1 :
名無しさんだよもん:
とても読みたいので誰かお願い。
2
ごくっ。
「うまい」
終わり
感動した
ごくっ。
「ああ〜暑い日に飲むとやっぱりうまいなぁ」
終わり
6 :
大庭殿:03/03/14 17:13 ID:PJDV8ur4
迷スレの悪寒
ごくっ。
「うま…」
次の瞬間、智子はただの肉の塊になり動かなくなった
終り
おまいら、もうちっとネタをひねれ。
例えば下の口d・・・いや、なんでもない
超良スレだな
ごくっ。
「ぅ…」
突然空からミサイルが飛来し街は瓦礫と化した
終り
11 :
名無しさんだよもん:03/03/14 17:20 ID:EP0jBE/W
http://www.media-0.com/user/gotosex/ モロ見えワッショイ!!
\\ モロ見えワッショイ!! //
+ + \\ モロ見えワッショイ!!/+
+
. + /■\ /■\ /■\ +
( ´∀`∩(´∀`∩)( ´ー`)
+ (( (つ ノ(つ 丿(つ つ )) +
ヽ ( ノ ( ノ ) ) )
(_)し' し(_) (_)_)
今の時期はあめ湯やね。
13 :
名無しさんだよもん:03/03/14 17:33 ID:F+7Fk4qp
ごくっ
智子の喉が嚥下した。
「うまい」
-後編へ続く-
ごくごくっ
更に智子の喉が嚥下した。
「うますぎる」
-完結編へ続く-
16 :
名無しさんだよもん:03/03/14 17:56 ID:+UpK/PJ5
ごくごくごくっ
しかし、智子はそこで異変に気がついてしまった。
「こ、これは…」
-飛翔編へ続く-
「あほくさ。何で私が冷やしあめなんか飲まなあかんの」
「そう言うなって! 絶対美味いからさ、騙されたと思って試してみろよ!」
「……私が気に障るんは、あんたのそういう馴れ馴れしい態度やて言うてるやろ!
何べん言うたら分かるんやっ!」
「委員長……」
「神戸におるときからそうやった。私はずっと心に決めてるんや。
この時期は生姜入りのあめ湯しか飲まんてな……。
藤田くん。もう、頼むから私につきまとわんといてくれるか」
「分かったよ。でも、絶対にいつか冷やしあめを飲ませてやるからな。
そん時は、今まで飲まなかったのを後悔することになるぜ」
「悪いことは言わん。私に冷やしあめ薦めんのなんか、もうやめとき。
私はあめ湯が大好きな、風邪気味の女なんや……」
ついに「究極の冷やしあめ」開発の打ち切りが決定した。
スタッフたちはばらばらになり、
別のプロジェクトに割り当てられていった。
誰もが、もう冷やしあめに携わることはないだろうと思った・・・。
しかし技術者の1人、藤田浩之はどうしても納得できなかった。
「なんとか、神戸の女にも飲める冷やしあめが作れないものか」
毎晩、その日の仕事を終えた後も独り研究所に残り
深夜まで研究に没頭する日々が続いた・・・
20 :
名無しさんだよもん:03/03/14 23:31 ID:n54hZAdp
期待上げ。
21 :
名無しさんだよもん:03/03/14 23:37 ID:HsOKTlIz
この季節、何故にひやしあめ?
そんな藤田に救いの手を差し伸べたのが来栖川グループであった。
「温かい冷やしあめ」その相反する命題をクリアすべく、
長瀬主任率いる来栖川エレクトロニクスの精鋭科学者たちが研究に取り掛かった。
世界最先端の頭脳たちと膨大な予算を投入し、研究は熱気を帯びて進められた。
しかし、科学の限界を思い知らされていた藤田は、別のサイドからのアプローチに着目していた。
そう。非科学的手段――いわゆる魔術による「温かい冷やしあめ」の実現である。
そして藤田は来栖川グループのオカルト部門の統括者・来栖川芹香の示唆を受け、
とある骨董品店の店先に来ていた・・・
冷やしあめってナニ?
