55 :
偽@:
昨日お風呂で気を失ったせいでしょうか。なにやら耳が、かゆいのです。
「と、言うわけで。そんなに耳を爪で掻いてたら、中耳炎になっちゃいますよ?」
「わかっちゃいるんだけど、どうにも痒くて我慢出来ないんですよ……」
困りましたねえ、と言った風に人差し指を顎に当て、小首を傾げて暫し考えていた彼女は、
ぽんっと嬉しそうに両手を叩いてこう言った。
「それなら、佐祐理が耳かきして差し上げましょうか?」
今回のお題 『暴行耳かき3P風味』
「えっ? いや、でも……」
器用な佐祐理さんの事だ、さぞや気持ちよくコリコリと掻いてくれるに違いない。
しかし流石にちょっとこっ恥ずかしいわけで。
横目でちらりと舞の方を窺うと、……弁当に夢中で聞いちゃいなかった。
「ほら、佐祐理、ちゃんと耳かきも持ってますから」
どこから出したのか、昔ながらに凡々付きの竹製耳かきを手に、ニコニコと微笑んでいる佐祐理さん。
「さあさあ、遠慮なさらずに。こちらへどうぞー」
ぺたんと可愛いらしく女の子座りをして、ちょっとはにかみながら太ももをぱむぱむと叩き
手招きする姿に俺の羞恥心は吹っ飛んだ。あの太ももはあまりに魅力的だ。
「じゃ、じゃあお願いしようかなぁ」
頭を乗せようと、ちゃっかり前向きで佐祐理さんの股間に顔を寄せてみる。
うちの制服はスカートの丈が異常に短い。……ピンクのレースだった。
「ちゃんと横を向いてくれませんと耳かきが出来ませんよぅ」
「あ、ああごめん、佐祐理さん」
頭を優しく抱えられてそっと下ろされると、もちもちとした太ももの弾力と佐祐理さんの体温が
頬で直接感じられて気持ち良い。下にしたほうの耳が内股の隙間に入って挟まってしまいました。
56 :
偽@:03/05/14 00:25 ID:2yN1c3R4
「それじゃあいきますよーっ。痛かったら言ってくださいね?」
あー、なんかこの瞬間ってやっぱり緊張するなあ。
「くすくす、そんなに緊張しなくても大丈夫ですよ。ほうら、力を抜いて下さあい」
「あひっ!? ちょ、佐祐理さん、やめっ…ひゃは」
どうやら耳かきに付いてる凡々でふわふわと耳をくすぐられているようだ。くすぐったくてしかたない。
腰のあたりがなんだかぞわぞわしてヘンな感じだ。思わず佐祐理さんの太ももに抱きついてしまう。
「あははーっ、かわいいですねー。こちょこちょ、こちょこちょ」
「はひ、や…くすぐっ…あひゃあ!」
ぜはー、ぜはー。
すっかり力が抜けてしまい、くったりと太ももに頬を埋める俺を愛おしそうに見下ろす佐祐理さん。
この人にこんな悪戯っ子な一面があったとは意外だった。
俺の両腕は未だに佐祐理さんの脚を抱え込んだままなのだが、
なにも言われないのでこのままでいる事にしよう。抱き枕みたいで心地良いし。ああ、暖かいなあ。
あ、なんか太ももによだれついてるし。もしかしてさっき口付けちゃったか?
……さり気な〜く太ももに唇を寄せてみる。
あぁ…佐祐理さんの太ももにキスしちゃってるよ俺。気付いてないよな? ないよな?
「…………」
ば、ばれてないようだ。佐祐理さんなにも言わないし。……あとで舌も出して舐めてみようかなあ。
「それじゃー力も抜けたようですし、今度こそほんとにいきますよーっ」
唇を離したくないからこくこくと頷く事で返事をした。太ももに擦り付けてるとも言う。
「……痛かったら遠慮なく言って下さいね?」
こくこく、すりすり。
「…………ちゃんと佐祐理に言ってくれないとだめですからね?」
「?」
「それでは、えいっ」
57 :
偽@:03/05/14 00:27 ID:2yN1c3R4
――――ぶすっ。
「っ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」
「どうですかー、気持ちいいですかーっ?」
気持ち良いもなにもない。耳どころか頬骨の方までキンキン響くこの痛み。
刺さってる。これ、絶対刺さってるでしょ佐祐理さん!
「ど・う・で・す・かぁ〜?」
耳元に顔を近づけてからかうように聞いてくる。正直こっちは、それどころじゃない。
「ぬ、抜いてっ、抜いて下さい、佐祐理さん!」
「はえ? お気に召しませんでしたかぁ? 仕方ないですねー、えい」
耳かきが引き抜かれる瞬間、後頭部に電気が走るような痛みが突き抜けた。
びくんと腰が跳ね上がり、佐祐理さんの太ももを抱く両腕にも力が入ってしまう。
「あれれ、そんなに強く抱きついてきちゃって…うふふ、甘えん坊さんですねえ」
違う、絶対違います。三分前ならいざ知らず、今は甘えんぼ関係ないです。
もしかしてどさくさに紛れて変な事してたの、怒ってます? うん、きっとそうだ。
そうと解ればさっさと謝っちまおう。確かに悪いのは俺のような気がしてきた。
「あのですね、佐祐理さん…さっきは」
「痛かったですか?」
「ごめんな……はい?」
「だから…さっきの、痛かったですかぁ?」
「え、ええ…まあ。……痛かったです」
「じゃあそう言ってくれないと。佐祐理、痛かったら言って下さいねって、ちゃんと言いましたよ?」
「ご、ごめん佐祐理さん。でも、それどころじゃなくってですね…」
別に怒ってるわけじゃなさそうだな。本気でミスったのかな……それはそれでどうかと思うが。
「それじゃあ今度こそ、痛いって言って下さいね?」
「あ、はいわかりました…って、まだ続けるですか?」
58 :
偽@:03/05/14 00:28 ID:2yN1c3R4
……つーかちょっと待て。今、佐祐理さんなんつった?
『“今度こそ”痛いって言って……』
――――!!
