発進!C
やっちゃってください! A!
こんど誰が乗るんだ誰がw
ちゃららっちゃららー! ちゃらっちゃちゃららー!
唐突に上野駅構内に音楽が鳴り響く。
「…これは?」
瑠璃子が首をかしげる。
「…昔テレビでやってた。再放送で…確かイデオンのテーマ?」
浩之がそう呟いたとき、ドドドド! と重く響く音が響いた。
「…何かが走ってくる?」
智子が目を凝らす。確かにこちらに走ってくるものがある。浩之たちも、イルカの会のメンツもそちらに目を奪われる。
「アレは…ハチ公像?」
瑠璃子が呟いた。確かにこちらに向かって走ってくるのハチ公像だ。
「それにしちゃあ…」
「大きいですね…」
多少ダメージから回復した祐介が呟く。確かに外見はハチ公像なのだが、大きさがどう見ても像並に大きい。
「…ん? 誰か背中に乗ってるぞ? 誰だ?」
A 月島拓也
B リサ
C 岡田
D スフィー
C
また岡田かい
ヤバイ(w俺の期待通りの好みの展開だ
……また岡田かい。
智子の眉間にしわが寄り、こめかみには怒りマークが浮かぶ。
智子の当面の目標が「岡田を殺る」ことだと思い出して、浩之は智子を護るような位置に立った。
「いいんちょ、落ち着け。今変なことやったら琴音ちゃんの思うつぼだぞ」
「……わかってる。わかってるわ、藤田くん」
拳を握りしめながら、そう答える智子。
そばに立つ祐介が岡田に向かって叫んだ。
「岡田さんとお見受けする! ここは戦場、一般人の立つべき場所ではない! この地に何用か!」
祐介の声に劣らぬ大声で、岡田は問に答えた。
A.「前世の戦友、愛しい保科を救いにきたのよ!」
B.「前世の宿敵、イルカの会を殲滅しに来た!」
C.「前世の恋人、○○を探して数千里、やっと見つけた!」(○○指定)
D.「ドライブの途中で道に迷ったんだけど、八甲田山ってどっちかしら?」
E.「……今まで黙っていましたが、私は、君の『母』だったのだぁ!」
F.「その通り、私がこのゲームのラスボスです。さあ、カモン! カモン!」
G.「ご、ごめんなさい」(すごすごと引き下がる)
泥沼いってみよー、A!
「前世の戦友、愛しい保科を救いにきたのよ!」
「貴女も邪魔をするんですか、岡田さん!!」
「ええ!!愛のため私は魔を断つ刃となる!姫川琴音、
渇かず飢えず、一切合財滅んでしまいなさい!!」
「もてるんだな…いいんちょ…」
「もうツッ込む気力もないわ…」
一触即発。そんな単語がこの場にいる全員の頭に浮かぶ。
辺りを包み込む静寂が緊迫感をより一層高めていく。
そして、緊張が臨界点に達した、その時――!!
