間を形成したいというのが、『CLANNAD』の目標なんです。

藤井:進め方によっては、最初から知り合っている藤林杏しか登場しない
寂しいプレイになったりもしますけど、目当てのヒロインだけを追いかけて
ほかの女の子を全部無視するんじゃなくて、八方美人的に声をかけまくると、
逆にすごくにぎやかなゲームになりますね。

麻枝:ただ、このキャラのルートを狙いながら、
でもほかのキャラとも仲よくっていう形だと、
どこをどうすれば狙ったルートに入ることができるかの見極めが難しくなって、
どうしてもゲームの難易度が上がってしまうんですよ。
57名無しさんだよもん:04/03/27 19:33 ID:B0fN4Czg
電撃姫5月号/特集 CLANNAD/Keyスタッフに5つの疑問を直撃!!(10/15)

藤井:難易度は、最後まで悩んでましたね。

魁:でも、ホントに難しいところは、あくまで本筋じゃないところだから。

麻枝:普通にプレイしてトゥルーエンドに到達するのに必要な部分に関しては、
最終的にずいぶん難易度を下げたんです。
それでも、ひょっとしたら少し難しいかもしれないですけど。
なので、ゲームに同梱されている設定資料集の中に、最低限トゥルーエンドに
到達できるようなヒントは載せておこうとは思っています。
逆に、今までお話ししたような脇道のイベントを探すことをせずに、
普通にクリアを目指すだけだと、シナリオの3分の2ぐらいしか見ることができなくて、
残りの3分の1は埋もれたままになってしまうかもしれませんね。
58名無しさんだよもん:04/03/27 19:35 ID:B0fN4Czg
電撃姫5月号/特集 CLANNAD/Keyスタッフに5つの疑問を直撃!!(11/15)

CHECKPOINT(4):ストーリー
Q:季節の変化があるということは、ゲーム期間はどれぐらい?
A:「キャラによってはすごく長いですし、そのことは
『CLANNAD』のテーマにも関係しています」(麻枝氏)

  主人公の悪友、春原陽平との掛け合いには要注目!


−−ストーリー面については、どうでしょう?

麻枝:今回は、笑いと感動の両方を徹底的に突き詰めようとがんばったんです。
感動の方は自分ではよく判らないですけど、笑いについては突き詰められたと思います。
男友だちの春原陽平ってキャラがいるんですが、主人公と2人で
もう延々とバカなことをやってるんですよ。

魁:日常の会話がすべて、ギャグのネタになってるようなものですよね。

麻枝:とにかく、春原の存在は大きかったですね。
ゲームをプレイしたら、たぶんいちばん印象に残るキャラだと思うんですよ。
このあいだ、シナリオの全文をキャラの名前で検索してみたら、
春原のセリフが全キャラの中で2番目に多いんですよ。
1番がメインヒロインの渚で、2番が春原。
春原の方がほかのヒロインよりも、ずっとセリフが多いっていう(笑)。

藤井:主人公の男友だちって、どのゲームにもたいてい登場しますけど、
春原みたいに前面に出てくるキャラは珍しいですよね。
59名無しさんだよもん:04/03/27 19:36 ID:B0fN4Czg
電撃姫5月号/特集 CLANNAD/Keyスタッフに5つの疑問を直撃!!(12/15)

麻枝:どのヒロインのシナリオでも、後半までずっといるからね(笑)。
そんなわけで、面白さに関してはかなり突き詰められたと思うんですけど、
感動のほうはどうだろう……?

藤井:感動に関しては、直球ではあるんですけど、『AIR』みたいな剛速球ではないですよね。
どちらかというと、『Kanon』のほうに近い気がします。

魁:『Kanon』とは、感動の質がまた違うと思うけどね。

藤井:今回は、あんまり麻枝さんらしくない文章ですよね。いい意味で。

麻枝:あっ、今の発言はぜひ、記事に入れておいてくださいね。
ユーザーさんがきっと安心すると思うので(笑)。
……まぁ、今まで自分が書く話は、「恋愛AVGなのに恋愛モノっぽくない」って
よく言われてたんですけど、今回はちゃんと恋愛モノになりましたからね。
この歳になって、ようやく恋愛に目覚めたというか(笑)。

藤井:今回はホントに恋愛ゲームらしい恋愛、って感じになってますよね。

麻枝:……ある意味では、恋愛ゲームらしくないかもしれないですけどね。
なんといっても、恋人同士になった後のほうが長いですから。

藤井:つきあい始めてからの二転三転が面白いんですよね。
60元就 ◆Ib5mzmBd9o :04/03/27 19:40 ID:lNv5DQuq
新画像
61名無しさんだよもん:04/03/27 19:40 ID:R8BuF3ix
終わった?
乙。
62名無しさんだよもん:04/03/27 19:40 ID:B0fN4Czg
電撃姫5月号/特集 CLANNAD/Keyスタッフに5つの疑問を直撃!!(13/15)

−−長いといえば、イベントCGの中には雪が積もっている場面もあったりしますが、
ゲーム中の期間というのは、どれぐらいでしょう?