「あははーっ。えいえいえい、えーい」
ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリ
ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリ
ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリ
「ぎゃああ―――――――――っ!!」
「ああっそんなに暴れないで下さい! 舞ー、まいーっ! 手伝ってー!」
「……わかった」
舞はこくりと頷き忙しく動かしていた箸を静かに置くと、すすっと素早く俺達の側までやって来て、
「食事中にうるさい…おとなしくするっ」――ドスン!
「がはっ……」
「ま、まいー。いきなりお腹を蹴っ飛ばすのはどうかと思うよー」
「……いきなりじゃなければいいの?」
「うーん、微妙だねぇ。でも最初から飛ばしすぎるとあとでつまんないよ?」
「…確かに。わかった、次からは気をつける」
「うん、ありがとね、舞。お弁当食べてていいよ」
「佐祐理、ふぁいと」
ぐ、ぐえ…ふぁいと、じゃねえだろ舞よ…。なぜに止めないデスか。
「さー続けましょうか。悲鳴だけじゃなくて、
ちゃんと痛いって言ってくれないと、佐祐理悲しいですよー?」
耳の中を裏返しにされたような、じんじんとする不思議な痛みと共に、鈴の音を転がすような
陽気この上ない佐祐理さんの声が脳味噌に響いてきた。
続いてみる。明日に向かってピンコ立ち。
…ダメ、俺、偽氏には勝てないよ。うん。
毎度ながらお見事。
test
61 :
偽:03/05/15 20:26 ID:HLedOv1w
某スレ>74よ、ご希望通り書いて来たよコンチクショウ。
だからだな、頼むから他スレであんな事すんなよお願いしますこの通り。
唯でさえヘグって恥ずかしかったのにたたみかけるようにあんな事するなよぉ。
俺恥ずかしくてちんこから火が出そうだったよ。ぷんぷんっ。
怒りにまかせて書き殴ったからちょっと長いぞ、覚悟して読め>74。
62 :
A:03/05/15 20:26 ID:HLedOv1w
やばい。なんかもう雰囲気が、絶対的にヤバイ。むしろ気付くのが遅すぎた。
もういい、もうイヤ。ボクお家帰るぅ。
―――がしっ。
あ、あれっ。腕が……抜けない?
佐祐理さんの脚に回していた腕が、いつの間にやら太ももとふくらはぎの間にがっちりとホールドされて
動けなくなっているじゃあないデスか。抱えられていたのは俺の方だったのか!?
「あははははははははぁーっ!」
春。これ以上無いと言うくらい春めいた佐祐理さんの笑い声が聞こえたかと思った瞬間。
ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリッ!
「ひいいいいいい――――――っ!」
ガリュガリュガリュガリュガリュガリュガリュガリュガリュガリュガリュガリュガリュガリュッ!
「あがぉごぁ〜〜〜〜〜〜〜〜ぅ!」
「どうですかぁー? 痛いですかぁーっ?」
上から佐祐理さんが何か呼びかけているようだが、こんな状況で答えられる訳がない。
と言うか、聞こえない。そんな余裕があるはずないの、見て解りませんか?
耳への攻撃を一旦止めてぷぅーと頬を膨らましながら、ちょっと拗ねた感じで抗議してくる。
「んもう! どうして無視するんですかぁ、ひどいですっ」
見る人が見たら可愛い表情なんだろうなぁ。今の俺にそんな感情はこれっぽっちも残っちゃいないが。
これ以上佐祐理さんに付き合っていたら手遅れになってしまう。可及的速やかにこの場を切り抜けねば。
「……今、なにかヨコシマなことを考えていませんでしたか?」
至極真っ当な思考を邪と言われてしまったような気がしたが、耳の穴を削り取られた影響だろう、
聞き違いに違いあるまい。きっとそうだ、そうでなければやってらんねえ。
もう遠慮なんかしていられない。そう思い俺が口を開こうとすると、
――ごんっ!
側頭部が床に落っこちた。
63 :
A:03/05/15 20:28 ID:HLedOv1w
恐らく佐祐理さんが股を開いたのだろう。重力に従って落っこちた眼前には、透き通らんばかりに白く
雪のような佐祐理さんの内股。ああ綺麗だな違うそうじゃなくて。
「あのですね佐祐理さんっ。もう結構でむぎゅ」
内股をきゅっと閉じて俺の口を塞いでしまう佐祐理さん。うわ柔らけえ!
ぷにぷにと柔らかいおにくに挟み込まれてあったかいいや待てこの柔らかさは異常だろだから落ち着
けってなんか他の所と柔らかさの質が騙されてはいかんマシュマロのような感触が元の木阿弥で外が
つるつるすべすべなら内はふにふにしっとりだから嫌だったこの体勢ってなにげにエロく耳じんじん鼻め
り込んで頭全体が包み込まれてるやうないい加減キレるぞチョットマテ頭もって事はキレても良いよね
ママン僕もうぴんく色のレースが俺の頭にもう我慢の限界を押し付けられているワケかつんぼになるだ
ろちくしょうあそこが大きくなりそうだ我慢しろ馬鹿よし決めたキレるぞ我慢だもうちょっとこうしていたい
な我慢決定俺は馬鹿か。
「あはっあはっ、なはははは―――っ!」
ギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリリンコ!
きや――――! ほらやっぱりこうなりやがった。ちくしょう俺のバカ。
「う〜っ、もがもがっ、むぐぐぐふほうぅ――――!」
「ほえぇ? なにをおっしゃってるのかわかりません〜」
あんたがこのいやらしい太ももで俺の口をもにもに塞いでやがるからデスよコノヤロウ!
「どですかー? まだ痛くないですかーっ?」
痛てえに決まってんだろ!
ぎりぎりと俺の耳たぶを引っ張りながら軽やかに問いかけられても痛い痛い痛いっ!
取れるっ、取れますっ。俺のかわいいお耳が取れてしまいます引っ張らないで痛いよお願いっ!
「ふごふごっ! ふぃふぁいっ、ふぃふぁふぃふぇひゅっふぇっ!」
「困りましたねぇ。なに言ってるのかサッパリわからないです」
…………いっぺん殺してやろうか、このアマ。もうやだあ、離してっ、離してよぉう!