ごくごくごくごくっ
ついに智子は気付いた
「あったかいやないか…」
-第2部へ続く-
だがしかし、次の刹那の瞬間、智子はさらに多くの冷やしあめを求めている自分に気付き、驚き驚愕した。
「どうすればええんや」
-旅立ちの章へ続く-
「おんどれの感じている感情は精神的疾患の一種や
鎮める方法はワイが知っとる ワイに任せたらんかい」
目の前に清原が立っていた。
−キユ先生の次回作へ続く−
29 :
名無しさんだよもん:03/03/15 21:42 ID:q9fZh64i
期待上げ。
30 :
名無しさんだよもん:03/03/16 00:27 ID:hsBWCxYL
智子で突き抜けろ!
31 :
名無しさんだよもん:03/03/16 19:06 ID:kGq8CFcC
探していた 求めていた
欲して、やまなかった
父との別離は 涙の味
夏の海は 潮風の感触
まだ温かい褥には、すでに冷たいタイルには
愛した あいつの匂いが
悔しいけど残っている――
「アホくさ…なんで私、こんな…」
しずくが おちた。
「…ただの生姜の味やのに…」
滴
傷跡
心への
路を
すべては この単純にして複雑なる液体化合物に包含せしめられた
冷たくそして温かく、口腔を満たす
自身の想い
藤田くん、ありがとう と
今なら言えると彼女は確信した。
「そうか…私が探していたんは…」
これやったんやな――
ttp://www.bashoudo.com/category/gift/hiyashi.htm
思ったより高級品なんすね
そして 冷やしあめの伝説は
ここに ひとまず
幕を降ろします
しかし! それはまた
新たな冒険の時代の
始まりでもあったのです…
第一部完
「冷やしあめをお探しですか?」
すべての手を打ち尽くした藤田の前に一人の女性が現れた。
「なんだ?あんたは・・・」
「いえ、究極の冷やしあめを捜している男が居ると言う噂を聞きましてね。
そんな男なら必ずこの店を訪れ、そして失望して出て行く。そう思って待っていたわけです」
「全てあんたの読み通りだったって訳か。それで?俺に会ってどうしようってんだ?」
「別に、只あなたにこれを渡したくて」
女性はどこからともなく、一つの瓶を取り出していた
「これは?」
「材料ですよ、冷やしあめの。それを使えば至高の冷やしあめなど恐るるに足りず!」
「ふん、俺にそんな得体の知れないものを使えって言うのか?」
「あら、あなたにそんな余裕があるの?勝ちたいんでしょう?あの父親に。
それに今回の勝負にはあなたの大事な人、智子さんの命が懸かってるんでしょう?」
「あんた、何者だ?」
「私のことは・・・、まぁアーク・デーモンとでも言っておきましょうか」
「わかった、もともと今回は悪魔にでも魂を売るつもりだったからな。ありがたく貰っていく」
「よい結果を・・・」
「もうあなたは売ってしまったんですよ、・・・悪魔にね。」
甘くない冷やし雨の悪寒
私は地面に降り立つ。
もわっとした熱気とバスの残した排気に包まれる。
立ちくらみを覚え、目を閉じる。
遠ざかってゆくバスのエンジンの音が聞こえなくなると、入れ替わりセミの大群の声が押し寄せてきた。
息を吸うと、潮の匂いが鼻をつく。
陽光は何にも遮られることなく首筋を焼き続けていた。
私はゆっくり目を開ける。
広がるのは、見知らぬ土地の夏の光景。
「ど田舎やね…」
私はバス停のベンチに腰を下ろす。
「ふぅ…」
何本かささくれだった木がお尻に刺さっているが、気にしないことにする。
「で…なに?私はこんなとこで何してるん…」
暑さで思考がうまく回らない。
「冷やしあめひとつ」
…違う。
「冷やしあめ編」が終わったら、もちろん「わらび餅編」が始まるんだよな?
「あんたってホント生意気よね! その態度が!」
「あたしたちの入れた冷やしあめが飲めないって言うの〜?」
「ほら保科さん、今おとなしく飲めばまだ優しいわよ」
(なんちゅうどす黒い液体や…。まるで、淹れた人間の心を映したかのように…!)
