259 :
FMPG:
いや俺はいるんだけどね。
えなりは旅にでましたw
>>250 俺は偽者だと思う。ただここ二週間ばかり続いた
祭りの期間にたったものなら明らかに、にわかアンチの
仕業だが、月日をみると明らかにこのスレが立つ前の
話、、、。
ということは、そのような本人を語っての偽者が
出ることはデッパ氏は以前にもこのようにネタになるような
スレッドを立て、すでに有名人であったことは間違いない。
SSを待つ君の横で僕は煽って遊んでる
季節通りの春厨符って沸く
「浜名湖に沈めるぞ俺は柔道家だ」と
嬉しそうに君が呟く
杉の花粉も振る時を知り
ふざけ過ぎた葉鍵の板で
今春が来て 君は駄スレを立てた
去年よりずっと 堕スレを立てた
>>259 すいません!FMPGさんを見落とすとは・・・
ステイシーのバーミヤンスタンプを喰らって、
僕はエイエソに旅立ちます・・・
動き始めたレスの後に ケチをつけて
君が何か言おうとしている
君の唇が「SS書けた」と動く事が
キモくて下を向いてた
時がゆけば 幼い君も
大人になると 思って損した
今春が来て 君は駄スレを立てた
去年よりずっと駄スレを立てた
君が去った スレッドに残り
落ちては消える 糞スレみていた
今春が来て 君は駄スレを立てた
去年よりずっと駄スレを立てた
今春が来て 君は駄スレを立てた
去年よりずっと駄スレを立てた……
(BGM なごり雪)
265 :
a5:03/03/29 00:10 ID:AOqsQr5+
ばうわう
∧||∧
( ⌒ ヽ
∪ 。ノ
∪∪
Don't try this at home.
あらあら、今日も凄いですね♪
↑何だかんだで根に持ってるんだろうなぁ・・・・
閉鎖って、あンたァーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
お願い止めないでお願い止めないでお願い止めないでお願い止めないでお願い止
めないでお願い止めないでお願い止めないでお願い止めないでお願い止めないで
お願い止めないでお願い止めないでお願い止めないでお願い止めないでお願い止
めないでお願い止めないでお願い止めないでお願い止めないでお願い止めないで
おや、閉鎖したのか
まぁ……妥当なところではあるかも
>>271 特に自分的な事に関しては別に根にはもってませんよ。
終わったようなのでROMの立場からひとつ。
デッパさんはもうこのスレ見たくないかも知れないけど、
>>119くらいはちゃんと読み返したほうがいいと思います。
せっかく貴重な体験を話してくれてるんだから読み違えたままじゃ失礼ですよ。
栞「ムキーーーーーッ」
美汐「どうしたんですか?栞さん。いきなりテンパってるようですが・・・・」
栞「どうしたじゃありませんよっ!
>>204,
>>215を見てください」
美汐「・・・・・・何か問題が?」
栞「問題も何も、私が入ってないじゃないですか!」
祐一「はぁ?・・・・何言ってるんだよ、栞・・・」
栞「何で入ってないんですかっ!?Kanonの影のヒロインと呼ばれるこの私が・・・・」
祐一「影も何も・・・・栞はヒロインじゃなかったっけ?」
美汐「栞さん・・・・。流れからして、女子プロの出る幕ではありませんよ」
祐一「それに栞・・・・。お前はまだ病み上がりだろう?無理するな」
栞「マネージャーは?」
美汐「えっ?」
栞「マネージャーは必要でしょう!」
美汐「えっ・・・あ・・・その・・・・」
栞「プロレスなんてやったら、選手は傷つくでしょう・・・(涙」
祐一「そっ、それは・・・そうだけど」
栞「心身疲れきったプロレス選手・・・・(涙」
美汐「はぁ・・・」
栞「それを優しく介抱するのです・・・心とかっ・・・・・」
祐一「・・・・か?」
栞「かっ・・からっ・・・・からっ・・・・」
美汐「???」
栞「・・・・・肉体で!」
祐一「・・・・・そっちの方がいやらしいぞ。響きが」
栞「とにかくっ!マネージャーは必要です!」
美汐「・・・・そうですか?」
栞「そして、私はマネージャーの素質を兼ね備えています」
祐一「・・・・例えば?」
栞「小柄で・・・かわいくて・・・優しくて・・・料理上手で・・・物静かで・・・」
祐一「今までの会話を振り返ると、とてもじゃないが『物静か』とは言えないな」
栞「スポーツドラマに、マネージャーの作った『レモンのはつみつ漬け』は必須です」
美汐「・・・・確かに」
祐一「納得するな!」
栞「『マネージャーの作った』が重要です。チェックです」
美汐「分かりました」
祐一「天野!・・・・やめないか」
祐一「大体、プロレスにマネージャーなんていないだろ・・・」
栞「・・・・・・・・」
美汐「・・・・・・・・」
祐一「・・・・・・あれ?」
栞「・・・・ちっ違います!」
祐一「・・・・・何が?」
栞「がっ学園ものですからっ!」
祐一「はぁ?」
栞「こっ、ここは○○高校・・・」
美汐「・・・・・はい?」
栞「ちょっ、ちょっとカトリックな新築校舎・・・・」
祐一「・・・・うん」
栞「せっ、生徒の自主性を重んじ・・・・部活はさまざま」
美汐「・・・・・はぁ」
栞「その中の一つ・・・・プロレス部!」
祐一「・・・・栞節が戻ってきたな」
栞「部員は
>>215が勢ぞろい!もちろんマネージャーは、ゲームのヒロイン達!」
祐一「・・・・それで?」
栞「友情!熱血!スポ根!闘い!・・・・・そして、『愛』!」
美汐「う〜〜〜ん・・・」
栞「時には仲間、時にはライバル!そして揺れる三角関係!」
祐一「おぉぉぉぉ・・・・」
栞「そして迫り来る罠・・・・・」
祐一(なんじゃそりゃ?おっかねぇ・・・)
栞「そして最後に笑うのは・・・・・・・」
祐一(ごくっ)
栞「・・・・・・・・・私です」
祐一「おおっ!・・・・・・って、お前は・・・・」
栞「私なのです」
美汐「・・・・一ついいですか?」
栞「なんですか?美汐さん。言っておきますけど、最後に笑うのは私ですよ」
美汐「いえ・・・・・・ただ、プロがやるから『プロ』レスだと思うのですが・・・」
栞「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
撃沈
祐一「けど、公式サイトが閉鎖でそれどころじゃないだろ」
>>279 意外と結末は呆気なかったですねぇ・・・。
まさか
>>1が逃亡するとは
デッパ氏の本サイトも閉鎖してました!!!!
