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607名無しさんだよもん
「えっ…私を助けるためですか…あっ危ない所を助けていただいてありがとうございました。私は松原葵です」
「俺は御堂だ、ゆっくり話したいところだが…」
「え――」
 繁みの奥から音がする。そして現れる黒い影、SAT隊員の制服を着ているが――。
「隊長! 無事だったんですね!」
「まてっ近づくなっ」
 パンッ パンッ 銃声が木霊する。
「隊長……!?」
 彼はもう人では無い。血まみれの身体――ゾンビだった。
「畜生! 死体を電波で操っているのかっ! 何てことしやがる!!」

 A 迎え撃つ
 B 目的は果たした。逃げるぞ!
608名無しさんだよもん:04/01/15 00:00 ID:fYntmtrI
B
609名無しさんだよもん:04/01/15 00:05 ID:tBBm8F9K
「目的は果たした。逃げるぞ!」
 そう言い放ち、俺は後ろへ転進する。
 もちろん、祐介や楓、葵がついてきているのを確認の上でだ。
 暫く走ってから、俺たちは一息ついた。
「……ところで、あなたは何者なんですか?」
「神尾晴子首相を知っているな?」
「……ええ、知っています」
 相手は警戒してやがるな……まあ、当たり前か。
「俺はそいつから雇われたんだ。魔王雅史を倒すためにな」
 そう言ってみた。
「そうですか、やはりあなたたちが……」
 葵のほうはそう言いながら近づいてくる。
 何だ、話を聞いていたのか。なら話は早い。
 そう思った刹那、葵が一瞬消えた。瞬間、腹にとてつもない衝撃が走る。
「ぐはっ……!!」
 俺はたまらずよろけた。
 前には、相変わらずの表情の葵。
「御堂さん!!」
「だ、大丈夫だ……。それより、てめえ、どういうことだ?」
「どういうことって、分からないのですか……?」
 そう葵が呟く。…………電波。
 そう、電波だ。こいつは既に操られていやがったんだ。
 俺たちはまんまと月島が仕掛けた罠にはまったということか。
「チッ……!!」
「御堂さん、周りに五、六人ほど人の気配が!!」
 楓がそう叫ぶのが聞こえた。
 おそらく残りのSATのメンバーだろう。多分月島に操られた状態のな。
 ……やべえな、どうするか。

A 仕方がねえ、葵を倒す
B 今は夜だ。俺の力が強すぎて葵を殺しちまうかもしれない、よって逃げる
C 楓の精神感応で初音と交信を試みる
610名無しさんだよもん:04/01/15 00:09 ID:neOPG+PQ
611名無しさんだよもん:04/01/15 00:10 ID:usI55FB7
C?
612名無しさんだよもん:04/01/15 00:19 ID:1yXtGamo
(罠か…とすると残った連中もヤバイ!)
 そんな考えを巡らした一瞬、松原の正拳が俺を襲う辛うじて回避する。これじゃ家に
電話する暇もねえ。
「楓!」
「はい!」
 同じくSAT隊員の攻撃を祐介を守りつつ凌ぐ楓。祐介は妨害電波を行っているので
手が出せない上に動きが緩慢だ。荷物背負って戦うにはキツイ。
「鬼の力とかで初音と喋れるか!?」
「出来ます!」
「これが罠なら家がやべえ!急げ!」
「分かりました!」
(初音…答えて…そっちはどうなっているの?)
 初音の返答は?

A 敵襲有り
B 無事
C 寧ろ援軍有り※人物指定
613名無しさんだよもん:04/01/15 00:20 ID:3SnCcABN
Cで耕一
614名無しさんだよもん:04/01/15 00:38 ID:tBBm8F9K

 日吉家にも敵の手は迫っていた。
 HM-13が数十体、なかなかの大群である。
「ど、どうしよう、浩之さん。こんなに多くじゃ……」
「やるしかねえだろ。おいかおりっつったな、お前は家の中にでも隠れてな」
「い、言われなくてもそうするわよ!!」
 かおりは家の中に逃げ込む。
「お兄ちゃんの電波は感じない……ここにはこのロボットたちしかいないよ」
「初音ちゃん、正直勝率は?」
「……ちょっと不味いかな」
「やっぱり?」
 浩之がそう答えながら構える。でもやるしかない。
 そして、HM-13が向かってきたその時、
「……誰かの電波を感じた!! すっごいスピードで近づいてくるよ!?」
「何!? 敵の援軍か!?」
 一つの影が浩之とHMの間に現れた。
 その影は一瞬でHMを切り裂く。
 影の正体は男だった。どう見ても、ただの大学生な……。
 浩之はその急な出来事に、ただ黙ってみているだけだった。
 この男が敵か味方か、今の段階ではまだ判断しかねたからだ。
615名無しさんだよもん:04/01/15 00:39 ID:tBBm8F9K
 ほどなくして、初音が声を出した。
「……こ、耕一おにいちゃん!?」
「やぁ、お待たせ初音ちゃん。レポートに手間取って遅くなったよ」
 その男……耕一はそういいながら笑って手をふる。
 その仕草は先ほどHMをバラバラにした者のものとは思えないほど明るかった。
「……なんだ、味方か」
 浩之がそういって安堵の息をつく。
「あんた、理由は知らないけど初音ちゃんの味方のようだな……安心した」
「なりゆきだよ、なりゆき」
 そして、ちょうどそこに楓の交信が入った。
(初音……答えて……そっちはどうなっているの?)
「楓お姉ちゃん? こっちは大丈夫、耕一お兄ちゃんが来てくれたよ!」
「楓ちゃんも関わってるのか……ならさっさと終わらせないとな」
 耕一はまた腕を一振り振った。
 その爪はべつのHMを捉える。
 その光景をじっと見る浩之……。
「すげぇな……。あいつ最強なんじゃないか?」

A このまま浩之視点で
B ここに敵方の乱入者が……
C 御堂視点に戻る
616名無しさんだよもん:04/01/15 00:56 ID:neOPG+PQ
C
葵ちゃんは浩之に会えるのか?
617名無しさんだよもん:04/01/15 01:06 ID:1yXtGamo
(おねえちゃん?こっちは大丈夫だよ。 耕一お兄ちゃんが来てくれたよ)
(本当?ならこっちに来てくれるよう言って!早く!こっちはそんなに長く持たないわ)
(うん、分かった)

「耕一さんが来てくれるそうです」
 苦戦一色で暗かった楓の表情が途端に明るくなった。
「そいつは強えのか?」
「…柏木家、いえこの世の生命体の中で最強といっても過言ではありません」
「そいつは頼もしいぜ!っと」
 葵の湖水を思わせる流れるような動きを一つ一つ捌いていく。確かに速いが
威力がねえ。俺は攻撃の隙を付いて葵に当身を掛ける。体重の足りない葵は
遠くへと吹き飛び、木にぶつかってそのまま気絶した。
「御堂さん!」
「何だ!」
「多人数を操っているからか月島さんの電波の支配力はそんなに強くありません。
 ここから離れれば彼の支配を解く事が出来るかもしれません」
「そうか!だが、それはこの場を離れてからだ」
 葵が倒れたのを見てSAT隊員たちはこちらを包囲しつつも距離を取ってきた。
そして腰から銃を抜き、こちらに向けてきた。
「やべえな…」
 この近距離ではM16も役に立たねえ。グロックを抜いても間に合わねえだろう。
「……!来た!」
 楓がそう漏らすと街の方から圧倒的な気配が近づいてきた。幾多の修羅場を駆け抜けた
俺でも身震いする程だ。
「騎兵隊参上!」
 その掛け声とともに包囲網の一角が破れる。現れたのはごつい大学生のあんちゃんだ。
「耕一さん!」
「よ、楓ちゃん。 久しぶり」
618名無しさんだよもん:04/01/15 01:08 ID:1yXtGamo
「こいつが耕一か!?話は後だ、逃げるぞ! お前はそこのちっこい女を背負っていけ。
 俺は祐介を背負っていく」
「ん?偉そうだな。 っと、分かったよ」
 耕一はそこで気絶をしてる葵を背負い、俺は祐介を背負って破れた包囲網の一角へ殺到する。
楓もそれに続き包囲網を抜け出す。連中はしきりに発砲してきたが林の中では思うように
射線が取れず、脱出に成功する。
「おい、そこのあんちゃん」
「俺か?」
「家のほうは変なロボットが沢山来たけど、あらかた片付けてから来たから大丈夫だ」 
(しかし、まんまと嵌められたな…まぁ、家の周りに虫がいた時点で予測できたもんだが
 俺もなまったもんだ…)

A その時、敵が現れた
B 無事帰宅
C 雅史視点に
D 何故罠に嵌められたのか推理する
E 取りあえず耕一に事情を話す
619名無しさんだよもん:04/01/15 01:12 ID:+HWQHniP
D
620名無しさんだよもん:04/01/15 01:29 ID:1yXtGamo
(何故罠に嵌められたのか…考えられるのはA:盗聴器、B:電波でこちらの動きを読んだ、C:偽情報、
D:外からこちらの監視をしていた、そして──E:裏切り者の存在だな)
 Aに関しては…きっちり処理して来た。これに関してはこっちもプロだ。見逃す訳が無えし
念の為に声は潜めていた。
Bに関しては…
「おい、祐介」
「何ですか?」
「電波で人の動きを読むことは出来るか? そう、例えば俺たちが鶴来屋本店に近づく事とか」
「電波を使用すれば至近距離なら読心、本店に近づくくらいの距離なら電波を使った場合は
気付かれますが、日吉さんの家からこちらの動きを読むのは流石に無理です」
 Bの線も無しか…
Cの偽情報。これが一番臭いな。後で首相に情報の出所を聞くか…
Dの監視。これは昨日始末したし、出かけるまで周囲で怪しい気配はしなかった。
そしてEの裏切り者の存在に関しては…あまり考えたくないが、もし本当なら本店に乗り込んだ
時に裏切られたら最悪だ。いるとしたら…まず祐介、瑠璃子は違うだろう。電波に耐性があるからな。
次に耕一。こいつは後から来たから違うだろう。そうなると残るは…

a 初音
b かおり
c 楓 
d 浩之
e 高槻
f やはりCの偽情報だろう
621名無しさんだよもん:04/01/15 01:32 ID:1ijPRz4w
e
622名無しさんだよもん:04/01/15 01:32 ID:MMq5+fE/
C
623名無しさんだよもん:04/01/15 01:43 ID:1yXtGamo
 ──高槻だ。つーか、あいつは怪し過ぎる。電波で操られている云々抜きでだ。
「おい、祐介」
「何ですか?」
「さっきみたいに誰かが操られているとして、それを判別できるか?」
「さっきは月島さんの電波がきつくて出来ませんでしたが、今なら出来ます
 その時は大概怪しい電波を感じるので」
「俺にこっそり話せよ。 今この場にはいないよな?」
 俺は暗に楓の事を示してみた。
「今は…いません」
「じゃぁ、出かける前はどうだ?」
 すると、祐介が何やら目を逸らした。
「怪しい電波を…感じました。 高槻さんから」
「ゲーック、やっぱしあいつかよ!」
「けど、あれは月島さんの電波じゃなくてなんかこう、普通の人でも何となく
 感じる…そう…」
 何でえ、毒電波じゃなくてそっちの『電波』かよ。心配しなくてもあそこにいる
人間全員が感じているよ。何やら急に気が抜けてきた。
「それだけか?」
「それだけです」
「ち、杞憂だったみてえだな…」

