気楽にSS

このエントリーをはてなブックマークに追加
195名無しさんだよもん
七瀬留美は真の乙女を目指す為に、己の股間に生えた忌わしきモノを消し去る覚悟を決めた。
「こんなものがあっては、真の乙女には永久になれない……!」
固く決意したものの、病院を前に思わず足が竦む七瀬。

しかし、その病院から出てきたのは何故か長森瑞香。
密かに乙女の目標として慕っている長森が、何故病院から出てきたのか疑問に思い、問い質す七瀬。
「最近ふたなりが流行ってるって言うし、浩平がいいって言うからふたなりにしてみたんだよ。七瀬さんも今度試してみる?」
あまりにあっけらかんと言う瑞香に、七瀬は己の間違いを悟った。

「そうだ、あたしはふたなりでもいいんだ!」
おめでとう! おめでとう! おめでとう!


「……本当にあんな嘘ついてよかったの、浩平?」
「七瀬に手術を思い止まらせるにはあれしかない。七瀬から○○○を取ったら、女になっちゃうじゃないか!」
「………何気に酷い事言ってるよ、浩平…………」
「七瀬の○○○は俺のものだからな」
「相変わらず鬼畜だもん」


七瀬スレに書きたかったけど微妙に荒れそうだったから止めてしまった。
196名無しさんだよもん:03/03/03 19:38 ID:q2mjFyJb
>>195
妙にウケた。
197名無しさんだよもん:03/03/05 07:05 ID:yw5BMtTC
で、瑞佳がふたなりではなく、ちゃんとした女である事に気付いた七瀬は、
「嘘つき嘘つき嘘つきぃぃぃぃぃーーーっ!!(涙」
と、叫びつつ、彼女をヤってしまう絵を妄想(w

瑞佳「……七瀬さんって………漢らしい…(ぽっ」



――と、保守です。
198名無しさんだよもん:03/03/06 01:14 ID:lXuiOkf7
やっぱり瑞佳にはレイプがよく似合う。
199名無しさんもんだよ@はふん:03/03/06 10:22 ID:LOrdLF+/
>195さん コーヒー吹いて、拭きました。

>197さん
そして漢としておんなを抱く悦びに目覚めた七瀬は

「そうだ、あたしはふたなりがいいんだ!」
おめでとう! おめでとう! おめでとう!

とかなるわですか?(w
200名無しさんだよもん:03/03/06 10:57 ID:LWc4ztWS
>>197
逆ギレ瑞佳に逆に騎乗位でヤられてしまい、
「甘いよね、七瀬さん。あなたなんかまだまだ乙女ちゃんなんだよ!」
とか言われる……

……等と考えてしまった俺は、明らかに病気なので吊ってきます。
201名無しさんだよもん:03/03/06 11:10 ID:BeKG6sgf
226の作品が完全無料で見放題! マジで抜きまくれるサイトだョ〜
http://www.gonbay2002.com

202名無しさんだよもん:03/03/08 16:28 ID:eTXqtFKW
広瀬「また一歩、漢に近付いたわね(プ」
七瀬「…犯すわよ、アンタ」
広瀬「フン、ヤれる物ならやってみなさいよ」
七瀬「………(じぃ〜…」
広瀬「…な、何よ」
七瀬「………結構、綺麗ね…」
広瀬「ちょ、ちょっと…」(たじ…
七瀬「………(ぺろり…と、小さく舌なめずり」
広瀬「え〜っと、――じゃ、また明日」
 ――と、後ろへ振り向いてダッシュで逃げる間も無く、真希は背中から留美に抱きすくめられていた…
七瀬「そんなに怖がらないでも大丈夫よ…。――優しくしてあげるから」
広瀬「っ……!」
 真希の耳元で留美が、まるで別人の様な声音で囁く――



 ――妄想保守です
203名無しさんだよもん:03/03/08 16:33 ID:eseO7bHR
>>202
激しく続きキボンヌ。
204名無しさんだよもん:03/03/08 16:49 ID:/pDLfK83
ふ。なかなか悪くない妄想だ。
205186:03/03/09 20:02 ID:6NTynjlz
 紆余曲折を経て、ついに映画版『デスゲーム』は公開された。