>>280 ま・・・
そのうち何事もなかったかのように戻って来るような気もしますがw
そのときにはもう少し成長していらっしゃれば良いですね
すみません。
パソコン使用を止められてしまいました。
と言うわけで一年位はネットに入れなくなります。
>>280 別に逃げたわけではありませんよ。
と言うわけで最後のネットサーフィン中。
>283
最後なら聞かせて欲しい。
本当の事を。
そして今までお疲れ様。
お受験?
いいでしょう・・・
実は私・・・工房です。
…え?
目指しているところは・・・
1東海 2日大 3東京工芸 4明治(AO)
ちなみに1はB判。2.3はC判
ちなみに滑り止めは代アニ。
ふ〜む、デッパ氏頑張って下さい!
本物?
あと、私が2chに降臨したのはこれが最初ではありません。
去年の夏。
初めてサイトを開設する。
しかし1週間後・・・荒らし襲来!
原因はネットWatch板のデッパ専用スレでした。
そこから家庭用ゲーム板と移り、祭り開催。
だから偽物を見かけることがあるのです。
まぁ、本物だろうとニセモノだろうと・・・
いくら滑り止めとはいえ、代アニはどうだろうか
はいはい
とりあえず物書きになるための勉学をして、
葉っぱに入れたらいいかな?
う〜ん、どうでもいい事かも知れませんが、
デッパ氏の名前の由来は何でしょうか?
トリップくらい捻れバカ
けど、なんつーか・・・・・
寂しくなるね、、、
友人から頂いたキャラですので、
由来は分かりません。
(派生語 電波っぱ)
デッパッパ#deppappa
これが私のトリップね。
そうだったんですか〜。
ご返答ありがとうございます。
葉鍵が21禁ってのは知ってた?
さてと・・・このスレッドはどうなるのかな?
削除依頼は何故か拒否されていますし、
私が居なくなったら・・・。
>>306 それを承知ですよ。はい。
とりあえず・・・東京に行けたらな・・・。
>307
誰も何も書かなくて自然にdat逝くだろ
じゃあ厨房の時暴走族がうんぬんってつい最近の事じゃん。
とりあえず・・・
それでは!
受かったらまた何で知らせますから!
>311
待って。
あのイジメどうこうの事実か否かのみ。
事実。
(一部友人の事も付け足す。)
あまりにアレな結末に正直ガッファリした
了解。
318 :
a5:03/03/29 02:15 ID:AOqsQr5+
ホームページ開いたらいきなりあすからんぐれー?
が出てきて気持ち悪くなって0.5秒で閉じた
319 :
FMPG:03/03/29 02:16 ID:bOtlpFr6
感動した!
>>318 それ・・・フラッシュ用サイト
掲示板の下の方にあるホームページへと言うキーをクリックして、
37を5に変えてみな?
さよならデッパ
なんか冬木のようなヤオの気がしてならない…
今思えば、むせ返るくらいに滾るはずの高校生活の
始まりから、18禁小説を書き、21禁板で不毛な争い
をしていたのは余り感心しないな。
なんか、小学生の女の子が援交してると
ニュースで知ったときと同じくらいブルーになったよ。
最後に、シナリオライターになるなら自勉するか4大行け、
いまの代アニの惨状知ってるからお勧めしない。
四年間に得た知己との交流はなにかしらの財産になる。
最後になるけど、くだらんエロゲーのシナリオには感化
されるなよ。
後味わりぃ・・・
ageの鬱ゲーなんか目じゃないな、、、
325 :
名無しさんだよもん:03/03/29 08:49 ID:A/lXTBUz
浦島太郎を思い出したよ・・・
もう一眠りしてくるか(鬱
331 :
名無しさんだよもん:03/03/29 11:26 ID:reoEGXri
記念ぱぴこ
>>326、331 もうやめましょうよ、このすれの役割はおわったのですから。
間違い>332
数年後、2ちゃんねるの仕組みを理解したデッパッパは
きっと物凄く恥ずかしいだろうなw
出来れば、だが
シナリオに感動したから、エロゲ関係で働きたいなんて香具師は氏ね。
エロは物足りないから俺がもっとエロくしてやるって思う人は頑張って下さい。
また1つ玩具が消えてしまいましたとさ
折角見物に来たわけですが、公開オナニーはもう終わりですか?
ナナナーナ ナナナーナ ヘイヘイヘイ グッバイ!
名無しになって葉鍵プロスレを荒らしそうな予感
ああ、デッパVS漏れの武器使用無制限デスマッチ書きかけだったのに・・・デッパ、かんばっく。
向こうもなんかトラブってるな・・・。
プロレスと葉鍵っていうのは相容れぬ存在だったのかな?