 家に着くと何やら宅急便のトラックが家の前に停車していた。
「御堂さんですね、私は風見鈴鹿と言うものですが、首相からのお届け物を届けに来ました」
「おお、ついに来たか」
 鈴鹿が持ってきたのはいくつかの木箱だった。かなりの重量があるやつだ。
中を開けるとその中入っていたのは──
624名無しさんだよもん:04/01/15 01:46 ID:1yXtGamo
4つ選択

A 大字 AS12           I コルト M4
B FFV M2 カール・グスタフ   J FN P90
C バレット M82A1        K H&K MP5
D G.E M134 ミニガン     L FN ファイブセブン
E FN ミニミ            M ワルサー PPK
F H&K PSG1          N IMI デザートイーグル
G レミントン M40A1
H ステアー AUG

参考 ttp://homepage2.nifty.com/flipflopflap/gamers/database/index.htm
625名無しさんだよもん:04/01/15 01:48 ID:X6aQUpoe
銃はわからんから名前で決める!

GJMN!!

626名無しさんだよもん:04/01/15 02:10 ID:1yXtGamo
 まずはレミントン M40A1。米国海兵隊が使用しているグラスファイバー製の
高性能狙撃銃だ。こいつならM16よりもさらに遠距離の狙撃が可能だ。
参考 ttp://homepage2.nifty.com/flipflopflap/gamers/database/m40a1.htm

 次はFN P90。FN社が開発した高性能サブマシンガンだ。市街戦、室内戦を想定した
銃で近距離ならば防弾ベストをぶち抜く威力がありながら、軽量で取り回しやすい次世代の
サブマシンガンだ。欠点は遠距離ではその威力が落ちてしまう事だ。
参考 ttp://homepage2.nifty.com/flipflopflap/gamers/database/p90.htm

 次はワルサー PPK。小型で携帯性に優れた自動拳銃だ。威力は今一だが女子供でも
容易に使用できるところが強みとも言える。護身用に持って来いだ。
参考 ttp://homepage2.nifty.com/flipflopflap/gamers/database/ppk.htm

 最後がIMI デザートイーグル。イスラエルが生んだ世界最強の自動拳銃と言っても
いいだろう。数少ないマグナム弾が撃てる自動拳銃でその威力は大型動物を一撃で仕留める。
問題はクソ重くて威力がでか過ぎる事だ。女子供が撃ったら肩が外れちまうぜ。
参考 ttp://homepage2.nifty.com/flipflopflap/gamers/database/de.htm

 さて、これらを誰に持たせるかだ。現在あるのはこれらに加えて俺が持っていたM16A2小銃と
グロック19.それと藤田に持たせてあるH&K MP5サブマシンガンだ。耕一、楓、初音は鬼の
力があるからいらねえだろう。日吉の奴は…戦力外だ。レミントンとグロックは俺が使うとして…
さて、どうする?

武器を持たせてください。
浩之はサブの拳銃とメインのサブマシンガンか小銃が持てます。瑠璃子はワルサー以外装備できません。
高槻と祐介はサブマシンガンとワルサーのどちらか。耕一、楓、初音は無くても問題ありませんが
一つだけ装備出来ます。
627名無しさんだよもん:04/01/15 02:13 ID:1yXtGamo
追記、葵も勘定に入れてください。
葵はサブの拳銃とメインのサブマシンガンか小銃が持てます。
628名無しさんだよもん:04/01/15 02:16 ID:1yXtGamo
参考ステータス
    射撃 格闘
浩之  A  B
葵   B   A
祐介  C  D
高槻  C  D
瑠璃子 E  E
楓   C  B
初音  D  B
耕一  D  S
御堂  S  A
629名無しさんだよもん:04/01/15 02:23 ID:A30vsrtM
非力な者を強化する方向で…
瑠璃子にワルサー、高槻にサブマシンガン、浩之にデザートイーグル、初音に小銃
630名無しさんだよもん:04/01/15 02:26 ID:1yXtGamo
すいません、武器の種類としては

サブマシンガン
H&K MP5
FN P90

小銃
M16A2

となっていますので、サブマシンガンはどっちかはっきりさせてください。
その上で余った方を誰かにあげてください。
631名無しさんだよもん:04/01/15 02:29 ID:1ijPRz4w
高槻にFN
あえて耕一にMP5
632名無しさんだよもん:04/01/15 02:30 ID:A30vsrtM
ではMP5を祐介、P90を高槻に装備させるという事で
633名無しさんだよもん:04/01/15 02:46 ID:3SnCcABN
「よし、装備する武器は決まったな」
 浩之 デザートイーグル
 祐介 MP5
 初音 M16A2
 高槻 P60
 瑠璃子 ワルサーPPK
「さてと…まず気絶しているこの娘を起こさないとな。祐介、月島の電波は残っているか?」
「いえ、電波の影響はもうないですね」
「そうか…なら」

 A 「王子様のキスだ頼むぞ浩之」
 B 気付け薬にアンモニアを嗅がせる。
 C とりあえず目を覚ますまで休憩だな。
634名無しさんだよもん:04/01/15 02:49 ID:+HWQHniP
A
635名無しさんだよもん:04/01/15 02:53 ID:iijLBf6H
636名無しさんだよもん:04/01/15 03:00 ID:PszLcED6
「王子様のキスだ、頼むぞ浩之」

 戦闘中でも見せない、比類なき反応速度でこちらを見つめる浩之。
御堂は悪びれずに、そんな浩之を笑いながら視線に入れている。

「む、無理だって無理! お、俺は別に、」

「うるせえ、こういう時くらいメルヘン見せろ」

「死語に近っ!」

動揺を完全に隠しきれていない浩之の顔は、他人から見れば
面白い見世物でしかない。いつの間にか、皆がやれ、やれとけしかけている。
今の浩之は、逃げるな、流されるな、チャンスだぞ、と己の中で、無意味でいて
それでいて激しい理性と本能との戦いが繰り広げられているのだろう。

「さあ、やれ! 浩之! 男だったらな!」

「くっ! よし! やってやるぜ!」

声が変わるほどの気合。もはや止めるすべなし、止める必要も無い。
浩之は、荒い息を立てながら、思春期真っ盛りの青年独自のふるえを
隠しきれないまま、

 A そのままキス! ホームラン!
 B 「待て! やるのは自分だ!」 誰だ!
 C 葵が目を覚ましやがった! くそっ!
637名無しさんだよもん:04/01/15 03:07 ID:NsgnFVMa
うっしBだ、混沌としる
638名無しさんだよもん:04/01/15 03:16 ID:3SnCcABN
「待て! やるのは自分だ!」 誰だ――って高槻ぃぃ!!??
「まてよおっさん、葵ちゃん唇をてめーみたいな野郎にだれが渡すかよ!!」
「無駄無駄無駄ァァァなぜならキスの体勢に入っているっっ! 誰にも止められーーーん」

 A 浩之のデザートイーグルが火を吹いた
 B 哀れ葵は高槻に……
 C 葵が目を覚ました。これにて一件落着……かな?
639名無しさんだよもん:04/01/15 03:18 ID:dpMPg5pc
C!!
640名無しさんだよもん:04/01/15 03:21 ID:9H8N20OZ
「眠れる美女に口づけする恍惚感…これを止める事等神にもできないいい!!」
「ちょってめぇやめろ!!お前みたいな電波野郎に誰がさせるか!!」

「う〜ん…」
「あっ目覚めちまった!(残念…)」
「何ッ?そうか、おいもうキスする必要はないぞ、」
「うるさぃぃぃ!!もう無理だああ!歯止め等聞かなィィィィィ!!」

そして高槻が飛び込んできた瞬間、

A 見事に高槻と葵の唇が重なった
B 浩之と高槻がキスをした
C むしろ高槻は御堂とキスをした
D さらに日吉かおりが乱入してきた
641名無しさんだよもん:04/01/15 03:22 ID:PszLcED6
642名無しさんだよもん:04/01/15 03:28 ID:1yXtGamo
「この高槻様の熱いハートを乗せたキッス止める事は出来ないぃぃぃ!!」
「ゲーック!?」
 高槻は突然方向を変え、俺の方へ向かってきやがった。虚を突かれた俺はなす術も無く──

          ──その時、世界は凍りついた──
            高槻をボコっています。暫くお待ちください

「あの〜」
「え?」
 後ろを振り返るといつの間にか葵が起き上がっていた。まだ少々寝ぼけているようだが。
高槻はその辺で柘榴のような肉塊と化している。まぁ、ほっときゃそのうち復活するだろ。
「あれ?なんで藤田センパイが?ここは?私は確か…」
「ひ、久しぶりだね…葵ちゃん」
「おい、感動の再会は後だ。 俺の名前は御堂、お前は松原葵。合っているな?」
「はい!警視庁特殊急襲部隊第三小隊所属、松原葵巡査です!」
 葵は体に染み付いた癖か立ち上がり、直立不動の体勢で敬礼をする。
「お前たちSATが突入した時の詳細、人数、装備を教えてくれ」
「はい、えっと確か…」

