>951
いきなり新スレの雰囲気を滅茶苦茶にする気か、スレ立て早々にそんなの投下したら「そういうスレ」と勘違いするだろうが
そんな誤解すぐ解けるだろうし、どうでもいいんじゃねーの?
それよりどの放送が特に良かったか語りませんか。
てかまだこっちが余ってるんだからこっちに落とせばいいだろ。
わざわざ混乱の原因持ち込む必要なんてあるか?
955 :
943:03/09/17 00:02 ID:kS7zGZH/
>>952-954 そうですね、こっちに落とす事にします。
書き終わるまでこっちが残ってればナー
>>952、めっさ切れてるな。会社で嫌なことでもあったのか?
つーか新スレ立てましょう
>950
次スレよろ。
もう見てるかどうかもわからないキリ番厨に期待すんなって。
960頼む。
了承
961 :
960:03/09/17 01:50 ID:QBZfKnRL
よーしパパまとめ投下しちゃうぞ〜
第1回 >9 尾根市にお住まいのP・Nバニ山さん
第2回 >15 >21 名無しさんだよもんさん
第3回 >22
>>24 >30 名無しさんだよもんさん ×2
第4回 >35 >41 名無しさんだよもんさん
第5回 >42 >46-50 華音市 PN華音ライダー顎
第6回 >51 >61-62 空市 PNラーメンセット
第7回 >60 >63-64
>>69-70 御音市 PN:匿名希望だよもん
第8回 >81 >84-85 尾根市 PN沢口じゃねーよ
第9回 >86
>>95 >100-101 隆山 PN 鬼いちゃん、華音市 揉み上げ自慢
第10回 >113 >116-117 K県E市 電波少年
第11回 >129 >137-138 尾根市 K.S
第12回 >140 >143
>>152-153 神奈川県在住 名無しさんだよもん
第13回 >155 >159-160 中崎町 影の情報通
第14回 >164 >170-171 東京都 元に戻って
第15回 >178 >183-184 PN:部員募集中です!
第16回 >190 >192-193 K県E市 ちょっぴり泣き虫な生徒会役員
第17回 >196 >207-208 PN ズンパンLV.1
第18回 >226 >229-230 PN 友達だよね
第19回 >236 >237-238 華音市 鯛を焼く男
第20回 >245 >246-247 華音市 内緒ですよーっ
第21回 >257 >259-260 華音市 PN:リボンの騎士
第22回 >271 >274-275 華音市 たぬきさん
第23回 >278 >283-284 大気町・よいの明星
第24回 >287 >288-289 尾根市 PN うた子
第25回 >292 >296-297 ぺんねーむ;水戦試挑体
第26回 >299 >303-304 尾根市 PN誰が極悪人よっ
第27回 >311 >318-320 PN 絶叫男
第28回 >324 >328-330 隆山 PN チョキしか出せないんですぅ
第29回 >334 >354-355 尾根市番外地 エスパルス・クライシス
第30回 >374 >391-392 尾根市・ラジオネーム「乙女なのよ」
第31回 >375 >393-394 中崎町 匿名希望
第32回 >403 >405-406 華音市 異常比率じゃない
第33回 >408 >413-414 華音市 異常比率じゃない
第34回 >417 >426-428 空市大気町 PN:がおがお大行進
第35回 >441 >460-462 尾根市 ラジオネーム カツカレー好き
第36回 >476 >478-479 華音市 ラジオネーム 私に妹なんていないわ
第37回 >488
>>494-497 >505-507 東鳩市 最速情報レポーター
第38回 >498 >512-513 空市 PICO
第39回 >516 >532-534 華音市 ラジオネーム 生まれたてのKUZE
第40回 >243
>>466>>542 >545-547 K県E市 屋上少女
第41回 >557 >564-565 大気町沖上空、ウイングウーマン
第42回 >572
>>575 >590-591 尾根市 ラジオネーム HIGE
第43回 >597 >618-619 K県E市 ラジオネーム:生徒会長
第44回 >603 >636-637 華音市・この葉書を採用しないスタッフ嫌いです
第45回 >643 >647-649 尾根市・μ
第46回 >657 >674-676 えいえん みずか
第47回 >683 >700-701 大気荘・衛門
第48回 >692 >707-709 華音市、魅惑の三つ編み
>713 >730 尾根市・聖なる母
第49回 >735 >765-767 双心市・鉄人13号
第50回 >747 >770-772 華音市・病院の名無しさん
第51回 >748-749 >787-789 尾根市・沈黙は金
第52回 >750 >804-805 中崎町 美男子星人
第53回 >797 >813-815 華音市・アンテナボーイ
第54回 >799 >826-827 双心市・欲しーな
第55回 >802 >833-834 米国・無敵の92
第56回 >820 >848-849 大気町・得意料理はハンバーグ
第57回 >840 >870-872 夕凪市・T君大好き!