…もしかしてもう帰ってきたのか、デッパ?
>>342 サーバが重い?のならTBS感謝祭祭りだと思う
>>342 デッパに惹かれて来た、葉鍵のノリに浅いプ板住人っぽい
なんか言ってる事のノリはプロレスファンのそれだもの。
ひよまんだったりして。
マジレス氏は熱い人ですね。
まあ、賛否両論色々あっていいんじゃないですか。
気になる点は聞いてみますが、向こうの回答に納得できたら、
それを踏まえた上で葉鍵プロをますます前進させます。
349 :
名無しさんだよもん:03/03/30 01:31 ID:vThJ9J/o
天山は蝶野の子分
ノ ア だ け は ガ フ ァ リ
言葉の意味はようわからんが、とにかく凄いワラタ。
って、俺もネタ古いな。
It's うぐぅ It's うぐぅ
353 :
デッパッパ ◆VfVeAQtWaY :03/03/30 17:59 ID:2CEZEkrS
ふう・・・リミットが少しのびる。
4月3日まではパソ使用を許可してもらえました・・・。
それ以降は携帯で出没しようかな・・・。
なにかほっとする。もう何か、遺伝子レベルで
受け入れがたい狂人が昨日から跳梁してるのを
(このスレの人じゃないですよ)見てるから。
それより旅行どうでした?本懐を遂げるのを
楽しみにしてます。
>>353 そのトリップ晒したんだから、変えるか消えるか消えるか消えるかしろよ
#deppappa
なんだかんだで、皆このスレチェックしてたんだね
>>357 俺、キモイって言葉の語感が凄い低劣な感じがして
普段使わないんだけど,こいつにはもうぴったりなんじゃ
ないかって感じだ。
多分、目の前に現れたら殴るね、大人気ないけど。
アンチの人もあーだこーだ言って、このスレ主さん
に対しなにか愛情のようなものを感じるけど
こいつにはない。
デッパッパは工房じゃないよ。
いや(^^:
余りに、嫌で考えるのも鬱なんよ。
でもへんなスレ立ってるじゃないですか
スレタイの最後に、ナディアの旦那の名前が付いてるやつ。
364 :
名無しさんだよもん:03/03/30 19:34 ID:7iFta9gL
(^^:
あー。葉鍵板見下しつつも鍵ゲ好きな自分のジレンマで狂ってるギャルゲ板のキチガイか。
ひさしぶりにみたな、風子
>>355 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( *・ш・)< 浜名湖に沈めるぞゴラァ!
( ) \_______
| | |
(__)_)
やってみろよ ばーか
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( *・ш・)< サップ駄目かなあ・・・
( ) \_______
| | |
(__)_)
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( *・ш・)< サップ駄目やん・・・。
( ) \_______
| | |
(__)_)
さてと・・・SS投入でもしていきましょうかな?
・・・葉鍵じゃないけど・・・。
「ケインとマリー」
ルイーナ大陸。
千年前この地を、魔王が統治していた…。
その力はすさまじく、
一握りで人間五百人を潰しては、菓子のように食していた…。
しかし、そんな魔王の横暴を人間が黙っているはずはなかった…。
勇敢にも一人の若い男(後の勇者)が打倒魔王に向けて旅に出たのであった…。
そして旅の中数々の力、勇気、武器防具を得、男はついに魔王を倒し人間達に平和をもたらしたのであった…。
そして現在…。
魔王亡き後も存在していた魔物達は、
魔王の血筋の者を王として人間達に反旗を翻そうとしていた…。
一方それを知った人間達も黙っている筈はなく、
勇者の血筋の者を新魔王討伐の為旅立たせたのであった…。
これは混沌の世中で運命を共にした、勇者と魔王の物語である…。
魔王城中央間にある王座。
そこに、魔力を蓄え手入れの行き届いた長い金髪で、
紅くルビーのような透き通った瞳を持った16才位の魔族の少女が座っていた。
その装いは黒ハーピーの羽で作られた貴魔族用服を着、黒水晶のイヤリングを耳に着け、
指にはまばゆい光を放つ魔黄石の指輪をはめていた。
「フウ…座っているだけなんて退屈…。」
少女は明後日の方向を向いていた…。
「マリー魔王様…。ご自身の怠慢は部下に悪影響をもたらしますよ…」
困ったような表情をするガイラス。
聞いての通り少女の名はマリーである。
全団二百万兵を誇る魔王軍を指揮する王である。
しかし、それは彼女の父までのお話。
今となっては四将軍一万兵しか残っていないのである…。
それもそのはず!
マリーが魔王となってからはワガママ放題のやりたい放題。
ちょっと反対の意見を言うだけですぐに飯抜きの刑。
そんな彼女に愛想を尽かした将軍や兵達は段々と軍を去り、
ほとんど居なくなってしまったからである…。
(ちなみにガイラスは先代からの宰相であり、マリーの教育係である)
「退屈退屈退屈ー!外へ遊びに行きたいよー!」
まるで幼児のようにダダをこねるマリー。
「マリー様…兵の士気にも関わりますから落ち着いてください…」
悲痛な叫びをあげるガイラス。
すると正面の大扉からゴブリン偵察兵が飛び込んできた。
「マリー様!一大事です!」
息をゼーゼーと切らしながら、ゴブリンは腰を屈めた。
「な、何なのよ!一体!」
急に姿勢を王らしくするマリー。
「将軍と兵が…すべて逃亡してしまいましたー!」
その知らせは予期すべき事だったかもしれないが、当然の結果だったのかもしれない…。
なにせ残った将軍達も、
意見の対立から一ヶ月以上飯抜きにされ、餓死寸前だったからである…。
「おお…何たること…。」
思わず杖を落とすガイラス。
ちなみにゴブリンもいつの間にやら逃げだしていた…。
しかしマリーはいたって冷静だった。
「ああ〜!やーと厄介払いができたー!」
思わず伸びをするマリー。
その横で、
「先代様から預かった魔王軍を解散させてしまうなんて、何たること…。じいは悲しい…。」
とガイラスは涙を落としていた。
「まあまあじい、落ち着いて…。」
でっぱさん、そればっかりはないでしょう?
