279 :
交配実験:
「……あー、それでは本日のプログラムを」
「はい」
博士の声に、助手がそそくさと冊子を読み上げる。
「第23回、交配実験。被験者は七瀬留美と七瀬彰……って、苗字同じなんですけど」
「従兄妹らしいね。それで?」
何事もなかったかのように肩を竦める博士に、助手は一瞬沈黙した。
「……え、と。まぁ従兄妹でしたら……では七瀬留美を交尾台に」
「待ちたまえ」
実験を開始しようとする助手を、博士が呼びとめる。
博士は出来の悪い生徒に言い聞かせるように、溜息混じりに言った。
「そう言えば、君はここに移動してきてから日が浅かったね。
いいかい。ここでは七瀬留美は常に漢馬だ。わかるね?」
「え……で、でも女性名じゃないんですか?」
困惑した表情の助手に、博士は腕組をする。
「……そうだな。百聞は一見にしかずだ。まぁ見てみたまえ」
博士は軽くそう呟くと、モニターの前で2,3操作を行った。
すると、鈍い機械音と共に、二人の前にベルトで吊るされた漢馬が降りてくる。
「………これが七瀬留美だよ」
博士の声に、助手は思わずごくりと唾を飲み込んだ。
七瀬留美はかなりの美少女のようだった。
よう、と言うのは他でもない、彼女の目は黒いアイベルトに覆われ、口にもリングギャグが嵌められているのだ。
その為、はっきりと顔を見る事はできないが、それでも輪郭や顎の形は整っていると言えた。
うな垂れた彼女の頭から、ツインテールがだらりと床に垂れ下がっているのが、何とも痛々しい。
280 :
交配実験:03/02/12 00:33 ID:gSCVxgNR
ベルトは彼女の裸体をぐるりと取り囲んでいたが、要所要所を剥き出しにしていた。
ベルトの隙間から絞られるようにして剥き出しにされた乳房は、驚くほど大きい。
だが、何より助手を驚かせたのは、七瀬の股間だった。
どうみても可愛らしい少女に見える七瀬のそこには、巨大な肉の棒が聳えていたのだから。
赤黒くピクピクと動くグロテスクなそれは、どう見ても彼女にはそぐわない代物だ。
「は、博士……これは?」
「面白いだろう、助手君。彼女はいわゆるふたなりという奴でね。男性器と女性器の両方を持っている。
……だが、私が興味があるのは、男性器だけなのだよ」
博士は笑みを浮かべながら、部屋の中央に宙吊りにされている七瀬に歩み寄った。
「来て見てみたまえ」
博士に誘われるまま、助手はふらふらと七瀬の傍に寄る。
間近で見れば、その巨大さがさらによくわかった。
幾筋も血管が浮きあがり、鈴口からは透明な液がぽたぽたと滴り落ちている。
博士は無造作に手を伸ばすと、七瀬のペニスを鷲掴みにした。
「……っ!!」
今までぐったりしていた七瀬が、ビクンと背を仰け反らせる。
「はは、どうだい、敏感だろう? まぁ、彼女にはここ1週間ほど種付けをさせてないんだ。
性欲促進剤と感覚増幅剤はそのまま、通常量を与え続けて、ね」
愉しげな博士とは裏腹に、助手は思わず身震いした。
どちらも人間の性欲を極端に増幅させる薬だ。
通常量の10倍に薄めた溶液でも、幼稚園児に自分から腰を振らせる事が可能だ。
それを原液のまま投与され、種付けを禁じられた状態で1週間も置かれれば……
「まぁ、確実性だな。だいたい1週間から、長ければ2週間は間を置く」
281 :
交配実験:03/02/12 00:33 ID:gSCVxgNR
扱いているわけではない。
ただ掴まれているだけで、七瀬のペニスの先端から、だらだらと先走りが溢れていた。
「ぉふぅ―――っ! ふひぃ!!」
掴まれたままでいる事に焦燥感が増し、七瀬は自分から腰を振り始める。
だが、それを見越した博士は、ひょいと自分から手を離してしまった。
そのせいで、七瀬のペニスは何も無い空中をぷらぷらと揺れる。