 腕利きの特殊捜査官が、テロリスト組織に妻子を人質に取られる。地方の温泉街のホテル(鶴来屋がロケ地)を占拠した組織は、彼に『家族を助けてほしければ、一人で最上階まで登れ』と脅迫状を送りつける。
 ホテルまでやってきた彼は次々と刺客を倒し、上の階へと登っていくが、最上階まで後少しのところで姿を現した組織のナンバー2、それは意外にも女だった。しかも、かつて自分にしつこくつきまとっていた女だった。
 彼が選んだのは、今の妻だった。ショックのあまり、生活がすさんでいたところをそそのかされて組織に入ったのだ。妻へ、そして彼への復讐のために。
 彼は敢えてとどめをささず、「なぜ殺さない?」との問う女の声を背に、最上階へと登っていった。

206186:03/03/09 20:13 ID:6NTynjlz
 ついに登りつめた最上階。妻と娘もいる。そこに姿を現したのは組織のボスだった。
「君はよくやった。だが、このゲームには端から我々の敗北はなかったのだ」
 妻と娘は、ボスの手下に捕われている。ボスの銃口が彼に向けられ、火を吹こうとした。
そのとき、彼の後から銃声がとどろいた。最上階に登ってきた女が、とっさにボスを撃ったのだ。彼はすきをついて妻と娘を救出する。
だが、死に際にボスは女を撃ち、ビルにしかけた爆弾の起爆装置を作動させる。
 女は彼と妻子を逃がす。起爆装置のスイッチを切ると、女は息絶えた。
 三人を乗せた迎えのヘリコプターが、夕暮れの中を飛んで行く…。

 夕焼け空を見る度に 思い出すわ あなたの優しい眼を
 でもあなたの眼が見つめてるのは 私じゃない 違う愛する人
 喜びは短く 悲しみは長く 何が喜びと言えば…

 ゆらゆらとまぶたに焼きついてゆく あの頃と同じ夕焼け空
 ただの一言でいいから 言葉がほしいだけ ああ 一言だけが

 今日もまた夕陽が沈んで 夜の闇に全て包まれて
 今あなたの腕の中にいるのは 私じゃない 違う愛する人
 へだてる壁は高く 伝わる思いは低く 人恋しさに泣けば… 

 ゆらゆらとまぶたに焼きついてゆく あの頃と同じ夕焼け空
 ほんの少しでいいから 優しさがほしいだけ ああ ほんの少しだけ

 あなたの記憶から 私は薄れ消えていく
 夕陽の光のように

 ゆらゆらとまぶたに焼きついてゆく あの頃と同じ夕焼け空
 ただの一言でいいから 言葉がほしいだけ ああ 一言だけが

 ゆらゆらとまぶたに焼きついてゆく あの頃と同じ夕焼け空
 ほんの少しでいいから 優しさがほしいだけ ああ ほんの少しだけ
207186:03/03/09 20:19 ID:6NTynjlz
 あちこちの劇場で、映画が終わった途端に拍手と歓声が巻き起こった。
 連日劇場の前は長蛇の列、警官が交通整理に出るほどの大フィーバーとなり、
日本映画の観客動員最高記録をあっと言う間に破った。
 主題歌『夕陽の歌』のCDは、映画の封切りから間もなく発売された。
主題歌と一緒に、原詞のバージョンが収録された。
 CDは発売されてから、売上ランキングでしばらく一位を独走し続けた。
 しかし、予定通り初音はCDを一枚出しただけで引退となった。
「もったいない」「もっと歌って」の声が上がったが、約束は約束だ。
 初音の周りはマスコミの取材でしばらくバタついていたが、次第に静かになっていった。
 こうして、瀕死状態にあった日本映画は、そして隆山の街はよみがえったのだった。

 『夕陽の歌』を聞きながら、がっくりとうなだれている男がいた。
 緒方英二だ。
「…お、俺の…負けだ…完敗だ…」
 この素晴らしい曲に、緒方は素直に負けを認めざるをえなかった。
「俺は…俺は…なんてバカなことを…」
 そして、あちこちに圧力をかけて映画の主題歌作りを妨害してきたことを深く後悔するのだった。
 が、後悔したところで…
「失礼します。警察の者ですが、緒方英二さんですね?」
「署までご同行願いたいのですが。あなたに脅迫と脱税の容疑で逮捕状が出ています」
 後の祭だった。

