「七瀬、潜望鏡は好きか?」
「んなわけあるかぁ!?」
「ほう、知っているのか。お前。」
「し、知らないわよ。」
「じゃあ、今のリアクションは何だ。」
「う、・・」
「知ってるんだな。よし・・」
「ひっ?どこへ連れて行くつもり?」
「決まってるだろ。」
「お風呂?」
「ほら、やっぱ知っているんだろ、お前。」
「うぐっ!?」
「嘘をついた罰だ、実地で試してやろう。」
「や、やだっ。」
「ほら、来いよ。本当は興味あったんだろ?」
「ひんっ!?」
case2 すけべ椅子
「折原、この椅子って変じゃない?」
「そうか?」
「真ん中が開いてるし。」
「なんか、座りにくそうね。」
「まぁ、快適じゃないだろうな。」
「どうしてこんな椅子買ってきたの?」
「うむ、そこが肝要なんだが。」
「・・?」
「真ん中が開いてるって話だ。」
「うん」
「七瀬、お前のために、あえて開けてある訳だ。」
「・・・なんか嫌な予感がする」
「そうか、嫌な予感に限って的中するんだよな、これが。」
「ひっ!?もしかして・・」
「たぶん、そのとおりだ。来い。」
「い、嫌だっ。」
「案ずるな、七瀬。危ぶめば道は無しだ」
「おのれは猪木かぁ!!」
「なんでもいい、来いっ。」
「ひんっ!?」
泡プレイまだ〜?
case3 泡踊り
「七瀬、泡踊りは好きか?」
「あぁ、四国のお祭りね。一度行って見たいわ。」
「・・・」
「・・・?」
「来い。」
「え?今から行くの。」
「そうだ。」
「でも、泊まる場所とか、いきなりそんな・・」
「気にするな、すぐ着く。」
「?」
「そこだ」
「え?どうして、家のお風呂じゃない。」
「理屈はいい、来ればわかる、来い。」
「うん・・・」
「ボディソープの予備はあるな?」
「一応買い置きしてるけど」
「よし、それで準備はOKだ。」
「泡踊りってまさか・・」
「ようやく気づいたか、だが、時すでに遅しだ。」
「いやっ!?何するの。」
「つべこべ言うな、脱げばわかる。」
「ひんっ!?」