スク水の名札はょぅι゛ょの証? 折原みさおスレ

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870名無しさんだよもん
「なぁみさお、欲しい物ないか?」
「……お兄ちゃん、誕生日3日前に本人にそんなこと聞く?」
「…すまん。実は、当初計画していたプレゼントがお陀仏になってしまったんだ」
「ちなみに、何?」
「それは…まぁ秘密だ。そんなわけでどうしようもなくなったので、直接欲しい物を言え」
「はぁ…分かりました。…え、えっと、お、おに「ちなみに、俺が欲しいとか言ってもやれんぞ」
「…そ、そうなの?…じゃあもう少し考えてみるから…ちょっと待ってて」
「言うつもりだったのか…」
871名無しさんだよもん:03/03/27 15:26 ID:a7pVNJPk
「…考えてみたんだけど…」
「…胸が大きくなる方法か…すまん兄ちゃんが悪かったから笑顔で人の頭潰さないでくれ」
「はぁ…そんなわけ……ないでしょ」
「…その間は?」
「…とにかく、考えてたのは…その、記念日…みたいなのがほしいなって」
「記念日?」
「うん。ほら、わたし達の誕生日って、由紀子さんとか瑞佳お姉ちゃんとか
 …みんなが祝ってくれるよね」
「ああ。こないだ俺の誕生日も祝ってもらったばかりだし…ありがたいことだな」
「うん、それはそうなんだけど…」
「何か不満なのか?」
「えっと、誕生日もそうなんだけど、わたしの退院日とか、
 みんなとわいわいやるのも祝ってもらうのも嬉しいんだけど、
 …お兄ちゃんと二人っきりになれる時間があまりないでしょ?」
「……ああ、そうだな」
「だから、みんなが邪魔とかそういうんじゃなくて…
 …ただ、一日ずっとお兄ちゃんと二人きりで過ごせる、特別な日があったらな…って。
 しかもそういう日が毎年決まった日にあったらさ…すごく幸せなんじゃないかなって」
「…それで記念日か?」
「うん。…変かな?」
「…よし、今日にしよう。3月27日が折原記念日だ」
「え?」
「思い立ったが吉日だな。都合よく二人の誕生日のちょうど中間だし。何か問題は?」
「あ、ありません」
「よし、ちょっと待ってろ」
「あ、うん」
872名無しさんだよもん:03/03/27 15:27 ID:a7pVNJPk
「ふー」
「おかえり、何してたの?」
「玄関の鍵を閉めて電話の線を抜いてきた。これで完璧に二人きりだ」
「そ、そこまでしなくても…」
「やるとなったら徹底的が俺のモットーだ。しかしあと半分しか残ってないな…みさお、何がしたい?」
「え、え?急にそんなこと言われても…ただ二人でいたいぐらいしか頭になかったし…」
「まぁ、記念日だからって特別に何かする必要もないか…」
「…あ、やりたいこと、あった」
「ほう、何だ?遠慮せずに言ってみろ」
「…お兄ちゃんに触れていたい、ずっと」
「触れて?」
「ほら、一緒に抱き合って寝たり、たまに手を繋いだりすると…わたし幸せだから…
 ずっと触れ合っていたら、きっと、たくさん幸せになれると思うんだ」
「…なら、とりあえず手でも繋ぐか…ほら」
「……なんか間抜けだね。二人で並んで座って、手なんか繋いで」
「…でも、幸せだろ?」
「うん、凄く。…これから、毎年この日はこんなに幸せな気分になれるんだね…へへ」
「そうだな……やっぱり誕生日のプレゼントは別に用意しないといけないな」
「急にどうしたの?わたし、これだけでも嬉しいよ?」
「俺が勝手に思っただけだ。期待してろ」
「…うん、そうする」

誕生日の話を書こうとしたら失敗してこうなりました。まぁいいや。