じたばたじたばたっ。
64 :
A:03/05/15 20:29 ID:HLedOv1w
「あんだめですっ、暴れないでくださ…はんっ……」
じたばたじたばた。
「ちょ、あ…はぅ。あ、そこ……擦れ…ああんっ」
じたばたじたばたじたばたじたばたっ。
「あっ…ひん、髪の毛が…んふう…さらさらしてぇ…うぅ……だ、だめえぇ!」
――びりっ!
「ふがっ!?」
「……あ」
おあうがはあえぁっ!?
あ、熱い! 耳がっなんか耳が熱い! びりっていった! 今、びりいーってえぇぇぇぇ!
「あはは……耳たぶ、取れちゃいましたー」
ひ、非道でえっ。これもう冗談じゃ済まないだろおい! 誰か冗談だと言ってくれ頼むからっ!
なにかが頬に流れて熱い。その液体が口元まで流れて来て佐祐理さんの太ももを汚す。血だ。
「あーでも大丈夫そうですねー。まだ半分くらいはくっついてますからー」
ひぃっ……!
不安定になった俺の耳朶を楽しげにぷらぷら弄びながら冷静にそんな事を告げる佐祐理さんに、
今更ながら底知れない恐怖を感じた。
怖い。俺は今、この人が本気で怖い。そう認めた時、唐突に俺の中である感情が目を覚ました。
それは。
「ああっ、ダメじゃないですか。佐祐理の太ももまで血で汚れちゃいましたよー」
それは……。
「どうしよう……ふえ? あっ…あふん…」
口いっぱいに広がる鉄の味。自分の血液を、佐祐理さんの内股に付いた自分の血液を、
ちゅぱちゅぱと音を立てて吸い立てる。
はたして美味いのは、俺の血なのか佐祐理さんの肌なのか。今の俺にはどっちでも良い事だ。
65 :
A:03/05/15 20:30 ID:HLedOv1w
「んっ…はぁん……やだ…気持ちいいですぅ……」
「んん…れろれろ…じゅる…ちゅうちゅう」
自分からしっかりと抱きしめた佐祐理さんの内股に、唇を這わせ舌を立てる。
俺の頭を締め付けていた力はすっかり無くなり、いや、むしろ逃げて行こうとする脚を懸命に
追いかけ引き寄せ、止めどもなく耳朶から流れ落ちる血で汚しては吸い、汚しては舐め取る。
佐祐理さんはそんな俺を見下ろしながら、くちくちと音を立てて俺の耳たぶを弄ぶ。
「ふ…んんっ…耳…痛いですかあ…」
それ以上肉が裂けないように、それでいてしっかりと痛覚を刺激してくる絶妙の弄り方に
思わず腰が跳ねてしまう。俺の爪が、佐祐理さんの太ももにきゅうっと食い込んでゆく。
「あははーっ。かわいいですー」
愛おしむように、血まみれになった俺の頬を優しく撫で回しながら、
未だ熱い血液を染み出させている傷に指を突っ込んでじくじくと掻き回してきた。
「ぎやあぁぁ!」
今まで味わったこともない激痛に目の前が真っ白になる。顔半分が焼け石に押し付けられたように熱い。
「耳の穴、二つになっちゃいましたねー」
今にも飛びそうになる意識をなんとか留め、必死で太ももにしゃぶりつく俺の頭にぐいぐいと
押し付けられてくる佐祐理さんの秘所は、なんとも柔らかく暖かだ。
わんわんと痛みで響く耳の穴のすぐ側からぐじゅぐじゅとした音が聞こえる。
どうやら佐祐理さんの指先が、かつて耳たぶが付いていた部分から完全に入り込んでいるらしい。
びくりと跳ね上がる腰。無意識にじたばたと空を蹴る足も、もはや自分の意志でコントロール出来ない。
と、痛みで勝手に暴れ回る俺の下半身にストンと何かが落ちてきた。
66 :
A:03/05/15 20:30 ID:HLedOv1w
「……佐祐理、ごちそうさま。おいしかった」
「あ、舞…あふ……お粗末…さまでしたぁ」
「耳、切れてる…血だらけ」
俺の腰の上にペタリと座って跳ね上がる下半身を挟み込んで固定しながら、
今気付いたと言ったふうにぽつりと呟く舞。ようやく弁当を食べ終わったのだろう。
「佐祐理ばっかりずるい。私も、やる」
そう言って舞は俺の胸にそっと手を突くと、上半身に覆い被さるようにゆっくりと倒れ込んできて
佐祐理さんがくじる耳に顔を寄せてくる。
「うーん、もうちょっと佐祐理もいじりたかったんだけどなぁ。でもいいよ、舞なら」
「ありがとう」
俺の意志など意に介さず二人だけでさっさと決めてしまうあたり、とってもステキだ。
「ん…ぴちゃ…んん…ふん…」
どちらかと言うと遠慮っぽい、たどたどしい舌の動きで傷を舐め始める舞。
しかし傷が傷だけあって、どれだけ優しく舐められても痛いことには変わりない。
舞の舌先が耳を上下するたび、じんわりと激痛が広がってゆく。
「ぐ…くはあぁっ」
体が勝手に暴れそうになるのだが、舞が上から覆い被さって優しく押さえつけてくれているので安心だ。
胸板で感じる、たゆんたゆんとした重みも心地良い。俺の体が痛みで反り上がると優しく受け止めて
押し返してくれる。下半身も脚を絡めてもらってるから大丈夫。存分に痛みに集中出来そうだ。
「がっ…はあっ。…し、しみる…」
ぴちゃぴちゃと音を立てながら生傷を舐め取る舞の舌と唾液が、先ほどまでとは確かに違う、
ほんわかとした痛みで俺を包み込んでくれる。
「……ればーの味…おいしい」ちゅうううぅぅぅ
耳元でほうっと一つ、艶めかしい溜息をついた舞は唇を押し当てて一気に吸い上げた。
「ぎやああぁあ! うがっ、がああああっ!」
す、吸い取られるっ!