「ち、参ったな…数にして30人分のサブマシンガンと腕利きの隊員がまるっと敵に
 持っていかれたって事か…これは強化兵や耕一たちがいてもきついな」
「けど、葵ちゃんみたいに洗脳を解く事が出来るんじゃないのか?」
「電波による洗脳は軽度な物ほどその人の技能が残ります。 その代わり、使用者から
 離れれば洗脳が解けたり、他の電波使用者が洗脳を解く事が出来ます。しかし、鶴来屋
 本店まで近づいたら僕らの力では洗脳を解くことは出来ないでしょう。 重度なもの…
 例えば人間の能力の限界を超えさせたり、精神が壊れたりしたら殆どその人の技能は
 残りません。 その代わり洗脳を解くのは不可能ですし、何よりゾンビのように倒しても
 倒しても襲い掛かってきます。 死体を直接操る事も可能でこの場合は物理的に脳を
 破壊しない限りその動きを止める事はないでしょう」
 死体の所で葵の表情が強張る。無理もねえか…ゾンビなんてどっかのゲームみてえだな。
643名無しさんだよもん:04/01/15 03:30 ID:1yXtGamo

「よし、銃の訓練や準備も含めて…そうだな2日後に突入するぞ。 祐介、月島の奴がいるのは
 鶴来屋本店で間違いないな?」
「はい、あそこから月島さんの電波を感じます」
 突入は…いつにする?

A 夜
B 昼
644名無しさんだよもん:04/01/15 03:43 ID:JnyzohAx
このメンバーなら夜でもOKだろう

Aで
645名無しさんだよもん:04/01/15 03:55 ID:3SnCcABN
「二日後の夜に突入だ。それまで準備は怠るんじゃないぞ。それでは解散だ」
 さてと…これからどうしようか。

 A ところで耕一はなんで毒電波に影響されなかったんだ?
 B 雅史視点へ
 C 初音と神経衰弱
 D 浩之と訓練
 E 高槻が怪しげな研究を……
 F 楓と買出し
646名無しさんだよもん:04/01/15 04:05 ID:kWiCu4wT
EEEEEEEE
647名無しさんだよもん:04/01/15 04:24 ID:1yXtGamo
「うはははは!御堂よ!この天才高槻の素晴らしい研究結果をみるがいいぃぃぃぃ!」
「ええい!いちいち叫ぶな!五月蠅い!」
「これだぁぁぁ!こいつを見るがいいぃぃぃ!」
 高槻が取り出したのはソフトボール大の卵型の金属球だった。頭頂部にはレバーとピンが付いている。
「こいつはぁ…手榴弾か?」
「うはははは!そのような凡俗が作る武器とはこいつは一味も二味も違うぞぉぉ!
 こいつはアルミ片をばら撒いて毒電波を一定時間防ぐ事がぁぁ出来るのだぁぁ!!」
「何だって?そりゃすげえ」
「効果は室内なら大体10分!範囲は半径30mだぁぁ!屋外だと範囲は広まるが風に散らされて
 持続時間が半分になるのだぁぁぁ!!」
「10分か…これはでかいぜ」
「我が研究の結果、毒電波は極めて指向性の高い電磁波の一種とわかったのだぁぁ!!」
 電磁波なら普通の電波妨害と同じ手段が使えるのは当然至極っ!」
「何ならこのアルミで作った服を着れば完全に防げるんじゃないのか?」
「そいつはぁぁぁ!無駄だぁぁ!!なぜなら近距離で指向性の強い毒電波は
 アルミを貫通してしまうからだぁぁぁ!」
「けどそりゃ遠けりゃ防げるって事だろ」
「おお、その通りだぁぁ!すっかり忘れてしまっていたぞぉぉぉ!」
「…まぁいい、全員分作っておけよ」
「うむ、この天才高槻に任せるがいいぃぃぃ!」
 やれやれ五月蠅い奴だがどうやら役に立ったみたいだ。さて、どうするか…

 A ところで耕一はなんで毒電波に影響されなかったんだ?
 B 雅史視点へ
 C 初音と神経衰弱
 D 浩之と訓練
 E 楓と買出し
 F 暇だし…武器の手入れでもしておくか
648名無しさんだよもん:04/01/15 04:30 ID:p0KS9dKz
C どっちが強いんだ?
649名無しさんだよもん:04/01/15 04:45 ID:BjjB3EF0
「…それじゃあ横は無事そちらに着いたんだな?」
「ああ。前に連絡取ってから2時間もせん内にや。
本当に怪我人なんか?今は観鈴とトランプ遊びしとるで」
「ほう、そっちもトランプか。実はな…」

俺は高槻の研究成果を見届けた後すぐに首相に定期連絡を取り、
葵を無事保護した事、耕一という心強い仲間が入った事、
武器も無事に届いた事を知らせた。横は>>587で首相官邸に向かったが、
無事着いたようだ。以後向こうの護衛に専念するとの事。

「俺の方も今初音ってガキと神経衰弱ってのを遊んでるんだが、なかなか強くてなあ。殺しあいなら負けねぇんだが
こういう遊びはなかなかうまくいかねぇ」
「はい、あがり〜」
「ゲーック!また1組も取れなかったぜ。」
「そっちも楽しそうやなぁ。」

A ババ抜きで勝負だ
B やはり何か賭けねぇと真剣になれねぇ。賭ける物を決めようぜ
C 観鈴ちんが電話に出てトランプの必勝法をアドバイス
650名無しさんだよもん:04/01/15 04:46 ID:PszLcED6
651名無しさんだよもん:04/01/15 14:31 ID:Ok0Dcptz
「って訳でな、あの高槻って野郎もなかなか役に立つじゃねえか。見直したぜ」
「一応あれでも俺と同じく六画仙の一人なのでな」
「なんだその六画仙ってのは?…(ゲッまたババ引いちまった!)」

結局俺は神経衰弱では勝てないので、祐介と耕一も呼んで4人で
ババ抜きで勝負を挑んだ。電話はそのまま続けている。今は犬飼と話している所だ。

「六画仙とは俺が所属している組織の幹部名称みたいな物だ、あまり気にしなくていい。
俺が薬学・人体強化、高槻が機械工作・製造を担当していた。」
「確かに来て間も無く毒電波を解析してしまうのは凄いと思います。よし、あがり」
「チッ、祐介があがったか。そういや部品や材料が無いけど平気なのか?
科学者ってのは研究は出来ても作る事が出来なければ糞の役にも立たないぜ」
「心配するな。奴はガラクタや鉄屑からでも閃きによって兵器を作る事ができる。
それこそ家にある生活用品等でもだ。現に先程聞いた毒電波を弾く兵器もそうではないのか?
「そういやあいつかおりちゃんの家に勝手に上がり込んでアルミホイルやら
一円玉やらを拝借していたなあ。見つかって叩き出されてたけど。うっし俺も揃った!」
「(耕一もかよ!)まあいい、とにかく信用できる輩なのは確かなようだしな」

「え〜っと、こっち。やったー!あぶなかった〜」
「くそ、また俺がビリかよ…」
「御堂さん、これで10連敗ですよ。最後の最後いつもババが来てますね」
「俺も初音ちゃんには勝てないけど、俺よりもトランプ弱い人は初めてだ」
「ゲーック!うるせえ黙れ!おい、もう1勝負だ。」

A 次はポーカーで勝負だ。駆け引きなら負けねえ
B そういや犬飼よお、お前が作った強化薬ってのはいつ届くんだ?
C 実は祐介が毒電波でインチキしていたのがバレる
D 祐介と耕一が結託して御堂をハメてた
E むしろ全員グル
F 初音に一度だけでも勝ちてぇ。おい祐介と耕一、ちょっと耳貸せ

652名無しさんだよもん:04/01/15 14:46 ID:UmYplMaN
F
外道な所も見せてくれ(w
653名無しさんだよもん:04/01/15 17:06 ID:PszLcED6
 遊びとはいえ、負け続けというのは男として情けなく、不愉快なもので
あることは、男として生まれてきた者にとっては共感できる部分であるはずだ。
 時には汚い手を使って仕事もこなしてきた御堂は、悔しさもあいまって
躊躇うことなく「祐介、耕一、ちょっと耳貸せ」と、初音に聞こえないように
 声をかける。ささやかれるとは思わなかったのか、二人は応えようかと
躊躇っていた。
 御堂が不愉快を露にした表情を見せると、二人は簡単に観念してしまった。
 押しに弱いのだろう。

 さて、

 A 一度だけでいい、俺が有利になるようにアイコンタクトを駆使しろ
 B 初音に不利なカードが回るようにしろ
 C お前ら俺の勝利の為の生贄になってくれ。一度でいいから
654名無しさんだよもん:04/01/15 17:15 ID:68IUKX9Q
C
655名無しさんだよもん:04/01/15 20:08 ID:1yYfA7R7
俺は祐介と耕一に、小声で耳打ちした。
「お前ら俺の勝利の為の生贄になってくれ。一度でいいから 」
「まあいいけどさ、具体的にどうするんだ?」

「そうさな…お前らのところにあるジョーカーを俺が触ったら、舌を出して合図しろ」
「ああ、わかった。」
まあこの条件なら負ける事は有り得ないだろう。実際この策は成功し、
俺は何とか勝利を収めることが出来た。

さあ、もう結構いい時間だな。どうするか?