「どうだね、助手君。これで抉られたら、さぞかし凄いと思わないかい?」
「あ……はぁ……」
ぷらぷらと揺れる七瀬のペニスを眺め、思わず助手はごくりと唾を飲んだ。
「で、その彼女の相手役というのは……」
「ああ、そうそう……七瀬彰君だね」
博士がスイッチを押すと、せり上がった壁の奥から、ごろごろと交尾台に乗せられた七瀬彰が運ばれてくる。
白いお尻から運ばれてきたせいで、そこにばかり目が行っていたが、助手はふと彰の身体を眺めて、驚きの声をあげた。
「お、男ですか……」
「ふたなりだよ、勿論ね」
博士は当然、といった顔でにやりと笑う。
「七瀬留美は、女性の身体に男性器だ……七瀬彰は、男性の身体に女性器があるわけですか……」
「君もわかってきたようだね」
博士は上機嫌で頷くと、交尾台に乗っている七瀬彰を七瀬留美の前まで持って来た。
交尾台は、ちょうど跳び箱の骨組だけのような形をしている。
台の上に人を乗せ、両手足をベルトで固定するのだ。
すると、ちょうどお尻とあそこが剥き出しのままで、身動きとれなくなる。
だが、今回の七瀬彰の場合は、ちょっと勝手が違っていた。
本来無い筈のペニスが、台とお腹の間に挟まれ、窮屈そうに硬くなっていたのだ。
282 :
交配実験:03/02/12 00:33 ID:gSCVxgNR
被験者を乗せる部分には布が張ってあるが、お世辞にも滑らかな生地ではない。
いや、むしろ跳び箱に張られているような、ごわごわとした布なのだ。
……いや、だからこそ、秘部が擦られて、余計に刺激を受ける仕組みになっているようなのだが。
「さて、実験を開始しよう」
「は、はい」
博士の声に、助手は慌てて背筋を伸ばした。
「君は七瀬留美君の方を頼むよ」
博士に言われるまま、助手は七瀬が吊られているロープを手繰る。
「もう少し上に……ペニスがここに入るようにな……あぁ、そのぐらいだ」
博士は白い手術用の手袋に包んだ指で、七瀬彰のその部分を押し広げた。
「んぅーー!」
少女と言うには低めの声が、彰の口から漏れる。
助手も七瀬の身体を支えながら、恐る恐る脈打つペニスを握り締めた。
「んひぃっ!!」
「わっ!」
思わぬ過敏な反応に、助手は驚いてペニスから手を離してしまう。
だが、結果的にそれが効をそうし、思わぬ大爆発を阻止してくれた。
七瀬のペニスの先から、透明な液がぴゅうっと吹き出る。
「気を付けてくれよ。これで失敗したら、また1週間待たなければならないからね」
「は、はい」
助手はもう一度、今度はもっとそっと掴むと、七瀬を彰の上に跨らせるような位置に動かした。
だがそれでも、七瀬のペニスは助手の手の中で激しく痙攣する。
その先端を彰の膣口にあてがうと、助手と博士は手を離した。
283 :
交配実験:03/02/12 00:34 ID:gSCVxgNR
「よし、では………実験開始!」
「はいっ」
助手は大きく頷くと、七瀬の後ろに回って、思いきりお尻を押し出した。
「んひいいぃぃぃっ!!」
「んおおぉぉぉぉおおっ!!」
七瀬と彰、両方の口から悲鳴にも似た声があがる。
お尻を押す助手からは、七瀬の馬ほどもあるペニスが、じりじりと彰の中に飲み込まれていくのが見えた。
助手が触っているお尻が、ビクビクと痙攣が伝わってくる。
一方の彰の方も、明らかに歓喜の声をあげながら、七瀬のペニスを飲み込んでいた。
僅かばかりの余裕がある腰が浮きあがり、腫れ上がったペニスを交尾台の布に擦りつけている。
「んあああぁぁぁぁ……」
七瀬のあそこはぱっくりと開き、ペニスの脈動に合わせて、ひくひくと戦慄いていた。
溢れ出る愛液がペニスにまで伝い、綺麗な襞はピンク色に充血している。
その僅かばかり開いた奥を、複雑な膜が閉ざしているのを見て、助手は目を丸くした。