麻枝:ゲーム期間といっても、その間が1日ずつ経過していくわけじゃなくて、
キャラによっては時間が一気に経過する場合もあります。
とにかく、ゲーム中に春夏秋冬すべての季節が出てきますし、
キャラによってはゲーム期間はすごく長いです。
だから『CLANNAD』では、イベントCGの枚数自体はあまり多くないんですけど、
立ちポーズの服装のバリエーションや、背景CGの枚数なんかは、すごく多くなってるんですよ。
そしてそれは、このゲームのテーマである「町」ということにも深く関わってるんです。
1つの町で暮らす人々と、その町での時間の積み重ね。
それが、『CLANNAD』の大きなテーマになっているんです。
63名無しさんだよもん:04/03/27 19:41 ID:B0fN4Czg
電撃姫5月号/特集 CLANNAD/Keyスタッフに5つの疑問を直撃!!(14/15)

CHECKPOINT(5):音楽
Q:OP主題歌を唄っているのはどんな人?
A:refioとeufonius、2つのユニットで活躍中のボーカリスト、riyaさん


一度聴いたら忘れることのできない美しい旋律の音楽も、
Key作品の魅力のひとつ。この『CLANNAD』でも、おなじみの折戸伸治氏と
戸越まごめ氏が音楽を担当している。
さらに今回、オープニング主題歌「メグメル」を唄っているのは、
女性ボーカリストのriyaさんだ。
『CLANNAD』の中で使用されているボーカル曲は、全部で4曲。
そのうち「メグメル」を含む3曲をriyaさんが唄い、
残りの1曲を『AIR』なでで知られるLiaさんが担当するとのこと。
ここでは折戸氏とriyaさんに、今回の音楽について聞いてみた。
64名無しさんだよもん:04/03/27 19:43 ID:B0fN4Czg
電撃姫5月号/特集 CLANNAD/Keyスタッフに5つの疑問を直撃!!(15/15)

折戸伸治氏/BGM作曲&編集

 音楽の発注を受けたのは、2002年の1月か2月ぐらいですね。
その時に、こういう場面の曲が必要だっていうのを簡単に説明を受けて、
それに沿って作曲していきました。
それで、作った曲からバリエーションを増やしていって、
『CLANNAD』では全部で40数曲をつくりました。
1曲につき、早ければ3日ぐらいで書くんですけど、
曲によっては2〜3週間ハマったりすることもありましたね。
それで、2002年中にはOKをもらっていたんですが、月日が経つにつれて
「やっぱりこうすればよかったなぁ」っていうところがちょっとずつ出てくるので、
それをチョコチョコッと修正するのを、つい最近までやってました。
正直を言うと、ゲーム中で自分の曲がどう使われているのか、まだ確認してないんですよ。
それが不安でもあり、楽しみでもありますね。

riya氏/主題歌「メグメル」ボーカル&作詞

 Keyさんはゲームはもちろん、音楽も定評のあるメーカーさんですよね。
それだけにユーザーさんの期待も大きいとは思いますけど、
プレッシャーに負けずにいつも通りの自分の音楽をやろうと、ずっと心がけていました。
「メグメル」の歌詞は、麻枝さんのお話やゲームのCGなどが元になっています。
ただ、ガチガチに『CLANNAD』の世界観に固められるのじゃなくて、
根底にその世界観があるという感じですね。
なんとなくこう、見えそうで見えない、みたいな(笑)。
 現在は、refioとeufoniusという2つのユニットで平行して活動しています。
eufoniusでは5月にニューシングルをリリースしますし、
どちらのユニットでも今年中にはフルアルバムを1枚出す予定です。
この先、どこかで私の名前を見かけることがあれば、曲を聴いて頂ければ幸いです。
65名無しさんだよもん:04/03/27 19:44 ID:B0fN4Czg
電撃姫5月号/特集 CLANNAD/Keyあんおふぃしゃるふぁんぺーじ出張版(1/1)

デバッグ日記もついに最終回!
でもこのコーナーはもうちょっとだけ続くんじゃ(笑)

Keyのさまざまな内部情報を暴露(?)してきた「デバッグ日記」も
ついに終わってしまいます……。
しかし、『クラナド』には知られざる部分が、まだまだあるのです。
それらを解明するまで、「あんおふぃしゃる」は続いていきます!


麻枝准の「クラナド」デバッグ日記
「自信をもってお送りできるデキとなりましたので、ぜひプレイしてみて下さい」

○3月12日
 ついにきましたこの日が…(男泣き)。
永遠に続くとも思われたデバッグ作業…。
わんさと埋もれていた矛盾、「コーヒー、ごさそうさま」と
まるで間違い探しのような誤字(麻枝作)…それらも駆逐され(まだ途中ですけど)…
ついにマスターアップの日を迎えます(この号が発売された数日後に)。
 というわけで、まだデバッグ中ですが(汗)発売日には間に合うペースで進んでいます。
このデバッグ日記も最終回を迎え、皆様とは今回でお別れです。
 最後に…『クラナド』、自信を持ってお送りできる出来となりましたので、
是非プレイしてみてください。
 よろしくお願いします。ありがとうございました。