くっ……人は自分の心の底を「他人」に隠したまま生活している
しかし………永遠に誰にも「自分の本性」を隠したまま一生をすごせるものだろうか?
あの一番右側の男にこの天沢郁未 の「本性」を打ち明けてやりたい…
あの男にこの「心の底」を聞いてもらいたい
おまえのその細いチ○ポをこの手でシゴき抜いてみたいってことをね…………
「腹痛がつづく時期」は気持ちがおさえられなくなる
でも今はなんとかしておさえるのよ ヘタな行動をとると正体が晴香たちにバレてしまう
まだこいつの「筆跡」すら完璧にまねできていない 安心して落ちつくまでがまんするのよ
ガリ ガリ ガリ
水瀬秋子水瀬秋子水瀬秋子水瀬秋子水瀬秋子水瀬秋子水瀬秋子水瀬秋子
水瀬秋子水瀬秋子水瀬秋子水瀬秋子水瀬秋子水瀬秋子水瀬秋子水瀬秋子
名倉……由依……巳間晴香め………やつらのおかげでこんな目に…
パタ パタ
! ス!
祐一「あの………ええと………
なに…してるんですか?
郁未「………………………」
祐一「そーですよね 見れば分かりますよね
『本』読んでたんですね…
あ…いやその お茶 入れたから
めずらしいこともあるもんだって思ってるかもしれませんけど…
俺もお茶飲みたかったら……
よ…よかったら ここ置いときます……飲みたくなければ別にいいけど」
郁未「………」
祐一「………………………」
郁未「ありがとう祐一さん 重かったでしょう」
祐一「え いやぁ…お茶の二杯くらい軽いものですよ うん ここに置いておきますね」