「岡田〜コイツ飲まないよ〜?」
「…」
「あくまでそうやって口を閉ざす気ね…? なら、この私たちの冷やしあめを…」
「あんたの大事なパパが飲むことになったら…」
「!!」
「どうすんの? あ? 保科智子さん?」
「親父(おとん)にっ…」
「ゲ…こいつ眼輪筋がピグピグいってる。ヤバイよ」
「私の親父に何をしたんやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」
「嘘っ!? 拘束衣を破った!?」
「あいつが懐から取り出してるのってさ〜、アレじゃな〜い?」
「昔から伝承する味を大切に麦芽飴・蜂蜜・生生姜を加えた本格的な伝承本造り冷やしあめね…! まさかまだあんなものを隠していたなんて」
「どうすんのよ吉井! 落ち着いてないで何とかしなさいよ!」
「…もう、終わりね。岡田。私たちは、罪という快楽を充分楽しみすぎたのだから…」
――気がつくと、教室に立っているのは私ひとりだけだった。
冷やし飴をこぼしたせいか、やたらと手が粘つく。
私は言いようのない不快感を感じながら、べたつく手を舌で舐める。
口の中に広がる、飴の甘味と生姜の香ばしさ、そして血の酸味。
血の酸味?
夕暮れの教室は、どことなく不自然な赤で染められた世界。
そして私は、足元に横たわるクラスメイトだったモノを見て、絶叫する――
そこで私は、現実の世界に引き戻される。
抜けるような青い空。爽やかな風からは、強い潮の匂いがする。
――また、あの夢か。
見知らぬ田舎町を漠然と歩くうちに、私はいつの間にか、海へと来ていた。
堤防の上は、海から吹き込んでくる風が強く、涼しい場所だった。
どうやらあまりの心地よさゆえに、つい眠り込んでしまったらしい。
吹き渡る涼風に、纏わりつくような嫌な汗が乾いてゆくのがわかる。
私は軽く溜息をつき、たこ焼きを包みから取り出す。
重いと思っていたら、ボーリングの玉のように馬鹿でかいたこ焼きだった。
量的には申し分ない。
もぐもぐ…
海を前に体育座りをして、馬鹿でかいたこ焼きを頬張る。
まるでコントの関西人だった。
そして突然、私はこの場にいるもうひとりの存在に気付いた。
【声】「うーん…」
すぐ隣に立ち、一身に風を受ける少女がいた。
それはあたかも、空を飛んでいるような。
いつしか、私は息を呑んで、見入っていた。
でも、それも一瞬だ。
彼女の足元を見た。
私の座る堤防のコンクリートの上に、彼女は確かに立っていた。
だから、すぐに興味は失せた。
【少女】「うんっ…」
【少女】「はっ…」
長い伸びを終えた少女は、私の方に向き直るとニコッと笑った。
私は無視して、正面を向いた。
【少女】「こんにちはっ」
【少女】「でっかいたこ焼きですねっ」
【少女】「飲み物なくて、大丈夫ですかっ」
話しかけられているようだ。
【少女】「買ってきますね」
とっ、と堤防から飛び降りると、目の前を通り過ぎてとてとてと駆けていった。
昼休みに抜け出してきたのだろうか。
制服も着ていたし、間違いなく彼女はそこの学校の学生だった。
自販機で紙パックのジュースを買った後、再び駆けてくる。
その途中で、思いっきり転けた。
ジュースが、それぞれ別の方向へと転がっていった。
涙目になりながら立ち上がり、ぱたぱた走り回ってジュースを回収すると、ようやく私の場所まで戻ってくる。
【少女】「はい」
精一杯の笑顔で何事もなかったように、私にその一本を差し出した。
【智子】「苦労しとったね」
【少女】「が、がお…」
すぐ涙目に戻る。
【智子】「怪我したんなら、帰りや」
【少女】「だいじょうぶ…」
言って、私の隣に腰掛けた。
別に気を遣ったわけではなく、鬱陶しかっただけだ。
ジュースの容器に、附いていたストローを挿す。
ずずずずっ。
喉に流し込む。
どろっ…
【智子】「ぶっ…!」
予想もしない異様な感覚と、込み上げる生理的な拒絶反応に私は吹き出す。