脳味噌ごと持って行かれそうな不思議な感覚と顔半面にガンガン響く強烈な痛み。
舞がじゅるじゅると立てる淫靡な吸飲音を間近で聞きながら、気を失わないようにするので精一杯だ。
そんな俺をしっかりと抱きしめながら、舞はいつまでもいつまでも傷を吸い上げ続けていた。
67 :
A:03/05/15 20:31 ID:HLedOv1w
「……ごちそうさま。おいしかった」
べったりと口の周りに付いた血糊を手の甲で拭いながらそう言った時、永遠に続くかとも思えた
舞のお食事タイムが終わりを告げた。なかなかに行儀の良い娘ではある。
「はっ…はあっ……がぁ…はあぁ……」
びっしょりと汗だくになってしまった俺はすっかり力が抜けてくったりとしていた。
激痛に体中の筋肉が緊張して力が入りっぱなしだったせいだ。
どのくらい舞に味わられていたのだろう。五分? 十分? それとも一時間?
もう自分に時間の感覚が無くなっている事に初めて気付く。
「楽しそうだったねー、舞ぃー?」
「…っ! ……そんなこと、ないっ」
からかうような笑顔の佐祐理さんとは対照的に、ちょっと怒ったように顔を伏せて答える舞。
そんな舞がどうにも可愛らしく、思わず頬を緩ませようとしたら痛くて出来なかった。
顔の半分が麻痺したみたいに硬直している。それが楽しくって、喉からくくっと忍び笑いが洩れた。
舞がじろっと睨む。なにか勘違いしてないか? いや勘違いでもないが。
「なにがおかしいのっ」めぎぃっ!
「ぶふうっ! こほっ、げはっ!」
全体重を乗せた華麗な舞の肘が胸に突き刺さった。肋骨が軋み肺にまでズドンと響く。呼吸が辛い。
「がっはぁ……けほ…ごほ…はあっ……はあっ…」
「舞は打撃系ばっかりだねー」
「今のはいきなりじゃなかったから問題ないはず」
肘でぐりごりと胸をえぐりながら自信満々に頷く舞。さらさらと顔に流れ落ちてくる髪がくすぐったい。
呼吸困難もお構いなしで、一発入れた後も妥協を許さない見事な痛めつけっぷり。好きだ。
「あー、なんだか血、止まっちゃいましたねえ……」
いかにも残念だ、と言いたげに耳たぶを摘む佐祐理さんに、俺は目を細めた。好きだ。
「あっ……」
その時、やれやれといった態でもう一度俺の腰にぺたんと座り直した舞が、珍しく素っ頓狂な声をあげた。
「………………大きく…なってる……」
恐らくそうだろうなあと、俺も思ってた。
68 :
偽:03/05/15 20:33 ID:HLedOv1w
取り敢えず以上。続きは今日中に書く。
次回は壊れでピンコ立ちだ。
69 :
B:03/05/15 23:11 ID:HLedOv1w
「えっ、なに? 舞、なになにっ?」
佐祐理さんが身を乗り出して覗き込もうとすると、舞はばっとスカートの丈を抑えて隠してしまう。
「……だめ」
「えーっ、なんでぇ? 佐祐理にもみせてよぉー!」
「ぽんぽこたぬきさん。駄目なものはダメ」
舞が隠したモノを見ようとスカートを捲り上げようとする佐祐理さん。
スカートを抑えて必死に隠そうとしている舞は自分の股間を守っているようにも見えてどこか可笑しい。
と、身を乗り出した佐祐理さんの股間が顔面に押し付けられて目の前が真っ暗になってしまった。
ぐっしょりと湿ったレースの下着が鼻先を滑るたび、甘い女の香りが俺の鼻腔を振るわせる。好きだ。
「う〜、舞のけちーっ!」
「さっき佐祐理はいっぱい耳かきした。欲張りはよくない」
「舞だっていっぱい舐めてたじゃない、ずるいよー」
相変わらず俺の意志など眼中には無いようで、二人は股間と顔面の上でステキな所有権争いを演じ始めた。
佐祐理さんの手から逃れようと舞が身をよじると、ふにんとした感触が股間を刺激する。好きだ。
「ずるいずるいーっ! 佐祐理もー!」
佐祐理さんがぷんすかと身を乗り出して舞のスカートを捲ろうとするたび、
くちくちと鼻に押し付けられた下着からくちゅりと蜜が垂れてくる。好きだ。
「もうっ! いいですよーだ、佐祐理は耳かきの続きをしてあげるもーん」
拗ねた佐祐理さんの声と共に、再び視界が明るくなる。それと同時に舞の安堵の溜息が聞こえた。
「……よいしょっと」
またもや佐祐理さんに太ももの上に乗せられてしまった。手にはすでに耳かきを携え準備は万端と言った
ところか。さっきは痛いだけだったけれど、……今度も痛いだけだろうなあ。だがそれがいい、好きだ。
「今度は中からかわいがってあげますねーっ」
ぎこちなくにこにこと笑った佐祐理さんは舞に聞こえるようにする為か、わざとらしく大きな声で
そう宣言すると、これ見よがしに耳かきを掲げてから俺の耳を覗き込もうとした、が。
「……じゃあ私はこっち」
佐祐理さんが思わず手を止めて見つめる先にはジィィィーとチャックを下ろし始めた舞がいた。
ごくりと唾を飲み込む音はどちらが発した音だろう。あるいは俺か。
ああもう二人とも大好きだ。好きにしてくれ。
70 :
B:03/05/15 23:12 ID:HLedOv1w
「……うわあ…おっきぃ」
佐祐理さんの口から感嘆の声が洩れる。男冥利に尽きる瞬間かも知れやぬ。
「カメさん、かわいい」
しかし、舞が指先でつんつんと突っつきながら洩らした感想は実に微妙だった。
泣いても宜しいか、舞殿? 可愛いチンコで悪かったなコンチキショウ!
「カメさん、びくびく動いてる……それに、とっても熱い」
お…あふう!? 舞のひんやりとした手が俺のイチモツを優しくくるんで…あぁ…。なんか幸せ。
佐祐理さんは舞の手元にすっかり釘付けのご様子で、耳かきを持った手も空中でぴったり制止している。
ああっ、俺の一番恥ずかしくも自慢げなトコロを美少女が二人、じっと見つめて凝視しながら
生暖かく観察してやがるくださってます! うおお恥ずかしいもっと見てくれ目に焼き付けてくれ
気持ち良いんデス快感なんだ見られるのがたまらんどうだ俺のブツはくそぉ興奮するはあはあ!