はやく理奈を大活躍させてください。
マリーはいつもの調子でガイラスを宥めようとした。
「…儂のせいじゃ…。儂が姫様をこんな風に成長させてしまったばかりに…
こんな事じゃ来るべき勇者との戦いに破れてしまう…。」
ついにはワンワンと泣きだしたガイラス…。
するとマリーはとんでもない事を言い始めたのである…。
「そんなの簡単じゃないの〜♪今からサクッと殺ってくればいいのよ〜♪」
さすがは魔王の娘。
気軽に殺すなんて言葉を使うのである(驚くポイントはそっちかよ!)
それを聞いてフト泣き止むガイラス。
しかし…
「儂はその意見に反対ですじゃ!もし万が一、姫様の身に何かあったら、
この国はどうするのです!」
と、ガイラスは飯抜き覚悟で反対をした。
「だからみんなを追い出したのよ♪」
「へ!?」
素直に驚くガイラス。
ワガママ娘だと思われていたマリーは、気さくにとてつもない知才を表したのである。
そう!
今この城に留まっている者は二人だけ。
しかも諸将の心を無理矢理離したことにより、
この策が失敗しても魔物達に与える影響を無くそうとしたのである。
「これはね…城の書物庫にある人間達の書いた英雄物語を読んでいて思いついたの…。
なんで魔物達は勇者が武器を得たり、強くなる前の旅出した瞬間に殺らないのかな?
と思ってね…。」
「ひ、姫様…」
マリーはガイラスの手を取った。
「この策を考えてからはじいの知っているとおり、
ワガママ娘として演技してわざとみんなの心を離そうとしたの…」
「そうじゃったんでしか…」
ガイラスの目からはまた涙があふれ出しそうになっていた…。
「だから…私は今から行ってきます。その間…このお城をよろしくね…」
マリーはガイラスに抱きつくと厚い包容をした。
「じいは姫様に仕えてる事が出来て幸せですじゃ…。また、元気なお姿で戻ってきてください…。それではです…」
それを聞くとマリーは手を離し,転送呪文を唱え始めた。
「生きていればね…わが身を勇者のもとへと誘え…プロイド!」
こうしてマリーは勇者のもとへと飛んでいった。
しかしここから話はトンデモナイ方向へと突き進んで行くのである…。
ヒュウ〜〜〜スト。
「勇者はここに居るのか…」
興味深そうに周囲を見渡すマリー。
ここは始まりの森。RPGによくある最初の森である。始まり…と付くからには
魔物も弱いものしか住んでおらず、
強くてもせいぜい蜂のでかくなったキラービ
ーと言うお約束の名前の敵ぐらいである。
レベルが3ぐらいあり、最初の村で買える最強装備で望めば楽勝である。
そんな森の中に突如としてラスボスのマリーが現れたからにはさあ大変である。
雑魚敵達は皆マリーの出現に恐れおののき、
マリーが来たと見るとひれふして忠誠を見せていた。
「さてと…お目当ての勇者君はどこかな?」
マリーは辺りをキョロキョロと見渡した。
すると森の入り口の方から、人の気配がしてくるではないか…。
マリーその方へと駆けていった…。
木々の間から覗かせるマリー。
見るとそこには、黒髪をもち、コバルトブルーの瞳を持った結構な容姿の少年が、
一番弱いスライム相手に鉄の剣を振り回していた。
それが当たればいいのだが空振りばかりで、
少しずつ確実に打撃を与えているスライムに殺られそうである
《な、なんて弱いのかしら…スライムにすら殺られそうなんて…》
あまりの弱さにあきれるマリー。
しかしその彼のこんな一言から事態は一変するのである…。
「ち、ちくしょう…勇者の血筋だからって魔王を倒すために旅だたせられた僕が、
こんなスライム一匹に殺られそうになるなんて…」
《へ?彼が勇者なの?》
思わず吹き出しそうになるマリー。
しかしそんな中でも戦闘は続き、
彼はあと一撃食らうだけでおだぶつになる状態となってしまった…。
《このままだったら、私が手を下す必要もないわね…。》
少し落胆気味のマリー。
すると勇者は
「スライムに何か…殺られないぞ!」
と言って剣を片手に突撃していった。
しかし…ブン!
大きな空振り!
ピュウー!
隙を突いて飛びかかってくるスライム!
しかし!
「灼熱の地獄へと誘うべし…カオスファイアー!」
大きな火柱がスライムを包み込んだかと思うと、
あっと言う間に消し屑へと誘ってしまった…。
あっけにとられる勇者。
《何で殺るべき相手を助けちゃったの?》
同じくあっけに取られるマリー。
二人の間に微妙な沈黙が流れた…。
このデッパ本物?
ここまで壊れたのか?
