夏の無邪気な笑顔……みちる

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64長谷部悠作 ◆QaQ4.DcHqQ
「ねぇ、国崎往人」
「なんだよ」
「明日もここに居る?」
「当たり前だろ」
「明後日も」
「ずっと居るよ」
「いいの?それで」
「いいんじゃないか」
「いつまで居たい?」
「お前が結婚して子ども産むまで」
「真面目に答えてよ」
「俺はいつでもまじめだぞ」
「ふーん」

 彼女はくるりと一回転し、もう半回転して俺の方を向いていた。
65長谷部悠作 ◆QaQ4.DcHqQ :03/07/23 00:16 ID:QRvnMLP8
「みちるね、国崎往人みたいな人と結婚するよ」
「そら愉快なこって」
「リアクション、薄いよ」
「悪かったな。『まぁー、みちるさん!それはすごいですわ!』」
「真面目に聞いてよ」
「悪い悪い」
「でも、国崎往人にも夢があるんじゃないの?」
「まぁ、昔はあったな」
「今は?」
「美凪と、お前の方が大切になった」
「受けないよ、そういうの」
「そういうもんなんだよ」

 俺はみちるの頭に手を置き、くしゃくしゃのそれをかきまわした。
66長谷部悠作 ◆QaQ4.DcHqQ :03/07/23 00:16 ID:QRvnMLP8
「美凪が無駄に世話焼いて、お前が世話焼かせて、
で、俺がおまえらに振りまわされる生活が気に入ったんだよ」
「それ、皮肉?」
「どうとでもとれよ」
「んに」
「だから、また明日ってずっと言いつづけるお前が俺は好きだよ」
「…」
「なんだ?やっぱり受けないってか?」
「受けない。絶対。3流役者だよ」
「いいよ、それでも」
「ねぇ、国崎往人」
「ん?」
「また明日」
「おう」
67長谷部悠作 ◆QaQ4.DcHqQ :03/07/23 00:19 ID:QRvnMLP8
















うわはははは。
スレを荒しまくってやったぜ!
どーだまいったかてめーら!