神奈様のパソコン自作日記 The 6th Summer ───
柳也「よし、ここで設置!!っと。あ、ダメだ違う、落ちないぞおちないぞ。
くそぅ、すばしっこくて困る。あああ、ここダメだ、撤収して別の所に置かないと。」
神奈「柳也殿がゲームとは珍しい。何をやっているいるのだ?」
柳也「(ギクギク)!!あ、ああ、神奈か、びっくりしたなぁ。
(最小化して)ああ、そうそう、最近へ、平安京エイリアンが復刻したから
それをな。懐かしくてな。」
神奈「平安京?都の通りにか。エイリアンとは何者ぞ?」
柳也「ああ、神奈が生まれる以前に東国の学生が作ったとされる
ゲームでな。検非違使(けびいし)が都に現れるエイリアンという物の怪を
退治するゲームなのだ。」
神奈「そのよう話は聞いた事がある。酒呑童子なる物の怪を
源頼光なる武家のものが退治したと言うが・・・」
柳也「それはちと違うが・・・まあ、都の区画にに穴を掘って
出てくる物の怪を埋めてクリアする単純なルールゲームなのだが、
これが意外に戦略を要するのでついはまるのさ。」
神奈「というと?」
柳也「基本的に穴を掘る・埋めるという動作に時間がかかる為
目の前に来て掘るのでは遅すぎる。しかし、いくら制限が
無いからと行って穴を掘りまくったり、穴の中で待ちかまえて
いるようにすると当時としてはほぼ絶望に近い数の
エイリアンが増殖する。穴に引っかかっても埋めるのに
時間がかかる為、間に合わないと言う寸法だ。
だから前もってどの様にして埋めていくかということを
考えておかなければならない。画面は白黒で派手な演出はないが
ルールでアイデアを見せる傑作と言えるゲームなのだ。」
裏葉「しかしパート2では2人同時にプレーできるが故に
そのバランスも崩れてしまいましたわ。それ以降は後継の
ゲームもなく、インベーダー、パックマンには及びませんし。」
柳也「・・・相変わらずの登場ぶりだな。」
裏葉「四間堀とか十字堀など・・・当時としてはいろいろな
定石がありましたけどねぇ。もう昔の事ですわ。」
神奈「ふーん、そう言うゲームなのか。しかし、先ほど柳也殿が
ぷれーしていたのは白黒でなかったような気がするし、かつ
穴ではなく瓶を置いていたような気がするが?」
柳也「ぎく!!」
裏葉「あらあらまぁまぁ。そう言えば年末、柳也様は武蔵の方まで
足を伸ばしておりましたが、何か買わましたよね。それに
柳也殿は瓶詰を要請していたのではないのですか。」
柳也「「(( ;゚Д゚))ブルブル」
裏葉「となりのお兄さん気分でプレイするです。って
神奈様も柳也殿に申してみるのも一興かと。あ、そうですわ、
夏用の丈が短い薄藍のお召し物がありますが故、そちらを
後で神奈様にお持ちしま致します。それを神奈様がお召しになれば
柳也殿もおそらく・・・・ノイ ^ー^人l 」
神奈「?。よくわからぬのだが、そのように言えばいいのだな。
「となりのお兄さん気分でプレイするです。」(棒読み)
ど、どうかの?」
柳也「(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
(い、言えない。俺はほろろタソ狙いだなんて!!(汗)」
//