A. 黒い着流し、黒の下駄を身に付けた拓也が改札から現れた。
B. 戦闘開始! 大地を揺るがし獣の模造品たちの死闘が始まる!
C. 「岡田〜!!」という声がアメ横方面からの地響きと共に聞こえるぞ…
D. 浩之が叫ぶ!「来ぉぉぉい!!!ミスタ・西郷隆盛ィィィィィ!!!」
さくっとB
D選んでたら、多分次の次の選択肢あたりで、浅草橋から金のウンコが飛んできてたんだろうなぁ(w
「ハチ!ハチ公キャノンよ」
まず機先を制したのは岡田の方であった。コクピットに乗り込むと、メカハチ公の背中のハッチから
重厚な大砲が出てきた。
「レディ…ファイヤァッ!」
背中の120mm砲が火を吹く。一般人は既にパンダが動いた時点で逃げ出している。
「甘いですよ、岡田さん!バリヤー展開!」
琴音は超能力を駆使して岡田の砲撃を弾く。弾かれた砲弾は──
A ピンチの時に出てこよう隠れていた拓也に命中
B 智子達に命中
C 間だその場に残っていた一般人に命中※誰か指名
D そのまま岡田に弾き返した
素敵なやられ役の登場を願ってA
物陰に隠れていた拓也に砲弾は飛ンでいった。
「お、お兄ちゃん!?」
ドォォォォォォ…ン
派手に吹き飛ぶ拓也はちょうど祐介達の目の前に落下した。
「月島さん!」
「心配は要らない…ちょっと擦りむいただけさ…」
と言いながらも襤褸雑巾のようだ。あちこち血も滲んでる。
「それより祐介君、これを、これを使いたまえ!これならば
あれにも対抗できる!!」
そう言って拓也は手にしていた『それ』を手渡した。
「探偵さん…それは?」
A 和綴じの古い本
B RPG
C 跋扈の剣・鳳!!
D 秋葉原に寄って買ってきた電波増幅器
947 :
240:03/06/03 15:29 ID:iq483lWp
D
うわ名前残ってた
「分かりました、拓也さん。やってみます!!」
そういって祐介は増幅器を額に当てながら意識を集中し始めた。
ちりちりちりちり…
「凄い…長瀬ちゃん…」
瑠璃子が呆然と呟く。あの夜の学校で見たときの彼の電波の、
ざっと数十倍はあろうかそのエネルギー。
その電波の向かう先は…
A 当然、教主・姫川琴音を沈黙させる。
B Gハチ公をコントロール、パンダを抑えにかかる!
C なぜか国立科学博物館前の鯨が動き始めた…
D その場にいるイルカの会、全信徒を動かし事態の収拾だ!!
大怪獣上野決戦 C
・・って次スレ?
>>950 次は「λ」(ラムダ)ですね。
前説は「Dr.トモコ診療所」の誰かですかね?
952 :
950:03/06/03 23:23 ID:KO7BTrZ5
>>1(+α)のテンプレがあればすぐにでも立てるんですが…
最近の様子を見るに立てるのは
>>980くらいで充分の気がするが……
下手に早く立てると即死しかねないし。
―同時刻、上野公園。
もう夕焼けも近い中ではあるが、初夏の陽気に誘われた人々が
親子連れやカップルたちの動物園から帰る姿も数多くあり、
まさに平和な休日の夕方。といった風な光景だった。
「ね、ね、冬弥くん、コアラ可愛かったね!」
「相当気に入ったんだな、由綺。一時間くらいあの檻の前に居たんじゃないのか?」
「あ…もしかして退屈だった?」
「そんなわけ無いだろ?由綺が楽しかったんなら俺もそうだよ」
「冬弥くん…」
「次がいつになるか分からないけどさ、今度は美術館とか博物館も行ってみようぜ
小学校以来来てないけど、博物館には恐竜の骨格とかクジラの原寸大模型とかがあってさ、
ここ来たら思い出してまた見たくなっちゃったよ」
「ふーん。博物館てあっちだよね?」
ああそうだよ。と言いかけて二人は固まってしまった。
由綺の指差す先。博物館のある方向には正体不明のモノが
ガメラよろしく回転しながら、青白い炎を噴出しながら空に浮かんでいた。
悲鳴を上げながらこちらに逃げてくる人々。
「何が…どうなってんだ?」
そしてガメラみたいに回転するシロナガスクジラは少し静止したかと思うと
高速で上野駅のほうへ、あたかも彗星のように落下して行く―――
A 受け止めろ! 我等が琴音パンダ!!
B ハチ公が反重力ビームをクジラに照射!!
C つーか、全員逃げろ〜〜!!
D なぜかここで住井護、颯爽と改札から登場!!
