「お弁当、要らない?」 湯浅皐月スレ

このエントリーをはてなブックマークに追加
718rei-00@Leaf&Key ◆2K2LE4sCUI
天地を揺るがすような爆音は本殿から離れた住居をも大きく揺さぶった。

文月「お母さん、誰か倒れてる。
お姉ちゃん? 皐月お姉ちゃんだ!早く来て!」
卯月「皐月?皐月!」
皐月は、刃先に大きく欠けがある剣を、握ったまま倒れていた。
皐月「おかあ…さん?」
719rei-00@Leaf&Key ◆2K2LE4sCUI :03/05/17 01:19 ID:SbBnyaIV
『我々の巻き添えにしてしまって、
大変申し訳ないことをした。一言詫びさせて欲しい。』

ここはどこ?あなだは、誰?
皐月は怯えきっていた。
「宗一の、父です。息子がいつも大変世話になっている。
ここは、常世と隔離世の狭間。

宗一は貴方を助けるために、篁と戦っている。
戦いはもうすぐ終わるだろう。
宗一が勝てば、貴方たちの世界には再び平和が戻る。変わらない日常が
そして、宗一は負けない。
宗一が貴方を想う力その力、その力は篁を遥かに上回っている。
その力をくれた貴方には大変感謝している。

ほんのお詫びにしか過ぎないが、これを、受け取って欲しい。」
刃先に大きな欠けのある古びた剣だった。

これは?なんでここにあるの?
「以前に貴方たちが篁と戦った時、出てきた物だ。

もうすぐ貴方はもとの世界で目覚めることになる。心配しなくていい。
貴方のお母様と妹さんがお待ちかねだよ。」
待って!まだ、まだ聞きたいことがあるのに…
「宗一を、息子をよろしく頼みます……」
720rei-00@Leaf&Key ◆2K2LE4sCUI :03/05/17 01:19 ID:SbBnyaIV
お母さん?文月も居る。
泣いてる。
なんでだろ
どうしてここに居るの
721rei-00@Leaf&Key ◆2K2LE4sCUI :03/05/17 01:50 ID:SbBnyaIV
駄文ごめんなさい。DAT落ち帽子カキコ…
722名無しさんだよもん:03/05/17 06:48 ID:WFPAUJla
イイ!続きキボン
723名無しさんだよもん:03/05/17 07:26 ID:NUQYhHOW
724rei-00@Leaf&Key ◆2K2LE4sCUI :03/05/17 08:27 ID:oDI6vT8P
仕事行ってきます。スマソ
Rootsで皐月エンドを想像してみます。帰ったら書くつもり…
725rei-00@Leaf&Key ◆2K2LE4sCUI :03/05/17 09:26 ID:cVvx64lV
SS モノローグ。皐月

この剣は、言い伝えによれば、十握剣と言うのだそうだ。
しかし、年代が新しく、証拠も無いため、公にはしてこなかった。

ところが、以前に戦いのとき(ゆかりやリサさん、エディさんと行ったときね)
あの篁を宗一はにこの剣で倒したって宗一のお父さんは言ってたんだ。

刃先の大きな刃こぼれは、スサノオがヤマタノオロチ、つまり昔の篁
に倒され、草薙剣を見つけたときに付けてしまったそうだ。

なんかウソみたいな話だけど、宗一のお父さんの話には真実味があって、
信じてみようかなと思う。時空を越えて存在するから年代鑑定は意味無いんだって。

苦労して探してきた御神体に箔が付くって悪いことじゃないし。

父は泣いてました。
こんな危ないことをさせてって。

お医者さんによると、「疲れてるだけだ。」って

宗一、早く迎えに来て、スパイカーに乗せてよ
726rei-00@Leaf&Key ◆2K2LE4sCUI :03/05/17 09:26 ID:cVvx64lV
改めて仕事行ってきます。
727rei-00@Leaf&Key ◆2K2LE4sCUI :03/05/17 09:31 ID:cVvx64lV
訂正。
×刃先の大きな刃こぼれは、スサノオがヤマタノオロチ、つまり昔の篁
に倒され、草薙剣を見つけたときに付けてしまったそうだ。