【智子】「なんなんや、これは…」
私はジュースのラベルを見る。
…『どろり濃厚、冷やし飴味』
【智子】「………」
私は紙パックをさかさまにひっくり返し、握りつぶす。
ぼとぼと…
【少女】「わっ…」
それを見た少女が慌てて私の手を掴んで、やめさせる。
【少女】「どうして、そんなことするかなぁ…」
また涙目。
【智子】「からかってるやろ、私のこと」
【少女】「そんなことないですよぅ」
見れば、彼女の分も同じラベルだった。
【少女】「おいしいんですよ、これ」
嫌がらせではなく、本気で薦めているのだ。
その真面目な表情に、ふとアイツの顔が被って見えたような気がした。
私に冷やし飴の素晴らしさを力説し、私に冷やし飴を飲ませてみせる言い残して姿を消した、お節介なあの男。
【少女】「いらないですか?」
【智子】「……私は冷やし飴は、嫌いなんや」
【少女】「んー…じゃ、わたしがふたつ共、飲みますね…」
【智子】「ああ。もともと、あんたのもんや」
【少女】「………」
嫌そうな顔だ。
【少女】「嬉しいんですからねっ」
らしい。
私はとっとと食事を片づけ、この場を去りたかった。
だが、巨大なたこ焼きは、まだ半分にもなっていなかった。
【少女】「………」
ぷしっ。
………。
ドクドクドク…
濃厚な液体が喉を通る音が聞こえてくる。
ごくごくごく…なんていう爽快な音とはほど遠い。
その音を聞いているだけで胸焼けがしそうだった。
つい、その味まで想像してしまう。
あの日までは大好きだった、冷やし飴。
私は二三度頭を振って、忌まわしい記憶を脳裏から追い出し、とっととたこ焼きを片づけることにする。
もぐもぐ…
【少女】「喉に詰まったら、言ってくださいね」
【智子】「あんたもな」
私はたこ焼きを食べ終わると、堤防から飛び降りる。
これから、どうするか…。
44 :
名無しさんだよもん:03/03/17 19:48 ID:qYB5/P8M
良スレ上げ。
岡山に行く途中のICにあった自販機で、「冷やしあめジュース」が売ってた。
それはまぁいいわけで、初めて見た「冷やしあめジュース」に興味津々…だったわけだが…
なんで「Hot」の列に並んでるんだよ!
どこが”冷やし”なのかと小一時間…(;´д⊂)
「ほなね。世話になったね」
「あ…ご飯」
「………」
「ご飯とか、どうするんですか?良かったら、わたしの家で食べませんか」
きゅぴーん!と、音がでるほどの目つきで相手を振り返る。
「ホンマか」
「うん、ほんま」
…しかし。
(相手が相手やし。妙な恩を着せられなけりゃええけど…)
しかしこのままでは、夕べと同じく、行き倒れになる。
今度はテキ屋に拾われ、屋台で目覚めることになるかもしれない。
どっちのほうがいいだろうか。
「食べたいものあったら、なんでも言ってください」
「冷やしあめセット」
考えよりも先に、口が動いていた。
「にはは、うちあめ屋じゃないよ」
「冷やしあめとたいこ焼き」
「うん、それならできる」
…待った。食い物なんかに釣られてはアカン。
「そんなら」
私は再び背を向ける。
「わ…注文までしたのに帰っちゃうの」
私は数歩歩き出して、その場にうずくまる。
ぐぅ〜
限界だった。
47 :
46:03/03/18 08:59 ID:HDEOtxNf
あれ?書いてて不安になったんだけど、
「たいこ焼き=今川焼き=大判焼き」で合ってましたっけ?
知らんけど(゚∀゚)イイ!!
「あの女、アークデーモンとか言ったかな…」
オレンジ色の鮮やかな液体をたたえた瓶
眺めながら、厨房に戻った浩之は呟く
「考えたってしょうがねえ。味を試してやるか」
一滴を小皿にとり、舌先を近づける
刹那、浩之の味覚に雷が落ちた
味! 味! 味!
ああ、地獄の番人をも殺す味よ!
舌を焼き尽くす裁きの味よ!
ニッキ水!?
メッコール!?
焼きイモソーダ!?
ドクターペッパー!?
いや、もっと別な何か!?