A 武器の試し撃ちといくか
B 決戦の前に話しておきたいヤツがいる。 *指定
C 寝るか。舞台は雅史視点に
D 寝よう。舞台は北川視点に
656名無しさんだよもん:04/01/15 20:10 ID:68IUKX9Q
唐突にD
祐一と香里を取り合ってくれるとうれしい
657名無しさんだよもん:04/01/15 20:35 ID:1yYfA7R7
ふう。と煙草の煙を吐く。なんなんだろうな今日は。現実感が無いぜ、全く。
目の前には天井が吹っ飛んだわれらが愛車。
それと携帯で署に連絡を取っている相棒の相沢。
どうでもいいけど何で人間、電話越しなのに頭を下げるんだろうな…
そんなことを考えながら2本目に火をつけた。

「報告終わったぜ」
疲れた顔で素っ気無く相沢が言う。
「そか」
こっちもそれに合わせて素っ気無く返してみる。

沈黙が二人の間に流れる。…やな雰囲気だ。

沈黙を破ったのは相沢だった。
「なあ北川」
…来たか。
「知らなかった…お前も香里の事…その…」
「……」
「…済まん。」

ボカッ!!
気が付くと俺は相沢を殴っていた。
「済まん…何だよ、それ、お前何か悪い事したんか?
 してないだろうが!そんな哀れみこっちから願い下げだ!!」
「…済まない。」
658名無しさんだよもん:04/01/15 20:36 ID:1yYfA7R7
糞…こんな事言いたいんじゃないのに…

A 「…相沢。お前、つい最近、水瀬と寝たって…本当か?」
B 「どうせ俺では、あいつの心の傷を埋められなかった…って事なんだろうよ」
C 「……とりあえず拳銃を取り戻そう。この話は…帰ったら、しよう」
659名無しさんだよもん:04/01/15 20:41 ID:XwStlYUb
C
660名無しさんだよもん:04/01/15 20:43 ID:SbEk7NnL
おっす、オラ北川。祐一とパトロールしてたら
いきなり意識失うし、目が覚めたら訳のわからんおっさん達に車奪われたり
銃も取られたり祐一と痴話喧嘩までしちゃったりとなんだかオラすっげえワクワクしてきたぞ!!
「ワクワクすんのかよ!!つーか何キャラだよお前!!」

まあ、そういう訳で俺達は今どうしてるかというと…
A 早速銃を返してもらいに鶴来屋へ向かってる所さ
B とりあえず警察署へ戻り、起きた顛末を報告する所さ
C あの白髪のおっさん達を緊急指名手配しようと思ってた所さ
D あやしげな人影(御堂の強化薬の宅配人)を発見、職務質問する所さ
661名無しさんだよもん:04/01/15 20:44 ID:SbEk7NnL
またリロードミス…これでもう5回目_| ̄|○
662名無しさんだよもん:04/01/15 21:33 ID:1yYfA7R7
「……とりあえず拳銃を取り戻そう。この話は…帰ったら、しよう」
俺はそういって話を切り上げる。…これも『逃げ』なんだろうな。

相沢とも相談したが、上には拳銃を盗まれたことは報告していない。
とりあえず、前を走行してた車のナンバーと、警察がようやく試験的に配備を始めた
強化スーツG3を着た少年のことは報告したが、
流石にそれを報告してはまずかろうと言う結論になった。

さて、隆山とか言ってたよな。ここからなら車で30分もかからないだろう。

A 見た目悪いがこのパトカーで向かう。
B ここ、隆山一歩手前の町の警察署に協力を求めに行く
C 歩いていこう。
D …おや、雪が降ってきたな…
663名無しさんだよもん:04/01/15 21:34 ID:43+QAahL
Bですな
664名無しさんだよもん:04/01/15 21:43 ID:RppZSXgo
「まずは隆山の手前にある警察署に向かうとしよう」
流石にこの車じゃバツも悪いしな。俺達は警察署へと向かった。
オープンカーと化したパトカーで男二人、気まずいドライブとしゃれこむ。

途中で祐一がライトに写った人影をキャッチした。
「よし、俺が職務質問してこよう」
祐一が人影の方向に行った。ここからではどんな人物なのか見えない。

「連れてきたぜ。何でも日吉かおりの家に薬を届けてこいと
頼まれたそうで、途中で道に迷って困ってたそうだ」
そう言って祐一が連れてきた人物は……

A 今度は宅配役を頼まれたエディ
B 出番が欲しいので宅配でも何でもやるぜ!宗一だ
C なぜ余がこんな事を…クーヤだった
665名無しさんだよもん:04/01/15 21:44 ID:eoEq1UMe
ここはB。丸腰の警官だけでは不安だし
666名無しさんだよもん:04/01/15 21:44 ID:qjO/NzWL
Cでクーヤにもスポットライトをあびせてみる
667名無しさんだよもん:04/01/15 22:06 ID:1yYfA7R7
皆、面白いからRoutesやってみなって!宗一です。

首相直々の依頼かと思ったら只の危険地帯への郵便配達。
チョロいなと思ってたが、なんか厄介なことになってきたな…
とっさに道に迷ったと誤魔化してしまったが、やたら絡むし、この人。

「おい!免許証出して!」
なんでこんなに好戦的なんだ?この警官たち。
隆山の事件はまだ緘口令がしかれてると聞いてたが。

A 面倒なことになる前に始末するか。格闘で気絶させる。
B 首相に電話して事情を説明してもらう。
C どれだけ情報を知ってるのかカマかけてみる。
D 警察手帳(偽造)を出して、私服刑事だと騙す。
668名無しさんだよもん:04/01/15 22:07 ID:GVm8WQgQ
「またまた出番が来た……!>>665ありがとうな」
「何言ってるんだあんた?」
「いや、気にしないでくれ」

男の名は那須宗一。なんでもとある組織と首相からの特命を受けて、
薬を届ける為に隆山まで向かうらしい。
「で、その組織ってのは何だ?」
「それは言えない」
「じゃあその薬はなんだ?まさか覚醒剤じゃないだろうな?」
「それも言えない。というより、俺も知らないんだ。
受けた命令はこの薬を日吉かおりの家にいる御堂という
人物に届ける事、そしてそのまま御堂達に合流する事、それだけだ。」

怪しさプンプンだな…。って、お前拳銃持ってるじゃないか!!
「これか?そりゃあ俺はエージェントだからな。当然だろう」
「当然って、民間人が銃を持っていたら銃刀法違反だぞ!!」
「心配しなくても、首相から拳銃の所持、及び発砲許可も貰っている。
嘘だと思うなら後で首相官邸にでも連絡してみればいいさ」
…どうもこいつは嘘を言っているようには見えない。
何より、眼を見れば堅気の人間じゃないって事が俺でも解る。

「薬を届けるだけなら他の誰でもいいのに、わざわざ俺を
運び屋に使うという事は、それだけこの薬が重要な物だって事だろうな」
この男をどうする?

A とりあえず一緒に警察署に連れていく
B やはり全て狂言かもしれん。証拠が取れるまで拘束する
C その日吉かおりという人の家まで送り届ける
669名無しさんだよもん:04/01/15 22:08 ID:GVm8WQgQ
くそう…
670名無しさんだよもん:04/01/15 22:09 ID:GVm8WQgQ
じゃあBで
671名無しさんだよもん:04/01/15 22:14 ID:yHEnuWey
これも何とか繋げられんかな?>>667でB選んで
首相に電話するって事にして、>>668はその前にさらに
職務質問してるって事で。道に迷ってるのは嘘って事で。
・・・やっぱ苦しいか?
672名無しさんだよもん:04/01/15 22:20 ID:tBBm8F9K
「……という訳だ。晴子さん、頼むよ?」
 ……こいつ、天下の警察官二人を前にしていきなり携帯かい。
「おい、あんたまず俺たちの質問に……」
「はい、かわるか?」
 そう言って俺は電話を渡された。一体なんだってんだ?
「ああ、あんたが警察のもんか。仕事ご苦労やな。
 こいつのことはウチに免じて勘弁したりや」
「お、おいあんた一体なんなんだよ……」
「ああ〜ん? おいお前、ウチの名を言ってみろ」
「そ、そんなの分かるわけないじゃないか!」
「さよか…………」
673名無しさんだよもん:04/01/15 22:21 ID:tBBm8F9K
 それから携帯に少し雑音が入る。
 ……おっと、今度は俺の携帯のほうに電話だ。
 着信は……げっ、署長!?
「は、はいもしもし!」
「バカもん! 貴様神尾晴子首相になんと言う口の利き方だ!」
「……へ、首相?」
「ま、そういうわけや」
 数十秒後、俺は携帯電話に向かって百ぺんほど土下座した。
「まあ、次からは気いつけな。それとあんたは今いるところからすぐに立ち退き」
「た、立ち退き!?」
「そうや、これからちょっと戦が始まるんでな。首相命令や」
「は、はい……」
 俺は相沢とともにここを立ち退くしか残ってなさそうだ。
 ……畜生、拳銃のことで明日上司に怒られるぜ。
「ありがとう、助かったぜ晴子さん」
「こーいう事なら任しとき、いくら警察でもただの人間には今回の事件荷い重いからな」

 さて、俺は宗一だ。日吉家までついたんだが……

A 皆寝てるぜ畜生!
B 御堂一人だけ起きてた
C 浩之一人だけ起きてた
D むしろ皆起きてた
674名無しさんだよもん:04/01/15 22:23 ID:68IUKX9Q
D
675名無しさんだよもん:04/01/15 22:23 ID:yHEnuWey
Aで
676名無しさんだよもん:04/01/15 22:30 ID:tBBm8F9K
 ……御堂だ。
 さっきから薬の到着を待っているんだが、なかなかやってこねえ。
 ……おっ、来たみたいだな。
「あんたが御堂か、俺は那須宗一。晴子首相に言われて薬を持ってきたぜ」
「やっと来たか。武器と一緒に届けてくれればよかったものを」
「この薬には熟成に時間がかかるそうだ」
「分かった。ご苦労だったな、もう帰っていいぞ」
 そういって俺はこの宅配員を帰した。
 なんでも後に聞いた話だとこいつはあの晴子の護衛もやっているらしい。
 晴子も側近ばかり使わせている奴だ。
「おっさん、その薬は……?」
「浩之か。こいつは仙命樹の効果を跳ね上げるという俺の知り合いが作った薬だ」
 ……待てよ、確かこいつも俺の仙命樹を受けていたな。
 俺は今のままでも十分強いが、こいつはG3着装とはいえ心もとない。
 こいつに使わせてみるのもいいかも知れんな。
 薬は……

A やっぱり俺が使う
B 浩之に使わせる
677名無しさんだよもん:04/01/15 22:30 ID:1yXtGamo
678名無しさんだよもん:04/01/15 22:35 ID:W6vqh/qK
やはり俺が使う事にしよう。早速厳重に包まれた薬を取り出す。
ほう、これが強化薬か…