第58回 >856 >888-890 華音市・夜の銀ギツネとタヌキ
第59回 >886 >904-906 トゥスクル マスク・ザ・ホワイト
あらためて見るとすげー量だな。
やたらマンセーするヤシが居るのも納得しちまうわ。
それは、放送終了後の事だった。
みさお「う〜ん、今日も終了っと」
一弥「うん、そうだね・・・ん・・・?」
ちりちりちりちり
みさお「かず君、どうしたの?お姉さんに言ってみ?」
ちりちりちりちりちりちりちりちりちり
一弥「…ぼく…みさおさんが…欲しい…」
みさお「い、いきなりなにを言いだしますか?(やや赤面」
一弥「ぼく…もう、耐えられない…」
みさお「じょ、冗談よねかずく…んっ、んんっ!」
一弥は、みさおの口を自身の口で塞いだ。
そして、真っ赤な舌でみさおの舌を引き出した。
みさお「んっ…かず…く…あん…やめ…はぁっ…」
一弥「ぁうっ…んん…ふ…ぁっ…」
みさお「はぅっ…ぁん…く…ふぅ…ぁあっ…」
一弥「んんん…あぅ…んく!」
一弥が喉を鳴らし、そこに溜まっていたものを飲み下すと、二人の間に光る糸が渡った。
そして、一弥は、いつか自分の口から出た妄想のように、みさおのワンピースを乱暴に脱がせた。
一弥「ふふっ…みさおさん…綺麗だよ」
みさお「かずくん…お願いだから…やめて…」
一弥「みさおさん、前、自分で言ってたよね?そんな無防備な泣き顔見せてたら、逆効果だよ?」
そう言って一哉は、みさおの小ぶりな双丘の頂上にある突起を、ちょんとつまんだ。
みさお「ひゃんっ!」
一弥「みさおさん、なかなか感度いいんだねえ(くすくす」
みさお「かずくん…いつ、そんな…あっ、んあぁぁ!」
一弥「ぼくに、いろいろな事を教えてくれたの、みさおさんでしょ?(小悪魔的な笑みを浮かべつつ」
みさお「わたし…そんなこと……や…ぁ…ん…かずく…やめっ…っはぁ…ぁぁん…」
一弥「え、嫌?なら、もっと気持ちよくしてあげるね…」
みさお「かずく…何を…はぁんっ!」
一弥は、みさおの乳首に、真っ赤な舌をはわせていた。
一弥「ぺろ…ちゅ…ちゅっ…ぺろ…」
みさお「はぁ…ん…やぁっ…あぁ…」
一弥「みさお…さ…ぁ、む…」
みさお「ふ…ぅ…んっ…ぁぁっ…だめぇ…かずく…っあぁん!」
一弥「ちゅうっ…ぺろっ…」
みさお「はぁんっ…い…やぁっ…っはぁ…」
一弥「…本当に、嫌?」
そう言うと、一弥はみさおのスカートの中に、手を入れた。
みさお「あっ!だめっ…そこはっ…あんっ!」
みさおのそこは、くちゅくちゅという水音が立つほど、湿っていた。
一弥「ここ、こんなにとろとろだよ?本当に嫌なの?」
みさお「あはぁっ…ああ…かず…く…はぁぁんっ!」
一弥「そんなに大きい声出して。みさおさんはえっちだなぁw」
みさお「ぁぁん、ひぁっ!かずく…い…やぁ…っ…ぁぁっ!」
一弥「ふふっ・・みさおさんの声、可愛いよ。もっと聞きたいな」
一弥は、みさおを長椅子に押し倒して、スカートと下着を脱がせ、あらわになった秘所に、舌を這わせた。
一弥「ちゅ…ぺろぺろっ…ちゅぱっ」
みさお「ひぅっ…、ああっ……はぁぁぁん!」
一弥「んむ…ちゅぷ…はぁっ…ちゅぷっ」