「ね、ねえ舞…それ、ちょっとしごいてみてくれる?」
ナイスです! ナイスすぎな提案ですよソレ? 俺、あんた大好きだゼ倉田センパイッ!?
やっぱ痛いだけじゃ駄目のダメダメだよねっ! これからは飴と鞭の大航海時代だゼぴあぽーっ!!
「……ん」
静かにこくりと頷き、俺のモノを包む両手に僅かに力をこめる舞の眼差しは真剣そのもの。
俺はそんな素直で愚直なバカ丸出しの舞が狂おしいほどダイスキだっ! 愛してる!
さあやれ舞! 思うさま俺の剛直を優しく淫靡にしごき上げてびたびたにしてくれえっ。
――ぎっしゅぎっしゅ、ごっし、ごっし、ぎゅむぎゅむ、ぎっしゅぎっしゅぎっしゅっしゅっ!!
「NOooooooooooおおぉぉぉぉぉ―――――っ!」
乾いたおててに乾いたちんぽ、ぎゅっと握って雑巾しぼり。
……ギャース! 俺が求めていた感覚はコレではない!
今、俺が期待に胸トキメかせていたのは決して痛覚ではないのデスよぉ!
ドキがむねむねして張り裂けそうだった俺の青春を返せっ! 初めての時くらい優しくしてよ!
新たな感覚に目覚め始めた俺に、神が与え賜うたビッグチャンスだと思ったのにぃっ!
「……なに?」
突然の大声を、それも恨みの粒子たっぷりのレーザーアイズでガンくれられながら拒絶の悲鳴を
上げられた舞が、不満そうな顔で手を止めて真っ直ぐ俺を睨みながら訊いてくる。
71 :
B:03/05/15 23:14 ID:HLedOv1w
ちくしょう睨んだって無駄だっ。俺の期待を裏切りやがって。オマエなんか嫌いだっ!
「なにも糞もあるかっ! 思いっくそ擦り上げやがって!
思うさましごき上げる馬鹿がどこにおるか。いきなりそんなことされて気持ちイイわけないだろが!」
「……気持ち良くないの?」
「当たり前でっしょや。きさん、濡れてないアソコにいきなりヘチマ突っ込まれたらどうすっと!?」
「……」
「どうすっとと?」
「……………………………………………………そんな大きいの、入らない」
うおっ、下向いて照れながら答える表情がヤケに可愛いじゃねえか。今の『間』なんか絶妙に萌へだ。
い、いかん。俺は騙されんぞぅ。こんな事くらいで俺のメランコリックな欲望列車は止められないのだっ。
「それに…さっきは悦んでた」
72 :
B:03/05/15 23:16 ID:HLedOv1w
違う違うチガウのそれ全然ちがうのよマイラバー舞ちゃん!
男がちんちんに求める刺激はそんなんじゃないの、それじゃ駄目なの!
好きと嫌いだけで普通がないのよ、でも好きになったら幾つかの魔法を見せるわ本当よっ!?
こちとら童貞の男が年上の美少女二人にチンコ見つめられながらはあはあしてんのよ?
そこでお前、ひんやりふにふにの手で優しくふわっと包み込まれりゃ今までの経緯なんざスポーンと
忘れて期待するのは一つだけだろこの馬鹿ちんがぁあ! テメー歳いくつだドコ中出身ヨ、ああん!?
あんた子供のころどんな教育受けて育ったんだよ生き返ったママーンに教わんなかったかそうか
教わってないか教えておいてよ頼むよ舞ママ、おかげで今ボクのちんちんがピンチでげすよ。
「舞…お前には失望したぞ…。ローションの代わりに唾を使わなかったのはまだ許せるとしてもだ、
毎晩真剣ブン回してたゴツい握力でがっちりキメて皮も剥けよとばかしに擦り上げるだけなら
いざ知らず、捻りまで加えて締め上げるってのはどーゆー事よ!? お前馬鹿だろ、馬鹿なんだろ、
馬鹿丸出しだぜようし決まったお前が馬鹿だ。決定、お前は馬鹿で愚直なヘタクソだっ!」
「……あのう、いくらなんでもそれはちょっと言い過ぎなのではないでしょーか……?」
「ははは、なに言ってんです佐祐理さん。こーゆー馬鹿には一度ガツンと言ってやらないとわか…ら…」
「…………」
「…な、い、って……。あのー舞さん? もしかして、泣きそう…デスか……?」
「……ぐすっ」
たっぷりと目に涙を溜めた舞が無言で睨み付けてくる上目遣いの怖さがちょっと可愛くて。
……ヤバい、言い過ぎた。
容量おーばー喰らってピンコ立ち。
笑えばいいのか、ハァハァすればいいのか、痛がればいいのか・・・w
偽氏、変なクスリとかやってないよね?
某スレ>74とかは何の話かわからんのだが今回は壊れ系ですたね
わかるようなわからんような方言が何ともいい感じw
〜私は偽さんを応援しています〜
尿道に耳かき棒刺されるのかと思って勝手にちんこ痛くしてました。
>>74 キャラスレでリクした香具師がいたみたい。
「こんなところで遊んでないで早く続き書け」
みたいな。
偽さんワロタ。なんだか耳の奥が痒くなってきたよ。
>>76 さんくす。
しかしいまいち当該スレがわからん(つд`;)
どうでもいいが某スレ>74とか言ってた俺がちょうど
>>74だったんだなw
私は偽さんを応(略)
78 :
偽:03/05/16 19:44 ID:ybD6vxZW
こんなにギャラリーいたの? びっくり。
おクスリってどう言う意味だろう、とっても失礼にお褒めに与り恐悦至極。
>>77 いや、そんな泣いてまで捜すようなもんでねえって。
79 :
C:03/05/16 19:45 ID:ybD6vxZW
がっしゅ、ごっしゅ、ごりゅりゅん。ごすがし、ごしゅんごりゅん!
「あっ、あばばばばばっ! がはらぁるぅあああああああああああああ―――――っ!!」
舞の容赦ない扱きはとどまるところを知らずに俺を攻め続ける。
こわれるコワれちゃう、海綿体が壊れます。今までと痛さの質が違いすぎます。
「……グス、ひっく…」
がっしゅ、ごっしゅ、ごりゅりゅん、めきっ!
