ドリイたんとグラァたんにハァハァするスレ&オボロスレ

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266251 とりあえず@
「んグァー。すーッ。んグァー。すーッ……」
障子戸の向こうから、若様の鼾声が聞こえてくる。
布団に足だけ入れて上体を起こしたまま、それをしばらく聞いていた。
さっきまで、ドリィを含めたぼく達3人で、兄者様から頂いたお酒を飲んでいたけど、
若様は、今日は疲れているからと言って、早々に床に就いてしまった。
本当はずっと、お酒の相手をしながら、色々とお世話をして差し上げたかったのだけれど。
ぼく達も、本来ならもう体を休めるべき時間だ。
だけど妙に気持ちが昂ぶってしまっていて、このままじゃ眠れそうにない。
それは、さっき飲んだお酒のせいも……、あるかもしれないけど……。
ふと、ドリィの方を見てみる。
ぼくと同じように、上体を起こして、なにか落ち着かない様子でいたようだったけど、
やっぱりぼくと同じように、こっちに顔を向けてきたから、見詰め合うと言うか、
顔色を覗い合うような形になってしまった。
ドリィの顔は、ちょっぴり赤い。きっとぼくの顔も、あんな感じでちょっと赤いんだと思う。
「んっ……。今日も、一緒に、する……?」
ドリィが聞いてきた。ぼくに甘えるように。そして、ぼくを甘えさせてくれるように。
そう。それはもちろん、ぼくの望みでもある。だけど……。
267251 とりあえずA:03/04/14 22:33 ID:uUl1j783
「うん。でも……、今日は、いつもとは違うふうに、してみたい……」
なぜだろう。ぼくはそんな事を口走っていた。
「どう、したいの……?」
「うん。ドリィの……」
そこから先は、いくらドリィにでも、口に出すのが恥ずかしかった。
「いいよ……。グラァがしたい事なら、ぼくだってきっと嫌じゃないから」
「……うん。あのね……。ドリィの……、ドリィ、自身を、ぼく自身で感じてみたいから……。
 それから、ぼくの……、ぼく、自身も……、ドリィ自身に感じてもらいたくて、だから、口や手じゃなくて、
 だから……」
やっぱり、さっきのお酒で少しおかしくなっちゃったのかな。
今まで心の片隅にボンヤリと抱いていた思いを、ぼくは、勢いにまかせて口にしてしまった。
「んっ……。いいよ。ぼくだって同じだから。ぼくもそんな風に、したかったから」
そう、ドリィも言ってくれた。嬉しい。やっぱりドリィなら分かってくれるんだ。
それとも、ドリィも、さっきのお酒でおかしくなっちゃったんだろうか。