みさお「はぁっ…あぅっ…ああん!だめぇ…かずく…い…やぁ…」
一弥「本当にやめて欲しいのか…なら、残念だけどやめるね…」
みさお「えっ・・・」
一弥はそう言うと、すくっと立ち上がった。
一弥「なんで、そんな不思議そうな顔してるの?嫌なんじゃ、なかったの…?」
みさお「かずくん…そんなこと言うと、私、本気になっちゃうじゃないの…」
そう言って、みさおは立ち上がり、一弥を長イスに押し倒した。
その顔は、いつもの妖艶さを、取り戻していた。
みさお「かずくんも、気持ちよくしてあげるね…」
一弥「なっ・・・みさおさん、何をっ・・・」
一弥がそう言ったときには、もうズボンのジッパーが下ろされ、一弥の一物が取り出されていた。
みさお「かずくんのこれ、意外に大きいんだね…かむってるけどw」
一弥「みさおさん…恥ずかしいから…あんまり見ないで…」
みさお「自分だけ…私の恥ずかしいところ見たくせに…そういうこと言うの…かずくん…?(上目遣いで」
一弥「ぅっ…あの…ぼく…えっと…」
みさお「それじゃぁ、今から気持ちよくしてあげるね…」
一弥「ぁっ…はぁっ…あぁっ…」
みさお「ん…ちゅ…は、ぁ…ぴちゅ…ちゅぷっ」
一弥「あ…ふぅっ…はぁっ…ぼ…くも…みさおさんを…気持ちよく…」
みさお「ちゅぱ…ちゅっ…ふ、う…ぺちゃっ…んっ…はぁぁっ、あうっ、ああんっ…」
一弥「ぺろっ…りろっ…くちゃっ…ぁはぁぁっ…ぁぁっ…」
みさお「ちゅぱ…かずく…はぁんっ…いいっ…あはぁっ!」
一弥「みさお…さ…ぁぁっ…きもち…いいよっ…ぁぁっ!」
みさお「ちゅぱ、ちゅっ…ふ、ぁぁぁっ…んんっ…あぅっ…」
一弥「ぺろっ…ぺちゃっ…みさおさ…ぼく…もうっ…」
みさお「ちゅぱ…にちゅっ…あふぅっ…わ…たしも…もうイきそ…はぁぁんっ!」
一弥「ぺちゃぺちゃっ…ぁっ…はぁぁっ…んんっ…」
みさお「ちゅぱっ…は、ぁぁぁっ…くちゅっ…いいよ、わたしの…口の…中にっ…」
一弥「ちゅ…ぁあっ…ぺろっ…は、ぁぁっ…くちゅっ…ああぁ…みさお…さ…」
みさお「はぁっ…ちゅぱっ…は…あぁぁぁっ…ちゅっ…ぃあっ…かずくん…」
一弥「ぺろっ…はぁん…ぺちょぺちょっ…あ、ぁぁぁぁ!」
みさお「りろっ…ひぁぁっ…ちゅっ…は、ぁん…ぺろっ…いっ…はぁぁぁん…」
一弥「ちゅっ…ぺちゃっ…はぁぁっ…ぃぁっ…ああぁぁぁぁっ…ほんとに…もうっ…」
みさお「ぺちょっ…ぺろっ…あふぅっ…は、ぁぁぁぁぁんっ…わたし…も…っ」
みさお・一弥「はあぁぁぁぁぁぁぁん!」
一弥は、みさおの口の中で果て、気絶してしまった。
みさお「電波にやられてるとはいえ、フェラはやりすぎたかなぁ?
かず君…今度はかず君が正気のときに…こういうことしたいな…?」
気のせいか、一弥が少しうなづいたように見えた。
後日、こんな葉書が、届いていたそうな。
電波、届いたでしょう?いい思いできましたか?
K県E市 屋上少女
〜Fin〜
てな感じでどうでしたか?
駄SSですが、読んで頂けると嬉しいです。
気分を害したらすみません・・・
それでは。
同感だ。ここまでねちっこいのは初めてだ。
や っ ぱ り 少 し ね ち っ こ す ぎ ま し た か?
