沙織と瑠璃子と瑞穂が揃って天国に昇天した。
天使が三人にこう言った。
天使「天国にはたった一つだけルールがあります。これを守らなければあなた方に罰が下ります」
沙織「ルールって何ー?」
天使「リンゴを食べてはいけないということです」
三人は天使の言うことに納得したが、次の日、沙織は好奇心に負けてリンゴを食べてしまった。
すると天使は醜男を連れてきて、沙織の手首に手錠をつけ、醜男と一緒に繋いでしまった。
「これが罰です。あなたは一生その醜男と過ごさなくてはいけません」と、天使は言った。
次の日、お腹の減った瑠璃子は特に躊躇する様子もなくリンゴを食べてしまった。
瑠璃子も同じように、醜男と繋がれてしまった。
瑞穂は天使の言いつけを守り、リンゴを食べずに幸せに過ごしていた。
そんなある日、瑞穂のもとに、天使に連れられた祐介がやって来た。
瑞穂は祐介と手錠で繋がれることになった。
瑞穂「祐介さん…私嬉しいです! これは天使からのプレゼントに違いないです。
そうだ! 祐介さん、気をつけてください。天国ではリンゴを食べると罰が下るんですよ」
祐介「もう遅いよ」