折原みさおと倉田一弥のお気楽人生相談室

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303名無しさんだよもん
>>299
みさお「こういう評判って、一度立っちゃうとなかなか覆せないのよね…」
一弥 「でも、人のうわさも七十五日とか言うし」
みさお「例えば、あたしの胸が慎ましいという、全くもってデタラメな根も葉もない噂だって、いつの間にか定着…」
一弥 「…………………(優しい ―だが、僅かばかりの哀しみを秘めた― 瞳でみさおを見る)」
みさお「…………………………………………ごめん」
一弥 「謝らなくても…」
みさお「この文章から判断するに、友人は『一見嘘をつきそうにない』キャラクターなんだろうね。
    だからこの『PN極悪人よっ』さんは…」
一弥 「そういう省略しちゃだめっ! 極悪人じゃなくて『PN誰が極悪人よっ』さんですっ!」
みさお「言いにくいなあ…んーと、でも正直言って、これって怖いことかも」
一弥 「怖いって?」
みさお「仮にかず君が電車に乗っていたとしましょう。車内はそれなりに混んでいて、あたしが隣に立っています」
一弥 「う、うん。それで?」
みさお「突然絹を裂くような悲鳴byあたし。かず君の手を取って、車内中に響くような声で
    『このひと、痴漢ですっ!』と叫びます。……ところがどっこい、かず君はそんなことしていないのです」
一弥 「うわ、うわあああぁ…っ! ぼく、そんな、違うよっ そんなことしてない……ホントに…」
みさお「しかしそれを信じてくれる人は居ません。抵抗も虚しく、蔑みの視線に見送られながら連行されていくかず君」
一弥 「違うんです違うんですっ…ぼく女の子のおしり触ったりなんかしませんっ! ましてみさおさんにそんな…っ!」
みさお「……うん、いい感じで精神が妄想に侵食されていってるね。さすがかず君」
一弥 「み、みさおさん信じてたのにっ…ぼく、みさおさんが嫌がることなんかしないのにっ…!
    たしかにみさおさんに触りたいって思ったことはあるけど、でもそれはまだ早いってこともなんとなく判るしっ」
みさお「…か、かず君、なにを言い出すのかねキミはっ…かず君てば」
一弥 「ぼくがもっとちゃんとした大人の男になって、もしその時、みさおさんが嫌じゃなかったら、み、みさおさんのこと…」
みさお「………てりゃっ!(赤面しつつ水月に一撃)」
一弥 「およめさ…………あうっ!(テーブルに突っ伏す)」
304名無しさんだよもん:03/08/25 21:47 ID:RwVtgurh
みさお「……ぼ、暴走させるとヤブヘビかも………もうっ…いきなりヘンなこと言い出すんだからっ…」
一弥 「………みさおさん…ぼく、頼りないかもしれないけど…でも…(うわごと)」
みさお「し、知らない知らないっあたしは何も聞いてませんっ! えー…『PN誰が極悪人よっ』さん、
    友人さんは悪い人ではないのでしょうが、このままでは悪評が広まるばかり。優しくするばかりが友情ではないはず」
一弥 「…じゃあ、どうすればいいのかな?」
みさお「うあああああっ! び、びっくりしたああぁ…復活早いなかず君はっ」
一弥 「なんか、良い夢見てたような……」
みさお「あー、もうその話はあとあとっ! …一度毅然とした態度で、友人と距離を置いてみてはいかが?
    口惜しいかもしれないけど、代価としての労働もさせなければ『極悪人』という評価は出来ないと思います」
一弥 「そうだね。あとは良く話し合うことかな」
みさお「んむ。ではサイコダイバーかず君も無事に帰還したところで、来週のこの時間まで…」
みさお・一弥「「しーゆーねくすとんっ またらいしゅーっ!」」

―放送後
「雪ちゃん、お金貸してほしいんだよ…」
「だーめ。もうみさきには貸さないっ!」
「…雪ちゃん」

「………部長、守銭奴なんだって…」「うんうん、あたしも聞いたー…わずかばかりのお金も絶対に貸さない、とか…」
「…よしんば貸したとしても、金利がトイチだとか」「それが払えないなら、マグロ漁船に乗せられるって…」

「悪評増えてるーっ!!!???」