久しぶりの18禁なので、感覚が取り戻せませんですた。
デナオシテキマツ…
次回作(あるのか?)ではもっと良質なものを投下したいです・・・が、
皆様のご期待に添えるようなSSが書けるかは・・・期待しないで待っててください。
ま、書く書かないは個人の自由ですので。
ただ、スレの流れに則さないのはなしね。
さあ、埋め立て埋め立て。
>>975 正直、エロワードをだらだら連ねた駄文にしか見えない。
埋め立てだからまだ許せるが、次スレの本筋ではやめてほしい。
次もやるならせめて950過ぎてからにしてくれ。
まぁ嫌いじゃないけど、スレには合わないかな。
気楽にSS〜とかで書いてリンク貼るって感じのほうがいいね。
自分もなんか書いてみようともしたんだが、折原家テイストが全く出せない事に気付いて愕然。
正直、ここまで難しいモノだとは思ってもみなかった。
あの速射砲の如き小ネタラッシュは、狙って真似できるものじゃないな……。
某氏にちょっとだけ忠告
数ハンとは言え、これから先ずっとコテを名乗る気なら、ある程度の批判は
覚悟しておいた方がいいよ
偽氏やおおさか氏のように、煽られてもそれをネタにして返せるぐらいの
自信があるなら別だけど
(1/
「おはようございまーす」
いつも通り、すれ違う人に時刻に全く合っていない挨拶をしながら廊下を進む。
見覚えのある人、知らない人、掃除のおばちゃん、いろんな人に声をかけながら目的の場所へ、
いつものスタジオへと向かう。
放送がある日いつもせわしない。
学校が終ってからまっすぐ帰宅し、いそいで支度して出てきてもちょっと余裕が有るぐらい。
流石に時々その時間の無さがとても嫌になる。
でもそれ以上に、ここに来てマイクに向かって話すのが、歳相応に頼りなくて、でもどこかかっこいい所も有るパートナーと一緒に放送するのがとっても楽しい。
毎回いっぱい送られてくる葉書を読んで、スタッフの人達と選んで、そして、ふたりで読んで、ちょっとお話をするだけ。
ただそれだけの時間だけど、今ではもう切り離すことができないたいせつなもの。
時々、お礼の葉書が来たときはふたりとも照れくさくなったりして、ふたりで笑いあったり。
たまには嫌な事を書いてくる人も居て、悲しくなったりするけど、そんな時は年上として、見本として軽く受け流してあげなくちゃ。
ホントに気をつけようと思えることだけは受けとめる様にして。
どこをどう伝わったのか、今でも良く判らない知り合いのつてで始めたバイトだった。
最初、かなり緊張しつつもなんとか自己紹介を終えてから、スタッフの人にもう一人一緒にパーソナリティをする子が居るって聞いて、
ああ……一人じゃなくてよかった。 その人に聞きながら邪魔しないようにしなくちゃっ……て考えてた。
私だってまだ高一だし、当然もう一人ってプロの大人の人だと思ってたから遅れて謝りながら入って来たその子を見た時はホント、迷子が紛れ込んで来たのかと思った。
スタッフに紹介され、わたし以上にガッチガチになって自己紹介してきたその子を見て、わたしは自然と微笑んでよろしくって言ってた。
(2/
たぶんその時から、わたしの中で何か変ったんだろう。
ずっとお兄ちゃんのあとにくっついて歩いていたのとは違う、わたしの歩み方が。
やっぱり、年上らしくしようって、どこかで思ってるんだと思う。
ラジオを始める前に比べてなんだか大人っぽく成ったってクラスメイトからも時々言われる。
それもこれも、頼りないパートナーのおかげなんだろう。
でも、そんなことわざわざ言わないし、言えないケド。
それに、それって結局おこちゃまって見てるんだって、子供扱いされるのを嫌がってるあのこは良い顔はしないだろう。
まぁ、いつかいい男になったらちょっとぐらいは付合ってあげても良いかなと思う。
いつになるか判らないけど、それまで見続けてても楽しいだろう。
そんなことを考えて、浮んでくる笑みを堪えている内に、目的の場所に着いた。
一つ深呼吸。
気持ちを入れ替え、ドアを軽く3回ノックしてから開くと、その向こうに待っていたパートナーがこちらを振り向いて目が合った。
いつも通りに先に元気良く声をかける。
「おはよう! 今日もよろしくね、かず君♪」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
もっと、萌えるものが描きたい・・
キタ━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━━( ゚)━━( )━━(゚ )━━(∀゚ )━━━(゚∀゚)━━!!!!
・・・あの、充分萌えかと。ともかく、このスレのみさおたんの、本質がよーく分かるね。
GJ!
