私の実家は寺院です。だから、幼い頃から身近に人の死と接してきました。
死は確かに厳粛なものです。弔意も哀惜の念も当然でしょう。
悲しいものは悲しいです。
けれど。
幼い頃に、あるお坊さんが言われました。
「必要以上に悲しんでみせることは、生前のその人に対する敬意が不足していたことの裏返しだ」と。
いえ、別に何が言いたいというわけではありません。
だからというわけではありませんが。
今は、竹林明秀氏に哀悼の念を。
確かに葉の一時代をになった、一スタッフにお悔やみを。
事故の形はともかく、どうか安らかで。
それだけです。