いわきりの人類救済計画

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126名無しさんだよもん
初めてSSを書いてみますた。ヘタクソだけどヒマだったら読んでみて下ちい。

題名『乙女いわきりの苦悩』

あたしはいつもそうだ。自分の気持ちに素直になれない。
本当は坂神の事がどうしようもないくらい好きなのに、本人の前だと思っても無い言葉が口をついて出てきてしまう。
その度に後悔する。こうして枕に顔をうずめて泣きたい気持ちを噛殺すのはもう何度目なのか分らないし、数えたくも無かった。

どのくらいの時間そうしていただろう。だけど、あたしの心の内から沸き立つ感情が治まる気配は無い。
「なんでこんなに胸が苦しいのだ…」
あたし一人しか居ない部屋の中、そう独り言を呟いたとき、手が自然と己の秘所へと向かっていた。
「あぁ…」
声が出てしまう。あたしのここはとても熱く、既に僅かだが湿り気を帯びていた。
己の裂け目をなぞる様にゆっくりと指を這わす。
「ん、あっ、はぁ…」
徐々に指を動かす速度が上がる。
くちゅっくちゅっ
己の下半身からする淫猥な音があたしの耳にまで届く。誰に見られている訳でもないのに羞恥心が膨れ上がる。
でも、あたしの指はそんな事はお構いなしに動き続ける。まるであたしとは別の意思を持ったかのように。
そしてより大きい快楽を得る為、あたしの身体で一番敏感な部分、裂け目の付け根にある小さな肉芽を刺激しはじめた。
127名無しさんだよもん:03/07/28 05:55 ID:b9s/4kSI
「ああっ!」
全身に電気が走った様な感覚に襲われる。その部分は今までに無いくらい硬く、大きくなっていた。
くりっくりっくりっ…
中指の腹を使ってそっと捏ねる度に、恐ろしいほどの快感が降りかかってくる。
「ああ…さ、坂神ぃ…坂神ぃぃぃ!!」
無意識の内にあたしは愛しい人の名前を連呼していた。
名前を呼べば呼ぶほど快楽の波があたしの身体全体に覆い被さる。そして…
「ああああああああぁぁぁぁっ!!」
あたしは絶頂に達した。

「はぁ、はぁ、はぁ、ふぅ、ふぅ、ふぅ…」
それからしばらく脱力感と罪悪感と虚無感があたしの心と身体を支配していた。
でもそれがとても心地よく感じる自分がいた。
「ふっ、馬鹿だなあたしは。」
自虐的になっているのかもしれないな。
ふとそんなことを考えていたが、いつしかあたしは睡魔によって夢の世界へ誘われていった。

頬を伝う一筋の涙の跡に気付いたのは、次の朝目覚めた時だった。


駄文長文スマソ