さて、どうしましょう。
佐祐理は部屋でひとりごちた。
自分が小等部の頃に着ていた制服をしげしげと眺める。
セーラー服のような水色の襟、プリーツがついた黒いスカート。
まっすぐに結ばれた赤のタイは、今でも新品同様の色合いを保っている。
「むー、どうやって一弥にこれを着せれば……」
お姉ちゃんとして、かわいい弟をさらにかわいくするのは使命だ。
しかし、一弥は姉の行為に否定的だ。女の子の服は着たくないと、何度も言われた。
最初のうちこそ、世間知らずな一弥を騙していたものの、最近は警戒心が強い。
女の子がジーンズをはくのだから、男の子がスカートを〜〜 スコットランドでは〜〜。
などと言って簡単に騙せた日々が、今は遠く懐かしい。
しかし、佐祐理は考え続けた。この難問に比べれば、背理法も複素数平面も簡単に思えた。
考え続け、午前3時に、頭の中でぴこーん、と音がなった。
「名案が浮かびましたーっ!」
翌日の夕方。一弥はひとりでお風呂に入っていた。
髪を洗う。姉が選んだシャンプーは、甘い果実のような匂いがした。
姉の髪も同じ匂いがする。それは幾度となく抱き締められたせいで覚えた。
「はぁ……」
シャワーで髪を流し終えた後、一弥は溜め息をつく。
姉は大好きだけど、なにかと自分で遊びすぎているような気がした。
正面の鏡を眺めた。淡い色の髪と、大きな瞳、体は大きくなくて、頼りない気がした。
「なんだかなぁ…」
女の子みたいだとはよく言われるけど、やはり男としてそれは悲しいことだった。
父親はがっしりした体格だし、背も高くて男らしいのに、自分はそうではない。
「一弥ーっ、入るねーっ?」
「ええっ?」
がらがらと風呂の扉が開く。現れたのは、佐祐理だった。紺色のスクール水着を着ている。
一弥は思わずタオルで股間を覆い隠す。
「な、何? お姉ちゃん……」
思わず声が震えた。その様子を見て、佐祐理は感動したように天井を仰いでいる。一弥にはわけがわからない。
気を取りなおした佐祐理は言った。
「お背中流しますねーっ」
「い、いいよ。僕自分でやるから」
「ダメ。ちゃんと洗っておかないと、女の子に嫌われちゃうよ」
「え、そうなの……」同じ仕事場の少女が頭に浮かんだ。
「もちろん、どんな女の子だって清潔な男の人じゃないと、絶対に嫌いになるんだよ」
「そ、そうなんだ」
「というわけで」
ごしごしと泡立てて、佐祐理は一弥の背中を洗った。小さな背中だった。いつの日か父の背中を洗ったときは、いつまでも洗い続けなければいけないような気がしたのに。
「じゃあ前向いて」
「だ、だめだよお姉ちゃん」
「む、お姉ちゃんの言うこと聞きなさい」
「あぅ……」
「はぅっ」
か、可愛い……。濡れた髪から流れる雫が、一弥の顔をつたっていく。震える睫毛に触れた水滴が、涙のようにも見える。
「あ、あはは、佐祐理もうあがるね」
「どうしたのお姉ちゃん?」
「鼻血が、じゃなくてちょっとのぼせて…」
がらがらがら。佐祐理が出ていく。
「どうしたんだろ、大丈夫かな……。後でお姉ちゃんの部屋に行ってみよっかな」
人が具合を悪くするのを見るのは嫌いだった。人一倍、その辛さを知っていたから。
そのため学校でも保健委員をしている。できるだけベッドの傍にいて、具合がよくなるまで一緒にいることが多かった。
何故か自分クラスだけ急に体調を崩す人が多いのはちょっとした悩みだった。
一弥も風呂をあがり、パジャマに着替えようとしたところで、パジャマがないことに気づいた。
あるのは、佐祐理が昔着ていた制服だけ。すぐに姉の仕業だとわかった。
「ど、どうしよう」
もしパンツ一丁で部屋に戻るのが父親に知れたら、ひどく怒られてしまう。
仕方なく、一弥はそれに着がえた。スカートをはくことに慣れている自分が嫌だった。
ホックを留めることも、ファスナーをあげることも、タイを結ぶことだってできた。
鏡を見ると、そこには女の子が居た。悲しげな顔をして、手を胸元で弱弱しく結んでいる。
洗面所を出ると、廊下にカメラを持っている佐祐理がいた。カシャッ。カメラを構えている。
「あははーっ、一弥とっても似合ってるよーっ」
瞳が潤んで涙が溜まった。
男は泣くべきではない、何度だって父親に聞かされた言葉が頭の中を駆け巡る。
強く拳を握った。震える体が頼りなかったけど、心が支えていた。
心配したのに、なのにお姉ちゃんは……。
「ぼ、僕は男だっ!!」
ハイトーンな声が廊下の壁を響かせる。
「ふぇ…?」
悲しげな顔の姉を見るのは辛かったけど、言わなくちゃいけない気がした。
「だから、こんな服はもう着ない」
その場で服を脱ぎ捨てた。真っ赤に染まった顔と、溢れてくる涙はどれだけ心で止めようとしてもダメだった。
部屋に戻って、枕に顔をうずめた。
しゃくりあげて、ずっと泣いていた。しばらくすると、部屋の扉がノックされた。
「一弥……、入っていい」
10秒ほど後に、一弥はうん、と返事をした。
佐祐理が部屋に入ってくる。一弥は顔を枕にうずめているので、佐祐理の姿は見えない。
「ごめんね一弥。そんなに嫌がるなんて思ってなかったから…」
「僕は、心配したんだよ。お姉ちゃんが急に具合が悪くなったのかと思って、だから後で見に行こうかって思ってた。そしたらお姉ちゃんがあんなことして、僕はすっごく怒って…」
「ごめん……」
「でも僕が勝手にお姉ちゃんが具合悪くなったって思っただけだし、だから僕が勝手に怒ってるだけだから」
「違うよ、一弥はとっても優しいから、だからお姉ちゃんの心配してくれたんでしょ?