沈黙を先に破ったのは勇者の方だった。
「あの…うんとぅ…あ、ありがとう…。」
ぺこりと頭をさげる勇者。
「い、いいえ!こちらこそ!」
同じく頭をさげるマリー。
またしても微妙な沈黙…
「少し…話しませんか?」
勇者はそう言うと大きな切り株の方を指さした。
「そ、それもそうですね…」
同い年の男の子と全く話をしたことがないマリーは自分の策も忘れて、
勇者の考えに同意した…。
「僕の名前はケイントブール。ケインと呼ばれているんだ。
はずかしながら、これでも勇者なんです。」
ケインは下を向いた。
「わ、私の名前はマリー。私は…」
自分の職種を言う前で言葉に詰まったマリー。
《な、なんて言えばいいんだろう…。魔王なんて言いづらいし》
そんな心情をつゆ知らず、ケインは
「あの魔法…すごく高度なものですね…。どこかの高貴な方ですか?」
と、マリーに質問した。
「そ、そうなのよ…お忍びと言う感じで…。」
それを聞くとケインはマリーの前で土下座をした。
「どうか!僕と共に旅をして下さい!ご覧の通り、僕はまだまだ弱いです。
このままだと、この森を抜ける前に死んでしまいます!だからどうか!」
「そ、そんな…困りますよ…。だって私…」
《魔王は私なのに…》
複雑な心境のマリー。
ケインは続けた。
「現に僕の村は魔物の集団によって襲われ、勇者の装備を奪われてしまいました。
このままでは他の村も同様に襲われてしまいます!」
よりいっそう顔を地面に近づけるケイン。
それを聞いていたマリーは、自分のしでかした大きな過ちに気がついた。
《逃げ出させた諸将達は、主を失って自分が魔王になるべく、
人間を巻き込んだ魔族間の争いを引き起こしているんだわ!ああなんて事!
自分が良かれと思ってしたことが皆に大変な迷惑を掛けるなんて…。》
ふとケインを見つめるマリー。
《そうか…この人の勇者という職種や素質を生かして、
諸将達を統一するのもいいかもしれないわ…。近くにいればいつでも殺れるし…》
マリーは一人でうなずいた。
「分かったわ!私も一肌脱ぎましょう!ふつつか者ですがよろしくお願いします。」
マリーも頭を下げた。
「そ、そんな…こちらこそどうもです…」
ケインも頭を下げた。
ここに一風変わった勇者と魔王のパーティーが生まれたのである…。
>>383 本物? 有り得ないな。
SS書きが本物か偽物かを判別する方法はいくらでもあるけど、基本中の基本。
三点リーダを使っているか使っていないか。
長くてつまらない
最悪 時間返してほしい
長くてつまらない
最悪 時間返してほしい
ちなみにこれらは携帯で書かれた物で、
メール保存してここに転載しました。
>>378 理奈さんは出来たら明日辺り活躍させます。
>>386 リーダ何て使った事ありませんよ。
が、がお・・・
>リーダ何て使った事ありませんよ。
わらた
ああ!
・・・の事ですね!
公開オナニー再開ですか?
楽しみに見物させていただきまつ。
授業の時間とは勉学に勤しむ時間に非ず!
部活で疲れた体を休める時間だ。
・・・・言ってしまえば睡眠時間だな。
説明をBGMに深いまどろみの中に・・・・
声「・・・崎っ」
深いまどろみの中に・・・・。
声「国崎っ!」
深い深いまどろみの中に・・・。
声「国崎!!おいっ!」
せっかく人が良い気分で眠れそうだってのに、この糞野郎は・・・・。
往人「なんだよ・・・」
上半身を机から起こしながら答える。
見上げた先には、妙にごついスーツ姿の男・・・・。
往人「なんだ・・・石橋か。今寝てるんだ。静かにしてくれ」
俺は極めて丁寧に、簡潔に、礼儀正しく言ったつもりだ。
・・・・完璧だ。
俺は満面の笑みで石橋を見つめる。
だが、俺の笑顔とは正反対にただでさえ険しかった石橋の顔は鬼の形相へと変わっていた石橋「国崎・・・貴様教師に向かって・・・・」
往人「貴様ぁ?俺は生徒だぞ?言ってみれば客だ。もっと丁重に扱え」
石橋の肩が小刻みに震えている。
往人「武士の情けだ。今回は許してやろう。さぁ!俺の慈悲深い心に感謝しろ!」
・・・・・後悔先に立たず。
振り上げられた拳を見ながらそう思った・・・・。
北川「さすがに言いすぎだろ・・・あれは」
往人「俺は客だ」
手短に帰る支度を終えると、鞄を持って教室を後にする。
北川はまだ何か教室でわめいていたが、無視する。
浩之「よう、暇そうだな」
往人「俺は客だ」
廊下ですれ違った藤田も何か叫んでいたが、無視する。
廊下の突き当たりに立つと、目の前にある扉に手を掛ける。
往人「たのもー」
大声で言い放つが、返ってくる声はない。
自称プロレス部。全部員数2人・・・。
こんな過疎の部室でやる事は1つだ。
俺はズボンのポケットからタバコを取り出すと火をつける。
立ち上る煙は、天井へと吸い込まれ消えていく。
往人「最高だな・・・」
一切の静寂。俺はこの時間が好きだった。
今日も流れる時間に身を委ね・・・
栞「ちょっと先輩!」
委ねる・・・・はずだったんだけどな。
栞「学校で何やってるんですかっ!」
美坂はそう叫ぶと、駆けるようにこっちに向かってきた
往人「俺は客だ」
そう一言呟く。