形状を決めてください
A カプセル
B 瓶に入った液体
C 固形食料(カロリーメイト風
D 口の中で溶けにくい飴玉

大きさを決めてください
a 小さい
b 普通サイズ
c 大きい
d 巨大

量を決めてください
1 3つ
2 5つ
3 10個
4 100個
679名無しさんだよもん:04/01/15 22:36 ID:68IUKX9Q
AB1で
680名無しさんだよもん:04/01/15 22:37 ID:s3OqSD3i
Cのdで1!!
681名無しさんだよもん:04/01/15 22:38 ID:s3OqSD3i
くそ、普通になってしまったか
682名無しさんだよもん:04/01/15 22:41 ID:tBBm8F9K
 三つか……浩之に分けてやってもいいが、浩之も俺の仙命樹を受けたのだから俺と同じく水には弱い。
 敵……岩切あたりならわかっているだろう、敵がこいつに万が一水で攻撃したらこいつは即戦闘不能だ。
 やっぱり渡せねえな。
 俺だって衝撃は同じだが俺には長年の戦闘の勘というものがある。
 不意を突かれない限り水を食らうなんてことはねえ。
「これは俺が使うからな。お前では扱いきれん」
「なんだよ、おっさん……俺の腕を信用できないってか」
 浩之は不満そうに愚痴を言った。
 悪いな、おまえは筋はいいがまだ経験が足りん。
 俺にあと五十年早く出会ってればいい強化兵になれただろう……。

 さて、今日はもう遅いな。寝るか

A 何事もなく朝へ
B 浩之のいびきが五月蝿くて眠れん!
C 高槻が外で喧しく喚いている、一体何時だと思ってるんだ!?
D ……誰かが俺を起こす。誰だ?(人物指定)
683名無しさんだよもん:04/01/15 22:43 ID:1yXtGamo
Aではよ進ませる
684名無しさんだよもん:04/01/15 22:52 ID:Aecpw42s
そして俺達は何事もなく眠りに付き、朝を迎えた。
う〜む、まだ寝たりねえが仕方ねぇな。
さて、朝といえばまずやる事は

A 訓練だ
B 朝ごはんを食べる事だ
C 首相に定期連絡だ
D 女性陣への寝起きどっきりだ
685名無しさんだよもん:04/01/15 22:53 ID:AfTYy+X2
DDDDDDDDDDDDDDDDDDDD!!!!!!!!!!!!!!
686名無しさんだよもん:04/01/15 22:59 ID:tBBm8F9K
 寝起きドッキリ。これしかあるまい。
 とくにあのアマ……日吉かおり、あいつのせいで俺たちは外で寝たからな。
 昨日は寒かったぜ……普通の人間なら風邪ひいてるぞ。
 つーわけで少し大人気ないが悪戯でもしに行くか。

 というわけで隣の日吉家のドア前までやってきた。
 まず第一の問題はこのドアだ、破るのは容易いが音でばれる。
 さて、どうしたものか……
 カチャカチャ
「おい、外れたぞおっさん」
「よし、よくやった……って何でお前がいるんだ浩之!?」
「シーっ、ばれるだろうが……。まあ、きまってるだろ? 夜這いならぬ朝這いだよ」
 た、確かに今は明朝だが……。
 まあいい、行くとしよう。しかしこいつのこの鍵開けの動作、まるでプロ並だったぜ……。

 さて、家の中まで侵入できた。まずどうしてくれようか?

A こっそりかおりを冷蔵庫の中に入れる
B 顔に落書きをする
C 耳に息を吹きかける
D むしろ初音or楓or瑠璃子に目標を変える
E …………嫌な予感がする、やめとこ
687名無しさんだよもん:04/01/15 23:03 ID:YATsBALy
688名無しさんだよもん:04/01/15 23:08 ID:68IUKX9Q
俺はかおりを冷蔵庫に入れるべく部屋に入った
そこには

A かおりを犯している高槻がいた
B かおりに責められている初音がいた
C かおりに責められている楓がいた
D かおりに責められている(留守番しているはずの)梓がいた
689名無しさんだよもん:04/01/15 23:08 ID:3SnCcABN
D
690名無しさんだよもん:04/01/15 23:51 ID:1yXtGamo
「先輩〜私と甘美な世界に旅立ちましょう♪」
「か、かおり、よせ!」
 そこには何故かかおりに責められている(留守番しているはずの)梓がいた。
「…梓、なんでお前がここにいるんだ?」
「ちょっと、何で邪魔…じゃなくって入ってくるのよ!」
「電話で初音の声で『助けて!お姉ちゃん』って声を聞いて来てみたら…
 何故かこういう事に。 こら、離せって!」
 蛸のように手足を絡めるかおり。その姿は浮世絵にあった女性に絡む蛸みてえに
淫靡でどこか滑稽な物だった。
「確かにあの時に初音ちゃんが言いましたよ〜」
 どうやらロボット襲撃の際にどさくさに紛れて月代の家に電話したみたいだな。
自分の命が危ない時に…こいつ、侮れねえぜ。
「まぁ、来たからにはお前も手伝え。 猫の手も借りたい状況だからな」
「だったらまずかおりを何とかしてくれ〜」
「センパ〜イ」

A 放置
B 何とかする
C さらに誰か乱入
691名無しさんだよもん:04/01/15 23:55 ID:68IUKX9Q
A
692名無しさんだよもん:04/01/16 00:06 ID:E6oLVETZ
 放置するか、百合の世界には正直ついて行けん。
「……まあ、勝手にやれや。俺は冷めたから二度寝でもしてくる」
「ちょ、ちょっとあんた……!!」
「あぁ〜、梓先輩〜」
 バタン。
 俺はドアを閉じた。さて、見なかったことにしよう。
 ……そういえばあの梓とかいう女も鬼の力が使えるはずだよな。何故留守番なんかしてたんだ?
 まあ、後で聞いてみるか……。

 襲撃は今夜だ。
 それまで…………

A 高槻に発明品の結果を聞く
B 浩之に稽古をつける
C 耕一と俺とどっちが強いかはっきりさせる
D 祐介に電波に耐える特訓を受ける
E 女性陣を散歩にでも誘う(人物指定)
693名無しさんだよもん:04/01/16 00:10 ID:DWy5nqr4
D これやっとかないとBADENDになりそう
694名無しさんだよもん:04/01/16 00:11 ID:FdH7t2sX
D
695名無しさんだよもん:04/01/16 00:21 ID:E6oLVETZ
「祐介、ちょっと来い。頼みたいことがある」
「一体なんですか?」
 俺は糸電話に向かってそういった。
 程なくして、祐介が降りてくる。
「畜生……祐介の奴女だらけの部屋に一人で……」
 浩之が何か言ってるが無視だ。
「今夜仙命樹の効果が高まるのを待って襲撃だ。
 おそらくこれが最終決戦だ……。そのために、俺に電波の特訓をしてくれ」
「電波の……ですか?」
「そうだ。人によっては訓練すればある程度電波に耐えることは出来るだろう?」
 そう……あいてがこちらの脳に電波をぶつけてくるのなら、
 こちらが相手の電波以上の意思をもてば……防げなくても耐えられるはずだ。
 暫く黙った後祐介は口を開いた。
「……なかなか面白い意見ですね。それは僕自身試したことがないのでどうとも言えませんが……
 電波が届きやすい人と届きにくい人がいるのは確かです」
 祐介の話によると、たとえば柏木四姉妹で、
 上二人は電波が届きやすい(電波に弱い)傾向があり、
 下二人は電波が届きにくい(電波が強い)傾向があるようだ。
 精神のあり方に何か原因があるみたいだが……詳しいことは分かっていないらしい。
 なお余談だが、そのために梓は留守番になったみたいだ。
「よし、なら早速やってくれ」
 俺がそういったら祐介は……

A 分かりました……。やってみましょう
B いくら御堂さんでも……電波に耐えるのは無理です、やめておきましょう
C その時「俺にも頼むぜ」と浩之が横から……
696名無しさんだよもん:04/01/16 00:29 ID:8QtQYBj9
A
697名無しさんだよもん:04/01/16 00:32 ID:lp7c04Cm
A
698名無しさんだよもん:04/01/16 00:37 ID:mFyPy2k0
「分かりました……。やってみましょう
 ただし…弱めで行きます。これから僕は御堂さんの体を『支配』します。
 抵抗してみてください。」
「了解―――」

祐介の目の色がマジに変わる。
「行きます!」
「うおっ…」
何だこれは…!俺の意思を無視して…勝手に腕が動き出す…
「これが電波です…ほぼ絶対の支配力を持つ、ヒトの身にはあまる力です。
 ただ…この呪縛を電波以外の力で打ち破ったヒトを僕は知っています」
「彼女は僕の同級生でした。電波で支配され、心も体も壊れかけていた。
 そんな彼女が精神力で電波の支配力を凌駕し、月島さんに攻撃まで仕掛けました。」
「御堂さン…あなたにはそれが出来る人だと思いたい…!」

く…やってやるさ…餓鬼どもの面倒見なきゃいけないんでな…
うおおおぉぉぉーーーッ!!