悪いのはお姉ちゃんだから…、だから一弥は自分が悪いだなんて思わないで」
ゆっくりと一弥は顔をあげた。そして体が凍りつくような気がした。
佐祐理が泣いている。声からはわからなかった。
「お姉ちゃん、泣かないで…」
「一弥こそ…」
二人に笑顔が灯った。
「あのね、一弥。今日は一緒に寝ない…?」
「……うん」
一弥は布団をゆっくりとあげて、少し横へ体をずらした。
空いたスペースに、佐祐理が入り込む。
「なんだか一弥と一緒に寝るのって、久しぶり」
「そうかも…」
「昔話してあげよっか」
「いらないよ、そんな子どもじゃないんだから」
「むかーしむかしあるところに」
「あぅ、い、いらないんだって」
「空を飛ぶための羽根をなくした鳥がいました、空を飛べなくなった鳥は何日も羽根を探し続けました」
「だから、僕は…」
佐祐理は無視して話しを続けていた。
静かな夜に訪れる音は、ただ優しい姉の声と虫の声だけ。
いつもより暖かい布団の中で、一弥は眠りに落ちていった。
「―― 鳥が羽根を見つけたころには、新しい羽根が生えていました。けれどせっかく見つけた羽根を……、ってあれ、一弥?」
隣では一弥が静かな寝息を立てている。ふっと佐祐理に笑みがこぼれた。
「おやすみ、一弥」
一弥の頬に、ちゅっと唇を寄せる。さらっとした髪を、ゆっくりと撫でていく。
とても愛しい弟。
どうかこの子に、いつまでも笑顔がありますように。
一弥はミスタープリンセスに出てきそうだ
お前も変なゲームやっただろうって?
いやいやそんなことは(ry
ミスター なのにプリンセス…… 釜?
頼むからエロはスレ埋めの時にしてくれ
>>980 べつに偽もおさつちもネタで返すわけじゃねえだろw
偽の場合は売られた喧嘩を買ったのを口実に、やりたい放題やって遊んでいるだけ。
おさつちの場合は煽られたのをこれ幸いと、へらへらしてるふりをして煽り返して、日頃の鬱憤をはらしているだけ。
結果的に繭スレからさわたしを追い出したりしくれた事には感謝しているがどっちもただ自分勝手なだけだろ、過大評価しすぎ。
どうしてここで二人の名前が出てくるのか不思議だな、どっちの自演か勘ぐりたくなるw
偽はよくしらんが、おおさかみたいな長いだけで意味のない揚げ足取りの煽り返しレスでスレを埋めるのは確かに勘弁して欲しい。
……なんてことをなんでこのスレで語らねばならぬのか。
気にせずかず君に(*´Д`)ハァハァするか。ごろごろー。
かずきゅんはおねーさんと同じにほひがするーごろごろー
保健室でかずきゅんとふたりきりハァハァ
しかも自分の手を握って心配そうに見つめてくれるオプション付きハァハァ
・・・そりゃ仮病も増えるわw
996 :
名無しさんだよもん:03/09/18 17:54 ID:TnNMpae4
さあ、埋め立てるぜ
埋め!!
1000
みさおタンが好きです
1000!
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。