美坂は驚いたのか、急に立ち止まると唇に人差し指を添えて何かを考え出した。
栞「じゃあ、今日は真心込めてサービスしますね♪」
直ぐにいつもの笑顔に戻って言い返す。
そのままトテトテとこちらの方まで駆けて来ると、俺の横にしゃがみ込んだ。
栞「でも、お客様だからって、これは駄目です」
美坂はそう言いながら俺のタバコに手を伸ばす。
そして、美坂の指がタバコをつかもうとした瞬間・・・。
栞「あっ・・・」
美坂の細い指が俺の唇に触れる。
栞「あっ・・・・ごめんなさいです」
美坂は慌てて手を引っ込めると、俯きながら謝った。
その顔は夕日のせいだろうか?真っ赤になっている。
美汐「こんな感じでしょうか?学園もの・・・・」
栞「違いますっ!」
美汐「・・・どこら辺が違うんですか?」
栞「私がメインじゃないのはどうしてですかっ!」
美汐「マネージャーが主役のスポーツ小説もどうかと・・・・」
祐一「どうでもいいけど、文章がグダグダだな・・・・」
美汐「泣きながらキーボード打ってましたよ?俺に時間とスペースをくれって・・・」
祐一「それに、何故国崎・・・・」
美汐「個性が一番あるからじゃないですか?」
栞「そういえば、祐一さんのゆの字も出てきませんでしたね」
祐一「ハハハ・・・・」
美汐「冗談抜きに、本当に『ゆ』の字も見当たりませんね・・・」
祐一「・・・・嫌がらせか?」
栞「あっ!けど、『い』は在りましたよ」
祐一「いい加減、そのネタは辞めないか?」
美汐「あっ!けど、『あ』ならありますよ」
祐一「しつこいっ!お前まで言うか!」
美汐「え?・・・・『相沢』の『あ』だから・・・・」
祐一「あっ!あぁ・・・はぁ・・・」
栞「あっ!私はてっきり『アントニオ』の『あ』かと思いましたよ」
祐一「・・・・・・・・」
祐一「こいつは、いっぺん〆ないと駄目みたいだな・・・・」
美汐「協力します・・・彼女の為なら」
398 :
名無しさんだよもん:03/03/31 16:25 ID:QWHNEQFL
デッパ続き書いてね〜>プロレス
了承(1秒)
でも試合風景は書かないよ。
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( *・ш・)< 400は私の物だ!
( ) \_______
| | |
(__)_)
ある日のこと・・・
「社長!理奈の知り合いなる人物から電話が入っています!」とりあえず代わってみると、
そこからは男の声が聞こえた・・・。
「こんにちは浩之社長。」「おい、用件をさっさと言え。」
「まあそう焦らずに・・・理奈が会いたがっている。」「は?」
「今夜11時、葉鍵港第12倉庫前で待っている。」「ちょ、ちょっとオイ!」ブツ!
電話はそこで切れてしまった・・・。
「全く・・・何なんだよ?」「もしかしたら、理奈さんに何かあったのかもしれませんよ?」
「そうだなあ・・・あいつも一応この団体所属の選手だし、仕方ない、その時間に指定された場所へ行こう・・・。」
コツコツコツコツ・・・「12倉庫ってここのことか?」上を見上げる浩之。
「で、その知り合いとやらはどこだ?」辺りを見回す浩之。すると・・・
「どうも今晩は。」善人そうな面構えでスーツ姿の男が現れた。
こういう人物こそ警戒しなければならない、浩之は心の中で悟った。
「まず名乗ってくれないか?」「まあそう警戒せずに・・・私の名前は緒方 星四郎。理奈の兄だ。」
「は?理奈の兄って緒方英二だけじゃないのか?」
浩之がそう言いだした途端、星四郎が大きな声で笑い始めた。
「な、何だ!?」「やあ、ハハハ!失敬失敬・・・ここで昔の名前が出てくるとは思わなかったよ・・・。」
「え!?」「スキャンダル後、監督責任を問われて私も歌謡界を追放になって居るって事、知らなかったのかい?」
「そう言えばそうだった様な・・・で、今は何やっているんだ?」「保険医さ。ガキ共の面倒を観ているのだよ。」
「そうだったのか・・・」「あのころは良かった・・・声をかけずとも、女が群がってきた・・・。」
「うむ・・・。」
テスト
「しかし今は、ガキしか群がってこない。それもこれも理奈の奴のせいだ!」
「で、何を言いたいんだ?」「私の手元にもレスラーがいるんだ。」
「へえ!?」「しかもその殆どが元内閣直属特殊事態特別対策室所属」
「す、すげえ・・・。」「と言うわけで・・・私達も参戦させてもらえないか?」
「うむぅ・・・。」「私も理奈には貸しがあるし、君だってそうだろう?」
「・・・。」「彼女を実家に連れて帰って、教育し直してやりたいんだ。そうしてちゃんと世間に謝らせる。」
「うううう・・・。」「ね、良い考えでしょ?」「そ、それはそうですが・・・」
「何か不満でも?」「契約料とかは・・・。」「無しで良い。」
「!?そ、そうですか!それなら・・・。」「では、交渉成立。」
こうして何だか分からない連中が参戦した。
しかしこの男こそ、あの天下の鬼畜男、緒方星四郎だと言うことに浩之は気づいていない・・・。
とりあえず日雇さんが来やすい様にたっちーの主人公を参戦させる。
ではこの辺で・・・。
つまんないのは置いといて
激しく読みづらいんですが・・・
携帯からですか?