A 他の楽しい事を考える
B 月島・雅史への憎しみで心を染め上げる
C 無の境地へ
D 自分の頭を殴る
E 突然、頭の中に犬飼の姿のイメージが…
699名無しさんだよもん:04/01/16 00:39 ID:bOnldg9Q
Cでおねがい
700名無しさんだよもん:04/01/16 00:39 ID:gfy0Trx8
Eだ!
701名無しさんだよもん:04/01/16 00:43 ID:E6oLVETZ
 何も考えるな……余計なことを考えると苦しくなる。
「そうきましたか……ではこれはどうですか?」
 祐介がそういった途端、頭にざわっとなにかが入り込んだような感覚が襲った。
 なるほど、これが精神を害する毒電波と言う奴か……。
 多分祐介はまだ力を一分も出していないのだろう、だがビリビリ感じやがるぜ。
 はっきり言って、苦しい。
「精神のほうに干渉を行いました。……加減を失敗すると、どうなるか分かるでしょう……」
 多分……坂神と同じように……。
「な、長瀬ちゃん何してるの!?」
 ……瑠璃子か。
 この電波を感じてきやがったな。
「御堂ちゃんが壊れちゃう! 電波を止めないと……」
「止めるな!!」
 ……俺がそういおうとした途端、俺がそういう前に声が飛んできた。
 声の主は……浩之か。
「おっさんは……自分から望んでいるんだ。
 多分ここでやめさせたら……一生おっさんは電波には勝てねぇ。大丈夫……おっさんなら勝てる」
 ありがとな……浩之。
 俺も何を勘違いしていたのか、苦しくないようにするんじゃねえ、耐えるようにするんだ。
「御堂さん……苦しいですか?」
 祐介……聞かなくても分かってるだろ。

A もう限界だ……止めてくれ
B 上げろ……電波の出力を。俺は耐えてみせる
702名無しさんだよもん:04/01/16 00:45 ID:8QtQYBj9
b
703名無しさんだよもん:04/01/16 00:53 ID:E6oLVETZ
「上げろ……」
「御堂さん、いまなんと?」
「電波の出力を上げろといったんだ……」
 俺のその一言に、祐介が驚愕の表情を浮かべる。
「本気ですか!? 今でもかなり無理してるのに……下手をしたら……」
「きこえねぇのか!? 上げろといってるんだ!」
 確かに、今までの電波は苦しいがぎりぎり耐えられる範囲だ。
 それは祐介が俺を壊さないようにしているからだ。
 だがそれじゃだめだ。他人を壊すための毒電波に耐えることが出来て……初めて電波に勝ったといえる。
「い、いくら御堂さんの頼みでも、それは……!!」
 祐介、頼む……上げてくれ……。
 その時、祐介の肩にぽんと手が置かれた。
 祐介が振り向くと、そこに立っていたのは初音。
「祐介さん、私からもお願い。電波を、強くしてあげて」
「初音ちゃん……でも、御堂さんが……」
「大丈夫、御堂さんは芯の強い方……きっと耐えられます」
「あんた、仲間じゃなかったの? あのおっさんぐらい信じてあげなさいよ!」
 楓……かおり……。
「…………分かったよ」
 祐介は目を閉じた。
 そして……体にとてつもない衝撃が突き抜けるのを感じた。
 ぐ……これが本当の電波……か。
 と、トンでもねえ……

A もう……降参だ
B あきらめるまで……終わりじゃねえ、耐えて……やる
704名無しさんだよもん:04/01/16 00:58 ID:WX9mO0bI
b
705名無しさんだよもん:04/01/16 01:00 ID:E6oLVETZ
 こんなところで……諦められるか。
 俺は耐えて見せる……。
 が、毒電波はとてつもない威力だ。
 電波の粒というものが脳にぶつかっているのが分かる。
 祐介の髪も逆立っているほどだ。
 意識がだんだん朦朧としてくる。
 考えることも辛くなってきた……。
 そうか、これが壊されるということか……坂神の奴も、これを感じたのか……。
 そして、俺の意識は薄らいでいき……

A 御堂という人格はこの世から完全に消滅した
B 坂神の姿が見えた、気がした
C 声が……聞こえる
706名無しさんだよもん:04/01/16 01:01 ID:WX9mO0bI
c
707名無しさんだよもん:04/01/16 01:04 ID:9aziWHSv
声が……聞こえる。
俺は、電波によって幻覚を見ているのか?
いよいよ俺の脳も御釈迦になっちまうのか?
なおも響き渡る、その声の正体は……

A 俺の体内を駆け巡る仙命樹の語り掛けだった
B 50年前、強化兵になった時の記憶がフラッシュバックしていた
C この場にいる皆の叫び声だった
708名無しさんだよもん:04/01/16 01:10 ID:bOnldg9Q
A
709名無しさんだよもん:04/01/16 01:15 ID:mFyPy2k0
声が…聞こえる…
懐かしいような…威圧するような…不思議な…感覚。

「聞け…君は完全に洗脳されることはないのだ。
 それが君の真価なのだ。
 その意志力こそが君の素養なのだ…」

誰だ…お前は?
「君には仙命樹といったほうが良いだろう。
 …さて、行き給え、敵も味方も、君を待っているぞ」

その瞬間――

A 俺の意識は反転した。どこまでも清浄、たとえるなら蒙古の青空。
B 子供時代の光景が目の前に広がっていた
C 意識が宇宙空間を漂っている…目の前には… *指定
D すべての感覚を取り戻しつつ、仙命樹の意識すら顕在化した…
710名無しさんだよもん:04/01/16 01:16 ID:gfy0Trx8
711名無しさんだよもん:04/01/16 01:18 ID:E6oLVETZ
「……ん! ……さん!!」
 ん……なんだ……?
「御堂さん!! 負けるな! 心を強く持って、電波に対抗するんだ!!」
「御堂さん、がんばるんだ!!」
「おっさんはこんなところで負けるような奴じゃねえだろ!? 男を見せろよ!!」
「御堂さん……がんばって! 私も応援してるから……」
「電波……また届くの、待ってるよ……」
「まいったぁ! 俺は、まいったぁ!! なぜなら、御堂に壊れて欲しくないからだぁっ!!」
「御堂さん……あなたなら電波に勝てる、そう信じてます」
「早く、電波ぐらい破りなさいよっ!」
「がんばれっ、最後まで!!」
 だんだんと姿が……見えてきた。
 祐介……耕一……浩之……初音……瑠璃子……高槻……かえで……かおり……梓……。
 みんなの姿が……見える。
 俺が久しく忘れていた……仲間の姿が。
 長年、最も不要だと切り捨てていた……仲間の姿が。
 ……そうだ、俺は何を苦しんでいる?
 心を強く持て……だと?
 心の代わりに……俺にはあるじゃないか。ともに戦うべき……仲間が。
「そうだ……。それでいい……」
 へっ……仙命樹っつったな……。なかなかのおせっかい焼だぜ……。
「ぐおおおおぉぉぉぉっっっ!!!」
 俺はそう吼えた。
 そして……頭の中のざわめきがやみ、体が軽くなるのを感じた。
 まさか……俺は……。

A 仙命樹の力を全て引き出せる、坂神のような完全体を超える力を手に入れたのか?
B 電波に耐える精神力を身に着けたのか?
C 電波を身に着け、相殺したというのか?
712名無しさんだよもん:04/01/16 01:27 ID:gfy0Trx8

713名無しさんだよもん:04/01/16 01:35 ID:E6oLVETZ
 仙命樹の力を全て引き出せる、坂神のような完全体を超える力を身に着けたというのか……?
 この躍動感、そして全身からみなぎる力……。
「御堂さん!」
 祐介が走り寄ってくる。
「御堂さん……あなたという人は……」
 泣くな……男の涙なんか見たくもねえや。
「やったな……おっさん」
「御堂さんならやれると、私信じてたよ……」
 浩之……初音……。心配かけたな。
「御堂ちゃんの電波……とどいたよ。」
 そうか……瑠璃子。
「皆、心配かけちまったな。だがこの俺は、ぴんぴんしている。大丈夫、どこも悪くはねえ」
 そういって体を動かしてみた。
 ……体が軽い。よし、跳躍してみるぞ。
「……おぉっ!?」
 軽くとんだつもりが五メートルぐらい飛び上がれた。すげぇ。
 仙命樹の力はとんでもないものがあるな……。
 今なら……

A 水を苦ともしない、文字通り完全無欠になっているかも
B 電波を完全に防げるかも
C 地上最強とか抜かしていた耕一に勝てるかも
714名無しさんだよもん:04/01/16 01:37 ID:8QtQYBj9
c
715名無しさんだよもん:04/01/16 01:41 ID:E6oLVETZ
 今なら……地上最強とか抜かしていた耕一に勝てるかもな。
 電波を受ける前までなにやら俺の第六感がヤバイと告げていた耕一が、今ではなんともおもわねえ。
「今なら耕一に勝てるかもな。圧倒的差で……」
「何だ、御堂さん。電波に耐えたと思ったら俺に勝てるかもって……。
 電波に耐えるのと、俺に勝つことではわけが違うぜ……種が違うんだから、無理があるよ」
 そんなこといわれても、なぜか勝てる気がするんだよなぁ。
 試してみるか?

A 試してみる
B やめておく
716名無しさんだよもん:04/01/16 01:43 ID:0mNODvem
717名無しさんだよもん:04/01/16 02:43 ID:gfy0Trx8
「よし…生まれ変わった俺の力、見せてやるぜ」
「ふっふっふっふ…後悔しても遅いぜ、おっさん」

 作戦前に怪我をするといけねえんで、俺達は腕相撲という形で闘う事にした。
俺達は机の上でお互いの手を掴み合い、対峙する。審判は浩之だ。
「じゃぁ、始めるぜ。 レディ………GO!」
 合図と同時に俺は手に力を込める腕がきしみ、筋肉が唸りを上げる。
耕一も同じようで、腕の血管が浮かび上がり歯を食いしばり力を振り絞っていた。
そして──

A 勝負は互角、膠着状態に
B 何と、御堂が押していた
C やはり、耕一の方が押していた
D それよりも先に机が壊れた
718名無しさんだよもん:04/01/16 02:46 ID:8QtQYBj9
D
719名無しさんだよもん:04/01/16 02:53 ID:gfy0Trx8
 勝負は互角か!?と、思ったその時、体重をかけていた二人の肘を結んだ直線
状に机が真っ二つに割れた。激しい轟音とともに俺達は地面に倒れこんだ。
「勝負は…まぁ、ノーゲームだな」
「だな…」
「ああ…」
 まぁ互角って事にしておくか。

A 高槻に発明品の結果を聞く
B 浩之に稽古をつける
C 素人どもに銃の使い方を教える
D 武器の整備
E 女性陣を散歩にでも誘う(人物指定)
720名無しさんだよもん:04/01/16 02:56 ID:pQSD9FN9
E 初音
721名無しさんだよもん:04/01/16 03:07 ID:gfy0Trx8
 祐介と瑠璃子は何やら話しこんでいる。少なくともイチャイチャしているようじゃないが。
葵と浩之は訓練中、高槻は謎の発明中、耕一と楓は買出し、梓は…かおりに付きまとわ
れてる。放っておくか…
「暇だし…散歩に行くか」
 そんな事を呟くと、家から初音が出てきた。皆、何かをやっているので、あいつも暇みてえだな。
何やらつまらなそうな顔をしている。誘ってみるか…
「初音、お前も暇そうだな」
「うん、耕一お兄ちゃんもお姉ちゃんたちも忙しいみたいだし…」
「じゃぁ、俺と散歩でもするか?」
「うん…そうだね、じゃぁ御堂さんに付いていくよ」
 
何処に行く?