さっきの言通り、博士は七瀬の膣には何の興味も持っていないらしい。
「助手君、離して構わんぞ」
博士の声に、助手ははっと手を離した。
そのとたん、七瀬は勢い良く腰を振り始める。
「おおおぉぉっ、んひいううぅぅうっ!!」
「うあああぁぁっ!!」
じゅぷじゅぷ、と二人の結合部から愛液が泡立ちながら滴り、その激しさを物語っていた。
「助手君、ふたりのギャグと目隠しを取ってやりなさい」
「あ、はい」
博士に言われ、助手は素早く二人から目隠しと口輪を外す。
284 :
交配実験:03/02/12 00:34 ID:gSCVxgNR
そのとたん、どちらからも歓喜の喘ぎ声が溢れる。
「はひいぃっ、いいっ、あうっ、くひぃっ!!」
二人の交尾を満足げに眺めながら、タバコを吸い始める博士を尻目に、助手は七瀬の後ろ側に回った。
七瀬の白いお尻は、激しい腰の動きに合わせてぷるぷると揺れている。
やおらそのお尻を掴むと、助手は愛液を垂れ流しているその部分に舌を這わせた。
「ひううぅっ!! そんな、後ろから……ひゃううっ!!」
「おやおや」
面白そうな博士の声を聞きながら、助手は彰を犯す七瀬の秘部を舐めまわした。
処女膜を押し出すように舌を入れると、七瀬の膣がきゅうっと締まる。
「ひんっ、そこ、そこ気持ちいいのおぉぉっ!!」
七瀬は彰の上に圧し掛かるようにして腰を振りたくりながら、歓喜の声をあげた。
七瀬の太く巨大なものに貫かれながら、彰の方も目の眩むような快楽に体を痙攣させていた。
七瀬の剛直が自分を貫く度に、ペニスが腹とごわごわした布地の間で押し潰され、擦りあげられる。
熱い灼熱の塊が、胎内の一番奥を押し広げ、内臓を突き上げた。
「ふああぁぁっ、いくぅうううぅぅっ!!」
凄まじい快楽に焦点の合ってない目で涎を垂らしながら、七瀬が絶叫する。
今まで以上に腰の動きが早まり、胎内を抉りまわされた彰が背中を仰け反らせた。
彰の胎内に思いきり打ち込んだ瞬間、七瀬のペニスが弾けた。
一瞬大きく膨らんだかと思うと、1週間分の精液が彰の子宮に叩きつけられる。
「あひいいいいぃぃぃっ!!」
灼熱の塊に子宮を直撃され、彰の身体がガクガクと痙攣した。
同時に、彰のペニスから夥しい量の白濁液が、交尾台の上に吐き出される。
「はううううぅぅっ、出ちゃう、いっぱいいっぱい出ちゃううううぅぅっ!!」
何度も何度も射精しながら、七瀬は腰を振るのをやめようとしない。
285 :
交配実験:03/02/12 00:35 ID:gSCVxgNR
ようやく七瀬のお尻から顔を上げた助手は、大きく息を吐きながら、博士の元にふらふらと歩み寄った。
「はぁ、はぁ……す、すいません、お見苦しい所を」
「いや、なかなか興味深かった。……随分濡れたようだね」
笑いを含んだ博士の声に、助手は慌ててミニスカートを上から押さえた。
もっとも、太ももを伝っている愛液の染みは、そんな事をしても消えるわけではなかったが。
「す、すいません」
「構わんよ……女なら、七瀬留美のペニスを見て、平然としてられはしないだろうからね」
「……博士もですか?」
助手の問いに、博士はにやりと笑う。
「まぁ……私もプライベートでは、七瀬留美にはだいぶお世話になっているからな。
彼女が気にいったのなら、今度してみるといい」
「……はぁ」
全てを見透かされたような気がして、思わず助手は目を逸らした。
その先に、今だ激しく交尾を続ける七瀬と彰を見て、思わず溜息を漏らす。
「ああ、あの二人はしばらくあのままで構わない。
だいたい平均して3日は、ああやって交尾を続けるからね」
「3日もですか……」
思わずうめく助手に、博士はタバコの火を灰皿で押し潰した。
「そう。そして、目出度く七瀬彰は妊娠する、と。……どんな子供が生まれるか楽しみだよ」