浩之の天才的な味覚は
正面からオレンジ色の死に直面した
不屈の精神力をもって
立ち上がることがやっとだった
しかし、…だ
「こいつを使えば、太刀打ちできるかもしれねーぜ」
口の端が、いつもの意地の悪い笑みに歪んだ
「それでは、至高のメ○ューからお願いします」
「うむ。」
「至高の冷やしあめ・・・、いったいどんな物なんだろうね、浩之ちゃん」
「わからない、だがあの長瀬雄山が下手なものを出すわけが無い」
「これが至高の冷やしあめだ!」
「あ!浩之さーん!」
「「マルチ?!」」
「静かにせんか!!」
「一体どういう事だ!至高側は何を考えている!!」
「落ち着け浩之!HMX−12、これこそが至高の冷やしあめ!!」
「なんだとっ!」
「マルチちゃーん」
「あ、あかりさーん!」
「うるさい!」
「説明してもらおうか、長瀬はん」
「うむ、長岡さんの疑問はもっともだ。このHMX−12にはもともと『きれいな水』精製機能がついている」
「まさか!」
「その通りだ浩之!今回このHMX−12は『きれいな水』ではなく『冷やしあめ』を出すように改造してある!
これぞ至高の冷やしあめっ!!!」
「なにっ!?」
>>50>>52 ありがと。
自分が見たのは
>>52のです。
裏表があったんですね!買ってみれば良かった…
そうかサンガリアも出してるのか。
流石というか…w
55 :
名無しさんだよもん:03/03/19 19:18 ID:BXpenHha
良スレ上げ。
ああ、冷やし飴なるものを飲みたくなってきた。
しかし生姜は苦手だ。
普段はごくごくフツーの学生である智子。
今日も今日とて、思い切り学校であめ湯を貪っている。
そんな彼女を「リバーシブルなら岡山ローカルのサンヨーより全国区のサンガリアだろ」と
明るい罵声で叩き起こすは
いつものアイツ、浩之。
巻き起こる大騒動、仲良く喧嘩する二人。
「だめだめー」
そこへのんびり割り込むのは、
本人的には大慌てのあかり…
…それはいつもの、ただの日常。
……しかし、そんな普通の日々を揺るがせる小さなヒビ、
それは冷やしあめが次々と消失する謎の事件。
海沿いの街突如現れる謎の女……ミスズ=カミオ。
ミスズの出現をきっかけに、
智子はその事件に首を突っ込むことになる……
保科智子
このスレッドの主人公。
某学園に通っており、母と二人暮らしをしている。
普段は生姜入りあめ湯が好きな以外にとりたてて何の特徴もない関西人だが、
裏の世界では知らぬ者はないトップクラスの冷やしあめソムリエとしての顔を持つ。
藤田浩之
保科智子の同級生。いつも仲良く喧嘩している。
気が強く、直情径行気味だが根はいいヤツ。
ギャグ以外のセンスはかなりよく、冷やしあめの腕は天下一品。
神岸あかり
浩之の親友で、二人のクッション役。
ちょっと天然の気はあるが頭脳明晰な頑張り屋。
優しくて人当たりも柔らかいので、誰にでも人気がある。
ミスズ=カミオ
抜群のプロポーション、金髪青眼。
だがそれ以外は、何者なのか、何をしているのか、
また主人公達とどういう関係があるのか、一切が不明である。
マルチ
明るく前向きな女の子。とある研究所で、元気に働いている。
自分が小さい事を気にしており、大きくなりたいと思っている。
長瀬雄山
郊外の研究所で、一人暮らしをしている男。
とても高圧的で美食家な性格だが、
どこか大人になりきれていない、幼い面も残している。
少し変態趣味で、花や緑、きれいな水が大好き。
冷やしあめの腕って何だよw
あかりが頭脳明晰・・・?