A 何だかスゴイ特撮だな(w
956 :
名無しさんだよもん:03/06/04 12:19 ID:h2lFEGTG
「この程度!」
琴音が突っ込んできた鯨をどっしりと腰を据えて受け止める。
「ぐぅぅぅぅぅ!」
スピーカーから琴音の葉を食いしばるような声が聞こえてくる。
「くっ…!」
さすがの祐介もこれだけ大きな物体を操作するのには負担がかかるようだ。
「探偵! 今だけ力を貸すわよっ!」
そういいながら岡田の搭乗したハチ公がパンダにミサイルを発射する。
「くっ!」
とっさに力場を作り出してミサイルを受け止めるが、鯨を受け止める手が緩む。
「いまだっ!」
ぱちぱちっと、祐介の発する電波が目に見えたような気がする。
「バ○ウ・ザ○ルガ!!」
「パクリかい!」
即座に智子が突っ込む。その直後、鯨の口がぐわっと開いた。
「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」
そんな遠吠えを発しながら鯨の口に閃光が走る。
「撃てっ!」
祐介が叫んだ。そして、鯨の口から放たれた巨大な雷がパンダに襲い掛かる。
そして
A 見事、琴音を吹き飛ばした。再起不能(リタイヤ)
B かなりの大ダメージだけどなんとか立っている。
C 力場でなんとかはじいた。
A
おい、もう退場かよw
黒幕よ…(w
琴音の前に存在していた力場が、鯨の吐いたイカズチによって
切り裂かれ、破砕、霧散した。なおも有り余る力の余波が、琴音の
パンダスーツを破壊した。
ハチ公に乗ったままの岡田が吼える。
「やった!!保科、もう心配は要らないわ!
さあ、二人で冥王星の向こう、永遠の楽土へと旅立ちましょう!!」
「…少し、黙っててください」
祐介が岡田に電波を送る。糸が切れた人形のように
岡田はハチ公の上に崩れ落ちた。
イルカの会の信者たちの姿はもうこの場には無い。
鯨の衝突の時に皆逃げたようだ。
「さて…これからどうする?」
浩之が智子に問いかける。
A 当初の目的どおり電波で琴音の恋心を封印。
B ちょいと琴音を拉致って、事情を聞きだす。
C 待ちなさい! イルカの会、幹部が一人、○○参上!!※人物指定
D その頃、東京タワーのアンテナ頂上部。腕組しながら
全てを傍観していた男がそこに居た…
C 佐祐理!
「あははーっ、まだ終わりませんよー」
聞き覚えのある声がする。
「あんた…まだおったんか…」
「ええ、イルカの会、幹部が一人、まじかる☆――」
A 「長瀬君、電波最大出力や」
B 「長瀬君、鯨をアイツの頭上に落してくれへんか」
C 「藤田君、姫川さんを連れて逃げるで」
D 突然、機動隊の乱入
Bで。
「長瀬君、鯨をアイツの頭上に落してくれへんか」
「了解…っと」
「え、ち、ちょっとまってくださ〜い!!」
地面に落ちていた鯨が再び浮上し、くるりと回転。
佐祐理へと狙いをつける。
「ワンショット・ワンキル!!」
猛然と落下してゆく鯨。
A 衝突寸前、突如鯨は砕け散る。
B 見事に潰しました、ハイ。
C さゆりんの魔法で、鯨は鳩になりました☆
D 「綻ッ!、破ッ!!」佐祐理の拳が鯨を叩き割った!!
C
猛然と落下してくる鯨。
「ち、ちょっと〜。ここは魔法で、えいっ!」
さゆりんの魔法で、鯨は鳩になりました☆
でも、慌ててたので大きさを変えるのは間に合わなかったみたいです。
そこには、鯨サイズの鳩さんが
A 鳩は飛び去った。風圧で佐祐理は吹き飛ばされた。ひゅう〜。
B 鳩はそのまま着地。脚と胴体に佐祐理は潰された。ぷち。
C 鳩はおなかがすいていたようで、佐祐理を嘴で…。ごくり。
D 佐祐理は鳩の上に飛び乗りました。ひょいっ。
キャラの出退場激しすぎなのでD{w
佐祐理は身軽に巨大鳩の首後ろに飛び乗った。
「えいっ、魅了(チャーム)の術ですよ〜」
始めは抵抗していた鳩だったが、佐祐理が頭をなでた
途端、大人しくなり、嬉しそうな声まで上げている始末だ。
「よーし鳩さん、それでは…」
A 超低空飛行で琴音様をかっさらって逃亡ですよ〜
B まずは唯一対抗手段になりそうなハチ公を破壊しちゃいます☆
C させない!!電波の力を、舐めるな! 鳩をコントロール!!