○刃先の大きな刃こぼれは、スサノオにヤマタノオロチ、つまり昔の篁
が倒され、草薙剣を見つけたときに付けてしまったそうだ。

ちょいと話を捏造してみました。草薙の剣について調べてたらちょいと
こんな話(十握剣(とつかのつるぎ))が出てきたので…
728名無しさんだよもん:03/05/17 14:05 ID:AXmdcP7q
>「宗一の、父です。息子がいつも大変世話になっている。
あずまんが大王ネタかとオモッタ
729名無しさんだよもん:03/05/17 17:16 ID:nIEPfL6Q
漏れも。被ってるフードとったらちよ父が現れる絵を想像したよ。
730rei-00@Leaf&Key ◆2K2LE4sCUI :03/05/17 22:58 ID:secdpeVj


               -― ̄ ̄ ` ―--  _       篁 は 強 か っ た …
          , ´  ......... . .   ,   ~  ̄" ー _   
        _/...........::::::::::::::::: : : :/ ,r:::::::::::.:::::::::.:: :::.........` 、
       , ´ : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /:::::::::::::: : ,ヘ ::::::::::::::::::::::: : ヽ
    ,/:::;;;;;;;| : ::::::::::::::::::::::::::::::/ /::::::::::::::::::: ○ ::::::::::::::::: : : :,/
   と,-‐ ´ ̄: ::::::::::::::::::::::::::::::/ /:::::::::::r(:::::::::`'::::::::::::::::::::::く
  (´__  : : :;;:::::::::::::::::::::::::::/ /:::::::::::`(::::::::: ,ヘ:::::::::::::::::::::: ヽ
       ̄ ̄`ヾ_::::::::::::::::::::::し ::::::::::::::::::::::: : ○::::::::::u:::::: : : :_>
          ,_  \:::::::::::::::::::::::::::u::::::::::::::::: `' __:::::::::-‐ ´
        (__  ̄~" __ , --‐一~~;;;:".. ̄ ̄
           ̄ ̄ ̄      *・∴:∵:*::
                   ・:::・: *∴・* :*
731名無しさんだよもん:03/05/17 23:55 ID:Q+Ritk8y
モノローグはエピローグ?
732rei-00@Leaf&Key ◆2K2LE4sCUI :03/05/18 03:28 ID:n3DbRIuV
皐月。
俺は消耗しきっていたが、やることがあった。
あの神社は、そう 皐月の実家のはずだ。今ごろ家族が出てきてえらい騒ぎになっているだろう。
俺はあいつに会って謝らなければ。

「PiPi,」
ミルトは事情を知ってか、俺を非難する。
「さらわれた腐れ縁の同級生を迎えに行かなくてはな。
ついでにご両親に挨拶だ!」
「PiPi!」
733rei-00@Leaf&Key ◆2K2LE4sCUI :03/05/18 03:29 ID:n3DbRIuV
「パピィ!」
「皐月!」
「お父さんが、お父さんが立って、歩いてる!」
文月は感歎の声を上げ、母君はただ父君の快復に驚いていた。
その日、、皐月の父君は突然の歩くことも話すことも、字を書くことも
自由になった。

「皐月、いい人が出来たそうじゃないか。しかもあの剣を見つけてくれたのか。
なんとお礼を言ってのやら。」
734rei-00@Leaf&Key ◆2K2LE4sCUI :03/05/18 03:30 ID:n3DbRIuV
俺が彼女の実家に着くと、一家総出で迎えられた。
父君は、何故か全ての事情を知っていた!?

「夢枕に、宗一君の父君が現れてな。律儀な人じゃッた。」
そして衝撃の事実を知る。

「親父…スサノオは気まぐれのようであった。
縁談まで取りまとめていったらしい。」

「宗一、大好き!。
いつまでも、いっしょだよ!」
そして俺たちは元の日常に戻っていくのであった。
今度は、変なオプション付だが。