涙こそこぼさないものの、時々ひっくひくとしゃくり上げて俺を睨みながら、捻りを利かせつつ
無言で擦り続けている。両手の角度に耐えかねた剛直がぐきぐきと軋む。痛い、折れそう。
耳を攻められていた時ほどの、突き抜けるような鋭い痛みではない分、現実的な痛みとなって実感出来る。
それが逆に辛い。舞のめちゃくちゃな両手の動きに俺の皮は突っ張り、捻れ、破けてしまいそうだ。
「あぐう、まっ舞いぃ…ごめ、ごめんなななさいい! ごめな許してひぎぃい」
「……なにが?」
「くはっ…なにがって、ぐひ…だかるぁ…さっきのほぉ……あああくあぁっ!」
「私、バカだからよくわからない」
全くもって自業自得なのだが泣きたくなってきた。舞の怒りは沸点で安定しまくってるようだ。
「はえ〜、なんだかすごいねー、舞」
佐祐理さんは佐祐理さんで耳かきを持ったまま固まってるし。目だけは爛々と輝かせて。この人キライ。
あ、でも慣れてくるとこれはこれで気持ち良いかもしんない。
痛いだけじゃなくて腰のあたりがジンジンしてきたような。なんだか痺れるような感覚が……。
「くっ…うう…はあぁぁ……ふっ、くうう…」
「……?」
無意識に出てしまった溜息にも似た悲鳴に舞の眉が怪訝そうに歪む。
そして俺の表情を覗き込んだかと思うと。
「……はっ!」ぐきっ
「ぎゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
折れたっ、今絶対根本から折れたぁ! 俺の根本からへし折りやがったあぁぁ!
痛い痛い痛い、イタイいたいよぅ! これシャレになんないくらい痛いっ、ううう痛あぁいぃ!!!
「あ…舞、泣かせたーっ」
そうか俺今泣いてるんだ、ううー痛いよぉ泣いてるのなんかわかんないよぉ。
だって痛いしかわかんないんだもん、くうぅお腹の方まで痛くなってきたよ息するのもツラいぃ。
80 :
C:03/05/16 19:45 ID:ybD6vxZW
「ふぐぅ…痛い、もう許してよ…お願いごめんなさいですから、痛いんですぅ」
「ぽんぽこたぬきさん。ダメ」
ぐきぐきぐきぐきぐきっ!
「ぎゃああぁぁ! 痛いっ! 痛てえぇーっ! があぁいてえよぉぉ! もうやべでいだひぎいっ!」
泣きながら許しを乞う俺にはお構いなしで、左手で根本の方をがっしりと握り、右手で上半分だけを
ジョイスティックをガチャるが如くぐりぐりと派手に振り立てる舞。
なおも雄叫びをあげようとする俺の首がぐるっと横を向いて上から押さえ付けられた。
「あはーっ、舞ばっかりずるいですよう? 佐祐理はまだ痛いって言ってもらってないんですよぅ?」
妖しげな光を瞳に宿し、佐祐理さんの腕がゆら〜りと揺らめいた。
「ひほっ!? おほほほほほほほっ! あひあひあひあ」
ズコッと耳かきが突っ込まれるとすかさずガリガリと内壁を削り始める。かさかさパリパリと
音がするのは、先ほど中に流れ込んだ血液が壁にこびり付いて乾いてしまったからだろう。
凝固した血糊と共に生きた細胞までこそげ落とされていくのを本能で感じる。
痺れるような激痛に腰が跳ね上がると、舞にしっかりと握られた根本がぐぎりとねじ曲がり力が抜けて
しまい、耳抗にギャリギャリと刺激が与えられると、ぐったりと弛緩した肢体が再び跳ね上げる。
その繰り返し。いつ終わるとも知れない、抜け出すことの出来ない永久輪舞。
頭蓋骨と骨盤に響く痛みの中で、ほんの少しだけ残った思考の欠片をかき集めてぼんやりと考える。
結論。それは諦めと絶望。その結論を受け入れたとき、沸き上がってくる感情は。
「うーん、なんで佐祐理がかわいがってあげても、悲鳴だけで痛いって言ってくれないんでしょうかね?」
「……佐祐理、そんなに休みなくガリガリやってたら、そんなこと言うひま、きっとないと思う」
「あっ、なるほどねーっ。舞は頭いいねー。それでは、てい」
「くは」
耳かきが内壁にズブリと立てられたのがわかる。痛いのか気持ち良いのかわからなくなってきた。
「いきますよーっ」
――――ぎぎぎぎぎぎぎっ
「きひゃああぁあっ! 痛ってええぇ! ぐううぅぅ」
81 :
C:03/05/16 19:47 ID:ybD6vxZW
「あーっやったぁ! やっと言ってもらえましたぁ。舞、聞いた? 今のちゃんと聞いてた?」
「はちみつくまさん。おめでとう、佐祐理」
「予想してたより良いものだねーコレは。佐祐理ゾクゾクしちゃったぁ、癖になりそう。…えい」
そう言いながら再びぶすりと耳の穴に突き立てられる竹製耳かき。
「かはっ」
ここまでは良い、ある意味慣れた。しかしここからが強力なのだ。
やたらめったらにガリガリやってるだけでは肉の表面しか刺激がない。刺しただけならそこで終わりだ。
――――ぎぎぎぎぎぎぎっ
来たっ、これだあぁっ。刺さった耳かきを抜くことなく、むしろ抉り込むようにしながらゆっくりと
出口に向かって肉を掻き上げて行くのだ。
「痛っ…ぐ、ぐぐぐぅ…いで……がああぁ……いってえ……はあぁ」
なんて言うか、素直に『痛い』のだ。これを一気にやられてしまうと、恐らく声もあげられないだろう。
いや、普通はこれでも声はあげられないとは思うが……吹っ切れた俺にはちょうど良い気もする。
「あっ、ああ〜なんかいいですねー、悲鳴もいいですけどやっぱりこっちの方がいいです。
なんと言うか、会話のキャッチボールが成立してるみたいで。佐祐理もやり甲斐が出ますよー」
82 :
C:03/05/16 19:52 ID:ybD6vxZW
うっとりと悦に浸りながらも手は休めずに動かし続けてるのは流石だ。力加減も絶妙。
こちらの反応を見定めながら速くしたり遅くしたり。本当に相手のことを考えていないとこの辺が上手く
いかない。この学習能力と順応性はさすが佐祐理さんと言ったところか。
いつの間にか佐祐理さんに喜んでもらおうと、積極的に声をあげようとしている自分に気付いた。
「あは、これなんだか畑を耕しているみたいで楽しいですね。どうです、痛いですかぁー?」
「ううっ……い、いた…い…痛いですぅ…はああ…痛てえぇぇん」
「……佐祐理、それ楽しそう。私にもやらせて」
「えー、ダメだよー。舞にはおちんち…それがあるじゃない」
「そうだけど…耳かき楽しそう。私もそれ使いたい」
「あ〜じゃあね、もう一本あるから舞に貸したげるよ。はいどうぞ、これ使って」
「……ありがとう」
「どういたしまして。……ほうーらここはどうですかー? 痛いですかー?」
「……」
「あっ、ああっ、痛いぃん。そこ痛いですっ……くはあぁあん」
「……佐祐理」
「ん? なあに、舞?」
「これ、どう使えばいいの?」
「はえ? えーっと……」
「これでひっかいてもつまんないと思う……」
「うんとね、そこの穴に使ってみればいいんじゃないかな」
「なるほど、楽しそう」
とっても嫌な予感に俺の期待は膨らむばかりだ。ピンコ立ち。
83 :
偽:03/05/16 19:54 ID:ybD6vxZW
>>75 と、言うわけで、続きを書いてみる気は御座いませんでしょか?