D 戦闘開始!! 鳩の嘴が一行を狙う!!
A
「あははー! 形勢は不利なのでここは引かせてもらいます!」
そう言うと鳩は見るも無残になったパンダを爪で引っ掛けて掻っ攫う。
「探偵さん! 逃げてまうでっ!」
「わかってます!」
そして
A 上野動物園のプテラノドンを呼び寄せて追跡
B 科学博物館にある複座型零戦に乗って誰かが登場(人物指定)
C ラジオDJ智子が飛行ブースター搭載型コンバットスーツを蒸着する時間はわずか0.05秒にすぎない。では(以下略)
間違えた…動物園じゃなくて博物館
B セバスチャン
「ふふっ、もうここまでくれば流石にだいじょぶですねー」
下を見ながら佐祐理佐祐理は呟く。
「ここから一番近いのは…朝霞か蕨支部ですかね〜?」
意外と地味なところに在る支部だった。
そして、ふと、佐祐理は琴音の様子を確かめようと
後ろを振り向いた。
その瞬間。彼女の動きは止まった。目に留まってしまったのだ。
その深緑が、日輪を表す赤い丸が。
――三菱 零式艦上戦闘機二一型
改造複座機
「な、なんですか〜〜!!!」
そしてゼロ戦は佐祐理のすぐ脇を圧倒的なスピードで追い抜いていった。
「!?い、今のは?」
前方のゼロ戦は旋回を始めた。こちらの鼻先を抑えるつもりなのだろう。
しかし佐祐理にはそんなことはあまり興味なかった。
操縦者を見てしまったから。あの白髪の悪魔を見てしまったから。
「長瀬!長瀬源四郎!!」
佐祐理には、源四郎がにやりと笑ったように見えた。
そして、その複座に座るのは
A 猪名川由宇
B 醍醐隊長
C エディ
D 緒方英二
佐祐理佐祐理ってなんだよ…
_| ̄|○
コピペでやってるからかな…
辞書に登録するか…
Aで言ってみよう。
「長瀬のおっちゃん! 操縦は任せたで」
複座に座る由宇が機関砲の照準を佐祐理に合わせる
「落ちんかーい!!!」
ガガガガガガガガガ
20ミリ機関砲が火を噴く。間一髪で避ける佐祐理
「ふえー あれはまずいですね、ならば佐祐理も戦闘機を使いますか」
呪文の詠唱を始める
「!? 何をするつもりや!!」
「まじかる☆――」
A 「F6Fヘルキャット!」
B 「震電!」
C 「B29スーパーフォートレス!」
D 「F4Fワイルドキャット!」
E 「F15イーグル!」
ミリタリーネタはちょっと…B!
で、そろそろじすれたてないとやばいわけだが
荒々しい光と音の洪水と共に緑色のプロペラ機が荒川上空に顕現した。
早速、機銃を撃ってくる震電。
「くうッ…おっちゃん、どうする?」
「ふん…あれは震電であって震電ではない、ただのまやかしよ。
見ておれ…」
ごそごそと足元を探っていた源四郎は、それを取り出した。
それは…
A フランクに淹れてもらった眠気覚ましのコ−ヒー
B 博物館長・源次郎からガメてきた草薙の剣
C 源五郎に作らせた特製メガホン
D 主より拝領した黒猫
B