○名前
>>360-381 真琴「……これで終わりなのぉ?」
美汐「そんな酷な事はないでしょう」
真琴「非道すぎるわよぅ、なんで目の見えない人、耳まで聞こえなくするのよぅ!」
美汐「インパクト、と言う面では確かにそういう選択はよかったと思います。
目の見えない人が耳まで聞こえなくなる。それはどれほどの恐怖でしょうか。
けれど――」
真琴「そこでおわっちゃうんだもんっ!」
美汐「重要なのはこの後、でしょう。このあと二人がどういう選択をし、この苦難を乗り越えていくのか。
話として読みたいのはむしろそのような部分なのです」
真琴「一体何が書きたかったのよぅ」
美汐「まったくです。この様に書き手の意図が見えないSSは、私は好きではありませんね」
真琴「真琴も嫌いっ」
○こんなふたりですけれど
>>384-398 真琴「あぅー……」
美汐「なんとも赤裸々と言うか……
けれど綾香さんの一人称のためか、淫靡という雰囲気はなかったですね」
真琴「あぅー、なんでそんなに客観的にみれるの?」
美汐「……慣れです」
真琴「!?」
美汐「さて、このコンペに対するSSとしてみると、テーマの使われ方が弱かったです」
真琴「えー、でもその、耳で……あれだし……」
美汐「その耳、ということが出てきたのは話も3/4が終わったところ。
しかも状況から展開がたやすく予想がつくものとなっていました」
真琴「確かにそうだけど……」
美汐「もっと全体を短く……極端にいうと、前半はまったくいらないのではないでしょうか。
綾香さんが午睡から起きるところからはじめても、簡単な状況説明位で十分だと思いますし」