つまらない・・・それはまだいい
何より決定的に、彼は文章力がなさ過ぎる。
断言しよう。
これほどまでに稚拙な文章はそうそうお目にかかれるものではない。
読者をいらつかせるほどの駄文・・・只者ではないな
もうひとつ突き抜ければ、我々のまだ見ぬ境地へ達することができるやもしれぬ・・・楽しみだな、別の意味で
頑張れよ、出っ歯。応援しているぞ(藁
>>407 いや、行数きついから公式サイトでちゃんとした文章で出すんですよ。
とかなんとかいってたぞ。
どうせこのスレ自体が無駄なんだからちゃんと描写しろ、クズが
台本でも書いてんのか?ここのSSは。
改行もきちんとしてないわ、地の文がちっとも無いわ。
悪いこと言わない。出っ歯何とかは人に見せる文章書くために
どっかで修行してきた方が良い。
あまりに稚拙に過ぎて見ていられん。
スレ一個占領して自慰行為を楽しみたいんなら別だがな。
つーか、もしかしてわざとイタイSSの集大成を狙ってんの?
だとしたら俺釣られちゃったなぁ。
410 :
名無しさんだよもん:03/04/01 05:55 ID:jmiC8xDR
折角だしあげとこうか。
SS,2ch風の書き方が分からん・・・。
分かんなくてもいーからそのまま消えろや
SSだの2ch風だの言う前にまず日本語がおかしいっちゅーねん
てーかまがりなりにも人様に見せるためならこんな文章普通書かないor書けないだろ
エロゲーばっかやってないで本読めよ
「」内の。とかおかしいだろ
素人でもそれくらいわかるぞ・・・
志保 「前から思ってたけど、あんたら自分の能力を活かしきれてないわ!」
綾香「ん?」
セリオ「長岡様、それはどのような意味でしょうか?」
志保「最先端技術の粋がそんなこともわかんないの?つまりよ!もし、あたしが
綾香の格闘能力と、セリオのサテライトサービス能力を手に入れたら!」
マルチ「それでは、私の学習能力(?)も差し上げます!」
志保「うわ!余計な能力を手に入れた!?」
セリオ「手に入れられたらどうなされるのですか?」
志保 「こうするっ!、、、
(橋本先輩に襲われた!ローキックの軌道からそのまま上段廻し蹴り!
当たった、、、けど腓骨が折れたー、三ツ星レストランのシェフの
技術をダウンロード、これであかりなんか目じゃない、、、しまった〜〜
〜、○鶴さんの料理の腕前を落としちゃった!)―― となる、
ほらみろー、マルチ能力で変になっちゃったよー」
マルチ「はわわっ、ごめんなさいっ」
セリオ「あかりさま、またご親友がおかしなことを」
葵 「ちょっと待ってください、私の能力が入ってないですよー」
志保「だってあんた、能力ないじゃん」
葵 「ひどいです!あるじゃないですか!?、格闘能力が!」
志保「あ〜、それ綾香からもらったからいらない」
葵 「う・・・」
志保「サテライト能力分けてあげよっか?」
葵 「結構です!努力と根性でなんとかしますっ」
葵 「失礼ですが、長岡先輩こそカラオケ以外に能力なんか
ないじゃないですか、運動も勉強も他にも特にないですよね?」
志保 「う・・・あ、あるわよ!クラスメイトは『志保ちゃんニュース』
を、毎日楽しみにしてんだから」
葵 「そうですか、、、よかったですね・・・」
志保 「ヤクドもろくに行ったことのないやつが、同情っぽく言うなー!!!」
なんか最近、本格的というか敷居の高いSSを書くスレが増えてるので
↑みたいな、純然たるパロは新鮮だ。セリオが肝やね(w
しかし、「あずまんが」が終わって結構経つな。
デッパッパの電波ッパぶりもマンネリ気味だったし
このスレッドにきて
>>416-419が一番面白いわw
422 :
1/5:03/04/01 23:32 ID:9fIfVXE6
「往人さん・・・」
二人きりの部屋で、観鈴が国崎に話しかける。
陽はすでに傾き、真っ赤な夕日が窓の直ぐ横に座っている観鈴を赤く照らしていた。
「なんだよ」
疲れているのだろうか? 髪をかき上げながら国崎がだるそうに答える。
「ううん・・・なんでもない」
そんな国崎に遠慮してか、観鈴はそう言って言葉を濁した。
「下らない事で呼ぶんじゃねぇよ・・・寝るぞ」
国崎はそう言うと、畳の上でごろんと横になる。
「わっ!お風呂にも入らないで寝ちゃうの?」
観鈴は驚いて聞いてみるが、国崎から返事はない。
「・・・往人さん、もう寝ちゃったのかな?」
誰ともなしに呟くと、自分は汗を流すためにシャワー室へと歩き出した。
423 :
2/5:03/04/01 23:33 ID:9fIfVXE6
練習は想像以上に辛かった。
毎日何キロも走り、合計何百回も腹筋と腕立て伏せを繰り返した。
「往人さん・・・ここに来てから怖くなっちゃった・・・」
観鈴は目を閉じて、ほんの数ヶ月前の事を思い出す。
『これからは、お前がやりたいことを書け』
『全部俺が叶えてやる』
「なんでも、叶えてくれるのかなぁ・・・」
「だったら・・・プロレス、辞めたいな」
無意識の内に呟く。
やがてシャワー室の前に到着すると、曇りガラスの引き戸を開ける。
数個の脱衣籠と、体重計が置かれただけの『脱衣場』とは名ばかりの質素な造り。
観鈴は鏡の前に立つと服を脱ぎだした。
T-シャツにショートパンツというラフな格好なので、あっという間に全裸になると、
シャワー室への扉を開く。
数あるシャワーの中の一番手前・・・一番近いシャワーの前に立つと、お湯の蛇口を捻った。
