「また遅刻しそうだよ〜」
「はぁっはぁっだからっ、お前がっ素直にっぜえっおきてればっこんなっ…くっ、し、しぬっ……」
「ごめんね祐一、本当に遅刻しそうだからわたし本気で行くね」
「お前っそれは薄情じゃ…ぜぇっ!ぜっ」
「ごめんね〜〜」
「うおっ本気でダッシュしやがった(だ、駄目だ、帰宅部の俺には辛すぎ…る)」
(もう遅刻決定だし、HRにこっそり………!!!!)
(おおおっ!思い切り走っているからスカートがヒラヒラと揺れて太腿がっ!パンツがっ!尻がプリンプリンとっ!)
「加速そおおおおぅちっ!」
どだだだででだらららららっ
「わ、めちゃくちゃなフォームで追いついてきてる…」
「はぁっはっはああああっ(尻ぃぃぃぃいぃっ!)」
「めが怖いよ〜」
…
…
「なんとかっ…間に合ったね〜はっ、はっ…ふぅ〜」
「ぜひーひゅーひゅー」
「ゆういち?」
「ひゅー…ひゅー…っ」
ばたん
「わ、チアノーゼ起こしてる……」