気楽にSS その3

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250名無しさんだよもん
「突然だが、これからは俺のことをU-1と呼ぶように」
「祐一? いきなりどうしたの?」
「だから祐一じゃなくてU-1だ」
「どこが違うの?」
「ニュアンスだ。それから名雪はこれからは語尾に『だお』を付けるように」
「だ、だお? 何それ」
「いいから。真琴は喋る前に必ず『あぅー』を付けること」
「なんでよぅっ!」
「いいから。栞は何か行動する時には常に『四次元ポケット』を使うこと」
「な、何ですかそれ」
「いいから。香里は常に『メリケン』を装備すること。」
「何で私がメリケンなんか装備してなきゃいけないのよ」
「いいから。舞は『はちくま』『ぽんたぬ』の二択のみ」
「……何で」
「いいから。佐祐理さんは『あははーっ』って笑っていてください」
「ゆ、祐一さん……」
「いいから。秋子さんは『了承』で何でも可能にしてください」
「祐一さん、何かあったんですか?」
「いいですから。そして俺は超びじゅある系のパ〜フェクトな高校生。髪が銀髪だったり瞳が赤かったりする。
 学年1の秀才。武術にも長け、魔法も使える。場合によっちゃ世界を変えられる。
 俺が笑えば女の子は一瞬で惚れる。そして相手の好意に全く気づかない異常な程の鈍感。
 実は転校前の学校に幼馴染や義妹や許婚や恋人を置いてきている。
 ……そんな設定でしばらく生活してみないか?」


「いやだお」「あんたバカぁっ?」「そんなこと言う人嫌いです」「殴るわよ……」「ぽんたぬ」「あははーっ」「不了承」

「…………だよなぁ……」