424 :
3/5:03/04/01 23:33 ID:9fIfVXE6
「わっ!」
無論、お湯が直ぐに出てくるはずも無く、観鈴は頭から冷水を被る事となる。
「が、がお・・・」
観鈴の細い体は傷だらけで、水がかかった所為かヒリヒリと痛んだ。
────シャアァァァァ─────
シャワーから流れ落ちる水からは湯気が出初め、温まった頃合を教えていた。
観鈴は、温度を確かめようとシャワーから流れ落ちる水に手を伸ばそうとする。
と、その時、足元で蠢く黒い影を見つけた。
(なんだろう・・・)
シャワーの湯気のせいでよく見えない、観鈴はその黒い影を凝視する。
刹那、その影は観鈴の方へ這ってきた。
“カサカサ”という擬音がピッタリの影の正体はもう、明らかだった。
観鈴は息を呑むと、出口に向かって走り出す。
扉を開け、脱衣籠の中の服を掴み取ると、そのまま全裸で廊下へと飛び出した。
425 :
4/5:03/04/01 23:33 ID:9fIfVXE6
「ごきごきが・・・」
泣きそうな顔で呟く。
ここで、観鈴はようやく自分が全裸だという事に気付き、いそいそと服を着始める。
「もう・・・いや」
気が付くと泣いていた。
「・・・ぅ・・・ひくっ・・・っ」
観鈴はそのまま立ち上がるとノロノロと歩き出す。
(往人さんが起きてるかも・・・)
そう思うと泣いてはいられなかった。
部屋の前で涙を拭うと、ゆっくりと扉を開ける。
夕焼けの、赤い部屋で国崎は寝転んでいた。
観鈴は国崎が寝ているのを見ると、部屋の壁に寄り掛かる。
「うぅ・・・」
また涙が溢れて来る。
「うぐっ・・・えっ・・・ひっ・・・」
426 :
5/5:03/04/01 23:34 ID:9fIfVXE6
「観鈴」
いつの間に起きたのか、国崎の顔は観鈴のほうに向けられていた。
「・・・ぅ・・・っ・・・・」
「言いたい事があるなら言えよ」
「・・・・・・・っ・・・」
答えない観鈴に溜息をつきながら、国崎はゆっくりと立ち上がる。
「・・・・もう・・・」
「もう、何だ?」
怪訝な顔をしながら国崎は尋ねる。
「・・・辞めたい・・・」
観鈴は絞り出すような声で言った。
「・・・そうか」
国崎は天井を仰ぎながら答えた。
「辞めたきゃ辞めればいい。だが、あいつの事だ・・・逃げたと分かったら殺しに来るだろう。・・・それでもいいのか?」
観鈴の答えは決まっていた。
「大丈夫」
「もう、あいつから逃げるって決めたの・・・」
観鈴はそう言うと、部屋の隅に置かれたバッグに手を伸ばした。
「じゃあ・・・もう行くね」
観鈴は回れ右をすると、ドアに向かって歩き出す。
「待てよ!」
振り返る。
「俺を置いていく気か?」
国崎往人
神尾観鈴 逃亡 【残り15人】
427 :
名無しさんだよもん:03/04/01 23:42 ID:UsmWXyiU
キター
428 :
名無しさんだよもん:03/04/01 23:43 ID:pubCQO2v
>>419 俺、なにやってんだろ?ヤックだろこのスカポンたん。
それじゃ委員長だよ、ハァ、、、
430 :
名無しさんだよもん:03/04/02 23:30 ID:7BmNTrA6
age
出っ歯が別スレ立ててそっちに逃げ込んじまったから
こっちは廃れる一方だな
出っ歯、阿修羅の如く
>>431 どこに行ったの?
というのも気になるけど、相変わらずなのか?やっぱり……
えっ?葉鍵板?文芸板、それとも格板?
436 :
名無しさんだよもん:03/04/04 10:12 ID:Zugqa8RJ
↑いっしょやん(w
まじでどこいったの?
あれ、釣りじゃないかと思い始めてきた。コンボが綺麗にはまりすぎてる。
それにデッパはあの程度のSSすらも書ける香具師とも思えん。
いや、マジわかんない、どこにおられるの?
>>438 あの仕切りたがりといい、妙に勉強熱心(笑)なところといい、デッパとしか思えんなー。
もしデッパじゃなかったら、デッパ以上の器を持つ誰かだな。
あの露骨な自画自賛は凄い。凄すぎる。普通の神経じゃできん。
あと、アレと比べればプロレスネタの方が遥かにマシだと思うがどうか。
アレは酷すぎ。誰一人キャラが掴めてない。
>>439 ヲチスレ参照。
向こうのスレの
>>4 >あと,同棲とアビスボートの主人公名を探しています。
んでもってこっちのスレの
>>224,
>>230 あいつスレ立てすぎ
>>441 なるほど、状況証拠はばっちりというところですが、
彼があれほど執着してたこのスレをあっさり放棄するとは
思えんのです。
>>441 おおっ言われてみれば・・・。みんなよく見てんなあw
しかし、デッパが活発に活動してるのは確実としてなんか騙りではなく、
偽というか撒き餌みたいなのが混じってるような不信感が拭えんなあ。
・・・我ながら不信感ってなんだ。誰を信用してるというのだ俺はw
むこうもデだとして……、
しかしこのスレの初めに、スレの立て捨てをあれほど非難されて、
へこんだように謝ったのはなんだったんだろう。まあデだし。
>>444 所詮は表面だけなんだろ?あの馬鹿は。
ところで、「ワラタ」とかカキコしてる香具師等って、同じID2度と出てこないんだよな・・・。
自作自演と決め付けるのもアレだけど、あそこまでやるとさすがになぁ・・・。
皆さんはなにか忘れていませんかね…
ヤ ツ は 携 帯 だ ぞ ?
自作自演などせずともIDなど嫌でも変わるさw