 END
208186:03/03/09 20:31 ID:6NTynjlz
PC修理のため、お待たせしました。
歌詞の部分は、近藤真彦の『夕焼けの歌』と、その中国語版『夕陽之歌』
(映画『アゲイン/男たちの挽歌III』主題歌)を参考にしました。
(ほとんど原型がないですが…)
ちなみに、『夕焼けの歌』の替え歌になってます。
209名無しさんだよもん:03/03/11 19:39 ID:2ecNv2qz
>>208
乙ッス〜♪
210名無しさんだよもん:03/03/12 23:43 ID:SUbq0PfO
「秋子さーん、お風呂空きましたよー」
 俺は脱衣所から、秋子さんがいる台所に向かって声をかける。
「はーい、わかりました」
 ここの家では、大体俺か秋子さんが最後に風呂に入ることになる。
 名雪は夜遅くに入ると溺れる可能性があるため。
 真琴は単に風呂好きなため早く入りたいようだ。
 俺としては、秋子さんよりも先に入るのは何となく気が引けるというか……まぁ遠慮するんだが
 ―私は最後でいいですよ―
 なーんて笑顔で言われると、強く言い返す気も起きないのである。
「……あ、やべ」
 ふと、気づいた。
 パジャマ代わりのシャツが無い。

 ……これでは凍えてしまうっ!?
「……ンなこたーない」
 ツッコんでみる。……アホか。
 虚しくなったのでとりあえずバスタオルを首にかけて脱衣所を出る。
 ……下のスウェットは忘れなくて良かったな、俺。

「きゃっ!」
「え」
 脱衣所から出たすぐそこに、いたのはやっぱり秋子さん。
 タイミング悪ぅー……
「あ、すいません。シャツ持ってくるの忘れちゃって」
「そ、そうですか」
 秋子さんは驚いて落としてしまったもの……その……なんだ……あれとかを拾う。
 ―見てない。俺は黒くて薄い布なんか見てないぞぉ。
「あの、驚かしてすいません」
 まぁ、そりゃ驚くよな。若い男が突然上半身裸で現われたら。
 たとえ甥でも。……裸の甥……なんかえろいな。じゃなくて。
「い、いえ。全然大丈夫です」
 秋子さん、顔赤いですよ。
211名無しさんだよもん:03/03/12 23:44 ID:SUbq0PfO
「それじゃ」
 そう言って俺は部屋に戻ろうとするが
「……結構、逞しいんですね」
「は、はい?」
 思わず立ち止まってしまった。
 いきなり何を言うんですか秋子さん?
「祐一さんって、もっと華奢な体つきかと思っていましたけど……」
 秋子さんはそんなことを言いながら俺に近づいてくる。
「あ、あの、秋子さん」
「あら、胸板も結構厚いのね……」
 こ、心なしか……秋子さんの言葉づかいが微妙に違っている気がしないでもないような。
「!」
 つ、つっつかないでくださいっ!!
「あの頃はあんなにかわいかったのに……」
 さ、さすらないでくださいっ!!
「いつの間にか大人になっていたんですね……」
 ちょっ!! 秋子さ……うわっ!!

※尻切れとんぼ※

参考文献
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1044054911/343-345
212名無しさんだよもん:03/03/12 23:45 ID:SUbq0PfO
このスレ、残っててちょっと嬉しかったり。
213名無しさんだよもん:03/03/13 09:16 ID:eygTRqs3
>>211
つ、続きはーー!?(;´Д`)
214名無しさんだよもん:03/03/14 15:48 ID:OKA1mgIx
保全
215名無しさんだよもん:03/03/16 11:54 ID:ItOc5FJe
まったりと保守します。
216保守代わり@駄文スマヌ:03/03/16 22:23 ID:5/eLpLYz
何処からか、歌声が響いてきた。