なんかちがうぞおい
スレ設定なんでしょう。気にしなーい
62 :
57-58:03/03/19 23:28 ID:DfpusWFG
誰か鬼ごっこスレに投下しただろw
64 :
名無しさんだよもん:03/03/20 22:27 ID:CJDYwCMZ
良スレ上げ。
あげなくっていいのに。
むしろあげないほうがいい。
夜、冷蔵庫をごそごそ漁っていたら、観鈴の母という女の人に見つかった。
「あんた、何者や」
彼女の目が細められた。
「まゆみ」
「名前なんか聞いてへん」
「7番」
「背番号も聞いてへん。素性を聞いとるんや」
「代打の神様」
「ニックネームも聞いてへん。素性を聞いてるんや」
「観鈴のクラスメイト」
「あの子にどんな入れ知恵されとんのや…ったく。
しゃあない…じっくり聞かせてもらおか」
私は観鈴のお母さん、晴子さんにいろんな話を聞いた。
その中で彼女は、観鈴のお守りをして欲しい、と私に頭を下げて頼んだ。
私だって究極の冷やしあめを探すたびの途中だけど、結局彼女の依頼をのんだ。
別に急いで見つかるものではないと分かっているから。
「後、あの子が口癖を言うたときも注意してもらえへんかな」
「なんて」
「アメマ…って言うやろ、たまに」
「あめま?」
「困ったときとか、泣きそうなときにや」
そう言われると、何度か聞いたことがあるような気もする。
「寛平の鳴き声の真似なんや」
「あの子、寛平が好きでな…」
「小さいとき、うちがあの子、新喜劇に連れてったんやけど…」
「そういうところでよう売っとるやろ、キャラクターグッズ」
「あの子な、なんでかアメマ人形を本物の寛平や、思い込んでたねん」
「そんでごっつほしがってなー、買って買って言うんや」
「でも、そんときうち、ごっつ貧乏でな」
「せやから、買われへんかったんや」
「それ以来な、何かにつけて、アーメーマー!って言う癖がついたんや」
「この歳になっても、治ってへん」
「今でも子供や、あの子は」
「………」
あの子らしいというか…本当おもしろい子だ。
「さて…」
私がたいこまんじゅうを食べ終わると、それを待っていたかのように晴子が空のコップを私の前に置いた。
「飲もか」
「まだ飲むの?ずっと今まで飲んでたやないの、あんた」
「あほ。これからやないか」
「いつも何時ぐらいまで飲んでるん?」
「夜が明けるまでや」
「いつもひとりで?」
「当然や。あの子、誘えるかいな。でもあんたは大人の女や。飲めるわな?」
「まぁ…飲めるけど」
「よっしゃ。やっぱ関西人は冷やしあめぐらい飲めんとなー」
とぽとぽと冷やしあめを注ぎ始める。
「よっしゃ飲め」
そして、ずいっと、一升瓶を押して寄こした。
「………」
「…私のコップ」
「あほぅ。これはうちの分や。あんたはそれ。
はよう、うちに追いついてもらわんとあかんからなー」
「………」
「それ空けてくれたら、新しい一升瓶出すわ」
「………」
飲むの、これ…
「ちょい待ち。飲めるとは言うたけど、飲むとは言ってない」
「飲めるってことは、飲むっていうことや」
「どういうことなん…」
瓶の中ではたぷんたぷんと冷やしあめが揺れていた。
「しかし、一升瓶ってのはいくらなんでも…」
「なんや、ラッパのみは嫌か?」
「そういう問題とちがう…」
なんか最近自分しか書いてないんじゃとか
こんなもんしか書けないのかとか。
回線吊って首切ってきます。
ワラタ。逝くな
首切るな
「おとん。ひやしあめ買うてー」
「あかん。お前はすぐなんでも“買うて買うて”や」
「やー! 買うてー!」
「智子! あー……道の真ん中で寝転んでジタバタしなや……」
スモックを着た背中が汚れるのもお構いなく、智子はワガママを言う。
「喉かわいてんー」
「我慢しい。もうすぐ家やないか。水冷えてるで」
「水は甘うないもん」
「水やからな」
「そんなん、やー!」
スモックを着た背中が汚れるのもお構いなく、智子はワガママを言う。
「かなんなあ。ワガママな子は、将来憧れの彼氏を友達に寝取られるで」
「“寝取られる”ってなにー」
「いや、どうでもええんや。それより立ち。ほら」
「いややー。冷やしあめー! 冷やしあめー!」
「あー! もう! きかん子や。母さんに怒られるは父さんなんやで」
チャリン ガタン ゴロ パカ ぷしゃ
まだ缶が大きい智子は、両手で缶を支えて飲む。
「ぷっはー。おとなの味やで!」
「知らんわ。もう」
爪先を伸ばすと、柵の上にことんと缶を置いた。
「おとんも飲み。冷えてるでー」
「いまさらそんなニコニコ顔したって遅いわ。
まったくこのきかん子の親の顔が見たいわ。俺か。……どら……一口」
和んでしまったではないか…いいなぁ。
なんでこんな良スレになっとるんや(w
>「かなんなあ。ワガママな子は、将来憧れの彼氏を友達に寝取られるで」
「うん、用心するよ。」
良スレ下げ。
自公保
いいねー
美味いものなのか?