虫になります〜麻枝スレ#9

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76京大繭
20 名前: 2.5次元人だよもん 投稿日: 2001/08/23(木) 16:20

「どんなゲームを作りたいですか?」とT氏に聞かれ、
「RPGです。特に御社はそういったシステムに凝ったものも力を入れて作られているので、それも志望動機になります」
と答えた。さらに、
「どんなゲームが好きですか?」と聞かれオレは、
「エルフのDEJAです」と即答した。すると、
「さっきRPGが作りたいと言ったばかりじゃないですか」
とT女史に突っ込まれ、返答に困ってしまったのを今でも色濃く覚えている。
そして提出作品に関して、
「こういう発想はなかなかできない」
とのお言葉を承り、追加課題に関して短編の注文を無視して長編にしたことに関しては、
「長い物は誰だって書ける。短い中で、どれだけキャラクターを立たせられるかが見たかった」
との真相を明らかにされ、なるほど、と目から鱗がこぼれた。
「まあキャラクターの立たせ方が少し弱いのが心配だけど…」
面接は終始和やかに進み、最後にT氏はそう締めくくった。
帰りにオレは、
「面接とか詰まってるんですか?」
と聞いてみた。
「いや、面接までこれる人は滅多にいないよ」
との返答。ちょっと自信を持てた。
そのT氏に見送られ、オレは***ビルを後にした。
面接結果は電話連絡らしい。名古屋に意気揚々と帰還したオレは電話連絡も待たずして、関西の大御所Aか、それとも新鋭のSか、二者択一の決断を下した。
オレはそれを知人に伝えるため、電話連絡した。
「もしもし、オレ」
「おーっ、どうだった面接?」
「えー感じやった。それでな、決めたぞ」
「何を?」
「新鋭のSの方にお世話になる」
「…はい?」
狂言じゃない。本当にそうオレは決断を下したのだ。