ドリイたんとグラァたんにハァハァするスレ&オボロスレ
「んっ、そのまま横になってて」
少しぼうっとした気持ちのままお互いに脱がしっこした後で、ドリィにそう言われて、
ぼくは、右腕を右耳の下に敷くようにして、ドリィの方に向いて体を少し起こして寝そべっていた。
ドリィも、ぼくのすぐ近くに寝そべってきた。左腕を左耳に敷くようにして、ぼくの方に向いて……。
すぐ目の前には、ちょっと悪戯っぽい笑みを浮かべたドリィの顔がある。
さっき口にした事と、これからする行為の事を考えると、ちょっとだけ恥ずかしくなってしまって、
ぼくは目を閉じた。瞬間――。
「――、ひゃぅっ!」
ぼくの、先端から、電流のような快感が体を駆け上がってきた。
目を開けると、ぼくの先端を、ドリィの先端が、ちょんちょんと突っついていた。
まるで、お互いの先端の、唇と唇が、激しい口付けを交わすように。
そこは、一番敏感なポイント。とっても敏感な、とっても淫靡な、唇だ。
「んっ。ん、んっ!」
最初は、まだ少し柔らかさの残る先端同士のぶつかりあいだったけど、
すぐにカチカチになって、まるで弓矢が刺さってくるような荒々しい快感がぼくをおそった。
「ドリィ、ちょっと痛いよ……」
「んっ……。でも、気持ち良かった?」
「うん……。すごく、気持ち良かった」
そうして今度は、袋と袋を密着させて、それを支点にお互いのシャフトをすりすりと縦横に滑らせてみる。
手なんかよりもっと敏感な部分で、ドリィ自身を、強く、強く感じる。
少し汗ばんだ包皮同士の、引っ掛かるような摩擦はぼくたちにざらついた波のような刺激を与えてくれ、
熱くなった雁首の根元の出っ張った部分で、お互いの窪みを引っ掻くように擦り合わせると、
ビクン、と体が震えるような快感が全身をびりびりと駆け巡った。
しばらくそんな風にして、ドリィ自身の感触と、自分に跳ね返ってくる快感を貪っていると、
ドリィは、右手で自分の尻尾を掴んで、先っぽのフサフサした毛を使って、さらにぼくを刺激してきた。
だからぼくも、空いている左手で自分の尻尾を掴むと、それでドリィのポイントをなぞり返す。
全体を、優しく撫でるように。そして敏感な部分に、ちくちくと突き刺すように。
「ん、んーっ!あっ!あっ!」
「あああっ、うっ、うぅっ!」
今まで経験の無いような、限界を超えた快感の果てに、ぼくたちは熱い迸りをお互いの体にかけあった。
「ふぅーっ、ふぅー」
「はあっ、はあーっ」
……とっても、気持ち良かった。
だけど、だからこそ、このままで終わりにするのは寂しかった。
「ちょっと、赤くなっちゃったね……」
言いながら、少し体をずらして、さっきまでの激しいぶつけ合いで赤くなったドリィ自身をやさしく口に含む。
「グラァ、ちょっと待って……」
「痛かった?」
「んっ、だいじょうぶ。そうじゃなくて、グラァにも、してあげたいから……」
「うん……」
そして体勢を変えると、ぼくたちはお互い自身を、レロレロと舌で慈しみ合う。
(いつか、若様のものも、こうして感じてみたいな……)
そんな事を考えながら、ぼくとドリィはいつ止めるともなく、まるで母猫が子猫の傷を舐めてやるように、
お互いの赤い痕を、お互いの舌で撫で合い続けていた……。