A コンビニ
B 雨月山
C 柏木邸
D 水門
E 柳川のマンション
F 図書館
G 喫茶店
722名無しさんだよもん:04/01/16 03:20 ID:A76VMBDF
ホテルが無いのが納得いかんが、とりあえずE。
723名無しさんだよもん:04/01/16 03:32 ID:gfy0Trx8
「ねえ、御堂さん」
「ん、何だ?」
「ちょっと寄りたい所があるんだけど、いいかな?」
「ああ、構わねえぜ」

 俺達は郊外のあるマンションの前に来た。
「ここに何があるんだ?」
「うん、ここに私たちの叔父さんがいるの。 ちょっと怖いけど頼りになる人だよ」
「力を…貸してもらうってことか」
「うん」
 俺達はそいつの部屋の前まで移動した。そして、初音がチャイムを鳴らすと──

A 留守だった
B 貴之が出てきた
C 柳川が出てきた
D 何故か長瀬警部が出てきた 
724名無しさんだよもん:04/01/16 04:16 ID:DWy5nqr4
C まぁ、普通に。
725名無しさんだよもん:04/01/16 04:29 ID:gfy0Trx8
『…誰だ』
 インターホンから聞こえたのは若い男の声だった
「わたしだよ、初音」
『初音ちゃんか。 無事だったのか?取りあえず中に入るといい』
「他にも人がいるけどいいかな?」
『誰だ?その口ぶりだと耕一たちじゃないみたいだが…』
 男の口調が急に変わる。流石に警戒しているみたいだな。
「御堂さんって言う人。大丈夫、悪い人じゃないから」
『…まぁ、いい。入ってきてくれ』
 ドアを開け現れたのは眼鏡を掛けたどこか陰険な面をした優男だった。
そいつの状態は──

A 無傷
B 軽傷
C 重症
726名無しさんだよもん:04/01/16 04:29 ID:gfy0Trx8
ゴメン、

C 重傷

の間違い。
727名無しさんだよもん:04/01/16 05:26 ID:QlSUkefz
Bで
728名無しさんだよもん:04/01/16 08:52 ID:mFyPy2k0
腕を包帯で吊り、あちこちに絆創膏やら包帯やらが付いていた。
「ど、どうしたの!?その怪我は?」
どうやらそんなに致命的じゃあないようだが…

男は複雑な表情を浮かべ、初音から目を逸らした。
「これか…これはな、

A 雅史軍団の勧誘を断ったら襲われた。
B 突然、空から自動車の天井が降ってきた。
C 操られた千鶴にやられた。
729名無しさんだよもん:04/01/16 09:05 ID:VzI/BA4B
Cかな
って、軽傷だよね?
730728:04/01/16 09:09 ID:mFyPy2k0
擦り傷、切り傷ばっかりで、それを塞ぐ為…と言うことに…
731名無しさんだよもん:04/01/16 11:27 ID:pQSD9FN9
「ああ、その、君の姉さんにやられた。まあ、腕鳴らし程度だった
らしく、すぐ撤退してくれたが」

 腕鳴らしということは、強化されている可能性があるということだ。
 千鶴という女は戦い慣れているはずだ。そのままの状態だったら
この男を引きちぎるなり八つ裂きにするなりにして殺しているはずだからだ。

「とりあえず、御堂、だったか? 上がるか? たいしたものは出せないが」

 別にお茶を期待してはいない。こういう口ぶりからして、元々は
礼儀正しい男なのだろう。敵に襲われて気を張り詰めるのは仕方の無いことだ。
 それに、口ぶりからして不機嫌さが垣間見える。きっとこの男の
 戦い方で千鶴に攻めたはいいが、結果的には負けが目立っていたのだろう。
さて、
 
 A お邪魔させてもらう
 B 傷の治療に専念させるため、ここは下がる
 C 怪しいな、とふと思う
732名無しさんだよもん:04/01/16 11:38 ID:JB880mKt
Aで
733名無しさんだよもん:04/01/16 12:15 ID:bz7fRR02
「おう、上がらせてもらうぜ」

玄関を抜けて部屋に入る。意外と広いな・・・
さて、

A まどろっこしいのは好きじゃねえ。簡潔に用件だけを言う。
B まずは場を和ませてみる。
C 取引を持ちかける。
D 「俺と戦え。負けた方は勝った方の言いなりだ」
E ここは初音に任せる。
734名無しさんだよもん:04/01/16 12:29 ID:GtYBQJKX
Bで
735名無しさんだよもん:04/01/16 12:44 ID:AwMqhgK9
まずは場を和ませるために茶でも戴くとしよう。

 ずずず
 茶を啜りながら俺は柳川に尋ねる。
「柳川だったな、あんたは何で千鶴に襲われたんだ?」
「千鶴さんが俺の所に訪ねて来たんだ、『初音がここに来ませんせしたか?』ってな。それで来てないと答えたらこのザマだ」
「お姉ちゃんが私に……? …………あいつらめ、あたしを使ってヨークを目覚めさせる魂胆かよ…」
 突然初音の口調が変わった。いや、それよりも初音の口から出た『ヨーク』という単語に驚きだった。
「よう、ヤナちゃん久しぶりだな」

 A 「みさきとの仲はどうなんだぁ ああん?」
 B 「あの偽善者はどこへ行きやがったんだ?」
 C 「腹減った、出前をとるぞ。もちろんヤナちゃんの奢りでな」
736名無しさんだよもん:04/01/16 12:52 ID:JttVRm+/
Aで。今回は懐かしいなあ
737名無しさんだよもん:04/01/16 13:01 ID:8FUplueR
クロスオーバーっぷりが半端じゃなくなってきたな(w
738名無しさんだよもん:04/01/16 13:07 ID:gfy0Trx8
>>737
柳川の世界では月島兄は既に死亡しているので別物と言うことで
739名無しさんだよもん:04/01/16 13:14 ID:gfy0Trx8
「みさきとの仲はどうなんだぁ ああん?」
 その名前が出ると柳川の奴の顔に滝のような汗が浮かんできた。
「み、みさき君とは…別に…か、彼女なら俺が襲われた時点で隆山から避難させている」
 随分と狼狽しているが、どうやら知り合いのようだな。
「はん、どうだかね。 で、奴らはヨークに関しては何処まで調べ上げてやがるんだ?」

A 後は初音ちゃんを使って起動させるだけなところまで 
B 中のセキュリティが厳しく、入り口付近
C 敵の防備が厳しく、調べられなかった

大体御堂は柳川時空旅行で柳川と顔見知り。ただし、過去で
740名無しさんだよもん:04/01/16 13:22 ID:bz7fRR02
a
741名無しさんだよもん:04/01/16 13:46 ID:gfy0Trx8
「後は初音ちゃんを使って起動させるだけのようだ。 これは拙いと思って初音ちゃんを
 探している矢先に千鶴さんに襲われた」
「奴らも必死であたしを手に入れようとしているって訳か…どうりで鉄クズ共がレズ豚の家に
 やってくる訳だ…」
「なぁ、俺には話が全然見えねえんだがよ、その『ヨーク』ってのは何だ?」
 二人は話していいものかと躊躇うが、事態が急を要しているのを察してか口を開いた。
「…おかっぱ姉貴からあたしたちが宇宙から来たってのは聞いたよな」
「ああ」
「その時の宇宙船さ。 宇宙へは飛べないが武器はまだ生きている。 起動させりゃこの辺
 一帯を吹き飛ばすのも訳無いぜ」
「…!何てこった!今夜鶴来屋を襲撃だってのに…」
 月島の電波だけじゃ、どうやっても国家転覆なんて出来るとは思わなかったが…
こんな切り札を用意してやがったとはな。
「何だって? そんな事出来るのか?」
「ん?ああ、戦力に武器、それにある程度の電波対策が出来たからな」
「警察署が襲われて以来、一人で戦ってきたが…やっと味方が見つかってよかった。 
 一人ではどうにもならないしな」
「舞はどうしたんだ?」
「…俺一人でどうなるか分からないと思って、さっき言ったようにみさき君と一緒に避難させた
 俺一人が残って奴らの様子を探っていた」
「その『ヨーク』ってのを破壊、若しくは破損させるってのはどうだ?」
「は、無理だね。 鬼の力でぶん殴ろうが蹴っ飛ばそうが傷一つ付かねえよ」
 作戦を少々変更する必要がありそうだな。こいつを何とかしないとこっちが勝ってても
いきなり一発逆転の鬼札(ジョーカー)を出されるみたいなもんだ。

A 作戦の内容を変更する
B 今すぐに何とかする
C 作戦の変更は無し
742名無しさんだよもん:04/01/16 13:50 ID:gfy0Trx8
ごめん、御堂はヨークの名前は知っているんだよね。

「なぁ、俺には話が全然見えねえんだがよ、その『ヨーク』ってのは何だ?」

から

「『ヨーク』ってのは雨月山にある遺跡の事だよな。 あそこに一体何があるんだ?」

に脳内変換してください。自分で書いたのに…
743名無しさんだよもん:04/01/16 14:02 ID:WtiXXqNV
C
744名無しさんだよもん:04/01/16 14:14 ID:gfy0Trx8
「で、どうするんだい?御堂ちゃんよぉ?」
「いや、作戦の変更は無しだ。月島を倒し、雅史の奴を仕留めれば問題ない。
それに、戦力を下手に分断するわけにはいかねえ」
「…まぁ、それも策のうちか。初音ちゃんがこちらにいる以上は奴らにとってヨークは無意味だ」
「で、あんたにも協力してもらいたいが…怪我は大丈夫か?」
 致命傷じゃないが足を引っ張るようなら、横みたいに帰ってもらう必要がある。
「これくらい問題ない。 鬼の生命力をもってすれば直に治る」
「ヨークは無しか…じゃぁ、あたしの出番は無さそうだな。初音に代わるぜ… ……?あれ?
 もしかしてあたし『また』代わっていた? へ、変な事言ってないよね?」
「ああ、大丈夫だ」