84 :
75:03/05/16 20:27 ID:6O/ANrAu
そんなこと言われてもどうすればいいんだ。
なんか自分の耳が痛くなってきますた
86 :
D:03/05/20 00:57 ID:46RuO1Yc
俺はもう覚悟を決めた。どうせ言ったって聞く相手でもあるまい。
恐らく想像を絶する痛みが俺を襲うに違いない。鼓動が高まるは恐怖のためか、期待のためか。
休むことなく耳の穴を耕し続ける佐祐理さんの声も半ば上の空で聞き流し、耳かきを構えて俺のペニスを
凝視する舞の動きだけしか気にならなくなってしまった。
添えられた舞の手に力が入ったのが伝わってきた。いよいよだ。
「……こちょこちょ」
――ふさふさふさ
「ああんっ」
このべこのかぁっ! さっきからきさん、どこまでワイのこと小馬鹿にすりゃあ気がすむとよ!?
「こらあ舞ぃ! ここまできて凡々攻撃とはどーゆーことよ! いまさらそんなふわふわもここな
甘っとろい愛撫で満足するわけないだろうがぁ! せっかく覚悟きめてたのにっ!
恐怖に怯えつつカテーテルな激痛を心のどこかで楽しみにしていたのにっ! つーかなんでそれを
さっきやってくれなかったのよ? ちくしょう泣くぞ? 泣いちゃうぞっ、うわあぁ――――んっ」
「…………うるさい」
――ずぼっ!
「ひぎゅっ!?」
「……ぐりぐり」
「ぐぎゃああぁ×〆┓Åゝ〒◎◇↑げら§&々もふぁ!!!」
唐突に尿道に突き込まれた耳かきに、声にならない悲鳴があがる。
目の前が真っ暗になったと思った瞬間、視界が真っ赤に染まり意識が吹っ飛びそうになる。
「思ったより、狭い」
――ぐいぐい
「あぎゃっ、はぁっ、がらはあああぅう!」
なにがなにやらもうわからない。痛いとかなんとか言う感覚を自覚する以前に、痛すぎてどこが痛いのか
理解できないのだ。焼けるような、千切れるような感覚が、なぜかつま先や背中を刺激する。
「ぎぎぎぎぎぃ……ばびびぎりぐぁぁぁ……」
声帯すらも自由にすることが出来ない。まるっきり意味不明な音が勝手に喉を通って口から零れてゆく。
食いしばった歯茎から血が滲みだしてきたようだがそんな事を気にする余裕があるはずもなく。
87 :
D:03/05/20 00:57 ID:46RuO1Yc
舞がぐりぐりと耳かきを動かすたびに、四肢が陸に揚げられた魚のように無意識に暴れ回る。
心臓が一つ脈を打つたびに血液と共に痛みが全身を駆けめぐり、ぎゅっと閉じたはずの目の前が
どろりと赤く濁ったかと思うと、すぐさまパッと白く光ってそのまま暗転してまた赤くなる。
「舞っ! すとっぷ、すとっぷう! ちょっと止めて、白目剥きかけてるよ!」
「いいところだったのに……」
尿道に刺さった耳かきを上下する手をしぶしぶ止め、残念そうに呟く舞。
いまだに刺さりっぱなしの耳かきが何倍の太さにも感じられる。それは腰の裏にまで突き抜けるような
不思議な痛覚を俺に与え続け、それに反応した下半身が延髄反射で勝手にびくびくと跳ね上がる。
「ほえぇ、すごい…」
全身を痙攣させたように小刻みに震えさせる俺を慌てて押さえ込みながら感嘆の声を上げる佐祐理さん。
流石に今の反応にはちょっとびっくりしたようだ。声が少しだけ震えている。
「ちょっと、おおげさ。暴れるからやりにくい」
大げさもなにも、意識しての反応でもないのにそんな事を言われても大いに困る。
まあ二人には一生わからない感覚なのだろうが。
「ま…舞…。いきなりそーゆーことするのはいかがなものかとぉ……」
なんとか声を出せるようになった俺が掠れた声でそう問い詰めると、
それがどうしたと言わんばかりに胸を張って答える舞。
「覚悟きめてたって、言ってた」
「いや、そりゃ一旦は決めてたがな、その覚悟をふっと忘れたところにズコッとやられるとだなあ…」
「ぽんぽこたぬきさん。待ちかまえてるところにやっても面白くない。不意打ちじょうとう」
……確信犯的行動かよ、このやろう。凡々でくすぐったのもそのためか?
