みさお・一弥のお気楽人生相談レディオ5

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105名無しさんだよもん
「ふう、今日もなんとか終わったねえ」
「もう、みさおさんったらいっつも暴走するんだから」
「まあそこはおいおい反省しよう(と言いつつぜんぜん反省していない顔)」
収録を終え、談笑に入っていた二人。だがそんな二人のラブラブタイムをぶち壊す存在がすぐ後に現れた。
バンバンバン!!
「ギャー!!」
「キャー!!」
「オオー!!」
突如銃声がし、ガラスの向こうにいたスタッフたちが射殺された!
ドタドタドタ!
バンッ!
そして武装した軍服の男が3人スタジオに乗り込んだ!
男の一人が一弥の頭を乱暴につかんだ!
「間違いありません、倉田一弥です!」
男はそう言うと一弥を放り投げた!
「よし、殺せ!」
その声と同時に男たちは一斉に銃口を一弥に向けたのであった!
106名無しさんだよもん:04/02/10 00:07 ID:h72aBomf
ヒュッ!
男たちにミカンが投げられた!
「かず君、今のうちに逃げるよ!」
みさおはそう言うやはや一弥の手を取って、ミカン汁で目潰しされている男たちの隙を見てスタジオから脱出した!
「ふう、どうやらこの辺は安全みたいね」
通常放送局というのはゲリラ対策として迷路のような構造になっているものである。
みさおと一弥が上手く男たちから隠れられたのもこのお陰であった。
「みさおさん、どうして僕あんな人達に狙われなくてはいけないの?(心底困り顔)」
「あたしにきくなよう、妥当な線としてはかず君が代議士の息子だからじゃない?」
「うっ、なんか説得力がある」
そのとき一弥は目が熱くなる感覚に襲われた!
「ウウウーーーーー!(苦しそうに悶えている)」
「かず君どうしたの?(といいつつ欲情を感じている)」
暫くして一弥はようやく目が熱くなる感覚から解き放たれた、そして一弥は右目で奇妙な線が見えるようになり、左目で生き物から発せられるオ-ラを目視出来るようになった!
「かず君、貴方は一体...?」
107名無しさんだよもん:04/02/10 00:09 ID:h72aBomf
一弥の目は右目が青、左目が赤色になっていた!
「みさおさん、どうしてそんなおびえた表情するの?」
「い、いやいや、ベツニタイシタコトアリマセンヨ(凄くぎこちない)」
「いたぞ!!」
武装した男の一人が一弥達を見つけると声高に叫んだ!
みさおはすぐに一弥の手を取ってそばにあったダストシュートに飛び込んだ!
「クソッ! ヤツは集積場に逃げたぞ!」
「了解!」
集積場では…
「ふう、なんとか逃げ切れたみたいね」
「みさおさん、あの、その…(赤面しながら一点を見つめている)」
「?(この時点ではまだ気づいていない)…!!(パンツが丸見えであることに気づいて赤面している)」
バキッ!
「こんのスケベ!!」
「いたぞ、あそこだ!」
「かず君逃げるわよ!」
みさお達はすぐそばにあった小荷物用のエレベ−タ−に乗りこみ上に向かったのであった…
108名無しさんだよもん:04/02/10 00:11 ID:h72aBomf
みさお達はどうにかして男たちを撒くと正面ロビ−に向かった。
「もうすぐ出られるわ、ナ…!!」
なんと正面ロビ−にはいつのまにやら機銃が置いてあった!
「かず君、個々は無理みた…、え…」
なんとその時一弥の腕が光り輝き始めた、そして一弥は見えない何かに操られるようにして両腕を前方にクロス、いわゆる「ガ−ド」の体勢をとって機銃の方に前進し始めた!
「いたぞ、一弥だ!」
「撃ち殺せ!」
バンバンバン!
一弥に対して容赦なく機銃は銃弾を放つ、だが一弥はその銃弾を両腕で完全に防弾していた!
「なっ!前進しているぞ!」
「化け物だ!!」
ついに機銃のそばに来た時には男たちは逃走していった。
「かず君、腕を見せて!(そう言って強引に一弥の腕をつかむ)」
腕は相変わらず光り輝いていた。
「かず君、前言撤回。 狙われているのはコレみたいね」
「みさおさん、僕いったいどうなっているの?」
謎の武装集団に狙われる一弥、そして一弥に起こる異変との関係は!?
(東京都新宿区 こんな感じのラジオドラマキボンヌ)