A 高槻に発明品の結果を聞く
B 浩之に稽古をつける
C 素人どもに銃の使い方を教える
D 武器の整備
E そのまま作戦の時刻へ
745名無しさんだよもん:04/01/16 14:18 ID:LFcogo3A
A
746名無しさんだよもん:04/01/16 14:39 ID:7VkZDuwJ
「よう高槻、アルミ服はできたか?」
「駄目だぁぁぁ!電波に耐えられる厚さにすると動くだけで割れてしまぅぅぅ!
 鎧状にすると継ぎ目から電波が入り込んでしまぅぅぅ!」

あんだけ大口叩いといてこれかよ。使えねえ奴だな。

「だがぁぁぁ!代わりに他のものを作っておいたぁぁぁ!」
「ほう、何を作ったんだ?」
「超強力な閃光弾だぁぁぁ!これで岩切に大ダメージを与えられるぅぅぅ」

なるほど、水戦試挑体であるヤツは光に弱い。これなら役に立ちそうだ。

A 高槻に発明品はまだあった
B しかしこの道具には重大な欠点があった
C 浩之に稽古をつける
D 素人どもに銃の使い方を教える
E 武器の整備
F 柳川の戦闘力を試す
G そのまま作戦の時刻へ
747名無しさんだよもん:04/01/16 14:44 ID:LFcogo3A
さらにA
748名無しさんだよもん:04/01/16 14:55 ID:7VkZDuwJ
「さらにぃぃぃ!もう一つ良いものを作っておいたぁぁぁ!」
「うるせえ!いちいち叫ぶな。で、何を作ったんだ?」
「防水クリームだぁぁぁ!浩之からお前達は水に弱いと聞いたぁぁぁ!
 これを塗っておけば肌に水が触れなぃぃぃ!!」

ふむ、俺にはもう必要ねえ物だが、浩之には必要かもな。
ま、念の為俺も塗っておくか。

A しかしこの道具には重大な欠点があった
B そのとき仙命樹が語りかけてきた
C 浩之に稽古をつける
D 素人どもに銃の使い方を教える
E 武器の整備
F 柳川の戦闘力を試す
G そのまま作戦の時刻へ
749名無しさんだよもん:04/01/16 14:56 ID:qiVQMNhA
Bで
750名無しさんだよもん:04/01/16 14:57 ID:Lnaf2dHF
「まだだぁ!我が発明品はこれだけではなぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
何?もう一つ作っていやがったか。これは何だ?
「これはなぁ、日吉かおりの家の物を寄せ集めて作った……」

A 女性を無力化させる装置だぁぁぁぁ!!
B 電波を吸収、反射する装置だぁぁぁ!!
C 同志犬飼に負けじと作った強化装置だぁぁぁ!!
D 襲ってきたHMXー13達の残骸を集めて作ったロボットだぁぁぁぁ!!
E カードマスターピーチのステッキだぁぁぁぁ!!
751名無しさんだよもん:04/01/16 14:59 ID:Lnaf2dHF
また先を越されたか・・・早ぇなあみんな
752名無しさんだよもん:04/01/16 15:01 ID:7VkZDuwJ
じゃあ次をどうぞ。
753名無しさんだよもん:04/01/16 15:02 ID:gfy0Trx8
(…御堂よ)
 その時、俺の中の仙命樹が語りかけてきた。
(どうした?)
(私が水に弱いのは治っていないぞ)
(何だって?)
(以前よりは改善されて水が多少かかるくらいは大丈夫だが、水の中に
 長時間…時間にすると4〜5分以上浸かるともう駄目だ)
(そんなに甘くないって事か)
(そうだ)

A 浩之に稽古をつける
B 素人どもに銃の使い方を教える
C 武器の整備
D 柳川の戦闘力を試す
E そのまま作戦の時刻へ
754名無しさんだよもん:04/01/16 15:03 ID:Lnaf2dHF
Dで
755名無しさんだよもん:04/01/16 15:03 ID:7VkZDuwJ
先越されたけど考えてた内容と同じだった(笑

756名無しさんだよもん:04/01/16 15:05 ID:7VkZDuwJ
ちなみに>>755>>753の事な。
757名無しさんだよもん:04/01/16 15:13 ID:wXOnuMwH
「柳川よお、ちょっとお前さんの力を見てみたいんだが。」
「俺か?やめておけ、例え凄腕の殺し屋だとしても狩猟者たる俺には勝てん」
「そんな事言っていいのか?俺は耕一とも互角に渡った男だぜ?(腕相撲だけどな)」
「耕一と?ほう…面白い、ではその腕前見せてもらおうか」

A やはり腕相撲で勝負
B 射撃の腕を見せてもらおうか
C 身体能力比べといこうか。まずはランニングだ
D 勝負は真剣じゃなきゃな。本気で殺る気でかかってきな!
758名無しさんだよもん:04/01/16 15:14 ID:7VkZDuwJ
759名無しさんだよもん:04/01/16 15:26 ID:wXOnuMwH
「構わねぇぜ、本気で来な。耕一とは途中でおあずけ食らって消化不良ぎみなんでな」
「フン、死んでも恨むなよ……ウォォォォォォォォ!!」
「ほう、これが真の力を解放した鬼って奴か。変身した姿は初めて見るぜ」

ヴンッ
…余裕かましていた俺の首元を豪腕がかすめた。
一歩引いてなければ確実に首ごと持っていかれただろう。
それ以前にあの速度に反応できるのは俺と耕一ぐらいだが。
「どうやら本当に殺す気できたらしいな。ヘッ、そうでなくちゃな。
楽しくなってきそうだぜ…」

A やはり俺の本分は銃撃戦。距離を取る
B 今の俺なら鬼とも接近戦で渡り合える。殴りあってみるか
C それじゃあこちらも仙命樹の力を解放してみるか
D こんな事で貴重な戦力を失うのも嫌だしな、そろそろやめよう
760名無しさんだよもん:04/01/16 15:31 ID:maeWq8Cl
仲間同士で傷つけ合っても仕方ない、ここはあえてDで
761名無しさんだよもん:04/01/16 15:37 ID:gfy0Trx8
「こんな事で貴重な戦力を失うのも嫌だしな、そろそろやめよう 」
 すると、柳川の方も動きを止め、変身を解く
「そうだな…こっちもまだ本調子じゃないしな」
 げ、あれで本調子じゃないのかよ…だとしたら本気で戦うのは拙かったのかもしれん。

A 浩之に稽古をつける
B 素人どもに銃の使い方を教える
C 武器の整備
D そのまま作戦の時刻へ
762名無しさんだよもん:04/01/16 15:38 ID:zEotbD0V
B
763名無しさんだよもん:04/01/16 16:04 ID:zmZWF2Y+
「まずは安全装置だ。これを解除しなければ話にならねえ…」
俺が素人共に銃の使い方を教える為に基本的な事から説明していた。
「弾丸が入っているのを確認、次に安全装置解除、ここまでは解るな?」
「いくら何でもそれぐらいは皆知ってるぜ」
「いや、瑠璃子や初音にも銃を持たせてる以上、
基礎から教える必要はある。特に初音は虫も殺せなさそうだしな」
「なるべくなら使いたくないけど…」
「いいか、初音。お前には鬼の力がある。が、それでも
お前が一番気弱で普段は攻撃をためらう可能性があると思い
護身用として銃を渡した。お前がさらわれたらまずいしな。
最後に必要なのは敵を撃つ覚悟だ。お前にそれがあるのか?」

「へっ、そういう時はあたしが代わりにブッ放してやるから心配するなおっさん」
そう言った初音はまた反転していた。なるほど、便利な性格だぜ。
そして1時間たっぷり使い、俺は銃の使用法を全員に叩きこんだ。もう昼か。

A 浩之に稽古をつける
B 武器の整備
C 昼飯にしよう
D 昨日閉まってた図書館に向かってみるか
E そのまま作戦の時刻へ
764名無しさんだよもん:04/01/16 16:05 ID:HBXqsN+T
765名無しさんだよもん:04/01/16 16:05 ID:zEotbD0V
D
766名無しさんだよもん:04/01/16 16:21 ID:0lMl4dK+
よし、昨日閉まっていた図書館に向かおう。
一緒に連れていく仲間は留守中に襲撃を受ける可能性もあるので、
耕一と浩之、女連中は残し、調べ物をするという点も考慮して
祐介・柳川・高槻を連れていく事にした。

よし、今日は開いているみたいだな。お邪魔するぜ…
俺は図書館の扉を開き、中に入った。
「お待ちしていましたよ、御堂さん」
「あっ、貴方は…」
俺が驚く前に、後ろの仲間が口を開いた
「貴方は、長瀬…」

長瀬一族からキャラを選択してください(但し、七瀬彰は不可)
767名無しさんだよもん:04/01/16 16:26 ID:gor+p9Uo
源一郎叔父さんで話を進めてみる。
前に御堂の事特異点とか言ってたし。
768名無しさんだよもん:04/01/16 16:31 ID:gor+p9Uo
今見返してみたけど>>233だった。特異点以外にも
我々は監視を続けるとか気になる事色々言ってるね今にしてみると。
769名無しさんだよもん:04/01/16 17:59 ID:gfy0Trx8
「源一郎叔父さん…」
 祐介が驚いている…無理もねえ、俺だって驚きだ。俺たちの目の前にいるのは
俺に依頼をしてきたあの長瀬源一郎とか言う教師だ。
「お久しぶり…と言うべきでしょうか、御堂さん。 言っていたでしょう?
 >>233で『我々としては監視体制は解かない』とね」
「そう言えば俺が特異点とか何とか言ってやがったがあれの事か?」
「そう…あなたは特異点…」

A あなたの行く先々で常にトラブルが絶えないのはその所為ですよ
B あなたは定められた因果の影響を受けない特異点なんですよ
C 何たって主人公ですからね。それだけです
770名無しさんだよもん
B