「あれは楽しそうだったから。特に深い意味はない」
ああそうですか。そんなこったろうと思ってましたよ、悪かったな。
「あはー、でもなんだかそれ、フランクフルトソーセージみたいですねえ」
「……ソーセージ?」
俺は見た。耳かきを刺したまま勃起し続けている俺のペニスを指さしながらほんのりと頬を赤く染めた
佐祐理さんがそう言ったとき、舞の目に妖しげな光が揺らめいたのを。
88 :
D:03/05/20 00:58 ID:46RuO1Yc
「ソーセージ……」
「お、おい舞。ソレはソーセージなんかじゃなくてだな…」
俺のモノをなにやら物欲しげに見つめながら不穏当な発言をする舞に
慌てて制止の声を上げようとした、が。
「……いただきます」
「わ、ばか。そんなポークピッツみたいなもん喰っても美味くないぞっ。やめ…」
――がりっ
「んぎゃあ!」
片手で髪を押さえながら股間に顔を埋める姿はなかなか扇情的な光景なのかもしれない。
だがしかし、ぶっ刺さった耳かきをがっしり掴んで横からチンコにかぶりつく舞は、
色っぽいと言う雰囲気とは一万パーセクほどかけ離れ、むしろ野性味溢れる豪快さすら漂わせている。
「…ふぐふぐ、もぎゅもぎゅ」
食べると言う選択肢しか頭にないのか、舐めるとかしゃぶるなどと言ったステキな行動は一切とらずに
一心不乱にかぶりついている。なにが彼女をここまで駆り立てるのか。
「おがっ…痛っ…ああっ、痛いぃ! 歯、歯が食い込んでっ…あふっ」
舞の突飛な行動にかなり焦りもしたが、先ほどまでの尿道攻めで感覚が麻痺してるのか
海綿体に食い込む舞の糸切り歯もあまり苦痛に感じない。むしろ刺激が足りないくらいだ。
「あははーっ、そろそろこっちも再開しましょうかぁ」
気持ち良さげに呼吸を荒げる俺と必死にかじりついている舞を楽しげに眺めていた佐祐理さんが
再び俺の耳に耳かきを突き立てる。ああ、こっちも気持ち痛い。
「あっ……あぁ…痛いぃ…耳ぃ…もっと奥ぅ…」
思わず甘えた声を漏らす俺にくすくすと笑いを洩らしながら、からかうように耳かきを動かしてくる。
「あれえ、もうこれくらいじゃ足りないんですかぁ?
仕方ないですねえ、それじゃあもっと奥の方もいじってあげましょうか?」
「あう…痛っ……はぁ、お…お願いしますぅ…も、もっと…」
「ああもう、かわいいですねぇ。わかりましたー、佐祐理がもっと痛くしてあげますからねー」
89 :
D:03/05/20 00:58 ID:46RuO1Yc
佐祐理さんの耳かきが頭蓋骨の中で直接ガサリと音を立て、更に力強く俺の中に進入してきた。
耳かきが何かを叩く音がコツコツと直接頭の中に響き回る。
「あれ、おかしいですねえ。これ以上、入りません……」
一旦棒を引き抜き、何か考え込む佐祐理さん。
暫くすると俺の頬にさらさらとした髪がかかり、熱い吐息を近くに感じた。
千切れかけた耳たぶを引っ張りながら奥の方を覗き込もうとしているようだ。
「う〜ん、血だらけでよく見えませんね…残念です」
溜息をつきながら顔をあげた佐祐理さんは、可愛らしくよしっと一つ気合いを入れると
耳かきを逆手に握り、ズボッと一気に坑内に突き立てた。
――――バリリッ!
「っっ!!」
それが俺の左耳で最後に聞いた音だった。恐らく鼓膜を突き破った音だろう。
左目の眼球の奥が、押し付けられるような圧迫感に痛み、ツーンとした刺激が突き抜けた鼻腔からは
なぜか水っぽい鼻水がだらだらと流れ出して止まらなくなってしまった。
佐祐理さんが耳かきを出し入れするたびに顔の中で花火が上がり、平行感覚まで失われていく。
ああ、まるで空を飛んでるみたいだ。
「……あれれ、思ったより反応がないですねえ。おかしいなあ、えい、えいっ!」
もはや痛覚どころか全ての感覚があやふやで、自分がどこにいるのかもわからなくなってきた。
90 :
D:03/05/20 00:58 ID:46RuO1Yc
佐祐理さんがなにか言ってるみたいだがさっぱりわからない。
まだ右側の耳が残ってるはずなのに、彼女がなにを言ってるのか理解出来なくて気持ち良い。
と、20メートルくらい下にある腰がガチャリと跳ねて、充実な喪失感。
「生臭くて美味しくない……」
顔一面を真っ赤に化粧した舞が、はしゃぎながら不満を吐き捨てる。
ビシャビシャと愉快に血を吹き出しているのはさっきまで耳かきだった俺のペニスだ。
夕日色の小便がどくどく吐き出されてゆくごとに俺の体も軽くなって、
ずぶずぶ沈むようにどこかに飛んでいってしまいそうだ。
泣き出しそうなくらい愉快で堪らない。肛門から射精したくなってきた。
「あれー? この糸みたいなのなんだろう? 耳の奥から出てきましたよ〜」
あー、なんだか眠たくなってきた。今なら一週間は寝なくても大丈夫そうだ。
「佐祐理、それ神経だと思う……」
「ほえーっ、舞は物知りだねー」
遠くで二人が俺の耳元でなにかを歌ってる。キレイだな。
なんであんなに綺麗なんだろう、悪魔みたいに微笑んでるみたいに無邪気みたいだ。
「これおもしろい。もっと引っ張り出してみたい」
「そだねー、もっと引っ張ってみよう」
夢の中なんだな、きっとこれ。音聞こえないし空飛んでるし。
そうだ、目が覚めたら佐祐理さん達に耳かきしてもらおう。
きっと気持ち良いに違いない。楽しみだなあ、早く目が覚めないかなぁ。
しかたない、目が覚めるまで寝て待つことにしようか。ピンコ立ち。
『暴行耳かき3P風味』――完――