「この曲は……、『仰げば尊し』ですね」
「あおば…?」
「『仰げば尊し』。恐らく、卒業式で唄われているのでしょう。……、懐かしいですね」
「どーして?」
「私は来栖川エレクトロニクスの試作機として、浩之さんやあかりさんが御在学していた高校に編入する事になりました」
「たしか、結婚する前のパパとママって、小学校からずーっと一緒だったんだよね」
「はい。学校での試験中、お二人には本当に良くして頂きました。
 そして、後に結婚なされたお二人の御恩に報いるべく、今こうしてメイドとしてお仕えしているのです」
「ドジばっかりだけど」
「ううー、頑張ってはいるんですがー」
「あおば…じゃない、『あおげばとーとし』はどうなったんだっけ?」
「あ、そうでしたね。試験が終わる際に、お二人に唄って頂いたんです。『仰げば尊し』を。
 今でもこの曲を聴くと思い出すんです。夕焼けの綺麗な日でした」
「ふーん。想い出があるんだね」
「はい。本当に大切な想い出です」
「唄って貰ったとき、嬉しかった?それとも悲しかった?」
「もうお会いできないと云う寂しさと、こんな事までして頂いたという喜び、そして…」
「そして?」
「……いえ何でもありません」
「?」
「もうお昼ですね。恐らく、あかりさんがお昼ご飯を作ってお待ちです」
「うん。ママのご飯、美味しいから好き」
「では帰りましょうか」

この曲を聞く度に思い出すのです。
あの日の事を。寂しさと喜び。そして。
あの日、私は卒業しました。学校と、説明の出来ない感情から。
失恋、だったのでしょうか?

仰げば愛おしくて。
217名無しさんだよもん:03/03/16 23:19 ID:1pob2JRF
「…確かに、応援してくれるファンの人もいます。
プロデューサーの兄も良くしてくれますし、
冬弥君も優しいし…でも…何かが…何かが足りないんです。
…こんな気持ちを引きずったまま、芸能活動を続けるくらいなら…」 
 理奈の言葉を聞いて、男は激昂した。
「冗談じゃない!そんなのはあんたの贅沢ですよ。確かに、
タレントの幸せっていうのは、絵描きが絵を描いてて幸せだ、
医者が人の命を救って幸せだということとは訳が違います。
そりゃ、今のこの環境じゃ気楽でしょうよ。
だけどねえ、俺は田んぼや畑のど真ん中で、ゲリラライブをやったなんてミュージシャン、
いっぱい知ってますよ。客はそれこそ蛙や鳥や虫しかいない、
でも彼らはやったんですよ。
富士山頂にドラムセット持込んで、初日の出と同時にライブをやった
っていうミュージシャンにも出会いましたよ。彼は、ヨーロッパで
ライブ会場を満員にした男ですよ。
緒方さん、彼らのことをバカだと笑えますか?
自分のことアーティストだっていうなら、あんた、そんなことできますか?」
 …さて、あなたが理奈なら、どう答えますか?
218名無しさんだよもん:03/03/17 03:10 ID:zesQ+aFm

219魁七瀬塾:03/03/17 05:08 ID:E58DNVBl
(心の声)
くっくくく、みんなよってたかってふたなりだの
漢○瀬だの、種馬だのいってくれるわね!
大体、比較となる今の男がだらしなさすぎるから
私が乙女に見えないのよ!
そう!そうにきまってるわ!
これ以上にない乙女の私にかぎってふ…っふたなりだなんてっ!
ふーっふーーっ

…しばらくして

うーんどうしようー私の小乙女も極限まで高めている今
これ以上どうすれば…

…いっそのこと奴等の漢を鍛えれてみるか
うんっ!そうすれば、わたしの乙女が際立つかも
よーーしぐっとあいでぃあ♪

220魁七瀬塾:03/03/17 05:09 ID:E58DNVBl

……
数日後

オラアッ!折原ァーーー貴様それでも七瀬塾の塾生かぁーー
腕立て千回程度でへばるんじゃあねえー

押守!塾長殿、申し訳ございませんっっ!

まだまだ漢が足りんのう、もっと気合いれい!
ビシイイッ! ばしいっっ!

押守!ごっつあんです

(ふふふ、なんだかんだいっても見違えるほど漢らしくなってきたわい
…しかし何かへんじゃのう……)

221名無しさんだよもん:03/03/18 06:30 ID:spVQt1pX
>216
最後がグッときた。
こういうの好きかも。
222名無しさんだよもん:03/03/18 22:15 ID:Uz8Qbduy
>219,220

口調が塾長や鬼ひげ、松尾が混じっている気がするけど面白かったです。
誰が独眼鉄をやるか続きがあれば楽しみです。
223名無しさんだよもん:03/03/20 21:43 ID:OOwKJt5S
保守致します。
224名無しさんだよもん:03/03/21 21:23 ID:m84IcQsq
>>217
理奈「しょくぎょうせんたくのじゆう〜あはは〜〜ん♪」
225名無しさんだよもん:03/03/23 21:24 ID:ekg4cjTQ
保守でござる。
226名無しさんだよもん:03/03/24 01:28 ID:YfyebcHb
ふむ
227名無しさんだよもん:03/03/24 22:45 ID:WloLCK9e
アナ「現場に○○記者が行っております。○○さん!」
リポーター「はい、こちら隆山です。私は只今、つい先程発生しました、
正体不明の生物による殺人事件の現場に来ております。
…あっ、負傷者が運ばれてきました。女性です。
高校生くらいでしょうか。どうやら、死にかけているようですね。
一言、感想を聞いてみたいと思います。…今のご心境はいかがでしょうか?」
かおり「ぐえっ、じゅわあああ〜っ、ぐっ、あずさ、せんぷゎ〜い!!ぐっ!」
リポーター「死を目前にいたしまして、なかなかお言葉にはならない
ご様子のようです。それでは、最期の言葉を聞く前に、お知らせをごらん下さい」
228名無しさんだよもん:03/03/25 00:42 ID:riOZxR1X

229名無しさんだよもん:03/03/25 22:30 ID:cwAMhXcK
セリオ「あなたがマルチさんの仰っていた『犬さん』ですか?」
犬「わんわん」
セリオ「犬語の翻訳機能は実装されていません。が、外的特徴から同一個体と判断します」
犬「ワン」
セリオ「肯定、ですか。マルチさんから言付かっています。
    この、研究所の方から分けて頂いたクッキーをお渡しするように、と」
犬「ワンワンワン!」

犬、食事中

セリオ「美味しいですか?それはどのような感情なのですか?」
犬「わんわん」
セリオ「犬語は解りません。……。それにしても、栄養状態があまり宜しくないのではないかと判断します」
犬「ワゥーン」
セリオ「何か栄養のある食餌を取るべきです。サテライト・サービスに接続。単語『犬』『健康増進』and検索……。検索完了」
犬「ワオン?」
セリオ「犬さん、『補身湯』というのをご存じですか?」


マルチ「あれ?セリオさん、さっき犬さんが凄い勢いで走っていきましたが、なにか有ったんですか?」
セリオ「……ネコ」
マルチ「は?」
セリオ「猫舌だったのでしょうか、犬さんは」
230夕霧萌え萌え超作戦・1:03/03/26 01:13 ID:6kfa6OvE
 太陽が沈みゆく鏡間市依代町の海岸。
 人影少ない砂浜に、一人の少女がぽつんと座り込んでいた。

夕霧「…………」
由宇「どないしたんや夕ちゃん、こないな所で黄昏て」
夕霧「猪名川さん…」
由宇「ん? 何か困ったことあったらウチに言うてみ?」
夕霧「……猪名川さん、私、わたし…」
由宇「うん」
夕霧「どうしてこんなに萌えないんですか〜!?」
由宇(うっ…)
夕霧「わたしだって、好きでこんなおデコになった訳じゃないのに… みんな笑うんですよ〜!」
由宇「あ〜… えっと…」
夕霧「月代ちゃんはスパッツだし高子さんは非処女なのにモてるし岩切さんは人気あるし麗子先生は不思議キャラなのに… どうしてわたしだけ〜!」
由宇「お、落ち着き、夕ちゃん」
夕霧「うえ〜ん… 萌えキャラになりたいよう…」
由宇「せやなあ… …よしゃ!」
夕霧「?」
由宇「あんたを萌えキャラにする方法はウチが知っとる! ウチに任せとき!」
夕霧「ほ、本当ですかっ!?」
由宇「おう! 萌えを生活の糧にして生きてる同人作家や、萌えキャラ一人創り出すのに苦労はせえへん」
夕霧「い、猪名川さぁ〜ん…(涙)」
由宇「誰彼本編やったらキャラデザも設定も脚本もあんたにとって悪い方にしか働かへんかったからな。 その上で萌えキャラになる言うんやったら、あんた自身の外見とか性格とかも変えなあかんかも知らへん。 それでもええかな?」
夕霧「は、はい! 萌えられるようになるんだったら、何でもします!」
由宇「ええ心がけや! ウチについてき!」
231名無しさんだよもん
保守